JP2003269000A - 駐車場および駐車場制御方法 - Google Patents

駐車場および駐車場制御方法

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JP2003269000A
JP2003269000A JP2002068953A JP2002068953A JP2003269000A JP 2003269000 A JP2003269000 A JP 2003269000A JP 2002068953 A JP2002068953 A JP 2002068953A JP 2002068953 A JP2002068953 A JP 2002068953A JP 2003269000 A JP2003269000 A JP 2003269000A
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parking lot
leaving
time
lifter
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Takashi Miyazaki
隆 宮崎
Katsuhito Nakayama
勝仁 中山
Masahide Ashizawa
政英 芦沢
Junichiro Inoue
潤一郎 井上
Yoshiaki Tosabayashi
慶明 土佐林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 早い出庫を可能とする駐車場および駐車場制
御方法を提供すること。 【解決手段】 車が載る複数の棚と、該棚から車を受け
取って出庫する出庫装置とを備えた駐車場において、通
信回線21を介して駐車されている車の出庫予約を受け
付ける予約装置20が設けられ、該予約装置20により
出庫予約された車が停められる待機ブロックが前記出庫
装置近傍に設けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段の格納フロア
を備え、リフターにより車を昇降することで多数の車を
駐車させることができる駐車場および駐車場の制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の立体駐車場は、1フロアに車が載
せられる複数の格納棚が多数設けられ、このフロアが縦
方向(地上または地下)に複数段設けられている。図5
に、このような従来の立体駐車場の1フロアについて示
した。図において、符号1は、走行台車2に載せられた
車が長手方向に搬送される搬送路である。搬送路の左右
には、格納棚3がそれぞれ2列ずつ設けられている。ま
た符号4は入庫リフターであり、符号5は出庫リフター
である。入庫リフター4と出庫リフター5は、垂直方向
(図において紙面に垂直な方向)に車を搬送させること
ができるリフター搬機(不図示)を備えている。入庫時
には、入庫リフター4が地上から格納フロアに車を搬送
し、次いで車が走行台車2に横行移動される。そして走
行台車2から目的の格納棚3に車が横行して移される。
出庫時には、逆に、格納棚3から車が走行台車2に載せ
られ、車を載せた走行台車2は出庫リフター5に横付け
し、車が出庫リフター5のリフター搬機に横行移載され
る。そして車が地上に搬送されて出庫される。なお、入
庫リフター4および出庫リフター5と搬送台車2との
間、および搬送台車2と格納棚1との間の車の移送は、
それぞれの装置に設けられた車の横行装置により行うこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の駐車場にお
いては、車を出庫させる際は、利用者(または係員)が
駐車場の地上部に設けられている操作盤(テンキーや駐
車券リーダー)を操作して目的の車を取り出す出庫指示
を搬送装置に与える。したがって、出庫リフター5から
遠い格納棚3に格納されている車を出庫しようとする場
合、出庫指示の後、搬送路1を長い距離移動させて出庫
リフターに搬送し、出庫している。このため、出庫の待
ち時間が長いという問題点があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、迅速な出庫を可能とする駐車場および駐車場制御
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車が載る複数の棚と、該棚から車を受け取って出庫
する出庫リフターとを備えた駐車場において、通信回線
を介して駐車されている車の出庫予約を受け付ける予約
装置が設けられ、該予約装置により出庫予約された車が
停められる待機ブロックが前記出庫リフター近傍に設け
られ、該待機ブロックが、前記出庫予約された車が、該
車の出庫予定時刻に応じて分配される複数の領域を備え
ていることを特徴とする。
【0006】この発明においては、出庫予約された車が
予め出庫装置近傍に移載されるため、実際に出庫される
際の時間を短縮することができる。そして、待機ブロッ
