JP2003264411A - アンテナ回転機構 - Google Patents

アンテナ回転機構

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JP2003264411A
JP2003264411A JP2002064222A JP2002064222A JP2003264411A JP 2003264411 A JP2003264411 A JP 2003264411A JP 2002064222 A JP2002064222 A JP 2002064222A JP 2002064222 A JP2002064222 A JP 2002064222A JP 2003264411 A JP2003264411 A JP 2003264411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナの部品及びコストを削減して組み立
てを容易にするとともに快適な操作性が得られるアンテ
ナ回転機構を提供する。 【解決手段】 電子機器の本体にアンテナ100を回転
可能に軸支するアンテナ回転機構であって、本体に固定
されてアンテナ100を回転可能に軸支する軸部材11
0を設け、この軸部材110にバネ性を有して係合する
一端部132をアンテナ100のエレメント130一端
から延在させて設けることで、アンテナ100の回転時
にエレメント130の一端部132が係合する軸部材1
10の形状に応じて所定の回転角毎のクリック感を得る
ように設ける。また、軸部材110は、本体に固定する
固定部114とアンテナ100を回転可能に軸支する回
動軸部112とを一体に形成し、この回動軸部112に
四角柱状の係合部116を有し、この係合部116にエ
レメント130の一端部132が係合して回転すること
で、係合部の平坦面毎にクリック感を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ回転機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機、PHS電話機、携帯
用無線機(例えば、簡易型トランシーバー、特定小電力
トランシーバー等)、PDAなどの無線通信を行う無線
通信機において、この本体に回転可能なアンテナを設け
ることで、本体の搬送時、携帯時に棒状のアンテナを本
体側に回転させて邪魔にならないように折り畳むアンテ
ナ回転機構が知られている。図13は、このような従来
のアンテナ回転機構を携帯用無線機に採用した一実施形
態を示す構成図である。また、図14は、図13に示し
たアンテナ700の内部構造を示す図である。また、図
15は、図14に示したアンテナ700を組み立てた状
態を示す図である。また、図16は、図13に示したア
ンテナ700を本体1に装着した状態を示す図である。
また、図17は、図16に示したアンテナ700の回転
動作を示す図であり、図17(a)は回転前の状態を、
図17(b)は回転途中の状態を各々示している。
【0003】図13に示すように、従来のアンテナ回転
機構を携帯用無線機に採用した一実施形態は、携帯用無
線機の外装を形成する上ケース2及び下ケース4からな
る本体1を備え、この本体1内に複数の部品を実装した
基板6を収納するとともに、本体1の下ケース4を介し
て基板6にネジ止めする回転可能なアンテナ700を備
えている。
【0004】ここで、アンテナ700は、図14に示す
ように、本体1内の基板6にネジ止めして固定する軸部
材710を備え、この軸部材710により本体1に対し
て回転可能に軸支されている。また、アンテナ700
は、蓋722を備えて軸部材710を回転可能に軸支す
るホルダ720と、このホルダ720に一端を固定して
螺旋状に細長く延在するエレメント730とを備えてい
る。そして、ホルダ720には、軸部材710を挿入す
る凹状の穴720aを形成し、この穴720aの内周面
にV字状に切り欠いた凹溝720bを複数(図14では
4箇所)形成している。また、軸部材710は、ホルダ
720の穴720a内に挿入して回転可能に軸支する円
筒状の回動軸部712と、この回動軸部712の上端面
から更に延在して本体1の基板6に固定する固定部71
4とを一体に形成している。この固定部714は、円筒
状の上端側面を一部切り欠いた平板部714aを形成
し、ホルダ712とともに回転しないように本体1に固
定する。また、回動軸部712は、外周の所定位置に開
口する開口穴712aを形成して弾性を備えるスプリン
グ750と球状のボール760とを収納できるように形
成している。
【0005】このような構成からなるアンテナ700を
組み立てた場合、軸部材710の開口穴712aにスプ
リング750とボール760とを収納してホルダ720
内に挿入するとともに、図15に示すように、このホル
ダ720の上端を蓋722で封止してカシメ加工により
固定することで軸部材710を回転可能に軸支する。そ
して、アンテナ700は、ホルダ720にエレメント7
30と軸部材710とを一体形成した後、この一体形成
