JP2003269772A - 冷凍装置、空気調和装置及びそれらの制御方法 - Google Patents

冷凍装置、空気調和装置及びそれらの制御方法

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JP2003269772A
JP2003269772A JP2002068209A JP2002068209A JP2003269772A JP 2003269772 A JP2003269772 A JP 2003269772A JP 2002068209 A JP2002068209 A JP 2002068209A JP 2002068209 A JP2002068209 A JP 2002068209A JP 2003269772 A JP2003269772 A JP 2003269772A
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fan motor
heat exchanger
outdoor
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JP2002068209A
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Hiroshi Akatsuka
啓 赤塚
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調運転の安定性の向上を図ることができ、
また、過剰な除霜運転を防止することができる冷凍装
置、空気調和装置及びそれらの制御方法を提供する。 【解決手段】 圧縮機16、室外熱交換器20及び室外
ファンモータ23により駆動される室外ファン22を有
する室外機11と、室内熱交換器30を有する室内機1
2とを備え、室外熱交換器30の除霜を行う除霜運転が
可能である空気調和装置において、室外ファンモータ2
3の駆動に要する電流値を検出する電流検出器と、外気
温度を検出する温度センサ50と、室外ファンモータ2
3を所定回転数で運転した場合、電流検出器により検出
された電流値に基づいて通風障害か否かを判断する制御
装置13とを備え、制御装置13は、通風障害であると
判断した場合、温度センサ50により検出した外気温度
が所定温度を下回れば、除霜運転を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器、ファン
及びファンモータを備えた冷凍装置、空気調和装置及び
それらの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷凍装置の一例として、ガスエ
ンジン駆動型でヒートポンプ式の空気調和装置が知られ
ており、この種の空気調和装置は、ガスエンジンにより
駆動される圧縮機、室外熱交換器及びこの室外熱交換器
に空気を送風するためのモータ駆動の室外ファンを有す
る室外機と、室内熱交換器を有する室内機とを備えてい
る。また、この室内熱交換器に空気を送風するためのモ
ータ駆動の室内ファンを有する空気調和装置が知られて
いる。更にまた、室外熱交換器の除霜運転が可能な空気
調和装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、上述の冷凍装置での一例としての空気調和装置で
は、例えば、紙やビニール袋等の飛来してくるごみ等
が、室外機のファンの吸込側を閉塞する恐れがあるとい
う問題がある。このように、ごみ等が室外機のファンの
吸込側を閉塞した場合、室外熱交換器への送風量が減少
し、安定した空調運転の妨げになるという問題がある。
【0004】また、上述の冷凍装置での一例としての空
気調和装置では、室外熱交換器の着霜防止の観点から、
室外熱交換器の温度を検出して除霜運転を行うか否かを
判断しているが、この室外熱交換器の温度で除霜運転を
判断する場合、室外熱交換器に着霜していない場合であ
っても除霜運転を行ってしまうなど、過剰に除霜運転が
行われているという問題がある。
【0005】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、空調運転の安定性の向上を図ること
ができ、また、過剰な除霜運転を防止することができる
冷凍装置、空気調和装置及びそれらの制御方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、筐体内に、熱交換器と、この熱交換器に流体を送る
ファンと、このファンを駆動するファンモータとを備え
た冷凍装置において、前記ファンモータの駆動に要する
電流値を検出する電流値検出手段と、この電流値検出手
段により検出された電流値に基づいて流体の流通障害か
否かを判断する判断手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記ファンは、前記ファンの吸込側か
らの流体の吸い込み量が減少する場合、前記ファンモー
タに作用する負荷が増加するファンであり、前記判断手
段は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、
前記電流値検出手段により検出された電流値が所定電流
値を上回れば、流体の流通障害であると判断することを
特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記ファンは、前記ファンの吸込側か
らの流体の吸い込み量が減少する場合、前記ファンモー
タに作用する負荷が減少するファンであり、前記判断手
段は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、
前記電流値検出手段により検出された電流値が所定電流
値を下回れば、流体の流通障害であると判断することを
特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1項に記載の発明において、前記判断手段に
より流体の流通障害であると判断された場合、前記ファ
ンモータを強制的に所定時間に亘って逆回転で運転する
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項に記載の発明において、前記流体が、空
気であることを特徴とするものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、圧縮機、室外熱
交換器、この室外熱交換器に空気を送風するためのファ
ン及びこのファンを駆動するファンモータを有する室外
機と、室内熱交換器を有する室内機とを備えた空気調和
装置において、前記ファンモータの駆動に要する電流値
を検出する電流値検出手段と、この電流値検出手段によ
り検出された電流値に基づいて通風障害か否かを判断す
る判断手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記ファンは、前記ファンの吸込側か
らの空気の吸い込み量が減少する場合、前記ファンモー
タに作用する負荷が増加するファンであり、前記判断手
段は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、
前記電流値検出手段により検出された電流値が所定電流
値を上回れば、通風障害であると判断することを特徴と
するものである。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記ファンは、前記ファンの吸込側か
らの空気の吸い込み量が減少する場合、前記ファンモー
タに作用する負荷が減少するファンであり、前記判断手
