JP4496458B2 - 室内有害物質除去装置 - Google Patents

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本発明は、車両、建築物等の構造物の室内に含まれているアルデヒド類等の有害物質を除去して空気を浄化させる室内有害物質除去装置に関する。
従来、活性炭等の物理吸着物質、バインダ、通気孔付形物質を基材とするブロックを形成し、このブロックに含まれている通気孔付形物質を加熱により除去して多数の通気孔を形成することによりブロックを多孔質とすると共に、酸化チタンなどの光触媒をブロックに担持させた空気浄化用フィルタ装置が知られている(特開2000−233107号公報)。この公報によれば、車室の臭気成分、タバコの煙、窒素酸化物などを除去できる旨が記載されている。
特開2000−233107号公報
上記した特許文献1に係る空気浄化用フィルタ装置によれば、ブロックが主体とされているため、圧力損失がかなり大きいものであり、このため空気の通過性は必ずしも充分ではなく、浄化能の向上には限界があった。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、浄化能の向上に有利な室内有害物質除去装置を提供することを課題とするにある。
上記した課題を達成すべく、本発明の室内有害物質除去装置は、空気中の塵埃類を吸着する集塵フィルタ部材と、集塵フィルタ部材と一体的にまたは別体として設けられ空気に含まれているガス状の有害物質を吸着または除去する有害物質除去部材と、集塵フィルタ部材及び有害物質除去部材を保持する保持要素とを具備しており、集塵フィルタ部材は、断面で上流側頂点および下流側頂点をもつ連続波形状を有するフィルタ部材を備えており、有害物質除去部材はフィルタ部材の連続波形状の下流側頂点よりも下流側においてフィルタ部材に接触するように隣接して設けられており、有害物質除去部材は、顆粒状の多数の浄化担体で形成された集合体と、浄化担体の集合体を保持するとともに通気性を有するシート状の通気部材とを有しており、
通気部材は、収容室を形成する複数の袋部と、複数の袋部を形成しつつ通気部材をフィルタ部材の連続波形状の下流側頂点よりも下流側に位置するように局所的にフィルタ部材の裏面に接合する格子状の接合部とを形成し、浄化担体の集合体は各袋部の収容室にそれぞれ分割された状態で収容されていることを特徴とするものである。
気中の塵埃類は集塵フィルタ部材に捕獲除去される。ガス状の有害物質は有害物質除去部材により除去される。有害物質としては、アルムアルデヒドやアセトアルデヒド等のアルデヒド類が例示される。室内有害物質除去装置は車両、船舶、飛行機、列車、建築物等といった構造物に脱着可能または固定的に設置し、環境におけるアルデヒド類等の除去に使用できる。
本発明の室内有害物質除去装置によれば、有害物質除去部材は集塵フィルタ部材の下流側に接触するように隣接して設けられている。空気は集塵フィルタ部材を通過した後で有害物質除去部材を通過する。このため空気中の塵埃類が集塵フィルタ部材に捕獲されて除去された後に、塵埃類が除去された空気は有害物質除去部材を通過する。このため塵埃類が有害物質除去部材に蓄積されることを抑えることができ、ひいては有害物質除去部材の浄化能を長期にわたり維持することができる。
本発明の室内有害物質除去装置によれば、有害物質除去部材は、浄化物質を担持していると共に顆粒状をなす多孔質の浄化担体の集合体を用いて形成されている。浄化担体は顆粒状であるため、ブロックに比較して空気の通過性が確保され、ひいては有害物質の浄化能が確保される。多孔質の浄化担体としては、活性炭、粘土鉱物、ケイソウ土、活性白土、シリカゲル等を例示できる。多孔質の浄化担体は、多数の細孔をもつため、それ自体がホルムアルデヒド類などの有害物質の吸着性を有し、更に、アミノ酸類等の浄化物質を担持させる浄化担体としても機能することができ、よってアミノ酸類等の浄化物質の担持量を高め得、ホルムアルデヒド類などの有害物質の浄化能を高め得る。浄化担体のサイズとしては用途に応じて選択でき、一般的には、20ミリメートル以下、10ミリメートル以下、8ミリメートル以下、0.2ミリメートル以上、0.1ミリメートル以上を例示することができるが、これらに限定されるものではない。