したホルダ720及びエレメント730の外周(図15
に示した一点鎖線部)をゴム、樹脂などの絶縁材で覆っ
てインサート成形することで図13に示した状態に形成
される。また、アンテナ700は、図16に示すよう
に、本体1に装着する際、本体1(下ケース4)を介し
て内部に軸部材710が延在して基板6にネジ止めして
固定することで、この軸部材710の平板部714aが
本体1に固定されてホルダ720とともに回転すること
を防止する。
【0006】このように形成した従来のアンテナ回転機
構を携帯用無線機に採用した一実施形態は、図17
(a)に示すように、通常、軸部材710のスプリング
750により付勢されたボール760がホルダ720内
の凹溝720bに係合(嵌合)して絶縁材740で覆っ
たホルダ720及びエレメント730を所定の角度に固
定して停止状態を維持している。そして、このように停
止したホルダ720及びエレメント730を図17
(a)に示した矢印方向に回転させると、ホルダ720
の凹溝720bが同時に回動してボール760との係合
を外し、このボール760が更なる凹溝720bに移動
して再び係合するまで回転する。この際、ボール760
は、図17(b)に示すように、軸部材710の開口穴
712a内にスプリング750を指圧して付勢しながら
回転し、その後、更なる凹溝720bにスプリング75
0により圧接されて係合することでエレメント730を
90度回転した新たな角度に固定して停止状態を維持す
る。従って、アンテナ700は、本体1に対して回転さ
せることにより、所定の回転角毎(図17では90度
毎)にボール760と凹溝720bとが係合して一定の
クリック感が得られて快適な操作性を実現することが可
能になる。
【0007】このように従来のアンテナ回転機構は、無
線通信機の本体1に設けた軸部材710によりアンテナ
700を回転可能に軸支して搬送または携帯時に本体1
側に回転して折り畳むことで邪魔になることを防止し、
且つ、アンテナ700の回転時に軸部材710のボール
760がスプリング750の付勢によりホルダ720の
凹溝720bに係合することで所定の角度毎に一定のク
リック感が得られるように形成していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アンテナ回転機構では、図14に示したように、アンテ
ナ700を構成する部品点数が多く金型も増えてコスト
が高くなるとともに、この部品、特に、ボール760及
びスプリング750が極小の部品であり軸部材710の
開口穴712aに挿入した状態でホルダ720に嵌入す
る組み立てが非常に困難であるという不具合があった。
【0009】本発明はこのような課題を解決し、アンテ
ナの部品及びコストを削減して組み立てを容易にすると
ともに快適な操作性が得られるアンテナ回転機構を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、電子機器の本体にアンテナを回転可能に
軸支するアンテナ回転機構であって、本体に固定されて
アンテナを回転可能に軸支する軸部材を設け、この軸部
材にバネ性を有して係合する一端部をアンテナのエレメ
ント一端から延在させて設けることで、アンテナの回転
時にエレメントの一端部が係合する軸部材の形状に応じ
て所定の回転角毎のクリック感を得るように設ける。
【0011】ここで、軸部材は、本体に固定する固定部
とアンテナを回転可能に軸支する円柱状の回動軸部とを
一体に形成し、この回動軸部の一端中心から軸方向に延
在して外周に少なくとも2面以上の平坦面を有した係合
部を有し、この係合部にアンテナのエレメント一端部が
係合して回転することで、係合部の平坦面毎にクリック
感を得ることが好ましい。この軸部材の係合部は、四角
柱、三角柱などの多角柱、または円柱状外周に平坦面を
2面有した平板状いずれかの形状に形成することが好ま
しい。また、軸部材の他の実施例は、本体に固定する固
定部とアンテナを回転可能に軸支する円柱状の回動軸部
とを一体に形成し、この回動軸部の一端中心から軸方向
に延在する円柱状の軸部とこの周囲にリブ状に延在して
内側面に所定間隔の凹溝を複数形成した係合部とを有
し、エレメントの一端部が係合部に係合して軸部を中心
に回転することで係合部の凹溝毎にクリック感を得るこ
とが好ましい。また、軸部材の更なる他の実施例は、本
体に固定する固定部とアンテナを回転可能に軸支する円
柱状の回動軸部とを一体に形成し、この回動軸部の一端
円形面に所定形状の凹溝を少なくとも1箇所以上形成し
た係合部を備え、この係合部にエレメントの一端部に設
けた凸部を圧接してアンテナを回転することで凹溝毎に
凸部が係合してクリック感を得ることが好ましい。この
凹溝は、係合部の円形面に所定間隔で複数、または中心
を介した一直線状、十字状、或いは複数の放射状のいず
れかによる溝を形成することが好ましい。
【0012】そして、アンテナは、エレメントの一端部
を軸部材の係合部に係合した状態で回動軸部を回転可能
に軸支してカシメ加工により一体形成するホルダを備
え、この一体形成したホルダ及びエレメントの外周をゴ
