JP2003269091A - コンクリート剥落防止用シートおよびその貼付方法 - Google Patents
コンクリート剥落防止用シートおよびその貼付方法Info
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Abstract
より、作業時間を大幅に低減させる。 【解決手段】感光性樹脂保持シートに感光性樹脂を含浸
させるとともに、その表面または内部に織物あるいは編
物、メッシュ物、または三次元編物からなる補強材を配
設した構成。
Description
ネル内のコンクリート被覆部、高速道路や鉄道高架橋の
コンクリート製の欄干部や裏側部分、道路や通路、鉄道
施設上の作業(コンクリート片の落下防止という面で
は、その近傍、直下に、通路、道路、鉄道等の施設が配
置される場合、道路立体交差点におけるアンダーパス側
の高さの高いコンクリートの壁面など)、煙突、休止期
間が極限定された産業施設等におけるコンクリート剥落
防止工法に関する。
(進展)の防止、さらにはコンクリート片の剥落防止を
目的としたコンクリート構造物の経年劣化対策工の一つ
として、織物、編物、メッシュ物、または三次元編物を
補強材としたコンクリート表面の塗装被覆工法がある。
ここで、織物、編物、メッシュ物、または三次元編物
は、ガラス繊維やビニロン繊維等で作られ、目付けとし
て100〜1000g/m2程度であり、厚さは0.0
5〜0.60mmと薄いものが使用されている。また、
補強材の強度が不足する場合には、補強材を重ねて複数
枚使用することもある。塗装に用いられる材料として
は、エポキシ樹脂等の樹脂材料やポリマーセメント等が
使用され、塗布あるいは吹き付け等により施工されてい
る。
法の例を示し、一連の作業内容を、樹脂材料を使用した
場合を例として説明する。先ず、ステップS1の前処理1
で、コンクリートに浮きがある場合、欠損部、露出・錆
鉄筋部がある場合、ひび割れがある場合にはそれぞれ適
切な方法で断面処理を行う。次に、ステップS2の前処理
2で、コンクリート面にサンディングまたは高圧洗浄
(例えば15Mpa)により下地表面処理を行い、ステッ
プS3でコンクリート表面にプライマーを塗布する。ステ
ップS4で1回目の中塗りを行い、ステップS5で織物ある
いは編物、メッシュ物、または三次元編物等の補強材を
貼り付け固着する。そして、ステップS6で2回目の中塗
りを行い、ステップS7で仕上げ塗りを行う。なお、工法
によっては、ネットの剥がれが生じないように、アンカ
ーピンを設けて脱落防止を図るものがある。
いる材料は、コンクリートへの浸透性や固着性、他の塗
装材料との固着性、補強材への浸透性や固着性、さらに
は耐候性など、それぞれの目的と用途により適した材料
(主剤と硬化剤)が使用される。また、各ステップの作
業には、前行程により時間の制約を受ける。例えば、ス
テップS6の作業はステップS5の作業の後、直ちに行われ
る。ステップS3、S4、S7の作業は、前作業との間に養生
期間(塗り継ぎの目安時間)が設けられる。例えば、エ
ポキシ系の樹脂材料をステップS6の塗装仕上げに使用し
た場合、温度5〜25℃であれば7日以上、30〜35
℃であれば3日以上の養生期間をあける。
等の交通施設において、コンクリートの剥落防止工法を
適用する場合には、道路交通の遮断時間を出来る限り短
くする、あるいは交通を遮断することなく活線工事で作
業ができると便利である。また、鉄道施設であれば、列
車運行のない夜間の僅かな時間内で効率よく作業を進め
る必要があり、作業時間の短縮化が強く望まれている。
おいては、工法自体に何度も同じような作業の繰り返し
が多く、作業間の養生期間が必要となるため、施工期間
が比較的長くなるという欠点を有している。
であって、樹脂材料の硬化時間および養生期間の短縮化
により、作業時間を大幅に低減させることができるコン
クリート剥落防止用シートおよびその貼付方法を提供す
ることを目的とする。
求項1記載のコンクリート剥落防止用シートは、感光性
樹脂保持シートに感光性樹脂を含浸させてなることを特
