JP2005262166A - ガス富化装置 - Google Patents

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康裕 中村
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Abstract

【課題】ガス富化手段と差圧発生手段が接続されるガス富化装置において、差圧発生手段の長寿命化を図り、故障診断を可能としたガス富化装置を提供する。
【解決手段】ガス富化手段2と、このガス富化手段2の前後に差圧を発生させる差圧発生手段3とを有するガス富化装置1において、差圧発生手段3の運転負荷(例えば入力電流)を検知し、この検知された負荷量に応じて差圧発生手段3の運転を制御する。そして、差圧発生手段に対して過負荷にならないようにし、上記目的を達成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気中の所定のガスの濃度を他のガスに対して相対的に向上させるガス富化装置に関するものである。
従来、ガス富化手段を用いてする酸素富化装置や窒素富化装置など特定のガス濃度を相対的に向上させる装置については医療用の酸素富化装置、空気調和装置、空気清浄機などの機器について種々の発明がなされている。
例えば被空調空間の酸素濃度を向上させるための装置の発明として、分離型空気調和装置の室外機に酸素富化手段を設け、その酸素富化された空気を送出配管を介して室内 機に送り、室内側に放出して被空調空間である室内環境の酸素濃度を向上させて、居住者の快適性の用に供するという発明が開示されている(特許文献1など)。
特開平5−113227号公報
従来の技術では、ガス富化装置の差圧発生手段の吐出側の流通路が凍結及びゴミなどの詰まりによって閉塞された場合、差圧発生手段の電流値が上昇し、負荷がかかった状態で運転されるため装置としての信頼性に及ぼす可能性があり、また、流通路が閉塞されているので空気中の所定のガスの濃度を他のガスに対して相対的に向上させることができないという課題があった。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、差圧発生手段の運転判断手段により検知された値及び、温度検知手段により検知された値によって差圧発生手段の運転を制御することで長寿命で装置信頼性の高いガス富化装置を提供するとともに、状況診断により故障内容の通知を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明のガス富化装置は、少なくともガス富化手段と、前記ガス富化手段の前後に差圧を発生させる差圧発生手段とを有して構成されるガス富化装置であって、差圧発生手段の負荷状態を検知し、この情報に基づいて差圧発生手段の運転量を制御する。
ここで本願発明のガス富化装置は、要するにガス富化を行なう機能を有する機器を指し示しており、例えば酸素富化機能を有する家庭用の空気調和機、車両用の空気調和機、医療用酸素富化装置、等も含むものである。
また、差圧発生手段の運転量の制御は後述の通り、差圧発生手段をいわゆるDCポンプのようなものとして、入力電圧を可変させることにより流量可変に制御することができるものでもよいし、ON/OFFしかできないような差圧発生手段であれば、そのON/OFFの間欠運転の時間間隔を相対的に変える制御(「運転率」の制御と称す)や、差圧発生手段とガス富化手段の間の流通路に開閉制御弁を介挿しガス富化手段を通らず流通抵抗の低い流路から外気を取り入れるようにして差圧発生手段の負荷を下げるようにしてもよいし、差圧発生手段の吸いこみ側と吐き出し側とを開閉制御弁を介挿して連通させるようにして流路を短絡させることで運転量を制御するようにしてもよい。
差圧発生手段の負荷の検知方法としては、上記の他、圧縮前後の差圧を検知してもよいし、吸いこみ側は大気なのでほぼ一定であるから、吐出側の圧力を検知するようにしてもよい。
本願発明によれば、所定のガス富化された空気が差圧発生手段から吐出される吐出主管が、ゴミ詰り、折れ、凍結等によって閉塞された場合においても差圧発生手段は連続運転する可能性があるため、差圧発生手段の運転判断手段によって検知した値に応じて差圧発生手段の運転を停止することで故障状態での運転を回避し、差圧発生手段の破損等を回避することができる。
本願発明のガス富化装置は、ガス富化手段と、このガス富化手段の前後に差圧を発生させる差圧発生手段とを有して所定のガスの富化を行うガス富化装置であって、差圧発生手段の運転判断手段によって検知された値に応じて差圧発生手段の運転を制御するものである。特に、差圧発生手段の電流値により差圧発生手段の運転を制御する。
