JPH10339485A - ダクト用換気扇 - Google Patents

ダクト用換気扇

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JPH10339485A
JPH10339485A JP15926597A JP15926597A JPH10339485A JP H10339485 A JPH10339485 A JP H10339485A JP 15926597 A JP15926597 A JP 15926597A JP 15926597 A JP15926597 A JP 15926597A JP H10339485 A JPH10339485 A JP H10339485A
Authority
JP
Japan
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humidity
room
ventilation fan
rooms
ventilation
Prior art date
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Pending
Application number
JP15926597A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Noguchi
浩嗣 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP15926597A priority Critical patent/JPH10339485A/ja
Publication of JPH10339485A publication Critical patent/JPH10339485A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室や洗面所等の湿度の高い2部屋の換気を
1台で行うダクト用換気扇を提供する。 【解決手段】 部屋A,Bの各吸気グリル2,2’に設
けられた湿度センサ1,1’から得られる検出量をもと
に各部屋A,Bの湿度量を換気ユニット本体3の内部に
設けられたCPUにより湿度量を判断し、電動回転式シ
ャッターブレード6を駆動するステッピングモータ8に
駆動信号を供給し、シャッターブレード6が回転するこ
とにより1方の部屋の風量調節を行うことにより各部屋
A,Bの湿度量に応じた湿気の排出を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2室で使用される
ことを前提とし、浴室や洗面所等の湿度の高い部屋の換
気を1台で行う換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の部屋で使用されることを前提と
し、浴室や便所、洗面所等の部屋の換気を1台で行う換
気装置として、従来技術は特公平3−7855号公報に
示すものがあった。これは2部屋の換気をストッパによ
りシャッターの開き角度を変えることにより各部屋の換
気量を調節できるものである。しかし、シャッターの開
き角度の設定を天井を開けて手動で設定しなければなら
ないこと。また、部屋の換気のみを重視しているため
に、発生する湿度に応じた部屋の換気量は調節できない
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、各部
屋の吸気口グリルに設けられた湿度センサにより湿度量
を検知し、各部屋の湿度量に応じた換気ができて、季節
や湿度に応じた手動再設定が必要でない、浴室や洗面所
等の湿度の高い2部屋の換気を1台で行うダクト用換気
扇を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るダクト用換気扇は、モータ
の回転軸に固着した送風ファンと、この送風ファンを包
囲したケーシングと、このケーシングを囲った外枠と、
この外枠に設けた2つの部屋に連通した2つの吸気口と
単一の吐出口とを有し、各部屋の湿度センサの出力によ
りそれぞれの部屋の吸込風量を調節制御するように構成
される。
【0005】こうして、送風ファン1台の共用によっ
て、各部屋に設けられた湿度センサにより湿度量を検知
し、各部屋の湿度量に応じた換気ができ、簡単な装置構
成により所望の湿度制御を可能とする。
【0006】本発明の請求項2に係るダクト用換気扇
は、モータの回転軸に固着した送風ファンと、この送風
ファンを包囲したケーシングと、このケーシングを囲っ
た外枠と、この外枠に設けた2つの部屋に連通した2つ
の吸気口と単一の吐出口と、各吸気口の吸気グリルに設
けられた湿度センサと、制御信号により開閉制御される
前記吸気口の一方に設けた電動回転式シャッターブレー
ドとを有し、各部屋の湿度センサの出力により前記電動
回転式シャッターブレードの開き角度を制御することに
より吸込風量を調節制御するように構成される。
【0007】本発明の請求項3に係るダクト用換気扇
は、モータの回転軸に固着した送風ファンと、この送風
ファンを包囲したケーシングと、このケーシングを囲っ
た外枠と、この外枠に設けた2つの部屋に連通した2つ
の吸気口と単一の吐出口と、各吸気口の吸気グリルに設
けられた湿度センサと、制御信号により開閉制御される
前記吸気口の一方に設けた電動回転式シャッターブレー
ドとを有し、各部屋の湿度センサの出力により前記電動
回転式シャッターブレードの開き角度を制御することに
より吸込風量を調節制御するようにし、かつ換気扇本体
の入/切は照明スイッチ等の室内スイッチにより遠隔制
御を可能にするように構成される。
【0008】こうして、本発明のダクト用換気扇は、各
部屋の吸気口グリルに設けられた湿度センサにより湿度
量を検知し、各部屋の湿度量に応じた換気ができ、換気
量もまた、湿度の有無を感知して作動するようにCPU
を介して自動的にマイコンで制御されているため、湿度
の低い時には自動的にモータが停止して換気扇が停止す
るようになっており、所定値以上の湿度がどちらかの部
屋で生じれば再びモータが回転して換気を開始すること
となる。そして換気扇本体の操作も室内スイッチで簡便
に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づき説
明する。図1は本発明のダクト用換気扇を示し、図2は
その部分拡大図を示す。図において、1は湿度センサ、
2は吸気グリル、3は換気ユニット本体、4はダクト
部、4aはダクト継部、5は天井、6はシャッターブレ
ード、7は送風ファン駆動用のモータ、8はステッピン
グモータである。
【0010】部屋A、Bに設けられた各吸気口の吸気グ
