JPH11147641A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents
シート処理装置及びこれを備える画像形成装置Info
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- JPH11147641A JPH11147641A JP9315529A JP31552997A JPH11147641A JP H11147641 A JPH11147641 A JP H11147641A JP 9315529 A JP9315529 A JP 9315529A JP 31552997 A JP31552997 A JP 31552997A JP H11147641 A JPH11147641 A JP H11147641A
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Abstract
シート束をガイドする出没トレイを適正に動作させて、
スタックトレイの積載性を保持する。 【解決手段】 処理トレイ130からスタックトレイ2
00に排出されるシート束を、ガイド位置に突出した出
没トレイ170によりガイドしたのち出没トレイを退避
位置に退避させる。紙面検知センサS205によるシー
ト上面の検知により、スタックトレイを下降させると
き、シート上面が紙面検知センサを通過したのちに、出
没トレイのガイド位置への移動が許容される。これによ
り、出没トレイの突出による積載シートの突き出し等の
不具合を防止できる。
Description
係り、詳細には、例えば、複写機、プリンタ等の画像形
成装置から排出される画像形成済みのシートを処理トレ
イで整合又はステイプルする装置において、処理トレイ
から束排出されるシート束のガイドを行う出没トレイの
動作を適正に行わせたシート処理装置に関する。
置から排出されるシート、又は複数枚に重ねられたシー
ト束を、一旦、第1の積載手段により処理トレイ(第1
の積載手段)上に排出して整合、又はステイプルしたの
ち、束排出ローラ対(束排出手段)によりスタックトレ
イ(第2の積載手段)上に排出するシート処理装置が提
案されている。
スタックトレイ上にすでに積載されているシートの形態
が排出されるシート束により乱されるのを防止するため
に、スタックトレイ上方に出没トレイが突出して排出中
のシート束の下面側をガイドしている。
以上になったことを紙面検知センサが検知して、スタッ
クトレイを所定量下降させる場合、シート後端カール
や、シート排出の不十分な状態等で、上側のシートの後
端部が、本体の側壁にもたれかかかる現象を生じること
がある。
たシート処理装置においては、スタックトレイ上にシー
ト束を排出後、次のシート束をガイドするために出没ト
レイをガイド位置に突出させるとき、既積載のシートの
後端部に生じているもたれ部を、出没トレイが突き出し
てしまって、シートの積載性を損なう虞れがあった。
手段に排出されるシートをガイドする出没トレイを適正
に動作させるようにしたシート処理装置を提供すること
を目的とするものである。
シートを排出するシート排出手段と、該シート排出手段
から排出したシートを積載する第1の積載手段と、該第
1の積載手段上のシート束を束排出する束排出手段と、
該束排出手段により束排出されるシート束を積載可能で
あって、装置本体に沿って上下動自在な第2の積載手段
と、該第2の積載手段を駆動する第2の積載手段駆動手
段と、前記第1の積載手段の下方近傍に配置されてい
て、排出中のシート束をガイド可能なガイド位置と、装
置本体に内に引っ込んだ退避位置との間を移動可能な出
没トレイと、該出没トレイを駆動する出没トレイ駆動手
段と、前記第2の積載手段上に排出されたシート束の最
上面を検知自在であって、該検知時には前記第2の積載
手段を所定量下降させる紙面検知手段と、前記紙面検知
手段によるシート上面の検知により、前記第2の積載手
段が下降し、前記紙面検知手段を第2の積載手段に積載
したシート上面が前記紙面検知手段を通過したとき、前
記退避位置にある前記出没トレイのガイド位置への突出
を許容するように前記出没トレイ駆動手段を制御する制
御手段と、を有することを特徴とする。
は、前記第2の積載手段上のシート上面と略平行の光を
貫通させる光貫通センサであることを特徴とする。
段の所定量の下降は、シート上面検知位置から所定量を
超えた位置に下降後に上昇して行われることを特徴とす
る。
段上のシート束が、束排出手段により第2の積載手段上
に排出されるとき、本体内から出没トレイがガイド位置
に突出して、排出中のシート束の下面側をガイドするこ
とで、第2の積載手段に既積載のシートの形態を乱すこ
となく、シート束を第2の積載手段に排出する。シート
