JPH0886518A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0886518A
JPH0886518A JP6223740A JP22374094A JPH0886518A JP H0886518 A JPH0886518 A JP H0886518A JP 6223740 A JP6223740 A JP 6223740A JP 22374094 A JP22374094 A JP 22374094A JP H0886518 A JPH0886518 A JP H0886518A
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義紀 中山
Tomonori Isobe
知典 礒部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンプレッサの配設部位近傍の温度が低い時
に無駄に電力を消費することなく円滑にモータを始動す
る。 【構成】 コンプレッサ温度サーミスタ110Cにより
検出されたコンプレッサ26近傍の検出温度が所定温度
以下の場合に、コンプレッサモータ106の始動時に当
該コンプレッサモータ106に供給する電圧を、通常の
始動時に供給する電圧よりも高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に係り、特
に、モータ及び当該モータにより駆動されるコンプレッ
サを備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内及び室外に各々配置され
冷媒によって熱交換を行う一対の熱交換器、冷媒を圧縮
するコンプレッサ、冷媒の流通方向を切り換える四方弁
及びキャピラリーチューブ等を備え、四方弁の切り換え
等により暖房、冷房、除湿等の各種の運転モードで空気
調和を行えるようにした空気調和機が知られている。
【0003】家庭用の空気調和機等に配設されたコンプ
レッサは、圧縮のための駆動力をモータから得るように
構成されたものが殆どである。ところで、モータの始動
時及び運転時には、当該モータから振動及び音が発生す
るため、上記のモータ及びこれにより駆動力を得るコン
プレッサは、室外ユニット側に配設されるのが一般的で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成によれば、室外ユニット内に設置されたコンプレ
ッサ及びモータは、室外の気温に近い温度環境におかれ
ることになり、特に冬季等にはかなり低温度の環境にお
かれることになる。低温環境では、モータの駆動コイル
の電気抵抗値が増大し、またコンプレッサ内の可動部を
潤滑するための潤滑油の粘性が増大する。このため、コ
ンプレッサの周囲温度にかかわらずモータの始動時に一
定電圧を供給するようにした空気調和機では、コンプレ
ッサの周囲温度が低い場合に駆動コイルに流れる電流が
低下し、更に、潤滑油の粘性抵抗の増大によりモータの
起動に必要なトルクが増大する等により、モータを始動
できない事態が生ずる可能性があった。特に始動時の突
入電流を減らすために、始動電圧を低めに設定している
ものではこの傾向が著しく表れる。
【0005】また、これを解決するために、モータの始
動に失敗した場合には、モータに供給する電圧を若干高
くして再度モータを始動させることを繰り返し試行する
ようにした空気調和機も見受けられるが、低温時にはモ
ータに対し繰り返し始動を試行することになるので、モ
ータの始動に際して電力が無駄に消費されると共に、モ
ータが実際に始動するまでに時間がかかるという問題が
あった。
【0006】そこで、上記事実に鑑み、本発明は、周囲
温度が低い場合にも、無駄に電力を消費することなく円
滑にモータを始動することのできる空気調和機を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の空気調和機は、モータと、前記モ
ータにより駆動されるコンプレッサと、前記コンプレッ
サの配設部位近傍の温度を検出する温度検出手段と、前
記温度検出手段により検出された温度が所定温度以下の
場合に、前記モータの始動時に当該モータに供給する電
圧を前記検出された温度が前記所定温度よりも高い場合