また、本願発明のガス富化装置は、流通路の温度を検知または推定する温度検知手段によって検知された値と、差圧発生手段の運転判断手段によって検知された値により状況診断を行い、その内容を通知するものである。
また、本願発明のガス富化装置は、差圧発生手段の運転開始から所定時間後に差圧発生手段の電流値を検知し、差圧発生手段のモータロックおよび吐出側の詰まりを区別するものである。
また、本願発明のガス富化装置は、差圧発生手段の電流値がある所定値以下のときに差圧発生手段の吸入側の故障を通知するものである。
また、本願発明のガス富化装置は、差圧発生手段の電流値がある所定値以上のときに差圧発生手段の電圧を可変することで流通路の通気流量を上げるものである。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態では、差圧発生手段の運転判断手段によって検知された値を電流値とした場合について説明するが、例えば差圧発生手段の回転数、電圧など電流値以外で差圧発生手段の運転状態を判断できるものであっても同様の効果を奏するものである。
まず図1を用いて本実施の形態に係る装置の構成について説明する。図1は、本願発明に係るガス富化装置の構成概念図である。同図において、ガス富化装置1はガス富化手段2と、差圧発生手段3と、ガス富化手段2と差圧発生手段3とを通気可能に連結する供給管4と、所定のガス富化された空気が差圧発生手段3から吐出される吐出主管5が設けられている。また、流通路の温度を検知または推定する温度検知手段6が設けられており、差圧発生手段3の運転判断手段7によって検知された値に応じて差圧発生手段3の運転が制御される。なお、温度検知手段6はガス富化装置1の1次側に設けた場合及び、2次側に設けた場合についても同様の効果を奏するものであり、また、運転判断手段7は差圧発生手段3に内蔵した場合及び、外付けにした場合についても同様の効果を奏するものである。
上記構成において、差圧発生手段3が運転されるとガス富化手段2を通過した空気が供給管4を通過して差圧発生手段3に吸い込まれ、富化ガスが吐出主管5を介して送出される。また、差圧発生手段3の運転判断手段7によって検知された値に応じて差圧発生手段
3の運転/停止の制御を行う。
次に差圧発生手段3の電流値による差圧発生手段3の運転制御について図2を用いて説明する。図2は上記実施の形態において差圧発生手段3の運転制御を示すタイムチャートである。ここでは差圧発生手段3の運転判断手段7によって検知された電流値をaとし、予め設定された値をAとする。また、差圧発生手段3の運転が停止状態にあるときをB0とし、差圧発生手段3が運転状態にあるときをB1とする。
差圧発生手段3は差圧発生手段3の電流値aがA以下の状態ではB1、A以上の状態ではB0となり、図2に示すような運転動作が行われる。X1点では電流値aがA以下にあるためB1となっており、X2点では電流値aがA以上にあるためB0となる。また、X3点では電流値aがA以下にあるものの、X2点で電流値aがA以上となり、いったんA以上となった時点で差圧発生手段3の運転は停止状態となるためX3点においてはB0となる。
次の実施の形態について、図1を用いて説明する。図1は上記実施の形態で示すガス富化装置の構成概念図である。
上記構成において、流通路の温度を検知または推定する温度検知手段6によって検知された値と、差圧発生手段3の運転判断手段7によって検知された電流値により状況診断を行い、その内容は運転判断手段7に記憶される。また、運転判断手段7に記憶している内容は通知手段8により通知される。
次に温度検知手段6により検知された温度値と、運転判断手段7により検知された電流値による差圧発生手段3の運転状況診断について図3、図4、図5を用いて説明する。 図3は、温度検知手段6によって検知された温度値dが、予め設定された温度値D以上にある場合における上記実施の形態の通知動作を示すタイムチャートである。ここでは差圧発生手段3の運転判断手段7によって検知された電流値をaとし、予め設定された値をEとする。また、通知手段8への通知において、差圧発生手段3の吐出側が凍結以外で詰まった状態をC0とし、差圧発生手段3の吐出側の詰まりが無い状態をC1(故障無し)と診断する。
差圧発生手段3の電流値aがE以下の状態ではC1、E以上の状態ではC0となり、図3に示すように状況診断が行われる。X1点では電流値aがE以下にあるためC1となっており、X2点では電流値aがE以上にあるためC0となる。また、X3点では電流値aがE以下にあるものの、X2点で電流値aがE以上となり、いったんE以上となった時点で運転判断手段7にC0と診断内容を記憶しているためX3点においてはC0となる。
図4は、温度検知手段6によって検知された温度値dが、予め設定された温度値D以下にある場合における上記実施の形態の通知動作を示すタイムチャートである。
