JPH1093315A - 無線機用アンテナ - Google Patents

無線機用アンテナ

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JPH1093315A
JPH1093315A JP26665696A JP26665696A JPH1093315A JP H1093315 A JPH1093315 A JP H1093315A JP 26665696 A JP26665696 A JP 26665696A JP 26665696 A JP26665696 A JP 26665696A JP H1093315 A JPH1093315 A JP H1093315A
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JP
Japan
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antenna element
antenna
mounting bracket
hole
rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP26665696A
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English (en)
Inventor
Tadashi Oshiyama
正 押山
Atsushi Sato
温 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1093315A publication Critical patent/JPH1093315A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく、しかもアンテナ特性の安
定した無線機用アンテナを提供する。 【解決手段】 無線機筐体に取り付けられる取付金具3
0と、この取付金具30に筐体外方に向けて突出して設
けられるアンテナエレメント34を、ダイキャストによ
り一体成形する。そして、アンテナエレメント34を覆
いその基端を取付金具30に固定してカバー38を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の筐体
より外方に突出して設けられる無線機用アンテナに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等にあっては、着呼信号を受信
するために常にアンテナとして動作し得るアンテナ装置
が必要である。また、携帯に便利であるためには、筐体
から長いアンテナ等が突出していることは望ましくな
い。そこで、筐体より外方に向けて比較的に短かいアン
テナ装置を突出させて設けたものがある。かかる無線用
アンテナの従来の一例を、図4および図5を用いて説明
する。図4は、カバーを切り欠いた従来の無線機用アン
テナの正面図である。図5は、図4における取付金具と
コアとアンテナエレメントの分解図であり、(a)はコ
ア、(b)は取付金具、(c)はアンテナエレメントを
示す。
【0003】無線機の筐体に螺合により導電金属からな
る取付金具10が固定される。この取付金具10には絶
縁樹脂からなるコア12が嵌合固定される。さらに、コ
ア12の周面に導電金属板等の打ち抜きにより成形した
アンテナエレメント14が巻き付けられ、アンテナエレ
メント14の基端が取付金具10に半田付け16により
固定されるとともに電気的接続がなされる。さらに、コ
ア12とアンテナエレメント14を覆うとともにその基
端が取付金具10に固定されて絶縁樹脂からなるカバー
18が設けられる。アンテナエレメント14は、送受信
する周波数の1/4波長等の、共振するのに好適な電気
長に設計されることは勿論である。なお、導電金属板の
打ち抜きにより形成されたアンテナエレメント14に代
えて、図6に示すごとく、可撓性を有するプリント基板
20上に印刷等による導電箔で形成されたアンテナエレ
メント22であっても良い。
【0004】かかる構成の無線機用アンテナは、取付金
具10により無線機筐体に外方に突出する状態で固定さ
れる。そして、取付金具10自体または適宜な給電金具
(図示せず)を介して筐体内の無線機回路に接続され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の無線機用
アンテナにあっては、構成部品点数が多く、またアンテ
ナエレメント14をコア12に巻き付ける作業および半
田付け作業等を必要とするために、必らずしも量産に適
したものでない。また、アンテナエレメント14をコア
12に手作業で巻き付けるために、巻き付け精度にばら
つきを生じ、品質が安定しない。さらに、アンテナエレ
メント14の姿勢保持はコア12に大きく依存してお
り、外力が加わったときや強い振動に対してその姿勢の
維持が困難であって、アンテナ特性が不安定になり易い
という不具合があった。
【0006】本発明は、上述の従来の無線機用アンテナ
の不具合に鑑みてなされたもので、部品点数が少なく、
しかもアンテナエレメントが取付金具に自立するように
した無線機用アンテナを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の無線機用アンテナは、無線機の筐体に取
り付けられる取付金具と、この取付金具に筐体外方に突
出して設けられるアンテナエレメントを備えた無線機用
