JP2003267616A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

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JP2003267616A
JP2003267616A JP2002074134A JP2002074134A JP2003267616A JP 2003267616 A JP2003267616 A JP 2003267616A JP 2002074134 A JP2002074134 A JP 2002074134A JP 2002074134 A JP2002074134 A JP 2002074134A JP 2003267616 A JP2003267616 A JP 2003267616A
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sheet
sheets
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discharged
tray
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Wataru Kawada
渡 川田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毎回重ね排出する装置において、ソート排出
時とノンソート排出時でシートの重ねた時のずらし量を
可変にする。 【解決手段】 先端突き当てのあるソート排出時は、先
端突き当て部材にシートを突き当てる際の打痕・傷がつ
かぬようにシートのずれ量をほぼ0mmにする。これに
対し、ノンソートで排出するときは(先端突き当てのな
い)排出された下側のシートの戻り不良防止に、重なり
合うシートの下の紙が搬送方向上流にずれるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート処理装置に
係り、詳細には、例えば、複写機、プリンタ等の画像形
成装置から排出される画像形成済みのシートを、処理ト
レイで整合又はステイプル等の処理を行なうシート処理
装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ等の画像形成装
置から排出されるシートを、1枚づつ排出手段により処
理トレイ(第1の積載手段)上に排出して整合、又はス
テイプルしたのち、束排出ローラ対(束排出手段)によ
りスタックトレイ(第2の積載手段)上に排出するシー
ト後処理装置が提案されている。
【0003】また、作成される1部のシート束の先頭2
枚、もしくは3枚を重ねた状態で、排出手段から束排出
ローラに受け渡され、束排出ローラの逆転により処理ト
レイ(第1の積載手段)のストッパに用紙を突き当て
て、用紙を整合、又はステイプルする後処理装置が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、シート処理装置へ高速かつ少紙間でシートを
搬送してくる画像形成装置においては、シートの整合動
作にかかる時間がシートの紙間内では間にあわなくな
る。この際、画像形成装置の紙間をあけるために、画像
形成装置の生産性を低下させたり、画像形成装置の給紙
・搬送速度を著しく早くし紙間をあけなければならない
という問題や、単純に排紙トレイに排出する際もシート
の紙間内ではシート排出時のシート飛び量調節のための
シートの減速制御ができず、シートの整合性が悪くなっ
たり、紙間をあけるために、画像形成装置の生産性を低
下させたりしなければならないという問題から、排紙ト
レイにシートを排出する際、毎回複数枚づつ排紙するこ
とで紙間を空けることが考えられる。
【0005】しかし、重ねられたシートを整合しようと
すると、排出されるシートの最上紙以外は整合・積載不
良になりやすいという問題があった。
【0006】そこで、本発明は整合・積載ラティチュー
ドの高いシート処理装置及びそれを備えた画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、請求項1に係る発明は、搬送
される複数のシートを順次重ねるためのシート重ね手段
と、前記シート重ね手段により重ねられたシートを搬送
可能な搬送手段と、前記搬送されたシートを排出する排
出手段と、前記排出されたシートを載置する積載手段
と、を備え、シートを排出するモードによって、前記シ
ート重ね手段で重ねられるシートを搬送方向にオフセッ
トさせる量を可変にしたことを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明は、前記シートを排出
するモードが、整合を行なうソートモードと整合を行な
わないノンソートモードであることを特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明は、前記シート排出手
段は毎回少なくとも2枚以上のシートを重ねて排出する
ことを特徴とする。
【0010】請求項4に係る発明は、前記シートを排出
するモードが、ソートモードの時は前記シート重ね手段
により重ねられるシートの先端を略同じになるように
し、ノンソートモードの時は前記シート重ね手段により
重ねられる順番に搬送方向下流側にシート端部を順次オ
フセットさせたことを特徴とする。
【0011】請求項5に係る発明は、搬送される複数の
シートを順次重ねるためのシート重ね手段と、前記シー
ト重ね手段により重ねられたシートを搬送可能な搬送手
段と、前記搬送されたシートを排出する排出手段と、前
記排出されたシートを載置する積載手段と、前記積載手
段上に突出して前記排出手段により排出されるシートを