よりも高くする制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0008】また、請求項2記載の空気調和機は、請求
項1記載の空気調和機において、前記制御手段は、前記
温度検出手段により検出された温度が所定温度以下の場
合に、前記検出された温度が低くなるに従って前記モー
タの始動時に当該モータに供給する電圧を高くすること
を特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の空気調和機では、温度検出手段がコン
プレッサの配設部位近傍の温度を検出する。制御手段
は、その検出温度が所定温度以下の場合に、モータの始
動時に当該モータに供給する電圧を検出温度が所定温度
よりも高い場合の始動電圧よりも高くする。一般に、コ
ンプレッサ配設部位近傍の温度が低いと、当該コンプレ
ッサを駆動するモータの駆動コイルの電気抵抗値が増加
するので駆動コイルを流れる電流は減少し、且つコンプ
レッサ内の潤滑油の粘性が増加するのでモータを始動さ
せるために必要なトルクは増大するが、上記のようにモ
ータの始動時に当該モータに供給する電圧を高くするこ
とにより、モータの駆動トルクの低下を回避することが
でき、モータの始動の失敗を回避することができる。従
って、モータの始動を繰り返し行う必要がなくなるの
で、周囲温度が低い場合にも、無駄に電力を消費するこ
となく円滑にモータを始動することができる。
【0010】また、検出温度が所定温度よりも高い場合
に、制御手段は、モータに供給する始動電圧を検出温度
が所定温度以下の場合の始動電圧よりも低くする。従っ
て、始動電圧を検出電圧によらず一定の高い値に設定す
る場合よりも、消費電力を節約でき、始動時の突入電流
を減らすことができる。
【0011】なお、大型の空気調和機に備えられたコン
プレッサ駆動用モータ等のように出力の大きいモータに
関しては、通常時においてもモータの始動時に大きなト
ルクを必要とし、高い電圧を供給する必要がある。よっ
て、コンプレッサ配設部位近傍の温度低下に伴う上記の
ようなモータの駆動電流の低下及び始動に必要とされる
トルクの増大の影響は大きいので、本発明を出力の大き
いモータに適用すると、本発明の効果は顕著に表れる。
【0012】一般にコンプレッサ配設部位近傍の温度が
低下するにしたがって、モータの駆動コイルの抵抗値は
増加し、且つコンプレッサ内の潤滑油の粘性は増加す
る。よって、コンプレッサ配設部位近傍の温度が低くな
るに従って、モータの始動に必要な供給電圧は増加す
る。
【0013】従って、請求項2に記載したように、温度
検出手段により検出された温度が所定温度以下の場合
に、制御手段はその検出温度が低くなるに従って、モー
タの始動時に当該モータに供給する電圧を高くする、よ
り具体的には検出温度が低下するに従って段階的に徐々
に高くするか、或いは連続的に高くすることが好まし
い。
【0014】請求項1の発明にはモータに供給する電圧
を所定温度を境界として2段階に変更することも含んで
いるが、この場合、かなり低温の環境でもモータの始動
を成功させるために当該所定温度よりも若干低い温度に
おける電圧を、かなり低い温度における電圧と等しく、
即ちかなり低い温度環境でモータを始動できるだけの高
い電圧に設定する必要がある。一方、モータに供給する
電圧を上記のように検出温度が低くなるに従って高くす
る場合は、当該所定温度よりも若干低い温度における電
圧は、所定温度からの温度差が少ないため、所定温度に
おける電圧との差は小さいが、この電圧でも確実にモー
タを始動することができる。以上のことから、モータに
供給する電圧は、当該電圧を2段階に変更する場合より
も当該電圧を検出温度が低くなるに従って変更する場合
の方が、広い温度範囲に亘って低くて済むので、モータ
を始動するための消費電力を更に低減することができ
る。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0016】本実施例の空気調和機(エアコン)は、図
1に示すように、室内ユニット10と室外ユニット12
とを備えると共に、室内ユニット10と室外ユニット1
2とに冷媒を循環させる冷媒循環路が設けられている。
【0017】室内ユニット10には、室内熱交換器16
