JPH06101864A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH06101864A
JPH06101864A JP4249910A JP24991092A JPH06101864A JP H06101864 A JPH06101864 A JP H06101864A JP 4249910 A JP4249910 A JP 4249910A JP 24991092 A JP24991092 A JP 24991092A JP H06101864 A JPH06101864 A JP H06101864A
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air
oxygen
enriched
ventilation fan
dust collecting
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JP4249910A
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English (en)
Inventor
Reiji Naka
礼司 中
Hiroshi Yamazaki
洋 山崎
Shoichi Kitahata
正一 北畠
Masae Kawashima
正栄 川島
Hisao Yamashita
寿生 山下
Ryokichi Yamada
良吉 山田
Hiroshi Kawagoe
博 川越
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内の快適な環境を効率よく創生することの
できる空気清浄機を提供する。 【構成】 空気清浄部3を集塵部5と脱臭部6とこれら
に通風する第1の通風ファン7とで構成し、酸素富化部
4を酸素富化膜8と真空ポンプ9とそれらに通風する第
2の通風ファン10とで構成し、前記酸素富化膜8の一
方側の表面に通風する第2の通風ファン10の通風空気
を前記第1の通風ファン7の吸・排気する空間または別
の空間より取り込み、前記酸素富化膜8の他方側を減圧
して得た酸素富化空気を前記第1の通風ファン7の通風
路に放出し、前記酸素富化膜8を透過しない酸素濃度の
低下した空気を前記第1の通風ファン7の吸・排気する
空間とは別の空間に排出する。 【効果】 清浄化された空気の全量が室内に戻されるた
め、効率よく空気清浄を行うことができ、しかも、酸素
濃度の高くなった酸素富化空気が清浄空気と共に吐出さ
れるため、酸素濃度の維持あるいは向上を効率よく行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内空気の浄化を行う
空気清浄機に係り、特に、室内空気の酸素濃度を維持あ
るいは向上させることのできる酸素富化装置付きの空気
清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の酸素富化装置付き空気清浄機の
従来例として、特開平1−236955号公報に開示さ
れているように、室内の空気を通風ファンにより静電集
塵フィルターに通過させて、空気中の塵、バクテリア、
タバコの煙等の汚れを除去した後、浄化した空気の一部
を気体分離膜に通過させて、酸素量の多い空気と酸素量
の少ない空気に分離し、酸素量の多い空気を室内に供給
する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術においては、室内の汚れた空気を静電集塵フ
ィルターで浄化し、その一部を気体分離膜に通して酸素
量の多い空気と、酸素量の少ない空気とに分離するよう
になっているため、室内の空気の浄化を重視すると、酸
素量の少ない空気を再び室内に戻すことになり、室内の
絶対酸素量としては増加しないという問題がある。反対
に、室内の絶対酸素量を上昇させようとすると、酸素量
の少ない空気を室外に排出する必要が生じるため、浄化
された空気が室外に排出されることになり、不経済で室
内の浄化に時間がかかるという問題がある。
【0004】本発明は、上記した従来技術の実情に鑑み
てなされたもので、その目的は、室内の空気浄化におい
て粉塵と臭気とを効率良く除去し、さらに酸素濃度のコ
ントロールを効率よく行い、室内の快適な環境を作りだ