突き当てる突き当て位置と、前記積載手段面外に退避す
る退避位置をもつシート突き当て手段と、を備え、前記
排出手段により排出されるシートをシート突き当て手段
により突き当てる時と、シート突き当て手段によりシー
トを突き当てない時で、前記シート重ね手段で重ねられ
るシートを搬送方向にオフセットさせる量を可変にした
ことを特徴とする。
【0012】請求項6に係る発明は、前記シート積載手
段部に排出されるシートの先端を突き当てるシート先端
突き当て部材によりシートを突き当てる時は、前記シー
ト重ね手段により重ねられるシートの先端を略同じにな
るようにしたことを特徴とする。
【0013】請求項7に係る発明は、前記シート積載手
段部に排出されるシートの先端を突き当てるシート先端
突き当て部材を備えていない積載手段に排出する時、ま
たはシート突き当て部材によりシートを突き当てない時
は、前記シート重ね手段により重ねられる順番に搬送方
向下流側にシート端部を順次オフセットさせたことを特
徴とする。
【0014】(作用)以上構成に基づき、シート重ね手
段で少なくともシートを2枚以上重ね排出手段によりシ
ート積載手段へ排出されるシート束の先端を、シート先
端突き当て部材に突き当てることにより、搬送方向にず
れているシートを揃えることが可能になる。
【0015】この際、重ねられたシートの先端は略同じ
にすることで、先端突き当て部材に突き当てる際のシー
トへのダメージ(打痕・傷)を防ぐことが可能になる。
【0016】また、シート積載手段へ排出されるシート
束の先端を、シート先端突き当て部材に突き当てず排出
する際は、重なり合うシートの下の紙が搬送方向上流に
ずれるようにすることで、積載されるシートの戻り不良
を防止しシートを揃えることが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】〈実施の形態1〉図18は、本発
明に係るシート処理装置を備えたシート出力装置として
の画像形成装置本体(複写機本体)の一例を示してお
り、シート処理装置は、プリンタのみならず他の画像形
成装置である複写機、ファクシミリ、および複合機等の
本体に、その装置の一部分として組み込むことができる
ようになっている。したがって、本実施形態のシート供
給装置は、プリンタの本体のみに組み込まれるものでは
ない。
【0018】画像形成装置本体(複写機本体)300に
は、原稿載置台としてのプラテンガラス906、光源9
07、レンズ系908、給紙部909、画像形成部90
2,原稿をプラテンガラス906に給送する自動原稿給
送装置500、複写機本体から排出される画像形成済み
のシートを積載するシート処理装置1等が備えられてい
る。
【0019】給紙部909は、記録用のシートPを収納
して装置本体300に着脱自在なカセット910,91
1、及びペディスタル912に配置されたデッキ913
を有している。画像形成部902(画像形成手段)に
は、円筒状の感光ドラム914とその回りの現像器91
5、転写用帯電器916、分離帯電器917、クリーナ
918、一次帯電器919等がそれぞれ備えられてい
る。画像形成部902の下流側には、搬送装置920、
定着装置904、排出ローラ対905等が配設されてい
る。
【0020】この画像形成装置本体の動作を説明する。
【0021】装置本体側300に設けられている制御装
置950から給紙信号が出力されると、カセット91
0,911またはデッキ913からシートPが給送され
る。一方、原稿載置台906に載置されている原稿D
に、光源907から当てられて反射した光は、レンズ系
908を介して感光ドラム914に照射される。感光ド
ラム914は、あらかじめ一次帯電器919により帯電
されていて、光が照射されることによって静電潜像が形
成され、次いで現像器915により静電潜像を現像して
トナー像が形成される。
【0022】給紙部909から給送されたシートSは、
レジストローラ901で斜行が補正され、さらにタイミ
ングが合わされて画像形成部902へ送られる。画像形
成部902では、感光ドラム914のトナー像が、送ら
れてきたシートSに転写用帯電器916によって転写さ
れ、トナー像が転写されたシートSは、分離帯電器91
7によって転写用帯電器916と逆極性に帯電されて、
感光ドラム914から分離される。
【0023】そして、分離されたシートSは、搬送装置
920により定着装置904に搬送されて、定着装置9
04によりシートSに転写画像が永久定着される。画像
が定着されたシートSは、画像面が上側になるストレー
ト排紙モード、もしくは、画像定着後シート反転パス9
30に搬送され、表裏反転して画像面が下側になる反転
排紙モードにて、排出ローラ対(排出手段)399によ
り、装置本体300から排出される。
【0024】このようにして、給紙部909から給送さ
れたシートSには、画像が形成されてシート処理装置に
排出される。
【0025】次に、図面にもとづいて本発明の実施の形
態を述べる。
【0026】図1において、1はフィニッシャー、30
0は画像形成装置本体である。画像形成装置本体300
とRDFの詳細の説明については、ここでは省略する。
399は画像形成装置本体の排出ローラ、2はフィニッ
シャー1の入り口ローラ対、3は搬送ローラ、31は紙
検知センサー、50は搬送されてきた紙の後端付近に穴
あけをするパンチユニット、5は搬送大ローラで12、
13、14の押下コロで紙を押圧し搬送する。
【0027】11は切り換えフラッパでノンソートパス
21とソートパス22を切りかえる。10は切り換えフ
ラッパでソートパス22と紙を一時たくわえるためのバ
ッファパス23の切り換えをおこなう。6は搬走ロー
ラ、130はシートを一時的に集積し、整合、ステイプ
ルを行なうための中間トレイ(以下処理トレイ)、7は