徴とし、請求項2記載の発明は、感光性樹脂保持シート
に感光性樹脂を含浸させるとともに、その表面または内
部に織物あるいは編物、メッシュ物、または三次元編物
からなる補強材を配設したことを特徴とし、請求項3記
載の発明は、請求項2において、前記補強材としてアラ
ミド繊維からなる織物あるいは編物、メッシュ物、また
は三次元編物を使用することを特徴とし、請求項4記載
の発明は、請求項3において、前記補強材にコンクリー
ト表面と同色の塗料で塗装することを特徴とし、請求項
5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかにおい
て、前記感光性樹脂保持シートの両面には、樹脂に含ま
れるスチレン等の材料の揮散防止用のフイルムを配置
し、さらに片側には可使時間確保や調整のための着色透
明遮光用のフィルムを配置することを特徴とし、請求項
6記載の発明は、請求項5において、前記着色透明遮光
用のフィルム側の揮散防止用のフイルムとして、防汚染
機能をもつフィルムを用いることを特徴とし、請求項7
記載の発明は、請求項5において、前記着色透明遮光用
のフィルム側の揮散防止用のフイルムとして、有機繊維
不織布などの基材に熱融着してあるものを用いることを
特徴とし、請求項8記載の発明は、請求項1ないし7の
いずれかにおいて、前記感光性樹脂保持シートの端部側
面に傾斜面を形成したことを特徴とし、請求項9記載の
発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載のコンクリ
ート剥落防止用シートの複数を重ねて貼り付ける場合
に、シートを僅かに重ねて貼り付けることを特徴とし、
請求項10記載の発明は、請求項1ないし8のいずれか
に記載のコンクリート剥落防止用シートの端部から補強
材を張り出したものを製作し、この補強材の張り出し部
分は、次々に貼っていく感光性樹脂保持シートの重ね代
として使用することを特徴とし、請求項11記載の発明
は、請求項1ないし8のいずれかに記載のコンクリート
剥落防止用シートの隣接する境界部の下面に補強用のネ
ットを配置することを特徴とし、請求項12記載の発明
は、織物あるいは編物、メッシュ物、または三次元編物
からなる補強材を配設した後、感光性樹脂を含浸させた
感光性樹脂保持シートを貼り付ける方法において、感光
性樹脂保持シートより幅広で長尺の補強材を用いること
を特徴とし、請求項13記載の発明は、請求項12にお
いて、前記補強材の幅を、感光性樹脂保持シートの幅の
整数倍に隣接する補強材の重ね代を加えた長さとするこ
とを特徴とし、請求項14記載の発明は、請求項12に
おいて、隣接する補強材の重ね代に力学的結合部材を配
設することを特徴とし、請求項15記載の発明は、請求
項12において、補強材に監視用光ファイバーセンサを
組み付けることを特徴とする。
に基づいて説明する。図2は、本発明に係わるコンクリ
ートの剥落防止工法を説明するためのフロー図である。
は、前述した従来工法と同様である。すなわち、ステッ
プS11の前処理1で、コンクリートに浮きがある場合、
欠損部、露出・錆鉄筋部がある場合、ひび割れがある場
合にはそれぞれ適切な方法で断面処理を行う。次に、ス
テップS12の前処理2でサンディングまたは高圧洗浄
(例えば15Mpa)により下地表面処理を行い、ステッ
プS13でコンクリート表面にプライマーを塗布する。
の作業時間の短縮化を図るために、以下に述べる工夫を
取り入れている。すなわち、工場において、1回目の中
塗り、補強材の配置、2回目の中塗り、仕上げ塗りのう
ちの1つのステップ、連続するいくつかのステップ、あ
るいは全ステップを、感光性樹脂を含浸させた感光性樹
脂保持シート、あるいは補強材を組み合わせた1枚の感
光性樹脂保持シートとし、このシートを現場へ搬入し
て、現場においては、ステップS14の貼付作業とS15の光
照射による硬化作業のみを行うようにする。なお、前作
業の表面にこのシートを取り付ける際に、粘着力が不足
する場合には粘着力を補うようにしてもよい。