更には、顆粒状をなす浄化担体を5層以下あるいは3層以下の積層状態に集合させれば、有害物質除去部材の広面積化を図りつつ、有害物質除去部材の厚み方向のコンパクト化を図ることができる。
本発明の室内有害物質除去装置によれば、有害物質除去部材は、浄化物質を担持していると共に顆粒状をなす多孔質の浄化担体の集合体と、浄化担体の集合体を保持する通気部材とを有することが好ましい。浄化担体は顆粒状であるため、単一構造体のブロックに比較して空気の通過性が確保され、ひいては有害物質の浄化能が確保される。
本発明の室内有害物質除去装置によれば、浄化担体は、粘土鉱物及び/または活性炭であることが好ましい。粘土鉱物または活性炭は多孔質であり、多数の細孔を有するため、浄化物質の担持に有利である。活性炭としては粒子状のものでも、繊維状のものでもよい。粘土鉱物として含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を例示できる。含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物としては、マグネシウムや珪素の一部がアルミニウム、鉄、ニッケル、ナトリウム等で置換されている形態も含む。粘土鉱物としては、具体的には、セピオライト、アタパルジャイト、ゼオライト、パリゴルスカイト、ラフリナイト、ファルコンドアイトのうちのうちの少なくとも1種を主要成分とすることができ、これらは微細な多数の細孔を有する。上記した粘土鉱物自体も浄化能を有するが、アミノ酸類を粘土鉱物自体が担持すれば、ホルムアルデヒド類の浄化能が一層向上する。粘土鉱物は一般的にはそれ自体がバインダ機能を有するため、バインダの低減または廃止を期待できる。但し必要に応じて、別のバインダを配合することもできる。上記した粘土鉱物は粒状であり、平均粒径が例えば500μm以下、200μm以下、100μm以下、更には50μm以下、30μm以下、更には20μm以下、10μm以下、5μm以下、1μm以下のものを適宜採用できる。但しこれらに限定されるものではない。よって粘土鉱物は一般的には粉末粒子状、殊に微粉末粒子状で用いることができる。なお粘土鉱物の粉砕は、ミキサー、ボールミル、振動ミル、ハンマーミルなどの公知の粉砕手段を用いて、湿式粉砕、乾式粉砕とすることができる。
本発明の室内有害物質除去装置によれば、粘土鉱物は、セピオライト、アタパルジャイト、ゼオライト、パリゴルスカイト、ラフリナイト、ファルコンドアイトのうちのうちの少なくとも1種であることが好ましい。これらの粘土鉱物は、多数の細孔を有するため、浄化物質の担持に有利である。
本発明の室内有害物質除去装置によれば、浄化物質はアミノ酸類を少なくとも有することが好ましい。本出願人等の研究によれば、アミノ酸類は、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどのアルデヒド類の選択的除去に有利である。またアミノ酸類は食品もしくは食品添加物としても使用されるため、仮に人体に進入したとしても害はない。アミノ酸類はアミノ酸を主要成分とするものをいう。アミノ酸としては、中性アミノ酸、酸性アミノ酸、塩基性アミノ酸のいずれでも良い。また脂肪族アミノ酸、芳香族アミノ酸のいずれでも良い。芳香族アミノ酸としては、o−芳香族アミノ酸、m−芳香族アミノ酸、p−芳香族アミノ酸、p−アミノサリチル酸、m−アミノサリチル酸のいずれも用いることができる。
本発明の室内有害物質除去装置によれば、アミノ酸類は、グリシン、アラニン、リシン、システイン、フェニルアラニン、セリン、ヒドロキシリシン、グアニジノ基含有化合物のうちの少なくとも1種であることが好ましい。これらのアミノ酸類は、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどアルデヒド類の除去に有利である。グアニジノ基含有化合物としてはアルギニンまたはその塩類が例示される。