クを出庫の容易さ(速さ)に応じて複数の領域に分け
る。出庫予定時刻が早い車ほど出庫が容易な領域に待機
させておくことで、実際の出庫時に迅速な出庫を行うこ
とができる。また、出庫予約は通信回線を介して受け付
けられるため、遠隔地からの出庫予約が可能である。通
信回線としては、例えば電話回線、インターネットが挙
げられるが、これに限定されないのは言うまでもない。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の駐車場において、前記待機ブロックに停車された車
を、該車の出庫予定時刻に応じて前記各領域に再分配す
る並べ替え手段を備えていることを特徴とする。
【0008】この発明においては、新たな出庫予約があ
った場合や出庫予定時刻の変更があった場合など、待機
ブロックに停車された車を並べ替えることで、出庫予定
時刻が早い車が出庫に容易な領域に位置するようにす
る。並べ替えは常に行ってもよいし適宜行ってもよい。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の駐車場において、前記出庫予定時刻と実際の
出庫時刻との差を記憶する記憶手段と、該記憶手段によ
り記憶された前記出庫予定時刻と実際の出庫時刻との差
に基づいて入力された出庫予定時刻を補正する補正手段
とが設けられていることを特徴とする。
【0010】この発明においては、ある車が定期的に駐
車されるような場合、その車の出庫予定時刻と実際の出
庫時刻との差の傾向を利用し、入力された出庫予定時刻
を、前記差の傾向に基づいて補正することで、実際の出
庫時刻により近い時刻を出庫予定時刻として扱う。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の駐車場において、前記出庫リフタ
ーが、前記車の出庫作業に加えて、前記車の入庫作業も
行う入出庫兼用リフターであることを特徴とする。
【0012】この発明においては、入出庫兼用リフター
により、車の出庫に加えて、車の入庫も行われる。
【0013】請求項5に記載の発明は、車が載る複数の
棚と、該棚から車を受け取って出庫する出庫装置とを備
えた駐車場の制御方法において、出庫リフターの近傍に
出庫予約された車が停められる待機ブロックが設けら
れ、該待機ブロックを複数の領域に分け、通信回線を通
じて出庫予約された車を、その出庫予約時刻に応じて前
記各領域に分配することを特徴とする。
【0014】この発明においては、出庫予約された車が
予め出庫装置近傍に移載されるため、実際に出庫される
際の時間を短縮することができる。そして、待機ブロッ
クを出庫の容易さ(速さ)に応じて複数の領域に分け
る。出庫予定時刻が早い車ほど出庫が容易な領域に待機
させておくことで、実際の出庫時に迅速な出庫を行うこ
とができる。また、出庫予約は通信回線を介して受け付
けられるため、遠隔地からの出庫予約が可能である。通
信回線としては、例えば電話回線、インターネットが挙
げられるが、これに限定されないのは言うまでもない。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の駐車場制御方法において、前記待機ブロックに停車さ
れた車を、該車の出庫予定時刻に応じて前記各領域に再
分配することを特徴とする。
【0016】この発明においては、新たな出庫予約があ
った場合や出庫予定時刻の変更があった場合など、待機
ブロックに停車された車を並べ替えることで、出庫予定
時刻が早い車が出庫に容易な領域に位置するようにす
る。並べ替えは常に行ってもよいし適宜行ってもよい。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6に記載の駐車場制御方法において、出庫予約された場
合に、該出庫予定時刻を過去の出庫予定時刻と実際の出
庫時刻との差に基づいて補正することを特徴とする。
【0018】この発明においては、ある車が定期的に駐
車されるような場合、その車の出庫予定時刻と実際の出
庫時刻との差の傾向を利用し、入力された出庫予定時刻
を、前記差の傾向に基づいて補正することで、実際の出
庫時刻により近い時刻を出庫予定時刻として扱う。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項5〜7の
いずれか1項に記載の駐車場制御方法において、前記出
庫リフターが、前記車の出庫作業に加えて、前記車の入
庫作業も行う入出庫兼用リフターであることを特徴とす
る。
【0020】この発明においては、入出庫兼用リフター
により、車の出庫に加えて、車の入庫も行われる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は駐車場の制御装置
の構成図、図2は一つの格納フロアを示した図である。
なお、上記従来の構成と同一の構成については同一の符
号を用い、その説明を省略する。図1において、符号1
0は駐車場の制御を行う制御用コントローラである。符