リル2,2’へ室内で発生した湿気が流れ込む。吸気グ
リル2,2’内に設けられた湿度センサ1,1’が各部
屋に応じた湿度量を感知し、ダクト継手4aに埋め込ま
れたハーネスを通り換気ユニット本体3内部のプリント
基板9に取り付けられたCPU(図示せず)へ信号が送
り込まれる。送り込まれた信号はCPUで、後述するフ
ローチャートに従って処理される。
【0011】CPUで算出された信号は、図2のハーネ
スを通り、ステッピングモータ8へ電気信号が送り込ま
れる。ステッピングモータ8は、送り込まれた電気信号
により回転し、連動しているシャッターブレード6が回
転することによりA部屋の吸気量を制御することができ
る。シャッターブレード6は開度が0°〜90°まで回
転し、θの値は45°の開度であり、開度90°ではA
部屋からの吸気を遮断する場合を示す。
【0012】排出される風量はA部屋の吸気量とB部屋
の吸気量の和であるため、A部屋の吸気量が決まればB
部屋の吸気量も自ずと決まってくる。この流れにより部
屋A,Bは湿度に応じた吸込み風量が得られることとな
る。
【0013】図3は送風ファンと電動回転式シャッター
ブレードの動作の流れのブロック図である。図3におい
て、検知ブロック11では各部屋A,Bの湿度センサ
1,1’で得られた湿度量を信号電圧発生回路10,1
0’で電気信号へ変換し、それぞれ電気信号(A),
(B)となり、風量制御ブロック15へ送出される。
【0014】風量制御ブロック15では、電気信号
(A),(B)はアナログ信号であるので、A/Dコン
バータ12でディジタル信号にそれぞれ変換されてCP
U13へと送り込まれる。CPU13にはメモリ14か
ら湿度の設定値が供給されて所定の演算を行う。CPU
13で演算され送出される信号は2種類あり、1つはモ
ータ駆動回路16を介してステッピングモータ18を回
転する位相信号となり、電動回転式シャッターブレード
を回転させA部屋の風量調節19を行うこととなる。
【0015】もう一方の信号は、送風ファンを駆動させ
ているモータ17にON/OFFの信号を送り込むこと
になり、電磁リレーにより湿度の有無に応じて運転の始
動・停止ができる。
【0016】次に、図4のフローチャートを参照してC
PUの動作の流れについて説明する。まずステップS1
で、照明スイッチ等に付随する室内スイッチを操作し
て、換気扇本体の電源が“入”になると、CPU13は
ステップS2で送風ファンを駆動しているモータ7に信
号を送り、図1の換気ユニット本体3の内部にあるシロ
ッコファンが回転する。
【0017】次に、ステップ3で図2のステッピングモ
ータ8に任意の回転信号を送信する。但し、この回転信
号は定数とし、この値はあらかじめプログラムに設定さ
れているものとする。そしてステップ4で、図3の制御
ブロック15のメモリ14を初期化する。そしてステッ
プ5で、各部屋A,Bの湿度センサ1,1’から湿度量
A,Bを読み取り、同時にメモリ14から湿度設定値を
読み出す。
【0018】ステップ6で、センサ信号A>設定値、ま
たは、センサ信号B>設定値により湿度の有無を判断
し、センサ信号A<設定値、または、センサ信号B<設
定値であれば、湿度無しと判断して次のステップ7に至
り、送風ファン駆動モータを停止し、ステップ8でダク
ト内のステッピングモータ8にθ=90°の位相信号を
送出し、電動回転式シャッターブレード6を回転させ
て、図2に示す、吸込口をシャッターブレード6がA部
屋からのダクトを完全に塞いでしまう結果となり、排気
された湿気を含んだ空気の逆戻りを防ぐと共にA部屋−
B部屋間の空気の出入りを防ぎ、部屋の温度に無用な変
動を与えないようにしている。
【0019】また、ステップ6で、センサ信号A>設定
値、または、センサ信号B>設定値となり、湿度が基準
値を超えると、ステップ9でセンサ信号A,B2つの信
号差を△θkとして算出し、次のステップ10で信号差
△θkを比較器で比較する。
【0020】△θk>0の場合、つまり吸気グリルAの
方が湿度が多い時、ステップ11に至り、ステッピング
モータ8に、θ=(θ−△θk)という位相信号を与え
る。この結果、図2のステッピングモータ8はシャッタ
ーブレード6を上方へ持ち上げるように回転し、吸気グ
リルAからの吸気量を増すこととなる。
【0021】逆に、ステップ10で信号差△θkが、△
θk<0の場合、つまり吸気グリルBの方が湿度が多い
時、ステップ12に至り、ステッピングモータ8に、θ
=(θ+△θk)という位相信号を与える。この結果、
図2のステッピングモータ8はシャッターブレード6を
を下方へ下げるように回転し、吸気グリルAからの吸気
量を減少させ、吸気グリルBからの吸気量を増すことが
できる。
【0022】この動作後、再びステップ5に戻りフィー
ドバック制御を継続し、センサ量を読み取り常に湿度の
高い方の部屋を優先的に吸気量を多くする動作を繰り返
す。また、換気扇本体の入/切は本体側で行うのではな
く、照明スイッチ等に付随させておくことにより室内か
ら簡単に入/切動作を行うことができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明のダクト用換気扇
は各部屋の吸気口グリルに設けられた湿度センサにより
湿度量を検知し、各部屋の湿度量に応じた換気ができ
る。また、換気量もCPUを介して自動的にマイコンで
制御できるため、季節や湿度に応じた手動再設定が必要
でない。
【0024】また、湿度の有無を感知して作動するよう
にマイコン制御されているため、湿度の低い時には自動
的にモータが停止して換気扇が停止するようになってお
り、所定値以上の湿度がどちらかの部屋で生じれば再び
モータが回転して換気を開始することとなる。このこと
により、スイッチの入れ忘れや、切り忘れがなく無駄な
電気の浪費を防ぐことができる。そして換気扇本体の操
作も室内スイッチで簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダクト用換気扇の実施例。
【図2】ダクト内部の電動回転式シャッターブレード。
【図3】送風ファンと電動回転式シャッターブレードの
動作のブロック図。
【図4】CPUの動作の流れのフローチャート。
【符号の説明】
1,1’ 湿度センサ 2,2’ 吸気グリル 3 換気ユニット本体 4 ダクト部 4A ダクト継部 5 天井 6 シャッターブレード 7,17 送風ファン駆動用モータ 8,18 ステッピングモータ 9 プリント基板 10,10’ 信号電圧発生回路 11 検知ブロック 12 A/Dコンバータ 13 CPU 14 メモリ 15 風量制御ブロック 16 モータ駆動回路 19 風量調節

