JPH1129209A - トラックドック管理システム - Google Patents

トラックドック管理システム

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JPH1129209A
JPH1129209A JP18537897A JP18537897A JPH1129209A JP H1129209 A JPH1129209 A JP H1129209A JP 18537897 A JP18537897 A JP 18537897A JP 18537897 A JP18537897 A JP 18537897A JP H1129209 A JPH1129209 A JP H1129209A
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JP
Japan
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truck
dock
luggage
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time
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JP18537897A
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English (en)
Inventor
Katsuto Minamitake
勝人 南竹
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各トラックがトラックドックに進入する前
に、このトラックに積み込む荷物の集荷を完了させて、
荷物の積み込みをスムーズに開始させ、これによってド
ック占有時間を大幅に短縮して、トラックドックの使用
効率を大幅に向上させる。 【解決手段】 各入出力部2が操作されて入力された各
トラック9に積み込む荷物などの情報に基づき、制御装
置7によって、各トラック9が入門ゲート3に到着する
前に、トラックドック10の割当処理、各トラックドッ
ク10に対する荷物の集荷処理などを行い、各トラック
9が入門ゲート3に到着した時点で、このトラック9を
予め割り当てられているトラックドック10に導き、予
め集荷しておいた荷物の積み込みを行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配送センタなどに
ある複数のトラックドックを管理するトラックドック管
理システムに係わり、特に各トラックドックにおける荷
物の積み込み作業効率を向上させるようにしたトラック
ドック管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】多量の荷物を各トラックなどに分配する
配送センタにおいては、荷物を引き取りにきたトラック
が複数のトラックドックのうち、空いているトラックド
ックに進入した時点で、蔵置場所から荷物を取り出し、
これをトラックドックまで搬送して、トラックに積み込
み、この作業が終了した時点で、トラックを出発させる
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のトラックドック使用方法では、トラックが到
着した時点で、トラックドックが空いているかどうかを
チェックし、空いているトラックドックがあれば、この
トラックドックにトラックを導き、また空いているトラ
ックドックが無ければ、現在、各トラックドックに進入
している各トラックのうちの1台が出ていくまで、トラ
ックを待たせるようにしているので、多くのトラックが
同時期に、荷物を引き取りに来たとき、入門ゲート付近
が混雑して、これらのトラックが門外で長時間、待たさ
れてしまい、トラックの運転手はいつトラックドックに
入ることができるのか分からずに、各運転手をイライラ
させてしまうという問題があった。
【0004】また、トラックがトラックドックに進入し
た後に、蔵置場所から荷物を取り出し、これをトラック
ドックまで搬送するようにしているので、トラックがト
ラックドックに進入してから、このトラックドックを出
ていくまでの時間(ドック占有時間)が非常に長くな
り、トラックドックの使用効率が悪いという問題があっ
た。
【0005】そこで、このような問題を解決する方法と
して、従来、特開平5−286513号公報に示す「ト
ラックドックコントロール装置」が提案されている。
【0006】図3に示すように、このトラックドックコ
ントロール装置100では、受付入力部102から入力
された引取業者の受付情報に基づき、演算処理部101
によって、ステージングエリア空情報ファイル103を
