JP2795825B2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2795825B2 JP7186697A JP18669795A JP2795825B2 JP 2795825 B2 JP2795825 B2 JP 2795825B2 JP 7186697 A JP7186697 A JP 7186697A JP 18669795 A JP18669795 A JP 18669795A JP 2795825 B2 JP2795825 B2 JP 2795825B2
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浩 藤川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、携帯電話機等の携帯無線機に
備えられるアンテナ装置に関し、特に、アンテナが携帯
無線機の筺体内に収納可能に取り付けられるアンテナ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機のように、持ち運びながら使
用する携帯無線機においては、移動中にできるだけコン
パクトな形状とするように、携帯無線機の筺体から突出
したアンテナを筺体内に収納するようにしている。
【0003】しかしながら、この種の携帯無線機におい
ては、アンテナを筺体内に収納した状態で送受信を充分
に行うことができず、特に呼び出し信号の受信感度が悪
化することから、受信を待機しているときには、アンテ
ナを引き出しておかなければならなかった。
【0004】この欠点を解消すべく、例えば特開平3−
245603号において示されているように、ロッドア
ンテナユニットを筺体内に収納した状態であっても、送
受信が可能なアンテナ装置が開発されている。
【0005】この従来のアンテナ装置を、図10乃至図
12で説明する。
【0006】図10に示すように、携帯無線機110の
筺体101の上面に、給電金具102が取り付けられ、
給電金具102に穿設された挿通孔を通して、アンテナ
装置のロッドアンテナエレメント103が筺体101に
出没できるようになっている。
【0007】ロッドアンテナエレメント103の先端に
は、図11のように、螺旋状のヘリカルアンテナエレメ
ント104が取り付けられ、ロッドアンテナエレメント
103とヘリカルアンテナエレメント104が、それぞ
れ携帯無線機110で交信する周波数fの無線信号の1
/4波長の長さを有していることから、筺体101から
ロッドアンテナエレメント103を引き出したときに
は、無線信号の1/2波長の長さを持ったアンテナとな
る。
【0008】この状態でロッドアンテナエレメント10
3の基端部は、給電金具102と電気接触し、給電金具
102は更に、給電線105を介して回路基板106上
の送受信回路(図示せず)に接続している。
【0009】また、ロッドアンテナエレメント103を
筺体101内に収納したときには、図12に示すよう
に、ロッドアンテナエレメント103とヘリカルアンテ
ナエレメント104との接続部が給電金具102と接続
し、筺体101から突出したヘリカルアンテナエレメン
ト104が1/4波長のアンテナとして作用する。
【0010】従って、ロッドアンテナエレメントを収納
したこの状態においても、携帯無線機110において、
周波数fの無線信号を送受信を行うことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のアン
テナ装置によれば、アンテナ収納時でも送受信が可能と
なるが、ロッドアンテナエレメント103が給電金具1
02に接続されたまま筺体101内に収納されているの
で、この状態で携帯無線機110から送信を行おうとす
ると、ロッドアンテナエレメント103からも高周波信
号が放射し、ノイズとなって筺体101内の各回路に悪
影響をもたらす。
【0012】また、この状態で受信する場合にあって
も、ロッドアンテナエレメント103の影響で、ヘリカ
ルアンテナエレメント104の波長が1/4波長からず
れ、受信感度が悪化するという問題があった。
【0013】このため、前記従来例では、図13に示す
ようにロッドアンテナエレメント103収納時に、ロッ
ドアンテナエレメント103の基端部103aをアース
