JPH07196108A - 入出庫制御方法 - Google Patents

入出庫制御方法

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JPH07196108A
JPH07196108A JP73794A JP73794A JPH07196108A JP H07196108 A JPH07196108 A JP H07196108A JP 73794 A JP73794 A JP 73794A JP 73794 A JP73794 A JP 73794A JP H07196108 A JPH07196108 A JP H07196108A
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JP73794A
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Rintaro Owaki
林太郎 尾脇
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】倉庫内外の格納物の入庫待ちまたは出庫待ち状
態を解消するとともに、倉庫内の運搬装置を最大限に運
用できるようにする。 【構成】倉庫内の出入口付近に仮置き場を設定し(ステ
ップ100)、格納物の入庫要求iおよび出庫要求oの
単位時間当たりの増加率Δi、Δoを演算して(ステッ
プ200)、その結果ステップ300において入庫要求
iが増加して入庫増加率Δiが大きくなり所定数α以上
となると、入庫優先として仮置き場に格納物を入庫する
(ステップ400)。一方、ステップ500において出
庫要求iの増加で出庫増加率Δoが所定数α以上になる
と、出庫優先として仮置き場に近々出庫予定の格納物を
仮置きし、出庫要求oがあるとすぐに仮置き場から出庫
できるようにする(ステップ600)。入庫要求i、出
庫要求oが所定数α以内の時は仮置き場に仮置きせず、
通常の入出庫を行う(ステップ700)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は格納物を格納する複数の
置き場を有した平地倉庫や立体倉庫等に適用される入出
庫制御方法に関し、特に、倉庫の出入口付近の仮置き場
に入庫または出庫予定の格納物を仮置きし、倉庫内の運
搬装置を最大限に運用させることにより、倉庫内外の格
納物の入庫待ちまたは出庫待ち状態を解消し、且つ倉庫
内の運搬装置を効率的に運転させるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の倉庫への入出庫の方法としては、
格納物を入庫する際には入出庫用の運送装置にて出入口
付近の受渡し位置に運送し、倉庫の入口に近い置き場か
ら空きを探して倉庫内の所定の置き場にクレーン、スタ
ッカークレーン等の荷役装置により格納物を格納し、そ
して出庫する際には同じ荷役装置にて格納物を取り出
し、上記出入口付近の受渡し位置にて運送装置に引き渡
して出庫する方法が一般的であった。
【0003】また、たとえば特開昭61─7109号公
報に開示されるように、受渡し位置を出入口付近でな
く、倉庫内のスタッカークレーン等の荷役装置の移動開
始から格納物を倉庫外に運送する運送装置に格納物が受
渡されるまでの所要時間が最小となるように受渡し位置
を選択して入出庫する方法が存在する。つまりこの方法
によれば、格納物の入庫に際しては荷役装置の移動開始
から所定置き場に格納物が格納されるまでの所要時間が
最小になる受渡し位置が選択されて所定置き場への入庫
が行われ、格納物の出庫に際しては出庫する格納物が格
納してある棚位置への前記荷役装置の移動開始からその
格納物が前記運送装置に受け渡されるまでの時間が最小
となる受渡し位置を選択して出庫する。
【0004】このため、荷役装置の走行距離が短くなっ
て各入出庫処理それぞれの所要時間が減少するため、全
体としての入出庫処理に要する時間が短縮されて格納能
力が向上し、倉庫の円滑な運用が可能になるという利点
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記一
般的な入出庫方法にあっては、1件の格納物の入庫の度
に出入口付近の受渡し位置から空いている置き場を探し
て、所定の置き場に置きに行くため、入庫する要求が生
じてから実際に入庫する置き場が見つかって格納物を所
定の置き場に格納するまでの1件当たりの入庫の所要時
間が長くなり、入庫する格納物の増加スピードが入庫の
所要時間を上回った場合、倉庫外から入庫する格納物が