ム、樹脂などの絶縁材で覆ってインサート成形すること
が好ましい。また、アンテナの他の実施例として、エレ
メントをゴム、樹脂などの絶縁材からなるカバー内に圧
入して形成され、軸部材にカバーを回転可能に軸支して
ネジ止めする軸支部を設け、カバーを本体に予め固定し
た軸部材に着脱することでエレメントの一端部を係合部
に係合可能に設けることが好ましい。また、アンテナ
は、エレメントの一端部が軸部材に係合して圧接し、こ
の軸部材が本体を介して内部の基板に固定することで、
エレメントと基板とを電気的に接続していることが好ま
しい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるアンテナ回転機構の実施の形態を詳細に説明す
る。図1は、本発明によるアンテナ回転機構の第1の実
施形態を示す構成図である。また、図2は、図1に示し
たアンテナ100を組み立てた状態を示す図である。ま
た、図3は、図1に示したアンテナ100の回転動作を
示す図であり、図3(a)は回転前の状態を、図3
(b)は回転途中の状態を各々示している。また、図4
は、図1に示した軸部材の他の実施例を示す図であり、
図4(a)は係合部を平板状にした実施例を、図4
(b)は係合部を三角柱にした実施例を各々示してい
る。
【0014】本発明によるアンテナ回転機構の第1の実
施形態は、図13に示した従来技術と同様に携帯用無線
機に採用したものであり、携帯用無線機の外装を形成す
る上ケース及び下ケースからなる本体(図示せず)を備
え、この本体内に複数の部品を実装した基板(図示せ
ず)を収納するとともに、本体の下ケースを介して基板
にネジ止めする回転可能なアンテナ100を備えてい
る。このアンテナ100は、図1に示すように、本体に
固定する軸部材110と、蓋122を備えて軸部材11
0を回転可能に軸支するホルダ120とを備えている。
【0015】ここで、アンテナ100は、図14に示し
た従来技術とは異なり、ホルダ120の側面に切り欠い
た切欠部120aを形成し、この切欠部120aを介し
てエレメント130の一端がホルダ120内に延在して
軸部材110にバネ性を有して係合するように形成して
いる。このエレメント130の一端には、軸部材110
に係合するように略U字状に延在して内側に付勢する一
端部132を形成している。また、エレメント130
は、ホルダ120の切欠部120aに蓋122の端部か
ら突出する突部122aにより抑えて固定(図2参照)
している。従って、第1の実施形態では、従来技術のボ
ール及びスプリングなどの極小部品を削減し、エレメン
ト130に設けた一端部132を軸部材110に係合さ
せて回転することで所定の回転角毎にクリック感が得ら
れるように形成している。
【0016】また、軸部材110は、図1に示したよう
に、ホルダ120内に挿入して回転可能な円柱状の回動
軸部112と、この回動軸部112の上端面から延在し
て本体の基板に固定する固定部114とを一体に形成し
ている。この固定部114は、円柱状の側面を一部切り
欠いて平坦にした平板部114aを形成し、本体に固定
してホルダ120とともに回転しないように形成してい
る。また、軸部材110には、回動軸部112の一端側
円形面の中心から軸方向に四角柱の形状で延在する係合
部116を更に一体に形成している。この係合部116
の外周には、前述したエレメント130の一端部132
が内側に付勢した状態で係合(図3参照)する。これに
より一端部132は、軸部材110の係合部116に圧
接し、この軸部材110を本体内の基板に固定すること
で、エレメント130と基板とを電気的に接続する構造
を備えている。このように第1の実施形態では、軸部材
110に平坦面を4面備えた四角柱状の係合部116を
設け、この係合部116の外周にエレメント130の一
端部132を係合して回転させることで、平坦面毎(9
0度毎)のクリック感を得ている。
【0017】このようなアンテナ100を組み立てる場
合、軸部材110の係合部116をエレメント130の
一端部132に係合させて回転可能な状態でホルダ12
0内に挿入するとともに、このホルダ120の上端を蓋
122で封止してカシメ加工により固定して一体形成す
る。そして、アンテナ100は、図2に示すように、ホ
ルダ120にエレメント130と軸部材110とを一体
形成した後、この外周(図2に示した一点鎖線部)をゴ
ム、樹脂などの絶縁材で覆ってインサート成形する。
【0018】このように形成された本発明によるアンテ
ナ回転機構の第1の実施形態は、図3(a)に示すよう
に、通常、エレメント130の一端部132が係合部1
16の四角柱両側の平坦面に圧接した状態で挟持するこ
とにより、絶縁材140で覆った棒状のエレメント13
0を所定の角度に固定して停止状態を維持している。そ
して、このように停止した棒状のエレメント130を図
3(a)に示した矢印方向に回転すると、図3(b)に
示すように、係合部116の平坦面に係合するエレメン
ト130の一端部132が同時に回転し、この一端部1
32の内側を係合部116の四角柱状の角部が外側に指