片107に接触させ、給電金具102からみたインピー
ダンスを無限大として、ロッドアンテナエレメント10
3がアンテナとして機能しないようにしている。
【0014】しかしながら、このようにロッドアンテナ
エレメント103の基端部を接地させるには、アース片
107の他、余分な接地回路を設ける必要があり、構造
が複雑となる。
【0015】更に、ロッドアンテナエレメント103
は、収納時に上端が給電金具102で支持されているだ
けなので、基端部103aの位置は不安定でアース片1
07と常に接触しないという問題がある。
【0016】また、携帯無線機110で送受信を行う無
線信号の周波数fが高くなればなるほど、給電金具10
2等のR成分やL成分の影響を無視することができなく
なり、ヘリカルアンテナエレメント104の長さを調整
しながら無線信号の周波数fに共振周波数を一致させる
ことは容易ではなかった。
【0017】また、図11のように、ロッドアンテナエ
レメント103を筺体101から引き出した状態であっ
ても、1周波数の共振周波数しか得られないため携帯電
話機のように受信周波数と送信周波数が異なる場合に
は、受信感度と送信時の輻射電力を共に良好なものとす
ることができなかった。
【0018】尚、特開平6−216630号に示す伸縮
式ホイップアンテナのように、ホイップアンテナを筺体
に収納したときには、ヘリカルアンテナのみを、ホイッ
プアンテナを引き出したときには、ヘリカルアンテナと
ホイップアンテナを、整合回路に並列接続して、送受信
を行うアンテナ装置も知られているが、収納した際の
振周波数のみ調整することは困難であり、特に、この周
波数をホイップアンテナを引き出した際の共振周波数と
一致させることができなかった。
【0019】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、アンテナを収納可能とし、アンテナ
収納時には、収納したアンテナからのノイズの影響を受
けずに携帯無線機での送受信が可能で、アンテナ伸張時
には、2種類の共振周波数を備えたアンテナ装置を提供
することを目的とする。
【0020】また、ロッドアンテナを収容した際のヘリ
カルアンテナの共振周波数を、容易に調整することがで
きるアンテナ装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ため、請求項1のアンテナ装置は、棒状のロッドアンテ
ナエレメントからなる第1アンテナと第1アンテナの上
端部を覆う絶縁カバーと第1アンテナの基端部に固着さ
れた接続金具とが同一軸線上に連設されたロッドアンテ
ナ部と、携帯無線機の筺体に取り付けられ、中央に穿設
されたサポート孔にロッドアンテナ部を挿通させて筺体
内に出没自在とするとともに、ロッドアンテナ部の外側
面に弾性接触する接触バネを備えた給電金具と、螺旋状
のヘリカルアンテナエレメントからなり、基端の固定接
続部を給電金具に取り付けた第2アンテナとを備え、ロ
ッドアンテナ部が筺体内に収納されたときには、接触バ
ネがロッドアンテナ部の絶縁カバーの位置で接触し、給
電金具と第1アンテナとの電気接続が断たれ、ロッドア
ンテナ部が筺体から引き出されたときには、接触バネが
ロッドアンテナ部の接続金具と導電接触し、給電金具
に、第1アンテナと第2アンテナとがそれぞれ電気接続
するアンテナ装置において、 絶縁カバーの外側面に周波
数調整導体を巻着し、ロッドアンテナ部が筺体内に収納
されたときに、接触バネと接触させて、第2アンテナの
受信周波数を調整したことを特徴とする。
【0022】更に、請求項2のアンテナ装置は、円筒金
具の側面の複数箇所を中心軸方向に 切り起こして接触バ
ネとし、給電金具の内側面に凹設された環状凹溝に円筒
金具を嵌着させたことを特徴とする
【0023】更に、請求項3のアンテナ装置は、給電金
具と一体の複数の舌片で接触バネを形成し、接触バネを
ロッドアンテナ部の外側面に弾性接触させるように給電
金具に片持ち支持したことを特徴とする
【0024】
【作用】請求項1の発明は、ロッドアンテナ部が、携帯
無線機の筺体に取り付けられた給電金具に挿通すること
によって、筺体内に収納され、若しくは筺体から引き出
される。
【0025】ロッドアンテナ部の外側面には、接触バネ
が弾性接触し、ロッドアンテナ部が収納され、若しくは