すと共に快適性の維持向上を図り得る空気清浄機を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、集塵部と脱臭部とに通風するための第1
の通風ファンと、酸素富化膜に通風するための第2の通
風ファンとを設置し、これら双方の通風ファンの通風路
を独立させた。また、酸素富化膜の一方側の表面に通風
する第2の通風ファンの空気を、第1の通風ファンの吸
・排気する空間または別の空間より取り込み、酸素富化
膜の他方側を減圧して得た酸素富化空気を第1の通風フ
ァンの通風路に放出し、酸素富化膜を透過しない酸素濃
度の低下した空気を第1の通風ファンの吸・排気する空
間とは別の空間に排出した。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、集塵部と脱臭部を通過し
て清浄化された空気は、他の空間に排出されることな
く、全量元の空間に戻されるので、効率良く空気清浄が
行われる。また、酸素富化膜に通風される空気を、空気
清浄される空間または別の空間より取り込み、酸素濃度
の高くなった酸素富化空気を、集塵部と脱臭部の通風路
に供給することで、吐出される清浄空気に酸素富化空気
が混合し、空気清浄している空間の酸素濃度の維持ある
いは向上を効率良く行うことができる。さらに、酸素富
化膜を透過しない酸素濃度の低下した空気を、空気清浄
している空間とは別の空間に排出することで、空気清浄
している空間の酸素濃度の維持あるいは向上をさらに効
率良く行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る空気清浄機の概略構
成を示す縦断面図である。同図において、1は空気清浄
機本体を示し、該空気清浄機本体1は仕切り板2によっ
て内部を空気清浄部3と酸素富化部4とに2分されてい
る。上方の空気清浄部3には集塵部5、脱臭部6、第1
の第1の通風ファン7、水分除去装置15、制御部20
等が設置され、下方の酸素富化部4には酸素富化膜8、
減圧ポンプ9、第2の第2の通風ファン10、フィルタ
ー部14等が設置されている。
【0008】まず、空気清浄部3について説明すると、
集塵部5は空気清浄機本体1の側方の空気取り入れ口1
1に対向して設置され、空気清浄機本体1と着脱自在の
構造となっている。この集塵部5は、例えば図2の断面
図に示すように、第1の脱臭剤5bを静電集塵フィルタ
ー5aと脱臭カバ−5cとでサンドイッチした構造で、
これらは集塵枠5dに一体化されている。静電集塵フィ
ルター5aはポリプロピレン等のプラスチックの不織布
に永久帯電処理を施した帯電不織布をひだ織りにしたも
のからなり、第1の脱臭剤5bの形状としては図2の如
く粒状にするか、あるいはペレット状、ハニカム状、フ
ォーム状、板状、筒状等の形状にするとよい。また、図
3は前記集塵部5の変形例を示す断面図であり、同図に
示すように前記集塵部5は、帯電不織布をひだ織りにし
た静電集塵フィルター5aと繊維状活性炭等をひだ織り
フィルターにした第1の脱臭剤5bとを集塵枠5dに一
体化してある。
【0009】前記静電集塵フィルター5aは、不織布を
永久帯電処理することにより空気中に浮遊している塵埃
を回収しやすくする効果があり、また、ひだ織りにする
ことにより、取り込まれた空気の圧力損失による流量低
下を抑制する効果と、その表面積を大きくして空気中の
粉塵を効率よく除去する効果とを有する。一方、静電集
塵フィルター5aの下流側に設置した第1の脱臭剤5b
は、空気中の臭気成分を物理的あるいは化学的に吸着除
去する吸着剤、例えば活性炭、ゼオライト、シリカゲ
ル、アルミナ等、または、それらに化学的な処理を施し
て特定成分の吸着性を向上させたもの、あるいは特定成
分を化学的に吸着する材料そのものを用いることによ
り、粉塵が除去された空気からさらに臭気成分を除去す
る効果を有する。なお、図示はしないが、静電集塵フィ
ルターの代わりに、コロナ放電を用いた電気集塵方式の
集塵部を設置してもよい。
【0010】脱臭部6は前記集塵部5の下流側に設置さ
れている。すなわち、前記集塵部5を通過した空気は、
第1の脱臭剤5bにより臭気成分を吸着除去されている
が、第1の脱臭剤5bに使用される各種の物理的あるい
は化学的吸着剤には、それぞれ特徴があり万能なものは
少ない。例えば、第1の脱臭剤5bが、活性炭で構成さ
れた場合、活性炭ではアンモニア、アセトアルデヒド等