処理トレイ130上にシートを排出するための排出ロー
ラ、174は排出した用紙の先端を突き当てるための先
端突き当て部材、150は揺動ガイド、180bは揺動
ガイド150に支持され、揺動ガイド150閉位置にき
たときに、処理トレイ130に配置されたローラ180
aと協働して処理トレイ130上のシートを束搬送して
スタックトレイ(シート積載手段)200上に束排出す
るための束排出ローラである。上記束排出下ローラ18
0a、束排出上ローラ180bにより、中間トレイ13
0上のシート束をスタックトレイ200上に排出させる
シート束排出ローラ対(シート束排出手段)が構成され
ている。
【0028】次に、ステイプルユニット100について
の説明を図2(主断面)、図3(a視図)、図4(b視
図)を用いて行なう。
【0029】ステイプラ101は、ホルダー102を介
して移動台103に固定されている。移動台103に固
定された軸104,105には、それぞれコロ106、
107が回転自在に組み付けられ、該コロ106,10
7は固定台108に開設された穴状のレール(108
a,108b,108c)に嵌合している。
【0030】コロ106、107は、共に固定台108
のレール穴より大きなフランジ106a,107aを有
し、一方、移動台103の下方には、3ケ所に支持コ
ロ、が配設されており、ステイプラ101を支持した移
動台103は外れる事なくレールに沿って固定台108
上を移動可能になっている。移動台103は、これに回
転自在に設けられたコロ109により、固定台108上
を移動する。
【0031】前記レール穴(108a,108b,10
8c)は、前部と奥部においては、途中から分岐されて
行き並行な2本のレールとなる。該レール形状により、
ステイプラ101が手前に位置する時には、コロ106
がレール穴108b側に、コロ107がレール穴108
a側にそれぞれ嵌合されて傾いた状態となる。そして、
ステイプラ101が中央部に位置する時には、コロ10
6、107共にレール穴108aに嵌合されて水平状態
となる。
【0032】更に、ステイプラ101が奥側に位置する
時には、コロ106がレール穴108a側にコロ107
がレール穴108c側に嵌合され手前の時とは逆の傾い
た状態となる。
【0033】なお、2つのコロ106、107が平行な
2本のレールに各々嵌合された後は、その姿勢を保って
移動する。そして、向き変え開始の作用は、不図示のカ
ムによりなされる。
【0034】次に、ステイプラ101の移動機構につい
て説明する。
【0035】前記移動台103の一方のコロ106は、
ピニオンギア106b、ベルトプーリ106cが一体で
形成されており、該ピニオンギアはプーリ106cにか
けられたベルトを介して移動台上方から固定されたモー
タM100に連結されている。一方、固定台の下面に
は、レール穴に沿って前記ピニオンギア106bと嵌合
する様にラックギア110が固定されており、前記モー
タM100の正逆回転で、移動台103は、ステイプラ
101と共に前後へ移動される。
【0036】また、移動台103の下面方向に延びる軸
111には、ストッパ倒しコロ112が配設されてい
る。これは、後述する処理トレイ130の後端ストッパ
131とステイプラ101との衝突を回逃するために、
後端ストッパ131を回動させる役割を担うものであ
り、詳細は次項で行なう。
【0037】なお、ステイプラユニット100は、ステ
イプラ101のホームポジションを検知するセンサが設
けられ、通常ステイプラ101はホームポジション(本
実施の形態では最前部)にて待機している。
【0038】次に、処理トレイ130に積載されたシー
トPの後端を支持する後端ストッパ131について説明
する。
【0039】後端ストッパ131は、処理トレイ130
の積載面に対して垂直面を有し、シート後端を支持する
支持面131aと、処理トレイ130に設けられた丸穴
に嵌合し揺動するためのピン131bと、後述するリン
クと嵌合するためのピン131cを有している。リンク
は、前記ステイプラ移動台130に組み付けられたコロ
112が当接し押圧されるカム面132aを有した主リ
ンク132と、主リンクの上端とに配設されたピン13
2bと後端ストッパのピン131cとをつなぐ連結リン
ク133とで構成される。
【0040】なお、主リンク132は、図示しないフレ
ームに固設されたシャフト134を支点として揺動する
ものである。また、主リンク132の下端は主リンクを
時計方向に付勢する引っ張りばね135が設けられ、ま
た、主リンクは、突き当て板136により位置決めされ
ているため、通常後端ストッパ131は処理トレイに対
して垂直の姿勢を保つ。
【0041】そして、ステイプル移動台103が移動す
ると、ステイプラ101と干渉関係になるストッパ13
1に連結された主リンク132のカム面を、移動台に設
けられた倒しコロが押し倒す事となり、後端ストッパ1
31は連結リンク133で引っ張られ、ステイプラ10
1と干渉しない位置まで回動される。倒しコロ112
は、ステイプラが移動している間、後端ストッパがこの
回逃位置を保つ様に複数個(本構成においては3個)設
けられている。
【0042】そして、ステイプル101を支持するホル
ダー102の両側面には、後端ストッパ131と同一形
状の支持面を持つステイプルストッパ113(2点鎖
線)とが付設され、従って、ステイプラ101が水平状
態(中央部)でストッパ131を押したままでも、ステ
イプルストッパ113でシート後端の支持が可能とな
る。
【0043】次に、処理トレイユニット129について
説明する(図5)。
【0044】処理トレイユニット129は、画像形成装
置本体300からのシートを搬送する搬送部と処理トレ
イ130で処理された束を受け取り収容するスタックト
レイ200の中間に配設される。
