JP2011014625A - パワーコンディショナー用筐体 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉の揺れを抑制できるパワーコンディショナー用筐体を得ること。
【解決手段】パワーコンディショナー用筐体1は、開口を有すると共にパワーコンディショナーの機器類が収められる筐体本体10と、筐体本体10に取り付けられて、筐体本体10の開口を覆うことができる扉11と、筐体本体10と扉11とのうちの一方に設けられる軸体13と、筐体本体10と扉11とのうちの他方に設けられ、軸体13の外周面13aの少なくとも一部を覆って、軸体13の回動軸RLを中心に回動できるように軸体13を支持する軸受14と、軸体13の外周面13aと軸受14の内周面14aとを接触させ、軸体13の径方向の力Fを軸体13または軸受14に与える押付け手段としての板バネ15とを備えることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、パワーコンディショナーの機器類を格納するパワーコンディショナー用筐体に関する。
従来、扉を備える筐体では、扉が閉められている状態で扉が揺れることがあった。この扉の揺れを抑制するための技術として、例えば、特許文献1には、2つの折り畳みパネルが対となって設けられる扉に取り付けられ、2つの折り畳みパネルの当接側の裏面下部にそれぞれ凹部と凸部が対向して設けられ、2つの折り畳みパネルが閉止された際に密着係合する凹形掛止具と凸形掛止具を含んで構成される折り畳み扉の揺れ止め具が開示されている。
特開平10−299332号公報
特許文献1に開示されている技術は、2つの折り畳みパネルの当接部分の揺れは抑制できるが、扉のヒンジ部分(蝶番)で扉が揺れる場合が考えられる。特に、屋外に配置される筐体、例えば太陽光発電装置に用いられるパワーコンディショナーの機器類を格納するパワーコンディショナー用筐体では、扉のヒンジ部分に隙間が生じる場合がある。よって、特許文献1の技術では、扉の揺れの抑制が不十分となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、扉の揺れを抑制できるパワーコンディショナー用筐体を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るパワーコンディショナー用筐体は、開口を有すると共にパワーコンディショナーの機器類が収められる筐体本体と、前記筐体本体に取り付けられて、前記開口を覆うことができる扉と、前記筐体本体と前記扉とのうちの一方に設けられる軸体と、前記筐体本体と前記扉とのうちの他方に設けられ、前記軸体の外周面の少なくとも一部を覆って、前記軸体の回動軸を中心に回動できるように前記軸体を支持する軸受と、前記軸体の前記外周面と前記軸受の内周面とを接触させ、前記軸体の径方向の力を前記軸体または前記軸受に与える押付け手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、扉の揺れを抑制できるという効果を奏する。
図1は、扉が閉まっている際の実施の形態1に係るパワーコンディショナー用筐体を示す正面図である。 図2は、扉が開いている際の実施の形態1に係るパワーコンディショナー用筐体を示す正面図である。 図3は、扉が開いている際の実施の形態1に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。 図4は、扉が閉まっている際の実施の形態1に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。 図5は、扉が開いている際の実施の形態2に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。 図6は、扉が閉まっている際の実施の形態2に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。 図7は、扉が開いている際の実施の形態3に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。 図8は、扉が閉まっている際の実施の形態3に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。 図9は、扉が開いている際の実施の形態4に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。 図10は、扉が閉まっている際の実施の形態4に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。