のガスが吸着されにくいため、これらのガスを選択的に
分解する脱臭部6を前記集塵部5の下流側に設置すると
よい。この脱臭部6は常温で活性化する脱臭触媒として
第2の脱臭剤6aを有し、該第2の脱臭剤6aの活性成
分としては、周知の白金族元素、または周期表の1B
族、あるいは遷移金属元素のTi、V、Cr、Mn、F
e、Co、Ni、Zn、Mo、Wの少なくとも1種類以
上を有し、形状としてはハニカム状の多孔質担体に担持
されたものか、あるいは粘結材と前記活性成分を混合し
てハニカム状に成形されたものを用いることにより、良
好な脱臭性能を得ることができる。なお、第2の脱臭剤
6aは、ハニカム状に限定する必要はなく、粒状、ペレ
ット状、筒状、板状、三次元網目構造体のフォーム状等
であってもよい。例えば、第2の脱臭剤6aがペレット
状または粒状である場合は、図4の断面図に示すよう
に、網体付き触媒フィルターケース6bで第2の脱臭剤
6aの両端を挟み込むように設置すればよい。また、第
2の脱臭剤6aが板状である場合は、図5の断面図に示
すように、触媒フィルターケース6cで複数枚の第2の
脱臭剤6aを空気の流れに沿って並行に支持すればよ
い。さらに、第2の脱臭剤6aが筒状である場合は、図
示しないが、筒の内面に活性成分を有するようにし、そ
こを空気が通過するようにすればよい。
【0011】図6は前記脱臭部6の変形例を示す断面図
であり、第2の脱臭剤6aの活性化手段として紫外線光
源を用いている。同図に示すように、脱臭部6内には直
管タイプの紫外線ランプ6dが設置され、この紫外線ラ
ンプ6dの両側にハニカム状の第2の脱臭剤6aが設置
されている。前記集塵部5を通過した空気は、図6中の
白抜き矢印の如く流れ、紫外線ランプ6dにより活性化
された第2の脱臭剤6aの表面で脱臭処理される。この
ように活性化手段として紫外線光源を用いる場合、第2
の脱臭剤6aの活性成分としては、特にTi、Zn、W
の中の1種類以上を含有することが好ましい。紫外線光
源の紫外線波長は、使用する活性成分のバンドギャップ
以上のエネルギーを有すればよく、例えば活性成分とし
てTiを用い、TiO2の形で用いるとすれば、バンド
ギャップは3.0eVであり、光の波長にすると413
nm以下の波長となる。なお、図示しないが、紫外線光
源として電球タイプの紫外線ランプあるいは他の紫外線
源を用いてもよい。前述の如く、第1の脱臭剤5bに活
性炭を用い、第2の脱臭剤6aでアセトアルデヒドを特
に除去するような場合、第2の脱臭剤6aの活性成分と
してはCo、Fe、Mn、Ag、Pt、Ni等か、また
は紫外線ランプとTiO2の組合せが好ましい。
【0012】第1の通風ファン7は前記空気清浄機本体
1の上方の吹き出し口12に対向して設置されている
が、この吹き出し口12の位置は、室内の空気の循環を
考慮すると、空気清浄機本体1の上方、側方あるいは、
後方に設置することが好ましい。また、前記第1の通風
ファン7は、シロッコファン、ターボファン、プロペラ
ファン、貫流ファン等が一般の送風ファンとして使用さ
れるが、集塵部、脱臭部の圧力損失を考慮すると、シロ
ッコファン、ターボファン、プロペラファン等が好まし
い。
【0013】空気浄化運転は、次の手順で行われる。す
なわち、第1の通風ファン7を回転させると吸引作用が
働き、図1の白抜き矢印の如く空気は流れ、これにより
室内の汚れた空気は、空気取り入れ口11から取り込ま
れて集塵部5に導入され、該集塵部5の第1の脱臭剤5
bによって臭気成分が吸着除去される。なお、本実施例
に係る集塵部5は、第1の脱臭剤5bの前段に静電集塵
フィルター5aを設置した構成となっているので、空気
中の粉塵等によって第1の脱臭剤5bの表面が汚染され
ることに起因する脱臭性能低下を防止することができ
る。また、静電集塵フィルター5aは、使用に伴って徐
々に帯電が少なくなる性能の低下と、粉塵によるフィル
ターの目詰りに起因する濾過的な集塵効果の向上とがほ
ぼ同時に進行した後に、粉塵によるフィルターの目詰り
が進行して通風抵抗が大きくなり、その結果、十分な風
量が得られなくなり遂には寿命となる。通常使用される
環境下において、フィルターの大きさ、性能、風量によ
り、静電集塵フィルター5aのおおよその寿命は経験的
にある程度は予想されるので、この予想される寿命の期
間は有効に働くだけの量の第1の脱臭剤5bを集塵部5