圧して開きながら回転する。その後、エレメント130
の一端部132が約45度程度回転すると、この一端部
132の付勢力により係合部116の更なる平坦面を挟
持して棒状のエレメント130を90度回転させた新た
な角度に固定して停止状態を維持する。従って、アンテ
ナ100は、本体に対して回転することで、軸部材11
0の係合部116と弾性を備えるエレメント130の一
端部132とが係合して90度毎のクリック感が得られ
て快適な操作性を実現することが可能になる。
【0019】ここで、第1の実施形態では、軸部材11
0の係合部116を四角柱形状に形成して90度毎にク
リック感を得る実施例を説明したが、これに限定される
ものではなく、例えば、図4(a)に示すように円柱状
の外周に平坦面を2面有した平板状に係合部117を形
成して180度毎のクリック感、または、図4(b)に
示すように三角状の平坦面を3面有した三角柱状に係合
部118を形成して60度毎のクリック感などの操作性
に応じた種々の係合部に形成することも可能である。
【0020】このように本発明によるアンテナ回転機構
の第1の実施形態によると、図1に示したように、アン
テナ100を構成する部品がエレメント130、軸部材
110、ホルダ120、及び蓋122のみに削減される
ことで金型を減らしてコストを低減できるとともに、特
に、図14に示した従来技術のボール及びスプリングな
どの極小部品を用いる必要がないため、組み立てが容易
になり組立性が改善される。
【0021】次に、図5及び図6を参照して、本発明に
よるアンテナ回転機構の第2の実施形態を詳細に説明す
る。図5は、本発明によるアンテナ回転機構の第2の実
施形態を示す図である。また、図6は、図5に示したア
ンテナ200の内部構造を示す図である。
【0022】図5に示すように、本発明によるアンテナ
回転機構の第2の実施形態は、第1の実施形態と同様に
携帯用無線機に採用したものであり、携帯用無線機の外
装を形成する上ケース及び下ケースからなる本体1を備
え、この本体1内に複数の部品を実装した基板6を収納
するとともに、本体1(下ケース)を介して基板6にネ
ジ止めする回転可能なアンテナ200を備えている。
【0023】ここで、アンテナ200は、第1の実施形
態とは異なり、軸部材210をカシメ加工により一体形
成するのではなく、本体1に予め固定した軸部材210
にエレメント230を着脱して係合できるように形成し
ている。詳しく説明すると、このアンテナ200は、図
6に示すように、ゴム、樹脂などの絶縁材により形成し
たアンテナ形状のカバー220を備えており、このカバ
ー220内にエレメント230を圧入することで図5に
示した状態に一体形成される。また、エレメント230
は、第1の実施形態と同様に、螺旋状に細長く延在して
一端に略U字状の一端部232を形成している。そし
て、軸部材210は、第1の実施形態のように、回動軸
部212、固定部214、及び係合部216を一体に形
成し、固定部214に一部切り欠いた平板部214aを
形成している。ここで、係合部216は、図3及び図4
に示した第1の実施形態と同様に、四角柱、三角柱、ま
たは平板状いずれかに形成して操作性に応じて種々のク
リック感を得てもよい。また、軸部材212は、第1の
実施形態とは異なり、係合部216の先端にカバー22
0を回転可能に軸支してネジ止めする軸支部219を一
体に形成している。従って、アンテナ200は、図5に
示したように、本体1の基板6に予め固定した軸部材2
10に後からネジ止めすることで、係合部216と一端
部232とを係合して所定の回転角毎にクリック感を得
ている。このアンテナ200の動作は、図3に示した第
1の実施形態と同様であり、重複する説明は省略する。
【0024】このような本発明によるアンテナ回転機構
の第2の実施形態によると、エレメント230によりア
ンテナ200の回転時にクリック感を得て部品点数を削
減するため第1の実施形態と同様の効果を得ることがで
きるとともに、この第1の実施形態に比べてホルダ、蓋
などの部品を更に削減して、且つ、カシメ加工及びイン
サート成形などの処理が不要になるため、金型を削減し
て部品及び製造コストを低減することができる。また、
第2の実施形態によると、前述したホルダ、蓋などの部
品を削減してカシメ加工及びインサート成形などの処理
を不要にするとともに、軸部材210を予め本体1に固
定した後からアンテナ200を着脱可能にするため、よ
り一層、組み立て工程を容易にして組立性を改善でき
る。
【0025】次に、図7及び図8を参照して、本発明に
よるアンテナ回転機構の第3の実施形態を詳細に説明す
る。図7は、本発明によるアンテナ回転機構の第3の実
施形態を示す図である。また、図8は、図7に示したア
ンテナ300の回転動作を示す図であり、図8(a)は
回転前の状態を、図8(b)は回転途中の状態を各々示
している。尚、図7に示したホルダ及び蓋は、図1に示
したホルダ及び蓋と同じものであり、同一構成要素には
同じ符号を記載するとともに、重複する説明は省略す
る。