【0045】そして、処理トレイユニット129は、処
理トレイ130、後端ストッパ131、整合手段14
0、揺動ガイド150、引き込みパドル160、出没ト
レイ170、束排出ローラ対180で構成されている。
【0046】処理トレイ130は、下流側(図の左)を
上方に上流側(図の右)を下方にした傾斜トレイであ
り、下方の端部には、前述の後端ストッパが嵌合されて
いる。搬送部の排出ローラ対で排出されたシートPは、
自重及び後述するパドル160の作用で、その後端が後
端ストッパ131に当接するまで、処理トレイ130上
を滑走する。
【0047】また、処理トレイ130の上方端部には、
束排出ローラ対が、また、後述する揺動ガイド150に
は、それと当接する束排出上ローラ180bがそれぞれ
付設され、モータM18からの駆動を受けて正逆転可能
となっている。
【0048】次に、整合壁(整合手段)140をc視図
である図6と共に説明する。
【0049】整合手段140としての整合部材141,
142は、手前と奥の整合部材が各々独立して前後方向
に移動可能な構成となっている。手前整合部材141、
奥整合部材142共に、処理トレイ131上に立直し、
シート側端面を押圧する整合面141a、142aから
垂直に折れ曲がり、シートPの下面を支持する支持面1
41、処理トレイ130と平行で前後方向に延び、ラッ
クギアが刻設されたギア部141b、142bとで構成
されている。2つの整合部材は、それぞれ、処理トレイ
130前後方向に延びる開設されたガイドに支持され、
整合面が処理トレイ130の上面にギア部がトレイの下
面に出るように組み付けられている。
【0050】そして、各々のラックギア部141b、1
42bは、別々ピニオンギア143、144が係合して
おり、ピニオンギアはプーリ、ベルトを介してモータM
141,M142と連結されていて、モータの正逆転で
整合部材141,142は前後方向に動く事となる。な
お、各々の整合部材141,142は、ホームポジショ
ンを検知するセンサ(不図示)が付設され、通常、整合
部材はホームポジションにて待機している。
【0051】本実施の形態において、手前整合部材14
1のホームポジションは最前部、奥整合部材142のホ
ームポジションは最奥部に設定されている。
【0052】揺動ガイド150は、下流側(図の左)に
おいて前記の束排出上ローラ180bを支持し、上流側
(図の右)は、揺動支点軸151が配設されている。揺
動ガイド150は、通常、1枚づつのシートPが処理ト
レイ130に排出される際には、閉口状態(束排出ロー
ラ対が離接)にあり、シートの処理トレイ130への排
出、落下し、そして整合動作の支障になる事はなく、そ
して処理トレイ130からスタックトレイ200へ束排
出する際に閉口状態(束排出ローラが当接)に移動す
る。
【0053】回転カム152は、揺動ガイド150の側
面に対応した位置に配設されていて、回転カム152が
回動し、ガイド側面を押し上げると揺動ガイド150は
軸151を中心に揺動しながら閉口し、この状態から1
80°回転カム152が回動し、揺動ガイド側面から離
接すると閉口する。回転カム152の回転駆動は、図示
しない駆動系を介して連結されたモータM150により
行なわれる。
【0054】また、揺動ガイド150は、閉口状態がホ
ームポジションとされ、これを検知するセンサ(不図
示)が設けられている。
【0055】次に、引き込みパドル160について説明
する。
【0056】引き込みパドル160は、軸161に対し
て固定されており、軸161は前後側板に対して回転自
在に支持されている。パドル軸161は、モータM16
0に連結されており、モータM160からの駆動を受け
ると、反時計方向に回転する。パドル160の長さは、
処理トレイ130にまでの距離より若干長く設定されて
おり、パドル160のホームポジションは、排出ローラ
対で処理トレイ130へ排出されるシートPに当接する
事のない位置(図の実線)に設定されている。この状態
でシートPの排出が完了し、シートPが処理トレイ13
0に着地すると、パドル160はモータM150の駆動
を受けて反時計方向に回転し、シートPを後端ストッパ
131に当接するまで引き込む。その後、所定時間待っ
てパドル160はホームポジションで停止し、次のシー
トの排出に備える。
【0057】次に、出没トレイ170についてd視図で
ある図7と共に説明する。
【0058】出没トレイ170は、束排出下ローラ18
0aの下に位置し、処理トレイ130の傾斜にほぼ従い
ながら、シート搬送方向(x方向)に進退する。出没ト
レイ170は、突出状態では先端がスタックトレイ20
0側へ重なり出ており(2点鎖線)、退避状態では先端
が束排出ローラ対より右側に退避する(実線)。突出状
態での先端位置に対し、処理トレイ130へ排出された
シートPの重心がラージサイズ(A3)でも越えない様
に設定されている。
【0059】出没トレイ170は、フレーム171に固
定されたレール172に支持されており、シート排出方
向に移動可能となっている。また、回転リンク173は
回転リンク173の中心軸で回転し、出没トレイ170
の下面に設けられた溝に係合されるため、回転リンクの
1回転で出没トレイ170は上記のごとく進退するもの
である。
【0060】なお、回転リンク173の駆動は、不図示
の駆動機構を介して出没トレイ駆動モータ(出没トレイ
の駆動手段)M170によって行われる。そして、出没
トレイ170のホームポジションは、退避位置(実線)
に設定され、その位置は、不図示のセンサにて検出され
る。
【0061】ソート排出ローラ7から排出されるシート
のサイズがスモールサイズの時は、出没トレイ170が
突出状態で先端突き当て部材駆動用ソレノイド175を
駆動し、リンク部材179を介して軸178を回動させ