段は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、
前記電流値検出手段により検出された電流値が所定電流
値を下回れば、通風障害であると判断することを特徴と
するものである。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項6乃至8
のいずれか1項に記載の発明において、前記判断手段に
より通風障害であると判断された場合、前記ファンモー
タを強制的に所定時間に亘って逆回転で運転することを
特徴とするものである。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項6乃至
8のいずれか1項に記載の発明において、外気温度を検
出する温度センサを備え、前記判断手段により通風障害
であると判断された場合、前記温度センサにより検出さ
れた外気温度が所定温度を下回れば、前記室外熱交換器
の除霜を行う除霜運転を行うことを特徴とするものであ
る。
【0016】請求項11に記載の発明は、請求項6乃至
8のいずれか1項に記載の発明において、外気温度を検
出する温度センサを備え、前記判断手段により通風障害
であると判断された場合、前記ファンモータを強制的に
所定時間に亘って逆回転で運転し、再度前記判断手段に
より通風障害であると判断された場合、前記温度センサ
により検出された外気温度が所定温度を下回れば、前記
室外熱交換器の除霜を行う除霜運転を行うことを特徴と
するものである。
【0017】請求項12に記載の発明は、請求項10又
は11に記載の発明において、前記除霜運転中に前記電
流値検出手段により検出された電流値に基づいて前記室
外熱交換器が除霜されたか否かを判断する除霜判断手段
を備え、この除霜判断手段により前記室外熱交換器が除
霜されたと判断されるまで前記除霜運転を継続すること
を特徴とするものである。
【0018】請求項13に記載の発明は、圧縮機及び室
外熱交換器を有する室外機と、フィルタ、室内熱交換
器、この室外熱交換器に空気を送風するためのファン及
びこのファンを駆動するファンモータを有する室内機と
を備えた空気調和装置において、前記ファンモータの駆
動に要する電流値を検出する電流値検出手段と、この電
流値検出手段により検出された電流値に基づいて通風障
害か否かを判断する判断手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0019】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の発明において、前記ファンは、前記ファンの吸込
側からの空気の吸い込み量が減少する場合、前記ファン
モータに作用する負荷が減少するファンであり、前記判
断手段は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場
合、前記電流値検出手段により検出された電流値が所定
電流値を下回れば、通風障害であると判断することを特
徴とするものである。
【0020】請求項15に記載の発明は、請求項13に
記載の発明において、前記ファンは、前記ファンの吸込
側からの空気の吸い込み量が減少する場合、前記ファン
モータに作用する負荷が増加するファンであり、前記判
断手段は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場
合、前記電流値検出手段により検出された電流値が所定
電流値上回れば、通風障害であると判断することを特徴
とするものである。
【0021】請求項16に記載の発明は、請求項13乃
至15のいずれか1項に記載の発明において、前記判断
手段により通風障害であると判断された場合、前記フィ
ルタが目詰まりであることを表示する表示手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0022】請求項17に記載の発明は、請求項6乃至
16のいずれか1項に記載の発明において、前記圧縮機
は、エンジンにより駆動されることを特徴とするもので
ある。
【0023】請求項18に記載の発明は、筐体内に、熱
交換器と、この熱交換器に流体を送るファンと、このフ
ァンを駆動するファンモータとを備えた冷凍装置の制御
方法において、前記ファンモータの駆動に要する電流値
を検出する電流値検出過程と、前記ファンモータを所定
回転数で運転した場合、電流値検出過程において検出さ
れた電流値に基づいて流体の流通障害か否かを判断する
判断過程とを備えたことを特徴とするものである。
【0024】請求項19に記載の発明は、圧縮機、室外
熱交換器、この室外熱交換器に空気を送風するためのフ
ァン及びこのファンを駆動するファンモータを有する室
外機と、室内熱交換器を有する室内機とを備えた空気調
和装置の制御方法において、前記ファンモータの駆動に
要する電流値を検出する電流値検出過程と、前記ファン
モータを所定回転数で運転した場合、前記電流値検出過
程において検出された電流値に基づいて通風障害か否か
を判断する判断過程とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0025】請求項20に記載の発明は、圧縮機及び室
外熱交換器を有する室外機と、フィルタ、室内熱交換
器、この室外熱交換器に空気を送風するためのファン及
びこのファンを駆動するファンモータを有する室内機と
を備えた空気調和装置の制御方法において、前記ファン
モータの駆動に要する電流値を検出する電流値検出過程
と、前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、前
記電流値検出過程において検出された電流値に基づいて
通風障害か否かを判断する判断過程とを備えたことを特
徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面に基づき説明する。
【0027】図1は、本発明に係る冷凍装置の一例とし
てのガスエンジン駆動型でヒートポンプ式の空気調和装
置の一実施の形態における冷媒回路等を示す図である。
【0028】この図1に示すように、ヒートポンプ式の
空気調和装置10は、室外機11、及び、例えば複数台
(例えば2台)の室内機12を有してなり、室外機11
の室外冷媒配管40と室内機12の室内冷媒配管41と
が連結されている。室外機11には、制御装置13が設
置されている。
【0029】室外機11は室外に設置される。室外機1
1の構成を説明すると、室外機11の室外冷媒配管40
には圧縮機16が配設されるとともに、この圧縮機16
の吸込側にアキュムレータ15が配設され、圧縮機16
の吐出側に油分離器17、逆止弁18及び四方弁19が
順次配設され、この四方弁19側に室外熱交換器20、
室外膨張弁21が順次配設されて構成される。室外熱交
換器20には、負圧を利用してこの室外熱交換器20へ
外気(空気)を送風する室外ファン22が隣接して配置
されている。この室外ファン22は、室外ファンモータ
23によって駆動される。室外ファン22は、例えば、
軸流ファン(例えば、プロペラファン)である。室外機
11には、外気温度を検出する温度センサ50が室外機
11の所定の場所に取り付けられており、さらに、温度
センサ50は制御装置13に接続されており、検出外気
温度を制御装置13へ伝えている。また、温度センサ5
0の設置場所は、外気温度を測定する必要があることか
ら、室外熱交換器20による熱の影響や、室外ファン2
2から吹き出される空気及び直射日光等の影響を受けな
いような場所であれば、任意の場所に取り付けることが
できる。
【0030】上記の油分離器17は、圧縮機16から吐
出される冷媒中の油を分離するものであり、ここで分離
