JP2002162075A - 建屋換気システム - Google Patents

建屋換気システム

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JP2002162075A
JP2002162075A JP2000358193A JP2000358193A JP2002162075A JP 2002162075 A JP2002162075 A JP 2002162075A JP 2000358193 A JP2000358193 A JP 2000358193A JP 2000358193 A JP2000358193 A JP 2000358193A JP 2002162075 A JP2002162075 A JP 2002162075A
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Satoshi U
穎 于
Yasuyo Ueda
泰世 上田
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 台所換気装置を利用し、季節(気温)を考慮
して全館換気も可能とする建屋換気システムを提供す
る。 【構成】 台所に設けられたレンジフード1は、加熱調
理設備による調理中に発生する油煙等を吸引して屋外に
排出する。台所付近の外壁には屋外に連通する給気口2
が設けられている。給気口2にはシャッタ3が設けられ
ており、このシャッタ3は駆動装置によって開閉され
る。冬期においては、レンジフード1をONにして排気
を行うと、シャッタ3は開状態となり、給排気動作が台
所空間内において局所的に実行される。一方、夏期・中
間期においては、レンジフード1をONにしても、シャ
ッタ3は閉じたままである。排気によって台所空間が負
圧になると、外気が台所外の他の部屋の通気孔や開かれ
た窓から室内に導入され、給排気動作が全館的に実行さ
れることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、台所換気装置を利用
する建屋換気システムに関する。
【0002】
【従来の技術】台所の加熱調理設備による調理中に発生
する油煙等を吸引して屋外に排出するためにレンジフー
ドが設けられている。そして、近年の室内高気密化の下
での排気効率の向上と新鮮な外気取り入れを実現するた
めに、排気とともに給気が行われるようになっている。
給気用開口は、レンジフード自体に設けたり(いわゆる
同時給排気レンジフード)、或いは台所付近の外壁に設
けており、排気による室内負圧によってシャッタが開閉
する構造や排気スイッチの操作に連動してシャッタが開
閉される構造などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、快適な居住
空間を確保するために、VOC(揮発性有機化合物)の
放散量が低い建材を用いたり、給気ファンや排気ファン
を随所に備え、換気によってVOCの室内濃度の低減を
図るべく、全館換気システムを導入した建屋も提供され
るようになっている。その一方、全館換気システムが導
入されていない建屋も存在する。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑み、台所換気
装置を利用し、季節(気温)を考慮して全館換気も可能
とする建屋換気システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の建屋換気シス
テムは、上記の課題を解決するために、排気ファンを備
えた台所換気装置と、台所換気装置又は台所付近の外壁
に設けられた給気用開口と、給気用開口に設けられ、室
内が負圧になることによって又は排気ファンの作動に連
動して開く開閉手段と、外気温度を検出する温度センサ
と、外気温度が冬期に相当する温度として予め設定され
た温度であるときには開閉手段が開くのを許容し、外気
温度が夏期に相当する温度として予め設定された温度で
あるときには開閉手段の閉状態を維持する開閉制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0006】上記の各構成によれば、温度センサにて検
出された温度に基づき、冬期においては開閉手段が開く
のが許容され、排気動作時には台所換気装置又は台所付
近の外壁に設けられた給気用開口から外気が室内に導入
され、給排気動作が台所空間内において局所的に実行さ
れることになる。一方、温度センサーにて検出された温
度に基づき、夏期においては、開閉手段の閉状態が維持
され、排気動作時には台所外の他の部屋の通気孔などか
ら外気が室内に導入され、給排気動作が全館的に実行さ
れることになる。
【0007】また、この発明の建屋換気システムは、排
気ファンを備えた台所換気装置と、台所換気装置又は台
所付近の外壁に設けられた給気用開口と、給気用開口に
設けられ、室内が負圧になることによって又は排気ファ
ンの作動に連動して開く開閉手段と、現在日付情報を出
力するカレンダ手段と、冬期に相当する日付として予め
設定された日付であるときには開閉手段が開くのを許容
し、夏期に相当する日付として予め設定された日付であ
