JP2005000637A - 室内環境浄化器、室内環境浄化器の組み付け方法 - Google Patents

室内環境浄化器、室内環境浄化器の組み付け方法 Download PDF

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武良 上西園
Yasuhiro Aso
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Abstract

【課題】ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を含む空気の浄化効率を高めるのに有利な室内環境浄化器、室内環境浄化器の組み付け方法を提供すること。
【解決手段】室内環境浄化器は、ケース外方に連通可能な収容室15をもつケース1と、ケース1の収容室15に収容されアルデヒド類を吸着または分解する浄化部3とを具備している。浄化部3は、アルデヒド類を吸着または分解する部分を有し、当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分により繋がれている。浄化部3は、アルデヒド類を吸着または分解する浄化シート4を蛇腹状に折り込むことにより形成することができる。
【選択図】図2

Description

本発明はホルムアルデヒドやアセトアルデヒド等のアルデヒド類を吸着または分解する室内環境浄化器、室内環境浄化器の組み付け方法に関する。
ホルムアルデヒドやアセトアルデヒド等のアルデヒド類は、特異な刺激臭をもつものであり、新築した建築物、製造直後の家具等において発生することがある。特許文献1は、ホルムアルデヒド捕捉剤を含有すると共に裏面に粘着加工を施した養生シートを開示している。この養生シートは床面に敷設するものである。特許文献2は、ホルムアルデヒド含有空気をマンガン酸化物含有化合物に接触させ、二酸化炭素の生成を伴いながら、マンガン酸化物含有化合物により空気中のホルムアルデヒドを分解除去する方法を開示している。これはマンガン酸化物がホルムアルデヒドを分解除去する能力に着目したものである。更に特許文献2に関連する技術として、ホルムアルデヒドを分解除去するボードを8本程度、ケースの収容室内に挿入して配置した室内環境浄化器が提供されている。
また、特許文献3は、ホルムアルデヒドを吸着する含窒素化合物及び/またはベンゼン環含有化合物を担持した波形状の中芯原紙の表面及び裏面に、防虫剤または防カビ剤を含有する平板状のライナを貼着して形成された段ボール構造を有するホルムアルデヒド吸着シートを開示している。
特開平10−102782号公報 特開2000−79157号公報 登録実用新案公報第3043697号
上記した特許文献1に係る養生シートは、前述したように床面に敷くものであり、室内のホルムアルデヒドを吸着するには、その室内空間の床面に合わせた広い面積をもつシートを敷設する必要がある。更に、この養生シートは床面に合わせた広い面積を有するため、人が家具等の生活用品を設置して室内に住み始めてからは、室内への敷設が容易ではない。更に、養生シートを建築途中の室内に敷設するときであっても、床面の上にはいろいろな道具等を置くため、広い面積を有する養生シートを床面に敷設するには制約がある。このため空気の浄化効率は必ずしも高くないと推察される。
上記した特許文献2に係る技術によれば、基本的には、マンガン酸化物含有化合物は粒子状に成形されたタイプであるため、表面積的にはあまり大きくないので、居住空間のホルムアルデヒド除去には適さず、空気の浄化効率は必ずしも高くないと推察される。また、特許文献2に関連する技術である室内環境浄化器によれば、ホルムアルデヒドを分解除去する能力を有する複数のボードは連結具により連結されているものの、当該連結具はホルムアルデヒドを分解除去する能力を有していないため、ホルムアルデヒドを分解除去する表面積を必ずしも効率よく確保しているものではない。このため空気の浄化効率は必ずしも高くないと推察される。
また上記した特許文献3に係るホルムアルデヒド吸着シートは、波形状の中芯原紙の表面及び裏面に平板状のライナを貼着して段ボール構造とされているため、段ボール構造の内部における空気の流れは実質的に期待できない。このため空気の浄化効率は必ずしも高くないと推察される。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を含む空気の浄化効率を高めるのに有利な室内環境浄化器、室内環境浄化器の組み付け方法を提供することを課題とするにある。
(1)第1様相の本発明に係る室内環境浄化器は、ケース外方に連通可能な収容室をもつケースと、ケースの収容室に収容されアルデヒド類を吸着または分解する浄化部とを具備しており、浄化部は、アルデヒド類を吸着または分解する部分を有し、当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分により繋がれていることを特徴とするものである。
