JP2001027442A - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
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- JP2001027442A JP2001027442A JP11200211A JP20021199A JP2001027442A JP 2001027442 A JP2001027442 A JP 2001027442A JP 11200211 A JP11200211 A JP 11200211A JP 20021199 A JP20021199 A JP 20021199A JP 2001027442 A JP2001027442 A JP 2001027442A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配線工事が容易で、操作性の良い
常時換気運転を行う換気装置をうる。 【解決手段】 ファンモーター1をオン/オフす
る操作スイッチ2とは別に運転モードを設定する設定ス
イッチ6を設け、この設定スイッチ6のオフ設定では、
操作スイッチ2は、ファンモーター1をオン/オフする
機能を果たし、設定スイッチ6のオン設定では、運転モ
ードを切換える機能を果たすようにする。
常時換気運転を行う換気装置をうる。 【解決手段】 ファンモーター1をオン/オフす
る操作スイッチ2とは別に運転モードを設定する設定ス
イッチ6を設け、この設定スイッチ6のオフ設定では、
操作スイッチ2は、ファンモーター1をオン/オフする
機能を果たし、設定スイッチ6のオン設定では、運転モ
ードを切換える機能を果たすようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅における換気
を図る換気装置に関するものであり、特に高気密住宅で
の換気に適した換気装置に関するものである。
を図る換気装置に関するものであり、特に高気密住宅で
の換気に適した換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年普及傾向にある高気密住宅では、換
気についても建物全体について計画的に行なわれる必要
があり、換気を担う換気装置は、建物内の空気環境に見
合った風量での常時換気運転や部屋間の通風を行うよう
に設計されている。この種の換気装置は、通常は常時低
速回転して定風量の換気を行うように設定されていて、
利用者が操作する必要は殆どないため運転をオン/オフ
する操作スイッチだけを備えているものが多い。しかし
ながら、室内環境は必ずしも固定的でなく、変動するた
め快適な空気環境を実現するためには、変動する室内環
境に応じうる機能も必要になる。こうした要請に応える
ものとして、例えば特開平9―79623号公報に示さ
れているような換気装置がある。
気についても建物全体について計画的に行なわれる必要
があり、換気を担う換気装置は、建物内の空気環境に見
合った風量での常時換気運転や部屋間の通風を行うよう
に設計されている。この種の換気装置は、通常は常時低
速回転して定風量の換気を行うように設定されていて、
利用者が操作する必要は殆どないため運転をオン/オフ
する操作スイッチだけを備えているものが多い。しかし
ながら、室内環境は必ずしも固定的でなく、変動するた
め快適な空気環境を実現するためには、変動する室内環
境に応じうる機能も必要になる。こうした要請に応える
ものとして、例えば特開平9―79623号公報に示さ
れているような換気装置がある。
【0003】これは、ファンモーターを常時低速回転さ
せる常時低速回転手段と、温度や湿度、人の在不在など
により部屋の環境変化を検知する環境検知手段とが組込
まれ、環境検知手段からの検知出力が所定値以上ある場
合には、その間はファンモーターの回転を低速から高速
にするように構成されており、部屋の環境変化にも対応
できる常時換気が実施できる。固定的な定風量換気でな
く、必要に応じた換気も行えるようにした換気装置とし
ては、この他にも特開平10―259934号公報に示
されているように、操作部において2段階以上の換気風
量の設定が可能にしたものもある。
せる常時低速回転手段と、温度や湿度、人の在不在など
により部屋の環境変化を検知する環境検知手段とが組込
まれ、環境検知手段からの検知出力が所定値以上ある場
合には、その間はファンモーターの回転を低速から高速
にするように構成されており、部屋の環境変化にも対応
できる常時換気が実施できる。固定的な定風量換気でな
く、必要に応じた換気も行えるようにした換気装置とし
