JPH0583443U - 情報機器のヒンジ装置 - Google Patents

情報機器のヒンジ装置

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JPH0583443U
JPH0583443U JP2286292U JP2286292U JPH0583443U JP H0583443 U JPH0583443 U JP H0583443U JP 2286292 U JP2286292 U JP 2286292U JP 2286292 U JP2286292 U JP 2286292U JP H0583443 U JPH0583443 U JP H0583443U
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JP
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keyboard
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雄三 長谷川
裕 庭井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体に対して回動する回動部を有するものに
あって、外観の向上を図り、回動部の操作性の向上を図
り得る情報機器のヒンジ装置を提供すること。 【構成】 ヒンジ装置17は本体に固着されたチルト部
材18とキーボード側に設けられた軸受部19とからな
り、チルト部材18には、右側部位の半円部の下部から
時計回り方向に次第に半径が大きくなって左側部にて最
大となる突起部22aが形成され、突起部22aを越え
た左上部位が平面状に切欠かれた切欠部22bが形成さ
れた軸部22が形成されている。また、チルト部材18
には節度ボール23が収容されている。軸受部19に
は、板ばね29が長手方向両端部のみが支持された状態
で収容される板ばね収容部28が備えられ、板ばね29
は軸部22の周面に圧接し、軸部22の軸受部19に対
する相対的な回動に制動力を与えるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キーボードやLCDパネル等の回動部を備えるパーソナルコンピュ ータやワープロ,タイプライタ等の情報機器のヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばポータブル型のワードプロセッサは、図10に示すように、正面部(図 で右側)にCRTディスプレイを有する本体1に対し、キーボード部2がヒンジ 3により回動可能に取付けられて構成されている。
【0003】 前記キーボード部2は、図に実線で示すように、不使用時には本体1側に折畳 まれた如き収納状態とされ、使用時には、使用者の回動操作により、図に二点鎖 線で示すような、本体1の前面側に位置された使用状態とされるようになってい る。これにて、不使用時の全体のコンパクト化や、キーボード部2及びCRTデ ィスプレイの保護等が図られるようになっている。
【0004】 詳しく図示はしないが、前記ヒンジ3は、本体1側に設けられ両端部に軸部を 有する略円筒状をなすチルト板を、キーボード部2に設けられた軸受部により回 動可能に支持させて構成され、使用者のキーボード部2の回動操作時に、若干の 抵抗を付与して、キーボード部2が勢い良く開閉されることがないようになって いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のものでは、キーボード部2を格納状態にロックするため に、図11に示すように、本体1の前面上端部には、係合孔4aを有する凸部4 が設けられ、これに対応して、キーボード部2の上端部(先端部)には、フック 爪5aを有するロック部材5が設けられていた。
【0006】 このロック部材5は、図示しないばねにより上方に付勢されており、キーボー ド部2の格納状態では、図11(a)に示すように、前記凸部4の係合孔4aに フック爪5aが係止されることにより、キーボード部2は格納状態にロックされ るようになっている。そして、キーボード部2を使用状態に回動するためには、 図11(b)に示すように、使用者が、ロック部材5をばね力に抗して下方に押 圧移動させれば、フック爪5aが係合孔4aから外れてロックが解除されるよう になっている。
【0007】 しかしながら、このようにキーボード部2のロックのために、凸部4及びロッ ク部材5を設ける構成では、外観に凹凸が現れて見栄えが悪く、デザイン的に劣 るものとなっていた。また、使用時には、使用者がいちいちロック部材5を操作 してロックを解除する必要があり、操作性の面でも難点があった。