が設けられている。この室内熱交換器16の近傍には、
室内熱交換器16を通過させて送風するための後述する
ファンモータ70Eによって駆動されるファン17が設
けられている。
【0018】室内熱交換器16は、太管で構成された冷
媒配管18を介して室外ユニット12のバルブ20に接
続されている。また、バルブ20は、マフラー22を介
して四方弁36に接続されている。四方弁36は、アキ
ュムレータ24、コンプレッサ26、マフラ38、及び
四方弁36を介して室外熱交換器28に接続されてい
る。
【0019】室外熱交換器28は、キャピラリーチュー
ブ30及びストレーナ42を介してバルブ32に接続さ
れると共に、電磁弁40を介してマフラ38と四方弁3
6との間に接続されている。そして、バルブ32が、細
管で構成された冷媒配管34を介して室内熱交換器16
に接続されることにより、密閉された冷媒循環路すなわ
ち冷凍サイクルが形成されている。なお、室外熱交換器
28の近傍には、室外熱交換器28を通過させて送風す
るための後述するファンモータ112Aによって駆動さ
れるファン29が設けられている。
【0020】図2は、室内ユニット10の電気回路を示
すものであり、この電気回路は電源基板70及びコント
ロール基板72を備えている。電源基板70には、室内
への送風量を調整するファンモータ70E(直流ブラシ
レスモータ)が接続された駆動回路70A、モータを駆
動するための電力を生成するモータ電源回路70B、制
御回路用の電力を生成する制御回路用電源回路70C、
及びシリアル回路用の電力を生成するシリアル回路用電
源回路70Dが設けられている。
【0021】従って、モータ電源回路70Bから駆動回
路70Aに供給される直流電力の電圧を変えることによ
ってファンモータ70Eの回転数、即ち送風装置の送風
量をマイコンから任意に調節することができる。本実施
例では、例えばこの電圧を12V〜36Vの範囲で25
6段階に制御している。
【0022】コントロール基板72には、シリアル回路
用電源回路70Dに接続されたシリアル回路72A、モ
ータを駆動する駆動回路72B、及び制御回路としての
マイクロコンピュータ(マイコン)72Cが設けられて
いる。駆動回路72Bには、フラップを上下動させる上
下フラップ用のステップモータ74A、左右フラップ用
のステップモータ74B、74C、及び床面の温度を検
出するフロアセンサの向きを変えるフロアセンサ用のス
テップモータ74Dが接続されている。これらのステッ
プモータは、マイコン72Cからの信号によって回転角
が制御される。
【0023】また、マイコン72Cは図示しないCP
U、RAM、ROM、入出力制御部等により構成されて
おり、このマイコン72Cには、表示基板76に設けら
れた運転モード等を表示する表示用LED及びリモート
コントローラからの操作信号を受信する受信回路が接続
され、さらにセンサ基板78に設けられた床面の温度を
検出するフロアセンサ及び光センサが接続されている。
さらに、マイコン72Cには、室温を検出する室温セン
サ80A、室内熱交換器16の温度を検出する熱交換器
用温度センサ80Bが接続されると共に、スイッチ基板
82に設けられた自己診断用LED、通常の運転と試運
転とに切り換える運転切換スイッチ及び自己診断スイッ
チが接続されている。
【0024】図3は、室外ユニット12の電気回路を示
すものであり、この電気回路は整流回路100及びコン
トロール基板102を備えている。なお、室外ユニット
12の電気回路は、〜として示す複数の端子を介し
て図2の室内ユニット10の電気回路に接続されてい
る。
【0025】コントロール基板102には、室内ユニッ
ト10のシリアル回路用電源回路70Dに接続されたシ
リアル回路102A、ノイズを除去するノイズフィルタ
102B、102C、120D、インバータ104をス
イッチングするための電力を生成するスイッチング電源
回路102E、制御回路としてのマイコン102Fが設
けられている。このマイコン102Fは、図示しないC
PU、RAM、ROM、入出力制御部等により構成さ
れ、室内ユニット10のシリアル回路72A及びシリア
ル回路102Aを介して室内ユニット10のマイコン7
2Cから送信される制御信号に基づいてコンプレッサに