スマット、ポリエステル樹脂等の有機繊維の使用が考え
られる。屋外による作業では、感光性樹脂保持シートの
片側に着色透明遮光用のフィルムを配置することによ
り、可使時間(感光性樹脂を完全遮光の袋から出して硬
化してしまうまでの時間)の確保や調整をすることがで
きるが、屋外の直接日光下の可使時間は10分程度と短
い(日陰を作ることにより20分程度まで延ばすことが
できる)。さらに可使時間が必要な場合には、日光や自
然光に対する遮蔽物、例えば簡易な暗室を貼り付け箇所
に設置する対策が必要となる。
シートの1実施形態を示す模式的断面図である。本実施
形態は、図(A)に示すように、感光性樹脂保持シート
3の両面に、樹脂に含まれるスチレン等の材料の揮散防
止用の透明フイルム3a1、3a2(例えば、ポリエステル
フィルム)を配置し、さらに片側には可使時間の確保や
調整のための着色透明遮光用のフィルム3b(例えばセ
ロハン)を配置するようにしている。透明フィルム3a
1、3a2の役割は、作業および硬化における樹脂中の反
応希釈剤であるスチレンモノマーの揮散防止と、シート
表面の空気阻害防止(空気と接触している場合シートの
硬化を妨げ、空気接触部分の硬化状態が悪くなる)であ
る。
ず、感光性樹脂保持シートを遮光材料からなる袋から取
り出し、コンクリート面に貼り付ける側の透明フイルム
3a1を剥がし、プライマーが塗布されたコンクリート面
に、空気が入り込まないように注意深くシートを乗せ、
ローラでシートをしごき、コンクリート面に密着させ
る。このとき、シートとプライマーとの馴染みを良くす
る目的で、感光性樹脂のパテ材を少量塗布するようにし
てもよい。その後、着色透明遮光用のフィルム3bを取
り、照明や自然光によりシートに光を当てて感光性樹脂
を硬化させる。最後に、表面の透明フイルム3a2を剥が
す。
おり、着色透明遮光用のフィルム3bの下に配置される
透明フィルム3a2を最後に剥がす手間が必要になるとと
もに廃棄物としての量が増えてしまうという問題があ
る。
a1の代わりに、図(B)に示すように、防汚染機能をも
つ透明フィルム3cを配置する。このフィルム3cとし
ては、撥水性あるいは親水性をもつ樹脂フィルムを使用
する。前者の例としては、シリコン樹脂、フッ素樹脂、
テフロン(登録商標)樹脂、アクリル、ウレタン系の樹
脂等のフィルムが有り、後者の例としては、ポリカーボ
ネート樹脂等のフィルムが有る。また、感光性樹脂の硬
化に伴い、感光性樹脂に貼り付くフィルムを使用する
か、あるいはフィルムを積層構造にして、感光性樹脂と
接着しやすいような樹脂フィルムを使用してもよい。本
例によれば、フィルムを剥がす手間がなくなるとともに
ゴミの量が減り、また、シートの表面に防汚染機能を付
与することができる。
が有機繊維不織布などの基材に熱融着してあるものを使
用する。例えば、ウレタン系のフィルムが熱融着してあ
るフェルト基材、さらには既存の有機繊維不織布などの
基材に熱融着する方法が考えられる。本例によれば感光
性樹脂硬化体との接合をより強固にすることができる。
などが含まれる波長域(1200nm以下)の光線の照
射に感応して硬化を開始する光硬化性樹脂の総称であ
り、その反応から、光分解不溶化型、光分解可溶化型、
光二重化型、光重合高分子化型などに分類される。塗料
関係では、一般に光重合系感光性樹脂が良く用いられて
いる。さらに光重合系感光性樹脂には、ラジカル重合
型、ラジカル付加型、カチオン重合型などがあり、ラジ
カル重合型の中に不飽和ポリエステル系やアクリル化エ
ポキシ樹脂などが含まれる。
シュ物、または三次元編物等の使用を前提としている
が、光線の透過を妨げ、樹脂の硬化不足や硬化不良を起
こさないないようにするために、目の粗い織物あるいは
編物、メッシュ物、または三次元編物を使用する。ここ
で、目の粗い織物あるいは編物、メッシュ物、または三
次元編物の目付けを約300g/m2以内とする。ま
た、使用繊維としては、ガラス繊維やビニロン繊維等を
使用する。
繊維からなる織物あるいは編物、メッシュ物、または三
次元編物を使用する。ここで、アラミド繊維による目の