【0026】図7に示すように、本発明によるアンテナ
回転機構の第3の実施形態は、第1の実施形態と同様
に、携帯用無線機に採用しておりこの本体に固定する軸
部材310を備えてエレメント330の略U字状の一端
部332を係合し、これをホルダ120に挿入して蓋1
22で封止してカシメ工程で固定することで、エレメン
ト330、軸部材310、ホルダ120、及び蓋122
を一体形成している。そして、この一体形成後は、図2
に示した第1の実施形態のように、ホルダ120及びエ
レメント330の外周をゴム、樹脂などの絶縁材で覆っ
てインサート成形する。また、軸部材310は、第1の
実施形態のように回動軸部312と固定部314とを一
体に形成するとともに、この回動軸部312に第1の実
施形態とは異なる円柱状の軸部315と、この周囲にリ
ブ状に延在して内側面に凹溝316aを所定間隔に3箇
所形成した係合部316とを備えている。ここで、凹溝
316aは、係合部316に3箇所形成することに限定
されるものではなく、例えば、係合部316に2箇所ま
たは3箇所以上形成してもよい。
【0027】このような本発明によるアンテナ回転機構
の第3の実施形態は、図8(a)に示すように、通常、
エレメント330の一端部332が外側に付勢して係合
部316の凹溝316aに係合することで、絶縁材34
0で覆った棒状のエレメント330を所定の角度に固定
して停止状態を維持している。そして、このように停止
した棒状のエレメント330を図8(a)に示した矢印
方向に回転させると、一端部332が凹溝316aとの
係合を外し、更なる凹溝316aに再び係合するまで回
転する。この際、一端部332は、図8(b)に示すよ
うに、軸部315と係合部316との間で付勢して指圧
された状態で軸部315を中心に回転し、更なる凹溝3
16aで再び係合することで棒状のエレメント330を
新たな角度に固定して停止状態を維持する。従って、こ
のアンテナ300は、本体に対して回転することで、一
端部332が軸部315を中心に係合部316との間で
付勢しながら回転して所定の回転角毎(図8では90度
毎)に凹溝316aと係合して一定のクリック感を得る
ことができ快適な操作性を実現することが可能になる。
【0028】このように本発明によるアンテナ回転機構
の第3の実施形態によると、アンテナ300の回転時に
エレメント330によってクリック感を得て部品点数を
削減するため第1の実施形態と同様の効果が得られると
ともに、一端部332が軸部315を中心に係合部31
6との間で付勢しながら回転するため軸部315の直径
を変えることで第1の実施形態に比べて一端部332の
付勢力を自由に調節することが可能になる。
【0029】次に、図9を参照して、本発明によるアン
テナ回転機構の第4の実施形態を詳細に説明する。図9
は、本発明によるアンテナ回転機構の第4の実施形態を
示す図である。尚、図9に示したカバーは、図6に示し
たカバーと同じであり、同一構成要素には同じ符号を記
載するとともに、重複する説明は省略する。
【0030】図9に示すように、本発明によるアンテナ
回転機構の第4の実施形態は、第2の実施形態と同様
に、カバー120内にエレメント430を直接圧入して
アンテナ400を構成する携帯用無線機に採用したアン
テナ回転機構であり、この携帯用無線機の本体(図示せ
ず)に予め固定する軸部材410を備え、アンテナ40
0を後から軸部材410に着脱可能に形成したものであ
る。
【0031】ここで、軸部材410は、図7に示した第
3の実施形態と同様に、回動軸部412と固定部414
とを一体に形成するとともに、この回動軸部412に円
柱状の軸部415と、この周囲にリブ状に延在して内側
面に凹溝416aを所定間隔に3箇所形成した係合部4
16とを備えている。従って、第4の実施形態は、第3
の実施形態と同様に、軸部材410の係合部416にエ
レメント430の一端部432を係合させ、この一端部
432が軸部415と係合部416との間で付勢しなが
ら軸部415を中心に回転して所定の回転角(90度)
毎に凹溝416aと係合して一定のクリック感を得てい
る。また、軸部材410は、第3の実施形態とは異な
り、軸部415の先端でアンテナ400を回転可能に軸
支してネジ止めする軸支部419を一体に形成してい
る。即ち、このアンテナ400の動作は、図8に示した
第3の実施形態と同様であり、重複する説明は省略す
る。尚、第4の実施形態では、第3の実施形態と同様
に、軸部材410の係合部416に凹溝416aを3箇
所形成することに限定されるものではなく、例えば、2
箇所または3箇所以上形成してもよい。
【0032】このように形成された本発明によるアンテ
ナ回転機構の第4の実施形態によると、エレメント43
0の一端部432が係合部416に係合して軸部415
を中心に軸部415と係合部416との間で付勢しなが
ら回転するため第3の実施形態と同様の効果を得ること
ができるとともに、カバー120内にエレメント430
を直接圧入する構造に形成していることにより第2の実
施形態と同様の効果を得ることができる。