引き出された各状態を保持している。
【0026】ロッドアンテナ部が収納された状態では、
ロッドアンテナエレメントの上端部を覆う絶縁カバーの
位置に接触バネが接触し、第1アンテナと給電金具との
電気接続が断たれる。従って給電金具には、筺体から突
出した第2アンテナのみが電気接続し、第2アンテナが
携帯無線機のアンテナとして作用する。
【0027】筺体から突出した第2アンテナは、ヘリカ
ルアンテナエレメントで構成されているので、筺体から
大きく突出することなく、携帯無線機として持ち運ぶ際
の障害とならない。
【0028】ロッドアンテナ部が筺体から引き出された
状態では、ロッドアンテナエレメントの基端部に固着さ
れた接続金具に接触バネが接触し、第1アンテナと給電
金具とが電気接続する。
【0029】従って給電金具には、第1アンテナと第2
アンテナとが電気接続することとなり、第1アンテナと
第2アンテナで2種類の周波数の無線信号を送受信する
ことができる。
【0030】筺体から突出した第1アンテナと第2アン
テナの共振周波数を、それぞれ無線信号の送信周波数と
受信周波数に設定すれば、送信信号の輻射電力と受信信
号の受信感度が共に良好なものとなる。
【0031】ロッドアンテナ部が筺体内に収納されたと
きに、周波数調整導体は、接触バネを介して第2アンテ
ナエレメントと電気接続するので、周波数調整導体によ
って第2アンテナの共振周波数が変化する。周波数調整
導体を交換して第2アンテナの共振周波数が調整され
る。
【0032】請求項2の発明は、ロッドアンテナ部の外
側面に、周囲の異なる位置から複数の接触バネが接触
し、ロッドアンテナ部を偏りなく保持すると共に、ロッ
ドアンテナ部の接続金具と複数箇所で接触し、確実に導
電接触する。
【0033】接触バネが切り起こされた円筒金具は、給
電金具の環状凹溝に嵌着することにより簡単に取り付け
ることができる。
【0034】また、円筒金具の着脱が容易なので、接触
バネが塑性変形したときに、簡単に接触バネを交換する
ことができる。
【0035】請求項3の発明は、ロッドアンテナ部の外
側面に、周囲の異なる位置から複数の接触バネが接触
し、ロッドアンテナ部を偏りなく保持すると共に、ロッ
ドアンテナ部の接続金具と複数箇所で接触し、確実に導
電接触する。
【0036】接触バネが給電金具と一体に形成されてい
るので、部品点数が増加せず、容易にアンテナ装置を組
み立てることができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図7によ
り説明する。
【0038】図6に示すように、本実施例に係るアンテ
ナ装置は、携帯無線機5を移動させる際に、ロッドアン
テナ部2を収納ストッパー11aを残して携帯無線機の
筺体4内に収納した状態(以下単に収納状態という)と
している。
【0039】この収納状態から通常の交信を行うときに
は、収納ストッパー11aを引き上げて、図中2点鎖線
で示すようにロッドアンテナ部2を、筺体4から引き出
した状態(以下単に伸張状態という)にして送受信を行
うものである。
【0040】図1は、この収納状態を示す要部断面図、
図2は、伸張状態を示す要部断面図、図3は、アンテナ
装置の各構成部品を示す部分分解断面図である。
【0041】図において6は、携帯無線機の送信回路、
受信回路、空中線結合回路等を構成する高周波回路部品
(図示せず)が実装された回路基板であり、回路基板6
の空中線結合回路は、給電線7を介して筺体4の上面に
取り付けられた取付リング8に電気接続している。
【0042】取付リング8の内側面には、雌ねじ8aが
螺刻され、給電金具9を螺着するようにしている。給電
金具9を、その外側面に設けられたフランジ部9cが筺
体4に当接するまで取付リング8にねじ込み、筺体4へ
取り付けるものである。
【0043】給電金具9は、中心にサポート孔10が穿
設された略円筒状の金具であり、サポート孔10は、後
述するロッドアンテナ部2を挿通させ、伸張状態と収納
状態においてロッドアンテナ部2を保持するため、ロッ
ドアンテナ部2の外径とほぼ同一の内径となっている。
【0044】サポート孔10の内側面には、環状凹溝9
eが凹設され、この環状凹溝9eに図5に示す円筒金具
17が嵌着される。
【0045】円筒金具17は、円筒の一部がスリットに