束の排出終了前には、排出動作の妨げにならないよう
に、出没トレイは退避位置に引っ込む。
知手段により検知されると、第2の積載手段は所定量下
降して次のシート束の排出に備える。第2の積載手段の
下降によりシート上面が紙面検知手段を通過したとき、
出没トレイは、次に排出されるシート束をガイドするガ
イド位置に突出できるように制御手段により制御され
る。これにより、突出する出没トレイは、第2の積載手
段上のシート上面の上方を突出することになって、出没
トレイの突出によるシート後端の突き出し、及びこれに
よるシートの積載不良は、防止される。
置及びこれを備える画像形成装置の好ましい実施形態例
につき、図面を参照して詳細に説明する。
ここでは、シート処理装置を備える画像形成装置につい
て説明する。
装置を備える画像形成装置(複写装置)システムの1例
による概略構成を模式的に示す全体断面図である。
装置本体(複写装置本体)300には、自動原稿給送装
置(RDF)400によって自動給送される原稿Dの読
み取りのためのプラテンガラス等の原稿載置台401、
光源402及びレンズ系403等からなる原稿読取り部
と、画像形成用のシートPの給紙部500と、画像形成
部600と、画像形成されて排出ローラ対(排出手段)
302から排出される画像形成済のシートPを処理して
積載するシート処理装置1等が備えられている。
て装置本体に着脱自在に装着されるカセット501,5
02、及びペデスタル503に配置されているデッキ5
04が設けられている。画像形成部600には、円筒状
の感光体ドラム601と、その回りの一次帯電器60
2、露光部603、現像器604、転写用帯電器60
5、分離用帯電器606、クリーナ607等が設けられ
ていると共に、画像形成部600の下流側に搬送装置3
01を介して定着器608が配置されている。
動作について述べる。
紙信号が出力されると、給紙部500のカセット50
1,502またはデッキ504からシートPの給紙が開
始される。一方、原稿載置台401上に載置されている
原稿Dの画像が光源402からの光で読み取られ、レン
ズ系403を経て感光体ドラム601面に照射される。
感光体ドラム601は、あらかじめ一次帯電器602に
よって帯電されており、読取り光の照射でドラム面に静
電潜像が形成され、かつ該静電潜像は、現像器604の
トナーによって現像されることで、対応するトナー像が
形成される。
レジストローラ505によって斜行が補正され、かつタ
イミングが合わされて画像形成部600に給送される。
ついで、画像形成部600では、感光体ドラム601面
のトナー像が、転写用帯電器605によってシートP上
に転写された後に、該トナー像が転写されたシートP
は、分離用帯電器606で逆極性に帯電されて、感光体
ドラム601面から分離される。
って定着器608に搬送され、該定着器608で転写画
像が永久定着される。そして、このように画像形成され
たシートPは、排出ローラ対302によってシート処理
装置1側に排出される。
て説明する。
ず、本シート処理装置の主要な各部構成について述べ
る。
置の概略構成を模式的に示す全体断面図である。
ニッシャ」という)1の構成において、符号2は、前記
画像形成装置本体300の排出ローラ対302から排出
されてくるシートPを受け入れる入口ローラ対、3は、
受け入れたシートPを搬送する第1搬送ローラ対、31
は、該シートPの通過を検知する入口側でのシート検知
センサである。また、50は、搬送されてくるシートP
の後端部付近に穴あけをするパンチユニットである。5
は、搬送途上に配置されている比較的大径の搬送大ロー
ラ5(以下「バッファローラ」という)であり、外部周
囲に配した各押付けコロ12,13,14でロール面に
シートPを押し付けて搬送する。
ノンソートパス21とソートパス22とを選択的に切り
替える。10は、第2切り換えフラッパであって、ソー
トパス22とシートPを一時的に蓄えるためのバッファ
パス23との切り換えを行う。33は、ノンソートパス
21内のシートPを検知するセンサ、32は、バッファ
パス23内のシートPを検知するセンサである。
対、129は、シートPを一時的に集積し、該集積され
るシートPを整合すると共に、ステイプルユニット10
0のステイプラ101によってステイプル処理を行うた
めに設けられている中間トレイ(以下「処理トレイ」と
いう)130を含む処理トレイユニット129であり、
処理トレイ(第1の積載トレイ)130の排出端側に
は、束排出ローラ対(移送手段)を構成する一方の排出
ローラ、ここでは、固定側としての下束排出ローラ18
0aが配されている。7は、ソートパス22に配されて
シートPを処理トレイ(第1の積載トレイ)130上に
排出させるための第1排出ローラ対、9は、ノンソート
