JP2003139418A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003139418A JP2001333954A JP2001333954A JP2003139418A JP 2003139418 A JP2003139418 A JP 2003139418A JP 2001333954 A JP2001333954 A JP 2001333954A JP 2001333954 A JP2001333954 A JP 2001333954A JP 2003139418 A JP2003139418 A JP 2003139418A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機内部に温度センサを設けることなく、
低コストで圧縮機を確実に保護できる空気調和機を提供
する。 【解決手段】 圧縮機1,室内熱交換器,電動膨張弁5お
よび室外熱交換器が環状に接続された冷媒回路と、圧縮
機1の運転周波数を制御する室内制御部50,室外制御
部60を備える。暖房運転時、室内制御部50,室外制
御部60は、室内温度センサ14により検出された室内
空気の温度と室内熱交換器温度センサ13により検出さ
れた室内熱交換器の温度との温度差の絶対値が4deg
未満であって、かつ、圧縮機1の運転周波数が下限周波
数以上のとき、運転停止条件を満足したものとして圧縮
機1を保護するための運転停止処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧縮機を保護す
る空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮機から吐出された冷媒が冷媒
回路を循環するヒートポンプ方式の空気調和機におい
て、運転中に冷媒回路の配管内部が析出物やアイスチョ
ーク(氷結)などにより閉塞されて冷媒が流れにくい状態
が続くと、圧縮機の内部温度が上昇し、圧縮機内のモー
タ巻線が高熱により破損したり絶縁性が劣化したりし
て、運転不能,信頼性低下の原因になるという問題があ
る。そこで、従来の空気調和機では、圧縮機内部に巻線
温度を検出するための温度センサを設けて、その温度セ
ンサにより検出された巻線温度が所定温度以上になる
と、圧縮機の運転を停止して、圧縮機を保護するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記空気調
和機では、温度センサにより検出された巻線温度が所定
温度のときに圧縮機を停止するだけでは、温度センサを
設けるコストが多大になるだけでなく、上記所定温度の
設定値によっては実使用運転領域で圧縮機を確実に保護
することができず、正常運転時に誤って圧縮機を停止さ
せてしまうという欠点がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、圧縮機内部に
温度センサを設けることなく、低コストで圧縮機を確実
に保護できる空気調和機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機は、圧縮機,室内熱交換器,減
圧手段および室外熱交換器が環状に接続された冷媒回路
と、上記圧縮機の運転周波数を制御する制御装置とを備
えた空気調和機において、上記室内熱交換器の温度を検
出する室内熱交換器温度センサと、室内空気の温度を検
出する室内温度センサとを備え、上記制御装置は、暖房
運転時、上記室内熱交換器温度センサにより検出された
上記室内熱交換器の温度と上記室内温度センサにより検
出された上記室内空気の温度との温度差の絶対値が所定
温度未満であって、かつ、上記圧縮機の運転周波数が下
限周波数以上のとき、運転停止条件を満足したものとし
て上記圧縮機を保護するための運転停止処理を行うこと
を特徴としている。
【0006】上記請求項1の空気調和機によれば、上記
圧縮機,室内熱交換器,減圧手段および室外熱交換器が環
状に接続された冷媒回路により暖房運転を行うとき、析
出物やアイスチョークなどにより冷媒回路が閉塞されて
冷媒流が流れにくい状態が続くと、圧縮機の巻線温度が
上昇すると共に、凝縮器として働く室内熱交換器の温度
も上昇するが、閉塞率が高くなると、冷媒流量が少なく
なるため、室内熱交換器の温度は室内空気の温度に近づ
く。また、上記圧縮機の運転周波数が例えば30Hz未
満の低い周波数の運転領域では、冷媒回路が閉塞しても