ては、この他にも特開平10―259934号公報に示
されているように、操作部において2段階以上の換気風
量の設定が可能にしたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の換気装
置においては、定風量での換気運転を前提としつつ必要
に応じた換気運転も可能であるものの、構成が複雑にな
り配線工事も操作も面倒になり勝ちである。常時換気の
視点は本来、細かな操作をせず定常的に快適な空気環境
を作ることにあり、環境変化や利用者の個別的な要望に
応じうるようにすれば、施工性が悪下し、使い勝手も却
って悪くなるといった問題点を含んでいる。
置においては、定風量での換気運転を前提としつつ必要
に応じた換気運転も可能であるものの、構成が複雑にな
り配線工事も操作も面倒になり勝ちである。常時換気の
視点は本来、細かな操作をせず定常的に快適な空気環境
を作ることにあり、環境変化や利用者の個別的な要望に
応じうるようにすれば、施工性が悪下し、使い勝手も却
って悪くなるといった問題点を含んでいる。
【0005】本発明は、係る従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、その課題とするところは、
配線工事が容易で、操作性の良い常時換気運転・送風運
転を行う換気装置を得ることである。
めになされたものであって、その課題とするところは、
配線工事が容易で、操作性の良い常時換気運転・送風運
転を行う換気装置を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、ファンモーターをオン/オフする
操作スイッチとは別に運転モードを設定する設定スイッ
チを設け、設定スイッチのオフ設定では、操作スイッチ
は、ファンモーターをオン/オフする機能を果たし、設
定スイッチのオン設定では、運転モードを切換える機能
を果たすようにする手段を採用する。
に請求項1の発明は、ファンモーターをオン/オフする
操作スイッチとは別に運転モードを設定する設定スイッ
チを設け、設定スイッチのオフ設定では、操作スイッチ
は、ファンモーターをオン/オフする機能を果たし、設
定スイッチのオン設定では、運転モードを切換える機能
を果たすようにする手段を採用する。
【0007】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、ファンモーターと換気風路を開閉するシャッターを
開閉駆動するシャッターモーターとをオン/オフする操
作スイッチとは別に運転モードを設定する設定スイッチ
を設け、設定スイッチのオフ設定では、操作スイッチ
は、ファンモーター及びシャッターモーターとをオン/
オフする機能を果たし、設定スイッチのオン設定では、
操作スイッチのオン/オフではファンモーター及びシャ
ッターモーターを直接オフにはできない機能を果たすよ
うにする手段を採用する。
は、ファンモーターと換気風路を開閉するシャッターを
開閉駆動するシャッターモーターとをオン/オフする操
作スイッチとは別に運転モードを設定する設定スイッチ
を設け、設定スイッチのオフ設定では、操作スイッチ
は、ファンモーター及びシャッターモーターとをオン/
オフする機能を果たし、設定スイッチのオン設定では、
操作スイッチのオン/オフではファンモーター及びシャ
ッターモーターを直接オフにはできない機能を果たすよ
うにする手段を採用する。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1によって示す
本実施の形態は、高気密住宅における定風量換気を行う
ための換気装置に関するものであり、基本的には洗面所
や浴室などサニタリーゾーンにおいての排気や居間での
給気など、常時換気運転を行うものである。この換気装
置は、室内外を貫いて配設された通風孔の室内側に装着
される風洞内に、ファンモーター1とファンとが組込ま
れた構成である。風洞は換気風路を構成し、その室内側
にはグリルが装着されている。そして、ファンモーター
1への通電によりファンが回転し換気風路に室内から室
外へ向かう換気流が形成される。ファンモーター1は単
ノッチで、壁面等に配設される操作スイッチ2のオン操
作により商用電源3が給電され、これにより換気装置は
通常においては全速での常時換気を行う。操作スイッチ
2をオフすれば、換気装置は停止するが、高気密住宅で
は換気も計画的に行われることになるので、特に必要な
ときに限って操作スイッチ2をオフすることになる。
本実施の形態は、高気密住宅における定風量換気を行う
ための換気装置に関するものであり、基本的には洗面所
や浴室などサニタリーゾーンにおいての排気や居間での