パス21に配されてシートPをサンプルトレイ201上
に排出させるための第2排出ローラ対である。
ていて、該揺動ガイド150が閉じ位置にきたときに、
前記下束排出ローラ180aに加圧的に当接されて処理
トレイ130上のシートPをスタックトレイ(第2の積
載トレイ)200上に束排出するための上排出ローラで
ある。40は、スタックトレイ200及びサンプルトレ
イ201上に積載されるシート束の後端(束排出方向に
対して後端)縁を支持する束積載ガイドであり、ここで
は、シート処理装置1の外装を兼ねている。
前記ステイプルユニット100につき、特に、図2(主
断面該当の側面図)、図3(図2のa矢視方向平面図)
及び図4(図2のb矢視方向背面図)を参照して詳細に
説明する。
102を介して移動台103上に固定されている。移動
台103は、処理トレイ130上に積載されるシートの
後端縁に対して平行に固定された1組のスタッド軸10
4,105を有し、各スタッド軸104,105には、
それぞれに転動コロ106,107が回動自在に組み付
けられており、該各転動コロ106,107は、固定台
108に対して同様に平行状態で穿設形成された一連の
穴状ガイドレール108a,108b,108c内に移
動可能に係合している。
穴状ガイドレール108a,108b,108cの穴幅
よりも大径のフランジ106a,107aを有し、一
方、ステイプラ101を保持する移動台103の下面側
には、3ヵ所に支持コロ109が設けらており、該移動
台103は、一連の穴状ガイドレール108a,108
b,108cに沿って固定台108上を移動可能になっ
ている。
8a,108b,108cは、図3から明らかなよう
に、主ガイドレール穴部分(108a)と、該部分の左
端部側から分岐して平行する左端ガイドレール穴部分
(108b)及び右端部側から分岐して平行する右端ガ
イドレール穴部分(108c)とからなる形状に形成さ
れている。従って、該各部のレール形状のために、ステ
イプラ101が左方端部側に位置するときには、転動コ
ロ106がレール穴部分108bの左端部内に、転動コ
ロ107がレール穴部分108aの左端部内にそれぞれ
移動されて、右方側に所定角度だけ傾斜された状態の右
傾姿勢に維持され、また、中間部に位置するときには、
各転動コロ106,107が共にレール穴部分108a
内にあって非傾斜状態の平行姿勢に維持され、さらに、
右方端部側に位置するときには、転動コロ107がレー
ル穴部分108cの右端部内に、転動コロ106がレー
ル穴部分108aの右端部内にそれぞれ移動されて、左
方側に所定角度だけ傾斜された状態の左傾姿勢に維持さ
れることになり、これらの姿勢変更の作用は不図示の作
動カムによって行われる。
テイプラ101のホームポジションを検知する不図示の
位置センサが設けられており、通常の場合、ステイプラ
101は、前部である左方端側のホームポジションで待
機している。
前記ステイプラ101の移動機構について詳細に説明す
る。
には、フランジ106aの下方でピニオンギア106b
が一体に形成され、かつ上方にベルトプーリ106cが
一体化して設けられている。ピニオンギア106bは、
台面上の駆動モータM100の出力プーリとベルトプー
リ106cとの間に張架した駆動ベルトを介して連繋さ
れていると共に、前記レール穴に沿わせて固定台108
に固定したラックギア110に噛合させてあり、移動台
103は、駆動モータM100の正逆回転に対応してス
テイプラ101と共々にシート幅方向へ移動可能にされ
ている。
るスタッド軸111には、ストッパ倒しコロ112が設
けられており、該ストッパ倒しコロ112は、その詳細
については後述するが、前記処理トレイ130の後端ス
トッパ131とステイプラ101との衝接を避けるため
に、該後端ストッパ131を回動させる役割りを担って
いる。
理トレイ130上でのシートPの後端縁を突き当て支持
する後端ストッパ131について詳細に説明する。
の積載面に対して垂直に立ち上げて形成され、シートP
の後端縁を突き当て支持する突当て支持面131aを有
しており、該突当て支持面131aは、処理トレイ13
0の下面側で枢支ピン131bを中心に矢印で示す下方
側へ揺回動可能にされている。また、前記ストッパ倒し
コロ112が当接して押圧作動されるカム面132aを
備えた主リンク132は、突当て板136に突き当てて
位置されると共に、不図示のフレーム等に固定した軸1
34を中心に引っ張りばね135に抗して揺回動可能に
されると共に、上端部のピン132bに対しては、一端
部を後端ストッパ131にピン131cで枢支した連結
リンク133の他端部長孔に摺動可能に連繋させてあ
る。
伴い、ステイプラ101と干渉関係におかれる後端スト
ッパ131については、該移動台103のストッパ倒し