増加するにつれて、入庫待ちの格納物が増加してしま
う。
【0006】またそれとは逆に倉庫の格納物を出庫する
際には、1件の格納物の出庫の度に荷役装置が前の入出
庫処理後の所定位置から格納物の置いてある場所まで移
動して格納物を取りに行くため、移動を開始して出庫す
る格納物を取りに行くまでの距離が長いと荷役装置の移
動時間が長くなり、出庫の所要時間が長くなって出庫す
る格納物の増加スピードが出庫の所要時間を上回った場
合、倉庫内に出庫待ちの格納物が増加してしまう。
【0007】さらに、出入口付近の受渡し位置から所定
の置き場との位置が離れていると、1回の入出庫におけ
る荷役装置の走行距離が長くなるため、上記説明の入庫
待ち出庫待ちの状況がさらに悪化してしまう。一方、前
記公報記載の方法にあっては、荷役装置の走行距離を短
縮しても、依然として入庫と出庫を別々の処理として行
うので、格納物を入庫した後、次に入庫または出庫する
格納物を受渡し位置または格納場所に取りに行くまでの
間荷役装置は空の状態であり、逆に格納物を出庫する場
合は格納物が格納してある置き場まで取りに行くまでの
間荷役装置が空の状態となるため、入庫または出庫の利
用率の増加に比例し荷役装置の空の状態での無駄な走行
距離が増えて、荷役装置の効率的な運用が出来ないとい
う問題点が未解決であった。
【0008】そこで本発明は、上記従来技術が有する未
解決の課題に着目してなされたものであり、入出庫の処
理を迅速かつ円滑に行って倉庫内外の格納物の待ち状態
を解消するとともに、倉庫内の荷役装置を最大限に運用
することで、荷役装置の運用効率を上げ、倉庫運用能力
を向上させる入出庫制御方法を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、格納物を格納する複数
の置き場を有した倉庫に適用される入出庫制御方法にお
いて、前記倉庫内の出入口付近に格納物を待機可能な仮
置き場を設け、前記倉庫外からの格納物の入庫を優先さ
せる間は、前記倉庫外から入庫した格納物を仮置き場に
仮置きし、前記倉庫内の格納物の出庫を優先させる間
は、近々出庫する予定の格納物を仮置き場に仮置きし、
出庫する要求が生じると前記仮置き場から出庫すること
を特徴とする。
【0010】また上記目的を達成するために、請求項2
に記載の発明では、格納物を格納する複数の置き場と所
定の置き場から出入口まで格納物を運搬する運搬装置と
を有した倉庫に適用される入出庫制御方法において、前
記倉庫内の出入口付近に格納物を待機可能な仮置き場を
設け、前記仮置き場若しくはその付近に前記運搬装置を
待機させ、前記倉庫外からの格納物の入庫を優先させる
間は、前記倉庫外から入庫した格納物を仮置き場に仮置
きし、倉庫内の他の格納物を出庫する要求が生じると、
この出庫する格納物を取りに行くときに前記運搬装置で
前記仮置きした格納物を運搬して途中の所定置き場に置
いて、その後で前記出庫する格納物を運搬装置にて運搬
し出庫させることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の発明では、格納物を格納する複数の置き場と所定の
置き場から出入口まで格納物を運搬する運搬装置とを有
した倉庫に適用される入出庫制御方法において、前記倉
庫内の出入口付近に格納物を待機可能な仮置き場を設
け、前記仮置き場若しくはその付近に前記運搬装置を待
機させ、前記倉庫内の格納物の出庫を優先させる間は、
倉庫外から格納物を入庫する要求が生じると、近々出庫
する予定の格納物をこの倉庫外からの格納物を入庫した
その帰りにその入庫を行った運搬装置で運搬して仮置き
場に仮置きし、出庫する要求が生じると前記仮置き場か
ら出庫することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、例えば倉庫外から倉
庫内に格納する格納物が増加して、入庫される格納物の
待ちが生じる間は、格納物の入庫を優先させる。すると
倉庫内の仮置き場に入庫するべき格納物が次々と入庫さ
れ、1件当たりの格納に要する時間が直接倉庫内の所定
置き場に置く一般的な前記従来の入出庫制御方法に比べ
て短くなるから、倉庫外の格納物の入庫待ち状態が解消
される。
【0013】そして、例えばこれから出庫される格納物
が多数である間は、出庫を優先させる。すると倉庫の仮
置き場に近々出庫する予定の格納物が仮置きされ、出庫
要求が生じると仮置き場に仮置きした格納物が次々と出
庫されるから、実際に出庫要求が出されてから出庫され
るまでの時間が前記従来の一般的な入出庫方法に比べて