に一体化させておくことで、静電集塵フィルター5aが
寿命となった時に同時に第1の脱臭剤5bもおおよそ寿
命となり、空気清浄機本体1に対して着脱自在としてあ
る集塵部5を簡単に取換えることができ、集塵、脱臭の
メンテナンスを効率良く行なうことができる。
【0014】このようにして集塵部5を通過した空気
は、第1の通風ファン7により、第2の脱臭剤6aを有
する脱臭部6に導入される。ここで、前述したように、
集塵部5の第1の脱臭剤5bによって吸着除去されなか
った臭気成分が脱臭部6の第2の脱臭剤6aで脱臭処理
される。そして、脱臭部6を通過した空気は、第1の通
風ファン7に吸引された後、浄化された空気として吹き
出し口12から室内に戻される。
【0015】次に、酸素富化部4について説明すると、
図1に示すように、前記空気清浄機本体1の側面には酸
素富化部4内に原料空気を取り入れる原料空気取り入れ
口13aと、酸素富化に供された残り空気を排出する排
空気排気口13bとが設けられている。このように前記
第1の通風ファン7の吸・排気する空間以外の空間から
原料空気を取り入れる場合は、原料空気取り入れ口13
aと排空気排気口13bとを2本の配管とし、目的の空
間から原料空気の取り入れと排空気の排気とを行えばよ
い。また、図7の断面図に示すように、原料空気取り入
れ口13aと排空気排気口13bとを一本にまとめて配
管13cとしてもよく、図8の説明図に示すように、配
管13c内を上下に分割して原料空気取り入れ口13a
と排空気排気口13bの二つの空気の流路を形成しても
よい。さらに、これらの方法に限らず、図示しないが、
異なる太さの配管の一方を他方の内側に入れ、内側の配
管と外側の配管とで二つの空気の流路を構成する等、原
料空気の取り入れ口と排空気の排気口との異なった二つ
の流路を構成していれば、どのような方法でもよい。
酸素富化を行うための原料空気は、必ずしも上記の如く
第1の通風ファン7の吸・排気する空間以外の空間から
取り入れなくてもよく、集塵部5と脱臭部6に通風する
第1の通風ファン7の吸・排気する空間から取り入れる
ことも可能である。このように第1の通風ファン7の吸
・排気する空間から原料空気を取り入れる場合は、図9
の断面図に示すように、空気清浄部3の背面または側面
から原料空気を取り入れ、床面からの距離を所定以上、
具体的には床面から50cm以上の空間から空気を取り入
れることが好ましく、それによって比較的大きな塵の量
を半減することができる。なお、原料空気取り入れ口1
3aと排空気排気口13bは、配管で延ばした先端にサ
イレンサを兼ねた異物混入防止用フィルターを備えるこ
とが好ましい。
【0016】前記酸素富化部4の内部は酸素富化部仕切
り板19によって2分されており、この酸素富化部仕切
り板19に第2の通風ファン10が設置されるととも
に、酸素富化部仕切り板19の上方に前記原料空気取り
入れ口13aが、下方に前記排空気排気口13bがそれ
ぞれ設置されている。なお、第2の通風ファン10の設
置場所は酸素富化部仕切り板19に限定されず、原料空
気取り入れ口13aと排空気排気口13bとの間であれ
ばどこに設置してもよい。
【0017】前記原料取り入れ口13aに対向してフィ
ルター部14が設置され、さらにその後方に酸素富化膜
8が設置されており、前記第2の通風ファン10を回転
させることにより原料空気がフィルター部14と酸素富
化膜8を通過するようになっている。このフィルター部
14は、前記静電集塵フィルター5aと同様に、不織布
を永久帯電処理することにより、空気中に浮遊している
塵埃を回収しやすくしたものか、または簡単な濾過式の
フィルター等原料空気の性質に合わせるとよい。なお、
原料空気が非常に清浄である場合は、フィルター部14
は特に設けなくてもよいが、その場合は、多孔質の板等
の空気が分散して流れるような分散板を酸素富化膜8の
直前に設置し、酸素富化膜8を通る空気が一ヵ所に集中
しないようにすることが好ましい。
【0018】前記酸素富化膜8は、膜の両面に圧力差を
設けることにより、原料空気を無孔質の膜表面に溶解さ
せ、膜内を拡散するときの速度比により、原料空気を酸
素富化空気と酸素量の少ない排空気とに分離する。膜面
に圧力差を生じさせる方法としては、膜の一方側を大気
圧として他方側を大気圧以上にする方法と、膜の一方側
を大気圧として他方側を大気圧以下にする方法とがある