より分割されて、半径方向に伸縮可能となっていて、円
筒を縮径させながら環状凹溝9eに嵌着させている。
【0046】円筒の側面には、等角度間隔で複数の接触
バネ18が中心軸方向に向けて切り起こされ、この複数
の接触バネ18が、サポート孔10に挿通するロッドア
ンテナ部2の外側面に、等角度間隔の異なる位置から弾
性接触する。
【0047】図3に示すように、給電金具9の上筒部9
aは、螺旋状のヘリカルアンテナエレメント14の固定
接続部14aを支持するために、外径をヘリカルアンテ
ナ14の螺旋の直径と等しくし、その外側面の雄ねじ部
9bをヘリカルアンテナエレメント14の螺旋ピッチに
あわせている。
【0048】ヘリカルアンテナエレメント14は、本発
明において第2アンテナとなるもので、携帯無線機の受
信信号の1/4波長の長さのピアノ線を螺旋状に巻回し
てなるものである。例えば、携帯無線機5が自動車電話
の携帯電話機である場合には、受信周波数帯は869か
ら894MHzで、その中心周波数f(881MH
z)に共振するようピアノ線を螺旋状に巻き、1/4波
長のアンテナとする。
【0049】螺旋状の直径は、ヘリカルアンテナエレメ
ント14にロッドアンテナ部2が接触せずに挿通するよ
うに、ロッドアンテナ部2の外径より充分大径となって
いる。
【0050】19は、円筒状の絶縁キャップで、ヘリカ
ルアンテナエレメント14の全体を覆い、ヘリカルアン
テナエレメント14を外力から保護するために硬質のプ
ラスチックなどの合成樹脂によって形成されている。
【0051】絶縁キャップ19の基端部19aは、給電
金具9の上筒部9aより大径の取付筒部9dに接着剤に
より固着され、給電金具9のフランジ部9c上に取り付
けられる。
【0052】図4は、このようにして給電金具9に絶縁
キャップ19を取り付けた状態を示し、同図に示すよう
に、給電金具9のサポート孔10とヘリカルアンテナエ
レメント14は、それぞれ同一軸線上に配置され、この
軸線上に、図3に示すロッドアンテナ部2が挿通する。
【0053】ロッドアンテナ部2は、第1アンテナとな
る棒状のロッドアンテナエレメント20と、絶縁カバー
11と、接続金具22で構成されている。
【0054】ロッドアンテナエレメント20は、携帯無
線機の送信信号の1/4波長の長さの弾性ワイヤーで直
線状に形成されている。例えば、携帯無線機5が自動車
電話の携帯電話機である場合には、送信周波数帯は82
4から849MHzで、その中心周波数f(836M
Hz)に共振するよう1/4波長の弾性ワイヤーのアン
テナとする。
【0055】ロッドアンテナエレメント20の周囲を保
護し絶縁するため、ロッドアンテナエレメント20は、
その基端部20aの一部を残して、可撓性の絶縁カバー
11によって被覆されている。
【0056】絶縁カバー11は、合成ゴムなどの絶縁性
エラストマーで成形され、先端部は、絶縁キャップ19
の挿通孔16の内径より大径の収納ストッパー11aと
なっている。従って、ロッドアンテナ部2を筺体4内に
押し込んでも、収納ストッパー11aが絶縁キャップ1
9に当接し、筺体4内に脱落することがない。ロッドア
ンテナ部を引き出すときには、収納ストッパー11aを
掴み、引き出す。
【0057】収納状態において、接触バネ18が弾性接
触する絶縁カバー11の外側面には、周波数調整導体3
が巻き付けられている。
【0058】周波数調整導体3は、容易に屈曲可能な金
属薄板で形成され、予め用意した数種類の周波数調整導
体3を交換して絶縁カバー11の外側面に巻き付けてい
る。この交換によって、ヘリカルアンテナ14内の導電
体である周波数調整導体の長さが変化させ、接触バネ1
8と第2アンテナ14が導電接触したときの第2アンテ
ナ14の共振周波数を調整するものである。
【0059】このように巻着する周波数調整導体3を交
換することにより、第2アンテナ14を切断することな
く、簡単に第2アンテナ14の共振周波数を受信周波数
と一致させることができる。
【0060】また、周波数調整導体3の表面に網目状等
の凹凸を形成すれば、接触バネ18との静止摩擦係数が
高くなり、収納状態でがたつきなくロッドアンテナ部2
を支持することができる。
【0061】後述するように、伸張状態においては、第
2アンテナ14が接続する給電金具9が第1アンテナ2
