JPH0410702A - アンテナコイル - Google Patents

アンテナコイル

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JPH0410702A
JPH0410702A JP11055490A JP11055490A JPH0410702A JP H0410702 A JPH0410702 A JP H0410702A JP 11055490 A JP11055490 A JP 11055490A JP 11055490 A JP11055490 A JP 11055490A JP H0410702 A JPH0410702 A JP H0410702A
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JP
Japan
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coil
bobbin
waveguide
antenna
antenna coil
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JP11055490A
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JPH0570322B2 (ja
Inventor
Motoyoshi Morifuji
森藤 素良
Akira Takahashi
章 高橋
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Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、樹脂材料でなるボビンに導体を螺旋状に巻い
たアンテナコイルに関する。
[従来の技術] 従来、放送衛星を利用したテレビ受信用アンテナで使用
するアンテナコイルに於いて、空芯の螺旋状コイルの一
端を開放とし他端を直線状に伸ばし、導波管内部に挿入
して電磁結合する構造のコイルが使用されている。
第3図は上記従来の銅線等の導体を用いたアンテナコイ
ルの構成例を示す。
直線状の電磁結合部301は、コイル302の巻始めで
ある下側の螺旋開始点より曲がり、コイル302の中心
より下方に直線状に伸びた構成で、導波路303を構成
する上面303a、下面303bの該上面303aに絶
縁物304を介し挿入される。
また、コイル302は巻終わりである終端305か開放
となっており、コイル302の外周長は放送衛星から受
信する放送波の周波数の波長とほぼ等しい長さとし、効
率良く受信出来るようにコイル302の巻数や線材の太
さ等が調整されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前記従来のアンテナコイルの構成では、導波路
303への電磁結合部301の挿入寸法やコイル302
の外径1巻きピッチ等を規定の寸法に長期間維持するこ
とは、コイル302の線材の弾性による復元力や、コイ
ル302に外部から加わる力や振動等の影響により困難
でありアンテナの受信感度など性能の悪化が生じる欠点
があった。
本発明は前記従来のアンテナコイルの欠点に鑑みなされ
たもので、アンテナ各部の設計寸法に経年変化が生じる
ことなく、電気的特性の劣化を防止することが可能にな
るアンテナコイルを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用コすなわち、本発
明に係るアンテナコイルは、端が開放の螺旋状のコイル
をポリエチレンなどの樹脂材料で成型したボビンに固定
し、このボビンの下側中央に設けられ先端が周方向に分
割された突起部の下端より上記コイルの他端を直線状に
伸ばし、導波路に前記突起部を挿嵌して該コイル他端を
挿入固定し電磁結合を図るよう構成したものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。
第1図(A)はアンテナコイルの外観構成を示すもので
、このアンテナコイルを形成する螺旋状のコイル101
は、終端102が開放され、樹脂性のボビン104の外
周に形成した導入溝105に沿って銅線等の導体として
巻かれている。
第1図(B)は上記第1図(A)におけるアンテナコイ
ルの範囲Aを抜出して示すもので、導入溝105の断面
はコイル101が固定できる構造で、例えばコイル線径
よりやや内部が狭く深い構成の導入溝105であり、コ
イル101の螺旋形成時に導入溝105へ圧入固定する
構造、あるいはコイル]01の螺旋形成後ボビン104
の加熱融着によりコイル101の一部を固定する構造と
なっている。
電磁結合部106からコイル101の巻始めである螺旋
開始点103への連続移行部分は、突起部108の中心
を通しボビン104の上方より切込んだ溝107の底面
から導入する構造となっている。
また、ボビン104の下部中央には、前記電磁結合部1
06か貫通した突起部108が設けられている。
この突起部108は、中間部か基部及び先端より外径を
大きくして成型されると共に、さらに、その先端には、
該先端を周方向に分割する切込み109が設けられるも
ので、該突起部108の周囲から加わる外力により突起
部108の中間大径部は基部とほぼ等しい径までボビン
材料の弾性により一時的に変形し、また外力が無い場合
に復元する構造となっている。
第2図は前記構成のアンテナコイルを、導波路202の
上面202aに形成した孔201に前記ボビン104の
下面突起部108を利用して挿入し固定させた状態を示
す図である。
孔201の孔径は、突起部108の中間大径部の寸法よ
り小さく、また突起部108の基部及び先端径より大き
くすることにより、ボビン104を導波路202の上面
202aに嵌合挿入し固定している。
よって、アンテナコイルの電磁結合部106は、導波路
202を構成する上面202a及び下面202bの内部
に挿入固定され、アンテナコイルで受信される放送衛星
からの電波を導波路202へ電磁結合し伝送することが
できる。
ここで、コイル101は放送衛星から送られる電波を効
率良く受信できるように、右又は左への螺旋巻方向や直
径2巻数、及び線の太さ等は、前記ボビン104の樹脂
材料の誘電率により決定されるル噂4ミ 本実施例では、12GHz帯のBS放送受信用の場合と
し、ボビン104の材質にはポリエチレンを用い、コイ
ル101の直径は8mm、巻数は2ターンとし、線径は
0.5mmの銅線を用いている。
したがって、上記構成のアンテナコイルによれば、コイ
ル101を螺旋状の導入溝を外壁に設けた円筒状のボビ
ン104に固定することにより、組込み時や組込み後に
外部から加わる力、製品の移動や輸送時に加わる力、あ
るいはアンテナ設置後の風や震動などに起因したコイル