圧縮機の巻線温度が破損,絶縁劣化を引き起こすような
高温にならないので、冷媒回路閉塞時に圧縮機を保護す
る範囲の下限周波数は上記30Hz以上となる。そこ
で、上記制御装置により、上記室内熱交換器温度センサ
により検出された室内熱交換器の温度と上記室内温度セ
ンサにより検出された室内空気の温度との温度差の絶対
値が所定温度未満であって、かつ、上記圧縮機の運転周
波数が下限周波数(例えば30Hz)以上のとき、運転停
止条件を満足したものとして圧縮機の運転を停止するこ
とによって、圧縮機内部に温度センサを設けることな
く、低コストで冷媒回路閉塞時の温度上昇による破損,
絶縁劣化等から圧縮機を保護できる。
【0007】また、請求項2の空気調和機は、圧縮機,
室外熱交換器,減圧手段および室内熱交換器が環状に接
続された冷媒回路と、上記圧縮機の運転周波数を制御す
る制御装置とを備えた空気調和機において、上記室外熱
交換器の温度を検出する室外熱交換器温度センサと、室
外空気の温度を検出する室外温度センサとを備え、上記
制御装置は、冷房運転時または除湿運転時、上記室外熱
交換器温度センサにより検出された上記室外熱交換器の
温度と上記室外温度センサにより検出された上記室外空
気の温度との温度差の絶対値が所定温度未満であって、
かつ、上記圧縮機の運転周波数が下限周波数以上のと
き、運転停止条件を満足したものとして上記圧縮機を保
護するための運転停止処理を行うことを特徴としてい
る。
【0008】上記請求項2の空気調和機によれば、上記
圧縮機,室外熱交換器,減圧手段および室内熱交換器が環
状に接続された冷媒回路により冷房運転または除湿運転
を行うとき、析出物やアイスチョークなどにより冷媒回
路が閉塞されて冷媒流が流れにくい状態が続くと、圧縮
機の巻線温度が上昇すると共に、凝縮器として働く室外
熱交換器の温度も上昇するが、閉塞率が高くなると、冷
媒流量が少なくなるため、室外熱交換器の温度は室外空
気の温度に近づく。また、上記圧縮機の運転周波数が例
えば20Hz未満の低い周波数の運転領域では、冷媒回
路が閉塞しても圧縮機の巻線温度が破損,絶縁劣化を引
き起こすような高温にならないので、冷媒回路閉塞時に
圧縮機を保護する範囲の下限周波数は上記20Hz以上
となる。そこで、上記制御装置により、上記室外熱交換
器温度センサにより検出された室外熱交換器の温度と上
記室外温度センサにより検出された室外空気の温度との
温度差の絶対値が所定温度未満であって、かつ、上記圧
縮機の運転周波数が下限周波数(例えば20Hz)以上の
とき、運転停止条件を満足したものとして圧縮機の運転
を停止することによって、圧縮機内部に温度センサを設
けることなく、低コストで冷媒回路閉塞時の温度上昇に
よる破損,絶縁劣化等から圧縮機を保護できる。
【0009】また、請求項3の空気調和機は、請求項1
または2の空気調和機において、上記制御装置は、上記
圧縮機に入力される入力電流が所定電流以上のときの
み、上記圧縮機を保護するための運転停止処理を行うこ
とを特徴としている。
【0010】上記請求項3の空気調和機によれば、上記
運転停止条件を満足しても入力電流が小さい場合は、上
記圧縮機の巻線温度が上昇しないので、圧縮機に入力さ
れる入力電流が保護の必要がある所定電流以上のときの
み、運転停止処理を行うようにすることによって、圧縮
機を確実に保護でき、圧縮機の巻線温度が上昇しない小
入力電流領域で停止することがないようにできる。
【0011】また、請求項4の空気調和機は、請求項1
乃至3のいずれか1つの空気調和機において、上記制御
装置は、上記運転停止条件を満足したときの上記圧縮機
の運転周波数が上記下限周波数よりも高い所定周波数未
満であるとき、上記運転停止処理を行う前に上記圧縮機
の運転周波数を強制的に上記所定周波数に上げても、上
記温度差が上記所定温度未満であるときは、上記圧縮機
を保護するための運転停止処理を行う一方、上記温度差
が上記所定温度以上であるときは、上記圧縮機を保護す
るための運転停止処理を行わないことを特徴としてい
る。
【0012】上記請求項4の空気調和機によれば、上記
圧縮機の運転周波数が上記下限周波数以上でかつ所定周
波数未満であるときは、圧縮機の運転周波数を強制的に
所定周波数に上げて、もう一度、上記制御装置により上
記温度差が上記所定温度未満であるか否かを判定するこ
とによって、圧縮機の運転停止の判断をより正確に行う
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機を図
