JP2003269778A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

Info

Publication number
JP2003269778A
JP2003269778A JP2002072120A JP2002072120A JP2003269778A JP 2003269778 A JP2003269778 A JP 2003269778A JP 2002072120 A JP2002072120 A JP 2002072120A JP 2002072120 A JP2002072120 A JP 2002072120A JP 2003269778 A JP2003269778 A JP 2003269778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
air
louver
detected
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002072120A
Other languages
English (en)
Inventor
Chinami Ohara
千浪 大原
Megumi Matsui
恵 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2002072120A priority Critical patent/JP2003269778A/ja
Publication of JP2003269778A publication Critical patent/JP2003269778A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置より吹出す風向や、風量を空調装置
またはリモコンなどの操作部を使わずに、簡単且つ自在
に変更する空調装置を提供することにより、快適な環境
を得ることを目的とする。 【解決手段】 送風機を内蔵し、空気を吸込む吸込口と
熱交換機とを備えた循環風路と、空気を吹出す吹出口と
吹出し方向を移動するルーバーと物体を検知する検知手
段とを備えた空調装置において、物体が空調装置に近接
することを検知手段により検知させ、空調装置から吹出
す風向または風量を変更することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の天井等に設
置されて、換気、暖房、乾燥等の空調を行う空調装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空調装置は、室内の空気を吸込む
吸込口と、吸込んだ空気を室内に吹出す循環送風機と、
室内の空気を吸込口から前記循環送風機を通り吹出口に
至る循環風路と、循環風路を通る空気と熱交換する熱交
換器と、吹出口に配設し空気の吹出す方向を変えるルー
バーと、これらを収納するケーシングとを備えており、
空気の吹出す方向を変える手段としては、熱交換器本体
の吹出口に配置されたルーバーを手動で所望する角度に
移動させる、または、リモコンを操作し自動で所望する
角度に移動させる方法が取られる。通常ルーバーを可動
させるためのリモコンは、洗面所等の水気の少ない場所
に設定されている。
【0003】しかしながら、浴室で入浴中に暖房を行っ
て温風が直接体に当たって肌寒いと感じた場合、従来の
手動でルーバーを動かして空気の吹出す方向を変える方
法は、ルーバーの取付けられている位置が高所であるた
め、踏み台や浴槽の縁に乗り変更しなければならず面倒
で煩わしい。また、危険性が伴う。また、リモコンの操
作によりルーバーを動作させるルーバー用モータを可動
させて空気の吹出す方向を変える方法は、わざわざ洗面
所に移動してリモコンを操作しルーバーの角度を変更し
なければならないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記本題を解決するため
に本発明においては、室内の空気を吸込む吸込口と、前
記吸込んだ空気を室内に吹出す吹出口と、前記吸込口か
ら吹出口に至る循環風路と、前記循環風路内に配設され
た送風機と、前記送風機により送風された空気を熱交換
する熱交換器と、前記吹出口に配設された吹出方向を自
動調整するルーバーと、これらを収納するケーシングと
を備えた空調装置において、 前記空調装置の室内側面
に近接する物体を検知して、前記ルーバーから吹出され
る空気の風量や風向を変更調整させるための検知手段を
備えた。このように構成することにより、空調装置また
は操作部に触れずに、吹出し方向を簡単に且つ自在に変
更することができる。
【0005】本発明において、ルーバーは複数段階の角
度に移動および停止可能とされている。これにより、検
知手段により物体が検知される毎に、角度を一段階づつ
移動させることで、段階的に移動変更することができ
る。
【0006】また、本発明において、ルーバーは風向角
度を自由に変動可能とされている。これにより、検知手
段により物体が検知されている間は移動を続け、検知さ
れなくなった時点で移動を停止させることで、一度に大
幅に風向角度を変更することができる。
【0007】本発明において、送風機は複数段階の回転
数に設定させて固定可能とされている。これにより、検
知手段により物体が検知される毎に、送風機用モータの
回転数を一段階づつ高低させて調整することができ、送
風機に手をかざすだけで風量の調整ができる。
【0008】また、本発明において、検知手段は任意の
検知範囲に設定可能とされている。これにより、例えば
家族の身長に合わせて検知範囲の変更ができる。
【0009】また、本発明において、空調装置を浴室に
配設させると共に、該空調装置の操作部を該浴室の隣室
に設置させ、該操作部に前記検知手段と前記ルーバーと
前記送風機の駆動スイッチを配設させている。これによ
り、前記検知手段を動作したくない場合に止めることが
でき、浴室の外で空調装置の入切や風向、風量の調整が
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態を示す内
部構成図である。
【0011】図1に示すように、浴室の天井13の裏に
本発明の空調装置1が配設されている。空調装置1は、
ケーシング9、吸込口2、吹出口3、循環風路4、送風
機5、熱交換器6、ルーバー7とから構成されている。
ケーシング9内には、浴室の空気を吸込む吸込口2が浴
室側面に配置され、吸込んだ空気が通る循環風路4と、
配管14内に温水(例えば80℃)が通ることにより温水