ここでは差圧発生手段3の運転判断手段7によって検知された電流値をaとし、予め設定された値をFとする。また、通知手段8への通知において、差圧発生手段3の吐出側が凍結によって詰まった状態をG0とし、差圧発生手段3の吐出側の詰まりが無い状態をG1(故障無し)と診断する。
差圧発生手段3の電流値aがF以下の状態ではG1、F以上の状態ではG0となり、図4に示すように状況診断が行われる。X1点では電流値aがF以下にあるためG1となっており、X2点では電流値aがF以上にあるためG0となる。また、X3点では電流値aがF以下にあるものの、X2点で電流値aがF以上となり、いったんF以上となった時点で運転判断手段7にG0と診断内容を記憶しているためX3点においてはG0となる。
図5は、上記実施の形態で示した図3、図4の通知動作のフローチャートである。温度検知手段6によって検知された温度値dと、予め設定された温度値Dを比較し、さらに、運転判断手段7によって検知された電流値aと、予め設定しておいた電流値(E、F)を比較することで、差圧発生手段3の吐出側の詰まりが凍結によるものか、凍結以外によるものかを診断する。
また、上記実施の形態では、図3、図4において、差圧発生手段3の電流値aが予め設定しておいた値(E、F)以上になると差圧発生手段3の運転は停止状態となり、通知手段8は詰まり状態の通知を行うことになっているが、差圧発生手段3の電流値aが予め設定しておいた値(E、F)以上になっても差圧発生手段3は運転状態のままとなる場合においても通知手段8は詰まり状態の通知を行い、上記同様の効果を奏するものである。
また、上記実施の形態では運転判断手段7に記憶されている診断内容を通知手段8によって通知するものであるが、例えば運転判断手段7に記憶されている診断内容を外部装置によって吸い上げ、その内容を確認する場合など通知手段8以外のものであっても上記同様の効果を奏するものである。
次の実施の形態について、図6、図7を用いて説明する。図6は差圧発生手段3の状況診断を区別するX−Yグラフであり、図7は同実施の形態のフローチャートである。ここでは差圧発生手段3の運転判断手段7によって検知された電流値をaとし、予め設定された電流値をHとする。また、差圧発生手段3の運転開始からの経過時間をtとし、さらに経過時間T1を設ける。
差圧発生手段3の運転開始からT1時間を経過した時に差圧発生手段3の電流値aの検知を行い、電流値aがH以下にあるときは故障無しと診断し、電流値aがH以上にあるときは差圧発生手段3の吐出側の詰まりと診断する。また、差圧発生手段3の運転開始からT1時間以内に電流値aがH以上となる場合については差圧発生手段3のロックと診断する。例えば、差圧発生手段3のロックにはメカのロックや、モータのロックなど等が考えられ、差圧発生手段3の故障なのか、差圧発生手段3の吐出側の詰まりによる故障なのかを区別することができる。
次の実施の形態について図1、図8を用いて説明する。図1は上記実施の形態で示すガス富化装置の構成概念図であり、図8は運転判断手段7により検知された電流値による通知動作を示すタイムチャートである。ここでは差圧発生手段3の運転判断手段7によって検知された電流値をaとし、予め設定された値をJとする。また、通知手段8への通知において、差圧発生手段3の吸入側に設けているガス富化手段2や供給管4の破損等により差圧がとれず差圧発生手段3の負荷が軽くなり電流値aがJ以下となった場合、吸入側の故障としてK0と診断し、またJ以上にある場合は故障無しK1と診断され、図8に示すように状況診断が行われる。
X1点では電流値aがJ以上にあるためK1となっており、X2点では電流値aがJ以下にあるためK0となる。また、X3点では差圧発生手段3は停止状態にあり、常に電流値aはJ以下にあるため電流値aによって状況診断を行うことはできないが、X2点で電流値aがJ以下となり、いったんJ以下となった時点で運転判断手段7にK0と診断内容を記憶しているためX3点においてはK0となる。
また、上記実施の形態では運転判断手段7に記憶されている診断内容を通知手段8によって通知するものであるが、例えば運転判断手段7に記憶されている診断内容を外部装置によって吸い上げ、その内容を確認する場合など通知手段8以外のものであっても上記同
様の効果を奏するものである。