以下に、本発明に係るパワーコンディショナー用筐体の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、扉が閉まっている際の実施の形態1に係るパワーコンディショナー用筐体を示す正面図である。図2は、扉が開いている際の実施の形態1に係るパワーコンディショナー用筐体を示す正面図である。実施の形態1に係るパワーコンディショナー用筐体1は、図1及び図2に示すように、筐体本体10と、扉11とを備える。筐体本体10は、図2に示すように、背板10aと、天板10bと、底板10cと、2つの側板10dとを含んで構成される。天板10bと、底板10cと、2つの側板10dとは、背板10aの同一側の面に、例えば垂直に設けられる。天板10bと、底板10cとは、互いに対向して設けられる。2つの側板10dは、互いに対向して設けられる。
筐体本体10は、背板10aと、天板10bと、底板10cと、2つの側板10dとで、開口10eを有する箱型に形成される。ここで、開口10eは、天板10bの端部のうち背板10aとは反対側の端部と、底板10cの端部のうち背板10aとは反対側の端部と、側板10dの端部のうち背板10aとは反対側の端部とで囲まれる開口である。パワーコンディショナー用筐体1は、この箱型の筐体本体10内にパワーコンディショナーの機器類が格納される。
扉11は、2つの側板10dのうちの一方に、回動軸RLを軸に回動できるように連結される。回動軸RLは、本実施の形態では、天板10b及び底板10cに直交する。パワーコンディショナー用筐体1は、扉11が回動軸RLを軸に回動されることにより、図1に示すように、扉11によって図2に示す開口10eが覆われたり、図2に示すように、開口10eが開放されたりする。以下、扉11によって開口10eが覆われた状態を扉が閉まっている状態といい、開口10eが開放されている状態を扉が開いている状態という。次に、扉11と筐体本体10との連結部分、いわゆるヒンジ部分の構成について説明する。
図3は、扉が開いている際の実施の形態1に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。図4は、扉が閉まっている際の実施の形態1に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。図3及び図4に示すように、パワーコンディショナー用筐体1のヒンジ部分は、軸体13と、軸受14と、押付け手段としての板バネ15とを含んで構成される。
軸体13は、回動軸RLに直交する仮想平面で切った断面が円形の一部を切り欠いた形状に形成される。以下、回動軸RLに直交する仮想平面で切った断面を単に断面という。回動軸RLは、軸体13の断面が真円であると仮定した場合の軸体13の中心軸である。本実施の形態では、軸体13は扉11に設けられる。軸体13は、小径部13bと、突出部としての大径部13cとが含まれる。小径部13bは、大径部13cよりも軸体13の径方向の大きさが小さい部分である。なお、軸体13の径方向とは、軸体13の回動軸RLと直交する方向である。軸体13は、例えば、大径部13cの一部が切削されることによって、小径部13bが形成される。
軸受14は、軸体13の外周面13aの少なくとも一部を覆う形状に形成される。なお、外周面13aには、小径部13bの外周面と、大径部13cの外周面とが含まれる。本実施の形態では、軸受14は、軸体13と扉11との連結部分を避けて筒型の一部が欠けた形状に形成される。これにより、軸受14は、断面が略C字型をなす。本実施の形態では、軸受14は筐体本体10に設けられる。
パワーコンディショナー用筐体1は、軸体13が軸受14の内側に挿入される。ここで、前記内側とは、断面が略C字型に形成される軸受14のC字部分に囲まれた空間である。これにより、パワーコンディショナー用筐体1は、軸受14の内周面14aと軸体13の外周面13aとが対向する。よって、パワーコンディショナー用筐体1は、軸体13が軸受14に回動軸RLを軸に回動できるように支持される。結果として、パワーコンディショナー用筐体1は、扉11が筐体本体10に対して開閉できるようにヒンジ部分によって支持できる。ここで、ヒンジ部分は、軸体13が扉11に設けられ、軸受14が筐体本体10に設けられる構成に限定されない。ヒンジ部分は、軸体13が筐体本体10に設けられ、軸受14が扉11に設けられてもよい。
パワーコンディショナー用筐体1は、扉11が開かれた状態で扉11の一部が軸受14や筐体本体10に干渉する場合がある。このような場合、ヒンジ部分は、軸受14や筐体本体10に逃げ部14bが形成される。逃げ部14bは、扉11が開閉される際に、図3に示すように、扉11の一部が出し入れされる部分である。