るときには開閉手段の閉状態を維持する開閉制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0008】上記の各構成によれば、カレンダ手段によ
る日付に基づき、冬期においては開閉手段が開くのが許
容され、排気動作時には台所換気装置又は台所付近の外
壁に設けられた給気用開口から外気が室内に導入され、
給排気動作が台所空間内において局所的に実行されるこ
とになる。一方、カレンダ手段による日付に基づき、夏
期においては、開閉手段の閉状態が維持され、排気動作
時には台所外の他の部屋の通気孔などから外気が室内に
導入され、給排気動作が全館的に実行されることにな
る。
【0009】前記夏期に代えて夏期及び中間期としても
よい。
【0010】また、この発明の建屋換気システムは、排
気ファンを備えた台所換気装置と、台所換気装置又は台
所付近の外壁に設けられた給気用開口と、給気用開口に
設けられ、室内が負圧になることによって又は排気ファ
ンの作動に連動して開く開閉手段と、人によって操作さ
れるスイッチと、冬期に対応させた側に前記スイッチが
操作されたときには開閉手段が開くのを許容し、夏期又
は夏期及び中間期に対応させた側に前記スイッチが操作
されたときには開閉手段の閉状態を維持する開閉制御手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】上記の各構成によれば、人がスイッチを操
作することにより、冬期においては開閉手段の開状態が
許容されることになり、排気動作時には台所換気装置又
は台所付近の外壁に設けられた給気用開口から外気が室
内に導入され、給排気動作が台所空間内において局所的
に実行されることになる。一方、人がスイッチを操作す
ることにより、夏期又は夏期及び中間期においては開閉
手段の閉状態が維持されることになり、排気動作時には
台所外の他の部屋の通気孔などから外気が室内に導入さ
れ、給排気動作が全館的に実行されることになる。
【0012】開閉手段が閉じられた状態での排気ファン
による送風量が、開閉手段が開いた状態での送風量より
も大となるように排気ファンを制御する制御手段を備え
てもよい。これによれば、給排気動作が全館的に実行さ
れる際には排気ファンの送風量が大となり、全館換気が
行われ易くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
乃至図7に基づいて説明する。
【0014】図1(a)は住宅における冬期の給排気動
作を模式的に示した図である。台所には台所換気装置で
あるレンジフード1が設けられている。このレンジフー
ド1は、フード本体、排気ダクト、シロッコファンなど
を備えて成り、台所の加熱調理設備による調理中に発生
する油煙等を吸引して屋外に排出する。台所付近の外壁
には屋外に連通する給気口2が設けられている。給気口
2にはシャッタ3が設けられており、このシャッタ3は
後述する駆動装置4(図2参照)によって開閉される。
冬期においては、レンジフード1をONにすると(台所
の油煙排気を行うと)、シャッタ3は開状態となる。排
気によって台所空間が負圧になると、外気が給気口2か
ら台所空間に入り込み、給排気動作が台所空間内におい
て局所的に実行されることになる。
【0015】図1(b)は住宅における夏期・中間期の
給排気動作を模式的に示した図である。夏期・中間期に
おいては、レンジフード1をONにしても(台所の油煙
排気を行っても)、シャッタ3は閉じたままである。排
気によって台所空間が負圧になると、外気が台所外の他
の部屋の通気孔や開かれた窓から室内に導入され、給排
気動作が全館的に実行されることになる。
【0016】図2は建屋換気システムの概略構成を示し
た説明図である。シャッタ3は多数のフィン3aを支点
3bにて支持して成り、フィン3aを水平配置とした状
態で開となり、略垂直配置とした状態と閉となる。駆動
装置4はソレノイドやモーターといったアクチュエータ
を備えて成り、前記フィン3aに連結された操作レバー
3cに駆動力を与え、フィン3aの水平配置及び略垂直
配置を選択的に実行させるようになっている。温度セン
サ5は例えばサーミスタから成り、屋外の気温に基づく
抵抗値をコントローラ6に与える。また、コントローラ
6には、信号線7によってレンジフード1におけるON
/OFF信号(High/Low)が入力される。
【0017】コントローラ6は、例えば温度センサ5に
基づく出力電圧と基準電圧(予め固定されていてもよい
し、居住者によるボリューム操作で調節されるものでも
よい)とを比較回路6aによって比較する。ここで、比
較回路6aの出力がHighのときには、外気温度が冬
期に相当する温度として予め設定された温度(上記基準
電圧に相当)を下回ったときであるとし、比較回路6a
の出力がLowのときには、外気温度が冬期に相当する
温度として予め設定された温度を上回ったときであると
する(すなわち、夏期・中間期である)。コントローラ
6にはアンド回路6bが設けられており、その入力ゲー
トにはレンジフード1におけるON/OFF信号(Hi
gh/Low)と比較回路6aの出力信号が入力され
る。
【0018】アンド回路6bの出力がHighになるの
は、外気温度が冬期に相当する温度で且つレンジフード
1が作動中のときである。アンド回路6bの出力は駆動
装置4に与えられる。駆動装置4はコントローラ6から
