JP2008054105A - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホイップ式のアンテナを備えた携帯端末において薄型化が可能な携帯端末を提供する。
【解決手段】ロッドアンテナ10が挿通されるアンテナ軸受部21と、
アンテナ軸受部21の外周部に設けられ、筐体30にネジ止めされる取付板23と、
を有するロッドアンテナの取付具20である。アンテナ軸受部21を筐体30に取り付けるための雄ネジをアンテナ軸受部21の外周部に形成する必要が無く、アンテナ軸受部21の外径を小さくすることができ、携帯端末1の筐体30を薄型化することができる。
【選択図】図6
【解決手段】ロッドアンテナ10が挿通されるアンテナ軸受部21と、
アンテナ軸受部21の外周部に設けられ、筐体30にネジ止めされる取付板23と、
を有するロッドアンテナの取付具20である。アンテナ軸受部21を筐体30に取り付けるための雄ネジをアンテナ軸受部21の外周部に形成する必要が無く、アンテナ軸受部21の外径を小さくすることができ、携帯端末1の筐体30を薄型化することができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、ホイップ式のアンテナを備えた携帯端末に関する。
従来、携帯電話等の携帯端末で使用されていたホイップ式のアンテナは、アンテナを携帯端末の筐体内に収納可能とするために、アンテナ軸受により軸方向にスライド可能に保持されていた。アンテナ軸受は、例えば特許文献1に示すように、外周部に雄ネジが切られ、携帯電話の筐体に切られた雌ネジに螺合させることで携帯電話に固定されていた。
特開2003−32021号公報
しかし、従来の固定構造では、アンテナ軸受の外周部に雄ネジを切るためにアンテナ軸受が太くなり、また、携帯端末の筐体にアンテナ軸受よりもひと回り大きい雌ネジを切るために、携帯端末の筐体に厚さが必要となり、携帯端末を充分に薄型化することができなかった。
本発明の課題は、ホイップ式のアンテナを備えた携帯端末において薄型化が可能な携帯端末を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、アンテナと、内部にアンテナが収納される筐体と、ロッドアンテナを筐体に取り付ける取付具とを備え、前記取付具は、アンテナが挿通されるアンテナ軸受部と、アンテナ軸受部の外周部に設けられ、筐体にネジ止めされる取付板とを有することを特徴とする携帯端末である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯端末であって、前記取付具には係合突起がさらに設けられ、筐体には係合突起が係合される係合孔が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、取付板でアンテナ軸受部を筐体にネジ止めするので、アンテナ軸受部を筐体に取り付けるための雄ネジをアンテナ軸受部の外周部に形成する必要が無く、アンテナ軸受部の外径を小さくすることができ、携帯端末の筐体を薄型化することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1,図2は本発明に係る携帯端末1の背面図であり、図1はロッドアンテナ10を引き出した状態、図2はロッドアンテナ10を収納した状態である。本実施形態の携帯端末1はワンセグ受信機能を備えた折り畳み式の携帯電話機であり、前面に図示しない操作部が設けられた本体2と、前面に図示しない表示部が設けられた蓋体3とからなる。
図1,図2において本体2の左側部には、ロッドアンテナ10が収納される。このロッドアンテナ10は地上デジタル放送用の帯域に対応している。
図1,図2は本発明に係る携帯端末1の背面図であり、図1はロッドアンテナ10を引き出した状態、図2はロッドアンテナ10を収納した状態である。本実施形態の携帯端末1はワンセグ受信機能を備えた折り畳み式の携帯電話機であり、前面に図示しない操作部が設けられた本体2と、前面に図示しない表示部が設けられた蓋体3とからなる。
図1,図2において本体2の左側部には、ロッドアンテナ10が収納される。このロッドアンテナ10は地上デジタル放送用の帯域に対応している。
このロッドアンテナ10は2段ホイップ構造になっており、2段階に伸縮可能である。また、ロッドアンテナ10にはヒンジ11が設けられており、ロッドアンテナ10を下端部に対して折り曲げ可能とされている。