検索し、該当するステージングエリアが空いているか否
かをチェックする。空いている場合には、即座に割当て
を行うとともに、倉庫制御部104によって当該ステー
ジングエリアに近い場所に貨物を集荷し、またトラック
ドック空情報ファイルを検索して、前記ステージングエ
リアに対応するトラックドックが空いているか否かを検
索し、空いている場合には、このトラックドックの割当
てを行い、ステージングエリアへの集荷が完了する直前
に引取業者に対してトラックドックの割当情報をトラッ
クドック番号表示部105に表示することにより、トラ
ックドックの混雑を解消するとともに、受付から貨物の
引き渡しまでの待ち時間を短縮している。
【0007】しかしながら、このトラックドックコント
ロール装置100では、トラックが入門ゲートなどに到
着して、受付入力部102から引取業者の受付情報が入
力されてから、ステージングエリアの割当処理、トラッ
クドックの割当処理、荷物の集荷処理などを開始するよ
うにしているので、トラックが入門ゲートに到着してか
らの処理を迅速に行うことができるものの、トラックが
入門ゲートに到着したとき、必ず一定の待ち時間を必要
とする。
【0008】このため、トラックがトラックドックに入
るまでの待ち時間やトラックに対する荷物の積み込みを
開始するまでの時間などを、さらに短縮することができ
るトラックドック管理システムの開発が強く望まれてい
た。
【0009】本発明は上記の事情に鑑み、請求項1で
は、多数のトラックが荷物を引き取りにきたとき、各ト
ラックを入門ゲート付近で待たせることなく、入門ゲー
トをスムーズに通過させることができ、さらにこのトラ
ックがトラックドックに進入する前に、このトラックに
積み込む荷物の集荷を完了させて、荷物の積み込みをス
ムーズに開始させることができ、これによってトラック
がトラックドックに進入してから、トラックドックを出
て行くまでの時間(ドック占有時間)を大幅に短縮し
て、トラックドックの使用効率を大幅に向上させること
ができるトラックドック管理システムを提供することを
目的としている。
【0010】また、請求項2では、各トラックに対して
積み込まれる荷物に関する情報、各蔵置場所に保管され
ている各荷物の情報、各トラックドックの使用予約内容
などを集中的に管理することができ、これによってシス
テム全体の構築コストを低減させることができるトラッ
クドック管理システムを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、複数の荷物を選択的に取
り出して、各トラックドックに集荷させ、荷物を引取り
に来たトラックに積み込ませるトラックドック管理シス
テムにおいて、各トラックに積み込まれる荷物の情報が
入力される1台以上の入出力部と、各蔵置場所に保管さ
れている各荷物の情報、各トラックドックの使用予約内
容に基づき、前記各入出力部に入力された各荷物の情報
で指定された荷物の積み込みを行うトラックドックを指
定し、トラックがトラックドックに進入する所要時間前
に、搬送指示を出す制御装置と、この制御装置から搬送
指示が出される毎に、指定された蔵置場所から指定され
た荷物の搬出を開始して、指定されたトラックドックに
集荷させる1台以上の搬送出力部と、各トラックが到着
する毎に、前記制御装置の制御内容に基づき、予約され
ている各トラックドックに進入させる受付入出力部とを
備えたことを特徴としている。
【0012】また、請求項2では、請求項1に記載のト
ラックドック管理システムにおいて、前記制御装置は、
各トラックによって引き取られる荷物の情報が入力され
る毎に、各蔵置場所に保管されている各荷物の情報に基
づき、指定された荷物をトラックドックに集荷するのに
必要な時間、荷物の積み込みに要する時間を計算する割
付演算部と、この割付演算部で得られた各時間および既
に割り当てられている各トラックドックの使用予約内容
に基づき、指定された荷物の集荷、積み込みを行うこと
が可能なトラックドックを見つけ出して、ドック管理情
報を作成するドック管理情報作成部と、このドック管理
情報作成部で作成されたドック管理情報に基づき、各ト
ラックが指定されたトラックドックに進入する前に、前
記各トラックに積み込まれる荷物を各蔵置場所から取り
出させて、指定されたトラックドックに集荷させる搬送
指令実行部とを備えたことを特徴としている。
【0013】上記の構成において、請求項1では、複数
の荷物を選択的に取り出して、各トラックドックに集荷
させ、荷物を引取りに来たトラックに積み込ませるトラ
ックドック管理システムにおいて、各蔵置場所に保管さ
れている各荷物の情報、各トラックドックの使用予約内
容に基づき、制御装置によって、各入出力部に入力され
た各荷物の情報で指定された荷物の積み込みを行うトラ