コロ112が主リンク132のカム面132aを押圧す
ることで、図に2点鎖線で示す不干渉位置へ揺回動さ
れ、これによってステイプラ101との衝接が回避され
ている。そして、後述するステイプル処理の終了後、移
動台103がホームポジション位置に復帰することで、
後端ストッパ131もまた元の状態に復帰する。ここ
で、ストッパ倒しコロ112については、ステイプラ1
01の作動中、後端ストッパ131を回避位置に保持さ
せておくために、移動台103の移動方向に複数個(こ
こでは3個)が配設されている。
102の両側面には、後端ストッパ131の突き当て支
持面131aと同様な形状の支持面をもつステイプルス
トッパ(図2に二点鎖線で表示)113が付設されてお
り、後端ストッパ131が回避位置にあってもシート後
端縁の支持が可能にされている。
前記処理トレイ130を含む処理トレイユニット129
につき、図5に基づいて詳細に説明する。
130と、後端ストッパ131と、整合手段140と、
揺動ガイド150と、引込みパドル160と、出没トレ
イ170と、それに、束排出ローラ対180等とによっ
て構成されている。
は、シート束の排出方向に対して下流側(図5の左上方
側)を上方に、上流側(図の右下方側)を下方に位置さ
せることで傾斜した状態に設定しており、上流側である
下方端部には、上述の後端ストッパ131が配置され、
中間部には、その左右位置を占めて後述する引込みパド
ル160と、整合手段140が配置され、また、下流側
である上方端部、詳しくは実質的にユニット構成の上方
領域部分には、後述する引込みパドル160と束排出ロ
ーラ対180とを含んだ揺動ガイド150が配置され、
さらに、下流側である上方端部、詳しくは実質的にユニ
ット構成の下方領域部分でかつ前記スタックトレイ20
0の間にあっては、後述する出没トレイ170が配置さ
れている。
されるシートPは、自身の自重及び後述する引込みパド
ル160の作用によって、該シートPの後端縁が後端ス
トッパ131の突当て支持面131aに突き当てられる
まで、処理トレイ130上を滑走する。
は、先にも述べたように、束排出ローラ対180を構成
する一方の下束排出ローラ180aが配置され、かつ前
記揺動ガイド150の下面前端部には、該下束排出ロー
ラ180aに離接自在に当接される他方の上束排出ロー
ラ180bが配置されており、これらの各排出ローラ対
180a,180bは、駆動モータM180で正逆回転
可能にされている。
段140につき、図5及び該図5のc矢視図(背面図)
である図6に基づいて詳細に説明する。
141,142は、前記処理トレイ130面上で、図6
において下方部(奥側部)と上方部(手前側部)とに、
シートPの両側端に対応して独立して対向配置されてい
ると共に、一方の手前側部での第1の整合部材(手前整
合部材)141、及び他方の手前側部での第2の整合部
材(奥整合部材)142は、それぞれにシート側端面を
押圧して支持するための、処理トレイ130面に対して
垂直な各整合面141a,142aと、シート裏面を支
持するためのラックギア部141b,142bとを有し
ており、該各ラックギア部141b,142bは、処理
トレイ130面に開穿した上下方向(シートPの幅方向
に対応)に平行な1組のガイド溝130a,130bを
通して下面側に配置されている。
130に対して、その上面側に各整合面141a,14
2aが対向して配置され、かつその下面側に各ラックギ
ア部141b,142bが整合方向に移動可能なように
組み付けられている。
bに対しては、それぞれの各駆動モータM141,M1
42によって正逆回転可能に駆動される個々のピニオン
ギア143,144が噛合されており、これによって第
1,第2の整合部材141,142がそれぞれに整合方
向へ移動可能にされている。ここで、第1,第2の整合
部材141,142に対しては、それぞれのホームポジ
ションを検知する不図示の位置センサが配置されてお
り、通常の場合、第1の整合部材141が図6において
上方端部(手間側部)、第2の整合部材142が下方端
部(奥側部)にそれぞれ設定された各ホームポジション
位置に待機している。
ガイド150について詳細に説明する。
流側(図5の左側)に対応する下面前端部にあって、前
記束排出ローラ対180の下束排出ローラ180aに当
接する上束排出ローラ180bを枢着していると共に、
上流側(図6の右側)に対応する下面後端部の支持軸1
51で枢支して揺動自在に支持されており、駆動モータ
M150による回転カム152の制御駆動で揺動可能に
されていると共に、ここでは、下束排出ローラ180a
に上束排出ローラ180bを当接させた閉口状態がホー
ムポジションとされ、これの検知は、不図示の位置セン
サにより行われる。
処理トレイ130上に排出される際には、開口状態(下