本発明の室内有害物質除去装置によれば、集塵フィルタ部材は、通気性を有する第1フィルタ部材と、第1フィルタ部材に組み付けられ通気性を有する第2フィルタ部材とを有していることが好ましい。また、フィルタ部材の連続波形状は、塵埃類を捕獲する機能の他に、空気流れの方向を拡散させる機能を有するため、有害物質を含み得る空気の偏流を抑制できる。ひいては、浄化物質を担持した浄化担体の集合体に空気をまんべんなく接触させるのに有利となり、浄化担体による浄化能の向上に貢献することができる。
以上説明したように本発明によれば、塵埃類を除去できるばかりか、アルデヒド類等の有害物質を含む空気の浄化効率を高めるのに有利な室内有害物質除去装置を提供することができる。
本発明によれば、フィルタ部材は連続波形状で捕獲面積が増加されているため、空気中の塵埃類が効果的に除去される。このように塵埃類が効果的に除去された空気が有害物質除去部材を通過する。ここで、フィルタ部材の連続波形状は、塵埃類を捕獲する機能の他に、空気流れの方向を拡散させる機能を有するため、有害物質を含み得る空気の偏流を抑制できる。ひいては、下流側に配置されている有害物質除去部材に空気をまんべんなく接触させるのに有利となり、有害物質除去部材による浄化能の向上に貢献することができる。
本発明の室内有害物質除去装置によれば、シート状の通気部材は通気性を有する複数の袋部と、複数の袋部を形成しつつ通気部材を局所的にフィルタ部材の裏面に接合する格子状の接合部とをもち、浄化物質を担持する浄化担体の集合体は各袋部にそれぞれ収容されている。この場合、浄化物質を担持する浄化担体の集合体は、各袋部毎にそれぞれ分割されている。このため、単一構造体のブロックに比較して空気の通過性が確保され、ひいては有害物質の浄化能が確保される。更に、万一、袋部の一部が損傷したときであっても、浄化担体の全体の散乱を抑えることができる。
参考形態1)
図1〜図4は参考形態1を示す。図1は室内有害物質除去装置1(以下、有害除去装置ともいう)の断面図を示す。図2は有害物質除去装置1の斜視図を示す。図3は一部破断した有害物質除去装置を示す。有害物質除去装置1は、車両の室内の空気浄化に適用されるものであり、空気中の塵埃類を吸着する集塵フィルタ部材2と、集塵フィルタ部材2に別体として設けられ空気に含まれているガス状の有害物質を吸着または除去する有害物質除去部材4と、集塵フィルタ部材2及び有害物質除去部材4を保持する保持要素としての保持枠5とを有する。
図1に示すように、保持枠5は、集塵フィルタ部材2及び有害物質除去部材4を互いに接触するように重ねた状態で保持する。このため有害物質除去装置1は厚み方向にコンパクト化されており、スペース上の制約がある車載用に適する。保持枠5は樹脂製であり、角枠形状をなす外枠部50と、外枠部50に内方に突出する爪状の第1止め部53と、外枠部50に設けられ集塵フィルタ部材2及び有害物質除去部材4の垂下等のずれ変位を防止する第2止め部52とを有する。集塵フィルタ部材2及び有害物質除去部材4は、保持枠5からそれぞれ脱着可能とされている。集塵フィルタ部材2及び有害物質除去部材4を保持する保持枠5は、水平方向に沿って配置される方式でも良いし、あるいは、縦方向(垂直方向)に沿って配置される方式でも良い。なお、図1〜図4では、集塵フィルタ部材2及び有害物質除去部材4を保持する保持枠5は、水平方向に沿って配置されている。
集塵フィルタ部材2は、空気流れの上流に対面する通気性及び集塵性をもつ第1フィルタ部材21と、第1フィルタ部材21よりも下流となるように第1フィルタ部材21に接合された通気性及び集塵性をもつ第2フィルタ部材22とを有する。空気流れを矢印Aとして示す。第1フィルタ部材21及び第2フィルタ部材22は、不織布等の通気性を有する通気シートで形成されている。第1フィルタ部材21は、フィルタ目をもち互いに逆向きに傾斜する傾斜部21k,21sを有しており、断面で所定の形状(三角形状)をなす連続波形状とされて表出面積が増加されている。この結果、第1フィルタ部材21による塵埃類の捕獲面積が確保されている。第1フィルタ部材21と第2フィルタ部材22とで、断面で所定形状(三角形状)をなす複数個の空間23が並設状態で形成されている。