第1様相の室内環境浄化器によれば、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を含む空気中に室内環境浄化器を設置すれば、アルデヒド類を含む空気が浄化部に接触するため、アルデヒド類が浄化部に吸着または分解され、空気が浄化される。更に第1様相に係る浄化部は、アルデヒド類を吸着または分解する部分を有し、当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分により繋がれている。このためアルデヒド類を吸着または分解する表面積が増加し、空気の浄化効率が高められる。
(2)第2様相の本発明に係る室内環境浄化器は、ケース外方に連通可能な収容室をもつケースと、ケースの収容室に収容されアルデヒド類を吸着または分解する浄化部とを具備しており、浄化部は、アルデヒド類を吸着または分解する浄化シートを蛇腹状に折り込むことにより形成されていることを特徴とするものである。
第2様相の室内環境浄化器によれば、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を含む空気中に室内環境浄化器を設置すれば、アルデヒド類を含む空気が浄化部に接触するため、アルデヒド類が浄化部に吸着または分解され、空気が浄化される。更に、第2様相に係る浄化部は、アルデヒド類を吸着または分解する浄化シートを蛇腹状に折り込むことにより形成されている。即ち、浄化部は、アルデヒド類を吸着または分解する部分を有し、当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分により繋がれている。このためアルデヒド類を吸着または分解する面積が増加し、空気の浄化効率が高められる。更に第2様相に係る浄化部は蛇腹構造であるため、アルデヒド類を吸着または分解する面積を確保しつつ、全体のコンパクト化を図ることができる。
(3)第3様相の本発明に係る室内環境浄化器は、ケース外方に連通可能な収容室をもつケースと、ケースの収容室に収容されアルデヒド類を吸着または分解する浄化部とを具備しており、ケースの収容室内において空気を移動させる空気移動手段がケースに設けられていることを特徴とするものである。
第3様相の室内環境浄化器によれば、アルデヒド類を含む空気中に室内環境浄化器を設置しておけば、アルデヒド類を含む空気が浄化部に接触するため、アルデヒド類が浄化部に吸着または分解され、空気が浄化される。空気移動手段が作動すると、アルデヒド類を含有する空気がケースの収容室内において移動するため、アルデヒド類を含む空気が浄化部に効率よく接触し、空気中のアルデヒド類が浄化部により吸着または除去され、空気の浄化効率が高められる。空気移動手段としては、ケースの収容室内に空気の対流を生じさせて空気を移動させる加熱部、ケースの収容室に対して送風する送風機能を有するファンのいずれかを例示できる。
(4)第4様相の本発明に係る室内環境浄化器の組み付け方法は、アルデヒド類を吸着または分解する浄化シートと、ケース外方に連通可能な収容室を有するケースとを用意する工程と、浄化シートを蛇腹状に折り込む工程と、蛇腹状の浄化シートをケースの収容室に装入する工程とを実施することを特徴とするものである。
第4様相の組み付け方法によれば、蛇腹状に折り込んだ浄化シートをケースの収容室に装入する。蛇腹状に折り込んだ浄化シートは蛇腹の折り込み方向において伸縮可能であるため、ケースの収容室のサイズが多少変動するときであっても、対応することができる。更に、蛇腹状に折り込んだ浄化シートは、蛇腹を収縮させた状態では、一般的には、蛇腹の伸張方向に復元する能力をもつ。このため、蛇腹状に折り込んだ浄化シートをケースの収容室に装入すれば、上記した復元力により、蛇腹状の浄化シートの両端部はケースの収容室の内壁面に接触または接近し易くなり、蛇腹状の浄化シートはケースの収容室に効果的に保持される。更に、蛇腹状の浄化シートの山と山との間のピッチ、谷と谷との間のピッチも確保され易い効果を期待できる。
第4様相の組み付け方法によれば、浄化部は、アルデヒド類を吸着または分解する浄化シートを蛇腹状に折り込むことにより形成されている。即ち、浄化部は、蛇腹状であるため、アルデヒド類を吸着または分解する部分を有し、更に当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分により繋がれている。このため浄化部のサイズのコンパクト化を図りつつ、アルデヒド類を吸着または分解する面積が増加し、空気の浄化効率を高めるに有利となる。