給気など、常時換気運転を行うものである。この換気装
置は、室内外を貫いて配設された通風孔の室内側に装着
される風洞内に、ファンモーター1とファンとが組込ま
れた構成である。風洞は換気風路を構成し、その室内側
にはグリルが装着されている。そして、ファンモーター
1への通電によりファンが回転し換気風路に室内から室
外へ向かう換気流が形成される。ファンモーター1は単
ノッチで、壁面等に配設される操作スイッチ2のオン操
作により商用電源3が給電され、これにより換気装置は
通常においては全速での常時換気を行う。操作スイッチ
2をオフすれば、換気装置は停止するが、高気密住宅で
は換気も計画的に行われることになるので、特に必要な
ときに限って操作スイッチ2をオフすることになる。
【0009】ファンモーター1と操作スイッチ2は直列
に接続され、接続端子4によって商用電源3に接続され
る。また、操作スイッチ2に並列に、分圧抵抗器5と設
定スイッチ6の直列回路で構成されたモード設定回路が
接続されている。設定スイッチ6は、共通接点7とオフ
設定接点8と強弱設定接点9とを備え、その共通接点7
と強弱設定接点9がそれぞれ電源側の接続端子4側に接
続されている。
に接続され、接続端子4によって商用電源3に接続され
る。また、操作スイッチ2に並列に、分圧抵抗器5と設
定スイッチ6の直列回路で構成されたモード設定回路が
接続されている。設定スイッチ6は、共通接点7とオフ
設定接点8と強弱設定接点9とを備え、その共通接点7
と強弱設定接点9がそれぞれ電源側の接続端子4側に接
続されている。
【0010】この換気装置は、風洞を通風孔に室内側か
ら挿入し、接続端子4を商用電源3に接続することによ
り換気機能を果たすことが可能になる。操作スイッチ2
は室内の壁面等に対して取付けられる。設定スイッチ6
をオフ設定の状態にして、操作スイッチ2をオンすれ
ば、ファンモーター1に直接商用電源3が給電されファ
ンが全速回転して換気運転が行われる。操作スイッチ2
をオフすればファンモーター1への給電は断たれ、換気
装置は停止する。高気密住宅の例えば、浴室に本換気装
置が設置されているような場合、換気装置は住宅全体の
換気に関与していて、通常においては、常時換気運転が
行われている。しかし、入浴時等においては換気による
冷風感を不快と感じることもあり、このようなときには
一時的に操作スイッチ2をオフにして換気運転を停止さ
せることができる。しかしながら、高気密住宅では、浴
室の換気装置を停止させると住宅全体の換気環境に影響
が及び他の部屋の快適性が損なわれることも起き得る。
ら挿入し、接続端子4を商用電源3に接続することによ
り換気機能を果たすことが可能になる。操作スイッチ2
は室内の壁面等に対して取付けられる。設定スイッチ6
をオフ設定の状態にして、操作スイッチ2をオンすれ
ば、ファンモーター1に直接商用電源3が給電されファ
ンが全速回転して換気運転が行われる。操作スイッチ2
をオフすればファンモーター1への給電は断たれ、換気
装置は停止する。高気密住宅の例えば、浴室に本換気装
置が設置されているような場合、換気装置は住宅全体の
換気に関与していて、通常においては、常時換気運転が
行われている。しかし、入浴時等においては換気による
冷風感を不快と感じることもあり、このようなときには
一時的に操作スイッチ2をオフにして換気運転を停止さ
せることができる。しかしながら、高気密住宅では、浴
室の換気装置を停止させると住宅全体の換気環境に影響
が及び他の部屋の快適性が損なわれることも起き得る。
【0011】このような場合には、設定スイッチ6を強
弱設定接点9に切換え、操作スイッチ2をオフにすれば
換気装置を少風量の弱運転状態にすることができる。即
ち、ファンモーター1へは分圧抵抗器5を介して商用電
源3が供給されることになり、全速運転時より少風量の
冷風感の少ない換気運転がおこなわれる。換気運転が停
止するわけではないので、他の部屋の換気環境を阻害す
ることも少ない。設定スイッチ6をそのままの状態にし
て、操作スイッチ2をオンにすれば、分圧抵抗器5側へ
は電流は流れず、操作スイッチ2を通じて電流が流れ、
換気装置は全速での換気運転を行うことになる。
弱設定接点9に切換え、操作スイッチ2をオフにすれば
換気装置を少風量の弱運転状態にすることができる。即
ち、ファンモーター1へは分圧抵抗器5を介して商用電
源3が供給されることになり、全速運転時より少風量の
冷風感の少ない換気運転がおこなわれる。換気運転が停
止するわけではないので、他の部屋の換気環境を阻害す
ることも少ない。設定スイッチ6をそのままの状態にし
て、操作スイッチ2をオンにすれば、分圧抵抗器5側へ