図4(A)は有害物質除去装置1の要部の断面を拡大して示す。図4(B)は有害物質除去部材4の断面を拡大して示す。図4(B)に示すように、有害物質除去部材4は、浄化物質42を担持すると共に多孔質の顆粒状をなす複数の浄化担体41(1つの顆粒のサイズ:一般的には10ミリメートル以下)の集合体と、浄化担体41の集合体を保持するシート袋状の通気部材43とを有する。顆粒状をなす浄化担体41のサイズは、第1フィルタ部材21及び第2フィルタ部材22のフィルタ目よりも大きくされている。通気部材43は、通気性を有する袋状の外部材44と、外部材44の内部に配置された通気性を有するシート状の内部材45とで形成されている。
この場合、顆粒状をなす複数個の浄化担体41をシート状の内部材45に散乱させて接着剤等を介して内部材45に接着させると共に、外部材44で覆っている。浄化担体41はシート状の内部材45の一方の表面45aに実質的に一層で接着されていると共に、シート状の内部材45の他方の表面45bに実質的に一層で接着されている。このように有害物質除去部材4は、広面積とされているものの、厚み方向に薄肉状とされてコンパクト化されている。このため、圧力損失を小さくできると共に、有害物質除去部材4の搭載に必要な厚み方向の搭載スペースを小さくすることができる。このため車両のエアコンディショナー系6に使用されている既存の保持枠5をそのまま用いつつ、その保持枠5に集塵フィルタ部材2及び有害物質除去部材4の双方を互いに接触するように重ねた状態で搭載することができる。従って保持枠5等に関する設計変更を行う必要がない。また仮に設計変更するときであっても、僅かな設計変更で足りる。
この浄化担体41は顆粒状であるため、従来公報に係る単一構造体で形成されているブロックに比較して空気の通過性が良好に確保され、ひいては空気に含まれているガス状の有害物質の浄化能が確保される。浄化担体41としては、活性炭、粘土鉱物、ケイソウ土、活性白土、シリカゲル等を例示することができる。本実施形態によれば、浄化担体41は、含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物で形成されており、具体的には、セピオライト、アタパルジャイト、ゼオライト、パリゴルスカイト、ラフリナイト、ファルコンドアイトのうちのうちの少なくとも1種で形成されている。
浄化担体41に担持されている浄化物質42は、アミノ酸類とされている。アミノ酸類は、化学反応を伴ってアルデヒド類を浄化させることができ、グリシン、アラニン、リシン、システイン、フェニルアラニン、セリン、ヒドロキシリシン、アルギニンのうちの1種または2種以上とされている。浄化担体41は、多数の細孔をもつため、それ自体がアルデヒド類等の有害物質の吸着性を有し、更に、アミノ酸類等の浄化物質42を担持させる機能を有することができる。よってアミノ酸類等の浄化物質42の担持量を高め得、アルデヒド類などのガス状の有害物質の浄化能を一層高め得る。なお、浄化物質42を浄化担体41に担持させるには、浄化物質42を含む所定の濃度の溶液を用意し、多孔質の浄化担体41を当該溶液に所定時間浸漬させ、浸漬後に当該溶液から浄化担体41を取り出すことにより行うことができる。
塵フィルタ部材2は空気流れの上流側に対面する。有害物質除去部材4は集塵フィルタ部材2の下流側に対面する。このため空気は集塵フィルタ部材2を通過した後で、有害物質除去部材4を通過する。故に、空気中の塵埃類が集塵フィルタ部材2に先ず捕獲されて除去された後に、その塵埃類が除去されて浄化が進行した空気は浄化担体41の集合体を通過する。このため、浄化担体41の細孔が塵埃類で覆われること、細孔に担持されているアミノ酸類が塵埃類で覆われることが抑制される。このため浄化担体41の浄化能、アミノ酸類の浄化能を長期にわたり良好に維持することができる。