短くなるので、出庫待ち状態が解消される。
【0014】また請求項2に記載の発明では、格納物の
入庫を優先させる間は、上記請求項1記載の発明と同様
に倉庫内の仮置き場に倉庫外から入庫した格納物が仮置
きされるから、1件当たりの格納に有する時間が直接倉
庫内の所定置き場に置く前記従来の入出庫制御方法に比
べて短くなるから、入庫される格納物の待ち状態が解消
される。
【0015】そして、倉庫内の他の格納物を出庫する要
求が生じた際に、この出庫する格納物を取りに行く行き
の運搬装置にて前記仮置きした格納物が運搬され、その
途中で空いている所定置き場に置かれ、その後に前記出
庫する格納物が帰りの運搬装置にて出庫される。格納物
が出庫されると運搬装置は、出入口付近の仮置き場また
はその付近に待機する。
【0016】請求項3に記載の発明では、格納物の出庫
を優先させる間は、上記請求項1記載の発明と同様に倉
庫外からの格納物を入庫の要求が生じると、近々出庫す
る予定の格納物が倉庫外からの格納物を入庫した帰りの
運搬装置にて運搬されて、仮置き場に仮置きされる。そ
して運搬装置は出庫する予定の格納物を仮置き場に仮置
きした後、仮置き場またはその付近に待機する。その後
出庫要求が生じると、格納物を1件の出庫の度に倉庫内
の所定の置き場に直接取りに行くことなく、出入口付近
の仮置き場に仮置きした格納物を出庫するから、実際に
出庫要求が出されてから出庫されるまでの時間が前記従
来の一般的な入出庫方法に比べて短くなる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の実施例を説明する倉庫の構成図であ
り、この実施例は本発明に係わる入出庫制御方法を製鉄
業におけるコイル3を格納する倉庫に適用したものであ
る。すなわち図1に示すように複数の置き場を有する倉
庫1には、所定位置例えば倉庫1の角に出入口2が設け
られている。そして倉庫1の内部には複数の最終製品ま
たは中間製品のコイル3が所定の置き場に格納されてい
る。また倉庫1外にはこの倉庫1の出入口2に臨むよう
に、レール4が敷かれていて、コイル3を制裁可能な複
数の台車5がそのレール4上を走行可能となっている。
【0018】倉庫1内部には、上記コイル3を任意の置
き場から他の任意の置き場に運搬可能なクレーン6が設
けられている。具体的には倉庫1内の出入口2付近に、
倉庫1に入庫したコイル3またはこれから出庫するコイ
ル3を一時的に仮置きする仮置き場7が設けられてお
り、クレーン6は後述するコントローラ10からの制御
信号sに応じて、コイル3を所定の置き場と出入口2付
近の入出庫専用仮置き場7との間、または所定の置き場
もしくは仮置き場7と出入口2前との間を運搬するよう
になっている。
【0019】倉庫1外の出入口2前には、台車5とクレ
ーン6の間でコイル3の入出庫をする際に受渡し位置と
なるコイル置き台8が設けられている。図2は図1のク
レーン6を制御するコントローラ10の機能を示すブロ
ック図である。すなわちコントローラ10は実際にはマ
イクロコンピュータや必要なインタフェース回路等から
構成されており、所定のコイル3の入庫要求iおよび出
庫要求oを監視するとともに、倉庫1内の置き場の空き
状況および入出庫の混雑状況を判定し、クレーン6に対
して入出庫の置き場番地および積み降ろしの制御信号s
令を出力するようになっている。
【0020】具体的には、コントローラ10は、倉庫1
外の例えば台車制御装置等から入庫要求iおよび出庫要
求oが入力されるようになっていると共に、倉庫1内の
コイル3の格納情報とクレーン6に対する命令手順を格
納しているメモリMと、所定のコイル3の入庫要求iお
よび出庫要求oとその増加率を監視して、通常の処理か
入庫優先または出庫優先の処理かに切り換える判定をし
て読出命令を出力する判定部Dと、その判定部Dの読出
命令によりメモリM内に格納された所定のプログラムを
読み出して処理し、クレーン6に対して所定のコイル3
の入庫または出庫を指示する制御信号sを出力する処理
部Cとを備えている。そして、この処理部Cは、クレー
ン6に対して上記制御信号sを出力し、その制御信号s
を正しく受けたことを示す応答rをクレーン6から受け
ると、メモリM内に格納された倉庫1内のコイル3の格
納情報を更新するようになっている。
【0021】すなわち、コントローラ10が実行する入
出庫制御の処理手順を表したフローチャートである図
3、図4、図5を伴って詳しく説明するならば、判定部
Dは、入庫要求iおよび出庫要求oの単位時間当たりの
要求数を演算して(図3ステップ200)、その結果が