ることによって、駆動ベルト177により先端突き当て
部材174は回動軸176中心に先端突き当て位置に上
昇する。この際、先端突き当て部材174は略処理トレ
イ130と垂直になっている。
【0062】ここで、先端突き当て部材174を上昇さ
せることをスモールサイズ(ここでは220mm以下)
のみにしているのは、ソート排出ローラ7から排出され
るシートの先端を突き当てようとすると、排出されるシ
ートの先に突き当て部材を配置する必要があり、装置が
大型化してしまう。また、装置を小型化するには処理ト
レイ130角度を急傾斜にする必要があり、Z折り紙・
腰の弱いラージサイズ紙等の整合・積載性を満足するの
が難しいためである。
【0063】次に、スタックトレイ200とサンプルト
レイ201について図8、図9を用いて説明する。
【0064】この2つのトレイは、両方とも独立して上
下方向に自走可能なようにそれぞれトレイ駆動モータ
(駆動手段)202を持ち、シート処理装置と処理装置
1のフレーム250に上下方向に取り付けられたコロ受
けを兼ねるラック210に取り付くようになっている。
【0065】また、規制部材215により、トレイの手
前・奥方向のガタを規制しているトレイの構成は、トレ
イベースプレート211にステッピングモータ202が
取り付けられ、モータ軸上に圧入されているプーリは、
タイミングベルト212によってプーリ203に駆動が
伝わる。
【0066】プーリ203に平行ピンで継がる軸213
は、同じく平行ピンで軸213に継がるラチェット20
5に駆動を伝え、アイドラギア204にばね206で付
勢させている。ギア205は、アイドラギア204とつ
ながり駆動を伝え、アイドラギア204はギア207に
つながり、それは、トレイを手前奥両方でラック210
に駆動が伝えられるように、軸208を介してもう1つ
取り付いており、ギア209を介してラック210を移
動できるようになっており、トレイの固定は片側2コあ
るコロ214がラックを兼ねるコロ受け210の納まっ
ている。また、各トレイは、ベースプレート211の上
に取りついてトレイユニットを構成している。
【0067】また、トレイ降下時に異物を挟んでトレイ
駆動系が破損しないように、トレイが持ち上がる方向に
のみ上記ラチェット205はばね206を押しのけ空ま
わりするようになっている。この空まりが行われる時、
すぐモータの駆動を停止させるためのセンサS201
が、アイドラギアに組み込まれたスリットを検知させて
いる。このセンサは、通常時には、脱調検知としても使
用している。また、閉口部をもつ処理トレイ130部を
上下に横断可能なように、揺動ガイド150が閉位置の
時トレイの積載壁の一部になっており、閉位置をセンサ
が検知(図示せず)している時のみ移動可能にしてい
る。
【0068】次に、センサS202は、エリア検知用セ
ンサであり、トレイの上昇しすぎを止める上限センサ2
03aからトレイシート面検知センサ(シート上面検知
手段)S205までのエリアのフラグを検知する。サン
プルトレイ1000枚位置検知用のセンサS203b
は、ノンソート用紙面検知センサS204からシート1
000枚相当の位置に配置され、サンプルトレイ201
の積載量を高さで制限させるためのものである。
【0069】また、S203cは、サンプルトレイ20
1が処理トレイ130よりシートを受け取る時の積載量
を高さで制限するためのもので、やはり紙面検知センサ
S205より1000枚相当の位置に配置してある。S
203dは、スタックトレイ200が処理トレイ130
よりシートを受け取る時の積載量を高さで制限するため
のもので、紙面検知センサS205より2000枚相当
の位置に配置してある。S203eは、スタックトレイ
200の下がりすぎを防止する下限センサである。上記
センサのうち、紙面検知センサS204,S205のみ
手前奥の透過センサである。また、各トレイには、シー
ト有無検知用センサ206が配置されている。
【0070】また、紙面を検知する方法としては、各ト
レイもしくは各トレイ上のシート束最上面より所定量
(ここでは1mm)上方に紙面検知センサの光軸がくる
ような状態がイニシャルであり、シート積載後に紙面検
知センサの覆われた光軸が現れ、所定量分降下させるこ
とを繰り返す。
【0071】次に、シートPの流れについて説明する。
【0072】ユーザがステイプルソートモードを指定し
たときの動作を説明する。
【0073】まずはシート長さが長い(A3等)時は、
図10に示すように、入り口ローラ対2、搬送ローラ
3、搬送大ローラ5は回転し、画像形成装置本体300
から搬送されていくるシートPを搬送する。フラッパ1
0,11は、図の位置で停止している。シートPは、ソ
ートパス22通り、排出ローラ7により処理トレイ13
0に排出される。このとき、先端突き当て部材174は
退避位置で、出没トレイ170は突出位置にあるため、
排出ローラ7でシートPを排出した先に、先端垂れ下が
り、戻り不良になるのを防止すると共に、処理トレイ上
のシートの整列性を高めている。
【0074】排出されたシートPは、自重で後端ストッ
パ131へ移動し始め、加えてホームポジション停止し
ていたパドル160は、モータM160の駆動を受けて
反時計方向に回動し、前記シートの移動を助長する。シ
ートPの後端が、ストッパ131に確実に当接し停止す
るときと、パドル160の回転も停止され、整合部材が
排出されたシートを整合する。
【0075】1部目のシートが全て処理トレイ130上
に排出され、整合されたら、シート束をステイプルし、
揺動ガイド150が降りてきて、ローラ180bがシー
ト束の上に乗り、シートを束排出する。この動作を繰り
返すことになる。
【0076】ここで、最終紙が1枚にならないように、
最終紙から2枚前がシートを重ねる手段であるバッファ