次の実施の形態として図9、図10を用いて説明する。図9、図10は運転判断手段7により検知された電流値による差圧発生手段3の運転制御を示すタイムチャートである。ここでは差圧発生手段3の運転判断手段7によって検知された電流値をaとし、予め設定された値をL、Nとする。さらに差圧発生手段3の電流値aがL以上となった時点からの経過時間Tを設ける。また、差圧発生手段3の運転制御において、差圧発生手段3の吐出側が閉塞物によって詰まり、電流値がL以上になった場合、流通路の通気流量を上げ閉塞物を吹き飛ばそうとするため差圧発生手段3は電圧上昇M1の動作を行い、L以下の場合については通常電圧M0で運転され、さらに電流値がN以上となった場合については差圧発生手段3は停止状態M2となり、図9、図10に示すように運転制御が行われる。図9において、X1点では電流値aがL以下にあるためM0となっており、X2点では差圧発生手段3の吐出側の閉塞物の詰まりにより電流値aがL以上にあるためM1となる。
また、X3点ではX2点において差圧発生手段3の電圧上昇により流通路の通気流量が上がるため、差圧発生手段3の吐出側の閉塞物が吹き飛ばされた状態となる。よって電流値aがL以下に低下するためX3点ではM0とし、通常の電圧値で差圧発生手段3の運転が行われる。
また、図10において、X1点では電流値aがL以下にあるためM0となっており、X2点では差圧発生手段3の吐出側の閉塞物の詰まりにより電流値aがL以上にあるためM1となる。また、X2点において差圧発生手段3の電圧上昇により流通路の通気流量を上げたものの吐出側の閉塞物が吹き飛ばされず電流値aはさらに上昇する。X3点では経過時間T以上になってからの電流値aがN以上となるため差圧発生手段3の運転を停止する。
また、上記実施の形態では差圧発生手段3の電圧値を上昇させることで流通路の通気流量を上げ吐出側の閉塞物を吹き飛ばそうとしているが、差圧発生手段3の回転数を上昇させるなど電圧値の上昇以外において流通路の通気流量を上げる手段についても上記同様の効果を奏するものである。
また、図11、図12においてガス富化装置1の状況診断による制御動作例を説明する。図11、図12は状況診断に伴う差圧発生手段3の運転制御及び、通知手段8の通知動作を示すタイムチャートである。ここでは差圧発生手段3の運転制御手段7によって検知された電流値をa、予め設定された値をQとし、差圧発生手段3の運転開始からの経過時間をtとする。また、運転開始からの経過時間T1、運転停止からの経過時間T2を設け、通知手段8への通知においては、差圧発生手段3の電流値aがQ以上となった場合にP0(故障)と診断し、電流値aがQ以下になった場合にP1(故障無し)と診断する。さらに通知手段8の故障通知回数は複数回nと設定する。
図11において、X1点では差圧発生手段3の運転開始からT1時間経過しており、電流値aがQ以上にあるため差圧発生手段3の運転を停止し、通知手段8はPOと通知され、X2点では差圧発生手段3の運転停止からT2時間経過しているため、差圧発生手段3の運転が再開され、通知手段8はP1と通知される。X3点ではT1時間経過しX1点と同様の動作を示す。X4点についてもT2時間経過しX2点と同様の動作を示す。また、X5点ではT2時間経過し電流値aがN以上にあり、通知手段8はP0と通知されるとともに通知手段8の故障通知回数が設定値nに達するため差圧発生手段3は、運転判断手段7に記憶されている診断内容がリセットされるまでは運転を停止し、通知手段8はP0を通知し続ける。X6点は運転判断手段7に記憶されている診断内容がリセットされていないためX5点と同様の動作を示す。また、T1時間以内に電流値aがQ以上になるときは
、図6に示す実施の形態と同様の動作を行う。
さらに、図12において、X1点では差圧発生手段3の運転開始からT1時間経過しており、電流値aがQ以上にあるため差圧発生手段3の運転を停止し、通知手段8はPOと通知され、X2点では差圧発生手段3の運転停止からT2時間経過しているため、差圧発生手段3の運転が再開され、通知手段8はP1と通知される。X3点ではT1時間経過しX1点と同様の動作を示す。X4点についてもT2時間経過しX2点と同様の動作を示す。また、X5点では電流値aがQ以下で安定するため、差圧発生手段3は運転を続ける。但し、通知手段8については、X1点及びX3点において、いったんQ以上となった時点で運転判断手段7にPOと診断内容が記憶されているためX5点においてはP0となる。
さらに、上記制御動作例では差圧発生手段3の電流値aが所定値以上の場合に故障通知が行われる動作となっているが、差圧発生手段3の電流値aが所定値以下の場合に故障通知が行われる制御に関しても同様の効果を奏するものであり、本発明の実施の形態についても同様の効果を奏するものである。
上述のように本願発明によれば、所定のガス富化された空気が差圧発生手段から吐出される吐出主管が、ゴミ詰り、折れ、凍結等によって閉塞された場合においても差圧発生手段は連続運転する可能性があるため、差圧発生手段の運転判断手段によって検知した値に応じて差圧発生手段の運転を停止することで故障状態での運転を回避し、差圧発生手段の破損等を回避するものである。