束排出ローラ180aに対して上束排出ローラ180b
が離間、揺動ガイド150の上方への揺動)に移行され
て、該シートPの排出と整合との各動作、ならびに次に
述べる引き込みパドル動作を支障なく行い得るように
し、また、処理トレイ130上での処理を終了したシー
ト束を前記スタックトレイ200上へ排出する際には、
閉口状態(下束排出ローラ180aに対して上束排出ロ
ーラ180bを当接、揺動ガイド150の下方への揺
動)に移行する。
引き込みパドル160について詳細に説明する。
130(図5)の上方にあって駆動軸161の複数箇所
に固定され、駆動モータM160によって適切なタイミ
ングで図5における反時計方向に回転駆動されるように
なっており、各引き込みパドル160の長さが処理トレ
イ130面までの間隔よりも若干長めに設定されている
と共に、そのホームポジションは、前記第1排出ローラ
対7から処理トレイ130上へのシートPの排出の障害
にならない位置(図5の実線表示位置)に設定されてい
る。
のシートPの排出がなされると、引き込みパドル160
が反時計方向に回転駆動されることで、該処理トレイ1
30上に排出されるシートP、ひいては該シートPの後
端縁が、後端ストッパ131の突当て支持面131aに
突き当てられるまで引き込まれるのであり、その後、引
き込みパドルは、所定時間を待って不図示の位置センサ
で検知される前記ホームポジション位置にタイミングよ
く停止する。
トレイ170につき、図5及び該図5のd矢視図である
図7に基づいて詳細に説明する。
0の内、下束排出ローラ180aの下側に位置されてお
り、処理トレイ130の傾斜にほぼ沿わせた態様でシー
ト束の排出方向(図5,7のX方向)に進退して出没作
動するようになっている。
は、その先端がスタックトレイ200の上部側に突出
(図5の二点鎖線表示位置)し、退避位置(ホームポジ
ション位置)では、先端が下束排出ローラ180aより
も内側に引き込まれた状態で退避する(図5の実線表示
位置)。出没トレイ170の突出状態では、処理トレイ
130上に排出されるシートPの重心が該位置を超える
ことのないように、換言すると、突出位置でシートPの
先端突出部側が下方へ垂れ下がらないように、出没トレ
イ170は位置設定されている。
レーム171に固定された1対のガイドレール172,
172上に摺動可能に支持されており、回転軸174を
中心にして回転される回転カムコロ173が、出没トレ
イ170の下面溝175内に係合されていることから、
駆動モータM170による該回転カムコロ173の回転
作動に伴って上述の如くに出没操作されるもので、常態
では、不図示の位置センサで検知される前記ホームポジ
ション位置に待機している。
イの詳細説明〉次に、前記スタックトレイ200及びサ
ンプルトレイ201につき、図8及び図9に基づいて詳
細に説明する。
201は、状況に応じてそれぞれに使い分けられるもの
で、下方に配置されているスタックトレイ200は、コ
ピー出力、プリンタ出力等におけるシート束を受け取る
ときに選択され、上方に配置されているサンプルトレイ
201は、サンプル出力、割り込み出力、スタックトレ
イのオーバーフロー時の出力、ファンクション出力、ジ
ョブ混載時の出力等でのシートを受け取るときに選択さ
れる。
びサンプルトレイ201は、それぞれにトレイベースプ
レート202,203に保持されていると共に、該各ベ
ースプレート202,203に取付け枠板204,20
5を介して固定したステッピングモータM200,M2
01を用いることで、個々に独立して上下の昇降方向へ
自走可能にされており、この場合、双方共に、ほぼ同一
の態様に構成されることから、ここでは、主にスタック
トレイ200側についてのみ述べる。
のフレーム250,250が上下方向に設けられている
と共に、該フレーム250,250に対してそれぞれに
上下方向のガイドレール部を兼ねるラックギア部材25
1,251が取り付けられている。前記トレイベースプ
レート202の一方(シート幅方向を基準にして左端側
に対応)から延長された後端部と、これに対向(同様に
右端側に対応)する取付け枠板204から延長された後
端部とにそれぞれ回転自在に設けられている1対のガイ
ドコロ206,207を用い、該各ガイドコロ206,
207を対応する各ガイドレール部内に嵌挿させること
で、前記スタックトレイ200を上下に昇降可能に保持
させ、かつ一方のフレーム250の折り返された端縁に
規制部材208を係合させることで、シート幅方向のガ
タつきを拘束して規制するようにしている。
出力は、タイミングベルト211を介して駆動軸213
のプーリ212に伝達される。そして、駆動軸213に
は、ばね216で付勢されて軸方向に摺動のみ可能にし