以上説明したように本発明によれば、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を含む空気の浄化効率を高めるのに有利な室内環境浄化器、室内環境浄化器の組み付け方法を提供することができる。
また本発明に係る室内環境浄化器の組み付け方法によれば、蛇腹状に折り込んだ浄化シートをケースの収容室に装入する。ここで、蛇腹状に折り込んだ浄化シートは蛇腹の折り込み方向において伸縮可能であるため、ケースの収容室のサイズが多少変動するときであっても、対応することができる。更に、蛇腹状に折り込んだ浄化シートは、蛇腹を収縮させた状態では、蛇腹の伸張方向に復元する能力をもつため、蛇腹状に折り込んだ浄化シートをケースの収容室に装入すれば、蛇腹状の浄化シートの両端部はケースの収容室の内壁面に接触または接近し、蛇腹状の浄化シートはケースの収容室に効果的に保持される。更に、蛇腹状の浄化シートの山と山との間のピッチ、谷と谷との間のピッチも確保され易い。
室内環境浄化器は、ケース外方に連通する収容室をもつケースと、ケースの収容室に収容されアルデヒド類を吸着または分解する浄化部とを備えている。ケース外方とはケースの外方雰囲気を意味し、室内環境浄化器が室内に設置されるときには、ケース外方は室内雰囲気となる。ケースは箱形状とすることができ、角箱形状、円柱箱形状、網箱形状などを例示できる。ケースの壁には、収容室の内外を連通させる複数の通気孔が形成されている形態を例示できる。通気孔により、ケースの収容室に対して空気の出入り性が確保され、空気の浄化効率を高めることができる。室内環境浄化器は車両、船舶、飛行機、列車、建築物等といった構造物に脱着可能または固定的に設置し、環境におけるアルデヒド類の除去に使用できる。
第1様相に係る室内環境浄化器によれば、浄化部は、アルデヒド類を吸着または分解する部分を有し、当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分により繋がれているため、アルデヒド類を吸着または分解する表面積が増加する。
第2様相に係る室内環境浄化器によれば、浄化部は、アルデヒド類を吸着または分解する浄化シートを蛇腹状に折り込むことにより形成されているため、浄化部のコンパクト化を図りつつ、アルデヒド類を吸着または分解する表面積が増加する。浄化部は、使用の際に平板状の浄化シートを蛇腹状に折り込んで形成しても良いし、製造段階で蛇腹状に予め折り込まれていても良い。前者の場合には、平板状の浄化シートに山折りや谷折り等の折り目線を予め形成しておくことができる。
また各様相に係る室内環境浄化器によれば、浄化部としては、アミノ酸類を担持した多孔質体を保持している形態を例示できる。アミノ酸類はアミノ酸を主要成分とするものをいう。アミノ酸としては、中性アミノ酸、酸性アミノ酸、塩基性アミノ酸のいずれでも良い。また脂肪族アミノ酸、芳香族アミノ酸のいずれでも良い。具体的には、グリシン、アラニン、リシン、システイン、フェニルアラニン、セリン、ヒドロキシリシン等の少なくとも1種が例示される。2種以上を混在させても良い。芳香族アミノ酸としては、o−芳香族アミノ酸、m−芳香族アミノ酸、p−芳香族アミノ酸、p−アミノサリチル酸、m−アミノサリチル酸のいずれも用いることができる。またアミノ酸としては、グアニジノ基を含有するグアニジノ基含有化合物を採用することもできる。グアニジノ基含有化合物としてはアルギニンまたはその塩類が例示される。
多孔質体としては、活性炭、ケイソウ土、活性白土、シリカゲル、粘土鉱物等を例示できる。多孔質体は、多数の細孔をもつため、それ自体がホルムアルデヒド類の吸着性を有し、更に、アミノ酸類を担持させる担体としても機能することができ、よってアミノ酸類の担持量を高め得、ホルムアルデヒド類の除去能を高め得る。活性炭としては粒子状のものでも、繊維状のものでもよい。粘土鉱物として含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を例示できる。含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物としては、マグネシウムや珪素の一部がアルミニウム、鉄、ニッケル、ナトリウム等で置換されている形態も含む。粘土鉱物としては、具体的には、セピオライト、アタパルジャイト、ゼオライト、パリゴルスカイト、ラフリナイト、ファルコンドアイトのうちの少なくとも1種を主要成分とすることができ、これらは微細な多数の細孔を有する。上記した粘土鉱物自体もホルムアルデヒド類吸着能を有するが、アミノ酸類を粘土鉱物自体が担持すれば、ホルムアルデヒド類除去能が一層向上する。粘土鉱物(セピオライト等)とアミノ酸系物質とホルムアルデヒド類との反応によるものと推察される。粘土鉱物は一般的にはそれ自体がバインダ機能を有するため、バインダの低減または廃止を期待できる。但し必要に応じて、別のバインダを配合することもできる。