板バネ15は、回動軸RLと直交する方向に弾性変形する弾性部材である。板バネ15は、軸受14の内側に設けられる。具体的には、板バネ15は、内周面14aと、軸体13の外周面13aとの間に設けられる。板バネ15は、例えば、軸受14の内周面14aに形成される2つの取付溝14cに嵌め込まれて支持される。ここで、板バネ15は、図3に示すように扉11が開いている際に小径部13bと対向し、かつ、図4に示すように扉11が閉じている際に大径部13cと対向する位置に設けられる。また、板バネ15は、図3に示すように扉11が開いている際には、小径部13bの外周面13aと接触せず、かつ、図4に示すように扉11が閉じている際には、大径部13cの外周面13aと接触するように設けられる。
これにより、パワーコンディショナー用筐体1は、図4に示すように、扉11が閉めらている際に、回動軸RLから離れる方向に板バネ15が軸体13の大径部13cに押される。よって、板バネ15は、回動軸RLから離れる方向に弾性変形する。この時、板バネ15は、軸体13が板バネ15から離れる方向の力Fを軸体13に与える。この力Fは、軸体13の径方向の力であって、軸体13の外周面13aの一部と軸受14の内周面14aの一部とが互いに近づく方向の力である。
よって、軸体13は、力Fが働く方向、つまり板バネ15から離れる方向に移動して、軸体13の外周面13aが軸受14の内周面14aに接触する。ここで、軸体13の外周面13aが接触する軸受14の内周面14aの部分は、板バネ15と対向する部分である。以上により、パワーコンディショナー用筐体1は、軸体13の外周面13aが軸受14の内周面14aに押し付けられる。これにより、パワーコンディショナー用筐体1は、扉11が閉まっている際の扉11の揺れを抑制できる。
ここで、パワーコンディショナー用筐体1は、図3に示すように、扉11が開いている際、板バネ15は軸体13の外周面13aと接触しない。よって、扉11が開いている際、パワーコンディショナー用筐体1は、軸体13の外周面13aが軸受14の内周面14aに押さえ付けられない。これにより、パワーコンディショナー用筐体1は、扉11が開閉される際の軸体13の外周面13aと軸受14の内周面14aとの間に働く摩擦力を低減できる。結果として、パワーコンディショナー用筐体1は、ユーザーが扉11を開閉するために必要な力を低減できる。
ここで、板バネ15は、常に軸体13の外周面13aと接触する構成でもよい。この場合、パワーコンディショナー用筐体1は、軸体13に小径部13bが形成されず、外周面13aが常に板バネ15を弾性変形させる。この構成の場合、パワーコンディショナー用筐体1は、扉11が閉まっている場合及び扉11が開いている場合の両方で扉11の揺れを抑制できる。但し、扉11が開閉される機会は、一般的にパワーコンディショナーの機器類の保守及び点検の時であって頻度は少ない。よって、パワーコンディショナー用筐体1は、扉11が開かれた状態での扉11の揺れを抑制する構成よりも、扉11が開閉される際の軸体13の外周面13aと軸受14の内周面14aとの間に働く摩擦力を低減する構成の方が好ましい。つまり、パワーコンディショナー用筐体1は、軸体13に小径部13bが形成される方が好ましい。
ここで、軸体13は、小径部13b及び大径部13cが形成される構成に限定されず、例えば、突出部としての突起部が形成されてもよい。この場合、前記突起部は、扉11が閉まっている際に、板バネ15と接触して板バネ15を弾性変形させる。この構成でも、板バネ15は、軸体13の径方向の力であって、軸体13の外周面13aの一部と軸受14の内周面14aの一部とが互いに近づく方向の力Fを軸体13に与えることができる。よって、パワーコンディショナー用筐体1は、扉11が閉まっている状態での扉11の揺れを抑制できる。
また、パワーコンディショナー用筐体1は、板バネ15が軸体13の外周面13aに設けられ、前記突起部が軸受14の内周面14aに形成されてもよい。この場合、板バネ15は、軸体13の外周面13aよりも回動軸RLから離れる方向に突出して設けられる。また、前記突起部は、内周面14aから回動軸RLに近づく方向に突出して設けられる。この場合、パワーコンディショナー用筐体1は、前記突起部と板バネ15とが接触して板バネ15が弾性変形すると、軸体13の径方向の力であって、軸体13の外周面13aの一部と軸受14の内周面14aの一部とが互いに近づく方向の力Fを、軸受14に与えることができる。これにより、パワーコンディショナー用筐体1は、軸体13の外周面13aが軸受14の内周面14aに押し付けられる。結果として、この場合でも、パワーコンディショナー用筐体1は、扉11が閉まっている状態での扉11の揺れを抑制できる。
実施の形態2.