4(A)に示すように、集塵フィルタ部材2及び有害物質除去部材4は、互いに接触するように重ねられた状態で保持枠5に保持されている。有害物質除去部材4は保持枠5の第2止め部52により位置決めされるため、保持枠5内における集塵フィルタ部材2の位置決めを行うことができる。
流側の集塵フィルタ部材2を構成する第1フィルタ部材21,第2フィルタ部材22のフィルタ目は、下流側の有害物質除去部材4を構成する通気部材43のフィルタ目よりも細かく設定されている。換言すると、集塵フィルタ部材2を構成する第1フィルタ部材21,第2フィルタ部材22は、有害物質除去部材4を構成する通気部材43よりも相対的に密の構造とされている。故に、通気部材43は集塵フィルタ部材2に比べて相対的に疎の構造とされている。塵埃類が集塵フィルタ部材2により既に除去されているためである。
た、集塵フィルタ部材2を構成する第1フィルタ部材21は互いに逆方向に傾斜する傾斜部21k,21sを有し、連続波形状とされている。連続波形状は、塵埃類を捕獲する機能の他に、空気流れの方向を拡散させる機能を有するため、有害物質を含み得る空気の偏流を抑制できる。ひいては、浄化物質42を担持した浄化担体41の集合体に空気をまんべんなく接触させるのに有利となり、浄化担体41による浄化能の向上に貢献することができる。
(適用形態)
図5は本発明の適用形態を示す。この場合、自動車等の車両に搭載されている空調機能(冷房機能、暖房機能、除湿機能、場合によっては加湿機能)を有するエアコンディショナー系6に空気吹出ハウジング60が搭載されている。空気吹出ハウジング60は、空調された空気を車室内に吹き出す吹出口62と、送風機能をもつブロア65とを有する。空気吹出ハウジング60の取付口63に有害物質除去装置1が脱着可能に取り付けられる。エアコンディショナー系6の空気を車室内に吹き出す前に、その空気は有害物質除去装置1を通過するため、有害物質除去装置1により浄化される。即ち、空気に含まれている塵埃類は、主として、集塵フィルタ部材2により捕獲除去され、空気に含まれているホルムアルデヒド等のアルデヒド類は、主として、有害物質除去部材4により除去される。これにより車室内に吹き出される空気は浄化される。集塵フィルタ部材2及び有害物質除去部材4を保持する保持枠5は、水平方向に沿って配置されている。なお、図5においては、有害物質除去装置1のうち集塵フィルタ部材2を視認させるべく、集塵フィルタ部材2をが上向きとして図示されているため、有害物質除去装置1において集塵フィルタ部材2を相対的に上流とすべく、集塵フィルタ部材2を上下反転させた状態で、有害物質除去装置1を空気吹出ハウジング60に取り付ける。
参考形態2)
図6及び図7は本発明の参考形態2を示す。本参考形態は前記した参考形態1と基本的には同様の構成、作用効果を有する。以下、前記した参考形態と相違する部分を中心として説明する。前記した参考形態と共通する機能を奏する部位には共通の符号を付する。本参考形態によれば、集塵フィルタ部材2は、通気性を有する第1フィルタ部材21と、第1フィルタ部材21に接合され通気性を有する第2フィルタ部材22とを有する。図7に示すように、浄化担体41の集合体は、第1フィルタ部材21と第2フィルタ部材22との間に収容されている。このため、浄化担体41の集合体を収容する収容部材を別途設けずとも良く、薄型化に一層有利となる。
具体的には、空気流れの上流に対面する第1フィルタ部材21は、断面で所定の形状(三角形状)をなす連続波形状とされており、塵埃類を捕獲する捕獲面積が確保されている。波形状をなす第1フィルタ部材21と平板シート状をなす第2フィルタ部材22とで、複数個の空間23が並設状態で形成されている。図7に示すように、有害物質除去部材4の浄化担体41の集合体は、複数個の当該空間23にそれぞれ分割されて収容されており、連続波形状の第1フィルタ部材21の内側に配置されている。