号12は入庫時に運転手または係員により駐車券が発行
される入庫カードリーダ盤、13は地上の入庫バース、
14は出庫時に運転手または係員により駐車券が読み込
まれる出庫カードリーダ盤、15は地上の出庫バースで
ある。また符号16は走行台車2を制御するフロア制御
盤である。なお、出庫カードリーダ盤にかえてテンキー
入力による操作盤が採用される場合もある。さて、符号
20は通信回線21を用いて出庫の予約を受け付ける予
約装置である。予約装置20は、電話受付PC22と出
庫予約PC23と、カードリーダ盤24とを備えてい
る。通信回線21としてはインターネット網21aや電
話回線網21bを利用可能であって、利用者はパソコン
(ネットワーク端末)26、固定回線電話27、携帯電
話28などを利用して電話受付PC22に出庫予約を入
れることができるようになっている。電話受付PC22
に出庫予約が入ると、出庫予約PC23およびカードリ
ーダ盤24を介して制御用コントローラ10が出庫予約
された車を後述の待機ブロック35移動させる制御を行
う。なお、符号31は駐車場の管理人室であり、符号3
2は一つの駐車場ユニットを示している。一つの管理人
室31に対して駐車場ユニット32は複数設けられてい
てよい。
【0022】図2は、一つの格納フロアを示した図であ
る。なお詳細は従来と同様であるので説明を省略する。
図において、符号35は待機ブロックに指定されている
範囲であり、出庫リフター5の近傍に設定されている。
待機ブロック35の中で、搬送路1に面した手前側の列
の格納棚3は第1領域36とされ、搬送路1に面してい
ない奥側の列の格納棚3は第2領域37とされている。
なお、待機ブロック35,第1領域36および第2領域
37の指定範囲は制御用コントローラ10にプログラム
されており、変えることができる。
【0023】次に、このように構成された本例の駐車場
の動作について説明する。まず、利用者は入庫バース1
3にて車を入庫させる。その際、入庫カードリーダ盤1
2から駐車券を受け取る。駐車券には、駐車場識別番
号、受付番号、受付日時が記載されている。その後、利
用者はパソコン26、電話27,または携帯電話28を
用いて電話受付PC22にアクセスする。利用者は音声
ガイドまたは画面表示にしたがって、駐車場識別番号、
受付番号、受付日時を入力し、続けて出庫予定日時(出
庫予定時刻)を入力する。このように入力された出庫予
約情報は出庫予約PC23で受け付けられる。出庫予約
情報はカードリーダ盤24を経て制御用コントローラ1
0に与えられる。制御用コントローラ10は以下の制御
を行って出庫予約された車を待機ブロック35に移動さ
せる制御を行う。
【0024】まず出庫車(符号40で示した)を搬送台
車2に載せる。出庫車40が搬送路1に面しておらず奥
側の列にある場合には、手前側の車41を空いている格
納棚3に移動させておく。搬送台車2に載せられた車は
待機ブロック35に搬送される。待機ブロック35で
は、第1領域36の空いている格納棚3に移載される。
ここで、第1領域36の空いている格納棚3が複数あっ
た場合、出庫リフター5に近い格納棚3に優先して移載
する。第1領域36が空いていない場合、第1領域36
の車の出庫予定時刻が遅い車を第2領域37に移し、空
いた第1領域36に移載する。第1領域36の格納時刻
が最近のものを(出庫時刻も遅いと考えられるため)第
2領域37に移して第1領域36に空きを作ってもよ
い。なお、本例においては第1領域36は複数の格納棚
3により構成されている。領域36内の格納棚3の使用
回数が極力均一になるように、制御用コントローラ10
は各格納棚3をサイクリックに使用するようになってい
る。
【0025】待機ブロック35では、あらたな出庫予約
があった場合や、出庫予定時刻の変更などがあった場合
に、適宜、制御用コントローラ(並べ替え手段)10に
より制御されて並べ替えが行われる。すなわち、待機ブ
ロック35全体について、出庫予定時刻の早い車が第1
領域36に格納され、比較的遅い車が第2領域37に格
納されるように再分配する。
【0026】その後、利用者が車を出庫させるために出
庫カードリーダ14で出庫手続きを行うと、待機ブロッ
ク35に格納されている出庫予定車が走行台車2によっ
て出庫リフター5に搬入され、出庫バース15に移動さ
れて出庫が行われる。
【0027】このように、出庫予約された車が予め待機
ブロック35に移載されるため、出庫予約された車を実
際に出庫させる際には迅速に出庫させることができる。
出庫の予約は通信回線21を介してパソコン26,電話
27,携帯電話28により可能であるため、遠隔地から
予約することができる。待機ブロック35においては、
出庫予定時刻が早い車、すなわち、実際の出庫も早い車
が出庫しやすい第1領域36に格納され、出庫予定時刻
が比較的遅い車が第2領域37に格納される。したがっ
て、実際の出庫に際しては、第1領域36に格納された
車から出庫が行われ、迅速な出庫を行うことができる。
また、待機ブロック35内の車は適宜制御用コントロー