が、破裂等の破損を考慮するなら、後者の膜の他方側を
大気圧以下にするほうがよく、このときの真空度は10
0〜300(Torr)程度が好ましい。また、酸素富
化膜8の材料としては、シリコン系、シリコーン系、ポ
リサルホン系、イミド系、フッ素系、ポリオレフィン系
等が好ましい。
【0019】前記酸素富化膜8には配管16を介して真
空ポンプ9が接続され、さらにこの真空ポンプ9には配
管17を介して水分除去装置15が接続されている。こ
こで、真空ポンプ9は前記酸素富化部4内における酸素
富化部仕切り板19の下方に、水分除去装置15は前記
空気清浄部3内にそれぞれ設置されている。
【0020】前記酸素富化膜8によって分離された酸素
富化空気は、図1中の実線矢印の如く、配管16を通っ
て真空ポンプ9により吸引され、真空ポンプ9を通過
後、配管17を通って水分除去装置15へ送られる。な
お、真空ポンプ9は、オイルレスで作動するドライシー
ルの真空ポンプで、吸・排気される空気が酸素富化空気
であるため、内部が酸化しにくい材質のものがよい。ま
た、酸素富化膜を減圧して得られる酸素富化空気は、空
気中の水蒸気も富化されており、さらに真空ポンプ9に
より加熱されるので、水分除去装置15は図10の断面
図に示すように構成されている。すなわち、この水分除
去装置15は、酸素富化空気の温度を下げ、かつ酸素富
化空気に過剰に含まれる水蒸気を凝縮させるための熱交
換器15aと、凝縮水分を酸素富化空気より分離する水
分分離器15bと、分離された水分を定期的に排出する
弁15cと、分離された水分の保持器15dと、分離さ
れた水分を蒸発させる蒸発手段15eとから構成され
る。この熱交換器15aは、銅、アルミ等の熱伝導性の
高いもので構成し、室内浄化用の第1の通風ファン7ま
たは酸素富化用の第2の通風ファン10により酸素富化
空気を冷却する。前記熱交換器15aによって冷却され
た酸素富化空気は、水分分離器15bに送られ、酸素富
化空気と凝縮水とに分けられ、酸素富化空気は第1の通
風ファン7により室内の浄化された空気と共に吹き出し
口12から室内に吐出される。また、水分分離器15b
により分離された凝縮水は、定期的に弁15cを作動さ
せることにより水分保持器15dに排出され、さらに蒸
発手段15eにより蒸発させられて第1または第2の通
風ファン7、10により機外に排気される。この蒸発手
段15eは、材質については特に限定はしないが、防黴
び処理が施された多孔質体で形成されたものが好まし
く、その多孔質体に第1の通風ファン7もしくは第2の
通風ファン10により作られる空気の流れを通すことに
より前記凝縮水を蒸発させればよい。なお、これら熱交
換器15a、水分分離器15b、水分保持器15dおよ
び蒸発手段15eは、それぞれ別々に設置することも可
能で、例えば熱交換器15aと水分分離器15bを空気
清浄部3に設置し、受け皿15dと蒸発手段15eを酸
素富化部4に設置することにより、室外に凝縮水を排出
することができる。また、本実施例では水分除去装置1
5を空気清浄部3側に設置してあるが、要は第1の通風
ファン7もしくは第2の通風ファン10の空気の流れの
中に設置すればよく、水分除去装置15を酸素富化部4
側に設置することも可能である。ただし、水分除去装置
15の設置場所を空気清浄部3側に限定した場合、水分
分離器15bと弁15cは特に設ける必要はない。さら
に、前記水分除去装置15は上記実施例に限定されず、
図11の断面図に示すような構成にすることも可能であ
る。この変形例の場合、配管17を通った酸素富化空気
の中の既に結露した水分のみを水分保持器15dに溜
め、蒸発手段15eにより凝縮水を蒸発させる。なお、
配管17から吐出する酸素富化空気は、相対湿度は非常
に高いものの、酸素富化空気に比べてはるかに流量の多
い室内の浄化された空気によって撹拌され、吹き出し口
12より吐出するため、結露し水滴となることはない。
【0021】一方、酸素富化に供された残りの排空気の
流れは、酸素富化膜8より第2の通風ファン10に吸引
され、箱体18に送られる。この排空気は、箱体18の
内部に設置された前記真空ポンプ9に送られ、真空ポン
プ9を冷却する。前記箱体18は、吸音材及び遮音材で
構成され、内部に設置された真空ポンプ9の駆動音を抑
制するためのものであるが、真空ポンプ9の駆動音を効
率的に下げるには箱体18に開けてある通風路を出来る