示の実施の形態により詳細に説明する。
【0014】(第1実施形態)図1はこの発明の第1実
施形態の空気調和機の構成図を示している。この空気調
和機は、図1に示すように、圧縮機1と、上記圧縮機1
の吐出側に一端が接続された四方弁2と、上記四方弁2
の他端に一端が接続された室外熱交換器3と、上記室外
熱交換器3の他端に一端が接続されたフィルタ4と、上
記フィルタ4の他端に一端が接続された電動膨張弁5
と、上記電動膨張弁5の他端に一端が接続されたドライ
ヤ6と、上記ドライヤ6の他端に一端が接続された閉鎖
弁7と、上記閉鎖弁7の他端に一端が接続された室内熱
交換器8と、上記室内熱交換器8の他端に一端が接続さ
れた閉鎖弁9と、上記閉鎖弁9の他端に四方弁2を介し
て一端が接続され、他端が上記圧縮機1の吸込側に接続
されたフィルタ10とを備えている。上記圧縮機1,四
方弁2,室外熱交換器3,フィルタ4,電動膨張弁5,ドラ
イヤ6,閉鎖弁7,室内熱交換器8,閉鎖弁9およびフィ
ルタ10で冷媒回路を構成している。
【0015】また、上記空気調和機は、上記室外熱交換
器3の温度を検出する室外熱交換器温度センサ11と、
室外空気の温度を検出する室外温度センサ12と、室内
熱交換器8の温度を検出する室内熱交換器温度センサ1
3と、室内空気の温度を検出する室内温度センサ14と
を備えると共に、室外熱交換器3近傍に配置された室外
ファン(プロペラファン)15と、室内熱交換器8近傍に
配置された室内ファン(クロスフローファン)16とを備
えている。
【0016】また、図2は上記空気調和機の要部の構成
を示している。図2に示すように、交流電源51が室内
制御部50に接続され、その室内制御部50を介して交
流電源51が室外制御部60に接続されている。また、
上記室内制御部50は、室内熱交換器温度センサ13か
らの室内熱交換器8の温度を表す信号および室内温度セ
ンサ14からの室内空気の温度を表す信号が入力される
と共に、室外制御部60は、室外温度センサ12により
検出された室外空気の温度を表す信号および室外熱交換
器温度センサ11により検出された室外熱交換器3の温
度を表す信号が入力される。上記室内制御部50と室外
制御部60とは互いに制御信号をやり取りし、室内制御
部50と室外制御部60で制御装置を構成している。
【0017】上記室内制御部50は、リモートコントロ
ーラ(図2ではリモコン)54の指令信号に従って、室内
ファンモータ56を駆動する速度制御回路55を制御す
ると共に、異常運転情報を異常運転表示部57に表示す
る。また、上記室外制御部60は、室内制御部50から
の制御信号に従って、室外ファンモータ67を駆動する
速度制御回路66を制御すると共に、四方弁2と電動膨
張弁5を制御し、圧縮機1を駆動するインバータ回路6
4を制御する。上記室外制御部60は、電流センサ63
により検出された圧縮機1の入力電流を表す信号が入力
される。
【0018】また、図3は冷凍サイクルの閉塞状態を表
す閉塞率と運転周波数について、保護すべき領域を説明
するための図であり、閉塞率は、 閉塞率 = 閉塞断面積/冷媒配管断面積×100 [%] で表される。図3において、“全開”が閉塞率0%を表
し、“全閉”が閉塞率100%を表している。
【0019】図3に示すように、閉塞率80%ラインの
左側すなわち閉塞率が80%未満のエリアAでは、運転
周波数の全領域で正常に運転される。一方、閉塞率80
%ラインの右側すなわち閉塞率が80%以上かつ運転周
波数が20Hz未満のエリアBでは、運転周波数が低速
であるので、圧縮機1の温度は、破損,絶縁劣化するほ
どの高温には上昇しない。そして、閉塞率が80%以上
かつ運転周波数が20Hz以上のエリアCでは、圧縮機
1の温度上昇による破損,絶縁不良などを防ぐために保
護制御が必要となる。
【0020】なお、上記エリアCの境界条件である閉塞
率が80%は、所定の暖房負荷運転条件および所定の冷
房負荷運転条件において閉塞率に対する圧縮機の巻線温
度は、図9に示すように、閉塞率が80%近傍になると
巻線温度限界(圧縮機の仕様により異なる)に達すること
による。また、上記エリアCの境界条件である運転周波
数20Hzは、所定の暖房運転条件において閉塞率に対
する圧縮機の巻線温度は、図10に示すように、運転周
波数が20Hz近傍になると巻線温度限界(圧縮機の仕様
により異なる)に達することによる。
【0021】上記構成の空気調和機において、暖房運転
