JP2000286622A - アンテナ用ホルダ - Google Patents

アンテナ用ホルダ

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JP2000286622A
JP2000286622A JP11090820A JP9082099A JP2000286622A JP 2000286622 A JP2000286622 A JP 2000286622A JP 11090820 A JP11090820 A JP 11090820A JP 9082099 A JP9082099 A JP 9082099A JP 2000286622 A JP2000286622 A JP 2000286622A
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JP
Japan
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holder
antenna
spring
main body
hole
Prior art date
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Application number
JP11090820A
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English (en)
Inventor
Korehito Marui
是人 丸井
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Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数及び組み付け工程を減じかつ重量を軽
減したアンテナ用ホルダを提供する。 【解決手段】所定の位置に導通接触部を備えたアンテナ
が挿通可能な貫通穴を有するホルダ本体2と、このホル
ダ本体2の貫通穴5内に組み込まれ前記アンテナの導通
接触部に弾発的に当接してこれを保持するとともに、こ
れに電気的に接続されるスプリング9とを備えたアンテ
ナ用ホルダにおいて、前記ホルダ本体2は、前記貫通穴
5のスプリング9両端に対応する位置がスプリング9端
面を支持可能なストレート部7a,7bに形成された樹
脂一体成形品で成り、その表面には導電性のめっき被膜
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話の
アンテナのように伸縮可能に構成された携帯無線機器の
アンテナを支持するアンテナ用ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から携帯電話などの携帯無線機器に
おいては、図4(a)に示すように機器本体Cに取り付
けたホルダ11に案内されてスライド自在なアンテナ2
0が多用されている。このアンテナ20は、導電性の弾
性材料から成る直線状エレメント21の一端に図4
(b)に示すような螺旋状のコイル素子22aを備える
ヘリカルエレメント22を取り付けるとともに、エレメ
ント21の他端に導電体から成るストッパ23を嵌合さ
せて構成されている。エレメント21は、ストッパ23
とは電気的に接続されているが、ヘリカルエレメント2
2とは絶縁接続される。また、ヘリカルエレメント22
の下部には前記コイル素子22aに導通接続されたプラ
グ24が備えられている。
【0003】一方、前記ホルダ11は、図4(c)に示
すように導電性の金属材料から構成されたホルダ本体1
2を有し、このホルダ本体12内に導電性の弾性材料か
ら成るスプリング9を配置して構成されている。スプリ
ング9は、ホルダ本体12下部に挿入されたホルダリン
グ13によって支えられており、このホルダリング13
は、ホルダ本体12下端部をかしめることによって抜け
落ちないように保持されている。このホルダ11は機器
本体Cに固定されている端子ねじSに螺合されており、
この端子ねじSを介して機器本体Cの内部に配置された
送受信回路などの電子回路(図示せず)に電気的に接続
されている。
【0004】前記アンテナ20のストッパ23及びプラ
グ24は、それぞれ前記ホルダ11のスプリング9に挿
通することにより、スプリング9の弾発力を受けて保持
されるようになっており、アンテナ20を機器本体Cか
ら引き出した時にはエレメント21が電子回路に接続さ
れて送受信機能を発揮し、アンテナ20を機器本体Cに
収納した時にはヘリカルエレメント22が電子回路に接
続されて送受信機能を発揮するように構成されている。
すなわち、これらストッパ23及びプラグ24はアンテ
ナ20における導通接触部を成すのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のホルダ11
においては、ホルダ本体12にホルダリング13を挿入
してかしめ、これによってスプリング9を抜け止めして
いるため、部品点数が多く、組立工数も多くなる等の問
題があった。この問題に対処して、ホルダ本体とホルダ
リングを一体化したものを圧造または切削加工により成
形する試みもなされてきたが、圧造においてはホルダ本
体が小さいものである上にスプリング収納部分がアンダ
ーカットになるため、極めて高価で特殊な金型が必要に
なる等の問題が発生し、また切削加工においては、スプ
リング収納部分の穴加工が極めて困難になる等の等の問
題が発生していた。また、部品点数が多いことに加えて
各部品が金属によって構成されているため、ホルダ11
自体が重いものとなってしまい、小型軽量化が進む携帯
無線機器の分野において機器の重量を増加させる一因に
なっている等の問題も発生していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
て創成されたものであり、部品点数を減じるとともに重
量を軽減したアンテナ用ホルダの提供を目的とする。こ
の目的を達成するため、本発明は所定の位置に導通接触
部を備えたアンテナが挿通可能な貫通穴を有するホルダ
本体と、このホルダ本体の貫通穴内に組み込まれ前記ア