上記した粘土鉱物は粒状であり、平均粒径が例えば30μm以下、20μm以下のもの、10μm以下、5μm以下、1μm以下のものを適宜採用できるが、これらに限定されるものではない。よって粘土鉱物は一般的には粉末粒子状、殊に微粉末粒子状で用いることができる。なお粘土鉱物の粉砕は、ミキサー、ボールミル、振動ミル、ハンマーミルなどの公知の粉砕手段を用いて、湿式粉砕、乾式粉砕とすることができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1〜図4を参照して説明する。本実施例に係る室内環境浄化器は、室内に設置されるものであり、ケース1と、ケース1内に収容されホルムアルデヒド等のアルデヒド類を吸着または分解する浄化部3とを有する。図1は浄化部3を示す。浄化部3は、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を吸着または分解する浄化シート4を、山折り及び谷折りを介して、蛇腹状に折り込むことにより形成されている。よって浄化部3は、接続部分として機能できる複数の山部40及び接続部分として機能できる複数の谷部42を有する。即ち、図1に示すように、浄化部3は、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を吸着または分解する部分を有しており、当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分(山部40及び谷部42)により一体的に繋がれている。蛇腹状に折り込まれた浄化シート4は、横断面において、Vの字形状または逆Vの字形状が連続する形態とされている。従って図1に示すように、横断面において三角形状をなす複数の吸着通路44が横方に並設されている。この吸着通路44が一方向(縦方向)にのびている。
図2に示すように、ケース1は紙または樹脂で形成された四角箱形状をなしており、互いに対向する一対の第1側面壁11と、互いに対向する一対の第2側面壁12と、底面壁13とを有する。第1側面壁11の幅W1は第2側面壁12の幅W2よりも大きく設定されている。ケース1は、ケース外方に連通可能な四角形状の収容室15と、収容室15の内外を連通させる開口16とをもつ。開口16はケース1の上面に形成されており、浄化部3の出し入れ口として機能できる。図2に示すように、ケース1の第1側面壁11、第2側面壁12には、貫通孔状の複数の通気孔14が形成されている。図3に示すように、底面壁13にも貫通孔状の複数の通気孔14が形成されている。図3に示すようにケース1の底側には複数の脚1xが設けられ、底面壁13と設置面100との間に隙間101が形成されており、底面壁13に形成された通気孔14による通気性が確保されている。
また図2に示すように、蛇腹構造の浄化部3の山部40及び谷部42、更に吸着通路44はケース1の第1側面壁11の内面に対面している。このため蛇腹構造の浄化部3の吸着通路44はケース1の第1側面壁11の通気孔14に対面しており、吸着通路44の通気性が確保されている。このためケース1の第1側面壁11に多数の通気孔14を形成することが通気性確保において有効である。
本実施例によれば、浄化部3を組み付ける際には、山折り及び谷折りを介して浄化シート4を蛇腹状に折り込む工程と、蛇腹状の浄化シート4をケース1の開口16から収容室15に挿入して収容室15内に保持する工程とが実施される。蛇腹状に折り込まれた浄化シート4は、折り込み方向(図1に示す矢印X方向)において伸縮可能である。故に、蛇腹状に折り込まれた浄化シート4は、折り込み方向(矢印X方向)に収縮させれば、折り込み方向(矢印X方向)において復元し得る能力をもつ。このため蛇腹状に折り込まれた浄化シート4をケース1の収容室15に装入すれば、蛇腹状の浄化シート4の両端部4m,4nはケース1の収容室15の内壁面に良好に接触または接近し、蛇腹状の浄化シート4はケース1の収容室15に効果的に収容される。故に、蛇腹状の浄化シート4は、がたつきが抑制されつつケース1の収容室15に収容される。更に、蛇腹状の浄化シート4の山部40と山部40との間のピッチ、谷部42と谷部42との間のピッチも確保され易いため、吸着通路44の容積を確保しつつ、蛇腹状の浄化シート4の表出面積を確保するのに有利となる。
本実施例によれば、浄化シート4は、アミノ酸類を担持した多孔質体をシート基材に保持して形成されている。シート基材としては紙が採用されている。アミノ酸類はグリシン、アラニン、リシン、システイン、フェニルアラニン、セリン、アルギニン、ヒドロキシリシンのうちの少なくとも1種とされている。多孔質体は、上記した活性炭および粘土鉱物(セピオライトを含む)のうちの少なくとも1種とされている。