時は、四方弁2を点線の切換位置に切り換えて、圧縮機
1を駆動すると、圧縮機1から吐出された高温冷媒は、
凝縮器としての室内熱交換器8で凝縮した後、電動膨張
弁5により減圧され、減圧された冷媒は、蒸発器として
の室外熱交換器3で蒸発した後、圧縮機1の吸込側に戻
る。一方、冷房運転時は、四方弁2を実線の切換位置に
切り換えて、圧縮機1を駆動すると、圧縮機1から吐出
された高温冷媒は、凝縮器としての室外熱交換器3で凝
縮した後、電動膨張弁5により減圧され、減圧された冷
媒は、蒸発器としての室内熱交換器8で蒸発した後、圧
縮機1の吸込側に戻る。
【0022】図4は暖房運転時の閉塞率に対する圧縮機
温度,吐出温度,入力電流,室内熱交換器の温度,室外熱交
換器の温度および圧力の変化を示している。図4におい
て、Pdは吐出圧力を表し、Psは吸込側圧力を表してい
る。
【0023】図4に示すように、閉塞率が高くなるほど
圧縮機1の温度は上昇する。また、吐出温度は閉塞率が
高くなるほど上昇するが、閉塞率が80%近くになる
と、冷媒量が少なくなるために吐出温度は下がり始め
る。同様に、入力電流も閉塞率が高くなるほど上昇する
が、閉塞率80%よりもさらに手前で、冷媒量が少なく
なり負荷が小さくなるために入力電流は下がり始める。
また、凝縮器としての室内熱交換器の温度は、閉塞率が
高くなるほど上昇するが、閉塞率80%よりもさらに手
前で、ピーク温度となった後、徐々に室内空気の温度に
近づいていく。一方、室外熱交換器の温度は、閉塞率が
高くなるほど下がり、閉塞率が80%以上になると上昇
して、室内空気の温度に近づいていく。なお、吐出圧力
Pdは、室内熱交換器の温度と同様の変化を示し、吐出
圧力Pdと室内熱交換器の温度とは等価とみなせる。一
方、吸込側圧力Psは、閉塞率が高くなるほど、徐々に
下がる。
【0024】図4から明らかなように、凝縮器としての
室内熱交換器の温度と室内空気の温度との温度差の絶対
値を判定することによって、冷媒回路の閉塞状態による
異常運転を判断することが可能となる。なお、冷房運転
または除湿運転においても、同様に、凝縮器としての室
外熱交換器の温度と室外空気の温度との温度差の絶対値
を判定することによって、冷媒回路の閉塞状態による異
常運転を判断することが可能となる。
【0025】次に、上記空気調和機の室内制御部50と
室外制御部60による圧縮機1を高熱から保護する保護
制御処理について、図5〜図8に示すフローチャートに
したがって説明する。
【0026】まず、保護制御処理がスタートすると、図
5に示すステップS1で運転モードが暖房運転かまたは
冷房運転(または除湿運転)であるかを判定して、ステッ
プS1で暖房運転であると判定すると、ステップS2に
進む。
【0027】次に、ステップS2で圧縮機1の運転周波
数が、下限周波数よりも高い所定周波数としての第1所
定値以上か否かを判定して、圧縮機1の運転周波数が第
1所定値以上であると判定すると、ステップS6に進む
一方、圧縮機1の運転周波数が第1所定値未満であると
判定すると、ステップS3に進む。ここで第1所定値
は、図3に示すエリアCのうちの運転周波数が比較的低
い低周波数領域の上限値として設定する。
【0028】次に、ステップS3で圧縮機1の運転周波
数が上記下限周波数としての第2所定値(<第1所定値)
以上か否かを判定して、圧縮機1の運転周波数が第2所
定値以上であると判定すると、ステップS4に進む一
方、圧縮機1の運転周波数が第2所定値未満であると判
定すると、ステップS1に戻る。ここで、第2所定値
は、冷媒回路が閉塞しても圧縮機1の巻線温度が破損,
絶縁劣化等を引き起こすような高温にならない図3に示
すエリアBの上側であって、エリアCの下限値(下限周
波数)を設定する。
【0029】そして、ステップS4で圧縮機1の入力電
流が所定電流C未満で、かつ、△T1が4deg未満で
ある状態が20分連続したか否かを判定して、条件を満
足したときは、ステップS5に進む一方、条件を満足し
ないときは、ステップS1に戻る。ここで、所定電流C
は、 C = A×運転周波数+B (A,Bは定数) また、△T1は、
【数1】 である。
【0030】次に、ステップS5で圧縮機1の運転周波
数を第1所定値に強制的に上げる。
【0031】次に、ステップS6に進み、タイマT1を
スタートして、図6に示すステップS7に進む。
【0032】そして、ステップS7で圧縮機1の入力電
