JP3179343B2 - ヘリカルアンテナおよび該ヘリカルアンテナを先端に設けたアンテナ装置 - Google Patents

ヘリカルアンテナおよび該ヘリカルアンテナを先端に設けたアンテナ装置

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JP3179343B2 JP17874896A JP17874896A JP3179343B2 JP 3179343 B2 JP3179343 B2 JP 3179343B2 JP 17874896 A JP17874896 A JP 17874896A JP 17874896 A JP17874896 A JP 17874896A JP 3179343 B2 JP3179343 B2 JP 3179343B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共振周波数を安定
させて製造するのに好適な構造のヘリカルアンテナに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話器の引き出し収納自在のアンテ
ナの先端部に、アンテナ収納状態における待ち受け受信
のためのヘリカルアンテナが設けられている。図8に従
来のヘリカルアンテナの一例を示す。(a)は縦断面図
であり、(b)は部分的切欠き図である。図8におい
て、導電性接続金具10に樹脂からなる円柱状のボビン
12の基端部が嵌合挿入される。また、導電性接続金具
10にはボビン12と同じ外周面を有するコイル巻回部
10aが設けられる。アンテナエレメント14は、所定
間隔を開けたピッチのヘリカル部14aとその基端に連
続して密着巻きからなる同一巻径のコイル座巻部14b
とからなる。アンテナエレメント14の内径は、ボビン
12の外径と同じ若しくは僅かに小さく形成される。そ
して、ボビン12および導電性接続金具10のコイル巻
回部10aにわたってアンテナエレメント14が巻き付
けられる。なお、コイル座巻部14bはコイル巻回部1
0aに巻き付けられる。さらに、その外周囲に樹脂から
なるカバー16が一体成形される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す従来のヘリ
カルアンテナにあっては、ボビン12およびコイル巻回
部10aに対するヘリカルアンテナ14の軸方向の僅か
な位置ずれによって、ヘリカルアンテナ14が導電性接
続金具10から離れる点P(図8(b)参照)がヘリカ
ルアンテナ14上で大きく変化する。このヘリカルアン
テナ14上の点Pの変化は、コイル長さを変化させ、ア
ンテナエレメント14の共振周波数を大きく変化させる
こととなる。また、アンテナエレメント14のヘリカル
部14aは、ボビン12に巻回するのみであって軸方向
の固定がなされておらず、軸方向のピッチがずれ易い。
そこで、アンテナエレメント14のインピーダンスが変
化し、結果的に共振周波数が大きくばらつくという不具
合があった。この共振周波数のばらつきを調整するため
に、従来は例えばヘリカル部14aの先端部を切断等し
ており、その作業は煩雑であり、必らずしも量産に適し
たものでなかった。
【0004】本発明は、上述のごとき従来のヘリカルア
ンテナの事情に鑑みてなされたもので、共振周波数のば
らつき範囲が狭くて安定しており、しかも調整作業が容
易なヘリカルアンテナを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のヘリカルアンテナは、アンテナエレメン
トを、ヘリカル部と前記ヘリカル部の軸と平行でこのヘ
リカル部の基端に連続するストレート部とで形成し、こ
のアンテナエレメントのボビンを、前記アンテナエレメ
ントを一体的にしかもこのボビンの外周面より前記スト
レート部の外側面が外方となるように樹脂によりインサ
ート成形し、このボビンおよびストレート部の基端部を
導電性接続金具の前記軸方向に穿設された挿入孔に挿入
し、この挿入量を調整した状態で前記アンテナエレメン
トを前記導電性接続金具に固定して構成されている。
【0006】また、アンテナエレメントを、ヘリカル部
と前記ヘリカル部の軸と平行でこのヘリカル部の基端に
連続するストレート部とで形成し、このアンテナエレメ
ントのボビンを、前記ヘリカル部およびストレート部が
挿入できしかもこのボビンの外周面より前記ストレート
部の外側面が外方となるように溝を設けて樹脂により成
形し、前記溝に前記アンテナエレメントを挿入して前記
ボビンおよびストレート部の基端部を導電性接続金具の
前記軸方向に穿設された挿入孔に挿入し、この挿入量を
調整した状態で前記アンテナエレメントを前記導電性接
続金具に固定して構成しても良い。
【0007】そして、前記ボビンの基端部の外周面に、
前記軸と平行に複数のリブを設け、これらのリブの外側
面が前記ストレート部の外側面と前記軸回りの同一円上
でしかも前記ストレート部とリブが均等円分割位置とな