ックドックを指定し、トラックがトラックドックに進入
する所要時間前に、搬送指示を出し、この搬送指示に基
づき、搬送出力部によって、指定された蔵置場所から指
定された荷物の搬出を開始して、指定されたトラックド
ックに集荷させ、各トラックが到着する毎に、前記制御
装置の制御内容に基づき、受付入出力部によって、予約
されている各トラックドックに進入させることにより、
多数のトラックが荷物を引き取りにきたとき、各トラッ
クを入門ゲート付近で待たせることなく、入門ゲートを
スムーズに通過させ、さらにこのトラックがトラックド
ックに進入する前に、このトラックに積み込む荷物の集
荷を完了させて、荷物の積み込みをスムーズに開始さ
せ、これによってトラックがトラックドックに進入して
から、トラックドックを出て行くまでの時間(ドック占
有時間)を大幅に短縮して、トラックドックの使用効率
を大幅に向上させる。
【0014】また、請求項2では、請求項1に記載のト
ラックドック管理システムにおいて、各トラックによっ
て引き取られる荷物の情報が入力される毎に、各蔵置場
所に保管されている各荷物の情報に基づき、指定された
荷物をトラックドックに集荷するのに必要な時間、荷物
の積み込みに要する時間を計算する割付演算部と、この
割付演算部で得られた各時間および既に割り当てられて
いる各トラックドックの使用予約内容に基づき、指定さ
れた荷物の集荷、積み込みを行うことが可能なトラック
ドックを見つけ出して、ドック管理情報を作成するドッ
ク管理情報作成部と、このドック管理情報作成部で作成
されたドック管理情報に基づき、各トラックが指定され
たトラックドックに進入する前に、前記各トラックに積
み込まれる荷物を各蔵置場所から取り出させて、指定さ
れたトラックドックに集荷させる搬送指令実行部とによ
って、前記制御装置を構成することにより、各トラック
に対して積み込まれる荷物に関する情報、各蔵置場所に
保管されている各荷物の情報、各トラックドックの使用
予約内容などを集中的に管理させ、これによってシステ
ム全体の構築コストを低減させる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるトラックドッ
ク管理システムの実施の形態を示すブロック図である。
【0016】この図に示すトラックドック管理システム
1は、各運送業者側や配送センタ側の倉庫管理室などに
配置される複数の入出力部2と、入門ゲート3に配置さ
れる受付入出力部4と、各蔵置場所5毎に配置される複
数の搬送出力部6と、前記倉庫管理室などに配置される
制御装置7と、各入出力部2、受付入出力部4、搬送出
力部6、および制御装置7を相互に接続する通信線8と
を備えている。そしてこのトラックドック管理システム
1では、各トラック9に積み込む荷物などの情報が各入
出力部8から入力され、この入力された情報に基づき、
制御装置7によって、各トラック9が入門ゲート3に到
着する前に、トラックドック10の割当処理、各トラッ
クドック10に対する荷物の集荷処理などを行う。トラ
ック9が入門ゲート3に到着した時点では、このトラッ
ク9を予め割り当てられているトラックドック10に導
き、予め集荷しておいた荷物の積み込みを行わせる。
【0017】この場合、各入出力部2は、オペレータな
どによって操作されるキーボード装置、このキーボード
装置が操作されて入力された荷物情報などを処理するC
PU装置、このCPU装置の処理内容、操作画面、通信
線8を介して供給された表示内容などを画面表示するC
RT装置などを備えている。そして、各オペレータによ
ってキーボード装置が操作されて、各トラック9に積み
込む荷物の情報(荷物タグ番号等)などが入力されたと
き、この情報を処理して、荷物タグ番号データなどを生
成し、これを通信線8上に送出して、制御装置7に供給
する。また通信線8を介して、新規の割付番号データ、
引取り開始時刻データなどが供給されたときには、これ
を取り込んでCRT装置上にトラックドックの割付情
報、引取り開始時刻情報などを表示する。
【0018】また、受付入出力部4は、オペレータなど
によって操作されるキーボード装置、このキーボード装
置が操作されて入力された各トラック9の識別情報など
を処理するCPU装置、このCPU装置の処理内容、操
作画面、通信線8を介して供給された表示内容などを画
面表示するCRT装置などを備えている。そして、入門
ゲート3の係員などによってキーボード装置が操作され
て、入門ゲート3に到着したトラック9の識別情報、こ
のトラック9に運転手に知らされている割付情報などが
入力されたときには、この情報を処理して到着トラック
識別データ、割付番号データなどを生成し、これを通信
線8上に送出して制御装置7に供給し、また通信線8を