ラ10の制御で出庫予定時刻に応じて並べ替えられるた
め、新たな出庫予定や出庫予定時刻の変更に対応して、
出庫予定時刻の早い車を第1領域36に待機しておくこ
とができる。
【0028】上記実施形態は、以下のように変形しても
よい。上記の例において、出庫予約を行う際に、受付番
号がユニークであって格納車両と1対1で対応できれ
ば、必ずしも日時情報は入力する必要はない。また、デ
パート等においては、出入り口にカードリーダを設け、
このカードリーダに駐車券を読み込ませて出庫予約をす
るようにしてもよい。マンションの駐車場などでは、定
期券を事前に利用者に配布してもよい。この場合、定期
券に記載の識別番号を(暗証番号として)出庫予約に用
いることで、出庫予約の手続きを行ってもよいし、マン
ション出入口または各戸に設けられた端末に定期券を読
み込ませて出庫予約をするようにしてもよい。
【0029】マンションなど、特定の利用者が日常的に
出庫予約を行う場合、その利用者の傾向に基づいて出庫
予定時刻を補正してもよい。例えば、図3に示すよう
に、制御用コントローラ(補正手段)10に記憶手段5
0を設ける。記憶手段50には、ある利用者が出庫予約
を行った場合の出庫予定時刻と、実際に出庫が行われた
時刻との差が蓄積される。そして、その利用者が次回出
庫予約を行った場合、その出庫予定時刻を前記差の蓄積
情報に基づいて補正する。例えば、ある利用者は予定時
間より常に+α時間程度遅れて出庫する傾向がある場
合、次回この利用者から出庫予約がされた場合、制御用
コントローラ10が出庫予定時刻を補正し、入力された
出庫予定時刻+αを出庫予定時刻として扱い、対象車の
待機ブロック35における格納位置を決定する。このよ
うに構成することで、より正確な出庫予定時刻を算出し
て出庫予定車を待機ブロック35で待機させることがで
き、より迅速な出庫が可能となる。
【0030】さらに、図4に他の例としての駐車場を示
した。この例においては、車は各台車52のうちの一台
に常に載せられて搬送される。各台車52は、台車地上
盤53により制御される。さらに台車52を垂直方向に
搬送させて地上と格納フロアとの搬送を行うリフトを制
御するリフト制御盤54が設けられ、利用者が操作盤5
5を操作することによりリフト制御盤54に出庫命令等
を与え、リフト制御盤54が台車地上盤53を介して台
車52を制御し、車の入出庫を行うようになっている。
他の構成は上記の例と同様である。この装置において
は、台車地上盤53およびリフト制御盤54が補正手段
および並べ替え手段として、台車52を移動させること
で、上記の例と同様に台車52を待機ブロック35に移
動させることができ、同様の効果を得ることができる。
【0031】なお、本実施形態の駐車場及び駐車場制御
方法においては、車の出庫を行う出庫リフター5と、車
の入庫を行う入庫リフター4との双方を別々に装備した
場合を例に説明したが、これに限らず、出庫リフター5
が、車の出庫作業に加えて、車の入庫作業も行う入出庫
兼用リフター(図示せず)である場合についても、本発
明を適用可能であることは勿論である。すなわち、入庫
リフター4を廃止すると共に、出庫リフター5の代わり
に前記入出庫兼用リフターを装備し、さらに、この入出
庫兼用リフターの近傍に、前記待機ブロック35を設け
る構成も採用可能である。この場合、前記入庫バース1
3及び出庫バース15は、前記入出庫兼用リフターとの
間で車のやり取りをする入出庫兼用バース(図示せず)
に置き換えられる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
以下の効果を得る。請求項1に記載の発明によれば、出
庫予約された車が、出庫予定時刻に応じて待機ブロック
中の領域に分配されることで、出庫予定時刻の早い車を
迅速に出庫させることができる。このため、実際に出庫
される際の時間を短縮することができ、迅速な出庫を行
うことができる。出庫予約は通信回線を介して受け付け
られるため、遠隔地からの出庫予約が可能である。請求
項2に記載の発明によれば、新たな出庫予約があった場
合などにおいて、待機ブロックに停車された車を並べ替
えることで、新たな出庫予定や出庫予定時刻の変更に対
応して、出庫予定時刻の早い車を早く出庫できる領域に
待機しておくことができる。請求項3に記載の発明によ
れば、より正確な出庫予定時刻を算出して出庫予定車を
待機ブロックで待機させることができ、より迅速な出庫
が可能となる。請求項4に記載の発明によれば、入出庫
兼用リフターの採用により、入庫リフターと出庫リフタ
ーを別々に装備する場合に比較して、低コスト化が可能
となる。請求項5に記載の発明によれば、出庫予約され
た車が、出庫予定時刻に応じて待機ブロック中の領域に
分配されることで、出庫予定時刻の早い車を迅速に出庫
させることができる。このため、実際に出庫される際の
時間を短縮することができ、迅速な出庫を行うことがで
きる。出庫予約は通信回線を介して受け付けられるた