7から理解できるように、空気は集塵フィルタ部材2の上流側の第1フィルタ部材21を通過した後で、有害物質除去部材4を通過し、その後、第2フィルタ部材22を通過する。このため空気中に含まれている塵埃類が集塵フィルタ部材2の第1フィルタ部材21で先ず捕獲されて除去された後に、その塵埃類が除去された空気は有害物質除去部材4の浄化担体41を通過する。このため浄化担体41の細孔が塵埃類で覆われること、細孔に担持されている浄化物質42(アミノ酸類)が塵埃類で覆われることを抑えることができる。ひいては浄化担体41の浄化能、浄化物質42(一般的にアミノ酸類)の浄化能を長期にわたり良好に維持することができる。
記したように有害物質除去部材4の浄化担体41は複数個の当該空間23にそれぞれ分割されて収容されているため、集塵フィルタ部材2が万一損傷したとしても、すべての浄化担体41が集塵フィルタ部材2から脱落してしまうことが回避される。
(実施形態
図8〜図11は本発明の実施形態を示す。本実施形態は前記した参考形態1と基本的には同様の構成、作用効果を有する。前記した参考形態と共通する機能を奏する部位には共通の符号を付する。以下、相違する部分を中心として説明する。本実施形態によれば、図9に示すように、集塵フィルタ部材2と有害物質除去部材4とは接合されて一体化されており、ユニット部材7を形成している。このユニット部材7において、集塵フィルタ部材2は空気流れの上流側に対面すると共に有害物質除去部材4は下流側に対面する。
集塵フィルタ部材2は、空気流れの上流に対面する通気性及び集塵性をもつ第1フィルタ部材21と、第1フィルタ部材21よりも下流となるように第1フィルタ部材21に接合された通気性及び集塵性をもつ第2フィルタ部材22とを有する。第1フィルタ部材21及び第2フィルタ部材22は、不織布等の通気性を有する通気シートで形成されている。第1フィルタ部材21は、断面で所定の形状(三角形状)をなす連続波形状とされており、塵埃類の捕獲面積が確保されている。第1フィルタ部材21と第2フィルタ部材22とで断面で三角形状をなす複数個の空間23が並設状態に形成されている。
有害物質除去部材4は、多孔質の顆粒状をなすと共に浄化物質42(一般的にアミノ酸類)を担持した浄化担体41(サイズ:一般的には10ミリメートル以下)の集合体と、集塵フィルタ部材2の裏面において浄化担体41の集合体を保持するように集塵フィルタ部材2の第2フィルタ部材22の裏面に接合された通気性を有する通気部材43とを有する。通気部材43は格子状の接合部46を介して局部的に第2フィルタ部材22の裏面に接合されており、通気部材43と第2フィルタ部材22とで複数の収容室25を形成している。浄化担体41の集合体が複数の収容室25にそれぞれ分割された状態で収容されている。このため万一、通気部材43の一部が損傷したときであっても、浄化担体41の集合体が収容室25から全部脱落することは抑えられている。
図11に示すように、保持枠5は、外枠部50と、外枠部50に内方に突出する爪状の第1止め部53と、外枠部50に設けられ集塵フィルタ部材2及び有害物質除去部材4の垂下を防止する第2止め部52とを有する。第1止め部53と第2止め部52とが第2フィルタ部材22を挟着する。第2止め部52は、浄化担体41を有しない接合部46に整合する位置に設けられているため、第2止め部52が浄化性能を低下させることは防止されている。
(実施形態
図12は本発明の実施形態を示す。本実施形態は前記した実施形態と基本的には同様の構成、作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。図12に示すように、インジケータ8が有害物質除去部材4に浄化担体41と共に保持されている。インジケータ8は、変色により有害物質除去部材4の浄化物質42の寿命を知らせるものである。インジケータ8は、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を浄化する浄化物質8bと、アルデヒド類の吸着に伴いpH値を変化させて変色するpH指示薬とをペーパ状のシート8cに担持させて形成されている。