は電流は流れず、操作スイッチ2を通じて電流が流れ、
換気装置は全速での換気運転を行うことになる。
【0012】即ち、この換気装置の操作スイッチ2は、
換気運転をオン/オフする電源スイッチ機能とともに、
換気運転を強弱いずれかの運転モードに切換える切換機
能を同じ操作により果たすことができ、簡素な構成で必
要に応じて快適な換気環境を得ることができる。配線工
事についても二線の配線で済み、配線ミスなども起き難
い。なお、操作スイッチ2は、壁スイッチが一般的では
あるが引紐スイッチやリモコンで構成することもでき
る。また、分圧抵抗器5についてもコンデンサーやイン
ダクタンスにより構成することもできる。
換気運転をオン/オフする電源スイッチ機能とともに、
換気運転を強弱いずれかの運転モードに切換える切換機
能を同じ操作により果たすことができ、簡素な構成で必
要に応じて快適な換気環境を得ることができる。配線工
事についても二線の配線で済み、配線ミスなども起き難
い。なお、操作スイッチ2は、壁スイッチが一般的では
あるが引紐スイッチやリモコンで構成することもでき
る。また、分圧抵抗器5についてもコンデンサーやイン
ダクタンスにより構成することもできる。
【0013】実施の形態2.図2によって示す本実施の
形態は、実施の形態1で示した換気装置の単ノッチのフ
ァンモーター1に換えて三段ノッチのファンモーター1
aを採用したものであり、基本的な構成は、実施の形態
1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと
同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用
い、それらについての説明は省略する。
形態は、実施の形態1で示した換気装置の単ノッチのフ
ァンモーター1に換えて三段ノッチのファンモーター1
aを採用したものであり、基本的な構成は、実施の形態
1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと
同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用
い、それらについての説明は省略する。
【0014】本実施の形態の換気装置は、図2に示すよ
うにファンモーター1aは、強・中・弱の三段のノッチ
10,11,12を備えている。設定スイッチ6はロー
タリースイッチで構成され、オフ設定接点8と各ノッチ
10,11,12に接続される強設定接点13と中設定
接点14と弱設定接点15を備えている。操作スイッチ
2はリレーコイルを介して接続端子4に接続され、リレ
ー16の常閉接点17が設定スイッチ6の共通接点7に
接続され、常開接点18が強のノッチ10側に接続され
ている。設定スイッチ6がオフ設定にされている場合、
操作スイッチ2をオンすると、リレー16が励磁され、
その常開接点18が閉じファンモーター1aは強ノッチ
で運転される。操作スイッチ2をオフすると、リレー1
6は消磁され常閉接点17が閉じファンモーター1aは
停止する。つまり、操作スイッチ2はファンモーター1
aを強ノッチ運転させるか停止させるかのオン/オフ機
能を果たす。
うにファンモーター1aは、強・中・弱の三段のノッチ
10,11,12を備えている。設定スイッチ6はロー
タリースイッチで構成され、オフ設定接点8と各ノッチ
10,11,12に接続される強設定接点13と中設定
接点14と弱設定接点15を備えている。操作スイッチ
2はリレーコイルを介して接続端子4に接続され、リレ
ー16の常閉接点17が設定スイッチ6の共通接点7に
接続され、常開接点18が強のノッチ10側に接続され
ている。設定スイッチ6がオフ設定にされている場合、
操作スイッチ2をオンすると、リレー16が励磁され、
その常開接点18が閉じファンモーター1aは強ノッチ
で運転される。操作スイッチ2をオフすると、リレー1
6は消磁され常閉接点17が閉じファンモーター1aは
停止する。つまり、操作スイッチ2はファンモーター1
aを強ノッチ運転させるか停止させるかのオン/オフ機
能を果たす。
【0015】設定スイッチ6が中設定接点14に接続さ
れている場合、操作スイッチ2をオンすると、リレー1
6が励磁され、その常開接点18が閉じファンモーター
1aは強ノッチで運転される。操作スイッチ2をオフす
ると、リレー16は消磁され常閉接点17が閉じファン
モーター1aは中ノッチで運転する。つまり、操作スイ
ッチ2はファンモーター1aを強ノッチ運転させるか中
ノッチ運転させるかの切換え機能を果たす。さらに、設
定スイッチ6が弱設定接点15に接続されている場合、