Highが与えられると、シャッタ3を開くように動作
する。このときには、給排気動作が台所空間内において
局所的に実行されることになる。
【0019】一方、外気温度が冬期に相当する温度であ
っても、レンジフード1が停止中のときには、アンド回
路6bの出力はLowであり、駆動装置4はシャッタ3
を開駆動しない。すなわち、シャッタ3は閉じたままで
ある。また、外気温度が冬期に相当しない温度のとき
(夏期・中間期のとき)には、レンジフード1が作動中
であっても、アンド回路6bの出力はLowであり、駆
動装置4はシャッタ3を開駆動しない。すなわち、シャ
ッタ3は閉じたままである。このときには、給排気動作
が全館的に実行されることになる。
【0020】図3に建屋換気システムの変形例を示す。
同時給排レンジフード11における給排気ユニット11
aには排気円筒部11bと給気円筒部11cとが設けら
れている。フード内に設けた図示しないシロッコファン
が回転されると、油煙等はフード内へと吸引され、前記
排気円筒部11bを通り、図示しない排気ダクトを経て
屋外に排出される。一方、外気は給気ダクト12を経て
給気円筒部11cを通って給排気ユニット11aに至
り、図示しない経路を経て幕板13に形成された開口部
13aから室内に導入される。排気円筒部11bには排
気シャッタ11dが設けられており、給気円筒部11c
には給気シャッタ11eが設けられている。シャッタ1
1d,11eは水平軸回りに回動することで円筒部の開
閉を行うようになっている。
【0021】コントローラ14は、スイッチが居住者に
よって操作されたときに前記シロッコファンを回転させ
るべく、図示しないモータに電力を供給する制御を行う
と共に、排気シャッタ11dや給気シャッタ11eの開
閉制御を行う。そして、かかる制御においては、温度セ
ンサ5により検出される外気温度を考慮し、以下の如く
この発明にかかる制御を行うようになっている。
【0022】外気温度が冬期に相当する温度として予め
設定された温度以下であるとき、居住者によって排気O
Nの操作がなされると、モータへの電力供給を開始する
と共に、両シャッタ11d,11eを開状態とする。す
なわち、シロッコファンの作動に連動して両シャッタ1
1d,11eを開く。このときには、給排気動作が台所
空間内において局所的に実行されることになる。
【0023】一方、外気温度が冬期に相当する温度とし
て予め設定された温度を上回ったとき(すなわち、夏期
・中間期)、居住者によって排気ONの操作がなされる
と、モータへの電力供給を開始すると共に、排気シャッ
タ11dについては開状態となるのを許容するが、給気
シャッタ11eについては閉状態を維持させる。すなわ
ち、シロッコファンの作動に連動して排気シャッタ11
dは開くが、給気シャッタ11eは閉じたままとされ
る。このときには、給排気動作が全館的に実行されるこ
とになる。
【0024】更に、コントローラ14は、排気シャッタ
11dを開き、給気シャッタ11eを閉じたまますると
き、モータへの供給電力を増大するようになっている。
これにより、給排気動作が全館的に実行される際には、
モータの回転数がアップし、シロッコファンの送風量が
大となり、全館換気が行われ易くなる。
【0025】以上の説明では、温度センサ5によって冬
期と夏期・中間期とを区別することとしたが、温度セン
サ5に代えて、図4及び図5に示すように、現在日付情
報を出力するカレンダ回路6c,14aを備え、当該カ
レンダ回路6c,14aが、冬期に相当する日付として
予め設定された日付(例えば、12月1日〜3月31
日)であるときにHighを出力し、夏期・中間期に相
当する日付として予め設定された日付(4月1日〜11
月31日)であるときにおいてLowを出力することに
より、図2及び図3に基づいて説明した制御に準じた制
御が行われるようにしてもよい。
【0026】また、温度センサやカレンダ回路を備えず
に、図6及び図7に示すように、冬と夏・中間のいずれ
かが居住者によって選択される選択スイッチ6e,14
bを備え、当該選択スイッチ6e,14bが居住者によ
って冬と表記された側に操作されたときにHighを出
力し、夏・中間と表記された側に操作されたときにLo
wを出力することにより、図2及び図3に基づいて説明
した制御に準じた制御が行われるようにしてもよい。ま
た、選択スイッチ6e,14bによる電気的信号にてシ
ャッタの開閉を制御することに限らず、選択スイッチの
操作で機械的にシャッタの開動作が阻止される構成とし
てもよい。
【0027】また、冬期と夏期・中間期とに区分して制
御することとしたが、例えば、冬期と夏期とに区分して
制御することとし、中間期においては、居住者の操作で
任意に夏期に含めるといった制御を行うようにしてもよ
いし、中間期のみ居住者のスイッチ操作に基づき給気用
開口が開閉するといった制御を行ってもよい。
【0028】また、排気ファンの作動に連動して給気用
シャッタが機械的に開閉する構成について説明したが、
排気動作に伴う室内の負圧によって給気シャッタが開く
構造を採用し、冬期に相当するときにおいて排気ファン
駆動時に前記給気シャッタが開くのを許容し、夏期又は
夏期・中間期に相当するときにおいては排気ファン駆動
時でも前記給気シャッタが閉じた状態を維持する構成を
