JP4522202B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置に係り、特に圧縮機の制御技術に関する。
従来より、圧縮機、利用側熱交換器としての室外熱交換器及びこの室外機に外気を送風する室外ファンを備えた室外機と、この室外機と冷媒配管を介して接続された室内機とを具備した空気調和装置が知られている。
特開平5−149631号公報
上記従来の空気調和装置においては、圧縮機の制御を行うに際し、圧縮機の動作状態が予め定められた使用条件を外れないように制御するため、低圧スイッチやサーミスタを用いて制御を行っているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような空気調和装置の中には、圧縮機の吐出温度の異常上昇により、圧縮機故障を防止するサーミスタと、設定温度以上になると冷媒回路を閉状態として圧縮機を強制停止するサーモスタットと、低圧圧力が設定圧力以下となった場合に圧縮機の吐出温度が異常上昇するのを防止する低圧スイッチと、を併設したものも提案されている。
しかしながら、以上のように複数のセンサ(サーミスタ、サーモスタット、低圧スイッチ)を併設すると、回路構成および制御が複雑になるとともに、装置コストもかかってしまうという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、回路構成および制御を簡略化し、装置コストの低減も図りつつ、確実に圧縮機を保護することが可能な空気調和装置を提供することにある。
上述課題を解決するため、圧縮機と、熱源側熱交換器と、利用側熱交換器と、前記熱源側熱交換器及び前記利用側熱交換器を結ぶ冷媒配管中に設けられ、前記熱源側熱交換器に流れ込む冷媒量を制御する膨張弁と、を備えた空気調和装置において、前記圧縮機は、圧縮機本体と、前記圧縮機本体を駆動するモータと、前記圧縮機本体および前記モータを収納するケーシングとを備え、前記ケーシングの上部に設けられ当該ケーシングの温度を検知する温度センサと、外気温度を検出する外気温センサと、検知した前記ケーシングの温度に基づいて、前記圧縮機の駆動制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、外気温度とケーシングの温度との差に基づいて圧縮機が起動直後であるか否かを判別し、起動直後でない場合には検知したケーシングの温度を制御用温度TTH1とすると共に、起動直後である場合には検知したケーシングの温度を補正して制御用温度TTH1を設定し、前記制御用温度TTH1と、圧縮機の駆動馬力アップの領域を定める温度T1、温度T1より高い駆動馬力維持の領域を定める温度T2、或いは、温度T2より高い駆動馬力ダウンの領域を定める温度T3とを比較し、比較結果に応じて圧縮機の駆動馬力アップ、駆動馬力維持、或いは駆動馬力ダウンを行うことを特徴ととしている。
上記構成によれば、温度センサは、ケーシングの温度を検知し、外気温センサは、外気温度を検出する。
これにより制御部は、制御部は、外気温度とケーシングの温度に基づき圧縮機が起動直後であるか否かを判別し、起動直後でない場合には検知したケーシングの温度を制御用温度TTH1とすると共に、起動直後である場合には検知したケーシングの温度を補正して制御用温度TTH1を設定し、前記制御用温度TTH1と、圧縮機の駆動馬力アップの領域を定める温度T1、駆動馬力維持の領域を定める温度T2、或いは駆動馬力ダウンの領域を定める温度T3とを比較し、比較結果に応じて圧縮機の駆動馬力アップ、駆動馬力維持、或いは駆動馬力ダウンを行う
この場合において、前記制御部は、前記制御用温度TTH1が前記温度T3を超過した場合に、前記圧縮機を強制停止するとともに、前記強制停止後、前記ケーシングの温度が前記温度T2未満に至った場合に、前記圧縮機を再起動するようにしてもよい。
本発明によれば、少ない温度センサで確実に圧縮機の駆動制御を行うことができる。
次に図面を参照して本発明の好適な実施の携帯について説明する。
図1は、実施形態の空気調和装置の冷媒回路構成を示す図である。
空気調和装置100は、室外機1と、室内機2とを、ユニット間配管9,10からなる冷媒配管で接続して構成され、当該空気調和装置を遠隔制御するための操作部(リモートコントローラ)20を備えている。