るようにし、前記導電性接続金具をカシメて前記挿入孔
に挿入された前記アンテナエレメントを固定し、または
前記導電性接続金具の前記挿入孔に雌ネジを刻設し、こ
の雌ネジに前記ボビンとストレート部の基端部を螺合
し、前記アンテナエレメントを前記導電性接続金具への
螺入により挿入量を調整するとともに固定するように構
成することも可能である。
【0008】さらに、本発明のアンテナ装置は、ロッド
状アンテナの先端部に、請求項1乃至3のいずれかのヘ
リカルアンテナを、電気的接続状態でまたは電気的非接
続状態で配設して構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
乃至図3を参照して説明する。図1は、本発明のヘリカ
ルアンテナの第1実施例の縦断面図である。図2は、図
1のA−A断面矢視図である。図3は、図1のヘリカル
アンテナを引き出し収納自在のアンテナの先端に設けた
一例の縦断面図である。
【0010】図1および図2において、アンテナエレメ
ント24は、ヘリカル部24aと、このヘリカル部24
aの軸と平行でヘリカル部24aの基端に連続するスト
レート部24bとで形成される。そして、このアンテナ
エレメント24がインサートされてボビン22が樹脂に
より一体的にインサート成形される。しかも、アンテナ
エレメント24のヘリカル部24aの外側面およびスト
レート部24bの外側面がともにボビン22の外周面よ
り外方に突出される。さらに、ボビン22の基端部の外
周面には、軸方向に平行に複数のリブ22a,22a…
が設けられる。リブ22a,22a…の外側面は、スト
レート部24bの外側面と軸回りの同一円上となるよう
に形成される。しかも、第1実施例では、ストレート部
24bと3つのリブ22a,22a,22aが均等円分
割位置に配設される。
【0011】そして、この一体化されたボビン22とス
トレート部24bの基端部が、導電性接続金具20の上
端面から穿設された挿入孔20aに嵌合挿入される。こ
の導電性接続金具20には挿入孔20aの開口端側にカ
シメ部20bが設けられ、挿入孔20aへのボビン22
等の挿入量が調整された後で、カシメFによりボビン2
2等が導電性接続金具20に固定される。ここで、スト
レート部24bの外側面は挿入孔20aの内周面に当接
され、アンテナエレメント24が導電性接続金具20に
電気的接続されることは勿論である。
【0012】さらに、カシメにより一体化したボビン2
2等と導電性接続金具20をインサートして、アンテナ
エレメント24の外周囲にカバー26が樹脂により一体
的にインサート成形される。さらに、導電性接続金具2
0の下端側細径部20cに、絶縁チューブ30を被せら
れたロッドアンテナエレメント32が下端面より挿入さ
れ適宜に固定される。
【0013】かかる構造において、ボビン22をインサ
ート成形する際に、アンテナエレメント24のヘリカル
部24aおよびストレート部24bは金型により位置が
規制されており、そのピッチおよび巻径が確実に規制さ
れていてずれるようなことがない。しかも、導電性接続
金具20からアンテナエレメント24がはなれる点はス
トレート部24b上にあり、図8に示す従来のもののご
とく、コイル長さが変化するようなことがない。そこ
で、アンテナエレメント24のヘリカル部24aのイン
ピーダンスは一定である。そして、ストレート部24b
の導電性接続金具20への挿入量を調整することで、ス
トレート部24bのアンテナ長が調整され、もってアン
テナエレメント24の共振周波数を容易に調整できる。
さらに、カバー26を設けることで、アンテナエレメン
ト24と導電性接続金具20は相対移動が規制され、ア
ンテナエレメント24のインピーダンスが変化すること
がない。したがって、共振周波数が安定しているととも
に量産性に優れ、しかも耐久性のあるヘリカルアンテナ
が得られる。
【0014】そこで、図1および図2に示す本案のヘリ
カルアンテナの第1実施例を、図3に示すごとく、ロッ
ドアンテナエレメント32の先端部に設けることで、ア
ンテナ収納時の待ち受け受信に好適な引き出し収納自在
なアンテナが構成できる。図3の構造につき簡単に説明
すれば、絶縁チューブ30が被せられたロッドアンテナ
エレメント32の先端に本発明のヘリカルアンテナが設
けられる。ここで、絶縁チューブ30により導電性接続
金具20とロッドアンテナエレメント32は電気的に容
量結合されている。なお、ロッドアンテナエレメント3
2を導電性接続金具20の下端側細径部20cに挿入せ
ず容量結合されずに電気的に非導通であっても良い。そ
して、携帯電話器の筐体40を貫通して設けられる給電
金具42に、ロッドアンテナエレメント32が貫通され
る。さらに、ロッドアンテナエレメント32の他端部に
導電性ストッパ44がロッドアンテナエレメント32と
電気的に導通状態で固定される。そして、導電性接続金
具20の下端側細径部20cの外径と、導電性ストッパ
44の外径は、給電金具42の貫通孔42aの内径に嵌