流が所定電流C未満で、かつ、△T1が4deg未満で
ある状態が10分連続したか否かを判定し、条件を満足
したときは、ステップS10に進み、冷凍サイクルの閉
塞状態による異常運転と判断し、圧縮機1の運転を停止
して、この処理を終了する。
【0033】一方、ステップS7で条件を満足しないと
きは、ステップS8に進み、タイマT1が120分未満
か否かを判定し、タイマT1が120分未満であると判
定すると、ステップS7に戻る一方、タイマT1が12
0分以上であると判定すると、ステップS9に進み、圧
縮機1の運転周波数が第1所定値の強制運転を解除した
後、ステップS1に戻り、通常の運転周波数で暖房運転
を行いこの処理を続ける。
【0034】一方、図1のステップS1で運転モードが
冷房運転(または除湿運転)であると判定すると、図7に
示すステップS11に進み、圧縮機1の運転周波数が、
下限周波数よりも高い所定周波数としての第3所定値以
上か否かを判定して、圧縮機1の運転周波数が第3所定
値以上であると判定すると、ステップS15に進む一
方、圧縮機1の運転周波数が第3所定値未満であると判
定すると、ステップS12に進む。ここで第3所定値
は、図3に示すエリアCのうちの運転周波数が比較的低
い低周波数領域の上限値として設定する。
【0035】次に、ステップS12で圧縮機1の運転周
波数が上記下限周波数としての第4所定値(<第3所定
値)以上か否かを判定して、圧縮機1の運転周波数が第
4所定値以上であると判定すると、ステップS13に進
む一方、圧縮機1の運転周波数が第4所定値未満である
と判定すると、ステップS11に戻る。ここで、第4所
定値は、冷媒回路が閉塞しても圧縮機1の巻線温度が破
損,絶縁劣化等を引き起こすような高温にならない図3
に示すエリアBの上側であって、エリアCの下限値(下
限周波数)を設定する。
【0036】そして、ステップS13で圧縮機1の入力
電流が所定電流C未満で、かつ、△T2が4deg未満
である状態が20分連続したか否かを判定して、条件を
満足したときは、ステップS14に進む一方、条件を満
足しないときは、ステップS11に戻る。ここで、△T
2は、
【数2】 である。
【0037】次に、ステップS14で圧縮機1の運転周
波数を第3所定値に上げる。
【0038】次に、ステップS15に進み、タイマT2
をスタートして、図8に示すステップS16に進む。
【0039】そして、ステップS16で圧縮機1の入力
電流が所定電流C未満で、かつ、△T2が4deg未満
である状態が10分連続したか否かを判定し、条件を満
足したときは、ステップS19に進み、冷凍サイクルの
閉塞状態による異常運転と判断し、圧縮機1の運転を停
止して、この処理を終了する。
【0040】一方、ステップS16で条件を満足しない
ときは、ステップS17に進み、タイマT2が120分
未満か否かを判定し、タイマT2が120分未満である
と判定すると、ステップS16に戻る一方、タイマT2
が120分以上であると判定すると、ステップS18に
進み、圧縮機1の運転周波数が第3所定値の強制運転を
解除した後、ステップS11に戻り、通常の運転周波数
で冷房運転(または除湿運転)を行い、この処理を続け
る。
【0041】このように、暖房運転時、室内制御部50
と室外制御部60により、室内熱交換器温度センサ13
により検出された室内熱交換器8の温度と室内温度セン
サ14により検出された室内空気の温度との温度差△T
1の絶対値が所定温度(4deg)未満であって、かつ、
圧縮機1の運転周波数が下限周波数(第2所定値)以上の
とき、運転停止条件を満足したものとして圧縮機1の運
転を停止することによって、圧縮機1内部に温度センサ
を設けることなく、低コストで暖房運転時の冷媒回路閉
塞時の温度上昇による破損,絶縁劣化等から圧縮機を保
護することができる。
【0042】また、冷房運転(または除湿運転)時、室内
制御部50と室外制御部60により、室外熱交換器温度
センサ11により検出された室外熱交換器3の温度と室
外温度センサ12により検出された室外空気の温度との
温度差△T2の絶対値が所定温度(4deg)未満であっ
て、かつ、圧縮機1の運転周波数が下限周波数(第4所
定値)以上のとき、運転停止条件を満足したものとして
圧縮機1の運転を停止することによって、圧縮機1内部
に温度センサを設けることなく、低コストで冷房運転
(または除湿運転)時の冷媒回路閉塞時の温度上昇による
破損,絶縁劣化等から圧縮機を保護することができる。