介して、表示データなどが供給されたとき、これを取り
込んでCRT装置上に前記表示データの内容を表示す
る。
【0019】また、各搬送出力部6は各々対応する蔵置
場所5に配置され、通信線8を介して供給された搬送指
令を受けて出荷指示データを生成する搬送制御装置、こ
の搬送制御装置から出力される出荷指示データに基づき
対応する蔵置場所5から指定された荷物を取り出す出荷
機構、この出荷機構によって取り出された荷物を指定さ
れたトラックドック10まで搬送して載置させる搬送機
構などを備えており、通信線8を介して、搬送指令が供
給されたとき、この搬送指令で指定された蔵置場所5か
ら指定された荷物を取り出し、これを指定されたトラッ
クドック10まで搬送して載置させる。
【0020】また、制御装置7は、通信線8を介して各
入出力部2などと通信を行う通信装置、この通信装置に
よって取り込まれた各種の情報に対する情報処理などを
行うCPU装置、このCPU装置のデータ記憶エリアな
どとして使用されるハードディスク装置などを備えてい
る。そして、前記ハードディスク装置などに格納されて
いるプログラムに基づき、図2に示すように、トラック
ドック管理情報テーブル11、蔵置属性情報テーブル1
2、割付演算部13、ドック管理情報作成部14、搬送
指令実行部15、ドック進入判断部16などの各機能を
実現する。
【0021】この場合、トラックドック管理情報テーブ
ル11は、各トラックドック10の使用予約内容(割付
番号と、積み込み対象となる荷物の情報、搬送時間など
のトラックドック管理情報)が記述される部分であり、
ドック管理情報作成部14から書込み指令が出力された
とき、この書込み指令とともに供給されるトラックドッ
ク10の使用内容を取り込んで、記憶内容を更新し、ま
た割付演算部13、ドック管理情報作成部14、搬送指
令実行部15やドック進入判断部16から読出し指令が
供給されたとき、この読出し指令で指定された各トラッ
クドック10の使用予約内容を読出し、これを割付演算
部13、ドック管理情報作成部14、搬送指令実行部1
5やドック進入判断部16に供給する。
【0022】また、蔵置属性情報テーブル12は、各蔵
置場所5に保管されている各荷物の内容(蔵置属性情
報)が格納される部分であり、割付演算部13から書込
み指令が供給されたとき、この書込み指令とともに供給
される蔵置属性情報を取り込んで、記憶内容を更新し、
また割付演算部13から読出し指令が供給されたとき、
この読出し指令で指定された各蔵置場所5に保管されて
いる荷物の情報を読み出し、これを割付演算部13に供
給する。
【0023】また、割付演算部13は、通信線8を介し
て、各入出力部2から荷物タグ番号データなどが供給さ
れる毎に、この荷物タグ番号データに基づき、蔵置属性
情報テーブル12を検索して、前記荷物タグ番号データ
に対応する蔵置属性情報の内容を読み出し、次式に示す
演算を行って、前記荷物タグ番号データで指定された荷
物を蔵置場所5から取り出して、トラックドック10側
に搬送するのに必要な搬送時間と、この荷物をトラック
9に積み込むのに必要な時間(トラック積み込み時間)
とを求め、この計算結果をドック管理情報作成部14に
供給するとともに、所定周期毎に、トラックドック管理
情報テーブル11に記憶されている各トラックドック1
0の使用予約内容を検索して、出荷された荷物に関する
情報を取り込み、蔵置属性情報テーブル12の内容を更
新する。
【0024】 Th=N×(Dn/Khn) Tt=N×Ktn 但し、Khn:搬送機構の搬送速度 Ktn:積み込み機構が1個の荷物を積み込むのに必要
な時間 Th:搬送時間 Dn:各蔵置場所5からトラックドック10までの距離 Tt:トラック積み込み時間 N:荷物個数 また、トラック管理情報作成部14は、割付演算部13
で得られた搬送時間と、トラック積み込み時間とに基づ
き、トラックドック管理情報テーブル11に記憶されて
いる各トラックドック10の使用予約内容を検索して、
この検索結果に基づき、現在時刻以降あるいは指定時刻
以降に、前記搬送時間と、前記トラック積み込み時間と
を合計した期間だけ、連続して空いているトラックドッ
ク10があるかどうかを判定する。空いている適切なト
ラックドック10があれば、このトラックドック10を
使用することを示す新規割付番号、トラックドック10
で引き渡される荷物の情報(引取り荷物情報)、この引
取り荷物情報で示される荷物を搬送するのに必要な搬送
時間などに基づき、トラックドック管理情報テーブル1
1に記憶されている各トラックドック10の使用予約内
容を更新するとともに、新規の割付番号データと、引取
り開始時刻データとを通信線8上に送出して、荷物タグ
番号データなどを出力した入出力部2のCRT装置上
に、新規の割付番号情報と、引取り開始時刻情報とを表