操作スイッチ2をオンすると、リレー16が励磁され、
常開接点18が閉じファンモーター1aは強ノッチで運
転される。操作スイッチ2をオフすると、リレー16は
消磁され常閉接点17が閉じファンモーター1aは弱ノ
ッチで運転する。つまり、操作スイッチ2はファンモー
ター1aを強ノッチ運転させるか弱ノッチ運転させるか
の切換え機能を果たす。
れている場合、操作スイッチ2をオンすると、リレー1
6が励磁され、その常開接点18が閉じファンモーター
1aは強ノッチで運転される。操作スイッチ2をオフす
ると、リレー16は消磁され常閉接点17が閉じファン
モーター1aは中ノッチで運転する。つまり、操作スイ
ッチ2はファンモーター1aを強ノッチ運転させるか中
ノッチ運転させるかの切換え機能を果たす。さらに、設
定スイッチ6が弱設定接点15に接続されている場合、
操作スイッチ2をオンすると、リレー16が励磁され、
常開接点18が閉じファンモーター1aは強ノッチで運
転される。操作スイッチ2をオフすると、リレー16は
消磁され常閉接点17が閉じファンモーター1aは弱ノ
ッチで運転する。つまり、操作スイッチ2はファンモー
ター1aを強ノッチ運転させるか弱ノッチ運転させるか
の切換え機能を果たす。
【0016】このようにこの換気装置においても、操作
スイッチ2は換気運転をオン/オフする電源スイッチ機
能とともに、換気運転を強/中や強/弱のいずれかの運
転モードに切換える切換機能を同じ操作により果たすこ
とができ、簡素な構成で必要に応じて快適な換気環境を
得ることができる。配線工事についても二線の配線で済
み、配線ミスなども起き難い。なお、設定スイッチ6や
操作スイッチ2をジャンパー線やコネクタで接続する構
成を採ることにより、設置工事者には容易に設定の変更
ができ、利用者には設定変更し難くすることもできる。
スイッチ2は換気運転をオン/オフする電源スイッチ機
能とともに、換気運転を強/中や強/弱のいずれかの運
転モードに切換える切換機能を同じ操作により果たすこ
とができ、簡素な構成で必要に応じて快適な換気環境を
得ることができる。配線工事についても二線の配線で済
み、配線ミスなども起き難い。なお、設定スイッチ6や
操作スイッチ2をジャンパー線やコネクタで接続する構
成を採ることにより、設置工事者には容易に設定の変更
ができ、利用者には設定変更し難くすることもできる。
【0017】実施の形態3.図3によって示す本実施の
形態は、実施の形態1で示した換気装置に換気風路を開
閉する電動式の開閉シャッターを具備させたものであ
り、開閉シャッターに係る構成以外は、実施の形態1の
ものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ
部分については実施の形態1のものと同じ符号を用い、
それらについての説明は省略する。
形態は、実施の形態1で示した換気装置に換気風路を開
閉する電動式の開閉シャッターを具備させたものであ
り、開閉シャッターに係る構成以外は、実施の形態1の
ものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ
部分については実施の形態1のものと同じ符号を用い、
それらについての説明は省略する。
【0018】本実施の形態の換気装置には、風洞の換気
風路を開閉する開閉シャッターが備えられている。開閉
シャッターは、ギアードモーター19により開閉動し、
ギアードモーター19は、ファンモーター1に並列に接
続されている。設定スイッチ6は、ファンモーター1側
とギアードモーター19側の二つの連動する動作部を有
し、ギアードモーター19側のオフ設定接点8が操作ス
イッチ2を介して接続端子4に接続されている。この換
気装置は、設定スイッチ6がオフ設定接点8に接続され
ている場合、操作スイッチ2をオンすると、ファンモー
ター1とギアードモーター19の双方に給電され、ファ
ンが全速で回転し、開閉シャッターが開放する。即ち、
操作スイッチ2は、換気装置の運転/停止を行うオン/
オフ機能を果たす。設定スイッチ6が強弱設定接点9に
接続されている場合、実施の形態1と同様に操作スイッ
チ2がオンされると、ファンモーター1は全速で回転
し、オフされると分圧抵抗器5により低速で回転する。
このとき、ギアードモーター19には操作スイッチ2の
オン/オフに拘らず給電されていて開閉シャッターは開
放している。このように、この実施の形態の換気装置も
実施の形態1の換気装置と同様に、簡素な構成で必要に
応じて快適な換気環境を得ることができるものである。
これ以外の機能及び利点は実施の形態1のものと同じで
ある。
風路を開閉する開閉シャッターが備えられている。開閉