0とも接続するので、第1アンテナ20の影響を受けて
第2アンテナ14の共振周波数が変化する。本実施例に
おいては、この伸張状態における第2アンテナ14の共
振周波数を、携帯電話機の受信周波数f(881MH
z)に合わせ、第1アンテナ20との導電接触が断たれ
た収納状態においても、第2アンテナ14の共振周波数
を変化させずにf(881MHz)とするように周波
数調整導体3で調整する。
【0062】尚、この周波数調整導体3による調整は、
金属箔等からなる周波数調整導体3を順次重ねることに
よって調整してもよい。
【0063】また、周波数調整導体3には、金属薄板、
金属泊等の導電材料のみでなく、ポリエチレンテレフタ
レートなどの誘電材料を用いて、ヘリカルアンテナ14
内の誘電体である周波数調整導体の長さを変化させ共振
周波数を調整してもよい。
【0064】ロッドアンテナ部2の中間部は、ロッドア
ンテナ部2の引き出し若しくは収納を容易にするため、
その外径をやや小径としている。
【0065】ロッドアンテナエレメント20の基端部2
0aには、支持部22aと引き出しストッパー22bか
らなる接続金具22が固着していて、ロッドアンテナエ
レメント20と接続金具22が電気接続している。
【0066】接続金具22の固着は、まず絶縁カバー1
1の基端を接続金具22で覆い、ロッドアンテナエレメ
ント20と共に加締め、次いでロッドアンテナエレメン
ト20の基端部20aを直接接続金具22で加締める。
【0067】接続金具22の支持部22aは、伸張状態
で接触バネ18と弾性接触するように、外径をロッドア
ンテナ部2の中間部より大径としている。
【0068】接続金具22の基端側は、支持部22aを
拡径させて引き出しストッパー22bとしている。引き
出しストッパー22bの外径は、給電金具9のサポート
孔10の内径より大径となっている。
【0069】従って、収納ストッパー11aを掴みロッ
ドアンテナ部2を引き出すときに、引き出しストッパー
22bが給電金具9に当接し、ロッドアンテナ部2がそ
のまま抜け出ることがない。
【0070】この当接位置が伸張状態となり、伸張状態
において、接続金具22の支持部22aが接触バネ18
と導電接触する(図2参照)。
【0071】また、前述のようにこの伸張状態におい
て、支持部22aはサポート孔10に嵌挿され、筺体4
から突出したロッドアンテナ部2を支持している。
【0072】このように構成されたアンテナ装置の収納
状態と伸張状態における作用について説明する。
【0073】図1に示すように、収納状態において絶縁
カバー11の収納ストッパー11aは、絶縁キャップ1
9に当接し、ロッドアンテナ部2は、筺体4内に収納さ
れる。
【0074】このとき、接触バネ18は、絶縁カバー1
1の周囲に巻き付けられた周波数調整導体3に弾性接触
して、収納されたロッドアンテナ部2をがたつきなく支
持する。
【0075】また、周波数調整導体3は、接触バネ18
と給電金具9を介して第2アンテナ14と導電接触し、
第2アンテナ14の共振周波数を携帯無線機5の受信周
波数とする。従って、図7(a)のように給電金具9に
は、ヘリカルアンテナエレメントである第2アンテナ1
4と周波数調整導体3が電気的に接続された状態とな
り、同図(c)に示すように第2アンテナ14は、受信
周波数f(881MHz)に同調する1/4波長の携
帯無線機5のアンテナとして作用する。
【0076】この第2アンテナ14は、筺体4外に突出
し、しかも受信周波数にその共振周波数が合わされてい
るので、良好な受信感度が得られる。
【0077】一方、第1アンテナであるロッドアンテナ
エレメント20は、周囲が絶縁カバー11で覆われてい
るので、給電金具9及び接触バネ18と導電接触するこ
とがない。従って、第1アンテナ20は、給電金具9と
完全に絶縁され、送信時に筺体4内の第1アンテナ20
から高周波信号が放射することがなく、受信時において
も第2アンテナ14に影響を与えることがない。
【0078】尚、収納状態において、ロッドアンテナエ
レメント20が給電金具9より下方に位置するものであ
れば、給電金具9と接触する恐れはなく、必ずしもロッ
ドアンテナエレメント20の中間部を絶縁カバー11で
覆う必要はない。
【0079】収納状態から、収納ストッパー11aを掴
み、接続金具22の引き出しストッパー22bが給電金