された油は図示しない戻し管を通じて圧縮機16に戻さ
れる。上記の逆止弁18は室外機11の運転停止時に、
冷媒が四方弁19から油分離器17へ逆流するのを防止
するものである。圧縮機16は、フレキシブルカップリ
ング(ベルト・プーリー)27等を介してガスエンジン
28に連結され、このガスエンジン28により駆動され
る。
【0031】各室内機12は各室内に設置され、室内冷
媒配管41に室内熱交換器30が配設されるとともに、
室内冷媒配管41において室内熱交換器30の近傍に室
内膨張弁31が配設されて構成される。上記室内熱交換
器30には、これらの室内熱交換器30から室内へ送風
する室内ファン32が隣接して配置されている。この室
内ファン32は、室内ファンモータ33によって駆動さ
れる。室内ファン32は、例えば、クロスフローファン
である。
【0032】尚、制御装置13は、室外機11の運転を
制御する。具体的には、制御装置13は、室外機11に
おけるガスエンジン28(即ち圧縮機16)の回転数、
四方弁19の切り換え、室外ファン22(即ち室外ファ
ンモータ23)の回転数及び室外膨張弁21の開度等を
それぞれ制御する。また、制御装置13は、室内ファン
32(即ち室内ファンモータ33)の回転数及び室内機
12の室内膨張弁31の開度を制御する。
【0033】制御装置13は、四方弁19を切り換える
ことにより、ヒートポンプ式の空気調和装置10を冷房
運転又は暖房運転に設定する。つまり、制御装置13が
四方弁19を冷房側に切り換えたときには、冷媒が実線
矢印の如く流れ、室外熱交換器20が凝縮器に、室内熱
交換器30が蒸発器になって冷房運転状態となり、各室
内熱交換器30が室内を冷房する。また、制御装置13
が四方弁19を暖房側に切り換えたときには、冷媒が破
線矢印の如く流れ、室内熱交換器30が凝縮器に、室外
熱交換器20が蒸発器になって暖房運転状態となり、各
室内熱交換器30が室内を暖房する。また、暖房運転中
に除霜運転を行う場合、制御装置13は、一時的に四方
弁19を冷房側に切り換える。これによって、室外熱交
換器20には、圧縮機16から吐出される高温の冷媒ガ
スが流入するため、除霜が行われる。尚、図示は省略す
るが、従来から行われているように、電動弁を有するバ
イパス回路の一端を圧縮機16の吐出側の室外冷媒配管
40につなぐとともに、他端を四方弁19と室外熱交換
器20との間の室外冷媒配管40につなぎ、暖房運転中
に除霜運転を行う場合、制御装置13はバイパス回路の
電動弁を開き、圧縮機16から吐出される高温の冷媒ガ
スの一部を室外熱交換器20に導くようにしてもよい。
【0034】図2は、室外機11の内部を示す概略図で
ある。図2で分かるように、室外ファン22(プロペラ
ファン)が室外機11の室外機筐体24内部の上方に設
けられており、室外ファン22の上の室外機筐体24上
面に開口した空気吹出口24Aには吹出口ガード25が
取り付けられている。また、室外熱交換器20が、室外
機筐体24の左右両内側面に取り付けられており、この
室外熱交換器20の空気吸込口側に開口した室外機筐体
24の空気吸込口24Bには、吸込口ガード26が取り
付けられている。室外ファン22(プロペラファン)、
室外ファンモータ23、室外熱交換器20は室外機11
の内の空間Xに配置されており、室外ファン22の駆動
により室外機11内の空間Xが負圧状態となり、これに
より図2室外機11の左右側面の空気吸込口24Bから
外気(空気)が吸い込まれて室外熱交換器20を通過し
た後、室外ファン22を通って室外機11の空気吹出口
24Aから外部(上部)へ吹き出されている。この室外
ファン22の室外ファンモータ23は、インバータ部5
1によって駆動される。
【0035】図3は、室外ファンモータ23を駆動する
インバータ部51等を示すブロック図である。この室外
ファンモータ23は、例えば、三相交流の電源で駆動す
るモータ(例えば、三相誘導電動機)である。インバー
タ部51は、図3に示すように、所定の直流電圧を出力
する直流電源部52と、この所定の直流電圧を交流に変
換して室外ファンモータ23に供給する複数のスイッチ
ング素子(例えば、パワートランジスタ)で構成される
駆動回路部53とからなる。54は電流検出器であり、
室外ファンモータ23の駆動に要している電流を検出す
る。例えば、駆動回路部53の出力の三相交流U相、V
相、W相のうち少なくとも一相(例えば、W相)の相電
流が、電流検出器54によって検出される。尚、この電
流検出器54が検出する電流は、駆動回路部53の入力
直流電流でもよい。
【0036】制御装置13は、室外ファンモータ23の
回転数を制御する。具体的に、制御装置13は、室外フ
ァンモータ23が所定の回転数になるように、その回転
数に応じたPWM信号のパルス幅(オン、オフのタイミ
ング)を可変して、駆動回路部53に出力する。そし
て、駆動回路部53は、この制御装置13からのPWM
信号を受けて、三相交流U相、V相、W相が所定の周波
数、所定の電圧に可変され、室外ファンモータ23の回
転数を所定の回転数に制御する。
【0037】次に、図3のブロック図及び図4のフロー
チャートを参照して、室外機11の通風障害時の動作に
ついて説明する。
【0038】制御装置13は、電流検出器54によって
検出された初期の電流値A0を取得し、例えば、制御装
置13の図示しないメモリに記憶する。さらに、制御装
置13のカウンターの計数値(Count)を0にする
(ステップS1)。この初期の電流値A0とは、例え
ば、本空気調和装置10の据付を行った後、最初に空調
運転を行ったとき、室外ファンモータ23に流れる電流
が安定したところで取得される電流値である。このと
き、制御装置13は、室外ファン22(即ち、室外ファ
ンモータ23)を強制的に所定回転数(例えば、室外フ
ァン22が100%の運転となる定格回転数)に制御
し、電流検出器54によって検出された電流値A0を取
得する。尚、この初期の電流値A0は、書き換えを行わ
ずに、制御装置13の図示しないメモリに記憶される
が、空気調和装置10の運転を再び立ち上げる度に(即
ち、室外ファンモータ23を再び立ち上げる度に)初期
の電流値A0を書き換える(取得する)ようにしてもよ
い。
【0039】次に、制御装置13は、通常の制御を行っ
て通常の空調運転を行う(ステップS2)。そして、制
御装置13は、室外ファン22(即ち、室外ファンモー
タ23)を強制的に所定回転数(例えば、室外ファン2
2が100%の運転となる定格回転数)に制御し、電流
検出器54によって検出された電流値Aを取得する(ス
テップS3)。このステップS3における制御装置13
の制御は、所定時間(例えば15分)毎に行う。尚、こ
の所定時間は、15分としたが、この時間に限定するも
のではなく、任意の時間に設定することができる。ま
た、室外ファン22(即ち、室外ファンモータ23)を
所定回転数に制御する場合、この所定回転数は、定格回
転数を超えない程度の任意の回転数に設定することがで
きる。
【0040】次に、制御装置13は、ステップS3で取
得した電流値Aが、第1の所定電流値(例えばA0×
1.2)を上回っているか否かを判断する。即ち、A0
×1.2<Aであるか否かを判断する(ステップS
4)。つまり、通風障害であるか否かを判断する。この
通風障害には、例えば、室外機11(図2)の空気吸込
口24Bの吸込口ガード26に紙やビニール袋といった
飛来してくるごみ等がはり付くような目詰まりや、室外
熱交換器20の着霜等がある。つまり、室外ファン22
の空気吸い込み側(空気吸込口24B、室外熱交換器2
0)の閉塞率が所定値以上となる場合をいう。
【0041】この第1の所定電流値(例えばA0×1.