供給する交流電力の周波数(18Hz〜150Hz)や
各々の機器の動作を制御する。
【0026】スイッチング電源回路102Eにはインバ
ータ104が接続され、インバータ104には、冷媒を
圧縮するコンプレッサ26に駆動力を供給するコンプレ
ッサモータ106が接続されている。
【0027】また、マイコン102Fは、外気温度を検
出する外気温センサとしての外気温度サーミスタ110
A、室外熱交換器28の温度を検出するコイル温センサ
としてのコイル温度サーミスタ110B、コンプレッサ
の温度を検出する温度センサとしてのコンプレッサ温度
サーミスタ110Cが接続されている。また、室外ユニ
ット100には、四方弁36及び電磁弁40が接続され
ている。なお、112Aはファンモータ、112Bはフ
ァンモータ用コンデンサである。
【0028】このエアコンによれば、電磁弁40をオフ
した状態で四方弁36を切り換えて、冷媒が室内熱交換
器16、冷媒配管18、バルブ20、マフラー22、四
方弁36、アキュムレータ24、コンプレッサ26、マ
フラ38、四方弁36、室外熱交換器28、キャピラリ
ーチューブ30、ストレーナ42、バルブ32、冷媒配
管34及び室内熱交換器16の順に循環するようにする
と、室内熱交換器16で冷媒が蒸発しかつ室外熱交換器
28で冷媒が凝縮するため、室内の冷房を行なうことが
できる。また、上記と逆に冷媒を循環させると、室内熱
交換器16で冷媒が凝縮しかつ室外熱交換器28で冷媒
が蒸発するため、室内の暖房を行なうことができる。
【0029】さらに、暖房運転時に電磁弁40をオンに
して、コンプレッサ26から吐出される高温の冷媒の一
部を室外熱交換器28に流入するようにすることによ
り、室外側熱交換機28の温度を上げ着霜しにくくする
ことができる。
【0030】図4に示すように、本実施例に係るコンプ
レッサ26は、当該コンプレッサ26を駆動するコンプ
レッサモータ106と一体的にケーシング120内に収
納されている。コンプレッサ26はケーシング120内
の下部に、コンプレッサモータ106はケーシング12
0内の略中央部に、それぞれ配設されている。
【0031】コンプレッサモータ106は、駆動トルク
をコンプレッサ26に伝達するための回転軸130と、
回転軸130と一体的に回転する回転子132と、固定
子128と、固定子128に巻かれたコイル126とを
含んで構成されている。略円筒状の回転子132は、ケ
ーシング120の中央部にその回転の中心軸が上下方向
に沿うように配設されている。回転軸130は、回転子
132と互いの上下方向の中心軸が一致するように回転
子132の中心部に固定されており、後述するコンプレ
ッサ26の配設されたケーシング120の下部まで延長
されている。回転子132を周囲から覆うように配設さ
れた固定子128は、その外側がケーシング120の内
壁に固定され、その内側の面と固定子128の側面との
間に僅かな隙間が生ずるように配設されている。
【0032】また、上記のコンプレッサモータ106は
図6に示すように、三相のコイル126A、126B、
126Cがスター状に結線されたブラシレス直流モータ
であり、3つの接点A、B、Cのうちの2つの接点の間
に順次電圧を供給することにより、回転子132及び回
転軸130に駆動トルクを供給するような構造となって
いる。即ち、まず接点Aと接点Bとの間に電圧を供給
し、所定時間後に接点Bと接点Cとの間に電圧を供給
し、更に所定時間後に接点Cと接点Aとの間に電圧を供
給するというように、順次供給されるコイルをスイッチ
ングすることにより、回転子132及び回転軸130に
駆動トルクを供給する。
【0033】なお、上記のコイルへの電圧供給は、回転
する回転子132の回転位置とタイミングを整合させる
必要があるため、回転子132の回転位置を検出する必
要がある。一般にブラシレス直流モータにおける回転子
の位置検出では、InSb(インジウム・アンチモン)を用
いたn型半導体により構成されたホール素子により検出
することが多い。ところが、このホール素子は熱に弱
く、高温下では誤動作等の虞れがあるため、本実施例で
は供給された2つの接点間のコイル以外のもう1つのコ
イルに電磁誘導により誘起された電圧を検出し、その誘
起された電圧値に基づいて回転する回転子132の回転
位置を検出している。