粗い織物あるいは編物、メッシュ物、または三次元編物
の目付けを約180g/m2以内とする。アラミド繊維
は、単繊維直径12μ程度の集合体(束)であり、比強
度が高く(引張強度3.4Gpa、350kg/m2)、破
断伸びが比較的大きい(破断伸び4.6%程度)。な
お、炭素繊維の使用も可能である。ただし、炭素繊維の
場合は導電性があるので鉄道等においては不適である。
また、高引張強度繊維である高強度ポリエチレン樹脂繊
維の使用も可能である。ただし、高強度ポリエチレン樹
脂繊維には、負の線膨張率、すなわち温度が下がると延
びるという特異な性質があり、使用温度環境に注意する
必要がある(トンネル内部などは、一年を通じて温度変
化は大きくないので使用が可能である)。
維は一般にはごく薄い茶色であり、また炭素繊維は一般
には黒色である。一方、感光性樹脂の色は、ほぼ無色か
僅かに黄色系である。従って、コンクリート面への貼り
付けを考えた場合、剥落防止工を施工した部位は周辺の
色と比べて異なってしまう。特にこの色違いは炭素繊維
を用いた場合に大きい。
ート部位と似せた色を補強材に施すことにより、剥落防
止工の存在を分かり難くし、また、色違いを目立たなく
する。着色は、樹脂あるいは塗料の塗布等によれば良
い。色は、通常のコンクリートであれば灰色、またコン
クリート面が塗装されている場合には塗装面の色を用い
ればよい。本例によれば、道路トンネル内では、運転者
に視覚的な余計な負担をかけず、安全運転に支障を与え
ない。また、炭素繊維のように地色(黒色)を白系統の
色に変更することにより、トンネル内を明るく保つこと
ができる。アラミド繊維の場合には、繊維が紫外線に弱
いという特徴があるが、その保護にも役立つという効果
を奏する。
や近赤外線(使用波長域380〜1200nm)が用い
られる。ここで、光源としては、太陽光や自然光のほ
か、照明用のメタルハライドランプ、水銀灯、蛍光灯な
どの可視光が出るあらゆる光源が使用可能である。可使
時間は、光源の種類や明るさ等によって調整されるが、
光源として屋外(日陰)の明るさ(波長域380〜45
0nmで照度500μw/cm2〜1.5mw/cm2)
で10分以内、また明るい室内(波長域380〜450
nmで照度50μw/cm2程度)で3時間以内となる
ので、従来の方法と比較して大幅に硬化および養生期間
を短縮することができる。
シートの他の実施形態を示す模式的断面図である。図
中、1は下地コンクリート、2はプライマー、3は感光
性樹脂を含浸させたガラスマット(感光性樹脂保持シー
ト)、4はメッシュ材からなる補強材である。
部に配置し、図(B)は補強材4をガラスマット3の上
側に配置し、図(C)は補強材4をガラスマット3の下
側に配置した例を示している。補強材4をガラスマット
3の下側あるいは上側に配置することにより、シート製
作の手間を減らすことができ、補強材4をガラスマット
3と分離することにより、現場での作業性を向上させる
ことができる。さらに、補強材4をガラスマット3の下
側に配置した場合には、感光性樹脂の光照射による遮光
効果を全く省くことができる。この配置の場合、プライ
マー2との固着性能さえ確保できれば、メッシュ材の材
質や目の粗さは、問題としなくても良くなる。
の1実施形態を示し、図(A)はガラスマットの一部側
面図、図(B)はガラスマットを重ね合わせて貼ったと
きの模式図である。本実施形態においては、ガラスマッ
ト3の端部側面を垂直ではなく、鋭角θで傾斜面を形成
している。ガラスマットを重ね合わせて貼ったときに、
ガラスマット3の端部が剥がれ難く、またガラスマット
3を重ね合わせて貼ったときに接合面が滑らかに接着し
やすい。
トしたガラス繊維をバインダー(糊のようなもの)でマ
ット状にしたものであるが、リンペン状のガラス(2〜
3μmの厚さで、数10〜数1000μmの大きさ)か
らなるガラスフレークを使用するようにしてもよい。
ット、ポリエステル樹脂等の有機繊維で作られた感光性
樹脂保持シートを用いているが、感光性樹脂を保持する
材料として、光を透過する織物あるいは編物、メッシュ