室外機1は、室外に設置され、冷媒を圧縮する圧縮機(DCインバータ圧縮機)7と、圧縮機7と吐出管7Aを介して接続され冷媒の循環方向を反転させる四方弁8と、冷媒と外気との熱交換を行わせる熱源側熱交換器として機能する室外熱交換器11と、その開度に応じて冷媒の減圧を行う室外膨張弁13と、圧縮機7と吸込管7Bを介して接続され圧縮機7に吸込まれる冷媒の気液分離を行うアキュムレータ5と、が冷媒配管で接続されて収納されている。また、室外機1は、空気調和装置100全体を制御する制御装置200を備えている。さらに室外熱交換器11には、室外ファン33が隣接して配置され、この室外ファン33の送風空気が室外熱交換器11に供給される。
室外熱交換器11の近傍には、外気温度を検出するための外気温度センサ34が設けられている。
室内機2は、被調和室内に設置され、利用側熱交換器として機能し、室内空気と冷媒との熱交換を行う室内熱交換器21と、冷房運転時に室内機2へ流入する冷媒の冷媒量を制御する室内膨張弁23とが、各々冷媒配管で接続されて収納されている。さらに室内熱交換器21には、これらの室内熱交換器21へ送風する室内ファン22が隣接して配置されている。
図2は、制御装置の機能構成を示すブロック図である。
制御装置200は、制御用プログラム、制御用データ等を記憶するEEPROM(記憶手段)40と、このEEPROM40内の制御用プログラム等に基づいて空気調和装置1全体を制御するCPU41と、各種データを一時的に格納するRAM42と、操作部20との通信を行う送受信部43と、圧縮機駆動モジュール103や空気調和装置1の各部と信号を送受するためのインターフェース(I/F)44とを備えている。
制御装置200は、このI/F44を介して、外気温度センサ34、室内温度センサ50と接続され、各箇所の温度データを取得可能に構成されている。
そして、制御装置100は、操作部20が操作されると、四方弁8、圧縮機7、室外膨張弁13、室内膨張弁23、室外ファン33、室内ファン22をそれぞれ制御する。
具体的には、制御装置200は、自動運転モードの場合には、運転開始時、外気温度センサ34と室内温度センサ50の計測温度の差に基づいて四方弁8を切り替えることにより、空気調和装置1を冷房運転又は暖房運転に設定する。また手動運転モードの場合には、指示された運転モードで動作を行うこととなる。
ここで、冷房運転に設定した場合には、制御装置200は、四方弁8を冷房側に切り替え、図1に示すように、冷媒が実線矢印の如く流れ、室外熱交換器11が凝縮器に、室内熱交換器21が蒸発器として機能して冷房運転状態となり、室内熱交換器21が室内を冷房することとなる。
これに対し、暖房運転に設定した場合には、制御装置は、四方弁8を暖房側に切り替え、冷媒が波線矢印の如く流れ、室内熱交換器21が凝縮器に、室外熱交換器11が蒸発器として機能して暖房運転状態となり、室内熱交換器21が室内を暖房することとなる。
このとき、制御装置200は、室外熱交換器11および室内熱交換器21のそれぞれに設けられた図示しない温度センサを用いて過熱度制御を行い、室外膨張弁13及び室内膨張弁23の開度を制御する。また、制御装置200は、操作部20の設定等に基づき室内ファン22の回転数を可変制御する。
これらと並行して、制御装置200は、操作部20で設定された設定温度と、室内温度センサ50により取得した室内温度との差等に基づいて、圧縮機7の駆動馬力(運転周波数)を可変制御することとなる。
ところで、本実施形態においては、圧縮機の駆動馬力(運転周波数)の制御においては、圧縮機7に設けた一つのサーミスタにより得られた温度に基づいて制御を行っている。
まず、圧縮機7の構成について説明する。
図3は、圧縮機の構成説明図である。
圧縮機7は、冷媒を圧縮するための圧縮機本体7Cと、圧縮機本体7Cを駆動するモータ7Dと、圧縮機本体7Cおよびモータ7Dを収納するケーシング7Eとを備えている。
ケーシング7Eの上面には、電源ボックス7Fが設けられており、この電源ボックス7Fを介してモータ7Dに電源が供給されている。
電源ボックス7F内には、ケーシング7Eの温度を測定するための温度センサとしてのサーミスタ7Gがケーシング7Eの上面に密着するように配置されている。