【0033】次に、図10及び図11を参照して、本発
明によるアンテナ回転機構の第5の実施形態を詳細に説
明する。図10は、本発明によるアンテナ回転機構の第
5の実施形態を示す図である。また、図11は、図10
に示したアンテナ500の回転時の動作を示す図であ
る。尚、図10に示したホルダ及び蓋は、図1及び図7
に示したホルダ及び蓋と同じものであり、同一構成要素
には同じ符号を記載するとともに、重複する説明は省略
する。
【0034】図10に示すように、本発明によるアンテ
ナ回転機構の第5の実施形態は、第1及び第3の実施形
態と同様に、携帯用無線機に採用しておりこの本体に固
定する軸部材510を備えてエレメント530の一端部
532を係合し、これをホルダ120に挿入して蓋12
2で封止してカシメ工程で固定することで、エレメント
530、軸部材510、ホルダ120、及び蓋122を
一体形成している。そして、この一体形成後は、図2に
示した第1の実施形態のように、ホルダ120及びエレ
メント530の外周をゴム、樹脂などの絶縁材で覆って
インサート成形する。また、軸部材510は、回動軸部
512と固定部514とを一体に形成し、この回動軸部
512の一端円形面に第1及び第3の実施形態とは異な
って所定形状(図10では十字形状)の凹溝512bを
形成した係合部512aを備え、この係合部512aの
中心から更に円柱状のスペーサ部516を一体に形成し
ている。ここで、凹溝512bは、係合部512aの円
形面に十字形状に形成することに限定されるものではな
く、例えば、係合部の円形面に所定間隔で複数、または
中心を介した一直線状、或いは複数の放射状のいずれか
により溝を形成してもよい。
【0035】また、エレメント530は、螺旋状に細長
く形成し、この細長く延在する一端に係合部512aと
圧接してスペーサ部516の周囲を略円形状に囲む一端
部532を一体形成している。この一端部532は、略
円形状に限定されるものではなく、例えば、四角、五角
などの多角形に形成することもできる。そして、この一
端部532には、円形状に延在する所定の位置に突出す
る凸部532aを1箇所設けている。ここで、凸部53
2aは、エレメント530の一端部532に1箇所設け
ることに限定されるものではなく、例えば、前述した凹
溝512bの形状に応じて複数設け、この凹溝512b
との係合力を調節することも可能である。また、一端部
532は、凸部532aによる凹溝512bとの係合力
を調節するため、略円形状の直径の大きさを変えること
で更に付勢力を調整することができる。
【0036】このような本発明によるアンテナ回転機構
の第5の実施形態は、図11に示すように、通常、エレ
メント530の一端部532に設けた凸部532aが軸
部材510の凹溝512aに圧接して係合(嵌合)する
ことで、絶縁材540で覆った棒状のエレメント530
を所定の角度に固定して停止状態を維持している。そし
て、このように停止した棒状のエレメント530を回転
させると、一端部532が付勢して凸部532aと凹溝
512bとの係合を外し、更なる凹溝512bに再び係
合するまで回転する。この際、一端部532は、凸部5
32aが係合部512aの凹溝512bとの係合を外し
て軸部材510から離れる方向(図11に示した点線方
向)に付勢して回転し、更なる係合部512aの凹溝5
12bで再び係合して棒状のエレメント530を新たな
角度に固定して停止状態を維持する。従って、アンテナ
500は、本体1に対して回転すると一端部532が付
勢して所定の回転角毎(図10では90度毎)に凹溝5
12bと係合することで一定のクリック感が得られて快
適な操作性を実現することが可能になる。
【0037】このように本発明によるアンテナ回転機構
の第5の実施形態によると、アンテナ500の回転時に
エレメント530によってクリック感を得て部品点数を
削減することにより第1及び第3の実施形態と同様の効
果が得られるとともに、凹溝512bの形状、凸部53
2aの数、及び一端部532の形状(直径)を変えられ
るため第1及び第3の実施形態に比べて、より効果的に
一端部532の付勢力及び係合力を自由に調整すること
が可能になる。
【0038】最後に、図12を参照して、本発明による
アンテナ回転機構の第6の実施形態を詳細に説明する。
図12は、本発明によるアンテナ回転機構の第6の実施
形態を示す図である。尚、図12に示したカバーは、図
6及び図9に示したカバーと同じであり、同一構成要素
には同じ符号を記載するとともに、重複する説明は省略
する。
【0039】図12に示すように、本発明によるアンテ
ナ回転機構の第6の実施形態は、第2及び第4の実施形
態と同様に、カバー120内にエレメント630を直接
圧入してアンテナ600を構成する携帯用無線機に採用
したアンテナ回転機構であり、この携帯用無線機の本体
(図示せず)に予め固定する軸部材610を備え、アン
テナ600を後から軸部材610に着脱可能に形成した
ものである。
【0040】ここで、軸部材610は、図10に示した
第5の実施形態と同様に、回動軸部612と固定部61