図5は、扉が開いている際の実施の形態2に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。図6は、扉が閉まっている際の実施の形態2に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。図5及び図6に示す実施の形態2に係るパワーコンディショナー用筐体2は、板バネが設けられる位置が、実施の形態1に係るパワーコンディショナー用筐体1とは異なる。
図5及び図6に示すパワーコンディショナー用筐体2のヒンジ部分は、軸体23と、軸受24と、押付け手段としての板バネ25とを備える。軸体23は、小径部及び突起部としての大径部が形成されず、外周面から回動軸RLまでの距離が一定の円柱である。また、軸受24は、内周面24aに図3及び図4に示す取付溝14cが形成されない。板バネ25は、略L字に屈曲した板状の弾性部材である。
板バネ25は、例えば、扉11の裏面に取り付けられる。なお、前記裏面とは、扉11の面のうち、図2に示す開口10e側の面である。ここで、略L字に屈曲した板バネ25のうち、扉11側の部分を第1部分25aといい、残りの部分を第2部分25bという。板バネ25は、第1部分25aが扉11に取り付けられる。板バネ25は、第1部分25aと第2部分25bとの付け根部分が、軸体23及び軸受24側に配置される。
図5に示すように、扉11が開かれている際、板バネ25は、第2部分25bが軸受24に対向する。但し、この時、板バネ25は、第2部分25bが軸受24に接触しない。または、板バネ25は、第2部分25bが軸受24に接触していたとしても弾性変形しない。一方、板バネ25は、図6に示すように、扉11が閉められている際に、第2部分25bが軸受24に接触して弾性変形する。具体的には、板バネ25は、第2部分25bが軸受24から力を受けて、第2部分25bが第1部分25aに近づく方向に折れ曲がる。これにより、板バネ25は、第1部分25aが第2部分25bから離れる方向の力Fを扉11に与える。
よって、扉11に連結される軸体23も力Fが働く方向に移動する。この力Fは、軸体23の径方向の力であって、軸体23の外周面23aの一部と軸受24の内周面24aの一部とが互いに近づく方向の力である。したがって、軸体23は、軸体23の外周面23aが軸受24の内周面24aに接触する。以上により、パワーコンディショナー用筐体2は、軸体23の外周面23aが軸受24の内周面24aに押し付けられる。これにより、パワーコンディショナー用筐体2は、扉11が閉まっている際の扉11の揺れを抑制できる。
ここで、扉11が閉まっている際に第2部分25bが接触する対象は、軸受24に限定されない。扉11が閉まっている際に、軸体23の軸方向の力であって、軸体23の外周面23aの一部と軸受24の内周面24aの一部とが互いに近づく方向の力を軸体23に与えることができれば、第2部分25bが接触する対象は、筐体本体10のいかなる部位でもよい。よって、本実施の形態では、軸受24は、筐体本体10の一部として取り扱われる。
ここで、板バネ25は、例えば、筐体本体10に取り付けられてもよい。この場合、パワーコンディショナー用筐体2は、略L字に屈曲した板バネ25のうち、第2部分25bが筐体本体10に取り付けられ、第1部分25aが扉11の裏面に対向する。但し、この時、板バネ25は、第1部分25aが扉11に接触しない。または、板バネ25は、第1部分25aが扉11に接触していたとしても弾性変形しない。
一方、板バネ25は、図6に示すように、扉11が閉められている際に、第1部分25aが扉11に接触して弾性変形する。これにより、板バネ25は、第1部分25aが第2部分25bから離れる方向の力Fを扉11に与える。このように、パワーコンディショナー用筐体2は、板バネ25が筐体本体10側に取り付けられても、扉11が閉まっている際に軸体23の外周面23aが軸受24の内周面24aに押し付けられる。これにより、パワーコンディショナー用筐体2は、扉11が閉まっている際の扉11の揺れを抑制できる。
実施の形態3.
図7は、扉が開いている際の実施の形態3に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。図8は、扉が閉まっている際の実施の形態3に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。図7及び図8に示す実施の形態3に係るパワーコンディショナー用筐体3は、板バネに代えてコイルバネを備える点で、実施の形態2に係るパワーコンディショナー用筐体2と異なる。