たラチエットホイール215が設けられており、該ラチ
エットホイール215は、軸上の駆動ギア214に一方
向へ駆動可能に係合させてある。また、駆動ギア214
に対しては、従動軸217上の両端部に配したアイドラ
ギア218,218の一方が噛合され、かつ該各アイド
ラギア218,218は、それぞれに昇降ギア219,
219を介して前記ラックギア部材251,251に噛
合させている。つまり、前記スタックトレイ200は、
これらのギアトレーンからなる駆動系を介して上下方向
に昇降自在にされている。
4に一方向付勢係合されるラチエットホイール215
は、前記スタックトレイ200の下降時にあって、例え
ば、異物等を挟んで駆動系が破損したりすることのない
ように設けられているもので、ここでは、ばね216に
所要程度の付勢力を付与しておき、該スタックトレイ2
00の上昇時においてのみ、あらかじめ設定されている
条件対応にばね216の付勢力に抗し空回りすることで
防護するようになっており、この空回り状況、つまり異
常が発生した場合には、直ちにステッピングモータM2
00の駆動を停止させるべく、駆動ギア214のフラン
ジ部に形成したクロックスリット等をセンサS201に
よって検出させるようになっている。なお、センサS2
01に関しては、通常動作時における脱調検知のために
も用いられる。
ンプルトレイ201の昇降位置制御のための各センサ配
置について述べる。
の積載エリア検知のためのセンサであり、該サンプルト
レイ201の上昇限位置検知センサS203aから処理
トレイシート面検知センサS205までのエリアに属す
る範囲に位置していることを検知する。
9からサンプルトレイ201上に排出されるシートPが
所定枚数に達したことを検知のためのセンサであり、こ
こでは、ノンソートシート面検知センサS204からシ
ート積載枚数1000枚相当の位置に配置されている。
らサンプルトレイ201上に排出されるシートPが所定
枚数に達したことを検知のためのセンサであり、同様
に、シート面検知センサS205からシート積載枚数2
000枚相当の位置に配置されている。
0が処理トレイ130からシートPを受け取るときの積
載量の高さを制限するためのセンサであり、シート面検
知センサS205からシート積載枚数2000枚相当の
位置に配置されている。
0の下降限位置を設定するセンサである。
トレイ201には、それぞれにシート有無検知センサ2
06a,206bが配置されている。
面検知センサS204,S205のみが、シートPの一
方の側縁から他方の側縁への光透過によってその有無を
検知する光透過型に設定されており、ここでは、そのシ
ート面検知手法として、各シート面検知センサS20
4,S205の下方から、これを覆う位置まで各トレイ
200,201を上昇させた状態がイニシャルであり、
シート積載後にセンサ光軸が現れるまで下降させ、その
後、再びセンサ光軸を覆うまで上昇させることを繰り返
す。
ーザが、画像形成装置本体の操作部(図示略)で、ノン
ソートモードを指定したいとき、図10に示すように、
入り口ローラ対2、搬送ローラ3、バッファローラとし
ての搬送大ローラ5は回転し、画像形成装置本体300
から搬送されてくるシートPを搬送する。フラッパ11
は、図に示す位置にソレノイド(図示略)の働きにより
回動し、シートPをノンソートパス21に搬送する。セ
ンサ33でシートPの後端を検知したら、ローラ9は、
積載に適した速度で回転し、サンプルトレイ200にシ
ートPを排出する。
指定したときの動作を説明する。
搬送ローラ3、搬送大ローラ5は回転し、画像形成装置
本体300から搬送されていくるシートPを搬送する。
フラッパ10,11は、図の位置で停止している。シー
トPは、ソートパス22通り、第1排出ローラ対7によ
り処理トレイ130に排出される。このとき、出没トレ
イ170は、突出位置にあるため、排出ローラ7でシー
トPを排出した先に、先端垂れ下がり、戻り不良になる
のを防止すると共に、処理トレイ上のシートの整列性を
高めている。
パ131へ移動し始め、加えてホームポジション停止し
ていたパドル160は、モータM160の駆動を受けて
反時計方向に回動し、前記シートの移動を助長する。シ
ートPの後端が、ストッパ131に確実に当接し停止す
るときと、パドル160の回転も停止され、整合部材が
排出されたシートを整合する。
に排出され、整合されたら、図12に示すように揺動ガ
イド150は降りてきて、上束排出ローラ180bがシ
ート束の上に乗り、ステイプラ101は、シート束をス
テイプルする。
から排出されてきたシートP1 は、図12に示すよう
に、フラッパ10の回動により搬送大ローラ5に巻き付
けられ、センサ32から所定距離進んだところで停止す
る。次のシートP2 が紙検知センサー31から所定距離