【0043】また、上記圧縮機1に入力される入力電流
が保護の必要がある所定電流C以上のときのみ、運転停
止処理を行うようにすることによって、圧縮機1を確実
に保護できると共に、圧縮機の巻線温度が上昇しない小
入力電流領域で停止することを防止することができる。
【0044】また、上記保護制御処理では、運転周波数
が第2所定値以上かつ第1所定値未満(または第4所定
値以上かつ第3所定値未満)のときは、1段目の判定を
行った後、その判定条件を満足した場合に運転周波数を
第1所定値(または第3所定値未満)に上げて強制運転し
て、2段目の判定を行うことによって、誤った判定をす
ることなく、確実に圧縮機の運転を停止して保護するこ
とができる。
【0045】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
室内熱交換器を1つ備えた空気調和機について説明した
が、この第2実施形態では、第1室内熱交換器と第2室
内熱交換器を備え、冷房サイクルにおいて第1室内熱交
換器を凝縮器とし、第2室内熱交換器を蒸発器として働
かせて除湿を行う再熱ドライ運転を行う空気調和機につ
いて説明する。
【0046】図11はこの発明の第2実施形態の空気調
和機の構成図を示している。なお、制御装置は、上記第
1実施形態の図2と同様の構成をしている。
【0047】上記空気調和機は、図11に示すように、
圧縮機21と、上記圧縮機21の吐出側に一端が接続さ
れた四方弁22と、上記四方弁22の他端に一端が接続
された室外熱交換器23と、上記室外熱交換器23の他
端に一端が接続されたフィルタ24と、上記フィルタ2
4の他端に一端が接続された電動膨張弁25と、上記電
動膨張弁25の他端に一端が接続されたドライヤ26
と、上記ドライヤ26の他端に一端が接続された閉鎖弁
27と、上記閉鎖弁7の他端に一端が接続された第1室
内熱交換器28と、上記第1室内熱交換器28の他端に
一端が接続された分岐部29と、上記分岐部29の一方
の分岐端に一端が接続された電磁弁30と、上記分岐部
29の他方の分岐端に一端が接続されたキャピラリ31
と、上記キャピラリ31の他端に一端が接続され、一端
が電動弁30の他端に接続されたフィルタ32と、上記
電磁弁30の他端に一端が接続された第2室内熱交換器
33と、上記第2室内熱交換器33の他端に一端が接続
された閉鎖弁34と、上記閉鎖弁34の他端に四方弁2
2を介して一端が接続され、他端が上記圧縮機1の吸込
側に接続されたフィルタ35とを備えている。上記圧縮
機21,四方弁22,室外熱交換器23,フィルタ24,電
動膨張弁25,ドライヤ26,閉鎖弁27,第1室内熱交
換器28,分岐部29,電磁弁30,キャピラリ31,フィ
ルタ32,第2室内熱交換器33,閉鎖弁34およびフィ
ルタ35で冷媒回路を構成している。
【0048】また、上記空気調和機は、上記室外熱交換
器23の温度を検出する室外熱交換器温度センサ41
と、室外空気の温度を検出する室外温度センサ42と、
第2室内熱交換器33の温度を検出する室内熱交換器温
度センサ43と、室内空気の温度を検出する室内温度セ
ンサ44とを備えると共に、室外熱交換器23近傍に配
置された室外ファン(プロペラファン)45と、第1,第
2室内熱交換器28,33近傍に配置された室内ファン
(クロスフローファン)46とを備えている。
【0049】上記構成の空気調和機において、暖房運転
時は、四方弁22を点線の切換位置に切り換えて、電磁
弁30を開いた状態で圧縮機21を駆動すると、圧縮機
21から吐出された高温冷媒は、凝縮器としての第2室
内熱交換器33,第1室内熱交換器28で凝縮した後、
電動膨張弁25により減圧され、減圧された冷媒は、蒸
発器としての室外熱交換器23で蒸発した後、圧縮機2
1の吸込側に戻る。一方、冷房運転時は、四方弁22を
実線の切換位置に切り換えて、電磁弁30を開いた状態
で圧縮機21を駆動すると、圧縮機21から吐出された
高温冷媒は、凝縮器としての室外熱交換器23で凝縮し
た後、電動膨張弁25により減圧され、減圧された冷媒
は、蒸発器としての第1室内熱交換器28,第2室内熱
交換器33で蒸発した後、圧縮機21の吸込側に戻る。
【0050】一方、再熱ドライ運転時は、四方弁22を
実線の切換位置に切り換えて、電動膨張弁25を全開に
し、電磁弁30を閉じた状態で圧縮機21を駆動する
と、圧縮機21から吐出された高温冷媒は、凝縮器とし
ての室外熱交換器23,第1室内熱交換器28で凝縮し