【0008】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、本体に対して回動す る回動部を有するものにあって、外観の向上を図ると共に、回動部の操作性の向 上を図ることができる情報機器のヒンジ装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の情報機器のヒンジ装置は、本体又は回動部の一方に設けられたチルト 部材と、このチルト部材に設けられカム形状を有する軸部と、前記本体又は回動 部の他方に設けられ前記チルト部材の軸部を回動可能に支持する軸受部と、この 軸受部に設けられ前記軸部の該軸受部に対する相対的な回動に制動力を与えるば ね部材と、前記チルト部材と軸受部とのうちの一方に設けられ凹部を有する節度 面と、前記チルト部材と軸受部とのうちの他方に設けられ前記節度面に向けて付 勢された節度部材とを備え、前記軸部のカム形状を、前記回動部の格納状態にお いて前記ばね部材による該軸部に対する保持力が最大となるように構成すると共 に、前記節度面を、前記回動部が使用状態から格納状態へ向けて回動されたとき に、格納状態となる直前あるいは同時に前記節度部材が凹部に落込むように構成 したところに特徴を有するものである。
【0010】
【作用】
上記手段によれば、チルト部材の軸部が軸受部に支持されることにより、回動 部が本体に対して回動操作可能とされる。このとき、ばね部材により軸部に制動 力が与えられているので、回動部の回動操作に抵抗が与えられ、勢い良く回動操 作されることがなくなる。
【0011】 そして、回動部の格納状態においては、軸部のカム形状により、ばね部材によ る軸部に対する保持力が最大となっているので、回動部の格納状態が強い力で保 持されるようになる。また、回動部が使用状態から格納状態に回動操作される際 には、格納状態となる直前あるいは同時に、節度部材が節度面の凹部に落込むの で、使用者は、このときの節度感及び節度音により、回動部が格納状態となった ことを確認することができる。
【0012】 これにより、本体及び回動部に、回動部を格納状態にロックするための凸部と 孔部といった別のロック機構を設ける必要がなくなり、ひいては、外観の向上及 び操作性の向上を図ることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案をポータブル型のワードプロセッサに適用した一実施例について 、図1乃至図9を参照して説明する。まず、図8及び図9は、情報機器たるワー ドプロセッサの外観を示しており、ここで、ワードプロセッサは、本体11に対 して、操作に係る回動部としてのキーボード部12を回動可能に有して構成され ている。
【0014】 前記本体11は、全体としてほぼ矩形箱状をなし、内部にマイコン等からなる 演算処理部を備え、前面部にCRTディスプレイ13を、上部にプリンタ部14 を夫々一体的に有して構成されている。
【0015】 一方、前記キーボード部12は、全体として薄形の矩形ボード状をなし、プラ スチック製の上カバー15aと下カバー15bとを突き合わせて構成される中空 状のキーボードカバー15に、上面に多数のキー16aを備えたキーボード本体 16を組込んで構成されている。このキーボード部12は、前記本体11の前面 下部に、後述するヒンジ装置17を介して回動可能に連結されるようになってい る。
【0016】 これにて、キーボード部12は、図9に実線で示すような、本体11の前面を 覆うように位置される格納状態と、図8に示すように、または図9に二点鎖線で 示すような、CRTディスプレイ13の画面を露出させると共に、キーボード本 体16を上面に向けて本体11の前面側に配置させた使用状態との間での回動操 作が可能とされるのである。尚、本体11の前面上部には、CRTディスプレイ 13から若干前方に突出して、格納状態のキーボード部12が突き当たる係止部 11a(図9にのみ図示)が設けられている。
【0017】 さて、本実施例に係るヒンジ装置17について、図1乃至図7も参照して詳述 する。このヒンジ装置17は、この場合本体11に左右に2個が固着されるチル ト部材18と、キーボード部12(キーボードカバー15)にそれに対応して2 か所に設けられる軸受部19とから構成される。