シャッターは、ギアードモーター19により開閉動し、
ギアードモーター19は、ファンモーター1に並列に接
続されている。設定スイッチ6は、ファンモーター1側
とギアードモーター19側の二つの連動する動作部を有
し、ギアードモーター19側のオフ設定接点8が操作ス
イッチ2を介して接続端子4に接続されている。この換
気装置は、設定スイッチ6がオフ設定接点8に接続され
ている場合、操作スイッチ2をオンすると、ファンモー
ター1とギアードモーター19の双方に給電され、ファ
ンが全速で回転し、開閉シャッターが開放する。即ち、
操作スイッチ2は、換気装置の運転/停止を行うオン/
オフ機能を果たす。設定スイッチ6が強弱設定接点9に
接続されている場合、実施の形態1と同様に操作スイッ
チ2がオンされると、ファンモーター1は全速で回転
し、オフされると分圧抵抗器5により低速で回転する。
このとき、ギアードモーター19には操作スイッチ2の
オン/オフに拘らず給電されていて開閉シャッターは開
放している。このように、この実施の形態の換気装置も
実施の形態1の換気装置と同様に、簡素な構成で必要に
応じて快適な換気環境を得ることができるものである。
これ以外の機能及び利点は実施の形態1のものと同じで
ある。
【0019】実施の形態4.図4によって示す本実施の
形態は、実施の形態3で示した換気装置に自動運転モー
ド等の機能を付与したものであり、基本的構成は実施の
形態3のものと同じである。従って、実施の形態3のも
のと同じ部分については実施の形態3のものと同じ符号
を用い、それらについての説明は省略する。
形態は、実施の形態3で示した換気装置に自動運転モー
ド等の機能を付与したものであり、基本的構成は実施の
形態3のものと同じである。従って、実施の形態3のも
のと同じ部分については実施の形態3のものと同じ符号
を用い、それらについての説明は省略する。
【0020】本実施の形態の換気装置には、電子回路2
0が組込まれ電子回路20の出力信号によりファンモー
ター1やギアードモーター19への通電が制御される。
操作スイッチ2は電子回路20の入力ポートに接続さ
れ、設定スイッチ6も電子回路20の入力ポートに接続
されている。設定スイッチ6では、オフ設定モードか、
常時換気強/弱モードか、自動換気/強強制モード等を
設定することが可能である。設定スイッチ6がオフモー
ドであれば、操作スイッチ2はファンモーター1及びギ
アードモーター19をオン/オフするオン/オフ機能を
果たす。設定スイッチ6が常時換気強/弱モードであれ
ば、設定スイッチ6のオン信号で、電子回路20はファ
ンモーター1を全速で運転させる処理を行い、オフ信号
でファンモーター1を弱運転させる処理を行う。このと
き、ギアードモーター19は通電され続けており、開閉
シャッターは開放されている。
0が組込まれ電子回路20の出力信号によりファンモー
ター1やギアードモーター19への通電が制御される。
操作スイッチ2は電子回路20の入力ポートに接続さ
れ、設定スイッチ6も電子回路20の入力ポートに接続
されている。設定スイッチ6では、オフ設定モードか、
常時換気強/弱モードか、自動換気/強強制モード等を
設定することが可能である。設定スイッチ6がオフモー
ドであれば、操作スイッチ2はファンモーター1及びギ
アードモーター19をオン/オフするオン/オフ機能を
果たす。設定スイッチ6が常時換気強/弱モードであれ
ば、設定スイッチ6のオン信号で、電子回路20はファ
ンモーター1を全速で運転させる処理を行い、オフ信号
でファンモーター1を弱運転させる処理を行う。このと
き、ギアードモーター19は通電され続けており、開閉
シャッターは開放されている。
【0021】また、自動換気/強強制モードでは、設定
スイッチ6のオン信号で、電子回路20は環境検知セン
サー21の検知出力を取り込み、予め決められた制御テ
ーブルに従ってファンモーター1を制御して自動運転さ
せる。操作スイッチ2のオフ信号では、環境検知センサ
ー21の検知出力に拘らずファンモーター1を全速で運
転させる処理を行う。このとき、ギアードモーター19
は通電され続けており、開閉シャッターは開放されてい
る。このように、電子回路20を利用しても実施の形態
1,2,3で示した機能を果たさせることが可能であ
る。このとき、設定スイッチ6や操作スイッチ2は、可
変抵抗器やリモコンでも実現できる。
スイッチ6のオン信号で、電子回路20は環境検知セン
サー21の検知出力を取り込み、予め決められた制御テ
ーブルに従ってファンモーター1を制御して自動運転さ
せる。操作スイッチ2のオフ信号では、環境検知センサ
ー21の検知出力に拘らずファンモーター1を全速で運