図3は図2のIII−III矢視断面図であり、図4は図2のIV−IV矢視断面図であり、図5は本体2の分解斜視図である。本体2の筐体30にアンテナホルダー20(取付具)が取り付けられ、その取り付け部は筐体30と嵌合するカバー4により被覆される。
ロッドアンテナ10は、アンテナホルダー20に挿通され、アンテナホルダー20に対して軸方向にスライド可能に、かつ径方向に回転可能に設けられている。ロッドアンテナ10の下端部12は接点となっており、ロッドアンテナ10を引き出した状態でアンテナホルダー20と導通する。
ロッドアンテナ10は、アンテナホルダー20が筐体30に取り付けられることで携帯端末1の本体2に固定される。
ロッドアンテナ10は、アンテナホルダー20が筐体30に取り付けられることで携帯端末1の本体2に固定される。
アンテナホルダー20には、アンテナ軸受部21と、アンテナ軸受部21の外側方向に突設された係合突起22と、アンテナ軸受部21に対して係合突起22と反対の外側方向に突設された取付板23とからなる。
アンテナ軸受部21は筒状であり、内部にロッドアンテナ10が挿通され、ロッドアンテナ10を軸方向にスライド可能に、かつ径方向に回転可能に保持する滑り軸受である。
係合突起22は、筐体30の係合孔33に挿入され係合する。
取付板23にはロッドアンテナ10の軸方向とねじれの位置となる方向に貫通孔24が設けられている。貫通孔24にはロッドアンテナ10の軸方向とねじれの位置となるようにネジ5が挿通される。
係合突起22は、筐体30の係合孔33に挿入され係合する。
取付板23にはロッドアンテナ10の軸方向とねじれの位置となる方向に貫通孔24が設けられている。貫通孔24にはロッドアンテナ10の軸方向とねじれの位置となるようにネジ5が挿通される。
次に、アンテナホルダー20の筐体30への取付部分について詳細に説明する。
図6は本体2の筐体30へのアンテナホルダー20の取付部分を示す分解斜視図である。筐体30には、内部にロッドアンテナ10が収納される収納筒31が埋め込まれている。筐体30の収納筒31にロッドアンテナ10を挿入する入口近傍には、アンテナホルダー20のアンテナ軸受部21及びロッドアンテナ10が配置される溝部32と、取付板23が配置される凹部36とが設けられている。
図6は本体2の筐体30へのアンテナホルダー20の取付部分を示す分解斜視図である。筐体30には、内部にロッドアンテナ10が収納される収納筒31が埋め込まれている。筐体30の収納筒31にロッドアンテナ10を挿入する入口近傍には、アンテナホルダー20のアンテナ軸受部21及びロッドアンテナ10が配置される溝部32と、取付板23が配置される凹部36とが設けられている。
溝部32には、係合孔33と、端子孔34とが設けられている。
係合孔33には、図4に示すように、アンテナホルダー20の係合突起22が挿入される。
係合孔33には、図4に示すように、アンテナホルダー20の係合突起22が挿入される。
端子孔34からは筐体30内の基板に設けられた給電用のピン端子35が突出しており、ピン端子35が溝部32に配置されたアンテナ軸受部21と当接することで、ロッドアンテナ10の給電が行われる。
凹部36は取付板23と同じ大きさの矩形状であり、凹部36には筐体30を貫通する貫通孔37が設けられている。また、筐体30の内側の凹部36に対応する位置には、板ナット38が配置される。板ナット38には、ネジ孔39が設けられている。
以下、ロッドアンテナ10を筐体30に取り付ける手順について説明する。
まず、アンテナホルダー20の係合突起22が係合孔33に挿入されるようにアンテナ軸受部21を溝部32に配置する。これにより、アンテナホルダー20の筐体30に対する位置が定まり、凹部36に取付板23が配置される。
まず、アンテナホルダー20の係合突起22が係合孔33に挿入されるようにアンテナ軸受部21を溝部32に配置する。これにより、アンテナホルダー20の筐体30に対する位置が定まり、凹部36に取付板23が配置される。
次に、ネジ5を取付板23の貫通孔24及び凹部36の貫通孔37に挿通させ、板ナット38のネジ孔39に螺合させる。その後、ロッドアンテナ10をアンテナ軸受部21に対してスライドさせ、収納筒31内に収納する。
以上により、ロッドアンテナ10が筐体30に取り付けられる。
以上により、ロッドアンテナ10が筐体30に取り付けられる。
このように、本実施形態によれば、アンテナホルダー20の取付板23を筐体30の外側に配置し、筐体30の内側に板ナット38を配置し、筐体30の外側から取付板23の貫通孔24、筐体30の貫通孔37にネジ5を挿通させて板ナット38に螺合させることでアンテナホルダー20を筐体30に固定するため、アンテナホルダー20の外周部に雄ネジを切る必要が無く、アンテナホルダー20の外径を小さくすることができる。