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転軸に固着した送風ファン
    と、この送風ファンを包囲したケーシングと、このケー
    シングを囲った外枠と、この外枠に設けた2つの部屋に
    連通した2つの吸気口と単一の吐出口とを有し、各部屋
    の温度センサの出力が所定値以上の時にモータを駆動す
    ると共に、各部屋の湿度センサの出力によりそれぞれの
    部屋の吸込風量を調節制御することを特徴とするダクト
    用換気扇。
  2. 【請求項2】 モータの回転軸に固着した送風ファン
    と、この送風ファンを包囲したケーシングと、このケー
    シングを囲った外枠と、この外枠に設けた2つの部屋に
    連通した2つの吸気口と単一の吐出口と、各吸気口の吸
    気グリルに設けられた湿度センサと、制御信号により開
    閉制御される前記吸気口の一方に設けた電動回転式シャ
    ッターブレードとを有し、各部屋の湿度センサの出力に
    より前記電動回転式シャッターブレードの開き角度を制
    御することにより吸込風量を調節制御することを特徴と
    するダクト用換気扇。
  3. 【請求項3】 換気扇本体の入/切は照明スイッチ等の
    室内スイッチにより遠隔制御を可能にしたことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載のダクト用換気扇。
JP15926597A 1997-06-03 1997-06-03 ダクト用換気扇 Pending JPH10339485A (ja)

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JP15926597A JPH10339485A (ja) 1997-06-03 1997-06-03 ダクト用換気扇

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JP15926597A JPH10339485A (ja) 1997-06-03 1997-06-03 ダクト用換気扇

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ID=15690000

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001219374A (ja) * 2000-02-04 2001-08-14 Sintokogio Ltd ブラスト装置における湿度維持装置
JP2002120154A (ja) * 2000-10-16 2002-04-23 Sintokogio Ltd エアブラスト装置における湿度維持装置
JP2005016823A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Toshiba Kyaria Kk 換気ユニット
CN111038223A (zh) * 2019-12-25 2020-04-21 宁波顺源电子科技有限公司 一种房车用换气扇

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