入出庫要求のバランスがとれ且つ所定数以内であるとき
には、判定部Dは通常の処理プログラムを読み出す読出
命令を出力し、入庫要求iが出庫要求oよりも増し所定
数以上となったときには、出力を入庫優先プログラムを
読み出す読出信号に切り換え(図3ステップ300〜ス
テップ400)、出庫要求oが入庫要求iよりも増し所
定数以上となったときには、出力を出庫優先プログラム
を読み出す読出命令に切り換えて(図3ステップ500
〜ステップ600)処理部Cに出力するように構成され
ている。
【0022】そして、処理部Cは入庫要求iまたは出庫
要求oを受けると共に、判定部Dから供給された上記い
づれかの読出命令に従って対応するプログラムをメモリ
Mから読み出して、上記入庫要求iまたは出庫要求oに
応じた入出庫処理を実行して、クレーン6に対して制御
信号sを出力するように構成されている。具体的には、
処理部Cは判定部Dから通常の入出庫プログラムを読み
出す読出信号が供給されると、入庫または出庫の制御信
号sと、メモリM内に記憶されているコイル3の格納情
報に従った倉庫1の番地の制御信号sを出力するような
っており、入庫優先プログラムを読み出す読出信号が供
給されると、メモリMの所定の番地に記憶されている入
庫優先プログラムを読み出し、出庫優先プログラムを読
み出す読出信号を供給されると、メモリMの所定の番地
に記憶されている出庫優先プログラムを読み出して、入
庫要求iおよび出庫要求oが供給されるタイミングで処
理を実行するようになっている。
【0023】すなわち、処理部Cは通常の入出庫処理が
選択されている状況では入庫要求iがあると、出入口2
に近い置き場から空き状態を捜して入庫する置き場の番
地に入庫する制御信号sをクレーン6に出力し、出庫要
求oがあると、出庫するべきコイル3を捜してそのコイ
ル3が格納してある番地からコイル3を出庫する制御信
号sを出力するようになっている。
【0024】しかし、入庫優先プログラムが実行されて
いる状況では、入庫要求iにより、制御信号sをクレー
ン6に出力して倉庫1内の出入口2付近に設定した仮置
き場7の番地に入庫するようになっている(図4ステッ
プ403)。そして、出庫要求oがあると、クレーン6
に対して制御信号sを出し、仮置き場7付近に待機して
いたクレーン6に仮置きしてあるコイル3を積載して、
出庫する別のコイル3の置き場方向に移動するようにし
て、その途中の空き置き場に仮置き場7から移動させ
(図4ステップ405)、格納してある出庫するべきコ
イル3を積載し出入口2前のコイル置き台8まで運ばせ
るようになっている。その後台車5はコイル置き台8上
のコイル3を出庫するようになっている(図4ステップ
406)。
【0025】また、出庫優先プログラムが実行される
と、入庫要求iにより、制御信号sをクレーン6に出力
して出入口前のコイル置き台8上のコイル3を積載し、
次に出庫する予定の別のコイル3の置き場方向に移動す
るようにして、その途中の空の置き場に入庫させ(図5
ステップ602)、仮置き場7が満杯でなければ次に出
庫する別のコイル3を積載し仮置き場7に移動させるよ
うになっている。(図5ステップ605〜606)その
後、出庫要求oが供給されると、制御信号sをクレーン
6に出力して、仮置き場7に仮置きしたコイル3を積載
して出入口2前のコイル置き台8まで運ばせるようにな
っている。(図5ステップ606) 一方、クレーン6はコントローラ10からの制御信号s
を受けて、正しく制御信号sを受けたときには応答rを
コントローラ10に対して返し、この応答rはコントロ
ーラ10の処理部Cに入力されるようになっている。処
理部Cは、この応答rにより所定のコイル3の入庫また
は出庫が完了したことを確認して、倉庫1内の入出庫状
態を管理しているメモリM内のコイル3の格納情報を更
新するように構成されている。
【0026】ここで、図6〜図12はコントローラ10
にて管理される倉庫1のコイル3の入出庫状態を示す格
納情報をマップ図である。図6〜図16に表されるよう
に、本実施例の倉庫1はそれぞれ縦番地a1〜a7、横
番地b1〜b7の計49箇所のコイル置き場を有してい
る。次に本発明の実施例の動作について説明する。
【0027】図3、図4、図5は図2のコントローラ1
0が実行する入出庫制御を説明するフローチャートであ
り、図3はコントローラ10の判定部Dにて入庫および
出庫の混雑状況により判定される判定処理のフローチャ
ートであり、その判定の結果、入庫優先処理を行う場合
には図4のフローチャートを実行し、出庫優先処理を行
う場合には図5のフローチャートを実行する。なお通常