め、遠隔地からの出庫予約が可能である。請求項6に記
載の発明によれば、新たな出庫予約があった場合など、
待機ブロックに停車された車を並べ替えることで、新た
な出庫予定や出庫予定時刻の変更に対応して、出庫予定
時刻の早い車を早く出庫できる状態に待機しておくこと
ができる。請求項7に記載の発明によれば、より正確な
出庫予定時刻を算出して出庫予定車を待機ブロックで待
機させることができ、より迅速な出庫が可能となる。請
求項8に記載の発明によれば、入出庫兼用リフターの採
用により、入庫リフターと出庫リフターを別々に装備す
る場合に比較して、低コスト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態として示した駐車場の制
御装置の構成を示した図である。
【図2】 同駐車場の格納フロアを示した概略図であ
る。
【図3】 同駐車場の制御装置の変形例を示した図であ
る。
【図4】 他の例として示した駐車場の制御装置の構成
を示した図である。
【図5】 従来の駐車場の格納フロアを示した図であ
る。
【符号の説明】
3 格納棚 5 出庫リフター 10 制御用コントローラ(補正手段、並べ替え手段) 20 予約装置 21 通信回線 35 待機ブロック 36 第1領域 37 第2領域 50 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 潤一郎 神奈川県横浜市中区錦町12番地 菱日エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 土佐林 慶明 神奈川県横浜市中区錦町12番地 菱日エン ジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA01 KK02 KK10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車が載る複数の棚と、該棚から車を受け
    取って出庫する出庫リフターとを備えた駐車場におい
    て、 通信回線を介して駐車されている車の出庫予約を受け付
    ける予約装置が設けられ、 該予約装置により出庫予約された車が停められる待機ブ
    ロックが前記出庫リフター近傍に設けられ、 該待機ブロックは、前記出庫予約された車が、該車の出
    庫予定時刻に応じて分配される複数の領域を備えている
    ことを特徴とする駐車場。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の駐車場において、 前記待機ブロックに停車された車を、該車の出庫予定時
    刻に応じて前記各領域に再分配する並べ替え手段を備え
    ていることを特徴とする駐車場。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の駐車場におい
    て、 前記出庫予定時刻と実際の出庫時刻との差を記憶する記
    憶手段と、該記憶手段により記憶された前記出庫予定時
    刻と実際の出庫時刻との差に基づいて入力された出庫予
    定時刻を補正する補正手段とが設けられていることを特
    徴とする駐車場。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の駐
    車場において、 前記出庫リフターは、前記車の出庫作業に加えて、前記
    車の入庫作業も行う入出庫兼用リフターであることを特
    徴とする駐車場。
  5. 【請求項5】 車が載る複数の棚と、該棚から車を受け
    取って出庫する出庫装置とを備えた駐車場の制御方法に
    おいて、 出庫リフターの近傍に出庫予約された車が停められる待
    機ブロックが設けられ、 該待機ブロックを複数の領域に分け、通信回線を通じて
    出庫予約された車を、その出庫予約時刻に応じて前記各
    領域に分配することを特徴とする駐車場制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の駐車場制御方法におい
    て、 前記待機ブロックに停車された車を、該車の出庫予定時
    刻に応じて前記各領域に再分配することを特徴とする駐
    車場制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の駐車場制御方
    法において、 出庫予約された場合に、該出庫予定時刻を過去の出庫予
    定時刻と実際の出庫時刻との差に基づいて補正すること
    を特徴とする駐車場制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれか1項に記載の駐
    車場制御方法において、 前記出庫リフターは、前記車の出庫作業に加えて、前記
    車の入庫作業も行う入出庫兼用リフターであることを特
    徴とする駐車場制御方法。
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