具9に当接するまで、ロッドアンテナ部2を引き出す
と、図2に示すように接続金具22の支持部22aが接
触バネ18と弾性接触する。
【0080】この伸張状態において、第1アンテナであ
るロッドアンテナエレメント20は、接続金具22と接
触バネ18を介して給電金具9に電気接続し、第2アン
テナ14と周波数調整導体3との電気接続は断たれる。
【0081】従って、図7(b)のように給電金具9に
は、共振周波数を携帯無線機5の送信周波数fに調整
した1/4波長の第1アンテナ20と、受信周波数f
に調整した1/4波長の第2アンテナ14がそれぞれ電
気的に接続された状態となる。
【0082】同図(d)に示すように、この第1アンテ
ナ20と第2アンテナ14からなるアンテナ装置は、送
信周波数f(836MHz)と受信周波数f(88
1MHz)において共振する2周波のアンテナとして作
用する。
【0083】第1アンテナ20と第2アンテナ14は、
いずれも筺体4外に突出しそれぞれ送信周波数と受信周
波数で共振するので、第1アンテナ20により輻射電力
が大きな送信信号を出力することができ、第2アンテナ
14により良好な受信感度が得られる。
【0084】図8は、本発明の第2実施例に係る給電金
具24を示すもので、接触バネ25を給電金具24と一
体に形成したものである。この接触バネ25は、横断面
が円弧状の互いに対向する2枚の舌片で構成され、それ
ぞれ給電金具24の下端面から下方に向けて中心軸方向
に垂設された後、先端側が外方に折り返され、接触バネ
25で挟持されたロッドアンテナ部2を滑らかに摺動さ
せている。
【0085】図9は、この給電金具24を用いたアンテ
ナ装置を示し、このように構成された給電金具24の挿
通孔26にロッドアンテナ部2を挿通させると、接触バ
ネ25は、中心軸方向に傾斜しているのでロッドアンテ
ナ部2の外周面に弾性接触し、収納状態で周波数調整導
体3と導電接触し、伸張状態で接続金具22の支持部2
2aと導電接触する。
【0086】従って、第1実施例と同様の作用効果を得
ることができる。更に、この第2実施例においては、接
触バネ25が給電金具24と一体に形成されているの
で、部品点数が増加することなく、組立工程が簡略化す
る。
【0087】本発明は、上記実施例に限定されることな
く、種々変形が可能である。例えば、上記実施例におい
て、周波数調整導体3を、第2アンテナの共振周波数が
伸張状態と収納状態で変化しないようにするために用い
たが、伸張状態で受信周波数fに一致させた第2アン
テナ14の共振周波数を、収納状態で送信周波数f
受信周波数fの中間に移すために用いることもでき
る。
【0088】このように、第2アンテナ14の共振周波
数を変化させると、第2アンテナ14によって、伸張状
態では上記実施例と同様に良好な受信感度が得られると
共に、収納状態では送受信が可能となる。
【0089】また、上記実施例では、第1アンテナ20
を1/4波長のアンテナとしたが、非接地型の1/2波
長若しくは5/8波長のロッドアンテナエレメントで構
成してもよい。
【0090】また、接触バネは、ロッドアンテナ部2の
外側面に弾性接触するものであれば、切り起こした舌片
状とする必要はなく、例えば給電金具の一部をサポート
孔10の中心方向に膨出させ、この膨出部を接触バネと
してもよい。
【0091】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ロッドアンテ
ナ部2を携帯無線機5の筺体4内に収納した収納状態
で、筺体4から突出する第2アンテナ14は、ヘリカル
アンテナエレメントで構成されているので、筺体4から
大きく突出することなく、携帯無線機5を収容し、持ち
運ぶ際の障害とならない。
【0092】また、この収納状態において第2アンテナ
14が筺体から突出しているので、携帯無線機5で送受
信の交信を行うことができ、特に呼び出し信号を受信す
ることができるので、受信を待機しているときにも、ア
ンテナを引き出しておく必要がない。
【0093】更に、収納状態において、接触バネ18は
ロッドアンテナ部2の絶縁カバー11の位置に接触する
ので、第1アンテナ20をアース片等と接触させて接地
させる必要がなく、アース片、接地回路などの構成が不
要となる。
【0094】更に、このように筺体4内に収納した第1