ローラ5にその前の用紙と巻きつけられていれば、最終
紙と最終紙前の紙をバッファローラ5で巻き付けて搬送
し、最終紙から2枚前がシートを重ねる手段であるバッ
ファローラ5にその前の用紙と巻きつけられていなけれ
ば、最終紙と最終紙前の用紙と3枚に重ねて搬送するこ
とで、最終紙が1枚排出になることで前の重ねたシート
に追いつくことを防止している。
【0077】次にシート長さが短い(A4等220mm
以下)時は、画像形成装置本体300から排出されてき
たシートP1は、図11に示すように、フラッパ10の
回動により搬送大ローラ5に巻き付けられ、センサ32
から所定距離進んだところで停止する。次のシートP2
が紙検知センサー31から所定距離進んだら、図12に
示すように、搬送大ローラ5は回転し、1枚目のシート
P1と2枚目のシートP2の先端がほぼ同じになるよう
に(先端突き当て部材に突き当てた際のシートの打痕・
傷防止)重ね合わせ、フラッパ10は回動して2枚のシ
ートPをソートパス22に搬送する。
【0078】ソート排紙ローラ7に送られてくるシート
は毎回重なって搬送され、搬送されたシート束は、シー
ト先端を突き当てるために先端突き当て部材174が突
出状態である出没トレイ170に用紙の先端を突き当て
るようにソートの排紙ローラ7により排出さる(図1
1)。その後、出没トレイ170は搬送方向上流側に用
紙を整合するために、処理トレイ130と略水平に整合
動作する(図12)。このように、処理トレイ130に
搬送されてくるシートが毎回少なくとも2枚以上である
ため、整合動作をする整合板141・先端突き当て部材
174の整合動作回数は、1枚づつ搬送されていたとき
より動作回数が半分以下になるため、整合部材の耐久性
向上、および駆動モータの速度低減、それによるモータ
・装置の小型化が可能になる。
【0079】この繰り返しで、3・4枚目、5・6枚目
と毎回シートを重ねた状態でシートを整合し、1部目の
シートが全て処理トレイ130上に排出され、整合され
たら、シート束をステイプルし、揺動ガイド150が降
りてきて、ローラ180bがシート束の上に乗り、シー
トを束排出する。この間最終紙の整合終了後には、先端
突き当て部材174は退避位置に移動し、移動後出没ト
レイを退避位置に引き込みながら束排出するようにして
いる。この動作を繰り返すことになる。
【0080】ここでは1部の中の1・2枚目を重ねて整
合していたが、ステイプルの2ヶ所綴じ等シート後処理
に時間がかかる処理をする時は、1部の中の1・2・3
枚目の3枚を重ねて画像形成装置本体の生産性を落とす
ことなく処理するようにしており、3枚目の重ね方は上
記説明したように巻き付け、用紙先端のずれ量はやはり
ほぼ同じになるようにしている。また、1部のラスト紙
が1枚で搬送されないように、1部の最終束は2枚もし
くは3枚になるようにしている。
【0081】次に、ユーザが画像形成装置本体の操作部
(図示略)で、ノンソートモードを指定したいとき、例
えば画像形成装置から両面印字される等(ここでは、さ
らにラージサイズ紙の時)シート後処理装置にシート間
隔が長い状態で用紙が搬送されるときは図13に示すよ
うに、入り口ローラ対2、搬送ローラ3、搬送大ローラ
5は回転し、画像形成装置本体300から搬送されてく
るシートPを搬送する。FLAP11は、図に示す位置
にソレノイド(図示略)の働きにより回動し、シートP
をノンソートパス21に搬送する。センサ33でシート
Pの後端を検知したら、ローラ9は、積載に適した速度
で回転し、サンプルトレイ201にシートPを排出す
る。しかし、例えば画像形成装置から片面のみ印字等
(ここでは、さらにスモールサイズ紙の時)シート後処
理装置にシート間隔が狭い状態でシートが搬送されると
きは、シートをサンプルトレイ201に排出する際、積
載性向上のためにシートを減速して排出する必要がある
が、シート紙間が短いとシートを減速すると次のシート
が追いついてしまうことがある。フィニッシャーは本体
の排紙速度と同期させてシートを受け取るため、フィニ
ッシャー内でシート搬送速度を増して紙間をあけるに
は、バッファローラ5をシート後端が抜けてからにな
る。しかし、バッファローラ5からソート排紙ローラ9
間は短いと、十分に紙間をあけられないことがある。紙
間があけられないと本体の生産性を低下させる必要が発
生する。また、バッファローラ5とソート排紙ローラ9
までの距離を増して紙間を稼げば前記シートの減速制御
も可能だが、装置の大型化につながってしまう。そこで
図11・図12で示したように、用紙を巻きつけた状態
(ここでは毎回2枚づつ)でサンプルトレイ201にシ
ートPを排出するようにしている。この際、重ねるシー
トのずれ量はソート排出のときはほぼない状態にしてい
たが、ノンソート排出時は先端突き当て部材がないた
め、重なった上のシートが下のシートより先に積載壁に
到達すると、下のシートは戻れなくなるため、サンプル
トレイ201上で重なったシートが戻れるように、重な
ったシート(P0)の下側のシートが搬送方向で上流側
にずれ(X)るように(ここでは約2mm)している。
【0082】次に、ソートモードの説明を行なう。
【0083】ユーザーは、原稿をRDF500にセット
し、図示しない操作部上でソートモードを指定し、スタ
ートキー(図示せず)をONする。入り口ローラ2、搬
送ローラ3は、ステイプルソートモードと同様に、処理
トレイ130上に積載する。整合手段140は、処理ト
レイ130上のシートPを整合しながら、処理トレイ上
に少数枚を積載した後、図14に示すように、揺動ガイ
ド150が降りてきて、少数枚のシート束を束搬送す
る。
【0084】次に、送られてきたシートPは、フラッパ
10の上を通り、大ローラ5にステイプルソートモード