浄化シート4の製造過程の一例を図4(A)(B)(C)に示す。まず、シート基材であるパルプと、例えば活性炭や粘土鉱物等の微小の多孔質体と、水とを含有するスラリー状の混合物を形成する。そして網状をなすエンドレスの抄紙部材50の上面にスラリー状の混合物を供給する。スラリー状の混合物に含まれている水は、抄紙部材50の下方に落下するものの、スラリー状の混合物に含まれているパルプや粘土鉱物等の固形残留物は、網状の抄紙部材50の上面に連続シート48として残る。即ち抄紙処理が行われる。抄紙処理で形成された連続シート48は、基本的には、シート基材であるパルプと粘土鉱物とで形成されている。なお必要に応じて混合物に他の配合剤を配合することもできる。この連続シート48を抄紙部材50から剥離させて乾燥させる。連続シート48に含まれていた水分は乾燥により除去される。その後、連続シート48の上方に配置されているシャワー装置から、アミノ酸類を水に含有させた液状物を連続シートの上面に供給する。この場合連続シート48は薄く、且つ透水性を有するため、アミノ酸類を含有する液状物は、連続シート48の下面側にも吐出される。このように連続シート48はこれの厚み方向に透水可能であるため、連続シート48の上面側及び下面側においても、アミノ酸類が担持されることになる。アミノ酸類はシート基材であるパルプにも担持されるが、連続シート48に保持されている多孔質体の細孔に多く担持される。浄化シート4の製造過程に一例について説明したが、浄化シート4の製造過程はこれに限定されるものではない。
以上説明した本実施例によれば、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を含む空気中に室内環境浄化器を設置しておけば、アルデヒド類を含む空気が浄化部3に接触するため、アルデヒド類が浄化部3に吸着または分解され、空気が浄化される。更に、浄化部3は、アルデヒド類を吸着または分解する浄化シート4を、山折り及び谷折りを介して蛇腹状に折り込むことにより形成されている。即ち、蛇腹構造の浄化部3は、アルデヒド類を吸着または分解する部分を有し、当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分(山部40及び谷部42)により一体的に繋がれている。このためコンパクト化を図りつつ、アルデヒド類を吸着または分解する表面積が増加し、空気の浄化効率が一層高められる。
また本実施例によれば、多孔質体(例えばセピオライト等の粘土鉱物,活性炭)は、多数の細孔を有しており、多孔質体自体がアルデヒド類の吸着性を有する。更に多孔質体(例えばセピオライト等の粘土鉱物)は多孔質であるため、アミノ酸類の総担持量を高めることができ、アルデヒド類に対する吸着能、除去能を一層高めることができる。更に浄化シート4の基材は紙質であるため、使用後には、焼却廃棄が容易である。浄化シート4に吸着された有害なホルムアルデヒド(HCHO)は、アミノ酸(アミノ基:−NH2)と反応し、従ってホルムアルデヒドとして残っておらず、安定な物質(例えばイミン化合物)に変化しているため、廃棄も容易である。
なお、蛇腹状の浄化シート4のサイズとしては適宜選択できる。例えば、山部40と山部40との間のピッチとしては2〜10ミリメートル、殊に5ミリメートルに設定することができる。また山部40から谷部42までの高さとしては30〜150ミリメートル、殊に80ミリメートルに設定することができる。但しこのサイズに限定されるものではないことは勿論である。
山部40と山部40との間のピッチが5ミリメートル、山部40から谷部42までの高さが80ミリメートルに設定したときには、計算によれば、実際の設置サイズとしてはシートを平面状に伸ばすと9600ミリメートル(9.6メトール)、面積にして3.8平方メートルも必要であるが、ケース1のサイズを80ミリメートル×300ミリメートル×400ミリメートルとすれば、その蛇腹状の浄化シート4をそのケース1内に収容でき、コンパクト化を図り得る。サイズとしては上記した値に限定されるものではないことは勿論である。なお浄化シート4の基材としては紙とされているが、樹脂、メッシュ材料等の他の材料とすることもできる。
(第2実施例)
図5は本発明の第2実施例を示す。第2実施例は第1実施例と基本的には同様の構成、作用効果を有する。以下、第1実施例と異なる部分を中心として説明する。本実施例によれば、図5に示すように、ケース1の収容室15内において空気を移動させる空気移動手段として機能する加熱部60がケース1に設けられている。加熱部60は発熱体を備えており、ケース1の底側に設けられている。発熱体は電気に基づいて加熱する方式でも、化学反応に基づいて加熱する方式でも良い。ケース1、殊に、ケース1の第1側面壁11の底部には、横方向にのびるスリット状の通気孔14Bが設けられている。