アンテナ20は、給電金具9と完全に絶縁されるので、
送信時に第1アンテナ20から高周波信号が放射し、ノ
イズとなって筺体4内の各回路に悪影響をもたらすこと
がなく、受信時にも第2アンテナ14に第1アンテナ2
0が影響することなく、受信感度が悪化することがな
い。
【0095】一方、伸張状態では、給電金具9に第1ア
ンテナ20と第2アンテナ14の2種類のアンテナが電
気接続するので、2種類の共振周波数を備えた2周波の
アンテナ装置とすることができる。
【0096】この2種類のアンテナの一方を携帯無線機
5の送信周波数fに、他方を受信周波数fに合わせ
れば、送信の輻射電力が大きく、受信の受信感度が良好
なアンテナ装置とすることができる。
【0097】更に、第1アンテナ20と第2アンテナ1
4は、いずれも筺体4から突出するので、高感度で輻射
電力が大きいアンテナとすることができる。
【0098】更に、収納状態と伸張状態で、接触バネ1
8がロッドアンテナ部2の外側面に弾性接触しロッドア
ンテナ部2を保持しているので、それぞれの状態でロッ
ドアンテナ部2が上下に移動することがない。
【0099】また、収納状態で、周波数調整導体が第2
アンテナエレメント14と電気接続するので、周波数調
整導体3を交換することによって、容易に第2アンテナ
14の共振周波数を調整することができる。
【0100】更に、収納状態で第2アンテナに周波数調
整導体3を導電接続させることによって、収納状態での
第2アンテナ14の共振周波数を、第1アンテナ20が
接続された伸張状態での共振周波数と一致させることが
できる。従って、この共振周波数を携帯無線機5の受信
周波数f に設定すれば、第2アンテナ14をいずれの
状態でも受信感度が良好なアンテナとすることができ
る。
【0101】更に、周波数調整導体3を異なるものとと
すれば、伸張状態で受信周波数f に一致させた第2ア
ンテナ14の共振周波数を、収納状態で、送信周波数f
と受信周波数f の中間に移すこともできる。このよ
うに、第2アンテナ14の共振周波数を変化させると、
第2アンテナ14を伸張状態で良好な受信感度が得られ
ると共に、収納状態で送受信が可能なアンテナとするこ
とができる。
【0102】請求項2の発明によれば、ロッドアンテナ
部2の外側面に、周囲の異なる位置から複数の接触バネ
18が弾性接触するので、ロッドアンテナ部2を偏りな
く保持することができ、伸張状態では、接続金具22の
支持部22aと接触バネ18が複数箇所で接触し、確実
に導電接触する。
【0103】接触バネ18が切り起こされた円筒金具1
7は、給電金具9の環状凹溝9eに 嵌着することにより
簡単に取り付けることができる。
【0104】更に、円筒金具17の着脱が容易なので、
接触バネ18が塑性変形したときに、簡単に接触バネ1
8を交換することができる。
【0105】請求項3の発明によれば、ロッドアンテナ
部2の外側面に、周囲の異なる位置から複数の接触バネ
25が接触するので、ロッドアンテナ部2を偏りなく保
持することができ、伸張状態では接続金具22の支持部
22aと接触バネ25が複数箇所で接触し、確実に導電
接触する。
【0106】接触バネ25が給電金具24と一体に形成
されているので、部品点数が増加せず、容易にアンテナ
装置を組み立てることができる。
【0107】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るアンテナ装置の収納状
態を示す要部断面図である。
【図2】アンテナ装置の伸張状態を示す要部断面図であ
る。
【図3】アンテナ装置の各構成部品を示す部分分解断面
図である。
【図4】給電金具9に絶縁キャップ19を取り付けた状
態を示す断面図である。
【図5】円筒金具17の斜視図である。
【図6】携帯無線機5の正面図である。
【図7】携帯無線機5におけるアンテナ装置の (a)は、収納状態での等価回路図、 (b)は、伸張状態での等価回路図、 (c)は、収納状態での周波数特性図、 (d)は、伸張状態での周波数特性図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る給電金具24の斜視
図である。
【図9】第2実施例に係る給電金具24にロッドアンテ
ナ部2を挿通させた状態を示す断面図である。