進んだら、図13に示すように、搬送大ローラ5は回転
し、1枚目のシートP1 より2枚目のシートP2 の方が
所定距離先行するように重ね合わせ、図14に示すよう
に搬送大ローラ5に巻き付け、所定距離で停止する。一
方、処理トレイ130上のシート束は、図14に示すよ
うに、スタックトレイ200上に束排出される。
ト束をスタックトレイ200に落下させるために、シー
ト束が束排紙ローラを抜ける前に、ホームポジションへ
移動する。図15に示すように、3枚目のシートP3 が
所定位に到達したら、搬送大ローラ5は回転し、シート
P3 を所定距離ずらして重ね合わせ、フラッパ10は回
動して3枚のシートPをソートパス22に搬送する。
降りたまま、束排出ローラ180a,180bで3枚の
シートPを受け取り、図17に示すようにシートPの後
端が第1排出ローラ対7を抜けたら束排出ローラ180
a,180bは逆転し、後端が後端ストッパ131に当
接する前に、図18に示すように揺動ガイドは上昇し、
ローラ8は、シート面から離れる。4枚目以降のシート
Pは、1部目の動作と同様ソートパスを通って、処理ト
レイ上に排出される。3部目以降は、2部目と同じ動作
をし、設定部数分のシート束をスタックトレイ200に
積載し終了する。
各シートPは搬送方向にオフセットされており、シート
P2 はシートP1 に対し下流にオフセットし、シートP
3 はシートP2 に対し下流にオフセットされている。
タイミングは、束排出ローラの戻し速度によるシートの
静定時間に関り、すなわち、画像形成装置本体300の
処理能力によって決まり、本実施の形態においては、シ
ートの搬送速度750mm/s、オフセット量(b=2
0mm)位、束排出ローラ戻し速度500mm/sにお
いて、束排出ローラの離間位置は、シートP1 がストッ
パに当接する40mm以下位前に(aの値)に到達した
タイミングに設定している。
原稿をRDF400にセットし、図示しない操作部上で
ソートモードを指定し、スタートキー(図示せず)をO
Nする。入り口ローラ2、搬送ローラ3は、ステイプル
ソートモードと同様に図19のように回転し、シートP
を処理トレイ130上に積載する。整合手段140は、
処理トレイ130上のシートPを整合しながら、処理ト
レイ130上に少数枚を積載した後、図20に示すよう
に、揺動ガイド150が降りてきて、少数枚のシート束
を束搬送する。
10の上を通り、搬送大ローラ5にステイプルソートモ
ードで述べた動作と同様に巻きつけられ、束排出終了後
の処理トレイ130に排出される。束排出する少数枚束
の枚数は、実験により20枚以下が望ましい。この枚数
については、 原稿枚数≧束排出する枚数≦20枚 を満足する枚数になるようにする。よって、プログラム
を組むときに、束排出する枚数を5枚と設定したら、原
稿枚数が4枚の時は4枚づつ束排出する。原稿枚数が5
枚以上の場合、たとえば14枚だった場合、5枚+5枚
+4枚に分けてそれぞれ整合し、束排出する。
れ、1部目と同様に少数枚づつ束排出される。2部目が
終了したら、手前整合部材141と奥整合部材142
は、1部目を整合した位置に戻り、3部目を整合する。
201の動きの詳細説明〉図8、図9において、各サン
プルトレイ201,スタックトレイ200は、通常、動
作開始前は各紙面検知センサ位置(通常積載位置)S2
04,S205で待機している。
力を通常積載するのがスタックトレイ200であり、上
述したステイプラ101等による処理されたものや、未
綴じで少数枚づつ排出される束を受け取ることができ、
最大で2000枚相当分の積載が可能であり、それをセ
ンサ203dで検知している。
く時は、スタックトレイ200はセンサS203dより
1000枚相当分位置を下降させる(S203d′の位
置)。つづいて、サンプルトレイ201をサンプルトレ
イ用の紙面紙面検知S205まで下降させて、再びシー
トの受け取りを始める。この時、サンプルトレイ201
は最大で1000枚相当分の積載が可能で、センサ20
3cでそれを検知している。
後、スタックトレイ200上のシートを取り除かない
で、次のジョブを始める時や、現状のジョブ中に割り込
みをする時等は、処理操作はできないが、サンプルトレ
イ201を用いてノンソート排出パス21より積載する
ことが可能である。
を用いて、サンプルトレイ201に出力されるモードと
しては、1部のみ処理なしでサンプル用出力をする時
や、ファンクション仕分けでサンプルトレイ出力が設定
されている時などである。
について、図22、図23に基づいて説明する。
(第1の積載手段)130上に積載したシート束を束排
出ローラ対180により第2の積載手段上に排出させる
とき、シート処理装置1の本体から出没トレイ170が
ガイド位置に突出して、排出中のシート束を支えながら