【0034】コンプレッサ26には、冷媒を圧縮するた
めの後述する圧縮室を形成するための2つのシリンダ1
42、150が配設されている。シリンダ142と上記
の回転子132との間には、軸受136が配設されてお
り、この軸受136には上記の回転軸130が挿通され
ている。また、シリンダ150とケーシング120の底
面との間には、軸受152が配設されており、この軸受
152にも上記の回転軸130が挿通されている。2つ
のシリンダ142、150の間には、仕切り板144が
配設されている。シリンダ142は、仕切り板144と
軸受136とで上下から挟まれており、これによりシリ
ンダ142に圧縮室が形成されている。
【0035】図5に示すように、円筒状のシリンダ14
2には、上述したように回転軸130が中心位置に挿通
され、偏心部138がこの回転軸130に偏心して固定
され、更にローラ140が偏心部138の外側に固定さ
れている。なお、ローラ140の外周面はシリンダ14
2の内周面に接している。このローラ140の外周面と
シリンダ142の内周面との間の空間が冷媒を圧縮する
ための圧縮室170とされる。また、シリンダ142に
は、冷媒を圧縮室170内に吸入するための吸入口17
4と、冷媒を圧縮室170から吐出するための吐出口1
78と、冷媒の吐出量を調節するための吐出弁180と
が設けられている。溝176の中に配設された図示しな
いバネに固着された羽根172が、当該バネの圧力によ
ってローラ140に圧接している。これにより、圧縮室
170は2つの部屋、即ち図5において吸入された冷媒
がローラ140により圧縮される右側の部屋と、圧縮さ
れた冷媒の吐出口178への通路となる左側の部屋と、
に仕切られる。
【0036】また、シリンダ150も仕切り板144と
軸受152とで上下から挟まれており、これによりシリ
ンダ150に圧縮室が形成されている。このシリンダ1
50の圧縮室内には、回転軸130の軸線に対して偏心
されて固定された円板状の偏心部148と、偏心部14
8の外周部に固定されたドーナツ状のローラ146とが
配設されている。なお、上記の偏心部138と偏心部1
48とは回転軸130の回転と共に180度の位相差を
もって回転するように、回転軸130に対し対称な位置
に固定されている。
【0037】また、圧縮室内に冷媒を吸引するための吸
引パイプ154、156がそれぞれシリンダ142、1
50に配設されている。シリンダ142に設けられた後
述する吐出口178(図5参照)から吐出された冷媒を
受ける略漏斗状の放出マフラ158が軸受136の下部
を上から覆うようにして配設されている。また、シリン
ダ150に設けられた図示しない吐出口から吐出された
冷媒を受ける略皿状の放出マフラ160が軸受152の
下に配設されている。ケーシング120の下部から中央
部へ向けての冷媒の通路として用いられるバイパスパイ
プ134がケーシング120の外に設けられており、そ
のパイプの両端の口はケーシング120の側壁を貫通し
ている。また、冷媒の放出パイプ122がケーシング1
20の上面の中央部に配設されている。なお、上記の放
出マフラ158及び放出マフラ160は、図示しない管
路でバイパスパイプ134に連絡されており、このバイ
パスパイプ134も図示しない管路で放出パイプ122
に連絡されている。
【0038】更に、ケーシング120の上面には、上記
のコンプレッサモータ106に電力を供給するための3
つの端子124A、124B、124Cと、既に記述し
たコンプレッサ温度サーミスタ110Cとが配設されて
いる。
【0039】以下、本実施例の作用を説明する。エアコ
ンの運転開始を指示する信号をリモートコントローラか
ら受信すると、図7に示す制御ルーチンが実行される。
この制御ルーチンは、室外ユニット12のマイコン10
2Fにおいて実行される。
【0040】ステップ200においてコンプレッサ温度
サーミスタ110Cにより検出されたコンプレッサ配設
部位近傍の温度Tを取込み、次のステップ202におい
て温度Tが所定温度T1 以下であるか否かを判断する。
【0041】温度Tが所定温度T1 より高い場合は、ス
テップ206へ進み、コンプレッサモータ106の始動
電圧として通常時電圧V1 を設定し、ステップ208へ
進む。一方、温度Tが所定温度T1 以下である場合は、