転させる処理を行う。このとき、ギアードモーター19
は通電され続けており、開閉シャッターは開放されてい
る。このように、電子回路20を利用しても実施の形態
1,2,3で示した機能を果たさせることが可能であ
る。このとき、設定スイッチ6や操作スイッチ2は、可
変抵抗器やリモコンでも実現できる。
【0022】実施の形態5.図5によって示す本実施の
形態は、実施の形態4で示した換気装置において操作ス
イッチに電源スイッチ機能を付与したものであり、基本
的構成は実施の形態4のものと同じである。従って、実
施の形態4のものと同じ部分については実施の形態4の
ものと同じ符号を用い、それらについての説明は省略す
る。
形態は、実施の形態4で示した換気装置において操作ス
イッチに電源スイッチ機能を付与したものであり、基本
的構成は実施の形態4のものと同じである。従って、実
施の形態4のものと同じ部分については実施の形態4の
ものと同じ符号を用い、それらについての説明は省略す
る。
【0023】本実施の形態の換気装置には、電子回路2
0が組込まれ電子回路20の出力信号によりファンモー
ター1やギアードモーター19への通電が制御される。
操作スイッチ2は電子回路20の電源に直列接続され、
ラッチングリレー23のラッチングリレー接点24と電
流トランス22が並列接続される。設定スイッチ6で
は、オン/オフ設定モード、常時換気強/弱モード、自
動換気/強強制モード等を設定することが可能である。
例えば、設定スイッチ6がオン/オフ設定モードであれ
ば、電子回路20はラッチングリレー23を操作し、ラ
ッチングリレー接点24を閉接点とする。これにより、
操作スイッチ2がオフでは換気装置全体をオフする電源
スイッチ機能を果たす。また、設定スイッチ6が常時換
気強/弱モードであれば、電子回路20はラッチングリ
レー23を動作させラッチングリレー接点24を閉接点
とする。これにより、操作スイッチ2がオン状態では電
流トランス22に電流が流れず、この電流トランス22
の出力0から電子回路20は操作スイッチ2がオン状態
であることを判断し、換気強設定とする。同様に、操作
スイッチ2がオフ状態では電流トランス22には電流が
流れ、この電流トランス22の出力有りから電子回路2
0は操作スイッチ2がオフ状態であることを判定し、換
気弱設定とすることができる。
0が組込まれ電子回路20の出力信号によりファンモー
ター1やギアードモーター19への通電が制御される。
操作スイッチ2は電子回路20の電源に直列接続され、
ラッチングリレー23のラッチングリレー接点24と電
流トランス22が並列接続される。設定スイッチ6で
は、オン/オフ設定モード、常時換気強/弱モード、自
動換気/強強制モード等を設定することが可能である。
例えば、設定スイッチ6がオン/オフ設定モードであれ
ば、電子回路20はラッチングリレー23を操作し、ラ
ッチングリレー接点24を閉接点とする。これにより、
操作スイッチ2がオフでは換気装置全体をオフする電源
スイッチ機能を果たす。また、設定スイッチ6が常時換
気強/弱モードであれば、電子回路20はラッチングリ
レー23を動作させラッチングリレー接点24を閉接点
とする。これにより、操作スイッチ2がオン状態では電
流トランス22に電流が流れず、この電流トランス22
の出力0から電子回路20は操作スイッチ2がオン状態
であることを判断し、換気強設定とする。同様に、操作
スイッチ2がオフ状態では電流トランス22には電流が
流れ、この電流トランス22の出力有りから電子回路2
0は操作スイッチ2がオフ状態であることを判定し、換
気弱設定とすることができる。
【0024】このように電子回路20を用いた場合にお
いても、操作スイッチに電源スイッチ機能を持たせるこ
とが容易に実現でき、常時換気・常時送風が必要でない
場合においては、操作スイッチ2を電源スイッチとして
使用し、電子回路の待機電力0が容易に得られる。な
お、電流トランス22の回路構成は、フォトカプラなど
の他の検出素子によっても実現できる。
いても、操作スイッチに電源スイッチ機能を持たせるこ
とが容易に実現でき、常時換気・常時送風が必要でない
場合においては、操作スイッチ2を電源スイッチとして
使用し、電子回路の待機電力0が容易に得られる。な
お、電流トランス22の回路構成は、フォトカプラなど
の他の検出素子によっても実現できる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、配線工事が容
易で、操作性の良い常時換気運転を行う換気装置が得ら
れる。
易で、操作性の良い常時換気運転を行う換気装置が得ら
れる。