図4は、圧縮機の外観斜視図である。図5は、電源ボックス部分の拡大斜視図である。
圧縮機7の上面に設けられた電源ボックス7Fからは、図4および図5に示すように、サーミスタ7Gの出力信号を伝送するためのセンサ出力線7Hと、外部よりモータ7Dに電源を供給するための電源線7Iが引き出されている。
電源ボックス7Fは、上部ケーシング7Jと、下部ケーシング7Kとを備えており、上部ケーシング7Jと、下部ケーシング7Kとは、固定金具7Lにより容易に分離しないようにされている。
電源ボックス7Fの側面には、パッキング部7Mが設けられ、このパッキング部7Mからセンサ出力線7Hと、電源線7Iと、が外部に引き出されている。
図6は、固定金具および上部ケーシングを取り除いた場合の電源ボックスの斜視図である。
電源ボックス7F内には、サーミスタ7Gが固定金具7Nによりケーシング7Eの上部表面に密着するように押圧されて取り付けられている。
次に実施形態の圧縮機の制御について説明する。
図7は、実施形態の処理フローチャートである。図8は、動作状態の説明図である。
まず、制御装置200のCPU41は、インターフェース44および外気温センサ34を介して外気温度TAを検出する(ステップS1)。
続いてCPU41は、インターフェース44およびサーミスタ7Gを介して、ケーシング7Eの表面温度であるサーミスタ温度TTHを検出する(ステップS2)。
CPU41は、外気温度TAとサーミスタ温度TTHとの差が所定温度範囲内であるか否か、すなわち、圧縮機7が起動直後であるか否かを判別する(ステップS3)。
ステップS3の判別において、外気温度TAとサーミスタ温度TTHとの温度差が所定温度範囲内である場合には(ステップS3;Yes)、サーミスタ7Gで検出したサーミスタ温度TTHを補正する期間(起動開始から所定時間βが経過するまでの期間)を特定するためのタイマが起動しているか否かを判別する(ステップS5)。
ステップS5の判別において、タイマが既に起動している場合には(ステップS5;Yes)、処理をステップS7に移行する。
ステップS5の判別において、タイマが起動中ではない場合には(ステップS5;No)、CPU41は、外気温度TAとサーミスタ温度TTHとの温度差に基づいて起動時のサーミスタ温度TTHを補正するための補正温度αを設定し、制御用温度TTH1を次式のように設定し、補正を行う期間を定めるタイマをスタートさせ、処理をステップSに移行する(ステップS6)。
TTH1=TTH+α
この補正温度αは、ケーシング7Eの熱容量を考慮して定められるものであり、起動時のケーシング7Eの表面温度とケーシング7Eを介して検出される実際の冷媒温度とのずれを補正するものである。
ステップS3の判別において、外気温度TAとサーミスタ温度TTHとの温度差が所定温度範囲外である場合には(ステップS3;No)、CPU41は、制御用温度TTH1を次式のように設定し(ステップS4)、処理をステップS7に移行する。
TTH1=TTH
CPU41は、制御用温度TTH1と、図8に示す圧縮機7の駆動馬力アップの領域を定める温度T1 とを比較し、
TTH1<T1
であるか否かを判別する(ステップS7)。
ステップS7の判別において、例えば、図8中、時刻t1に至るまでの状態のように、
TTH1<T1
であると判別された場合には(ステップS7;Yes)、圧縮機7の駆動馬力が要求される能力に対して低い状態であるので、駆動馬力アップ処理、すなわち、圧縮機7の回転数を上げる処理を行なう(ステップS10)。
次にCPU41は、タイマの計測時間が所定時間βを経過している(タイマが動作していない場合を含む)か否かを判別する(ステップS16)。
ステップS16の判別において、タイマの計測時間が所定時間βを経過している場合には(ステップS16;Yes)、CPU41は、制御用温度TTH1を次式のように設定し(ステップS17)、処理をステップS1に再び移行する。
TTH1=TTH
ステップS16の判別において、タイマの計測時間が所定時間βを経過していない場合には(ステップS16;No)、処理をステップS1に再び移行する。
ステップS7の判別において、
TTH1≧T1