で述べた動作と同様に巻きつけられ、束排出終了後の処
理トレイ130に排出される。束排出する少数枚束の枚
数は、ここでは5枚と設定している。
【0085】1部目の束排出がすべて終了したら、手前
整合壁141は奥整合壁142とともに移動し、2部目
の整合位置を1部目の整合位置に対してオフセットさせ
る。これにより未綴じ束のスタックトレイ200上での
搬送方向と直角方向のオフセットが可能になる。
【0086】2部目は、オフセットした位置で整合さ
れ、1部目と同様に少数枚づつ束排出される。2部目が
終了したら、手前整合壁141と奥整合壁142は1部
目を整合した位置に戻り、3部目を整合する。
【0087】次に、スタックトレイ200、サンプルト
レイ201の動きについて説明する(図8、図9)。各
トレイは、通常、動作開始前は各紙面検知センサ位置
(通常積載位置)S204,S205で待機している。
【0088】コピー、もしくはプリンタ出力を通常積載
するのがスタックトレイ200であり、上述したステイ
プラ101等による処理されたものや、未綴じで少数枚
づつ排出される束を受け取ることができ、最大で200
0枚相当分の積載が可能であり、それをセンサ203d
で検知している。
【0089】この際、コピーのプリンタの出力がまだ続
く時は、スタックトレイ200はセンサS203dより
1000枚相当分位置を下降させる(S203d′の位
置)。つづいて、サンプルトレイ201を処理トレイ用
の紙面紙面検知S205まで下降させて、再びシートの
受け取りを始める。この時、サンプルトレイ201は最
大で1000枚相当分の積載が可能で、センサ203c
でそれを検知している。
【0090】本発明においては、先端突き当て部材17
4は束排出ローラ180の下流に配置していたが、処理
トレイ130に積載されたシートを後処理後そのまま束
排出ローラ180で搬送することで装置の簡素化を可能
にし、処理トレイ130とスタックトレイ200にシー
トをまたがらせて積載することで装置の小型化も実現さ
せていた。また、シートサイズがスモールサイズの時の
みシートを毎回重ねするようにしたことでも装置の小型
化を実現させていたが、本実施例においては、図15の
ように先端突き当て部材174を束排出ローラ180の
上流に配置し、そのかわりシート束を束排出ローラ18
0まで搬送する束移動部材185を設けるようにしたも
のである。
【0091】少なくとも2枚以上重ねて搬送されたシー
ト束P0は排紙ローラ7により処理130に排出され、
処理トレイ130に略直角に突出した先端突き当て部材
174aにシート束先端を突き当て、シート束P0後端
が処理トレイ130に降下後、先端突き当て部材174
aはストッパ131方向に移動し、シート束P0を搬送
方向に整合する。
【0092】最終紙を先端突き当て部材174aにより
整合終了すると、所定の後処理終了後、先端突き当て部
材174bが処理トレイ130上のシート束後端に接触
し、シート束を束排出ローラ180の方向に束搬送し、
束排出ローラ180部まで搬送すると揺動ガイド150
が降下することで、そこからは束排出ローラ180で束
を搬送しスタックトレイ200に排出する。また、先端
突き当て部材174bは先程先端突き当て174aが位
置していたところで停止し次のシートの突き当てに備え
るようにしている。
【0093】また、先の実施例においては先端突き当て
部材とシート束移動部材を兼ねた構成にしていたが、処
理トレイ上の束を束排出ローラまで搬送する手段と、サ
イズにより先端突き当て部材の突出する位置を変更する
機構を別に構成しても同効果が得られるものである前記
実施例においては、処理トレイ130はシート搬送方向
下流側が高い傾斜トレイであり、排出したシートを排出
方向と逆側に引き戻す構成をなしていたが、本実施例に
おいては、図17に示すように、排出方向下流側が低い
傾斜トレイであり、排出したシートを搬送方向に引き戻
すことなく先端突き当て部材174に突き当て、シート
後方より搬送方向シート整合部材186でシートを整合
する構成である。搬送方向シート整合部材186は処理
トレイ130面に対し略直角に突出しており、シートの
サイズによる移動、およびシート整合動作として処理ト
レイ130と略水平に動作できるようにベルトにより移
動可能に構成されている。最終紙を搬送方向シート整合
部材186により整合終了すると、所定の後処理終了
後、束移動部材185が処理トレイ130上のシート束
後端に接触し、シート束を束排出ローラ180の方向に
束搬送し、束排出ローラ180部まで搬送すると揺動ガ
イド150が降下することで、そこからは束排出ローラ
180で束を搬送しスタックトレイ200に排出するよ
うに構成されている。
【0094】前記実施例では1部の最終紙は必ず1枚排
出にならないようにしていたが、最終紙はバッファロー
ラ5部で1回巻きつけないで回転してから、搬送される
ことにより前のシートに追いつくことを防ぐようにして
も同様の効果が得られる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート重ね手段で少なくともシートを2枚以上重ねて排
出手段によりシート積載手段へ排出する際、重ねるシー
トのオフセットをさせる量を、排出するシートの先端を
突き当てる部材があるかないかで可変にすることで、紙
間でシートの整合を行なうことが可能になり、かつ、積
載されるシートの戻り不良を防止しシートを揃えること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート処理装置の全体構成を示す正面
図。
【図2】同じくステイプラと処理トレイ部の側面図。
【図3】同じく図2のb視図でステイプラ移動機構の平
面図。
【図4】同じく図2のb視図でステイプラの背面図。