ここで、インジケータ8に担持されている浄化物質8bは、浄化担体41に担持されているアミノ酸類とは異なるアミノ酸類とされている。この浄化物質8bは、具体的には、グアニジノ基を含有するグアニジノ基含有化合物であるアルギニンとされている。ここで、アルギニンは塩基性を示す物質であり、文献(特開昭56−66260号公報)によればpH10.8とされている。インジケータ8に担持されているpH指示薬は、具体的にはフェノールレッドである。フェノールレッドは、一般的には変色域がpH値8.4(赤色)〜6.8(黄色)とされている。従って、使用につれてインジケータ8にアルデヒド類が吸着される量が増加すると、インジケータ8に担持されているアルギニンがアルデヒド類と反応してインジケータ8が塩基性域から中性域に変化する。これによりインジケータ8に担持されているpH指示薬(フェノールレッド)は、赤色域から黄色域に変色する。インジケータ8が変色するタイミングは、浄化担体41の浄化物質42の寿命と対応するように設定されている。
参考形態
図13は本発明の参考形態を示す。本参考形態は前記した実施形態と基本的には同様の構成、作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。図13に示すように、集塵フィルタ部材2は、空気流れの上流に対面する波形状の第1フィルタ部材21と、第1フィルタ部材21よりも下流となるように第1フィルタ部材21に組み付けられた平シート形状の第2フィルタ部材22とを有する。そして、浄化物質42(一般的にはアミノ酸類)を担持すると共に多孔質の微粒子状をなす浄化担体41(1つの顆粒の平均サイズ:特に限定されるものではないが、一般的には200マイクロメートル以下,100マイクロメートル以下,50マイクロメートル以下)を用い、その浄化担体41を含む溶液を浸漬またはスプレー塗布等により集塵フィルタ部材2の第1フィルタ部材21に塗布し、その後、乾燥させることにより、複数の浄化担体41を集塵フィルタ部材2の上流側の第1フィルタ部材21に一体的に保持し、有害物質除去部材4が形成されている。この場合、第1フィルタ部材21は、塵埃類の捕獲機能と、アルデヒド類等のガス状の有害物質の浄化機能とを有する。
図13に示すように、浄化担体41は第2フィルタ部材22よりも上流に位置する。この場合、空気流れが激しく、微粒子状をなす浄化担体41が第1フィルタ部材21から仮に脱落した場合であっても、浄化担体41は第2フィルタ部材22に受け止められる。故に、脱落した浄化担体41が第2フィルタ部材22よりも下流側に飛散することが抑制される。従って、第2フィルタ部材22のフィルタ目は、浄化担体41の平均サイズよりも小さいことが好ましい。また、第1フィルタ部材21のフィルタ目を、浄化担体41の平均サイズよりも小さくすることもできる。
(その他)
浄化物質42はアミノ酸類以外のものとすることもできる。また、上記した室内有害物質除去装置1は車両のエアコンディショナー系ばかりか、建築物の室内のエアコンディショナー系に適用することもできる。本発明は上記し且つ図面に示した実施形態及び適用形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。本明細書から次の技術的思想も把握できる。
・空気中の塵埃類を吸着する集塵フィルタ部材と、前記集塵フィルタ部材と一体的にまたは別体として設けられ空気に含まれているガス状の有害物質を吸着または除去する有害物質除去部材と、前記集塵フィルタ部材及び前記有害物質除去部材を保持する保持要素とを具備しており、前記集塵フィルタ部材は、断面で上流側頂点および下流側頂点をもつ連続波形状を有するフィルタ部材を備えており、前記有害物質除去部材は前記フィルタ部材の連続波形状の下流側頂点よりも下流側において前記フィルタ部材に接触するように隣接して設けられていることを特徴とする室内有害物質除去装置。