示させる。また、トラックドック管理情報テーブル11
を検索したとき、前記搬送時間と、前記トラック積み込
み時間とを合計した期間だけ、連続して空いているトラ
ックドック10が無ければ、予約不可データを生成し、
これを通信線8上に送出して、荷物タグ番号データなど
を出力した入出力部2のCRT装置上に、予約不可メッ
セージを表示させる。
【0025】また、搬送指令実行部15は、予め設定さ
れている一定周期毎に、トラックドック管理情報テーブ
ル11に記憶されている各トラックドック10の使用予
約内容を検索して、各トラックドック10毎の積み込み
予定時刻から搬送時間を減算して、搬送開始時刻を求め
るとともに、搬送開始時刻になる毎に、出荷指示データ
を生成し、これを通信線8上に送出して、各搬送出力部
6に供給し、各トラック9が入門ゲート3に到着する前
に、各蔵置場所5に保管されている各荷物のうち、出荷
対象となっている荷物の搬送を開始させ、各トラック9
がトラックドック10に進入する前に、集荷作業を完了
させる。
【0026】また、ドック進入判断部16は、受付入出
力部4から到着トラック識別データ、前記到着トラック
識別データに対応する割付番号データなどの予約問い合
わせ情報などが供給されたとき、この割付番号データな
どに基づき、トラック管理情報テーブル11を検索し
て、割付番号データに対応するトラックドック10の積
み込み時間帯(積み込み開始時刻からトラック出発時刻
までの間)と、現在の時刻とを比較し、現在時刻が積み
込み時間帯内であれば、ドック進入許可データを生成
し、これを通信線8上に送出して、受付入出力部4のC
RT装置上に、ドック進入許可情報と、進入先となるト
ラックドック10の番号情報とを表示させ、また現在時
刻が積み込み時間帯外であれば、ドック進入不可データ
を生成し、これを通信線8上に送出して、受付入出力部
4のCRT装置上に、ドック進入不可メッセージを表示
させ、このトラック9を入門ゲート3付近で、待機させ
る。
【0027】このようにこの実施の形態においては、各
入出力部2が操作されて入力された各トラック9に積み
込む荷物などの情報に基づき、制御装置7によって、各
トラック9が入門ゲート3に到着する前に、トラックド
ック10の割当処理、各トラックドック10に対する荷
物の集荷処理などを行い、各トラック9が入門ゲート3
に到着した時点で、このトラック9を予め割り当てられ
ているトラックドック10に導き、予め集荷しておいた
荷物の積み込みを行わせるようにしたので、多数のトラ
ック9が荷物を引き取りにきたとき、入門ゲート3付近
でこれらのトラック9を待たせることなく、入門ゲート
3をスムーズに通過させることができ、さらにこのトラ
ック9がトラックドック10に進入する前に、このトラ
ック9に積み込む荷物の集荷を完了させて、荷物の積み
込みをスムーズに開始させることができ、これによって
トラック9がトラックドック10に進入してから、トラ
ックドック10を出て行くまでの時間(ドック占有時
間)を大幅に短縮して、トラックドック10の使用効率
を大幅に向上させることができる。
【0028】また、この実施の形態では、各トラック9
に対して積み込まれる荷物に関する情報、各蔵置場所5
に保管されている各荷物の情報、各トラックドック10
の使用予約内容などを集中的に管理しているので、1つ
の制御装置7によって、システム全体の制御を行うこと
ができ、これによってシステム全体の構築コストを低減
させることができる。
【0029】また、上述した実施の形態においては、各
蔵置場所5毎に設けられる各搬送出力部6によって、各
蔵置場所5に保管されている荷物を自動的に取り出し
て、指定されたトラックドック10まで、搬送するよう
にしているが、各搬送出力部6から搬送指示書などを発
行させ、これを各作業員に渡して、人手により、各蔵置
場所5から荷物を搬出させ、これをベルトコンベアなど
で、指定されたトラックドック10まで搬送させるよう
にしても良い。
【0030】このようにしても、上述した実施の形態と
同様に、多数のトラック9が荷物を引き取りにきたと
き、入門ゲート3付近でこれらのトラック9を待たせる
ことなく、入門ゲート3をスムーズに通過させることが
でき、さらにこのトラック9がトラックドック10に進
入する前に、このトラック9に積み込む荷物の集荷を完
了させて、荷物の積み込みをスムーズに開始させること
ができ、これによってトラック9がトラックドック10
に進入してから、トラックドック10を出て行くまでの
時間(ドック占有時間)を大幅に短縮して、トラックド
ック10の使用効率を大幅に向上させることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、多数のトラックが荷物を引き取りにきたと