2)は、例えば図5に示すように、室外ファン22の空
気吸込口24B(図2)の閉塞率が所定値(例えば30
%)となる場合の値に設定される。通常、この室外ファ
ン22(プロペラファン)の空気吸込口24B(図2)
の閉塞率が高くなればなるほど、室外ファンモータ23
にかかる負荷が増加するため、電流値は上昇する。つま
り、この室外ファン22(プロペラファン)は、室外フ
ァン22が一定の回転数の下で室外ファン22の吸込側
からの空気の吸い込み量が減少する場合、室外ファンモ
ータ23に作用する負荷が増加するファンである。ここ
で、初期の電流値A0は、通風障害がない状態で取得し
た基準となる電流値であり、電流値Aは、室外ファンモ
ータ23を所定回転数(例えば、室外ファン22が10
0%の運転となる定格回転数)に制御したときに、室外
ファンモータ23等の異常がなければ、この基準となる
電流値A0よりも低下することはない。
【0042】ここで、制御装置13は、室外ファンモー
タ23等の保護のため、室外ファンモータ23に過電流
が流れる場合は、所定電流値(過電流保護電流値)に制
限する制御を行う。このような過電流保護の動作が行わ
れると、室外ファンモータ23が振動し、騒音の発生の
恐れがある。この過電流保護電流値はA0×1.4であ
るとする。即ち、上記の第1の所定電流値は、この過電
流保護電流値(A0×1.4)を超えない値(例えば、
A0×1.2)に設定されるのが望ましい。これによっ
て、通風障害を原因とする過電流保護の動作を減少させ
ることができる。
【0043】このステップS4で、電流値Aが、第1の
所定電流値(例えばA0×1.2)に満たなければ、通
風障害はないと判断し、ステップS2に戻る。
【0044】ステップS4で、電流値Aが、第1の所定
電流値(例えばA0×1.2)を上回る場合、制御装置
13は、通風障害であると判断し、まず、カウンターの
計数値(Count)が3以上であれば、警報表示を行
う(ステップS5)。例えば、図6に示す室内機12の
表示部34に通風障害であることを示す表示を行う。こ
の表示部34は、例えばランプであり、ステップS5で
カウンターの計数値(Count)が3以上であれば、
制御装置13は、このランプを点灯する制御を行う。あ
るいは、室内機12に設けた図示しないスピーカによっ
て音(例えばビープ音又は音声)を出力するようにして
もよい。即ち、室外機11が通風障害であること警報す
る(警報手段)。これによって、室外機11が通風障害
であることを把握することができる。ここで、カウンタ
ーの計数値(Count)が数値「3」以上であるとし
て説明したが、この数値に限るものではなく、任意に設
定することができる。
【0045】次に、制御装置13は、室外ファンモータ
23を強制的に所定時間(例えば、30秒)に亘って逆
回転で運転する制御を行う(ステップS6)。室外ファ
ン22を逆回転した場合、空気吹出口24Aから空気が
吸い込まれ、室外熱交換器20を通過した後、空気吸込
口24Bの開口から外部へ吹き出される。これによっ
て、通風障害が、例えばごみ等によるものであれば、室
外ファン22を逆回転とすることにより、ごみ等を吹き
飛ばすことができるため、通風障害が解消する。したが
って、空調運転の安定性の向上を図ることができる。こ
こで、所定時間を30秒として説明したが、この時間
(30秒)に限るものではなく、任意に設定することが
できる。
【0046】制御装置13は、所定時間(例えば、30
秒)の後、室外ファンモータ23を正回転に戻す制御を
行う。そして、通風障害が解消されたか否かを判断する
ため、再度室外ファン22(即ち、室外ファンモータ2
3)を強制的に所定回転数(例えば、室外ファン22が
100%の運転となる定格回転数)に制御し、電流検出
器54によって検出された電流値Aを取得する(ステッ
プS7)。
【0047】そして、制御装置13は、ステップS7で
取得した電流値Aが、第1の所定電流値(例えばA0×
1.2)を上回っているか否かを判断する(ステップS
8)。
【0048】ステップS8で、電流値Aが、第1の所定
電流値(例えばA0×1.2)に満たなければ、通風障
害が解消が解消されたと判断し、カウンターの計数値
(Count)をリセットする(ステップS9;Cou
nt=0)。
【0049】ステップS8で、電流値Aが、第1の所定
電流値(例えばA0×1.2)を上回っていれば、通風
障害が解消されていないと判断する。そして、制御装置
13は、温度センサ50により検出された外気温度が所
定温度(例えば、5℃)を下回っているか否かを判断す
る(ステップS10)。即ち、(外気温度)<5℃であ
るか否かを判断する。この所定温度は、外気温度がこの
所定温度を下回ると室外熱交換器20(図2)に着霜し
やすくなる温度(例えば、5℃)に設定されるのがよ
い。従って、ステップS8における通風障害であるか否
かの判断と、ステップS10における温度センサ50に
より検出された外気温度が所定温度(例えば、5℃)を
下回っているか否かの判断により、より正確に室外熱交
換器20(図2)の着霜を判断することができる。
【0050】ステップS10で、温度センサ50により
検出された外気温度が所定温度(例えば、5℃)を下回
っていなければ、室外熱交換器20(図2)への着霜に
よる通風障害ではないので、まだ空気吸込口24Bの吸
込口ガード26(図2)の目詰まりの可能性があるの
で、カウンターの計数値(Count)を1増加し(ス
テップS11;Count=Count+1)、ステッ
プS2に戻って各ステップの処理を行う。
【0051】尚、カウンターの計数値(Count)
は、室外ファン22(即ち、室外ファンモータ23)を
逆回転しても通風障害が解消されなかった回数を示す。
つまり、制御装置13により通風障害であると判断され
た場合、室外ファンモータ23を強制的に所定時間(例
えば30秒間)に亘って逆回転で運転し、正回転に戻
り、再度制御装置13により通風障害であると判断され
た場合、温度センサ50により検出された外気温度が所
定温度(例えば、5℃)を下回らなければ、ごみ等の目
詰まりによる通風障害が解消されないので、ステップS