図7及び図8に示すパワーコンディショナー用筐体3のヒンジ部分は、軸体33と、軸受24と、押付け手段としてのコイルバネ35と、先端部材としてのボール36とを備える。軸体33は、径方向穴33bが形成される。径方向穴33bは、軸体33の外周面33aに開口し、回動軸RLと直交する方向に回動軸RLに向かって形成される穴である。径方向穴33bの開口は、軸受24の内周面24aと対向する。なお、径方向穴33bは、軸体33を貫通せずに、軸体33の内部で閉塞する部分、いわゆる底部33cを有する穴である。
コイルバネ35は、取付側端部35aが軸体33に取り付けられる。具体的には、コイルバネ35は、径方向穴33bの内部に設けられて、取付側端部35aが底部33cに取り付けられる。コイルバネ35は、取付側端部35aとは反対側の端部である先端部35bが、取付側端部35a側に向かって移動するように弾性変形する弾性部材である。ボール36は、先端部35b側に設けられる。ボール36は、少なくとも先端部35bとは反対側の部分が、径方向穴33bから軸受24の内周面24aに向かって突出する。
本実施の形態では、ボール36は、図7及び図8に示すように、扉11の開閉状態に関係なく軸受24の内周面24aに接触して、回動軸RL側に向かう力を軸受24の内周面24aから受ける。これにより、コイルバネ35は弾性変形する。よって、コイルバネ35は、取付側端部35aが先端部35bから離れる方向の力Fを軸体33の底部33cに与える。よって、パワーコンディショナー用筐体3は、力Fが働く方向に軸体33が移動する。この力Fは、軸体33の軸方向の力であって、軸体33の外周面33aの一部と軸受24の内周面24aの一部とが互いに近づく方向の力である。したがって、軸体33は、軸体33の外周面33aが軸受24の内周面24aに接触する。以上により、パワーコンディショナー用筐体3は、軸体33の外周面33aが軸受24の内周面24aに押し付けられる。これにより、パワーコンディショナー用筐体3は、扉11の開閉状態に関係なく扉11の揺れを抑制できる。
ここで、例えば、パワーコンディショナー用筐体3は、軸受24の内周面24aの部分のうち、扉11が開いている際にボール36と対向する部分が回動軸RLから離れる方向に凹んで形成されてもよい。この場合、パワーコンディショナー用筐体3は、扉11が開いている際にボール36が内周面24aに接触しない。よって、パワーコンディショナー用筐体3は、扉11が開いている際に軸体33の外周面33aが軸受24の内周面24aに押し付けられない。これにより、パワーコンディショナー用筐体3は、扉11が開閉される際の軸体33の外周面33aと軸受24の内周面24aとの間に働く摩擦力を低減できる。結果として、パワーコンディショナー用筐体3は、ユーザーが扉11を開閉するために必要な力を低減できる。
ここで、先端部材の形状は、球状に限定されない。但し、先端部材は、少なくとも軸受24の内周面24aに接触する部分が球面部分として曲面に形成されると好ましい。これにより、パワーコンディショナー用筐体3は、ボール36が内周面24aに接触しながら移動する際のボール36の移動を滑らかにすることができる。また、先端部材が球状に形成される場合、先端部材としてのボール36は、コイルバネ35の先端部35bに連結されずに先端部35bと接触して設けられてもよい。この場合、パワーコンディショナー用筐体3は、ボール36が内周面24aに接触しながら移動する際にボール36が回転する。これにより、パワーコンディショナー用筐体3は、ボール36が内周面24aに接触しながら移動する際のボール36の移動をさらに滑らかにすることができる。
また、パワーコンディショナー用筐体3は、軸体33の外周面33aと、軸受24の内周面24aとの間に、コイルバネ35及びボール36を介在できれば、軸体33に径方向穴33bが形成されなくてもよい。この場合、コイルバネ35は、例えば、取付側端部35aが軸体33の外周面33aに取り付けられる。また、コイルバネ35は、例えば、軸受24に取り付けられてもよい。この場合、パワーコンディショナー用筐体3は、軸受24に径方向穴が形成される。前記径方向穴は、軸受24の内周面24aに開口し、回動軸RLと直交する方向に回動軸RLに向かって形成される穴である。径方向穴の開口は、軸体33の外周面33aと対向する。コイルバネ35は、取付側端部35aが軸受24に取り付けられる。具体的には、コイルバネ35は、径方向穴の内部に設けられて、取付側端部35aが径方向穴の底部に取り付けられる。
この場合、ボール36は、扉11の開閉状態に関係なく軸体33の外周面33aに接触して、回動軸RLから遠ざかる力を軸体33の外周面33aから受ける。これにより、コイルバネ35は、弾性変形する。よって、パワーコンディショナー用筐体3は、軸体33の外周面33aの一部と軸受24の内周面24aの一部とが互いに近づく方向に軸体33が移動する。したがって、軸体33は、軸体33の外周面33aが軸受24の内周面24aに接触して押し付けられる。これにより、パワーコンディショナー用筐体3は、扉11の開閉状態に関係なく扉11の揺れを抑制できる。
実施の形態4.