き、各トラックを入門ゲート付近で待たせることなく、
入門ゲートをスムーズに通過させることができ、さらに
このトラックがトラックドックに進入する前に、このト
ラックに積み込む荷物の集荷を完了させて、荷物の積み
込みをスムーズに開始させることができ、これによって
トラックがトラックドックに進入してから、トラックド
ックを出て行くまでの時間(ドック占有時間)を大幅に
短縮して、トラックドックの使用効率を大幅に向上させ
ることができる。
【0032】また、請求項2では、各トラックに対して
積み込まれる荷物に関する情報、各蔵置場所に保管され
ている各荷物の情報、各トラックドックの使用予約内容
などを集中的に管理することができ、これによってシス
テム全体の構築コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトラックドック管理システムの実
施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示す制御装置の機能内容を示す機能ブロ
ック図である。
【図3】従来、提案されている特開平5−286513
号に示す「トラックドックコントロール装置」の概要を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 トラックドック管理システム 2 入出力部 3 入門ゲート 4 受付入出力部 5 蔵置場所 6 搬送出力部 7 制御装置 8 通信線 9 トラック 10 トラックドック 11 トラックドック管理情報テーブル 12 蔵置属性情報テーブル 13 割付演算部 14 ドック管理情報作成部 15 搬送指令実行部 16 ドック進入判断部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の荷物を選択的に取り出して、各ト
    ラックドックに集荷させ、荷物を引取りに来たトラック
    に積み込ませるトラックドック管理システムにおいて、 各トラックに積み込まれる荷物の情報が入力される1台
    以上の入出力部と、 各蔵置場所に保管されている各荷物の情報、各トラック
    ドックの使用予約内容に基づき、前記各入出力部に入力
    された各荷物の情報で指定された荷物の積み込みを行う
    トラックドックを指定し、トラックがトラックドックに
    進入する所要時間前に、搬送指示を出す制御装置と、 この制御装置から搬送指示が出される毎に、指定された
    蔵置場所から指定された荷物の搬出を開始して、指定さ
    れたトラックドックに集荷させる1台以上の搬送出力部
    と、 各トラックが到着する毎に、前記制御装置の制御内容に
    基づき、予約されている各トラックドックに進入させる
    受付入出力部と、 を備えたことを特徴とするトラックドック管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のトラックドック管理シ
    ステムにおいて、 前記制御装置は、 各トラックによって引き取られる荷物の情報が入力され
    る毎に、各蔵置場所に保管されている各荷物の情報に基
    づき、指定された荷物をトラックドックに集荷するのに
    必要な時間、荷物の積み込みに要する時間を計算する割
    付演算部と、 この割付演算部で得られた各時間および既に割り当てら
    れている各トラックドックの使用予約内容に基づき、指
    定された荷物の集荷、積み込みを行うことが可能なトラ
    ックドックを見つけ出して、ドック管理情報を作成する
    ドック管理情報作成部と、 このドック管理情報作成部で作成されたドック管理情報
    に基づき、各トラックが指定されたトラックドックに進
    入する前に、前記各トラックに積み込まれる荷物を各蔵
    置場所から取り出させて、指定されたトラックドックに
    集荷させる搬送指令実行部と、 を備えたことを特徴とするトラックドック管理システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001301927A (ja) * 2000-04-25 2001-10-31 Matsushita Electric Works Ltd 荷積作業指示方法及びそのシステム
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JP2021517099A (ja) * 2018-03-09 2021-07-15 ライト−ハイト ホールディング コーポレイション 荷積みドック及び設備の動作を監視及び管理する方法及び装置

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