ステップ204へ進み、マイコン72Cに内蔵された図
示しないROMに記憶されたコンプレッサ配設部位近傍
の温度とコンプレッサモータの始動電圧との対応グラフ
(図8に示す実線のグラフ)から、温度Tに対応するコ
ンプレッサモータの始動電圧V2 を読み取り、その電圧
2 をコンプレッサモータ106の始動電圧として設定
して、その後ステップ208へ進む。なお、上記の電圧
2 は通常時電圧V1 よりも高い値に設定されている。
【0042】ステップ208ではコンプレッサモータ1
06のコイル126に上記のステップ204またはステ
ップ206において設定された始動電圧を供給し、起動
する。これにより、コンプレッサモータ106の回転軸
130は図5においてR方向に回転し、これに伴ってロ
ーラ140はシリンダ142の内周面に摺接しながらR
方向に偏心回転する。
【0043】この時冷媒は、図4に示す吸引パイプ15
4、156からコンプレッサ26内に入る。吸引パイプ
154から吸引された冷媒は、図5において吸入口17
4から圧縮室170内に入り、上記のローラ140の偏
心回転によりローラ140の外周面とシリンダ142の
内周面とにより圧縮される。圧縮された後、冷媒は図5
における左の部屋へ移動し、吐出弁180により開口量
が調整された吐出口178より圧縮室外へ吐出される。
吐出された冷媒は、放出マフラ158を通り、その後図
示しないパイプ及びバイパスパイプ134を通って放出
パイプ122よりケーシング120の外へ放出される。
吸引パイプ154から吸引された冷媒も、上記と同様に
シリンダ150内の図示しない圧縮室にて圧縮された
後、同様のルートを通って放出パイプ122よりケーシ
ング120の外へ放出される。
【0044】そして、次のステップ210において室内
ユニット10に配設されたマイコン72Cからの指示に
応じた回転数で空気調和運転を行う。より詳細に述べる
と、マイコン72Cは、目標温度と室温との差温及びこ
の差温の変化量に基づいてファジィ演算を行い、コンプ
レッサ26の運転能力(周波数)の変動分を算出しこの
運転能力の変動分を室外ユニット12のマイコン102
Fにインターフェイス回路及び信号線を介して送信す
る。また、室外ユニット12のマイコン102Fは現在
コンプレッサ26に供給している交流電力の周波数にこ
の増減分の周波数を加えた新たな周波数の交流電力をコ
ンプレッサ26に供給する。
【0045】このように目標温度と室温とからコンプレ
ッサ26に供給する交流電力の周波数を増減させること
によって、目標温度を維持するために必要なコンプレッ
サ26の運転能力(交流電力の周波数)が求まり、この
運転能力でコンプレッサ26の運転が維持される。ま
た、このような状態で目標温度を変更した場合は、マイ
コン72Cによって新たにコンプレッサ26の運転能力
の変動分が算出され、目標温度(空調負荷)を維持する
に必要な運転能力(周波数)が設定される。
【0046】以上の説明から明らかなように、コンプレ
ッサ配設部位近傍の温度が所定温度以下の場合には、通
常時電圧V1 よりも高い電圧V2 をモータの始動時電圧
として設定しているので、モータの始動の失敗を回避す
ることができ、無駄に電力を消費することなく円滑にモ
ータを始動することができる。
【0047】なお、コンプレッサ配設部位近傍の温度が
所定温度以下の場合にモータの始動時電圧として設定す
る電圧値は、上記に説明した図8の実線に示すように温
度変化とともに段階的に変化させた値とすることに限定
されるものではなく、図9に示すように温度変化ととも
に連続的に変化させた値としても良いし、また図8の破
線に示すように所定温度を境界として当該所定温度以下
では電圧値が高くなるように2段階に電圧を変更しても
良い。上記の各種の方法において、図8の破線に示すよ
うに2段階に電圧を変更する場合は制御が簡単であると
いう利点を有する。また、それと比較して図8の実線に
示すように電圧を温度変化とともに段階的に変化させる
場合には、所定温度T1 以下の温度Tにおけるモータ始
動時の供給電圧V2 が、図8の破線に示すように2段階
に電圧を変更する場合の電圧V3よりも低い値となり、
電圧値(V3 −V2 )だけ節電することができる、即ち
モータを始動するための消費電力を更に低減することが