図9は、扉が開いている際の実施の形態4に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。図10は、扉が閉まっている際の実施の形態4に係るヒンジ部分を回動軸に直交する仮想平面で切って示す断面図である。図9及び図10に示す実施の形態4に係るパワーコンディショナー用筐体4は、コイルバネを2つ備える点で、実施の形態3に係るパワーコンディショナー用筐体3と異なる。
図9及び図10に示すパワーコンディショナー用筐体4のヒンジ部分は、軸体43と、軸受24と、第1弾性部材としての第1コイルバネ47と、第2弾性部材としての第2コイルバネ48と、第1先端部材としての第1ボール49aと、第2先端部材としての第2ボール49bとを備える。軸体43は、第1径方向穴44と、第2径方向穴45とが形成される。第1径方向穴44は、軸体43の外周面43aに開口し、回動軸RLと直交する方向に回動軸RLに向かって形成される穴である。第1径方向穴44の開口は、軸受24の内周面24aと対向する。なお、第1径方向穴44は、軸体43を貫通せずに、軸体43の内部で閉塞する第1底部44aを有する。
第2径方向穴45は、軸体43の外周面43aに開口し、回動軸RLと直交する方向に回動軸RLに向かって形成される穴である。第2径方向穴45は、第1径方向穴44の反対側に形成される。第2径方向穴45の開口は、軸受24の内周面24aと対向する。なお、第2径方向穴45は、軸体43を貫通せずに、軸体43の内部で閉塞する第2底部45aを有する。
第1コイルバネ47は、取付側端部47aが軸体43に取り付けられる。具体的には、第1コイルバネ47は、第1径方向穴44の内部に設けられて、取付側端部47aが第1底部44aに取り付けられる。第1コイルバネ47は、取付側端部47aとは反対側の端部である先端部47bが、取付側端部47a側に向かって移動するように弾性変形する弾性部材である。ここで、第1コイルバネ47が収縮する方向を第1方向A01とする。第1ボール49aは、第1コイルバネ47の先端部47b側に設けられる。第1ボール49aは、少なくとも第1コイルバネ47の先端部47bとは反対側の部分が、第1径方向穴44から軸受24の内周面24aに向かって突出する。
第2コイルバネ48は、取付側端部48aが軸体43に取り付けられる。具体的には、第2コイルバネ48は、第2径方向穴45の内部に設けられて、取付側端部48aが第2底部45aに取り付けられる。第2コイルバネ48は、取付側端部48aとは反対側の端部である先端部48bが、取付側端部48a側に向かって移動するように弾性変形する弾性部材である。ここで、第2コイルバネ48が収縮する方向を第2方向A02とする。第2方向A02は、第1方向A01と反対である。第2ボール49bは、第2コイルバネ48の先端部48b側に設けられる。第2ボール49bは、少なくとも第2コイルバネ48の先端部48bとは反対側の部分が、第2径方向穴45から軸受24の内周面24aに向かって突出する。
本実施の形態では、第1ボール49aは、図9及び図10に示すように、扉11が閉まっている際に、軸受24の内周面24aに接触して、回動軸RL側に向かう力を軸受24の内周面24aから受ける。これにより、第1コイルバネ47は弾性変形する。よって、第1コイルバネ47は、取付側端部47aが先端部47bから離れる方向の第1力F01を軸体43の第1底部44aに与える。
また、第2ボール49bは、図9及び図10に示すように、扉11が閉まっている際に、軸受24の内周面24aに接触して、回動軸RL側に向かう力を軸受24の内周面24aから受ける。これにより、第2コイルバネ48は弾性変形する。よって、第2コイルバネ48は、取付側端部48aが先端部48bから離れる方向の第2力F02を軸体43の第2底部45aに与える。ここで、第1力F01と、第2力F02とは反対方向の力である。
よって、パワーコンディショナー用筐体4は、第1力F01と第2力F02とが軸体43に働く。このとき、軸体43は、第1力F01と第2力F02とがつり合う位置で、軸受24内での位置が維持される。これにより、パワーコンディショナー用筐体4は、扉11が閉まっている際の扉11の揺れを抑制できる。
ここで、第1ボール49a及び第2ボール49bは、2つとも常に軸受24の内周面24aに接触する構成に限定されない。例えば、実施の形態4に係るパワーコンディショナー用筐体4は、図9に示すように、扉11が開いている際、第1ボール49aのみが軸受24の内周面24aに接触し、第2ボール49bは軸受24の内周面24aには接触しない。この場合、パワーコンディショナー用筐体4は、第1コイルバネ47のみが弾性変形する。よって、軸受24は、第1力F01のみを受ける。