物、または三次元編物、さらには不織布を用いるように
してもよい(感光性樹脂保持シートとしては、この他
に、補強材としてメッシュ材を使う)。
ュ材を補強材として用いる場合、補強材のメッシュ線材
を細くし、目を粗くでき、かつ感光性樹脂には光透過性
があるので、コンクリートの変状を補強後も容易に観察
することができる。
の他の実施形態を示す平面図である。本実施形態におい
ては、先に貼り付けた感光性樹脂保持シート3に2辺を
僅かに重ねて貼り付けることにより、シートを連続的に
貼り付けるようにしている。これにより、シートの非連
続部を作らず、非連続部を後で養生する手間(樹脂を塗
布したり、別シートを貼り付ける等の手間)を省くこと
ができる。
の他の実施形態を示す平面図である。本実施形態におい
ては、図(A)に示すように、感光性樹脂保持シート3
aの4辺に補強材であるネット4aを張り出したものを
使用し、図(B)に示すように、同様の感光性樹脂保持
シート3bをシート3aと間隔を設けて貼り付け、そし
て、図(C)に示すように、シート3aとシート3bと
の間に感光性樹脂保持シート3cを貼り付けるものであ
る。このとき、感光性樹脂保持シート3cは、シート3
a、3bのネット4a、4bの部分に重なるようにし、
2辺にネット4cの張り出し部を設けている。ネットの
張り出し部とシートの組み合わせは、ネットをはさみ等
で容易に切断することができるので、1、2種類を製造
しておけばよい。このように、補強材の張り出し部分
は、次々に貼っていくシートの重ね代として使用する。
の貼付方法の他の実施形態を示す平面図である。図8の
実施形態においては、隣接する感光性樹脂保持シート3
の境界部の下面に補強用のネット5を配置するように
し、これにより、強度的な補強を行い、弱部を作らない
ようにしている。図9の実施形態においては、コンクリ
ート構造物に開口部6が有る場合、開口部の周囲にネッ
ト5を配置するようにしている。
法の他の実施形態を示す模式的平面図である。本実施形
態は、幅W1(0.5m〜1m程度)、長さL1(2m程
度)の感光性樹脂保持シート3と、幅W1の2〜4倍程度
の幅W2(1m〜4m程度)で長さL1より長尺L2の補強材
4の組み合わせを前提としている。本工法においては、
断面処理、下地処理の後、プライマーを塗布した段階
で、幅広の補強材4を所定の広がりをもって設置し、そ
の後で、所定の広がりを小割り(点線部)し、感光性樹
脂保持シートを順次、貼り付けていく。これにより、補
強材4の重ね代Sが出現する回数を少なくし、補強材4
の使用量を低減しコストを低減させることができる。ま
た、長尺L2の補強材4を使用することによって、長手方
向の重ね代の出現回数も減らすことができる。
ート3の幅W2を、感光性樹脂保持シート3の幅W1の整数
倍に所定の重ね代S(例えば0.2m)を加えた長さと
すれば、感光性樹脂保持シート3の幅方向の貼付作業に
おいて無駄をなくすことができ、また、シートの切断等
に要する手間を減らすことができる。また、長手方向も
同様であり、設計時に長さを調整しておけば、現場での
感光性樹脂保持シート3の切断手間を省くことができ
る。感光性樹脂保持シート3に重ね代を設けない場合
は、感光性樹脂保持シート3の間隙は感光性樹脂のパテ
材で埋めればよい。また、感光性樹脂保持シート3を僅
かに重ねて貼る場合には、その重ね部分の長さを調整す
ればよい(実際には、補強材4の重ね代が僅かに広くな
るだけで調整は不要である)。
し、図(A)および図(B)は模式的平面図、図(C)
は模式的断面図である。本例は、補強材4の重ね代S
に、補強材を単に重ねて配置するのではなく、面内の引
張力および面外の力が力学的に伝達される結合部材を取
り付けるようにしている。図(A)は樹脂製のインサー
ト部材10を繊維の目に沿って縫い込むように装着し、
図(B)においては、補強材4の繊維同士を編み込み1
1により結合するようにしている。図(C)において
は、重ね代の繊維と繊維の間にインサート部材12を嵌
め込むようにしている。本例によれば、重ね代Sを力学