4とを一体に形成するとともに、この回動軸部612の
一端円形面に所定形状(十字形状)の凹溝612bを形
成した係合部612aを備え、この係合部612aの中
心から更に円柱状のスペーサ部616を一体に形成して
いる。また、エレメント630は、螺旋状に細長く形成
し、この細長く延在する一端に係合部612aと圧接し
てスペーサ部616を囲む略円形状の一端部632を一
体形成している。この一端部632には、略円形状の所
定位置に突出する凸部632aを更に設けている。
【0041】従って、第6の実施形態は、第5の実施形
態と同様に、本体に対してアンテナ600を回転させる
と、エレメント630の一端部632が付勢して所定の
回転角毎(図12では90度毎)に凸部632aを係合
部612aの凹溝612bに係合することで一定のクリ
ック感を得ている。また、この軸部材610は、第5の
実施形態とは異なり、スペーサ部616の先端にアンテ
ナ600のカバー120を回転可能に軸支してネジ止め
する軸支部619を一体に形成している。尚、第6の実
施形態では、第5の実施形態と同様に、凹溝612bを
十字形状に形成することに限定するものではなく、例え
ば、係合部612aの円形面に所定間隔で複数、または
中心を介した一直線状、或いは複数の放射状のいずれか
により溝を形成してもよい。また、一端部632に凸部
632aを1箇所設けることに限定されるものではな
く、凸部632aを複数設けることも可能である。この
アンテナ600の動作は、図11に示した第5の実施形
態と同様であり、重複する説明は省略する。
【0042】このように本発明によるアンテナ回転機構
の第6の実施形態によると、カバー120内にエレメン
ト630を直接圧入してこのエレメント630によりク
リック感を得る構造のため第4の実施形態と同様の効果
が得られるとともに、凹溝612bの形状、凸部632
aの数、及び一端部632の形状(直径)を自由に調整
可能なため第5の実施形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0043】従って、このような本発明によるアンテナ
回転機構によれば、アンテナのエレメントを用いて回転
時のクリック感を得ることでアンテナを構成する部品を
削減でき、金型を減らしてコストを低減するとともに、
特に、ボール及びスプリングなどの極小部品を用いる必
要がないため、組み立てが容易になり組立性が改善され
る。
【0044】以上、本発明によるアンテナ回転機構の実
施形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で変更可能である。例えば、携帯用無線機に採用した
アンテナ回転機構の実施形態を詳細に説明したが、これ
に限定されるものではなく、例えば、携帯電話機、PH
S電話機、PDAなどの無線通信を行う機器にも適用で
きる。また、螺旋状に細長く延在するエレメントを用い
たアンテナ回転機構の実施の形態を詳細に説明したが、
これに限定されるものではなく、例えば、直線状に延在
するエレメント、または直線状と螺旋状とが混在するエ
レメントなどでも適用可能である。
【0045】
【発明の効果】このように本発明によるアンテナ回転機
構によれば、アンテナの部品及びコストを削減して組み
立てを容易にするとともに、快適な操作性を得ることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアンテナ回転機構の第1の実施形
態を示す構成図。
【図2】図1に示したアンテナを組み立てた状態を示す
図。
【図3】図1に示したアンテナの回転動作を示す図。
【図4】図1に示した軸部材の他の実施例を示す図。
【図5】本発明によるアンテナ回転機構の第2の実施形
態を示す図。
【図6】図5に示したアンテナの内部構造を示す図。
【図7】本発明によるアンテナ回転機構の第3の実施形
態を示す図。
【図8】図7に示したアンテナの回転動作を示す図。
【図9】本発明によるアンテナ回転機構の第4の実施形
態を示す図。
【図10】本発明によるアンテナ回転機構の第5の実施
形態を示す図。
【図11】図10に示したアンテナの回転時の動作を示
す図。
【図12】本発明によるアンテナ回転機構の第6の実施
形態を示す図。
【図13】従来のアンテナ回転機構の一実施形態を示す
構成図。
【図14】図13に示したアンテナの内部構造を示す
図。
【図15】図14に示したアンテナを組み立てた状態を
示す図。
【図16】図13に示したアンテナを本体に装着した状
態を示す図。
【図17】図16に示したアンテナの回転動作を示す
図。
【符号の説明】
100 アンテナ 110 軸部材 112 回動軸部 114 固定部 114a 平板部 116 係合部 120 ホルダ 120a 切欠部 122 蓋 122a 突部 130 エレメント 132 一端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA01 DA02 DA04 DA05 DA06 GA02 HA05 HA10 5J047 AA01 AA02 AA04 AA12 AB12 BF10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の本体にアンテナを回転可能に