5で、制御装置13は、表示部34に通風障害であるこ
とを示す表示を行う。これによって、ユーザは室外機1
1が通風障害であることを把握できる。尚、ユーザがこ
の表示を見て室外機11の空気吸込口24Bのごみ等を
除去すれば通風障害は解消できる。
【0052】ステップS10で、温度センサ50により
検出された外気温度が所定温度(例えば、5℃)を下回
っていれば、室外熱交換器20(図2)の着霜と判断
し、制御装置13は、上述した除霜運転の制御を行う
(ステップS12)。このステップS12において、室
外ファン22(即ち、室外ファンモータ23)の回転数
は、通常の除霜運転と同様に制御される。
【0053】そして、除霜運転を所定時間行った後、制
御装置13は、この除霜運転中に、室外ファン22(即
ち、室外ファンモータ23)を強制的に所定回転数(例
えば、室外ファン22が100%の運転となる定格回転
数)に制御し、電流検出器54によって検出された電流
値Aを取得する(ステップS13)。
【0054】次に、制御装置13は、ステップS13
で、電流検出器54により検出された電流値Aが、室外
熱交換器20(図2)に霜が無くなる状態のときの電流
値(例えばA0×1.1)を下回ったか否かを判断する
(ステップS14)。即ち、A0×1.1>Aであれ
ば、室外熱交換器20は除霜されたと判断し、A0×
1.1≦Aであれば、まだ室外熱交換器20に着霜して
いると判断する。つまり、除霜運転中に電流検出器54
により検出された電流値に基づいて室外熱交換器20が
除霜されたか否かを判断する。この、室外熱交換器20
(図2)に霜が無くなる状態のときの電流値(例えばA
0×1.1)は、例えば、実験により求められる値であ
り、予め制御装置13の図示しないメモリに記憶されて
いる。
【0055】ステップS14で、電流検出器54により
検出された電流値Aが、室外熱交換器20(図2)に霜
が無くなる状態のときの電流値(例えばA0×1.1)
を下回っていなければ、制御装置13は、まだ室外熱交
換器20(図2)に着霜していると判断し、ステップS
12に戻り、室外熱交換器20(図2)に霜が無くなる
状態のときの電流値(例えばA0×1.1)を下回るま
でステップS12〜S14を繰り返す。これによって、
継続して除霜運転が行われる。
【0056】ステップS14で、電流検出器54により
検出された電流値Aが、室外熱交換器20(図2)に霜
が無くなる状態のときの電流値(例えばA0×1.1)
を下回れば、除霜制御は終了し、ステップS9でカウン
ターの計数値(Count)をリセットし(Count
=0)、ステップS2に戻り、通風障害があるか否かの
判断を繰り返す。したがって、より正確に室外熱交換器
20(図2)の着霜が判断され、除霜運転が行われるの
で、空調運転の安定性の向上を図ることができ、また、
過剰な除霜運転を防止することができる。
【0057】尚、以上のステップにおいてステップS4
〜S7、S9及びS11は省略可能である。即ち、通風
障害における室外ファン22(室外ファンモータ23)
の逆回転制御は省略可能である。この場合、ステップS
3において、電流値Aが取得され、ステップS8におい
て、制御装置13は、ステップS3で取得した電流値A
が、第1の所定電流値(例えばA0×1.2)を下回っ
ているか否かを判断する。これによって、通風障害であ
り外気温度が所定温度(例えば、5℃)を下回っていれ
ば、室外熱交換器20の着霜と判断され、除霜運転が行
われる。尚、ステップS10で外気温度が所定温度(例
えば、5℃)を下回っていない場合、室外機11が通風
障害であることを表示部34(図6)あるいは図示しな
いスピーカによって警報するようにしてもよい。これに
よって、ユーザは室外機11が通風障害であることを把
握することができる。
【0058】また、以上のステップにおいてステップS
10及びS12〜S14は省略可能である。即ち、室外
熱交換器11の着霜の判断は省略可能である。この場
合、ステップS8で、電流値Aが、第1の所定電流値
(例えばA0×1.2)を上回っている判断されれば、
ステップS11でカウンターの計数値(Count)を
1増加し(Count=Count+1)、ステップS
2に戻って各ステップの処理を行う。これによって、通
風障害における室外ファン22の逆回転制御が行われ
る。
【0059】また、以上のステップにおいてステップS
6〜S14は省略可能である。この場合、ステップS5
においては、単に、室外機11が通風障害であること警
報する。つまり、ステップS4で通風障害と判断されれ
ば、ステップS5で室外機11が通風障害であること表
示部34(図6)あるいは図示しないスピーカによって
警報する。これによって、ユーザは室外機11が通風障
害であることを把握することができる。
【0060】また、室外ファン22は、室外ファン22
が一定の回転数の下で室外ファン22の吸込側からの空
気の吸い込み量が減少するとき、室外ファンモータ23
に作用する負荷が増加するファン(例えば、プロペラフ
ァン)である場合について説明したが、室外ファン22
は、室外ファン22が一定の回転数の下で室外ファン2
2の吸込側からの空気の吸い込み量が減少するとき、室
外ファンモータ23に作用する負荷が減少するファン
(例えば、クロスフローファン)である場合であっても
よい。この場合、ステップS4あるいはステップS8に
おいて、制御装置13は、ステップS3あるいはステッ
プS7で取得した電流値Aが、初期の電流値A0よりも
低い第2の所定電流値(例えばA0×0.8)を下回っ
ているか否かを判断する。即ち、A0×0.8>Aであ
るか否かを判断する。また、ステップS14において、
電流検出器54により検出された電流値Aが、室外熱交
換器20(図2)に霜が無くなるときの電流値(例えば
A0×0.9)を上回っているか否かを判断する。つま
り、除霜運転後に室外熱交換器20の除霜が終了したか
否かを判断する。尚、この室外ファンモータ23の電流
値Aは、室外ファンモータ23の負荷が減少すれば減少
するものであり、基準となる初期の電流値A0を超えて
上昇することはない。そして、室外熱交換器20(図
2)に霜が無くなるときの電流値(例えばA0×0.