の熱を空気側へ熱交換する熱交換器6と、熱交換器6で
暖められた空気を浴室A内に送るための送風機5と、浴
室A内に温風を吹出すための吹出口3と、ステッピング
モーター10により予め決められた複数の角度に吹出す
方向を移動させるためのルーバー7とが配設されてい
る。また、空調装置1には、近接する物体を検知する検
知手段としての光電センサー8が、浴室A側面の洗い場
側、吹出口付近の位置に配置されている。
【0012】ルーバー7の移動角度は3段階で、浴槽
側、浴室中央、洗い場側の方向に予め設定されている。
【0013】空調装置1の吹出口3より吹出される風量
は、強、中、弱の3段階に予め設定されている。
【0014】尚、熱交換器6として、温水が配管14を
通り熱交換するものを説明したが、暖房の熱源としては
これに限らず、電気ヒータ(例えばPTCヒータ)でも
よい。
【0015】尚、検知手段8として光電センサーを使用
しているが、これに限定されず、近接する物体を検知で
きるものであればよい。
【0016】光電センサー8は、隣室側Bの壁に設置さ
れた操作部であるリモコン11に配設した検知スイッチ
12をONにした場合に動作し、空調装置1に向けて手
(物体)を近づけると、手によって光電センサー8の投
光が遮蔽されることで物体を検知し、ルーバー7を可動
させるステッピングモーター10へ信号が送られ、ルー
バー7が1段階移動し角度を変更する。光電センサー8
は、手(物体)による遮蔽を検知する毎にルーバー7は
1段階ずつ動くように設定されているため、更に角度を
変更したい場合は、再度手を空調装置1に向けて近づけ
ることにより可能となる。また、光電センサー8は周期
的に投光を行っており、次の投光で遮蔽反応がなけれ
ば、1段階移動した角度に固定されて、その角度方向へ
吹出口から暖かい空気が吹き出されることになる。手
(物体)をにより光電センサー8の投光の遮蔽状態が続
けて検知された場合、1段階づつ連続してルーバー7が
移動を続け、空調装置1から手を離し光電センサー8の
遮蔽が検知されなくなった時点でルーバー7の移動は停
止する。
【0017】光電センサー8の検知範囲は、家族の一番
身長が高い人の頭部を検知せずに、身長が低い人が手を
伸ばして光電センサー8が検知する任意の範囲Cに設定
可能としている。検知範囲Cとしたことで、身長の高い
人の頭部を検知して誤作動することがなく、確実な設定
が可能となる。このように家族の身長差があったとして
も適用可能であり、自由に検知範囲を設定することがで
きる。
【0018】図5はルーバー7の風向を変更する時のフ
ローチャートである。まず、ステップS1で連続かステ
ップ変更モードのどちらのモードであるか判断する。次
に、ステップモードの場合は、対象物を検知しているか
否かを判断する(ステップS2)。対象物を検知した場
合は、ルーバーを1ステップだけ動作させる(ステップ
3)ステップS2で対象物を検知していない場合は、こ
のフローを終了する。また、ステップS1で連続モード
と判断した場合は、対象物を検知しているか否かを判断
する(ステップS4)。もし、対象物が検知している場
合は、ルーバーを動作させる(ステップS5)。ステッ
プ5で対象物を検知していない場合は、ルーバーを停止
させる(ステップS6)。
【0019】第2実施形態として、図示はしないが、第
1実施形態と同様の空調装置1で、ルーバー7が連続的
又は断続的に角度を変更しながら移動するように設定し
た空調装置1について説明する。第1実施形態の原理と
同様に、光電センサー8は、隣室側Bの壁に設置された
操作部であるリモコン11に配設した検知スイッチ12
をONにした場合に動作する。空調装置1が動作してい
る場合は、所望の角度に風向が向いた時点で、空調装置
1に向けて手(物体)を近づけることにより、光電セン
サー8の投光が手(物体)によって遮蔽されることで検
知されると、ステッピングモーター10へ検知された信
号が送られ、ルーバー7は停止する。更に角度を変更さ
せたい場合は、再度空調装置1に向けて手(物体)を近
づけることにより、光電センサー8の検知によりステッ
ピングモーター10は再動作し始める。手(物体)を再
度空調装置1に連続して近づけておくことで、光電セン
サー8の投光の遮蔽状態が続けて検知されている間、連
続してルーバー7は移動を続け、空調装置1から手を離
し光電センサー8で遮蔽を検知されなくなった時点でル
ーバー7の移動は停止し、この停止位置の角度方向へ吹
出口から暖かい空気が吹き出されることになる。
【0020】第3実施形態として、第1実施形態と同様
にして、ルーバー7からの風量の変更について説明す
る。送風機5は、強・中・弱の3段階に設定されてお
り、強の場合は回転数を一番高くしている。第1実施形
態と同様に、空調装置1に向けて手(物体)を近づける
ことにより、光電センサー8の投光が手(物体)によっ
て遮蔽されることが検知されると、送風機用モータへ検
知された信号が送られ、送風機5は強・中・弱と変化し
ていくことになる。
【0021】図6はルーバー7の風量を変更する時のフ
ローチャートである。まず、ステップS7で連続モード
かステップ変更モードのどちらのモードであるか判断す
る。次に、ステップモードの場合は、対象物を検知して
いるか否かを判断する(ステップS8)。もし、対象物を
検知している場合は、風量を1ステップだけ変更する
(ステップS9)。ステップS8で対象物を検知してい
ない場合はこのフローを終了する。また、ステップS7
で連続モードと判断した場合は、対象物を検知している
か否かを判断する(ステップ10)。もし、対象物が検
知している場合は、風量を変更させる(ステップS1
1)。ステップ10で対象物を検知していない場合は、
風量変更を停止させる(ステップS12)。
【0022】
【発明の効果】ルーバーの風向・ファンの風量を浴室に
居ながらにして、空調装置または操作部を使用すること
なく、簡単且つ自在に変更することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係わる空調装置の設置
例を示す図である。
【図3】 本発明の操作部を示す図である。
【図4】 一実施形態に関する使用例図である。
【図5】 一実施形態に関するフローチャートである。
【図6】 一実施形態に関するフローチャートである。
【符号の説明】
1、空調装置 2、吸込口 3、吹出口 4、循環風路 5、送風機 6、熱交換機 7、ルーバー 8、検知手段 9、ケーシング 10、モータ 11、リモコン 12、検知スイッチ 13、天井 14、配管 A、浴室 B、隣室