これにより、パワーコンディショナー用筐体4は、軸体43が第1力F01の働く方向に移動する。つまり、パワーコンディショナー用筐体4は、軸体43の外周面43aの一部と軸受24の内周面24aの一部とが互いに近づく方向に軸体43が移動する。したがって、軸体43は、軸体43の外周面43aが軸受24の内周面24aに接触して押し付けられる。これにより、パワーコンディショナー用筐体4は、扉11が開いている際でも扉11の揺れを抑制できる。
ここで、パワーコンディショナー用筐体4は、軸体43の外周面43aと、軸受24の内周面24aとの間に、第1コイルバネ47及び第1ボール49aと、第2コイルバネ48及び第2ボール49bとを介在できれば、軸体43に第1径方向穴44及び第2径方向穴45が形成されなくてもよい。また、第1コイルバネ47及び第2コイルバネ48は、例えば、軸受24に取り付けられてもよい。この場合、パワーコンディショナー用筐体4は、第1径方向穴及び第2径方向穴が軸受24に形成される。前記第1径方向穴及び第2径方向穴は、軸受24の内周面24aに開口し、回動軸RLと直交する方向に回動軸RLに向かって形成される穴である。
この場合、第1径方向穴及び第2径方向穴の開口は、軸体43の外周面43aと対向する。第1コイルバネ47は、取付側端部47aが軸受24に取り付けられる。具体的には、第1コイルバネ47は、第1径方向穴の内部に設けられて、取付側端部47aが第1径方向穴の底部に取り付けられる。また、第2コイルバネ48は、取付側端部48aが軸受24に取り付けられる。具体的には、第2コイルバネ48は、第2径方向穴の内部に設けられて、取付側端部48aが第2径方向穴の底部に取り付けられる。
この場合も、第1ボール49a及び第2ボール49bは、扉11が閉じている際に、軸体43の外周面43aに接触して、回動軸RLから遠ざかる力、すなわち第1コイルバネ47及び第2コイルバネ48がそれぞれ縮む方向の力を軸体43の外周面43aから受ける。これにより、第1コイルバネ47及び第2コイルバネ48が弾性変形する。よって、パワーコンディショナー用筐体4は、第1力F01と第2力F02とが軸体43に働く。このとき、第1コイルバネ47が伸縮する第1方向は、第2コイルバネ48が伸縮する第2方向と反対である。よって、軸体43は、第1力F01と第2力F02とがつり合う位置で、軸受24内での位置が維持される。これにより、パワーコンディショナー用筐体4は、扉11が閉まっている際の扉11の揺れを抑制できる。
ここで、上述の実施の形態1から実施の形態4に係るパワーコンディショナー用筐体1−4は、屋外に設けられることがある。よって、これらの実施の形態に係るパワーコンディショナー用筐体1−4は、図1及び図2に示すように、天板10bの端部のうち背板10aとは反対側の端部に折返部10fが形成される。折返部10fは、底板10c側に向かって突出する。折返部10fは、例えば、天板10bが折り曲げられて形成される。これにより、パワーコンディショナー用筐体1−4は、扉11が閉まっている際に、扉11と天板10bとの隙間を折返部10fが覆う。よって、パワーコンディショナー用筐体1−4は、扉11と天板10bとの隙間を介して筐体本体10内へ水が浸入するおそれを抑制できる。
上記構造のため、上述の実施の形態1から実施の形態4に係るパワーコンディショナー用筐体1−4は、扉11が開かれる際に扉11と折返部10fとが干渉し合わないように、扉11が回動軸RL方向にスライドして移動できるように構成される。具体的には、パワーコンディショナー用筐体1−4は、軸体が軸受に対して、回動軸RL方向に移動できるように、軸体が軸受に支持される。パワーコンディショナー用筐体1−4は、扉11が開かれる際に、まず扉11が底板10c側に移動される。そして、パワーコンディショナー用筐体1−4は、扉11が回動軸RLを軸に回動されて、扉11が完全に開かれる。
この構成の場合、図3及び図4に示す軸体の外周面と、軸受の内周面との間の隙間が小さくなるほど、軸体の外周面と、軸受の内周面との間の摩擦力が増大する。これにより、軸体の外周面と、軸受の内周面との間の隙間が小さくなるほど、パワーコンディショナー用筐体1−4は、軸体が軸受に対して回動軸RL方向に移動しにくくなる。よって、パワーコンディショナー用筐体1−4は、軸体の外周面と、軸受の内周面との間に、隙間を設けておく必要がある。
しかしながら、上述のように、上述の実施の形態1から実施の形態4に係るパワーコンディショナー用筐体1−4のヒンジ部分は、扉11が閉まっている際に軸体の外周面を軸受の内周面に押さえ付ける板バネ15を備える。よって、パワーコンディショナー用筐体1−4は、軸体の外周面と軸受の内周面との間に、扉11を回動軸RL方向に移動させるための隙間が設けられていたとしても、扉11が閉まっている状態での扉11の揺れを抑制できる。このように、上述の実施の形態1から実施の形態4に係るパワーコンディショナー用筐体1−4は、回動軸RL方向に移動する扉11を備える屋外用のパワーコンディショナー用筐体に好適である。
本発明に係るパワーコンディショナー筐体は、屋外に設置されるものに有用であり、特に、扉の揺れを抑制することに適している。