【0026】請求項2の発明によれば、配線工事が容易
で、操作性の良い常時換気運転を行う換気装置が得られ
る。
で、操作性の良い常時換気運転を行う換気装置が得られ
る。
【図1】 実施の形態1の換気装置のブロック構成図で
ある。
ある。
【図2】 実施の形態2の換気装置のブロック構成図で
ある。
ある。
【図3】 実施の形態3の換気装置のブロック構成図で
ある。
ある。
【図4】 実施の形態4の換気装置のブロック構成図で
ある。
ある。
【図5】 実施の形態5の換気装置のブロック構成図で
ある。
ある。
1 ファンモーター、 2 操作スイッチ、 5 分圧
抵抗器、 6 設定スイッチ、 19 ギアードモータ
ー。
抵抗器、 6 設定スイッチ、 19 ギアードモータ
ー。
Claims (2)
- 【請求項1】 ファンモーターをオン/オフする操作ス
イッチとは別に運転モードを設定する設定スイッチを設
け、この設定スイッチのオフ設定では、前記操作スイッ
チは、ファンモーターをオン/オフする機能を果たし、
設定スイッチのオン設定では、運転モードを切換える機
能を果たすようにした換気装置。 - 【請求項2】 ファンモーターと換気風路を開閉するシ
ャッターを開閉駆動するシャッターモーターとをオン/
オフする操作スイッチとは別に運転モードを設定する設
定スイッチを設け、この設定スイッチのオフ設定では、
前記操作スイッチは、前記ファンモーター及びシャッタ
ーモーターとをオン/オフする機能を果たし、設定スイ
ッチのオン設定では、前記操作スイッチのオン/オフで
は前記ファンモーター及びシャッターモーターを直接オ
フにはできない機能を果たすようにした換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11200211A JP2001027442A (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11200211A JP2001027442A (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | 換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001027442A true JP2001027442A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16420673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11200211A Pending JP2001027442A (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001027442A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002243238A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Maxshinwa Co Ltd | 建物の換気システム及び換気装置 |
JP2006161665A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Mitsubishi Electric Corp | 送風システム及び換気装置並びに熱交換換気装置 |
-
1999
- 1999-07-14 JP JP11200211A patent/JP2001027442A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002243238A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Maxshinwa Co Ltd | 建物の換気システム及び換気装置 |
JP4678092B2 (ja) * | 2001-02-14 | 2011-04-27 | マックス株式会社 | 建物の換気システム |
JP2006161665A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Mitsubishi Electric Corp | 送風システム及び換気装置並びに熱交換換気装置 |
JP4519623B2 (ja) * | 2004-12-07 | 2010-08-04 | 三菱電機株式会社 | 送風システム及び換気装置並びに熱交換換気装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040624 |