また、携帯端末1の筐体30にアンテナホルダー20よりも径が大きい雌ネジを切らずにすみ、携帯端末1の筐体30を薄くすることができる。
また、携帯端末1の筐体30にアンテナホルダー20よりも径が大きい雌ネジを切らずにすみ、携帯端末1の筐体30を薄くすることができる。
また、係合突起22を係合孔33に挿入することで筐体30に対するアンテナホルダー20の位置が定まるため、取付板23の筐体30へのネジ止め作業を容易に行うことができる。
なお、以上の実施形態においては、ネジ5を取付板23の貫通孔24、筐体30の貫通孔37に挿通させて板ナット38に螺合させていたが、貫通孔37に雌ネジを設け、筐体30に直接ネジ5を螺合させてもよい。
また、ホイップ式のアンテナとして、ロッドアンテナを例示したが、通常の棒状アンテナでも良い。また、アンテナを地上デジタル放送用としたが、アンテナは通信用のものであってもよい。つまり、本発明の携帯端末は、放送波受信用或いは通信用のアンテナとして、筐体に出没可能なホイップ式のアンテナを備えた携帯用の電子機器であればよく、例示したワンセグ受信機能を備えた携帯電話に限定されるものではない。
また、ホイップ式のアンテナとして、ロッドアンテナを例示したが、通常の棒状アンテナでも良い。また、アンテナを地上デジタル放送用としたが、アンテナは通信用のものであってもよい。つまり、本発明の携帯端末は、放送波受信用或いは通信用のアンテナとして、筐体に出没可能なホイップ式のアンテナを備えた携帯用の電子機器であればよく、例示したワンセグ受信機能を備えた携帯電話に限定されるものではない。
1 携帯端末
5 ネジ
10 ロッドアンテナ(アンテナ)
20 アンテナホルダー(取付具)
21 アンテナ軸受部
22 係合突起
23 取付板
30 筐体
5 ネジ
10 ロッドアンテナ(アンテナ)
20 アンテナホルダー(取付具)
21 アンテナ軸受部
22 係合突起
23 取付板
30 筐体
Claims (2)
- アンテナと、
内部にアンテナが収納される筐体と、
ロッドアンテナを筐体に取り付ける取付具とを備え、
前記取付具は、アンテナが挿通されるアンテナ軸受部と、
アンテナ軸受部の外周部に設けられ、筐体にネジ止めされる取付板とを有することを特徴とする携帯端末。 - 前記取付具には係合突起がさらに設けられ、
筐体には係合突起が係合される係合孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006229245A JP2008054105A (ja) | 2006-08-25 | 2006-08-25 | 携帯端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006229245A JP2008054105A (ja) | 2006-08-25 | 2006-08-25 | 携帯端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008054105A true JP2008054105A (ja) | 2008-03-06 |
Family
ID=39237695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006229245A Pending JP2008054105A (ja) | 2006-08-25 | 2006-08-25 | 携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008054105A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8599073B2 (en) | 2008-04-28 | 2013-12-03 | Fujitsu Limited | Mobile terminal device |
-
2006
- 2006-08-25 JP JP2006229245A patent/JP2008054105A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8599073B2 (en) | 2008-04-28 | 2013-12-03 | Fujitsu Limited | Mobile terminal device |
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