加熱部60が作動すると、ケース1の収容室15において加熱部60付近の空気は加熱されて対流現象により上昇して開口16から吐出されると共に、収容室15の外方の空気はスリット状の通気孔14Bから収容室15内に吸入される。従って加熱部60は、ケース1に設けられた対流生成手段としても機能することができる。加熱部60により加熱された収容室15内の空気が上昇するときに、蛇腹構造の浄化シート4に接触するため、空気に含まれているホルムアルデヒド等のアルデヒド類は浄化シート4により吸着または分解される。このように加熱部60を利用すれば、対流により、アルデヒド類を含む空気を積極的に浄化シート4に接触させることができるため、空気に含まれているアルデヒド類を効率よく低減させることができる。なお通気孔14Bとしてはスリット状に限らず、円孔状、角孔状でも良い。場合によっては、通気孔14Bは縦方向または斜め方向に沿って延設されていても良い。
(第3実施例,第4実施例)
また図6に示す第3実施例のように、加熱部60に代えて、空気移動手段としてのファン63を設けることもできる。ファン63は、圧電体64と、圧電体64により揺動して送風する羽根65とを有する。圧電体64に通電されて羽根が作動すると、送風作用が生じる。これにより空気に含まれているアルデヒド類は浄化シート4により吸着除去される。従ってファン63は送風手段として機能することができる。更に図7に示す第4実施例のように、加熱部60に代えて、空気移動手段としてのファン67を設けることができる。ファン67は、モータ68と、モータ68により回転して送風する羽根69とを有する。ファン67は送風手段として機能することができる。
(第5実施例)
図8は本発明の第5実施例を示す。第5実施例は第1実施例と基本的には同様の構成、作用効果を有する。以下、第1実施例と異なる部分を中心として説明する。図8に示すように、ケース1には、浄化部3の寿命を変色により知らせるインジケータ7が保持されている。インジケータ7の表出面積は浄化シート4の表出面積よりも小さい。インジケータ7は浄化シート4と共に、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類が含有されている雰囲気に晒されるものであり、両面テープ等の接着部材を介してケース1の外面及び/または内面に貼り付けて使用される。
インジケータ7は、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を浄化する浄化物質と、アルデヒド類の吸着に伴いpH値を変化させて変色するpH指示薬とを担持している。この浄化物質は、浄化シート4に担持されているアミノ酸類とは異なるアミノ酸類とされており、グアニジノ基を含有するグアニジノ基含有化合物とされている。具体的にはグアニジノ基含有化合物はアルギニンとされている。アルギニンは塩基性を示す物質であり、文献(特開昭56−66260号公報)によればpH10.8とされている。このようにアルギニンを用いれば、塩基性であるため、インジケータ7へのアルデヒド類の吸着が進行するにつれて、インジケータ7は塩基性域から中性域に変化することができ、インジケータ7に担持されているpH指示薬を良好に変色させるのに有利である。即ち、インジケータ7に担持されているpH指示薬は具体的にはフェノールレッドである。フェノールレッドは、一般的には変色域がpH値8.4(赤色)〜6.8(黄色)とされている。インジケータ7にアルデヒド類が吸着される量が増加すると、インジケータ7に担持されているアルギニンがアルデヒド類と反応してインジケータ7が塩基性域から中性域に変化する。これによりインジケータ7に担持されているpH指示薬であるフェノールレッドは、赤色域から黄色域に変色する。インジケータ7が変色するタイミングは、浄化部3の寿命と対応するように設定されている。
(第6実施例,第7実施例)
図9は本発明の第6実施例を示す。第6実施例は第1実施例と基本的には同様の構成、作用効果を有する。以下、第1実施例と異なる部分を中心として説明する。ケース1Bを構成する第1側面壁11、第2側面壁12、底面壁13は、メッシュ部材19を有する。メッシュ部材は収容室15の内外を連通させる通気孔として機能するメッシュ孔19aを有するため、ケース1の収容室15の良好な通気性が確保され、空気に含まれているアルデヒド類を吸着または分解するのに有利である。