アンテナにおいて、前記取付金具と前記アンテナエレメ
ントが一体成形により構成されている。
【0008】また、無線機の筐体に取り付けられる取付
金具に貫通孔を穿設し、この取付金具に筐体外方に突出
させるとともに前記貫通孔の軸回りの周面上でアンテナ
エレメントを一体成形により設け、前記アンテナエレメ
ントを覆いその基端を前記取付金具に固定してカバーを
設け、このカバーに前記貫通孔と同軸上の透孔を穿設
し、この透孔および前記貫通孔に軸方向移動自在にロッ
ド状アンテナエレメントを設け、前記透孔の内周面に軸
回りの溝を設け、この溝に径方向に弾性変形して前記透
孔より小径の内周を有する係止用リングを配設し、前記
ロッド状アンテナエレメントの両端部に前記係止用リン
グが弾性変形して嵌合し得る軸回りの係止用溝を設けて
構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1お
よび図2を参照して説明する。図1は、本発明の無線機
用アンテナの一実施例のカバーを切り欠いた正面図であ
る。図2は、一体成形された取付金具とアンテナエレメ
ントを示し、(a)は正面図、(b)はA矢視図、
(c)はB−B断面矢視図、(d)はC−C断面矢視図
である。
【0010】図1および図2において、取付金具30お
よびアンテナエレメント34の形状は、図4に示す従来
の組み立てられた状態の取付金具10とアンテナエレメ
ント14と同様である。しかるに、本発明にあっては、
取付金具30とアンテナエレメント34が、亜鉛合金ま
たはアルミニウム合金またはマグネシウム合金等により
ダイキャストで一体成形されている。そして、このアン
テナエレメント34を覆ってその基端が取付金具30に
固定されてカバー38が従来例と同様に設けられる。
【0011】かかる構成の本発明の無線機用アンテナに
あっては、ダイヤキャストにより取付金具30に一体成
形されたアンテナエレメント34は、それ自体で適度な
強度と剛性を備えていて取付金具30に対して自立する
ことができる。そこで、従来のコア12が不要となり、
また半田付け16作業が不要となる。このように部品点
数が削減されるとともに半田付け等の作業工程が省かれ
ることにより、本発明は量産に好適である。さらに、従
来のごときアンテナエレメントを手作業でコアに巻き付
けるのと違って、アンテナエレメント34を高い精度で
形成でき、品質の安定したものとなる。しかも、取付金
具30に対してアンテナエレメント34の剛性が大きい
ために、外力および振動等によってその姿勢を変化させ
ることがなく、アンテナ特性が変化するような虞がな
い。
【0012】次に、本発明の他の実施例を図3を参照し
て説明する。図3に示す他の実施例は図1および図2に
示すアンテナエレメントと伸長および収納自在のロッド
状アンテナエレメントとを備えた無線機用アンテナの一
部切り欠き正面図であり、(a)はロッド状アンテナエ
レメントの収納状態を示し、(b)はロッド状アンテナ
エレメントの伸長状態を示す。図3において、図1およ
び図2と同じ部材には同じ符号を付けて重複する説明を
省略する。
【0013】図3において、取付金具30には、取り付
けられる無線機筐体50を貫通する方向に貫通孔30a
が穿設される。また、この取付金具30に一体成形され
るアンテナエレメント34は、貫通孔30aの軸回りの
周面上に配設される。さらに、アンテナエレメント34
を覆って設けられるカバー38には、貫通孔30aと同
軸上に透孔38aが穿設される。そして、この透孔38
aの内周面に軸回りの溝38bが設けられ、この溝38
bに径方向に弾性変形して透孔38aの内径より小径の
内周を有する係止用リング40が軸方向に移動しないよ
うに配設される。この係止用リング40は、必らずしも
環状でなくても良く、一端が切り欠かられた弾性リング
等であっても良い。そしてさらに、透孔38aおよび貫
通孔30aに軸方向移動自在にロッド状アンテナエレメ
ント42が設けられる。このロッド状アンテナエレメン
ト42の上下両端部は中間部に比べて、やや径が太く設
けられるとともに係止用リング40が嵌合し得る係止用
溝42a,42aが軸回りに形成される。また、ロッド
状アンテナエレメント42の先端には、収納方向の移動
の規制部材を兼用する飾り玉42bが設けられ、基端に
は伸長方向の移動を規制する段差部42cが設けられ
る。
【0014】そして、無線機筐体50に設けられた取付
用孔50aの雌ネジに取付金具30の雄ネジを螺合させ
て筐体50にロッド状アンテナエレメント42を備えた
本発明の無線機用アンテナが固定される。この螺合によ
る固定にともない、給電金具52が取付金具30に圧接
されて電気的接続がなされる。この給電金具52は、同
軸ケーブル54を介して図示しない無線機回路に接続さ
れている。
【0015】かかる構成にあっては、係止用リング40
がロッド状アンテナエレメント42の両端部の係止用溝
42a,42aに嵌合することで、ロッド状アンテナエ
レメント42を伸長状態と収納状態とに保持し得る。そ
して、伸長状態にあっては、ロッド状アンテナエレメン
ト42の基端部とアンテナエレメント34が容量結合に
より高周波的に接続され、ロッド状アンテナエレメント
42とアンテナエレメント34とにより1つにアンテナ
として作用する。
【0016】したがって、携帯電話等の通話時は、ロッ
ド状アンテナエレメント42を伸長状態として、高いア
ンテナ利得で用い、待ち受け受信時には、ロッド状アン
テナエレメント42を収納状態として、主としてアンテ