9)は、例えば、実験により求められた値であり、予め
制御装置13の図示しないメモリに記憶されている。こ
れによっても、より正確に室外熱交換器20の着霜が判
断され、除霜運転が行われるので、空調運転の安定性の
向上を図ることができ、また、過剰な除霜運転を防止す
ることができる。
【0061】次に、図7は、図6に示す室内機12の側
断面図であり、この室内機12の室内機筐体36の前
面、及び上面には吸込口36Aが開口している。室内機
筐体36内の吸込口36A側にエアフィルタ37が設置
され、吸込口36Aから吸い込まれた室内の空気は、エ
アフィルタ37、室内熱交換器30、室内ファン32
(クロスフローファン)を通じて、吹出口36Bから吹
き出される。室内機筐体36の前面には、エアフィルタ
37の清掃を促す表示ランプ38(図6)が設けられて
いる。
【0062】尚、室内ファン32(クロスフローファ
ン)の室内ファンモータ33は、例えば、三相交流の電
源で駆動するモータ(例えば、ブレシレスDCモータ)
である。そして、この室内ファンモータ33は、図3に
示すインバータ部51とほぼ同様の構成のインバータ部
61で駆動される。インバータ部61は、所定の直流電
圧を出力する直流電源部62と、この所定の直流電圧を
交流に変換して室内ファンモータ33に供給する複数の
スイッチング素子(例えば、パワートランジスタ)で構
成される駆動回路部63とからなる。64は電流検出器
であり、室内ファンモータ33の駆動に要している電流
を検出する。例えば、駆動回路部63の出力の三相交流
U相、V相、W相のうち少なくとも一相(例えば、W
相)の相電流が、電流検出器64によって検出される。
尚、この電流検出器64が検出する電流は、駆動回路部
63の入力直流電流でもよい。
【0063】制御装置13は、室内ファンモータ33の
回転数を制御する。具体的に、制御装置13は、室内フ
ァンモータ33が所定の回転数になるように、その回転
数に応じたPWM信号のパルス幅(オン、オフのタイミ
ング)を可変して、駆動回路部63に出力する。そし
て、駆動回路部63は、この制御装置13からのPWM
信号を受けて、三相交流U相、V相、W相が所定の周波
数、所定の電圧に可変され、室内ファンモータ33の回
転数を所定の回転数に制御する。
【0064】次に、図3に示すブロック図及び図8に示
すフローチャートを参照して、室内機12の通風障害時
の動作について説明する。
【0065】尚、制御装置13は、電流検出器64によ
って検出された初期の電流値B0を取得し、例えば、制
御装置13の図示しないメモリに記憶する。この初期の
電流値B0とは、例えば、本空気調和装置10の据付を
行った後、最初に空調運転を行ったとき、室内ファンモ
ータ33に流れる電流が安定したところで取得される電
流値である。このとき、制御装置13は、室内ファン3
2(即ち、室内ファンモータ33)を強制的に所定回転
数(例えば、室内ファン32が100%の運転となる定
格回転数)に制御し、電流検出器64によって検出され
た電流値B0を取得する。尚、この初期の電流値B0
は、書き換えを行わずに、制御装置13の図示しないメ
モリに記憶されるが、エアフィルタ37(図7)を除塵
(清掃)する度に初期の電流値B0を書き換える(取得
する)ようにしてもよい。この場合、制御装置13によ
るエアフィルタ37(図7)を除塵(清掃)したか否か
の判断は、例えば、室外機11の室内機筐体36に、エ
アフィルタ37を除塵(清掃)した場合に押される図示
しないリセットスイッチが押されたか否かで判断するこ
とができる。
【0066】そして、制御装置13は、通常の制御を行
って通常の空調運転を行い(ステップS21)、空気調
和装置10の運転開始から所定時間(例えば、15分)
後に室内ファン32(即ち、室内ファンモータ33)を
強制的に所定回転数(例えば、室内ファン32が100
%の運転となる定格回転数)に制御し、電流検出器64
によって検出された電流値Bを取得する(ステップS2
2)。この所定時間を15分としたが、この時間に限定
するものではなく、任意に時間を設定することができ
る。また、室内ファン32を所定回転数に制御する場
合、この所定回転数は、定格回転数を超えない程度の任
意の回転数に設定することができる。
【0067】次に、制御装置13は、ステップS22
で、電流検出器64により検出された電流値Bが、初期
電流値B0よりも低い第3の所定電流値(例えばB0×
0.8)を下回っているか否かを判断する(ステップS
23)。
【0068】ここで、図7に示すエアフィルタ37が目
詰まりになってくると、室内ファン32(クロスフロー
ファン)が空回り状態になっていくので、室内ファン3
2(クロスフローファン)の室内ファンモータ33の負
荷は減少し、室内ファン32を所定回転数で回した場
合、電流検出器64により検出される電流値は減少す
る。第3の所定電流値は、初期電流値B0よりも低い値
で、室内への吹き出し風量が減少して安定した空調運転
が損なわれない程度であれば、任意に設定することがで
きる。尚、初期の電流値B0は、通風障害がない状態で
取得した基準となる電流値であり、電流値Bは、所定回
転数(例えば、室内ファン32が100%の運転となる
定格回転数)に制御したときに、室内ファンモータ33
等に異常がなければ、この基準となる電流値B0よりも
上昇することはない。
【0069】ステップS23で、電流値Bが、第3の所
定電流値(例えばB0×0.8)を下回った場合、制御
装置13は、通風障害(即ち、エアフィルタ37(図
7)が目詰まり)であると判断し、室内機12の表示ラ
ンプ38(図6)を点灯する制御を行う(ステップS2
4)。これによって、ユーザは、エアフィルタ37(図
7)が清掃時期であると判断することができる。従っ
て、エアフィルタ37を除塵(清掃)することによって
通風障害が解消されるので、空調運転の安定性の向上を
図ることができる。
【0070】尚、このフローチャートにおいて、室内フ
ァン32は、室内ファン32が一定の回転数の下で室内
ファン32の吸込側からの空気の吸い込み量が減少する
とき、室内ファンモータ33に作用する負荷が減少する
ファン(例えば、クロスフローファン)である場合につ
いて説明したが、室内ファン32は、室内ファン32が
一定の回転数の下で室内ファン32の吸込側からの空気
の吸い込み量が減少するとき、室内ファンモータ33に
作用する負荷が増加するファン(例えば、プロペラファ
ン)である場合であってもよい。この場合、ステップS
23において、制御装置13は、ステップS22で取得
した電流値Bが、初期の電流値B0よりも高い第4の所