採用してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、冬期においては排気ファン駆動時に開閉手段は開状
態となるのが許容され、台所換気装置又は台所付近の外
壁に設けられた給気用開口から外気が室内に導入され、
給排気動作が台所空間内において局所的に実行されるこ
とになる。一方、夏期或いは夏期・中間期においては、
排気ファン駆動時でも開閉手段は閉状態が維持され、台
所外の他の部屋の通気孔などから外気が室内に導入さ
れ、給排気動作が全館的に実行されることになる。
【0030】VOC(揮発性有機化合物)の放散量が低
い建材を用いても、冬期に比べ、夏期・中間期にはVO
Cの放散量が増えてしまうが、前述のごとく、夏期或い
は夏期・中間期においては、台所換気装置による排気動
作時には台所外の他の部屋の通気孔などから外気が室内
に導入され、給排気動作が全館的に実行されるので、全
館換気システムが無くても、VOCの室内濃度の低減が
図れる。また、全館換気システムが導入されている場合
においては、台所換気装置が全館換気システムによる換
気動作を補強することになる。
【0031】開閉手段が閉じられた状態での排気ファン
による送風量が、開閉手段が開いた状態での送風量より
も大となる構成であれば、全館換気が行われ易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(a)はこの発明の実施形態にかかる建屋
換気システムによる冬期の給排気動作を模式的に示した
図であり、同図(b)は夏期・中間期の給排気動作を模
式的に示した図である。
【図2】この発明の建屋換気システムの一例を示した説
明図である。
【図3】この発明の建屋換気システムの他の例を示した
説明図である。
【図4】この発明の建屋換気システムの他の例を示した
説明図である。
【図5】この発明の建屋換気システムの他の例を示した
説明図である。
【図6】この発明の建屋換気システムの他の例を示した
説明図である。
【図7】この発明の建屋換気システムの他の例を示した
説明図である。
【符号の説明】
1 レンジフード 2 給気用開口 3 シャッタ 4 駆動装置 5 温度センサ 6 コントローラ 6c カレンダ回路 6e 選択スイッチ 11 同時給排レンジフード 11d排気用シャッタ 11e給気用シャッタ 14 コントローラ 14aカレンダ回路 14b選択スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ファンを備えた台所換気装置と、台
    所換気装置又は台所付近の外壁に設けられた給気用開口
    と、給気用開口に設けられ、室内が負圧になることによ
    って又は排気ファンの作動に連動して開く開閉手段と、
    外気温度を検出する温度センサと、外気温度が冬期に相
    当する温度として予め設定された温度であるときには開
    閉手段が開くのを許容し、外気温度が夏期に相当する温
    度として予め設定された温度であるときには開閉手段の
    閉状態を維持する開閉制御手段と、を備えたことを特徴
    とする建屋換気システム。
  2. 【請求項2】 排気ファンを備えた台所換気装置と、台
    所換気装置又は台所付近の外壁に設けられた給気用開口
    と、給気用開口に設けられ、室内が負圧になることによ
    って又は排気ファンの作動に連動して開く開閉手段と、
    現在日付情報を出力するカレンダ手段と、冬期に相当す
    る日付として予め設定された日付であるときには開閉手
    段が開くのを許容し、夏期に相当する日付として予め設
    定された日付であるときには開閉手段の閉状態を維持す
    る開閉制御手段と、を備えたことを特徴とする建屋換気
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の建屋換気
    システムにおいて、前記夏期に代えて夏期及び中間期と
    したことを特徴とする建屋換気システム。
  4. 【請求項4】 排気ファンを備えた台所換気装置と、台
    所換気装置又は台所付近の外壁に設けられた給気用開口
    と、給気用開口に設けられ、室内が負圧になることによ
    って又は排気ファンの作動に連動して開く開閉手段と、
    人によって操作されるスイッチと、冬期に対応させた側
    に前記スイッチが操作されたときには開閉手段が開くの
    を許容し、夏期又は夏期及び中間期に対応させた側に前
    記スイッチが操作されたときには開閉手段の閉状態を維
    持する開閉制御手段と、を備えたことを特徴とする建屋
    換気システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の建屋換気システムにおいて、開閉手段が閉じられた状
    態での排気ファンによる送風量が、開閉手段が開いた状
    態での送風量よりも大となるように排気ファンを制御す
    る制御手段を備えたことを特徴とする建屋換気システ
    ム。
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Cited By (5)

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