合し得る径である。またさらに、導電性ストッパ44の
下端にはフランジ部が設けられ、給電金具42を通過し
得ないように形成される。かかる構成で、ロッドアンテ
ナエレメント32を引き出せば、導電性ストッパ44が
給電金具42に嵌合して電気的接続され、ロッドアンテ
ナエレメント32がアンテナとして作用する。また、ロ
ッドアンテナエレメント32を収納するならば、導電性
接続金具20の下端側細径部20cが給電金具42に嵌
合して電気的接続され、本発明のヘリカルアンテナがア
ンテナとして作用する。
【0015】次に、図4を参照して本発明の第2実施例
を説明する。図4は、本発明のヘリカルアンテナの第2
実施例の縦断面図である。図4において、図1と同じ部
材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【0016】図4に示す第2実施例で、図1に示す第1
実施例と相違するところは、導電性接続金具20に上端
面より穿設される挿入孔20aの軸回りの内周面に雌ネ
ジ20dが刻設され、この雌ネジ20dにボビン22の
基端部およびアンテナエレメント24のストレート部2
4bが螺入されることにある。
【0017】ここで、ボビン22の基端部のリブ22
a,22a…とストレート部24bの外側面が、螺入に
伴ない雌ネジ20dにより変形等される。そして、この
螺入による挿入量により、第1実施例と同様に、ヘリカ
ルアンテナの共振周波数が調整される。また、螺合によ
り固定されてカシメ等の工程を必要としない。そして、
ボビン22等の外周囲に設けられるカバー26によっ
て、振動等で螺合位置がずれるようなことはない。
【0018】さらに、図5および図6を参照して本発明
の第3実施例を説明する。図5は、本発明のヘリカルア
ンテナの第3実施例の縦断面図である。図6は、図5に
示される導電性ネジ金具の外観斜視図である。図5にお
いて、図4と同じ部材には同じ符号を付けて重複する説
明を省略する。
【0019】図5に示す第3実施例で、図4に示す第2
実施例と相違するところは、一体化されているボビン2
2とアンテナエレメント24の基端部を導電性ネジ金具
50に挿入し、この導電性ネジ金具50を導電接続金具
20の雌ネジ20dに螺入したことにある。この導電性
ネジ金具50は、ボビン22の基端部が挿入できる円筒
状で、その一端側より軸方向に複数のスリット50a,
50a…が設けられていて径方向に弾性を有し、またそ
の外周面に雌ネジ20dと螺合し得る雄ネジ50bが刻
設されている。
【0020】そして、導電性ネジ金具50に、スリット
50a,50a…による弾力に抗してボビン22の基端
部を挿入し、この導電性ネジ金具50を導電性接続金具
20の雌ネジ20dに螺入することで、アンテナエレメ
ント24と導電性接続金具20が電気的接続されるとと
もに固定される。アンテナエレメント24の共振周波数
の調整は、導電性ネジ金具50へのボビン22の挿入量
の調整または導電性ネジ金具50の導電性接続金具20
への挿入量の調整のいずれかまたは双方により行なえば
良い。
【0021】なお、上記実施例の説明にあっては、イン
サート成形によりボビン22とアンテナエレメント24
を一体化しているが、これに限られず、アンテナエレメ
ント24のヘリカル部24aとストレート部24bがそ
れぞれに挿入されるとともに、そのエレメント線材の断
面の略半分が挿入される深さでヘリカル部24aとスト
レート部24bの外側面がボビン22の外周面の外方に
突出するような溝を設けたボビン22を単独で成形し、
かかるボビン22にアンテナエレメント24を組み付け
ても良い。
【0022】また、本発明のヘリカルアンテナは、図3
に示すロッドアンテナエレメント32の先端に設けられ
るものに限られず、図7に示すごとく、携帯電話器等の
筐体40に固定された給電金具46に、導電性接続金具
20の下端側細径部の外周に刻設した雄ネジを螺合させ
て、筐体40に直接的に固定しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のヘリカル
アンテナは構成されているので、以下のごとき格別な効
果を奏する。
【0024】請求項1記載のヘリカルアンテナは、アン
テナエレメントとボビンがインサート成形により一体化
され、アンテナエレメントのヘリカル部のピッチ等がず
れることがなく、インピーダンスのずれが小さい。しか
も、アンテナエレメントと導電性接続金具の接続はアン
テナエレメントのストレート部により行なわれており、
アンテナエレメントと導電性接続金具の位置ずれによ
り、従来のごとく大きくコイル長さが変化するようなこ
とがない。しかも、導電性接続金具へのストレート部の
挿入量を調整することで、アンテナエレメントの共振周
波数を調整できる。したがって、共振周波数のずれが小
さいとともにそのずれの調整が容易であり、共振周波数
が安定していて量産に好適である。
【0025】また、請求項2記載のヘリカルアンテナに
あっては、ボビンをアンテナエレメントを挿入するため