    軸支するアンテナ回転機構において、 前記本体に固定されて前記アンテナを回転可能に軸支す
    る軸部材を設け、この軸部材にバネ性を有して係合する
    一端部を前記アンテナのエレメント一端から延在させて
    設けることで、前記アンテナの回転時に前記エレメント
    の一端部が係合する前記軸部材の形状に応じて所定の回
    転角毎のクリック感を得るように設けたことを特徴とす
    るアンテナ回転機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアンテナ回転機構にお
    いて、 前記軸部材は、前記本体に固定する固定部と前記アンテ
    ナを回転可能に軸支する円柱状の回動軸部とを一体に形
    成し、この回動軸部の一端中心から軸方向に延在して外
    周に少なくとも2面以上の平坦面を有した係合部を有
    し、この係合部に前記アンテナのエレメント一端部が係
    合して回転することで、前記係合部の平坦面毎にクリッ
    ク感を得ることを特徴とするアンテナ回転機構。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のアンテナ回転機構にお
    いて、 前記軸部材の係合部は、四角柱、三角柱などの多角柱、
    または円柱状外周に平坦面を2面有した平板状いずれか
    の形状に形成したことを特徴とするアンテナ回転機構。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のアンテナ回転機構にお
    いて、 前記軸部材は、前記本体に固定する固定部と前記アンテ
    ナを回転可能に軸支する円柱状の回動軸部とを一体に形
    成し、この回動軸部の一端中心から軸方向に延在する円
    柱状の軸部とこの周囲にリブ状に延在して内側面に所定
    間隔の凹溝を複数形成した係合部とを有し、前記エレメ
    ントの一端部が前記係合部に係合して前記軸部を中心に
    回転することで前記係合部の凹溝毎にクリック感を得る
    ことを特徴とするアンテナ回転機構。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のアンテナ回転機構にお
    いて、 前記軸部材は、前記本体に固定する固定部と前記アンテ
    ナを回転可能に軸支する円柱状の回動軸部とを一体に形
    成し、この回動軸部の一端円形面に所定形状の凹溝を少
    なくとも1箇所以上形成した係合部を備え、この係合部
    に前記エレメントの一端部に設けた凸部を圧接して前記
    アンテナを回転することで前記凹溝毎に前記凸部が係合
    してクリック感を得ることを特徴とするアンテナ回転機
    構。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のアンテナ回転機構にお
    いて、 前記凹溝は、前記係合部の円形面に所定間隔で複数、ま
    たは中心を介した一直線状、十字状、或いは複数の放射
    状のいずれかによる溝を形成したことを特徴とするアン
    テナ回転機構。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6に記載のアンテナ回転機
    構において、 前記アンテナは、前記エレメントの一端部を前記軸部材
    の係合部に係合した状態で前記回動軸部を回転可能に軸
    支してカシメ加工により一体形成するホルダを備え、こ
    の一体形成したホルダ及びエレメントの外周をゴム、樹
    脂などの絶縁材で覆ってインサート成形することを特徴
    とするアンテナ回転機構。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6に記載のアンテナ回転機
    構において、 前記アンテナは、前記エレメントをゴム、樹脂などの絶
    縁材からなるカバー内に圧入して形成され、前記軸部材
    に前記カバーを回転可能に軸支してネジ止めする軸支部
    を設け、前記カバーを前記本体に予め固定した前記軸部
    材に着脱することで前記エレメントの一端部を前記係合
    部に係合可能に設けたことを特徴とするアンテナ回転機
    構。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8に記載のアンテナ回転機
    構において、 前記アンテナは、前記エレメントの一端部が前記軸部材
    に係合して圧接し、この軸部材が前記本体を介して内部
    の基板に固定することで、前記エレメントと前記基板と
    を電気的に接続していることを特徴とするアンテナ回転
    機構。
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