【0018】 前記チルト部材18は、例えばプラスチックよりなり、図1及び図4等に示す ように、円筒状をなす円筒部20に側方(後方側)に延びる取付部21を一体に 有する形状をなしている。また、前記取付部21の途中部位には、くびれ部21 aが形成されている。そして、前記円筒部20の左右両端面部には、側方に延び る軸部22,22が一体に設けられている。
【0019】 この軸部22は、断面外形が円形ではなく、カム形状とされている。具体的に は、図2乃至図4,図7に示すように、キーボード部12の回動中心となる軸心 Oに対し、図で右側部位は半径R1の半円形とされ、上部から反時計回り方向に 次第に半径が大きくなって左側部にて半径R2が最大となる突起部22aが設け られており、突起部22aを越えた左下部位は平面状に切欠かれた切欠部22b とされている。
【0020】 さらに、チルト部材18の円筒部20には、前記軸部22の突起部22aの外 周側に位置して、軸方向に貫通する貫通孔25が形成されている。そして、図5 及び図6に示すように、この貫通孔25内には、節度部材たる節度ボール23, 23が、それらの間に位置されるコイルばね24と共に収容されている。これに て、節度ボール23,23は、貫通孔25の両端部において、円筒部20の両端 面に臨んで飛出し方向に付勢されている。
【0021】 尚、詳しく図示はしないが、このとき、貫通孔25の一端側には、節度ボール 23の飛出し防止用に内方に若干量突出する突起部が形成され、また、それとは 反対側の円筒部20の端面には、節度ボール23の径より若干径小な円形孔を有 する抜止め金具が設けられており、以て、組付け時等における取扱い性を容易に している。
【0022】 このように構成されたチルト部材18に対し、軸受部19は、以下のように構 成されている。即ち、図1は、前記カバー15のうちの上カバー15aを裏返し て示すものであり、この上カバー15aには、チルト部材18の円筒部20に対 応する窪み部26が形成されている。そして、この窪み部26の両側に位置され る軸受壁部27,27には、前記軸部22,22が挿通される軸受孔27a,2 7aがU字状に形成されている。
【0023】 また、軸受壁部27,27の両側部位には、板ばね収容部28,28が四角形 状に形成され、この板ばね収容部28内に、ばね部材たるステンレス製の板ばね 29が、長手方向両端部のみが支持された状態で収容されている。詳しくは後述 するように、この板ばね29は、軸部22の周面に圧接し、該軸部22の軸受部 19に対する相対的な回動に制動力を与えるようになっている。
【0024】 さらに、軸受壁部27,27の内面側には、図5及び図6にも示すように、前 記節度ボール23,23が相対的に摺動する節度面30,30が形成されている 。この節度面30は、平坦面の奥側部位に、斜面を介して凹部30aを有して構 成されている。また、図5及び図6に示すように、軸受壁部27には、この節度 面30に倣ってこれを覆うような金属板31が取付けられ、節度ボール23はこ の金属板31を摺動するようになっている。
【0025】 詳しく図示はしないが、上述のように構成された上カバー15aに対し、下カ バー15bには、やはり円筒部20に対応する窪み部が形成され、また、前記軸 受壁部27の軸受孔27aの上部を塞ぐような壁部が形成されている。
【0026】 上記チルト部材18は、図1に示すように、上下反転した状態で、軸部22, 22が軸受壁部27,27の軸受孔27a,27aに上方から挿通されるように して、円筒部20が窪み部26内に嵌込まれ、この後、上カバー15aに下カバ ー15bが突き合わされて両者がねじ止め固定されることにより、キーボード部 12に対して回動可能に連結される。
【0027】 そして、この後、図2及び図3に示すように、チルト部材18の取付部21が 、本体11下部の取付溝32に差込まれ、くびれ部21aにてクリップ33によ り固着されるようになっている。これにて、キーボード部12が、本体11に対 し、軸部22の軸心Oを中心に回動可能に連結されるのである。
【0028】 このとき、後の作用説明でも述べるように、板ばね29がたわみつつ軸部22 に圧接して軸部22の相対的回動に制動力(摩擦抵抗)を与えるのであるが、軸 部22がカム形状を有することにより、キーボード部12を使用状態から格納状 態に向けて回動させる際に、格納状態となる少し手前にていわゆるトグル作用を 呈するようになり、格納状態において板ばね29による該軸部22に対する保持 力が最大となるようなっている。
【0029】 また、キーボード部12の回動時に、前記節度ボール23は節度面30を相対 的に摺動するのであるが、キーボード部12が使用状態から格納状態へ向けて回 動されたときに、格納状態となる直前に節度ボール23が節度面30の斜面から 凹部30aに落込むようになっている。