図10は本発明の第7実施例を示す。第7実施例は第1実施例と基本的には同様の構成、作用効果を有する。以下、第1実施例と異なる部分を中心として説明する。図10に示すように、浄化部3Cは、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類を吸着または分解するアミノ酸類を担持した微小の多孔質体(例えばセピオライト等)を保持する網状の浄化シート4Cを、山折り及び谷折りを介して、蛇腹状に折り込むことにより形成されている。よって蛇腹構造の浄化部3Cは複数の山部40及び複数の谷部42を有する。換言すると、浄化部3Cは、アルデヒド類を吸着または分解する部分を有し、当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分(山部40及び谷部42)により繋がれており、アルデヒド類を吸着または分解する表面積が確保されている。浄化部3Cを構成する浄化シート4Cは網状であるため、通気性が確保され、浄化効率を高めるのに貢献できる。網状の浄化シート4Cの網目のサイズは適宜設定できる。
(他の実施例)
他の実施例を図11〜図13に示す。これらの実施例は基本的には第1実施例と同様の構成、作用効果を有する。図11に示す実施例によれば、浄化部3Dは、基本的には、波板状の浄化シート4Dを山折り及び谷折りを介して蛇腹状に折り込んで形成されており、複数の山部40及び複数の谷部42を有する。このように浄化部3Dは、波板状の浄化シート4Dを蛇腹状に折り込んで形成されているため、浄化部3Dの表面積は更に増加されており、浄化効率が高められている。
図12に示す実施例によれば、浄化部3Eは、浄化シート4Eを十字にクロス構造に組み付けて形成されており、縦横に並設された複数の細孔200をもつ。従って、浄化部3Eは、アルデヒド類を吸着または分解する部分を有し、当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分(交差部4y)により繋がれて形成されている。これにより浄化部3Eの表面積は増加されており、浄化効率が高められている。また図13に示す実施例によれば、浄化部3Fは、浄化シート4Fをハニカム構造に成形して形成されており、複数のハニカム孔300を有する。従って、浄化部3Fは、アルデヒド類を吸着または分解する部分を有し、当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分(接合部4w)により繋がれて形成されている。これにより浄化部3Fの表面積は増加されており、浄化効率が高められている。また、図14に示す実施例のように、浄化部3Gを、平行に配設された複数のフラット浄化シート4Gと、互いに隣設するフラット浄化シート4G間に挟着され通気路を形成する波板浄化シート4Hとの積層構造で構成しても良い。この場合、シート4G,4H間の空気を空気移動手段(ファンまたは加熱部等)により移動させることができる。
(適用例)
図15は、走行車輪600aをもつ車両600に適用した適用例を示す。この場合、室内環境浄化器500を車両600の前席601側に脱着可能または固定的に設置している。殊に、室内環境浄化器500を車両600の前席601側の床面602(車室の下部に相当)に配置することにより、助手席の足元(車室の前部に相当)に設置している。室内環境浄化器500の電源としては特に限定されない。例えば、図15に示すように、室内環境浄化器500の電源として、前席601側に装備されている煙草着火用の給電部として機能するシガレットレート605を採用することができる。この場合、室内環境浄化器500の導線501をシガレットレート605に電気的に接続している。これにより室内環境浄化器500に設けられている空気移動手段(ファンまたは加熱部等)が作動することができる。図15に示す室内環境浄化器500は、前記した図1〜図14に示す各実施例に係る室内環境浄化器とすることができる。なお、室内環境浄化器500を車両600の前席601ばかりでなく、後席606に装備することにしても良い。この場合、室内環境浄化器500の電源としては、シガレットレート605に限定されるものではなく、車載の駆動用の充電電池を採用することもでき、更には、ハイブリッドカーの場合には、車室に設けられている車載コンセントを採用することもできる。
図16は車両600に適用した他の適用例を示す。この場合、室内環境浄化器500を後席606側に脱着可能または固定的に設置している。殊に、室内環境浄化器500を後席606側(車室の後部相当)の乗員の頭部後方の搭載面607(車室の上部に相当)に配置することにより、後席606側に設置している。この場合、室内環境浄化器500の電源としては特に限定されない。例えば、図16に示すように、室内環境浄化器500の電源として、後席606側の搭載面607に装備され太陽光で発電するソーラバッテリ608が採用されている。このため室内環境浄化器500の導線501をソーラバッテリ608に電気的に接続している。図16に示す室内環境浄化器500は、前記した図1〜図14に示す各実施例に係る室内環境浄化器とすることができる。
なお、特に図示はしないものの、図16に示す室内環境浄化器500の電源としては、車載の駆動用の充電電池を採用することもでき、更には、ハイブリッドカーの場合には、車室に設けられている車載コンセントを採用することもできる。