の入出庫処理を行う場合のフローチャートは省略する。
【0028】すなわち、図3のステップ100にて、倉
庫1の置き場のうち出入口2付近に仮置き場7を設定
し、ステップ200にて判定部Dにより入庫要求iの入
庫増加率Δiと出庫要求oの出庫増加率Δoが演算さ
れ、次いでステップ300に移行して、“Δi>α”の
判定がされて、入庫要求iの入庫増加率Δiが規定数α
以上か否かを判定し、YESの時には、ステップ400
にてコントローラ10の判定部Dの出力を入庫優先に切
り換え、NOの時には、ステップ500に移行する。
【0029】そしてステップ500では、“Δo>α”
の判定を行って、出庫要求oの出庫増加率Δoが規定数
α以上か否かを判定し、YESの時には、ステップ60
0にてコントローラ10の判定部Dの出力を出庫優先に
切り換え、NOの時には、ステップ700に移行して、
コントローラ10の判定部Dの出力を通常の入出庫命令
を読み出す読出信号を出力する。
【0030】そして、図3のステップ100にて、コン
トローラ10は仮置き場7を出入口2付近の空いている
置き場(a1,b1),(a1,b2),(a2,b
1),(a2,b2)と設定し、ステップ200にて常
に入庫要求iの入庫増加率Δiと出庫要求oの出庫増加
率Δoが演算して、入庫増加率Δiおよび出庫増加率Δ
oが規定数α以内にある間は、通常の入出庫処理を行っ
ているとする。
【0031】今、図6に示すように、倉庫1の置き場
(a1〜a7、b1〜b7)のうち黒塗り部分にコイル
3の入庫がなされて、白抜き部分の置き場が空き状態で
通常の入出庫処理を行っているとする。すなわち、判定
部Dは常に入庫要求iおよび出庫要求oの単位時間当た
りの要求数を算出しながら判定を行っており、処理部C
は入庫要求iの入力により、メモリM内に所定番地に格
納されているコイル3の格納情報を読み出して、空いて
いる置き場の番地を検出して、クレーン6に対して入庫
を示す制御信号sと入庫する番地の制御信号sを出力し
ている。また、出庫要求oの入力があると、同様にして
メモリM内に格納されているコイル3の格納情報を読み
出して、出庫を要求された所定のコイル3の置き場番地
を検出して、クレーン6に対して出庫する番地の制御信
号sと出庫するべきコイル3の置き場番地の制御信号s
を出力している。そしてクレーン6から入庫または出庫
の制御信号sを正しく受けた事を示す応答rが返ってく
ると、メモリMにアクセスしてコイル3の格納情報を更
新している。
【0032】この状態から、入庫要求iが増加すると、
ステップ200において算出される入庫増加率Δiが大
きくなり、そのまま入庫要求iの供給が続くと、ある時
点でステップ300の“Δi>α”の判定がYESとな
り、ステップ400に移行し、図4の処理が実行され
る。このとき、倉庫1外に入庫するべきコイルA、コイ
ルBが蓄積されている状態であるとする。
【0033】すなわち、図6の状態において入庫要求i
があると、図4のステップ401からステップ402に
移行して、仮置き場7に空きがあるか否かが判定され
る。この時、仮置き場7(a1,b1),(a1,b
2),(a2,b1),(a2,b2)は空き状態であ
るため、ステップ403に移行して、台車5に命令を出
してコイル置き台8上に乗せられたコイルAを図7の矢
印aのように仮置き場7(a1,b1)にクレーン6に
て運ばせて入庫する。そして入庫が終了するとステップ
404にて出庫要求oがあるか否かが判定され、出庫要
求oがあればステップ405に移行するが、出庫要求o
がないと仮定するとNOとなってステップ401に移行
して、再び入庫要求iがあるか否かが判定される。
【0034】このとき、入庫待ちのコイルBの入庫要求
iにより、YESとなってステップ402に移行し、仮
置き場7が空いていると判定されるので、ステップ40
3に移行して、図7に示すように仮置き場7(a2,b
1)に入庫待ちのコイルBが入庫される。そして入庫が
終了して、出庫要求oが発生していないとすると、ステ
ップ401に移行するが、このとき入庫要求iも発生し
ていないとすると、ステップ401とステップ404を
ループした状態となり、クレーン6は出庫要求oまたは
入庫要求iがあるまで、最終入庫地点である仮置き場7
(a2,b1)付近に待機している。
【0035】そして、置き場(a7,b5)に格納して
あるコイルXを出庫する出庫要求oが発生したとすると
ステップ404の判定がYESとなって、405に移行
してコントローラ10はクレーン6に対して制御信号s
を出力し、仮置き場7(a1,b1)に仮置きしてある