ナエレメント34のアンテナ作用で着呼信号を受信でき
るようにすれば、携帯性に優れたものとなる。
【0017】なお、上記実施例の説明にあっては、アン
テナエレメント34が、ジグザグ状の折り曲げられた形
状であるが、これに限られず、ヘリカル状アンテナエレ
メントであっても良い。また、ロッド状アンテナエレメ
ント42は、一本のロッド状に限られず、テレスコピッ
ク状であっても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線機用
アンテナは構成されているので、以下のごとき格別な効
果を奏する。
【0019】請求項1記載の無線機用アンテナにあって
は、取付金具とアンテナエレメントを一体成形すること
で、部品点数を削減できるとともに半田付け等の作業工
程を省くことができ、量産に好適である。また、アンテ
ナエレメントを高い精度で形成できて品質が安定してい
る。しかも、アンテナエレメントは適度な強度と剛性を
備えるので、外力および振動等によりその姿勢が変化す
る虞がなく、アンテナ特性が安定したものとなる。
【0020】また、請求項3記載の無線機用アンテナに
あっては、上述の請求項1記載の発明と同様の効果を奏
するのに加えて、ロッド状アンテナエレメントを伸長・
収納自在としたので、必要によりロッド状アンテナを伸
長させて高い利得でアンテナを作用させることができ
る。しかも、ロッド状アンテナエレメントの伸長状態と
収納状態を、簡単な構成により保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線機用アンテナの一実施例のカバー
を切り欠いた正面図である。
【図2】一体成形された取付金具とアンテナエレメント
を示し、(a)は正面図、(b)はA矢視図、(c)は
B−B断面矢視図、(d)はC−C断面矢視図である。
【図3】本発明の無線機用アンテナの他の実施例を示
し、図1および図2に示すアンテナエレメントと伸長お
よび収納自在のロッド状アンテナエレメントとを備えた
無線機用アンテナの一部切り欠き正面図であり、(a)
はロッド状アンテナエレメントの収納状態を示し、
(b)はロッド状アンテナエレメントの伸長状態を示
す。
【図4】カバーを切り欠いた従来の無線機用アンテナの
正面図である。
【図5】図4における取付金具とコアとアンテナエレメ
ントの分解図であり、(a)はコア、(b)は取付金
具、(c)はアンテナエレメントを示す。
【図6】従来の無線機用アンテナを構成するアンテナエ
レメントの別の一例を示す図である。
【符号の説明】
30 取付金具 30a 貫通孔 34 アンテナエレメント 38 カバー 38a 透孔 38b 溝 40 係止用リング 42 ロッド状アンテナエレメント 42a 係止用溝 50 無線機筐体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機の筐体に取り付けられる取付金具
    と、この取付金具に筐体外方に突出して設けられるアン
    テナエレメントを備えた無線機用アンテナにおいて、前
    記取付金具と前記アンテナエレメントを一体成形により
    構成することを特徴とした無線機用アンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線機用アンテナにおい
    て、前記取付金具と前記アンテナエレメントをダイキャ
    ストにより一体成形することを特徴とした無線機用アン
    テナ。
  3. 【請求項3】 無線機の筐体に取り付けられる取付金具
    に貫通孔を穿設し、この取付金具に筐体外方に突出させ
    るとともに前記貫通孔の軸回りの周面上でアンテナエレ
    メントを一体成形により設け、前記アンテナエレメント
    を覆いその基端を前記取付金具に固定してカバーを設
    け、このカバーに前記貫通孔と同軸上の透孔を穿設し、
    この透孔および前記貫通孔に軸方向移動自在にロッド状
    アンテナエレメントを設け、前記透孔の内周面に軸回り
    の溝を設け、この溝に径方向に弾性変形して前記透孔よ
    り小径の内周を有する係止用リングを配設し、前記ロッ
    ド状アンテナエレメントの両端部に前記係止用リングが
    弾性変形して嵌合し得る軸回りの係止用溝を設けて構成
    することを特徴とした無線機用アンテナ。
JP26665696A 1996-09-17 1996-09-17 無線機用アンテナ Pending JPH1093315A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095430A1 (fr) * 2000-06-09 2001-12-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Antenne et dispositif radio comprenant ladite antenne
FR2823015A1 (fr) * 2001-03-29 2002-10-04 Samsung Electro Mech Antenne et son procede de fabrication

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A521 Written amendment

Effective date: 20040702

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