上記した図15に示すように室内環境浄化器500を床面に設置した場合においても、後席606側の搭載面607のソーラバッテリ608から室内環境浄化器500に給電することにしても良い。あるいは、図16に示すように室内環境浄化器500を後席606側の乗員の頭部後方の搭載面607に設置した場合においても、シガレットレート605から室内環境浄化器500に給電することにしても良い。
車両6において室内環境浄化器500の設置場所としては、特に限定されず、車両のインストルメントパネル、あるいは、車室の天井609等に装備することにしても良い。
その他、本発明は上記した実施例及び適用例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。上記した記載から次の技術的思想も認識できる。
(付記項1)ケース外方に連通可能な収容室をもつケースと、前記ケースの前記収容室に収容されアルデヒド類を吸着または分解する浄化部とを具備しており、前記浄化部の少なくとも一部は、網状であることを特徴とする室内環境浄化器。
浄化部の通気性が確保され、浄化効率を確保するのに有利である。
ホルムアルデヒドやアセトアルデヒド等のアルデヒド類を吸着または分解する室内環境浄化器に利用することができる。
第1実施例に係り、蛇腹構造の浄化部の斜視図である。 蛇腹構造の浄化部をケースに収容した室内環境浄化器の斜視図である。 室内環境浄化器の底部付近の断面図である。 (A)(B)(C)は浄化シートの製造過程の一例を模式的に示す工程図である。 第2実施例に係り、蛇腹構造の浄化部をケースに収容した室内環境浄化器の斜視図である。 第3実施例に係り、ケースに搭載されるファンの概念図である。 第4実施例に係り、ケースに搭載されるファンの概念図である。 第5実施例に係り、蛇腹構造の浄化部をケースに収容した室内環境浄化器の斜視図である。 第6実施例に係り、蛇腹構造の浄化部をケースに収容した室内環境浄化器の斜視図である。 第7実施例に係り、蛇腹構造の浄化部の斜視図である。 蛇腹構造の浄化部の概念図である。 クロス構造をもつ浄化部の概念図である。 ハニカム構造をもつ浄化部の概念図である。 他のハニカム構造をもつ浄化部の概念図である。 車両に適用した適用例を示す側面図である。 車両に適用した他の適用例を示す斜視図である。
符号の説明
図中、1はケース、15は収容室、16は開口、3は浄化部、4は浄化シート、40は山部、42は谷部、60は加熱部(空気移動手段)、63,67はファン(空気移動手段)を示す。

Claims (8)

  1. ケース外方に連通可能な収容室をもつケースと、
    前記ケースの前記収容室に収容されアルデヒド類を吸着または分解する浄化部とを具備しており、
    前記浄化部は、アルデヒド類を吸着または分解する部分を有し、当該部分はアルデヒド類を吸着または分解する部分により繋がれていることを特徴とする室内環境浄化器。
  2. ケース外方に連通可能な収容室をもつケースと、
    前記ケースの前記収容室に収容されアルデヒド類を吸着または分解する浄化部とを具備しており、
    前記浄化部は、アルデヒド類を吸着または分解する浄化シートを蛇腹状に折り込むことにより形成されていることを特徴とする室内環境浄化器。
  3. ケース外方に連通可能な収容室をもつケースと、
    前記ケースの前記収容室に収容されアルデヒド類を吸着または分解する浄化部とを具備しており、
    前記ケースの前記収容室内において空気を移動させる空気移動手段が前記ケースに設けられていることを特徴とする室内環境浄化器。
  4. 請求項3において、前記空気移動手段は加熱部及びファンのうちのいずれか一方であることを特徴とする室内環境浄化器。
  5. 請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項において、前記ケースの壁には、前記収容室の内外を連通させる複数の通気孔が形成されていることを特徴とする室内環境浄化器。
  6. 請求項1〜請求項5のうちのいずれか一項において、前記浄化部は、アミノ酸類を担持した多孔質体を保持していることを特徴とする室内環境浄化器。
  7. アルデヒド類を吸着または分解する浄化シートと、ケース外方に連通可能な収容室を有するケースとを用意する工程と、
    前記浄化シートを蛇腹状に折り込む工程と、
    蛇腹状の前記浄化シートを前記ケースの前記収容室に装入する工程とを実施することを特徴とする室内環境浄化器の組み付け方法。
  8. 請求項1〜請求項6のうちのいずれか一項において、車両に設置されることを特徴とする室内環境浄化器。
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