・空気中の塵埃類を吸着する集塵フィルタ部材と、前記集塵フィルタ部材と一体的にまたは別体として設けられ空気に含まれているガス状の有害物質を吸着または除去する有害物質除去部材と、前記集塵フィルタ部材及び前記有害物質除去部材を保持する保持要素とを具備しており、前記集塵フィルタ部材は、断面で上流側頂点および下流側頂点をもつ連続波形状を有するフィルタ部材を備えており、前記集塵フィルタ部材及び前記有害物質除去部材の間には、前記集塵フィルタ部材を通過した複数の空間が並設状態で形成されていることを特徴とする室内有害物質除去装置。
・前記有害物質除去部材は、通気性を有するシート状の通気部材を有し、浄化能をもつ顆粒状の多数の浄化担体を前記通気部材に散乱状態に接着させて形成されていることを特徴とする室内有害物質除去装置。
ホルムアルデヒドやアセトアルデヒド等のアルデヒド類に代表される有害物質を除去する有害物質除去装置に利用することができる。
参考形態1に係り、室内有害物質除去装置の断面図である。 参考形態1に係り、室内有害物質除去装置の斜視図である。 参考形態1に係り、一部破断して内部構造を示す室内有害物質除去装置の斜視図である。 参考形態1に係り、(A)は室内有害物質除去装置の要部を拡大して示す断面図であり、(B)は有害物質除去部材の断面図である。 車両のエアコンディショナー装置に室内有害物質除去装置を装備する状態を示す斜視図である。 参考形態2に係り、一部破断して内部構造を示す室内有害物質除去装置の斜視図である。 参考形態2に係り、室内有害物質除去装置の断面図である。 実施形態に係り、一部破断して内部構造を示す有害物質除去装置の斜視図である。 実施形態に係り、有害物質除去部材の断面図である。 実施形態に係り、有害物質除去部材の裏面図である。 実施形態に係り、集塵フィルタ部材及び有害物質除去部材を一体化したユニット部材を保持枠に取り付けた有害物質除去装置の断面図である。 実施形態に係り、有害物質除去装置の断面図である。 参考形態3に係り、有害物質除去装置の要部の断面図である。
図中、1は室内有害物質除去装置、2は集塵フィルタ部材、23は空間、25は収容室、4は有害物質除去部材、41は浄化担体、42は浄化物質、43は通気部材、5は保持枠(保持要素)、50は外枠部、7はユニット部材、8はインジケータを示す。

Claims (3)

  1. 空気中の塵埃類を吸着する集塵フィルタ部材と、
    前記集塵フィルタ部材と一体的にまたは別体として設けられ空気に含まれているガス状の有害物質を吸着または除去する有害物質除去部材と、
    前記集塵フィルタ部材及び前記有害物質除去部材を保持する保持要素とを具備しており、
    前記集塵フィルタ部材は、断面で上流側頂点および下流側頂点をもつ連続波形状を有するフィルタ部材を備えており、
    前記有害物質除去部材は前記フィルタ部材の連続波形状の下流側頂点よりも下流側において前記フィルタ部材に接触するように隣接して設けられており、
    前記有害物質除去部材は、顆粒状の多数の浄化担体で形成された集合体と、前記浄化担体の前記集合体を保持するとともに通気性を有するシート状の通気部材とを有しており、
    前記通気部材は、収容室を形成する複数の袋部と、前記複数の袋部を形成しつつ前記通気部材を前記フィルタ部材の連続波形状の下流側頂点よりも下流側に位置するように局所的に前記フィルタ部材の裏面に接合する格子状の接合部とを形成し、前記浄化担体の前記集合体は各前記袋部の前記収容室にそれぞれ分割された状態で収容されていることを特徴とする室内有害物質除去装置。
  2. 請求項において、前記集塵フィルタ部材は、通気性を有する第1フィルタ部材と通気性を有すると共に前記通気部材が前記接合部を介して接合される第2フィルタ部材とを備えており、
    記保持要素は、前記集塵フィルタ部材および前記有害物質除去部材を支えると共に、前記接合部に整合して対面するように設けられた第2止め部を有することを特徴とする室内有害物質除去装置。
  3. 請求項1または2において、車両のエアコンディショナー系に使用されることを特徴とする室内有害物質除去装置。
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