的に結合するので、重ね代自体を少なくし補強材の使用
量を減らすことができる。
施形態を示す模式的平面図である。本実施形態は、図1
0の幅広で長尺の補強材4の製造段階において、図
(A)に示すように、監視用光ファイバーセンサ13を
同時に組み付けるようにしている。ここで、監視用光フ
ァイバーセンサ13は、所定の距離、例えば0.5mの
間隔を空けて、補強材4の繊維と一緒に、あるいは繊維
束の代わりとして配置すればよく、長手方向に長く編み
込まれていくものとする。補強材4は繊維の交点におい
て接着剤を用いて繊維を固定するものであるが、監視用
光ファイバーセンサ13においても形状を保ち位置ずれ
を起こさないようにするため、繊維と光ファイバーセン
サ13の外覆との間に接着を施すものとする。
センサ13を補強材4の製造時に同時に組み付けてしま
うため、現場での配置作業を大幅に簡略化することがで
きるとともに、工場での監視用光ファイバーセンサ13
の配置作業となるので、位置精度を向上させることがで
きる。
方法は、OTDR(Optical Time Domain Reflectometr
y)を採用する。この方式は光源として、例えば高周波
のパルス波を入れ、光ファイバーの経路の壁から戻って
くる反射波を計測した経路の状態(破断)を監視する方
式である。光ファイバーセンサの計測位置は、光ファイ
バーセンサを所定の長さとするので、異常が検出された
領域を特定することは容易であり、現場における確認作
業や修復作業を直ちに実施することができる。
長さで仕上がった補強材4の長手方向の両端において、
監視用光ファイバーセンサ13を現場に搬入される前
に、通常は工場において結線し、補強材4の長手方向の
いずれかの一方の端面に、監視用光ファイバーセンサ1
3の両端が出るようにしている。現場での作業は、補強
材4から出ている光ファイバーセンサ13の端部を連結
していくだけで済ますことができる。
業を大幅に減らすことができ、また、結線のし忘れや間
違った結線をなくすことができる。また、工場で結線作
業を行えば、監視用光ファイバーセンサの結線部の品質
を向上させることができる。
て、監視用光ファイバーセンサ13は補強材4に強固に
固定されているため、光ファイバーセンサ13の端部の
引き出しには困難が伴う。特に、補強材の製造時に形状
を保ち、位置ずれを起こさないようにするために、接着
剤を用いている場合、光ファイバーセンサ13の端部の
引き出しには困難が伴う。
ファイバーセンサ13を補強材4に配置する以前に、結
線部14となる位置に、接着剤と相性の悪い材質ででき
たチューブを配置する、あるいは樹脂を塗布し、他の繊
維束と接着しないようにする。本実施形態によれば、補
強材に配置された光ファイバーセンサの端部の引き出し
が容易となり、結線作業を簡略化することができる。
必要であれば補強材の繊維束)に、目立つ色、あるいは
マーカをつけるようにしてもよく、これにより、光ファ
イバーセンサの配置位置が感光性樹脂保持シートの表面
から容易に確認することができ、光ファイバーセンサや
補強材に損傷を与えることなく、アンカーを設置するこ
とができる。
貼り付けによる場合、通常の部位であれば、作業効率は
向上するが、例えば被覆部分に開口部、段差(不陸)、
梯子等の設備があり、細かい造作を必要とする場合に
は、従来工法(図1)の感光性樹脂材料の塗布に変更す
るようにしてもよい。これにより、感光性樹脂保持シー
トの貼り付けと感光性樹脂材料の塗布を併用することに
より、細部における作業においても効率を落とすことな
く作業を進めることができる。
より慎重に貼り付けられ、ローラ等をかけることによ
り、密着および空気の脱泡が行われる。しかしながら、
作業時間が短いことや、不注意等によりシートの裏面に
空気溜まりが生じてしまう場合がある。このような場合
に対して、シート硬化後、発見された空気溜まりのうち
機能的に問題有りと判断される場合には、以下のように
して対処する。
口となる穴をあける。この作業においては補強材に傷を
つけないようにする(感光性樹脂保持シートは透過性の