だけ小さくすればよい。そこで、図12の断面図に示す
ように、箱体18の中を通り、真空ポンプ9の冷却を行
うための通風路と、箱体18の中を通らず、排空気排気
口13bへ直接流れる二つの通風路とを設置することに
より、箱体18の通風路を小さくできる。なお、図示し
ないが、箱体18の通風路に小型の通風ファンを設置す
ると、さらに効率的に真空ポンプ9の冷却と遮音とが行
える。
【0022】なお、第2の通風ファン10により吸引さ
れた原料空気の温度が低い等の理由で、酸素富化空気の
流量が減少することがある。そのようなことを想定し
て、自動または手動により、第2の通風ファン10の回
転を逆方向にするか、第2の通風ファン10の通風路を
変更可能にし、図13の断面図に示す矢印の通風路を確
保できる構造にするとよい。この場合、原料取り入れ口
13aを通過した原料空気は、箱体18の内部に設置さ
れた真空ポンプ9に送られ、真空ポンプ9を冷却するこ
とにより、原料空気の温度を上昇させることができる。
この温度の高い原料空気は、第2の通風ファン10によ
りフィルター部14bに送られ、このフィルター部14
は前述の如く原料空気中に存在する塵埃を除去する。ま
た、酸素富化膜8を原料空気が通過する際に、酸素富化
膜8の表面温度を上昇させ酸素富化空気の流量を増加さ
せることができる。その後、酸素富化された空気は、配
管17を通り水分除去装置15より空気清浄部3に送ら
れ、一方の排空気は、フィルター部14を通り排空気排
気口13bにより、第1の通風ファン7の吸、排気する
空間とは別の空間に排気される。上記手段は、何らかの
理由により、酸素富化空気の流量が低下した場合にも有
効である。
【0023】酸素富化運転は、次の手順で行われる。す
なわち、第2の通風ファン10を回転させることにより
吸引作用が働き、これにより酸素富化を行うための原料
空気は図1の斜線矢印の如く流れ、原料取り入れ口13
aを経てフィルター部14を通過する。原料空気は、フ
ィルター部14で塵埃が除去された後、酸素富化膜8を
通過し、この酸素富化膜8によって酸素富化空気と酸素
量の少ない排空気とに分離される。前者の酸素富化空気
は、図1中の実線矢印で示すように、配管16を通って
真空ポンプ9により吸引され、真空ポンプ9を通過後、
配管17を通って水分除去装置15へ送られる。酸素富
化空気は、この水分除去装置15によって過剰に含まれ
る水蒸気が除去され、第1の通風ファン7により室内の
浄化された空気と共に吹き出し口12から室内に吐出さ
れる。一方、後者の排空気は、第2の通風ファン10に
吸引されて箱体18に送られ、箱体18の内部に設置さ
れた真空ポンプ9を冷却した後、排空気排気口13bか
ら排気される。
【0024】以上の如く構成された空気清浄機の運転方
法は、大きく分けると、(I)室内の酸素濃度を感知する
酸素センサ、および空気中の汚れを感知する汚れセンサ
等のセンサ制御によるによる自動運転、(II)手動スイッ
チによる連続運転、(III)連続運転または停止をタイマ
制御により行う運転、の3通りがある。これらの組合せ
により、例えば図14のフローチャートに示す制御を行
う。なお、以下に説明する制御は制御部20によって行
われるが、この制御部20の設置場所は図1に示す空気
清浄機本体1の上面に限らず、空気清浄部3と酸素富化
部4の空気の流れにセンサが触れることがなければ、そ
れ以外の場所に設置してもよく、空気清浄機のできるだ
け高い位置に制御部20を設置することにより、センサ
に塵埃等を付けにくくすることができる。
【0025】図14において、まずはじめに、ステップ
1で電源が投入されると、ステップ2で酸素センサ及び
汚れセンサにより自動運転が開始される。次に、ステッ
プ3で自動運転と手動運転の選択が行われ、手動スイッ
チがOFFの場合はステップ4に行く。ステップ4で酸
素センサにより室内の酸素濃度が検出され、この酸素濃
度が設定値以下である場合、ステップ5で前述した空気
浄化運転と酸素富化運転とが開始される。これらの空気
浄化運転と酸素富化運転は、酸素センサが設定された上
限設定値になるまで続けられる。また、ステップ4で酸
素センサが設定された上限値の酸素濃度を確認した場
合、まず、ステップ6で酸素富化運転を停止する。次
に、ステップ7で汚れセンサにより室内の空気の汚れ状
態が検出され、室内空気が汚れていると判断された場合
は、ステップ8で空気浄化運転が行なわれ、室内の空気