ンテナの導通接触部に弾発的に当接してこれを保持する
とともにこれに電気的に接続されるスプリングとを備え
たアンテナ用ホルダにおいて、前記ホルダ本体を樹脂一
体成形品で構成し、その表面に導電性のめっき被膜を形
成して構成されている。この構成におけるホルダ本体
は、貫通穴の前記スプリングに対応する位置がスプリン
グを支持可能なアンダーカット形状に形成された樹脂一
体成形品で成ることが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(a)及び同図(b)におい
て、1は携帯無線機器のアンテナ20(上記従来例で述
べたものと同様)を保持するためのホルダであり、金型
に熱可塑性樹脂材を注入して凝固させることにより成形
された樹脂一体成形品であるホルダ本体2を有してい
る。このホルダ本体2は、円筒部3の一端側に鍔部4を
一体成形し、その軸線方向に貫通する貫通穴5を形成し
て構成されており、その表面には全体に渡って例えば無
電解ニッケルめっき、無電解ニッケル銅めっき等の無電
解金属めっき処理により、導電性のめっき被膜が形成さ
れている。なお、このめっき処理は、ホルダ本体2成形
後、これに脱脂、エッチング、中和、触媒付与の各処理
を施した後に実施される。
【0008】前記ホルダ本体2の鍔部4には上面を4等
分する駆動溝4aが凹設されており、また、円筒部3の
外周上部には、上記従来例での述べた端子ねじに螺合可
能な雄ねじ部3aが一体形成されている。端子ねじは、
携帯無線機器本体内に取り付けられた送受信回路などの
電子回路(図示せず)に導通接続されているため、ホル
ダ本体2は端子ねじに螺合することによって電子回路と
電気的に接続される。
【0009】一方、ホルダ本体2の貫通穴5は、図1
(c)に示すように鍔部4側に開口する開口部6と、こ
の開口部6に連通する直径D1の大径部7と、この大径
部7に連通する直径D2の小径部8とから構成されてお
り、大径部7にはスプリング9が組み込まれている。大
径部7はスプリング9の最大径と同じ直径で、スプリン
グ9と同じ長さに形成されており、その上下両端にはス
プリング端面を支持するためのストレート部7a,7b
が形成されている。この大径部7は所謂アンダーカット
形状になっているが、特殊な金型を用いることなく成形
されている。すなわち、貫通穴5を成形するための金型
(図示せず)は貫通穴5の形状に沿う形状であり、これ
を抜く時は樹脂で成るホルダ本体2の弾性変形を利用す
る。なお、金型を抜き易くするため、貫通穴5内にはテ
ーパ部tが設けられている。
【0010】前記スプリングは、図2に示すように、ス
リット9aを形成した薄いばね鋼板を丸めてスリット形
成部分に弾性を持たせた薄板ばねであり、その弾性を利
用して前記ホルダ本体2の小径部8から挿入し、大径部
7に保持されるよう組み込まれている。これにより、ホ
ルダ本体2とスプリング9とは電気的に接続される。
【0011】次に本発明に係るアンテナ用ホルダの他の
例を図3に基づいて説明する。この図3(a)及び同図
(b)に示すアンテナ用ホルダ1′の構成は、小径部
8′以外上記ホルダ1と同じものであるため、ここでは
小径部8′についてのみ説明することとし、その他の構
成に関する説明は省略する。このホルダ1′における小
径部8′は、大径部7と同じ直径D1の内壁面8a′を
有し、この内壁面8a′上に直径D2に相当する保持部
8b′を3個、一体に等分配置して構成されている。し
たがって、直径D1に相当する箇所ではホルダ本体2′
の肉厚が薄くなり、ホルダ本体2′が弾性変形し易くな
るため、成形時におけるコアの引き抜きがより円滑にな
る。
【0012】
【発明の効果】本発明のアンテナ用ホルダによれば、ホ
ルダ本体を樹脂により成形し、その表面に導電性のめっ
き被膜を形成しているため、従来のホルダ本体、ホルダ
リングでなる構成を一体化でき、しかも従来の性能を満
足するアンテナ用ホルダを軽量化して提供できる等の利
点がある。これにより、ホルダの部品点数が少なくな
り、ホルダの組み立てに必要な工数も削減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係るアンテナ用ホルダの正面
図、(b)はその平面図、(c)は(b)におけるA−
A線断面図である。
【図2】本発明に係るアンテナ用ホルダにおけるスプリ
ングの説明図である。
【図3】(a)は本発明に係るアンテナ用ホルダの他の
例の断面図、(b)はそのB−B線に係る断面図であ
る。
【図4】(a)は携帯無線機器に従来のアンテナ用ホル
ダを介して取り付けられたアンテナを示す一部切欠断面
図、(b)はそのアンテナ先端の拡大断面図、(c)は
従来のアンテナ用ホルダの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 アンテナ用ホルダ 2 ホルダ本体 5 貫通穴 7 大径部 7a ストレート部 7b ストレート部 8 小径部 9 スプリング 20 アンテナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の位置に導通接触部を備えたアンテナ
    が挿通可能な貫通穴を有するホルダ本体と、このホルダ
    本体の貫通穴内に組み込まれ前記アンテナの導通接触部
    に弾発的に当接してこれを保持するとともに、これに電
    気的に接続されるスプリングとを備えたアンテナ用ホル
    ダであって、 前記ホルダ本体は樹脂一体成形品で成り、その表面には
    導電性のめっき被膜が形成されていることを特徴とする
    アンテナ用ホルダ。
  2. 【請求項2】ホルダ本体は、貫通穴のスプリングに対応
    する位置がスプリングを支持可能なアンダーカット形状
    を成すことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ用ホ
    ルダ。
JP11090820A 1999-03-31 1999-03-31 アンテナ用ホルダ Pending JP2000286622A (ja)

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