ため、この作業は容易である)。次に、粘性の小さい樹
脂よりなる充填材を入口から圧力をかけて挿入する。こ
のとき出口には弱い負圧をかけるようにしてもよい。空
気溜まりに充填材が充填され出口から充填材が溢れ出た
ところで充填を完了する。あとは充填材の硬化を待てば
良い。さらに、空気溜まりが大きく充填材を挿入しただ
けでは、強度的に問題があると判断される場合には、当
該部位の表面に感光性樹脂保持シートを貼り重ね、強度
的な補強を行えばよい。本実施形態によれば、感光性樹
脂保持シートの透過性という性質を活かし、補強材に損
傷を与えることなく、空気溜まりに充填材を注入するこ
とができる。
の如く、光源としては、太陽光や自然光のほか、照明用
のメタルハライドランプ、水銀灯、蛍光灯などの可視光
が出るあらゆる光源が使用可能であるが、作業を早く進
めるためには、照明用のメタルハライドランプ等、相当
に明るく眩しいと感じられる光源を対象物の比較的至近
距離において使用するのが一般的である。
るものの他、その周辺には多くの作業員が配置されてい
ることがある。この場合、極めて明るい光源が使用さ
れ、その光を直接、あるいは間接的に作業員が見ること
になり、次のような障害が出る可能性がある。すなわ
ち、明るい光源が目に入った後、トンネル内の薄暗い所
の障害物などが見えにくくなるなどの人間の視覚に係わ
る生理的な反応による視覚や視力への一時的障害が生じ
たり、継続、反復的な作業に伴う視覚や視力への悪影響
がでる場合がある。
る。図13は、光源の改良例を示している。図(A)に
おいては、光源7の開口部に光漏れのカバー8を設ける
ことにより、作業員らの目に直接、光源7からの光が入
らないようにしている。
オンオフを確認するための色ガラスの窓9を設けるよう
にしている。本例によれば、光源のオンオフの状態を作
業員が容易に理解することができ、硬化作業中に誤って
光源を移動し、硬化作業が中断しないようにすることが
できる。また、照射中に誤って光を見る可能性を減らす
ことができる。光源のオンオフの状態を、電気ランプ等
を用いて、電気的に通電・非通電を知らせる手法もある
が、この方式ではランプが断線した場合には使えなくな
ってしまう。窓を使う場合には、簡単、かつ確実に照光
状態を確認することができる。
せたプリプレグシートさらには補強材を組み合わせた1
枚の感光性樹脂保持シート3の大きさに合わせて光源7
の寸法を決定している。これにより、照光作業を1回で
済ませることができ、所定のシートをむらなく硬化させ
ることができ、回数の低減による光の露出可能性を減ら
すことができる。
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の
変更が可能である。例えば、従来のステップS7の仕上げ
塗りは採用し、このステップは割高な感光性樹脂保持シ
ートを用いずに通常の処理としてもよい。また、ステッ
プS13のプライマーの塗布と同時に補強材であるネット
を貼り付け、その後、ネットのついていない感光性樹脂
保持シートを貼り付けるようにしてもよい。また、コン
クリート下地面へ過酸化物を加えたプライマーを塗布
し、乾燥後、直ちに感光性樹脂保持シートを貼り付ける
ようにしてもよい。20℃であれば30分程度でゲル化
し、1〜2時間程度で硬化させることができる。
によれば、感光性樹脂保持シートを用いることにより、
樹脂材料の硬化時間および養生期間の短縮化により、作
業時間を大幅に低減させることができ、その結果、下記
の効果が奏される。 (1)交通施設関係の工事に際して、交通遮断等の時間を
大幅に減らすことができ、利用者への負担や道路渋滞等
への影響を抑えることができる。 (2)鉄道施設関係の工事では、列車運行のない夜間の僅
かな時間内で効率よく作業を進めることができる。 (3)作業効率を上げることができるので、与えられた時
間内で多くの面積を工事することができる。 (4)硬化に要する道具は、光源のみであり、施行区間の
多くの場所で同時に作業を行うことができ、作業効率を
さらに高めることができる。 (5)感光性樹脂保持シートの厚さ等の管理が容易とな