【図10】従来のアンテナ装置を備えた携帯無線機10
1の斜視図である。
【図11】従来のアンテナ装置の伸張状態を示す断面図
である。
【図12】アンテナ装置の収納状態を示す断面図であ
る。
【図13】収納状態で、アース片107をロッドアンテ
ナエレメント103に接触させた状態を示す概要図であ
る。
【符号の説明】
2 ロッドアンテナ部 3 周波数調整導体 4 筺体 5 携帯無線機 9 給電金具 9e 環状凹溝 10 サポート孔 11 絶縁カバー 11a 収納ストッパー 14 第2アンテナ(ヘリカルアンテナエレメン
ト) 14a 固定接続部 24 給電金具 16 挿通孔 18、25 接触バネ 20 第1アンテナ(ロッドアンテナエレメン
ト) 20a 基端部 20b 上端部 22 接続金具 22a 支持部 22b 引き出しストッパー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−216630(JP,A) 特開 平4−314201(JP,A) 特開 平7−38316(JP,A) 特開 平4−82301(JP,A) 特開 平6−125213(JP,A) 特開 平7−111415(JP,A) 特開 平9−8525(JP,A) 特開 平7−131220(JP,A) 特開 平5−102717(JP,A) 特開 平5−136623(JP,A) 実開 昭57−74505(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01Q 1/00 - 1/52

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状のロッドアンテナエレメントからな
    る第1アンテナ(20)と第1アンテナ(20)の上端
    部(20b)を覆う絶縁カバー(11)と第1アンテナ
    (20)の基端部(20a)に固着された接続金具(2
    2)とが同一軸線上に連設されたロッドアンテナ部
    (2)と、 携帯無線機(5)の筺体(4)に取り付けられ、中央に
    穿設されたサポート孔(10)にロッドアンテナ部
    (2)を挿通させて筺体(4)内に出没自在とするとと
    もに、ロッドアンテナ部(2)の外側面に弾性接触する
    接触バネ(18)(25)を備えた給電金具(9)(2
    4)と、 螺旋状のヘリカルアンテナエレメントからなり、基端の
    固定接続部(14a)を給電金具(9)(24)に取り
    付けた第2アンテナ(14)とを備え、 ロッドアンテナ部(2)が筺体(4)内に収納されたと
    きには、接触バネ(18)(25)がロッドアンテナ部
    (2)の絶縁カバー(11)の位置で接触し、給電金具
    (9)と第1アンテナ(20)との電気接続が断たれ、 ロッドアンテナ部(2)が筺体(4)から引き出された
    ときには、接触バネ(18)(25)がロッドアンテナ
    部(2)の接続金具(22)と導電接触し、給電金具
    (9)に、第1アンテナ(20)と第2アンテナ(1
    4)とがそれぞれ電気接続するアンテナ装置において、 絶縁カバー(11)の外側面に周波数調整導体(3)を
    巻着し、ロッドアンテナ部(2)が筺体(4)内に収納
    されたときに、接触バネ(18)(25)と接触させ
    て、第2アンテナ(14)の受信周波数を調整した こと
    を特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 円筒金具(17)の側面の複数箇所を中
    心軸方向に切り起こして接触バネ(18)とし、給電金
    具(9)の内側面に凹設された環状凹溝(9e)に円筒
    金具(17)を嵌着させたことを特徴とする請求項1記
    載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 給電金具(24)と一体の複数の舌片で
    接触バネ(25)を 形成し、接触バネ(25)をロッド
    アンテナ部(2)の外側面に弾性接触させるように給電
    金具(24)に片持ち支持したことを特徴とする請求項
    1記載のアンテナ装置。
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