であると判別された場合には(ステップS7;No)、CPU41は、制御用温度TTH1と、図8に示す圧縮機7の駆動馬力維持の領域を定める温度T2 とを比較し、
TTH1<T2
であるか否かを判別する(ステップS8)。
ステップS8の判別において、例えば、図8中、時刻t1〜時刻t2 の状態のように、
TTH1<T2
であると判別された場合には(ステップS8;Yes)、さらにCPU41は、室外機が強制停止中であるか否かを判別する(ステップS11)。
ステップS11の判別において、室外機が強制停止中ではない場合には(ステップS11;No)、圧縮機7の駆動馬力が要求される能力に対してほぼ等しい状態であるので、駆動馬力維持処理、すなわち、圧縮機7の回転数を維持する処理を行い、タイマの計測時間が所定時間βを経過している(タイマが動作していない場合を含む)か否かを判別する(ステップS16)。
ステップS16の判別において、タイマの計測時間が所定時間βを経過している場合には(ステップS16;Yes)、CPU41は、制御用温度TTH1を次式のように設定し(ステップS17)、処理をステップS1に再び移行する。
TTH1=TTH
ステップS16の判別において、タイマの計測時間が所定時間βを経過していない場合には(ステップS16;No)、処理をステップS1に再び移行する。
ステップS11の判別において、室外機が強制停止中である場合には(ステップS11;Yes)、例えば、図8の時刻t4に示す、圧縮機7の強制停止に伴う温度低下の状態であるので、圧縮機7の再起動処理を行う(ステップS13)。
続いてCPU41は、タイマの計測時間が所定時間βを経過している(タイマが動作していない場合を含む)か否かを判別する(ステップS16)。
ステップS16の判別において、タイマの計測時間が所定時間βを経過している場合には(ステップS16;Yes)、CPU41は、制御用温度TTH1を次式のように設定し(ステップS17)、処理をステップS1に再び移行する。
TTH1=TTH
ステップS16の判別において、タイマの計測時間が所定時間βを経過していない場合には(ステップS16;No)、処理をステップS1に再び移行する。
ステップS8の判別において、例えば、図8中、時刻t2 以降の状態のように、
TTH1≧T2
であると判別された場合には(ステップS8;No)、さらにCPU41は、制御用温度TTH1と、図8に示す圧縮機7の駆動馬力ダウンの領域を定める温度T3 とを比較し、
TTH1<T3
であるか否かを判別する(ステップS9)。
ステップS9の判別において、例えば、図8中、時刻t2 〜時刻t3 の状態のように、
TTH1<T3
であると判別された場合には(ステップS9;Yes)、圧縮機7の駆動馬力が要求される能力に対して高い状態であるので、駆動馬力ダウン処理、すなわち、圧縮機7の回転数を下げる処理を行なう(ステップS10)。
次にCPU41は、タイマの計測時間が所定時間βを経過している(タイマが動作していない場合を含む)か否かを判別する(ステップS16)。
ステップS16の判別において、タイマの計測時間が所定時間βを経過している場合には(ステップS16;Yes)、CPU41は、制御用温度TTH1を次式のように設定し(ステップS17)、処理をステップS1に再び移行する。
TTH1=TTH
ステップS16の判別において、タイマの計測時間が所定時間βを経過していない場合には(ステップS16;No)、処理をステップS1に再び移行する。
ステップS9の判別において、例えば、図8中、時刻t3 以降の状態のように、
TTH1T3
であると判別された場合には(ステップS9;No)、圧縮機7の駆動馬力が要求される能力に対して非常に高すぎる状態であるので、圧縮機7を強制停止するための室外機停止処理がなされる(ステップS15)。
次にCPU41は、タイマの計測時間が所定時間βを経過している(タイマが動作していない場合を含む)か否かを判別する(ステップS16)。
ステップS16の判別において、タイマの計測時間が所定時間βを経過している場合には(ステップS16;Yes)、CPU41は、制御用温度TTH1を次式のように設定し(ステップS17)、処理をステップS1に再び移行する。
TTH1=TTH