【図5】同じく揺動ガイドと処理トレイの縦断側面図。
【図6】同じく処理トレイ、整合壁移動機構の平面図。
【図7】同じく出没トレイの平面図。
【図8】同じくスタックトレイ移動機構の平面図。
【図9】同じくスタックトレイまわりのセンサ配置図。
【図10】同じくステイプルソートモード時のシート処
理装置の動作図。
【図11】同じくステイプルソートモード時のシート処
理装置の動作図。
【図12】同じくステイプルソートモード時のシート処
理装置の動作図。
【図13】同じくノンソートモード時のシート処理装置
の動作図。
【図14】同じくソートモード時のシート処理装置の動
作図。
【図15】第2の実施例であるシート処理装置の全体構
成を示す正面図。
【図16】同じくシート処理装置の全体構成を示す正面
図。
【図17】第3の実施例であるシート処理装置の全体構
成を示す正面図。
【図18】本発明に係わるシート処理装置が適用可能な
画像形成装置の正面図。
【符号の説明】
1 シート処理装置 4 シート処理装置の制御装置(制御手段) 130 処理トレイ 170 出没トレイ 174 先端突き当て部材 180 束排出ローラ対 200 スタックトレイ(シート積載手段) 201 サンプルトレイ 202 トレイ駆動モータ(駆動手段) 300 画像形成装置本体 399 排出ローラ対(排出手段) 902 画像形成部(画像形成手段) 930 画像形成装置本体の制御装置(制御手段) 931 シート枚数設定手段 P シート、シート束 M170 出没トレイ駆動モータ(出没トレイ駆動手
段) S205 紙面検知センサ(シート上面検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H072 CB01 FA05 FC00 GA07 3F049 AA02 DA12 LA02 LA07 LB03 3F054 AA01 AC02 AC05 BA04 BG11 BJ11 DA01 3F101 LA02 LA05 LA07 LB03 3F107 AA01 AB01 AC02 AC04 BA02 CB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される複数のシートを順次重ねるた
    めのシート重ね手段と、 前記シート重ね手段により重ねられたシートを搬送可能
    な搬送手段と、 前記搬送されたシートを排出する排出手段と、 前記排出されたシートを載置する積載手段と、 を備え、 シートを排出するモードによって、前記シート重ね手段
    で重ねられるシートを搬送方向にオフセットさせる量を
    可変にしたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 前記シートを排出するモードが、整合を
    行なうソートモードと整合を行なわないノンソートモー
    ドであることを特徴とする請求項1に記載のシート処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記シート排出手段は毎回少なくとも、
    1部の最終紙を除き2枚以上のシートを重ねて排出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  4. 【請求項4】 前記シートを排出するモードが、ソート
    モードの時は前記シート重ね手段により重ねられるシー
    トの先端を略同じになるようにし、ノンソートモードの
    時は前記シート重ね手段により重ねられる順番に搬送方
    向下流側にシート端部を順次オフセットさせたことを特
    徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
  5. 【請求項5】 搬送される複数のシートを順次重ねるた
    めのシート重ね手段と、 前記シート重ね手段により重ねられたシートを搬送可能
    な搬送手段と、 前記搬送されたシートを排出する排出手段と、 前記排出されたシートを載置する積載手段と、 前記積載手段上に突出して前記排出手段により排出され
    るシートを突き当てる突き当て位置と、前記積載手段面
    外に退避する退避位置をもつシート突き当て手段と、 を備え、 前記排出手段により排出されるシートをシート突き当て
    手段により突き当てる時と、シート突き当て手段により
    シートを突き当てない時で、前記シート重ね手段で重ね
    られるシートを搬送方向にオフセットさせる量を可変に
    したことを特徴とするシート処理装置。
  6. 【請求項6】 前記シート積載手段部に排出されるシー
    トの先端を突き当てるシート先端突き当て部材によりシ
    ートを突き当てる時は、前記シート重ね手段により重ね
    られるシートの先端を略同じになるようにしたことを特
    徴とする請求項5に記載のシート処理装置。
  7. 【請求項7】 前記シート積載手段部に排出されるシー
    トの先端を突き当てるシート先端突き当て部材を備えて
    いない積載手段に排出する時、またはシート突き当て部
    材によりシートを突き当てない時は、前記シート重ね手
    段により重ねられる順番に搬送方向下流側にシート端部
    を順次オフセットさせたことを特徴とする請求項5に記
    載のシート処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031581A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Canon Inc 画像形成装置、その搬送制御方法、プログラムおよび記憶媒体

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