1、2、3、4 パワーコンディショナー用筐体
10 筐体本体
10a 背板
10b 天板
10c 底板
10d 側板
10e 開口部
10f 折返部
11 扉
13、23、33、43 軸体
13a、23a、33a、43a 外周面
13b 小径部
13c 大径部
14、24 軸受
14a、24a 内周面
14b 逃げ部
14c 取付溝
15、25 板バネ
25a 第1部分
25b 第2部分
33b 径方向穴
33c 底部
35 コイルバネ
35a、47a、48a 取付側端部
35b、47b、48b 先端部
36 ボール
44 第1径方向穴
44a 第1底部
45 第2径方向穴
45a 第2底部
47 第1コイルバネ
48 第2コイルバネ
49a 第1ボール
49b 第2ボール
A01 第1方向
A02 第2方向
F 力
F01 第1力
F02 第2力
RL 回動軸

Claims (8)

  1. 開口を有すると共にパワーコンディショナーの機器類が収められる筐体本体と、
    前記筐体本体に取り付けられて、前記開口を覆うことができる扉と、
    前記筐体本体と前記扉とのうちの一方に設けられる軸体と、
    前記筐体本体と前記扉とのうちの他方に設けられ、前記軸体の外周面の少なくとも一部を覆って、前記軸体の回動軸を中心に回動できるように前記軸体を支持する軸受と、
    前記軸体の前記外周面と前記軸受の内周面とを接触させ、前記軸体の径方向の力を前記軸体または前記軸受に与える押付け手段と、
    を備えることを特徴とするパワーコンディショナー用筐体。
  2. 前記押付け手段は、
    前記扉が前記開口を覆っている場合のみ前記力を前記軸体または前記軸受に与えることを特徴とする請求項1に記載のパワーコンディショナー用筐体。
  3. 前記押付け手段は、
    前記軸体の前記外周面と前記軸受の内周面との間に設けられる弾性部材であり、
    前記軸体は、
    前記軸受の前記内周面に向かって突出し、かつ、前記扉が前記開口を覆う際に前記弾性部材と接触して前記弾性部材を弾性変形させる突出部が形成されることを特徴とする請求項2に記載のパワーコンディショナー用筐体。
  4. 前記軸体は、
    前記突出部としての大径部と、
    前記軸体の前記回動軸から前記外周面までの距離が前記大径部よりも小さい小径部と、
    を含んで構成されることを特徴とする請求項3に記載のパワーコンディショナー用筐体。
  5. 前記押付け手段は、
    前記扉と、前記筐体本体とのいずれかに取り付けられる弾性部材であり、
    前記扉が前記開口を覆う際に、前記扉と前記筐体本体とに接触して弾性変形することを特徴とする請求項2に記載のパワーコンディショナー用筐体。
  6. 前記押付け手段は、
    前記軸体と前記軸受とのうちのいずれかに取付側端部が取り付けられる弾性部材と、
    球面部分を有し、前記取付側端部とは反対側の先端部に設けられて、前記軸体と前記軸受とのうち前記弾性部材が取り付けられない方に前記球面部分が接触する先端部材と、
    を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載のパワーコンディショナー用筐体。
  7. 開口を有すると共にパワーコンディショナーの機器類が収められる筐体本体と、
    前記筐体本体に取り付けられて、前記開口を覆うことができる扉と、
    前記筐体本体と前記扉とのうちの一方に設けられる軸体と、
    前記筐体本体と前記扉とのうちの他方に設けられ、前記軸体の外周面の少なくとも一部を覆って、前記軸体の回動軸を中心に回動できるように前記軸体を支持する軸受と、
    前記軸体と前記軸受とのうちのいずれかに取付側端部が取り付けられ、前記回動軸に直交する方向のうちの第1方向に収縮する第1弾性部材と、
    球面部分を有し、前記第1弾性部材の前記取付側端部とは反対側の先端部に取り付けられて、前記軸体と前記軸受とのうちの前記第1弾性部材が取り付けられない方に前記球面部分が接触する第1先端部材と、
    前記軸体と前記軸受とのうちのいずれかに取付側端部が取り付けられ、前記第1方向とは反対の第2方向に収縮する第2弾性部材と、
    球面部分を有し、前記第2弾性部材の前記取付側端部とは反対側の先端部に取り付けられて、前記軸体と前記軸受とのうち前記第2弾性部材が取り付けられない方に前記球面部分が接触する第2先端部材と、
    を備えることを特徴とするパワーコンディショナー用筐体。
  8. 前記軸体は、
    前記軸体の前記回動軸の方向に移動できるように前記軸受に支持されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のパワーコンディショナー用筐体。
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