101の変形が起らないので、安定した性能を長期に渡
り維持することができる。また、ボビン104を用いな
い従来の空芯コイル302(第3図参照)と比べ、コイ
ル101の寸法精度を正確に管理することができる。
さらに、アンテナコイルの電磁結合部106をボビン1
04の下側に設けた突起部108の中心から伸ばした構
造であるので、コイル1.01の螺旋中心との相関位置
関係を精度良く維持することができ、アンテナのインピ
ーダンス特性や円偏波特性が安定するようになる。
また、アンテナコイルを導波路202に組込む場合、該
導波路202に形成した孔201に前記先端の分割した
突起部108を嵌合挿入して固定する構造を有するので
、容易にしかも精度良く組込むことができ、自動組込み
化が可能となり性能の安定したアンテナを安価に供給で
きる。
尚、前記実施例で示したアンテナコイルを構成するボビ
ン104は、第1図に示す形状に限定されるものではな
く、 例えばボビン104の内部を螺旋開始点103まで空洞
の円筒状のものとし、該螺旋開始点103までの円筒側
面に前記溝107に相当する切込みを設ける事や、さら
に、この円筒体の内部に磁性ボアや金属棒等を挿入しア
ンテナコイルの共振周波数を調整できるようにする事、
また、コイル101を導入溝105へ圧入固定するのを
該導入溝105の一部のみに限定して圧入固定する事や
、接着又は融着して固定する構造に変形する事、また、
ボビン104の外形を多角形や星形にし導入溝105を
それらの角にのみ設は該ボビン104との接触面を少な
くして誘導率の影響を少なくする事、さらに、ボビン1
04の下部に設けて電磁結合を図るよう構成したので、
アンテナ各部の設計寸法に経年変化が生じることなく、
電気的特性の劣化を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の一実施例に係るアンチ突起部1
08を多角形等に変形するなど、使用目的に適した形状
にすることが可能である。 さらに、本発明実施例のアンテナコイルを実現するため
、予め製作した従来のアンテナコイル(第3図参照)に
樹脂を注入成型して製作するような、異なる製造方法で
実現することも可能である。 [発明の効果] 以上のように本発明によれば、一端が開放の螺旋状のコ
イルをポリエチレン等の樹脂材料で成型したボビンに固
定し、このボビンの下側中央に設けられ先端が周方向に
分割された突起部の下端より上記コイルの他端を直線状
に伸ばし、導波路に前記突起部を嵌挿して該コイル他端
を挿入固定して示す断面構成図、第2図は上記アンテナ
コイルを導波路に固定した状態を示す部分断面図、第3
図は従来のアンテナコイルを示す外観構成図である。 101・・・コイル、102・・・コイル終端、103
・・・螺旋開始点、104・・・ボビン、105・・・
コイル導入溝、106・・・電磁結合部、107・・・
溝、108・・・突起部、109・・・切込み、201
・突起部固定孔、202・・・導波路、202a・導波
路上面、202b・・・導波路下面。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端が開放端となる螺旋形状で他端が導波路に挿
    入されて電磁的に結合される直線状の導体からなるコイ
    ルを備えたアンテナコイルにおいて、上記コイルの螺旋
    状部に内接して設けられ該コイルの螺旋形状を維持する
    絶縁材料からなるボビンと、 このボビンの下面中央に突起して一体的に設けられその
    下端中心位置から上記コイル他端の直線状部が貫通され
    ると共に上記導波路の一側面に嵌挿固定される突起部と
    、 を具備したことを特徴とするアンテナコイル。
  2. (2)上記ボビンはその側面に上記コイルの螺旋状部が
    導入される溝を備えた円筒体または多角形からなること
    を特徴とする請求項1記載のアンテナコイル。
  3. (3)上記突起部はその基部及び先端部よりも中間部の
    径寸法を大きくした円筒体または多角筒体からなること
    を特徴とする請求項1記載のアンテナコイル。
JP11055490A 1990-04-27 1990-04-27 アンテナコイル Granted JPH0410702A (ja)

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JP11055490A JPH0410702A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 アンテナコイル

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JP11055490A JPH0410702A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 アンテナコイル

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JPH0410702A true JPH0410702A (ja) 1992-01-14
JPH0570322B2 JPH0570322B2 (ja) 1993-10-04

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JP11055490A Granted JPH0410702A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 アンテナコイル

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0559921U (ja) * 1992-01-23 1993-08-06 株式会社ヨコオ 円偏波アンテナ
JP2013007436A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Advics Co Ltd 回転体摺動部の潤滑装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0559921U (ja) * 1992-01-23 1993-08-06 株式会社ヨコオ 円偏波アンテナ
JP2013007436A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Advics Co Ltd 回転体摺動部の潤滑装置

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JPH0570322B2 (ja) 1993-10-04

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