が清浄だと判断された場合は、ステップ9で空気浄化運
転を停止する。
【0026】また、手動運転を行う場合は、ステップ3
で手動スイッチをONとし、ステップ10で空気浄化運
転と酸素富化運転のいずれかを選択する。ステップ10
で空気浄化運転が選択されるとステップ11へ行き、ス
テップ11で運転時間が指定されない場合は、ステップ
12で空気浄化運転が行われる。ステップ11で運転時
間が指定された場合は、ステップ13で空気浄化運転が
行われ、この空気浄化運転は指定された時間に達するま
で続けられる。そして、指定された時間に達すると、ス
テップ14からステップ15へ行き空気浄化運転を停止
する。
【0027】室内の酸素濃度を上げた時は、ステップ1
0で酸素富化運転が選択されてステップ16へ行き、ス
テップ16で運転時間が指定されない場合は、ステップ
17で酸素富化運転と空気浄化運転とが行われる。ここ
で、酸素富化運転は空気清浄運転と共に行うのが好まし
い。その第1の理由は、酸素富化のみで運転しても吐出
した酸素富化空気を室内の空気と撹拌する手段がなくな
り、空気清浄機周辺にしか酸素富化が行えず、室内全体
を快適な空間にしずらいからである。第2の理由は、酸
素センサによる自動運転を行なう時、空気清浄機周辺部
だけに存在する酸素富化空気により酸素センサが誤動作
するのを防ぐためである。また、ステップ16で運転時
間が指定された場合は、ステップ18で酸素富化運転と
空気浄化運転とが行われ、これら酸素富化運転と空気浄
化運転は指定された時間に達するまで続けられる。そし
て、指定された時間に達すると、ステップ19からステ
ップ20へ行き、酸素富化運転と空気浄化運転とを停止
する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気清浄
機によれば、室内の空気中に存在する塵埃や臭い等を効
率よく除去でき、さらに、清浄空気に酸素量の多い空気
が混合して室内に吐出されるため、短時間で快適な雰囲
気を創生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空気清浄機の縦断面図
である。
【図2】図1の空気清浄機に備えられる集塵部の一例を
示す断面図である。
【図3】集塵部の変形例を示す断面図である。
【図4】図1の空気清浄機に備えられる脱臭部の一例を
示す断面図である。
【図5】脱臭部の変形例を示す断面図である。
【図6】脱臭部の他の変形例を示す断面図である。
【図7】図1の原料空気取り入れ口と排空気排気口の変
形例を示す断面図である。
【図8】原料空気取り入れ口と排空気排気口の他の変形
例を示す説明図である。
【図9】原料空気取り入れ口と排空気排気口のさらに他
の変形例を示す断面図である。
【図10】図1の空気清浄機に備えられる水分除去装置
の一例を示す断面図である。
【図11】水分除去装置の変形例を示す断面図である。
【図12】図1の空気清浄機に備えられる真空ポンプ周
辺の通風路の変形例を示す断面図である。
【図13】真空ポンプ周辺の通風路の他の変形例を示す
断面図である。
【図14】図1の空気清浄機の運転制御を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 空気清浄機本体 2 仕切り板 3 空気清浄部 4 酸素富化部 5 集塵部 5a 静電集塵フィルター 5b 第1の脱臭剤 5c 脱臭剤集カバー 5d 集塵部枠 6 脱臭部 6a 第2の脱臭剤 6b 網体付き触媒フィルターケース 6c 触媒フィルターケース 6d 紫外線ランプ 7 第1の通風ファン 8 酸素富化膜 9 真空ポンプ 10 第2の通風ファン 11 空気取り入れ口 12 吹き出し口 13a 原料空気取り入れ口 13b 排空気排気口 13c 配管 14 フィルター部 15 水分除去装置 15a 熱交換器 15b 水分分離器 15c 弁 15d 保持器 15e 蒸発手段 16、17 酸素富化空気配管 18 箱体 19 仕切り板 20 制御部
フロントページの続き (72)発明者 川島 正栄 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所栃木工場内 (72)発明者 山下 寿生 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 山田 良吉 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 川越 博 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵部と脱臭部とそれらに通風する第1