ステップS16の判別において、タイマの計測時間が所定時間βを経過していない場合には(ステップS16;No)、処理をステップS1に再び移行する。
以上の説明のように、本実施形態によれば、一つのサーミスタ7Gを設けるだけで、吐出冷媒の異常温度上昇時の圧縮機の強制停止制御および低圧側圧力異常低下制御を確実に行って圧縮機を保護することができ、回路構成および制御を簡略化し、装置コストの低減を図ることが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施形態で示して各設定値や配管構成はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
上記実施形態では、サーミスタを圧縮機7のケーシング7Eの上面側に設けていたが、
モータ7Dよりも上部側であればいずれに配置するように構成することも可能である。
上記実施形態では、温度センサとしてのサーミスタは一つしか設けられていなかったが、温度センサを少なくとも二つ設け、複数の温度センサにより検出したケーシングの温度が所定温度範囲内にある場合に、当該複数の温度センサにより検知したケーシングの温度に基づいて圧縮機の駆動制御を行うように構成することも可能である。これにより、より信頼性が向上する。
上記実施形態では、温度センサとしてサーミスタを用いていたが、他の温度センサであっても同様に適用することが可能である。
上記実施形態では、1台の室外機と1台の室内機を備える空気調和装置に本発明を適用する場合を例示したが、それぞれ任意台数の室外機と室内機を備える空気調和装置についても広く適用が可能である。
実施形態の空気調和装置の回路構成を示す図である。 制御装置の機能構成を示す図である。 圧縮機の構成説明図である。 圧縮機の外観斜視図である。 電源ボックス部分の拡大斜視図である。 固定金具および上部ケーシングを取り除いた場合の電源ボックスの斜視図である。 実施形態の処理フローチャートである。 動作状態の説明図である。
符号の説明
100 空気調和装置
1 室外機
2 室内機
5 アキュムレータ
7 圧縮機
7A 電源ボックス
7C 圧縮機本体
7D モータ
7E ケーシング
7G サーミスタ(温度センサ)
11 室外熱交換器
13 室外膨張弁
20 操作部
21 室内熱交換器
22 室内ファン
23 室内膨張弁
33 室外ファン
34 外気温度センサ
50 室内温度センサ
200 制御装置(制御部)

Claims (2)

  1. 圧縮機と、熱源側熱交換器と、利用側熱交換器と、前記熱源側熱交換器及び前記利用側熱交換器を結ぶ冷媒配管中に設けられ、前記熱源側熱交換器に流れ込む冷媒量を制御する膨張弁と、を備えた空気調和装置において、
    前記圧縮機は、圧縮機本体と、前記圧縮機本体を駆動するモータと、前記圧縮機本体および前記モータを収納するケーシングとを備え、
    前記ケーシングの上部に設けられ当該ケーシングの温度を検知する温度センサと、外気温度を検出する外気温センサと、検知した前記ケーシングの温度に基づいて、前記圧縮機の駆動制御を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、外気温度とケーシングの温度との差に基づいて圧縮機が起動直後であるか否かを判別し、起動直後でない場合には検知したケーシングの温度を制御用温度TTH1とすると共に、起動直後である場合には検知したケーシングの温度を補正して制御用温度TTH1を設定し、前記制御用温度TTH1と、圧縮機の駆動馬力アップの領域を定める温度T1、温度T1より高い駆動馬力維持の領域を定める温度T2、或いは、温度T2より高い駆動馬力ダウンの領域を定める温度T3とを比較し、比較結果に応じて圧縮機の駆動馬力アップ、駆動馬力維持、或いは駆動馬力ダウンを行うことを特徴とする空気調和装置。
  2. 請求項1記載の空気調和装置において、
    前記制御部は、前記制御用温度TTH1が前記温度T3を超過した場合に、前記圧縮機を強制停止するとともに、
    前記強制停止後、前記ケーシングの温度が前記温度T2未満に至った場合に、前記圧縮機を再起動することを特徴とする空気調和装置。
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