コイルAを、図8の矢印mに示すように置き場(a7,
b5)の方向に移動するようにして、その途中の置き場
(a7,b5)付近の空き置き場、例えば、置き場(a
6,b5)にコイルAを格納させ、置き場(a7,b
5)に格納してあるコイルXを積載し出入口2前のコイ
ル置き台8まで運ばせて出庫する。そしてステップ40
6に移行して、図9に示すように台車5はコイル置き台
8上のコイルXを搬出する。
【0036】次いで、ステップ407に移行して、コン
トローラ10の処理部CはメモリMの格納情報にて仮置
き場7に仮置きしているコイル3が有るか否かを判定
し、仮置きしたコイル3がないときには入庫優先処理を
終了してメインプログラムに復帰するが、コイルBが仮
置き場7(a2,b1)にあるため、ステップ401に
移行する。
【0037】そして入庫要求iが発生せずに、置き場
(a4,b7)に格納してあるコイルYの出庫要求oが
生じると、コントローラ10はステップ401からステ
ップ404に移行して出庫要求oの供給された否かを判
定し、出庫要求oが発生したとするとYESとなって、
ステップ405にて出入口2付近の仮置き場7に待機し
ていたクレーン6に命令を出力して、図10の矢印mに
示すように、コイルYが格納してある置き場(a4,b
7)に移動する途中の空いている置き場、例えば置き場
(a4,b6)にコイルBを移動させ、この格納が完了
するとステップ406移行して格納の帰りに置き場(a
4,b7)にクレーン6を移動させる。そしてステップ
406にて図11の矢印bに示すように置き場(a4,
b7)に格納されたコイルYを積載し、出入口2前のコ
イル置き台8まで運んで出庫し、台車5はコイル置き台
8上のコイルYを搬出する。このとき、図11に示すよ
うに仮置きしたすべてのコイルの移動が完了するため、
ステップ407にてNOとなって、入庫優先処理を終了
して、メインプログラムに復帰する。
【0038】次に出庫が優先となる場合の動作を図3、
図5のフローチャート及び図12〜図16のマップ図を
用いて説明する。今、通常の入出庫処理が実行されてい
て図12に示すように、倉庫1の黒塗り部分にコイル3
の入庫がなされ、白抜き部分の置き場が空いている状態
であるとする。この状態から、出庫要求oが増加する
と、図3のステップ200において算出される出庫増加
率Δoが大きくなり、そのまま出庫要求oの増加が続く
とある時点で、ステップ500の“Δo>α”の判定が
YESとなり、ステップ600に移行して、コントロー
ラ10を出庫優先に切り換えて、図5の処理が実行され
る。このとき、倉庫1内に出庫するべきコイルX、コイ
ルYが蓄積されている状態であるとする。
【0039】すなわち、図5のステップ601にて入庫
要求iが有るか否かを判定して、コイル3がない場合は
ステップ603に移行して仮置き場7が満杯になるま
で、ステップ4に移行して次に出庫するコイル3を仮置
き場7に仮置きするが、図12に示されるように、入庫
要求iがあると、ステップ601からステップ602に
移行する。そしてクレーン6にて矢印aに示すように、
コイルAを次に出庫するコイルXの格納してある置き場
(a6,b4)方向に移動させ、その途中の置き場(a
6,b4)に近い空いている置き場、例えば置き場(a
6,b3)にコイルAを格納する。
【0040】その後コイルAの入庫が終わると、ステッ
プ603にて仮置き場7が満杯であるか否か判定し、こ
のとき図12に示すように、仮置き場7にはコイル3が
置かれていない状態であるので、NOとなってステップ
604に移行して、クレーン6をコイルAの格納されて
いる置き場(a6,b3)から置き場(a6,b4)に
移動させ、クレーン6は次に出庫する予定のコイルXを
図13の矢印mに示すように仮置き場7(a1,b1)
に仮置きさせる。
【0041】次に、ステップ605にてコイルXの出庫
要求oがあった場合には、ステップ606に移行して、
コイルXを仮置き場7(a1,b1)から出庫する。し
かし、ステップ605にて出庫要求oがなく、図13に
示すように出入口2に入庫すべきコイルBが運ばれてい
る状態であるので、ステップ601に次いでステップ6
02に移行し、図14の矢印bのようにコイルAと同様
にしてコイルBを、クレーン6にて、コイルXの次に出
庫するコイルYの格納してある置き場(a4,b6)方
向に移動させ、その途中で置き場(a6,b4)に近い
空いている置き場、例えば置き場(a4,b5)を見つ
け、コイルBを格納する。
【0042】その後格納が終わると、ステップ603に
移行して仮置き場7がコイル3で満杯か否かが判定され