た後、キャピラリ31により減圧され、減圧された冷媒
は、蒸発器としての第2室内熱交換器33で蒸発した
後、圧縮機21の吸込側に戻る。
【0051】この第2実施形態の空気調和機は、第1実
施形態の空気調和機と同じ保護制御処理を行い、同様の
効果を有する。
【0052】上記第1,第2実施形態では、室内熱交換
器8の温度と室内空気の温度との温度差の絶対値△T1
および室外熱交換器3の温度と室外空気の温度との温度
差の絶対値△T2の判定に用いる所定温度を4degと
したが、上記所定温度はこれに限らず、空気調和機の能
力等に応じて適宜設定すればよい。
【0053】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機は、圧縮機,室内熱交換器,減圧手段およ
び室外熱交換器が環状に接続された冷媒回路と、上記圧
縮機の運転周波数を制御する制御装置とを備えた空気調
和機において、暖房運転時、上記制御装置によって、室
内熱交換器温度センサにより検出された室内熱交換器の
温度と室内温度センサにより検出された室内空気の温度
との温度差の絶対値が所定温度未満であって、かつ、圧
縮機の運転周波数が下限周波数以上のとき、運転停止条
件を満足したものとして圧縮機を保護するための運転停
止処理を行うので、圧縮機内部に温度センサを設けるこ
となく、低コストで冷媒回路閉塞時の温度上昇による破
損,絶縁劣化等から圧縮機を保護することができる。
【0054】また、請求項2の発明の空気調和機によれ
ば、圧縮機,室外熱交換器,減圧手段および室内熱交換器
が環状に接続された冷媒回路と、上記圧縮機の運転周波
数を制御する制御装置とを備えた空気調和機において、
冷房運転時または除湿運転時、上記制御装置によって、
室外温度センサにより検出された室外空気の温度と室外
熱交換器温度センサにより検出された室外熱交換器の温
度との温度差の絶対値が所定温度未満であって、かつ、
圧縮機の運転周波数が下限周波数以上のとき、運転停止
条件を満足したものとして圧縮機を保護するための運転
停止処理を行うので、圧縮機内部に温度センサを設ける
ことなく、低コストで冷媒回路閉塞時の温度上昇による
破損,絶縁劣化等から圧縮機を保護することができる。
【0055】また、請求項3の発明の空気調和機によれ
ば、請求項1または2の空気調和機において、上記制御
装置によって、圧縮機に入力される入力電流が保護の必
要がある所定電流以上のときのみ、運転停止処理を行う
ようにすることによって、圧縮機を確実に保護できると
共に、圧縮機の巻線温度が上昇しない小入力電流領域で
停止することがないようにできる。
【0056】また、請求項4の発明の空気調和機によれ
ば、請求項1乃至3のいずれか1つの空気調和機におい
て、上記制御装置は、上記運転停止条件を満足したとき
の圧縮機の運転周波数が下限周波数よりも高い所定周波
数未満であるとき、上記運転停止処理を行う前に圧縮機
の運転周波数を強制的に所定周波数に上げて、上記温度
差が所定温度未満であるとき、圧縮機を保護するための
運転停止処理を行う一方、上記温度差が所定温度以上で
あるとき、圧縮機を保護するための運転停止処理を行わ
ないので、圧縮機の運転を停止する判断をより正確に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の第1実施形態の空気調和機
の構成図である。
【図2】 図2は上記空気調和機の要部の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 図3は上記空気調和機の冷凍サイクルの閉塞
状態と運転周波数について保護すべき領域について説明
するための図である。
【図4】 図4は上記空気調和機の暖房運転時の閉塞率
に対する圧縮機温度,吐出温度,入力電流,室内熱交換器
の温度,室外熱交換器の温度および圧力の変化を示す図
である。
【図5】 図5は上記空気調和機の保護制御処理を説明
するフローチャートである。
【図6】 図6は図5に続くフローチャートである。
【図7】 図7は図5に続くフローチャートである。
【図8】 図8は図7に続くフローチャートである。
【図9】 図9は閉塞率と圧縮機の巻線温度との関係を
示す図である。
【図10】 図10は運転周波数と圧縮機の巻線温度と
の関係を示す図である。
【図11】 図11はこの発明の第2実施形態の空気調
和機の構成図である。
【符号の説明】