【0030】 尚、前記チルト部材18は、左右に2個が設けられるが、節度の機構はどちら か一方にあれば十分であるので、本実施例においては、一方のチルト部材18に は、節度ボール23及びコイルばね24を組付けることを省略している。
【0031】 次に、上記構成の作用について、主に図7を参照しながら述べる。この図7は 、キーボード部12の回動位置に対する、軸部22と板ばね29との関係、及び 、節度ボール23と節度面30との関係をまとめて示したものである。
【0032】 即ち、キーボード部12の使用状態にあっては、図3にも示すように、板ばね 29が軸部22のうちの半径R1の部分に圧接して所要の摩擦抵抗を与えている と共に、図6にも示すように、節度ボール23は節度面30の平坦面に摺接して 貫通孔25の内方に引込んだ状態となっている。
【0033】 ここで、ワープロの使用が終了してキーボード部12を格納状態とするには、 使用者はキーボード部12を図で反時計回り方向に回動操作する。このとき、キ ーボード部12が反時計回り方向に回動されるに伴い、板ばね29も軸部22を 摺動しつつその回りを回動変位するが、軸部22の突起部22aに近付くに従い (第1中間点)、軸部22が径大となり板ばね29のたわみ量が大きくなるので 、制動力(摩擦抵抗力)が次第に大きくなる。また、節度面30も節度ボール2 3に対して摺動しつつ回動変位するが、この第1中間点の段階では、節度ボール 23は平坦面に摺接している。
【0034】 この後、キーボード部12が、格納状態に至る少し手前の第2中間点まで回動 されると、板ばね29が軸部22の突起部22aに圧接するようになってたわみ が最大となる。このときにはやはり節度ボール23は平坦面に摺接している。
【0035】 そして、遂に板ばね29が突起部22aを乗越えると、板ばね29(キーボー ド部12)には、Y・sinθ(図2参照)の回転モーメントが反時計回り方向 に作用し、いわゆるトグル作用により、その後使用者が力を加えずともキーボー ド部12は格納状態まで回動され、その状態に保持される。これにて、キーボー ド部12は、本体11前面の係止部11aに突当った状態で、がたつくことなく 、強い保持力にて格納状態に保持されるのである。
【0036】 このとき、図5にも示すように、キーボード部12が格納状態に至る直前にお いて、節度面30の回動変位により、節度ボール23が斜面から凹部30aに落 込むようになる。これにより、クリック感を得ることができると共に、「かちっ 」という節度音が発生するようになるのである。また、節度ボール23が凹部3 0aに落込んだ状態となることにより、補助的なキーボード部12の保持力も得 られるものである。
【0037】 尚、キーボード部12を格納状態から使用状態に回動させるには、使用者は、 ヒンジ装置17による保持力に抗して、キーボード部12を図で時計回り方向に 回動操作する。このとき、板ばね29及び節度面30は、上記とは反対方向に回 動変位し、回動操作の開始直後に、節度ボール23が凹部30aから抜出して平 坦面を摺動するようになり、また、第2中間点を越えれば、板ばね29による摩 擦抵抗が小さくなって軽い力で回動操作が行えるようになるが、所要の制動力は 与えられるため、キーボード部12が自重によって勢い良く回動するといったこ とはないのである。
【0038】 このように本実施例によれば、板ばね29により制動力が与えられる軸部22 をカム形状としたことにより、キーボード部12の格納状態において最大の保持 力を付与することができるようになった。また、ヒンジ装置17に組込まれた節 度面30と節度ボール23との作用により、格納状態となる直前に節度音を発生 させるようにした。
【0039】 これにより、ヒンジ装置17により、格納状態のキーボード部12を強い力で 保持することができると共に、使用者がキーボード部12が格納状態となったこ とを節度音にて確認することができる。
【0040】 従って、従来のようなキーボード部2のロックのために凸部4及びロック部材 5を設ける構成と異なり、キーボード部12を格納状態にロックするための別の ロック機構を不要とすることができる。この結果、キーボード部12や本体11 の前面のデザイン的な自由度が高まり、外観の向上を図ることができるものであ る。また、ロック解除のための特別な操作が不要となって、キーボード部12の 回動操作性の向上も図ることができるものである。