できる。
【0048】また、本実施例では圧縮室が複数設けられ
たコンプレッサに関して説明したが、本発明は1つの圧
縮室を備えたコンプレッサにも適用することができる。
【0049】また、本実施例ではコンプレッサを駆動す
るモータとして、三相ブラシレス直流モータを用いた例
を示したが、本発明は他の直流モータまたは交流モータ
を用いた場合でも適用することができる。
【0050】更に、本実施例に示したように、温度検出
手段には、空気調和機に既存のコンプレッサ用の温度セ
ンサを用いることができる。これは、新たに専用の温度
センサをコンプレッサ近傍に配設する場合よりも、構成
が簡単になるという効果を有している。また、本実施例
では温度センサがコンプレッサ26を収納したケーシン
グ120の上面に配設されている例を示したが、温度セ
ンサの配設位置はこれに限定されるものではない。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、コンプレ
ッサ配設部位近傍の温度を検出する温度検出手段により
検出された温度が所定温度以下の場合にモータの始動時
に当該モータに供給する電圧を前記検出された温度が所
定温度よりも高い場合よりも高くする制御手段を備えて
いるので、コンプレッサ配設部位近傍の温度が低い場合
に、モータの駆動トルクの低下を回避することができ、
モータの始動の失敗を回避することができる。従って、
モータの始動を繰り返し試行する必要がなくなるので、
周囲温度が低い場合にも、無駄に電力を消費することな
く円滑にモータを始動することができるという優れた効
果を有する。
【0052】また、請求項2記載の発明によれば、制御
手段は、温度検出手段により検出された温度が所定温度
以下の場合に、検出された温度が低くなるに従ってモー
タの始動時に当該モータに供給する電圧を高くするの
で、所定温度を境界にして前記電圧を2段階に変更する
場合よりも、モータの始動時に供給する電圧が広い温度
範囲に亘って低くて済むので、モータを始動するための
消費電力を更に低減することができるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の空気調和機の冷媒回路図であ
る。
【図2】空気調和機の室内ユニットの電気回路図であ
る。
【図3】空気調和機の室外ユニットの電気回路図であ
る。
【図4】コンプレッサ及びコンプレッサモータを示す概
略構成図である。
【図5】コンプレッサの圧縮室周辺の概略構成図であ
る。
【図6】コンプレッサモータのコイル結線を示す概略図
である。
【図7】制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】本実施例の制御において参照されるコンプレッ
サ配設部位近傍の温度とモータの始動電圧との対応を示
す線図である。
【図9】本発明を適用可能なコンプレッサ配設部位近傍
の温度とモータの始動電圧との対応を示す線図である。
【符号の説明】 10 室内ユニット 12 室外ユニット 26 コンプレッサ 72C マイコン 102F マイコン 106 コンプレッサモータ(モータ) 110C コンプレッサ温度サーミスタ(温度検出手
段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、 前記モータにより駆動されるコンプレッサと、 前記コンプレッサの配設部位近傍の温度を検出する温度
    検出手段と、 前記温度検出手段により検出された温度が所定温度以下
    の場合に、前記モータの始動時に当該モータに供給する
    電圧を前記検出された温度が前記所定温度よりも高い場
    合よりも高くする制御手段と、 を備えた空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記温度検出手段によ
    り検出された温度が所定温度以下の場合に、前記検出さ
    れた温度が低くなるに従って前記モータの始動時に当該
    モータに供給する電圧を高くすることを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機。
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