るが、図14に示すように今コイルXのみが仮置きされ
た状態であるのでNOとなって、ステップ604に移行
する。そして、クレーン6を置き場(a4,b5)から
置き場(a4,b6)に移動させ、クレーン6はコイル
Xの次に出庫するコイルYを図15の矢印mに示すよう
に仮置き場7(a2,b1)に移動させる。
【0043】その後、クレーン6を最終の移動があった
仮置き場7(a2,b1)付近に待機させ、ステップ6
05にて出庫要求oがあると、図16に示すようにクレ
ーン6に命令を出して仮置き場7(a1,b1)に仮置
きしてあるコイルXを出入口2前のコイル置き台8に移
動させ、台車5にて出庫させる。同様にして仮置き場7
(a2,b1)に仮置きしてあるコイルYを出庫する要
求があると、コイルYを出庫する。
【0044】そしてステップ607に移行し、仮置き場
7に出庫待ちのコイル3が残っている場合は、ステップ
605に移行してステップ605にて出庫要求oを待
ち、ステップ606を実行するが、仮置き場7にコイル
3が残っていないため、NOとなり出庫優先処理を終了
して、メインプログラムに復帰する。しかし、ステップ
605にて出庫要求oがなく、ステップ601に移行し
て入庫要求iもない場合は、ステップ603にて仮置き
場7が満杯と判定されるまで、次に出庫する予定のコイ
ル3を仮置き場7に仮置きしておく。
【0045】このような状況は、出庫要求oの増加率Δ
oを検出して出庫優先に切り換えている場合には生じな
いが、例えばある所定時間から出庫要求oが増加すると
予定されているような場合には、予め出庫優先に切り換
えておくことで、仮置き場7に出庫が予定されるコイル
3が仮置きされるから、ある所定時間を経過して仮置き
場7に仮置きしておいたコイル3を短時間で一斉に出庫
することが可能となる。
【0046】このように、本実施例によれば、コントロ
ーラ10により、コイルの入出庫の増加率Δi、増加率
Δoを監視して、入出庫の増加率Δi、増加率Δoが規
定数α以上になった場合に、入庫優先または出庫優先に
切り換えて、仮置き場7に入庫または出庫予定のコイル
3が仮置きされることで、倉庫1内外のコイル3の待ち
状態が解消されるという効果があると共に、入庫するコ
イル3が近々出庫される予定のコイル3の近くに入庫さ
れるので、クレーン6の行きの便で入庫するコイル3が
運ばれ、帰りの便で出庫する他のコイルが運ばれるよう
になり、クレーン6が最大限に運用されるから、その結
果として入出庫のクレーン6の移動距離を半減させて、
入出庫の処理時間が短縮するという効果もある。
【0047】なお、本発明の実施例では仮置き場7を任
意に変更可能としたが、例えば仮置き場7を予め設定し
て、仮置き場7内に仮置き場7専用のクレーン6を設け
て、前記クレーン6がコイル置き台8にコイルの積み降
ろしを行うようにしてもよい。また、本発明のクレーン
6はスタッカークレーン6やコンベヤ等の荷役装置に関
して応用可能である。
【0048】また、本発明の実施例では入出庫制御を行
うコントローラをマイコン等を用いてソフトウェアにて
実現した場合を説明したが、これに限定されるものでは
なく、例えばアナログ回路でハードウェアにて実施する
場合や、コントロール室から人為によって行うことも可
能である。さらに、コントローラ10の判定部Dにて実
行される判定処理を、本発明の実施例では単位時間あた
りの入庫増加率Δiと出庫増加率Δoの値が、規定のα
以上となった場合の判定を説明したが、これに限定され
るものではなく、未処理の入庫要求iおよび出庫要求o
の要求数が一定限度を超した場合で判定することや、あ
る所定時間によって入庫要求iまたは出庫要求oの急激
な増加が決まっている場合にはタイマによって、入庫優
先または出庫優先に切り換えるようにすることも可能で
ある。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係わる
倉庫の入出庫制御方法によれば、入出庫する格納物の増
加を監視して、倉庫内の出入口付近の仮置き場に優先さ
せる入庫または出庫予定の格納物を仮置きするようにし
た。そして、入庫を優先させる時には、倉庫外に蓄積さ
れた入庫待ちの格納物を仮置き場に仮置きするようにし
たので、入庫待ちを解消でき、また逆に出庫を優先させ
る時には、次に出庫する予定の格納物を仮置き場に仮置
きして、出庫要求があると仮置き場からすぐに格納物を
出庫できるようにしたので、出庫待ちを解消することが
でき、入出庫の混雑状態に応じた効率的な入出庫制御が
可能となった。
【0050】また、請求項2に係わる倉庫の入出庫制御