【0041】 尚、上記実施例では、本体11側にチルト部材18を設け、キーボード部12 側に軸受部19を設ける構成としたが、本体11側に軸受部19をキーボード部 12側にチルト部材18を設ける構成としても良い。また、軸受部19側に節度 部材を設け、チルト部材18側に節度面を設ける構成としても良い。
【0042】 その他、ポータブル形のワードプロセッサに限らず、例えばラップトップ形と 称される、本体からLCDパネル(表示に係る回動部)を立ち上げ状態に回動さ せる構成のワープロ,パソコン等にも適用することができるなど、本考案は要旨 を逸脱しない範囲内で、適宜変更して実施し得るものである。
【0043】
【考案の効果】
以上の説明にて明らかなように、本考案の情報機器のヒンジ装置によれば、本 体に対して回動する回動部を有するものにあって、チルト部材の軸部をカム形状 とすると共に、節度部材及び節度面を設け、前記軸部のカム形状を、回動部の格 納状態においてばね部材による該軸部に対する保持力が最大となるように構成す ると共に、前記節度面を、回動部が使用状態から格納状態へ向けて回動されたと きに、格納状態となる直前あるいは同時に節度部材が凹部に落込むように構成し たので、外観の向上を図ると共に、回動部の操作性の向上を図ることができると いう優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すもので、組付け時の要
部の斜視図
【図2】格納状態における要部の縦断側面図
【図3】使用状態における要部の縦断側面図
【図4】チルト部材の側面図
【図5】格納状態における節度ボールと節度面との関係
を示す断面図
【図6】使用状態における節度ボールと節度面との関係
を示す断面図
【図7】キーボード部の回動位置に対する、軸部と板ば
ねとの関係、及び、節度ボールと節度面との関係を示す
【図8】ポータブル型のワードプロセッサの前面部分の
斜視図
【図9】ポータブル型のワードプロセッサの側面図
【図10】従来例を示す図9相当図
【図11】キーボード部のロック機構を示す部分縦断側
面図
【符号の説明】
図面中、11は情報機器本体、12はキーボード部(回
動部)、13はCRTディスプレイ、15はキーボード
カバー、15aは上カバー、15bは下カバー、17は
ヒンジ装置、18はチルト部材、19は軸受部、20は
円筒部、21は取付部、22は軸部、22aは突起部、
23は節度ボール(節度部材)、24はコイルばね、2
5は貫通孔、26は窪み部、27は軸受壁部、27aは
軸受孔、28は板ばね収容部、29は板ばね(ばね部
材)、30は節度面、30aは凹部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報機器本体に対し、操作若しくは表示
    に係る回動部を、格納状態と使用状態との間で回動可能
    に連結するものにおいて、 前記本体又は回動部の一方に設けられたチルト部材と、 このチルト部材に設けられカム形状を有する軸部と、 前記本体又は回動部の他方に設けられ前記チルト部材の
    軸部を回動可能に支持する軸受部と、 この軸受部に設けられ前記軸部の該軸受部に対する相対
    的な回動に制動力を与えるばね部材と、 前記チルト部材と軸受部とのうちの一方に設けられ凹部
    を有する節度面と、 前記チルト部材と軸受部とのうちの他方に設けられ前記
    節度面に向けて付勢された節度部材とを備え、 前記軸部のカム形状は、前記回動部の格納状態において
    前記ばね部材による該軸部に対する保持力が最大となる
    ように構成されていると共に、 前記節度面は、前記回動部が使用状態から格納状態へ向
    けて回動されたときに、格納状態となる直前あるいは同
    時に前記節度部材が凹部に落込むように構成されている
    ことを特徴とする情報機器のヒンジ装置。
JP2286292U 1992-04-13 1992-04-13 情報機器のヒンジ装置 Pending JPH0583443U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003264411A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Kenwood Corp アンテナ回転機構
JP2011014625A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Mitsubishi Electric Corp パワーコンディショナー用筐体

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