    の通風ファン、および酸素富化膜とを備えた空気清浄機
    において、前記酸素富化膜の一方側の表面に通風する第
    2の通風ファンと、前記酸素富化膜の他方側を減圧する
    ための減圧ポンプとを備え、前記第1の通風ファンと前
    記第2の通風ファンのそれぞれの通風路を独立して設け
    たことを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 集塵部と脱臭部とそれらに通風する第1
    の通風ファン、および酸素富化膜とを備えた空気清浄機
    において、前記酸素富化膜の一方側の表面に通風する第
    2の通風ファンを備え、この第2の通風ファンに通風す
    る空気を前記第1の通風ファンの吸・排気する空間また
    は別の空間より取り込み、前記酸素富化膜の他方側を減
    圧して得た酸素富化空気を前記第1の通風ファンの通風
    路に放出し、前記酸素富化膜を透過しない一方側の酸素
    濃度の低下した空気を前記第1の通風ファンにより前記
    第1の通風ファンの吸・排気する空間とは別の空間に排
    出することを特徴とする空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記酸素富化膜の他方側を減圧して得ら
    れる酸素富化空気を、水分除去装置を通した後に前記第
    1の通風ファンの通風路に放出することを特徴とする請
    求項1または2記載の空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記水分除去装置は、前記酸素富化膜の
    他方側を減圧して得られる酸素富化空気の温度を下げ、
    かつ酸素富化空気に過剰に含まれる濃縮水分を凝縮させ
    る冷却手段と、凝縮水分を酸素富化空気より分離する水
    分分離手段と、分離された凝縮水を保持する機能を持つ
    部材または部位と、分離された水分を蒸発させる蒸発手
    段とのうち、1つあるいは少なくとも2つ以上の組合せ
    により構成されていることを特徴とする請求項3記載の
    空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記第1の通風ファンの取り込んだ空気
    を、前記酸素富化膜を通過した後、前記真空ポンプの周
    囲を通過させて排出する第1の手段と、前記第1の通風
    ファンの取り込んだ空気を、前記真空ポンプの周囲を通
    過した後、前記酸素富化膜を通過して排出する第2の手
    段と、これら第1および第2の手段のいずれかを選択す
    る変更手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    空気清浄機。
  6. 【請求項6】 前記集塵部は、永久帯電処理を施した帯
    電不織布をひだ織りにした静電集塵フィルターと、この
    静電集塵フィルターの下流側に設置され、空気中の臭気
    成分を除去する第1の脱臭剤とを有し、前記脱臭部は、
    前記集塵部の下流側に設置され、前記第1の脱臭剤とは
    異なる第2の脱臭剤を有することを特徴とする請求項1
    または2記載の空気清浄機。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の脱臭剤の形状はハ
    ニカム状あるいは粒状、ペレット状、筒状、板状、フォ
    ーム状であって、前記第1の脱臭剤が物理的あるいは化
    学的に空気中の臭気成分を吸着除去する吸着剤であり、
    前記第2の脱臭剤が活性成分として白金族元素または周
    期表の1B族あるいは遷移金属元素のTi、V、Cr、
    Mn、Fe、Co、Ni、Zn、Mo、Wの少なくとも
    1種類以上を含有した脱臭触媒であることを特徴とする
    請求項6記載の空気清浄機。
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