方法によれば、入庫を優先させる場合、仮置き場に入庫
待ちの格納物を仮置きさせ、出庫するタイミングで仮置
きした格納物を出庫する格納物を取りに行く途中の置き
場に移動させ、荷役装置を効率的に運用して入出庫の処
理時間をさらに短縮させるという効果が得られる。ま
た、請求項3に係わる倉庫の入出庫制御方法によれば、
出庫を優先させる時には、入庫のタイミングで次に出庫
すべき格納物の近くに格納物を入庫し、その帰りに次に
出庫する格納物を仮置き場に待機させて、出庫するタイ
ミングで出入口付近の仮置き場から出庫するため、荷役
装置を効率的に運用して出庫する時間を短縮させるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す構成図である。
【図2】図1のクレーン6および台車5を制御するコン
トローラのブロック図ある。
【図3】図2のコントローラ10が行う判定処理のフロ
ーチャートである。
【図4】図2のコントローラ10が行う入庫優先処理の
フローチャートである。
【図5】図2のコントローラ10が行う入出庫先処理の
フローチャートである。
【図6】本発明の実施例の動作を説明する倉庫のマップ
図である。
【図7】本発明の実施例の動作を説明する倉庫のマップ
図である。
【図8】本発明の実施例の動作を説明する倉庫のマップ
図である。
【図9】本発明の実施例の動作を説明する倉庫のマップ
図である。
【図10】本発明の実施例の動作を説明する倉庫のマッ
プ図である。
【図11】本発明の実施例の動作を説明する倉庫のマッ
プ図である。
【図12】本発明の実施例の動作を説明する倉庫のマッ
プ図である。
【図13】本発明の実施例の動作を説明する倉庫のマッ
プ図である。
【図14】本発明の実施例の動作を説明する倉庫のマッ
プ図である。
【図15】本発明の実施例の動作を説明する倉庫のマッ
プ図である。
【図16】本発明の実施例の動作を説明する倉庫のマッ
プ図である。
【符号の説明】
1 倉庫 2 出入口 3 コイル 4 レール 5 台車 6 クレーン 7 仮置き場 8 コイル置き台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納物を格納する複数の置き場を有した
    倉庫に適用される入出庫制御方法において、前記倉庫内
    の出入口付近に格納物を待機可能な仮置き場を設け、前
    記倉庫外からの格納物の入庫を優先させる間は、前記倉
    庫外から入庫した格納物を前記仮置き場に仮置きし、前
    記倉庫内の格納物の出庫を優先させる間は、近々出庫す
    る予定の格納物を前記仮置き場に仮置きし、出庫する要
    求が生じると前記仮置き場から出庫することを特徴とす
    る入出庫制御方法。
  2. 【請求項2】 格納物を格納する複数の置き場と所定の
    置き場から出入口まで格納物を運搬する運搬装置とを有
    した倉庫に適用される入出庫制御方法において、前記倉
    庫内の出入口付近に格納物を待機可能な仮置き場を設
    け、前記仮置き場若しくはその付近に前記運搬装置を待
    機させ、前記倉庫外からの格納物の入庫を優先させる間
    は、前記倉庫外から入庫した格納物を前記仮置き場に仮
    置きし、倉庫内の他の格納物を出庫する要求が生じた際
    に、この出庫する格納物を取りに行くときに前記運搬装
    置で前記仮置きした格納物を運搬して途中の所定置き場
    に置いて、その後で前記出庫する格納物を運搬装置にて
    運搬し出庫することを特徴とする入出庫制御方法。
  3. 【請求項3】 格納物を格納する複数の置き場と所定の
    置き場から出入口まで格納物を運搬する運搬装置とを有
    した倉庫に適用される入出庫制御方法において、前記倉
    庫内の出入口付近に格納物を待機可能な仮置き場を設
    け、前記仮置き場若しくはその付近に前記運搬装置を待
    機させ、前記倉庫内の格納物の出庫を優先させる間は、
    倉庫外から格納物を入庫する要求が生じた際に、近々出
    庫する予定の格納物をこの倉庫外からの格納物を入庫し
    たその帰りにその入庫を行った運搬装置で運搬して前記
    仮置き場に仮置きし、出庫する要求が生じると前記仮置
    き場から出庫することを特徴とする入出庫制御方法。
JP73794A 1994-01-10 1994-01-10 入出庫制御方法 Pending JPH07196108A (ja)

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