り、塗装皮膜の状態管理をほぼ省くことができ、品質を
向上させることができる。 (6)廻りに樹脂等の材料が飛び散ることもなく、周辺の
器材や施設等を汚すことがない。
フロー図である。
説明するためのフロー図である。
施形態を示す模式的断面図である。
実施形態を示す模式的断面図である。
を示し、図(A)はガラスマットの一部側面図、図
(B)はガラスマットを重ね合わせて貼ったときの模式
図である。
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
形態を示す模式的平面図である。
および図(B)は模式的平面図、図(C)は模式的断面
図である。
模式的平面図である。
の図である。
Claims (15)
- 【請求項1】感光性樹脂保持シートに感光性樹脂を含浸
させてなることを特徴とするコンクリート剥落防止用シ
ート。 - 【請求項2】感光性樹脂保持シートに感光性樹脂を含浸
させるとともに、その表面または内部に織物あるいは編
物、メッシュ物、または三次元編物からなる補強材を配
設したことを特徴とするコンクリート剥落防止用シー
ト。 - 【請求項3】前記補強材としてアラミド繊維からなる織
物あるいは編物、メッシュ物、または三次元編物を使用
することを特徴とする請求項2記載のコンクリート剥落
防止用シート。 - 【請求項4】前記補強材にコンクリート表面と同色の塗
料で塗装することを特徴とする請求項3記載のコンクリ
ート剥落防止用シート。 - 【請求項5】前記感光性樹脂保持シートの両面には、樹
脂に含まれるスチレン等の材料の揮散防止用のフイルム
を配置し、さらに片側には可使時間確保や調整のための
着色透明遮光用のフィルムを配置することを特徴とする
請求項1ないし4のいずれかに記載のコンクリート剥落
防止用シート。 - 【請求項6】前記着色透明遮光用のフィルム側の揮散防
止用のフイルムとして、防汚染機能をもつフィルムを用
いることを特徴とする請求項5記載のコンクリート剥落
防止用シート。 - 【請求項7】前記着色透明遮光用のフィルム側の揮散防
止用のフイルムとして、有機繊維不織布などの基材に熱
融着してあるものを用いることを特徴とする請求項5記
載のコンクリート剥落防止用シート。 - 【請求項8】前記感光性樹脂保持シートの端部側面に傾
斜面を形成したことを特徴とする請求項1ないし7のい
ずれかに記載のコンクリート剥落防止用シート。 - 【請求項9】請求項1ないし8のいずれかに記載のコン
クリート剥落防止用シートの複数を重ねて貼り付ける場
合に、シートを僅かに重ねて貼り付けることを特徴とす
る貼付方法。 - 【請求項10】請求項1ないし8のいずれかに記載のコ
ンクリート剥落防止用シートの端部から補強材を張り出
したものを製作し、この補強材の張り出し部分は、次々
に貼っていく感光性樹脂保持シートの重ね代として使用
することを特徴とする貼付方法。 - 【請求項11】請求項1ないし8のいずれかに記載のコ
ンクリート剥落防止用シートの隣接する境界部の下面に
補強用のネットを配置することを特徴とする貼付方法。 - 【請求項12】織物あるいは編物、メッシュ物、または
三次元編物からなる補強材を配設した後、感光性樹脂を
含浸させた感光性樹脂保持シートを貼り付ける方法にお
いて、感光性樹脂保持シートより幅広で長尺の補強材を
用いることを特徴とするコンクリート剥落防止用シート
の貼付方法。 - 【請求項13】前記補強材の幅を、感光性樹脂保持シー
トの幅の整数倍に隣接する補強材の重ね代を加えた長さ
とすることを特徴とする請求項12記載のコンクリート
剥落防止用シートの貼付方法。 - 【請求項14】隣接する補強材の重ね代に力学的結合部
材を配設することを特徴とする請求項12記載のコンク
リート剥落防止用シートの貼付方法。 - 【請求項15】補強材に監視用光ファイバーセンサを組
み付けることを特徴とする請求項12記載のコンクリー
ト剥落防止用シートの貼付方法。
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