定電流値(例えばB0×1.2)を上回っているか否か
を判断する。即ち、B0×1.2<Bであるか否かを判
断する。これによっても、エアフィルタ37を除塵(清
掃)することによって通風障害が解消されるので、空調
運転の安定性の向上を図ることができる。
【0071】上述した実施の形態は、主にガスエンジン
駆動型のヒートポンプ式空気調和装置に適応したもので
あったが、本実施の形態は、ガスエンジン駆動型のヒー
トポンプ式空気調和装置以外の空気調和装置、例えばパ
ッケージ型空気調和装置等や、あるいは冷凍装置(例え
ば、ショーケース等)にも適応できることは言うまでも
ない。そして、冷凍装置に適応した場合、ファンにより
熱交換器を流通する流体が空気の場合に限らず、他の気
体又は液体(例えば水)の流体であっても適応できる。
この場合、制御装置13は、流体の流通障害か否かを判
断する。
【0072】また、上述の実施の形態は、室外ファンと
室内ファンのモータを三相交流の電源で駆動するモータ
として説明したが、これに限るものではなく、三相交流
に限らず単相交流の電源で駆動するモータや、あるいは
直流の電源で駆動するモータであっても適応できること
は言うまでもない。
【0073】以上、一実施の形態を参照して本発明を説
明したが、本発明は、これに限定されるものでないこと
は明らかである。
【0074】
【発明の効果】以上、本発明によれば、空調運転の安定
性の向上を図ることができ、また、過剰な除霜運転を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷凍装置の一例としての空気調和
装置の一実施の形態における冷媒回路等を示す図であ
る。
【図2】室外機の内部を示す概略図である。
【図3】室外ファンのモータを駆動するインバータ部等
を示すブロック図である。
【図4】室外機の通風障害を判断するフローチャートで
ある。
【図5】室外機の空気吸込口の閉塞率に対するモータの
電流値を示す図である。
【図6】室内機の外観を示す斜視図である。
【図7】室内機の側断面図である。
【図8】室内機の通風障害を判断するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 空気調和装置 11 室外機 12 室内機 13 制御装置(判断手段、除霜判断手段) 16 圧縮機 20 室外熱交換器(熱交換器) 22 室外ファン(ファン) 23 室外ファンモータ(ファンモータ) 24 室外機筐体(筐体) 28 ガスエンジン(エンジン) 32 室内ファン(ファン) 33 室内ファンモータ(ファンモータ) 36 室内機筐体(筐体) 37 エアフィルタ(フィルタ) 38 表示ランプ(表示手段) 50 温度センサ 54 電流検出器(電流値検出手段) 64 電流検出器(電流値検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 11/02 F24F 11/02 102X 105 105Z 11/04 11/04 G F25B 47/02 510 F25B 47/02 510A

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に、熱交換器と、この熱交換器に
    流体を送るファンと、このファンを駆動するファンモー
    タとを備えた冷凍装置において、 前記ファンモータの駆動に要する電流値を検出する電流
    値検出手段と、 この電流値検出手段により検出された電流値に基づいて
    流体の流通障害か否かを判断する判断手段とを備えたこ
    とを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記ファンは、前記ファンの吸込側から
    の流体の吸い込み量が減少する場合、前記ファンモータ
    に作用する負荷が増加するファンであり、前記判断手段
    は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、前
    記電流値検出手段により検出された電流値が所定電流値
    を上回れば、流体の流通障害であると判断することを特
    徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 前記ファンは、前記ファンの吸込側から
    の流体の吸い込み量が減少する場合、前記ファンモータ
    に作用する負荷が減少するファンであり、前記判断手段
    は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、前
    記電流値検出手段により検出された電流値が所定電流値
    を下回れば、流体の流通障害であると判断することを特
    徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段により流体の流通障害であ
    ると判断された場合、前記ファンモータを強制的に所定
    時間に亘って逆回転で運転することを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか1項に記載の冷凍装置。
  5. 【請求項5】 前記流体が、空気であることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか1項に記載の冷凍装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機、室外熱交換器、この室外熱交換
    器に空気を送風するためのファン及びこのファンを駆動
    するファンモータを有する室外機と、室内熱交換器を有
    する室内機とを備えた空気調和装置において、 前記ファンモータの駆動に要する電流値を検出する電流
    値検出手段と、 この電流値検出手段により検出された電流値に基づいて
    通風障害か否かを判断する判断手段とを備えたことを特
    徴とする空気調和装置。
  7. 【請求項7】 前記ファンは、前記ファンの吸込側から
    の空気の吸い込み量が減少する場合、前記ファンモータ
    に作用する負荷が増加するファンであり、前記判断手段
    は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、前
    記電流値検出手段により検出された電流値が所定電流値
    を上回れば、通風障害であると判断することを特徴とす
    る請求項6に記載の空気調和装置。
  8. 【請求項8】 前記ファンは、前記ファンの吸込側から