の溝を設けて形成するので、ボビンに組み付けられたア
ンテナエレメントはこの溝により位置が規制され、イン
ピーダンスが大幅にずれるようなことがない。そこで、
請求項1記載のヘリカルアンテナと同様の効果を奏す
る。しかも、インサート成形でないためにボビンを成形
するための金型が安価なものとなる。
【0026】そして、請求項3記載のヘリカルアンテナ
にあっては、ボビンの基端部に複数のリブを設け、スト
レート部の外側面とリブの外側面とを同一円上としたの
で、導電性接続金具にボビンを固定するのに際して、導
電性接続金具がストレート部とリブの外側面に強く押圧
され、ストレート部と導電性接続金具の電気的接続が確
実になされる。しかも、ストレート部とリブが均等円分
割位置に設けられるので、導電性接続金具の挿入孔と同
軸上にボビンを配置させ得る。しかも、カシメにより簡
単な構造で導電性接続金具にボビンを固定でき、または
螺入によりボビンの挿入量を調整するとともにこの螺合
によりボビンを固定するので、アンテナエレメントの共
振周波数の調整が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘリカルアンテナの第1実施例の縦断
面図である。
【図2】図1のA−A断面矢視図である。
【図3】図1のヘリカルアンテナを引き出し収納自在の
アンテナの先端に設けた一例の縦断面図である。
【図4】本発明のヘリカルアンテナの第2実施例の縦断
面図である。
【図5】本発明のヘリカルアンテナの第3実施例の縦断
面図である。
【図6】図5に示される導電性ネジ金具の外観斜視図で
ある。
【図7】本発明のヘリカルアンテナを携帯電話等の筐体
に直接的に固定した一例の縦断面図である。
【図8】従来のヘリカルアンテナの一例を示し、(a)
は縦断面図、(b)は部分的切欠き図である。
【符号の説明】
20 導電性接続金具 20a 挿入孔 20b カシメ部 20d 雌ネジ 22 ボビン 22a リブ 24 アンテナエレメント 24a ヘリカル部 24b ストレート部 26 カバー 32 ロッドアンテナエレメント

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナエレメントを、ヘリカル部と前
    記ヘリカル部の軸と平行でこのヘリカル部の基端に連続
    するストレート部とで形成し、このアンテナエレメント
    のボビンを、前記アンテナエレメントを一体的にしかも
    このボビンの外周面より前記ストレート部の外側面が外
    方となるように樹脂によりインサート成形し、このボビ
    ンおよびストレート部の基端部を導電性接続金具の前記
    軸方向に穿設された挿入孔に挿入し、この挿入量を調整
    した状態で前記アンテナエレメントを前記導電性接続金
    具に固定して構成したことを特徴とするヘリカルアンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】 アンテナエレメントを、ヘリカル部と前
    記ヘリカル部の軸と平行でこのヘリカル部の基端に連続
    するストレート部とで形成し、このアンテナエレメント
    のボビンを、前記ヘリカル部およびストレート部が挿入
    できしかもこのボビンの外周面より前記ストレート部の
    外側面が外方となるように溝を設けて樹脂により成形
    し、前記溝に前記アンテナエレメントを挿入して前記ボ
    ビンおよびストレート部の基端部を導電性接続金具の前
    記軸方向に穿設された挿入孔に挿入し、この挿入量を調
    整した状態で前記アンテナエレメントを前記導電性接続
    金具に固定して構成したことを特徴とするヘリカルアン
    テナ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のヘリカルアンテ
    ナにおいて、前記ボビンの基端部の外周面に、前記軸と
    平行に複数のリブを設け、これらのリブの外側面が前記
    ストレート部の外側面と前記軸回りの同一円上でしかも
    前記ストレート部とリブが均等円分割位置となるように
    し、前記導電性接続金具をカシメて前記挿入孔に挿入さ
    れた前記アンテナエレメントを固定し、または前記導電
    性接続金具の前記挿入孔に雌ネジを刻設し、この雌ネジ
    に前記ボビンとストレート部の基端部を螺合し、前記ア
    ンテナエレメントを前記導電性接続金具への螺入により
    挿入量を調整するとともに固定するように構成したこと
    を特徴とするヘリカルアンテナ。
  4. 【請求項4】 ロッド状アンテナの先端部に、請求項1
    乃至3のいずれかのヘリカルアンテナを、電気的接続状
    態でまたは電気的非接続状態で配設して構成したことを
    特徴とするアンテナ装置。
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