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空気を吸込む吸込口と、前記吸込
    んだ空気を室内に吹出す吹出口と、前記吸込口から吹出
    口に至る循環風路と、前記循環風路内に配設された送風
    機と、前記送風機により送風された空気を熱交換する熱
    交換器と、前記吹出口に配設された吹出方向を自動調整
    するルーバーと、これらを収納するケーシングとを備え
    た空調装置において、前記空調装置の室内側面に近接す
    る物体を検知して、前記ルーバーから吹出される空気の
    風量や風向を変更調整させるための検知手段を備えたこ
    とを特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】 前記ルーバーは複数段階の角度に移動お
    よび停止可能とされており、前記検知手段により物体が
    検知される毎に、前記角度を一段階づつ移動させること
    を特徴とする請求項1に記載の空調装置。
  3. 【請求項3】 前記ルーバーは風向角度を自由に変動可
    能とされており、前記検知手段により物体が検知されて
    いる間は移動を続け、検知されなくなった時点で移動を
    停止させることを特徴とする請求項1に記載の空調装
    置。
  4. 【請求項4】 前記送風機は複数段階の回転数に固定可
    能とされており、前記検知手段により物体が検知される
    毎に、前記回転数を一段階づつ高低させて調整すること
    を特徴とする請求項1に記載の空調装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段は任意の検知範囲に設定可
    能としたことを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載
    の空調装置。
  6. 【請求項6】 前記空調装置を浴室に配設させると共
    に、該空調装置の操作部を該浴室の隣室に設置させ、該
    操作部に前記検知手段と前記ルーバーと前記送風機の駆
    動スイッチを配設させたことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の空調装置。
JP2002072120A 2002-03-15 2002-03-15 空調装置 Pending JP2003269778A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002072120A JP2003269778A (ja) 2002-03-15 2002-03-15 空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002072120A JP2003269778A (ja) 2002-03-15 2002-03-15 空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003269778A true JP2003269778A (ja) 2003-09-25

Family

ID=29202196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002072120A Pending JP2003269778A (ja) 2002-03-15 2002-03-15 空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003269778A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012096723A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Denso Corp 車両用空調装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012096723A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Denso Corp 車両用空調装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5250011B2 (ja) 空気調和機
WO2019146121A1 (ja) 空調システムおよび換気装置
JP2017116120A (ja) 制御装置、及びそれを備えた空気調和システム、並びに制御方法
JP3432022B2 (ja) 空気調和機
JP2018175113A (ja) 空気清浄装置
JP7477904B2 (ja) 空調システム
JP4835319B2 (ja) 送風装置
JP2013181671A (ja) 空気調和機
JP2010078254A (ja) 空気調和装置
JP2003269778A (ja) 空調装置
JP2011043250A (ja) 多室換気機能付き浴室暖房機
JPH09280604A (ja) 空気調和装置
JP2013057473A (ja) 浴室暖房乾燥機
JP5304367B2 (ja) 送風装置
JP4706378B2 (ja) 浴室空調装置
JP2007155227A (ja) 浴室空気遮断システムおよび浴室空気遮断装置
JP2007232297A (ja) 浴室暖房装置
JPH0462349A (ja) 空気調和装置
JP5460908B2 (ja) 空気調和機
JP2004045016A (ja) 換気機能付浴室暖房装置
JP2019195316A (ja) ペット用トイレ空間を備えた建物
JPH0849906A (ja) 空調装置
KR102387845B1 (ko) 욕실 습기 제거 장치
KR100590294B1 (ko) 영화관 건물의 공조시스템
JPH10339485A (ja) ダクト用換気扇