    の空気の吸い込み量が減少する場合、前記ファンモータ
    に作用する負荷が減少するファンであり、前記判断手段
    は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、前
    記電流値検出手段により検出された電流値が所定電流値
    を下回れば、通風障害であると判断することを特徴とす
    る請求項6に記載の空気調和装置。
  9. 【請求項9】 前記判断手段により通風障害であると判
    断された場合、前記ファンモータを強制的に所定時間に
    亘って逆回転で運転することを特徴とする請求項6乃至
    8のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  10. 【請求項10】 外気温度を検出する温度センサを備
    え、 前記判断手段により通風障害であると判断された場合、
    前記温度センサにより検出された外気温度が所定温度を
    下回れば、前記室外熱交換器の除霜を行う除霜運転を行
    うことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記
    載の空気調和装置。
  11. 【請求項11】 外気温度を検出する温度センサを備
    え、 前記判断手段により通風障害であると判断された場合、
    前記ファンモータを強制的に所定時間に亘って逆回転で
    運転し、再度前記判断手段により通風障害であると判断
    された場合、前記温度センサにより検出された外気温度
    が所定温度を下回れば、前記室外熱交換器の除霜を行う
    除霜運転を行うことを特徴とする請求項6乃至8のいず
    れか1項に記載の空気調和装置。
  12. 【請求項12】 前記除霜運転中に前記電流値検出手段
    により検出された電流値に基づいて前記室外熱交換器が
    除霜されたか否かを判断する除霜判断手段を備え、この
    除霜判断手段により前記室外熱交換器が除霜されたと判
    断されるまで前記除霜運転を継続することを特徴とする
    請求項10又は11に記載の空気調和装置。
  13. 【請求項13】 圧縮機及び室外熱交換器を有する室外
    機と、フィルタ、室内熱交換器、この室外熱交換器に空
    気を送風するためのファン及びこのファンを駆動するフ
    ァンモータを有する室内機とを備えた空気調和装置にお
    いて、 前記ファンモータの駆動に要する電流値を検出する電流
    値検出手段と、 この電流値検出手段により検出された電流値に基づいて
    通風障害か否かを判断する判断手段とを備えたことを特
    徴とする空気調和装置。
  14. 【請求項14】 前記ファンは、前記ファンの吸込側か
    らの空気の吸い込み量が減少する場合、前記ファンモー
    タに作用する負荷が減少するファンであり、前記判断手
    段は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、
    前記電流値検出手段により検出された電流値が所定電流
    値を下回れば、通風障害であると判断することを特徴と
    する請求項13に記載の空気調和装置。
  15. 【請求項15】 前記ファンは、前記ファンの吸込側か
    らの空気の吸い込み量が減少する場合、前記ファンモー
    タに作用する負荷が増加するファンであり、前記判断手
    段は、前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、
    前記電流値検出手段により検出された電流値が所定電流
    値上回れば、通風障害であると判断することを特徴とす
    る請求項13に記載の空気調和装置。
  16. 【請求項16】 前記判断手段により通風障害であると
    判断された場合、前記フィルタが目詰まりであることを
    表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項13
    乃至15のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  17. 【請求項17】 前記圧縮機は、エンジンにより駆動さ
    れることを特徴とする請求項6乃至16のいずれか1項
    に記載の空気調和装置。
  18. 【請求項18】 筐体内に、熱交換器と、この熱交換器
    に流体を送るファンと、このファンを駆動するファンモ
    ータとを備えた冷凍装置の制御方法において、 前記ファンモータの駆動に要する電流値を検出する電流
    値検出過程と、 前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、電流値
    検出過程において検出された電流値に基づいて流体の流
    通障害か否かを判断する判断過程とを備えたことを特徴
    とする冷凍装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 圧縮機、室外熱交換器、この室外熱交
    換器に空気を送風するためのファン及びこのファンを駆
    動するファンモータを有する室外機と、室内熱交換器を
    有する室内機とを備えた空気調和装置の制御方法におい
    て、 前記ファンモータの駆動に要する電流値を検出する電流
    値検出過程と、 前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、前記電
    流値検出過程において検出された電流値に基づいて通風
    障害か否かを判断する判断過程とを備えたことを特徴と
    する空気調和装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 圧縮機及び室外熱交換器を有する室外
    機と、フィルタ、室内熱交換器、この室外熱交換器に空
    気を送風するためのファン及びこのファンを駆動するフ
    ァンモータを有する室内機とを備えた空気調和装置の制
    御方法において、 前記ファンモータの駆動に要する電流値を検出する電流
    値検出過程と、 前記ファンモータを所定回転数で運転した場合、前記電
    流値検出過程において検出された電流値に基づいて通風
    障害か否かを判断する判断過程とを備えたことを特徴と
    する空気調和装置の制御方法。
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