また本願発明によれば、所定のガス富化された空気が差圧発生手段から吐出される吐出主管が閉塞された場合、差圧発生手段の電流値の上昇により閉塞状態を認知することができるが、その閉塞状態が何によって閉塞されているのかを判断できない状態にあるため、流通路の温度を検知または推定する温度検知手段によって検知した値により、凍結による閉塞なのか凍結以外のゴミ詰り、折れ等による閉塞なのかを状況診断し、その内容を通知することでガス富化装置の故障対応を迅速に行うことができ信頼性の向上を実現したものである。
また本願発明によれば、所定のガス富化された空気が差圧発生手段から吐出される吐出主管が徐々に閉塞していった場合や、モータロックした場合は共に差圧発生手段の電流値は上昇し負荷がかかった状態で連続運転する可能性があるため、差圧発生手段の運転開始から所定時間後に差圧発生手段の電流値の検知を行い、電流値が所定値以上にあるときは吐出主管の閉塞、また、所定時間以内に電流値が所定値以上になる場合については差圧発生手段のモータロックと状況診断し、その内容を通知することでガス富化装置の故障対応を迅速に行うことができ信頼性向上を実現したものである。
また本願発明によれば、差圧発生手段の吸入側において故障が発生した場合においても差圧発生手段は連続運転する可能性があるため、差圧発生手段の電流値が所定値以下のときには吸入側の故障を通知することで、ガス富化装置の故障対応を迅速に行い信頼性の向上を実現させるとともに、空気中の所定のガスの濃度を他のガスに対して相対的に向上させることができる。
更に本願発明によれば、所定のガス富化された空気が差圧発生手段から吐出される吐出主管が閉塞された場合においても差圧発生手段は連続運転する可能性があるため、差圧発生手段の電流値が所定値以上のときには差圧発生手段の電圧を上昇させ、流通路の通気流量を上げることにより吐出主管の閉塞物を吹き飛ばし、差圧発生手段にかかる負荷を低減させ長寿命化を実現させるとともに、空気中の所定のガスの濃度を他のガスに対して相対的に向上させることができる。また、差圧発生手段の電圧上昇によって吐出主管の閉塞物
を吹き飛ばすことができず電流値が高い状態の場合には差圧発生手段の運転を停止することで故障状態での運転を回避し、差圧発生手段の長寿命化を実現したものである。
また、運転判断手段にガス富化装置の診断内容が記憶されているため、故障発生時及び故障発生以降において故障個所の特定が容易となり、故障対応を迅速に行うことができ信頼性向上を実現したものである。
本発明は、差圧発生手段を有してガス富化機能を有する機器であれば上記と同様な項かを奏して用いることができるものである。
本発明にかかる実施の形態を示すガス富化装置の構成概念図 本発明にかかる実施の形態のタイムチャート 本発明にかかる実施の形態のタイムチャート 本発明にかかる実施の形態のタイムチャート 本発明にかかる実施の形態のフローチャート 本発明にかかる実施の形態のX−Yグラフ 本発明にかかる実施の形態のフローチャート 本発明にかかる実施の形態のタイムチャート 本発明にかかる実施の形態のタイムチャート 本発明にかかる実施の形態のタイムチャート 本発明にかかる実施の形態のタイムチャート 本発明にかかる実施の形態のタイムチャート
符号の説明
1 ガス富化装置
2 ガス富化手段
3 差圧発生手段
4 供給管
5 吐出主管
6 温度検知手段
7 運転判断手段
8 通知手段

Claims (5)

  1. ガス富化手段と、このガス富化手段の前後に差圧を発生させる差圧発生手段と、前記差圧発生手段の運転負荷を検知する負荷検知手段を有し、前記負荷検知手段で検知された負荷量に応じて前記差圧発生手段の運転が制御されることを特徴とするガス富化装置。
  2. 前記負荷検知手段は前記差圧発生手段に流れる電流値であり、検知された電流値に基づいて前記差圧発生手段の運転量が制御されることを特徴とする請求項1に記載のガス富化装置。
  3. 前記差圧発生手段の運転開始から所定時間後に、前記負荷検知手段で検知された前記差圧発生手段の電流値に基づき、それが所定値以上である場合に異常状態であることを提示することを特徴とする請求項2に記載のガス富化装置。
  4. 前記負荷検知手段で検知された前記差圧発生手段の電流値が所定値以下のときに異常状態であることを提示することを特徴とする請求項2に記載のガス富化装置。
  5. 前記負荷検知手段で検知された前記差圧発生手段の電流値が所定値以上所定値以下のとき、前記差圧発生手段の電圧を可変することで流通路の通気流量を上げることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のガス富化装置。
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