ガイドして、シート束の排出動作を支援する。シート束
の排出終了間近において、出没トレイ170は矢印で示
す本体内の退避位置に引っ込む。
に積載されたシート束の最上面は、光貫通センサである
紙面検知センサ205により検知されており、シート束
の積載により紙面検知センサS205がシート束を検知
したとき、すなわち、紙面検知センサS205の光が貫
通しなくなったとき、スタックトレイ200はサンプル
トレイモータM201により駆動されて(a)図の矢印
方向に下降する。
(b)に示すように、下降すべき所定量よりも大きく下
降したのち、矢印方向に上昇して所定位置に停止するこ
とで、積載シートの後端部に生じているもたれ部(図示
略)が解消されている。
(b)に示す位置に下降することで、積載したシート上
面は、紙面検知センサS205を通過し、紙面検知セン
サS205の光は貫通する。この紙面検知センサS20
5の光が貫通することで、出没トレイ170は、(b)
図に示す退避位置から(c)図に示すガイド位置に突出
することが許容され、次のシート束の排出に備える。こ
れと同時に、スタックトレイ200は、(c)図に示す
ように所定量下降した正規の積載位置で、排出されるシ
ート束を積載させる。
レイ170は、スタックトレイ200上の既積載のシー
トの形態を乱すことなく、適正時にガイド位置に突出し
て、シート束の排出動作を支援する。
排出中のシート束をガイドして退避位置に退避した出没
トレイは、下降する第2の積載手段上のシート上面が紙
面検知手段を通過した後に、ガイド位置に突出可能にし
たので、出没トレイが不適正な時期に突出して、第2の
積載手段上のシート後端を突き出す現象、及びこれによ
るシート積載状態の乱れの発生を防止することができ、
第2の積載手段へのシート束の排出を、常に安定して行
わせることができる。
図。
面図。
の動作図。
理装置の動作図。
理装置の動作図。
理装置の動作図。
理装置の動作図。
理装置の動作図。
理装置の動作図。
理装置の動作図。
理装置の動作図。
作図。
作図。
像形成装置の正面図。
イ、出没トレイ部の概略側面図であって、(a)図は出
没トレイが突出して排出中のシート束をガイドしている
状態、(b)図は出没トレイが退避し、スタックトレイ
が下降した状態、(c)図は出没トレイがガイド位置に
再突出し、スタックトレイが所定の積載位置に上昇した
状態をそれぞれ示す図。
ロック図。
Claims (4)
- 【請求項1】 シートを排出するシート排出手段と、 該シート排出手段から排出したシートを積載する第1の
積載手段と、 該第1の積載手段上のシート束を束排出する束排出手段
と、 該束排出手段により束排出されるシート束を積載可能で
あって、装置本体に沿って上下動自在な第2の積載手段
と、 該第2の積載手段を駆動する第2の積載手段駆動手段
と、 前記第1の積載手段の下方近傍に配置されていて、排出
中のシート束をガイド可能なガイド位置と、装置本体に
内に引っ込んだ退避位置との間を移動可能な出没トレイ
と、 該出没トレイを駆動する出没トレイ駆動手段と、 前記第2の積載手段上に排出されたシート束の最上面を
検知自在であって、該検知時には前記第2の積載手段を
所定量下降させる紙面検知手段と、 前記紙面検知手段によるシート上面の検知により、前記
第2の積載手段が下降し、前記紙面検知手段を第2の積
載手段に積載したシート上面が前記紙面検知手段を通過
したとき、前記退避位置にある前記出没トレイのガイド
位置への突出を許容するように前記出没トレイ駆動手段
を制御する制御手段と、 を有することを特徴とするシート処理装置。 - 【請求項2】 前記紙面検知手段は、前記第2の積載手
段上のシート上面と略平行の光を貫通させる光貫通セン
サであることを特徴とする請求項1に記載のシート処理
装置。 - 【請求項3】 前記第2の積載手段の所定量の下降は、
シート上面検知位置から所定量を超えた位置に下降後に
上昇して行われることを特徴とする請求項1又は2に記
載のシート処理装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3に何れか1項記載のシ
ート処理装置と、搬送されるシートに画像を形成する画
像形成手段と、該画像形成手段により画像形成したシー
トを前記シート処理装置に排出する排出手段と、を有す
ることを特徴とする画像形成装置。
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- 1997-11-17 JP JP31552997A patent/JP3630952B2/ja not_active Expired - Fee Related
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