1,21…圧縮機、 2,22…四方弁、 3,23…室外熱交換器、 4,10,24,32,35…フィルタ、 5,25…電動膨張弁、 6,26…ドライヤ、 7,9,27,34…閉鎖弁、 8…室内熱交換器、 11,41…室外熱交換器温度センサ、 12,42…室外温度センサ、 13,43…室内熱交換器温度センサ、 14,44…室内温度センサ 15,45…室外ファン、 16,46…室内ファン、 28…第1室内熱交換器、 29…分岐部、 30…電磁弁、 31…キャピラリ、 33…第2室内熱交換器、 50…室内制御部、 51…交流電源、 54…リモコン、 55…速度制御回路、 56…室内ファンモータ、 57…異常運転表示部、 60…室外制御部、 63…電流センサ、 64…インバータ回路、 66…速度制御回路、 67…室外ファンモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 泰 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 3L060 AA01 CC02 CC03 CC04 CC10 DD01 EE01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1),室内熱交換器(8),減圧手段
    (5)および室外熱交換器(3)が環状に接続された冷媒回
    路と、上記圧縮機(1)の運転周波数を制御する制御装置
    (50,60)とを備えた空気調和機において、 上記室内熱交換器(8)の温度を検出する室内熱交換器温
    度センサ(13)と、 室内空気の温度を検出する室内温度センサ(14)とを備
    え、 上記制御装置(50,60)は、暖房運転時、上記室内熱
    交換器温度センサ(13)により検出された上記室内熱交
    換器(8)の温度と上記室内温度センサ(14)により検出
    された上記室内空気の温度との温度差の絶対値が所定温
    度未満であって、かつ、上記圧縮機(1)の運転周波数が
    下限周波数以上のとき、運転停止条件を満足したものと
    して上記圧縮機(1)を保護するための運転停止処理を行
    うことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 圧縮機(1),室外熱交換器(3),減圧手段
    (5)および室内熱交換器(8)が環状に接続された冷媒回
    路と、上記圧縮機(1)の運転周波数を制御する制御装置
    (50,60)とを備えた空気調和機において、 上記室外熱交換器(3)の温度を検出する室外熱交換器温
    度センサ(11)と、 室外空気の温度を検出する室外温度センサ(12)とを備
    え、 上記制御装置(50,60)は、冷房運転時または除湿運
    転時、上記室外熱交換器温度センサ(11)により検出さ
    れた上記室外熱交換器(3)の温度と上記室外温度センサ
    (12)により検出された上記室外空気の温度との温度差
    の絶対値が所定温度未満であって、かつ、上記圧縮機
    (1)の運転周波数が下限周波数以上のとき、運転停止条
    件を満足したものとして上記圧縮機(1)を保護するため
    の運転停止処理を行うことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の空気調和機に
    おいて、 上記制御装置(50,60)は、上記圧縮機(1)に入力さ
    れる入力電流が所定電流以上のときのみ、上記圧縮機
    (1)を保護するための運転停止処理を行うことを特徴と
    する空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    空気調和機において、 上記制御装置(50,60)は、上記運転停止条件を満足
    したときの上記圧縮機(1)の運転周波数が上記下限周波
    数よりも高い所定周波数未満であるとき、上記運転停止
    処理を行う前に上記圧縮機(1)の運転周波数を強制的に
    上記所定周波数に上げても、上記温度差が上記所定温度
    未満であるときは、上記圧縮機(1)を保護するための運
    転停止処理を行う一方、上記温度差が上記所定温度以上
    であるときは、上記圧縮機(1)を保護するための運転停
    止処理を行わないことを特徴とする空気調和機。
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