JP2003262014A - 屋根構造 - Google Patents

屋根構造

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JP2003262014A
JP2003262014A JP2002063299A JP2002063299A JP2003262014A JP 2003262014 A JP2003262014 A JP 2003262014A JP 2002063299 A JP2002063299 A JP 2002063299A JP 2002063299 A JP2002063299 A JP 2002063299A JP 2003262014 A JP2003262014 A JP 2003262014A
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JP
Japan
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snow
roof
gutter
roof structure
male
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Pending
Application number
JP2002063299A
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English (en)
Inventor
Takashi Ishikawa
堯 石川
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IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、屋根に積もった雪を降ろすことな
く排除する、無落雪式の屋根構造に係るものである。 【構成】 幅方向の側端縁に雄雌連結構造を形成し、雄
雌連結構造により上部に立ち上がった雪止部Pを形成し
凹状の樋状部11を設けた屋根材Aの雪止部Pを、屋根
の稜線に対して略平行になるようにして屋根材Aを下地
αに固定し、樋状部11には融雪部材Hが形成されてい
る屋根構造である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、屋根に積もった雪
を降ろすことなく排除する、無落雪式の屋根構造に係る
ものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種無落雪式の屋根は、屋根
の中央に横樋と縦樋を持つM型屋根、屋根面を水平
(排水のため1/100程度の勾配を形成)に形成した
屋根、雪止用の立ち上げ部を形成した横葺きの無落雪
式屋根、等である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、、
は屋根面での融雪が多いと、軒先に巻垂れが生じる、鉄
板との接触面は氷盤になっていたりする、先端につらら
ができる、等があり、暖気の時にこれらが落ちる危険性
があった。また、〜では屋根に積もった雪の重量に
よって、建具が開かなくなる等の不都合がないように、
建物の設計時に積雪量に応じて梁の大きさを決定する必
要であった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を解決するために、幅方向の側端縁に雄雌連結構造を形
成し、雄雌連結構造により上部に立ち上がった雪止部を
形成し凹状の樋状部を設けた屋根材の雪止部を、屋根の
稜線に対して略平行になるようにして屋根材を下地に固
定し、樋状部には融雪部材が形成されている屋根構造を
提供するものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下に図面を用いて本発明に係る
屋根構造について詳細に説明する。図1(a)、
(b)、図2(a)〜(c)、図3、および図4(a)
〜(c)は屋根材Aと、屋根材Aの施工状態の一例を示
す説明図である。また、Hは融雪部材、Sは雪、αは下
地、βは固定具である。 【0006】下地αは、新築の際は垂木上に野地板を敷
設し、野地板上に防水シート(一点鎖線で示す)を配設
した一般的な構造の下地αである。また、下地αとして
H形鋼、I形鋼、ミゾ形鋼、軽量ミゾ形鋼、リップ溝形
鋼、等辺山形鋼、不等辺山形鋼、角形鋼(角パイプ)、
円形鋼(円形パイプ)、等を使用した鉄骨下地でもよい
ものである。勿論、既存の屋根をそのまま改修する屋根
の際には、これら下地α上に横葺き屋根、新生瓦や瓦棒
等の既存屋根(図示せず)が形成された既存屋根構造が
下地αとなるものである。 【0007】屋根材Aは、例えば金属板(カラー鋼板、
銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サン
ドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレ
ス成形、押出成形、等によって形成したものである。勿
論、屋根材Aの表面材として、屋根材Aの代わりに窯業
系素材、もしくは合成樹脂材(プラスチック)、等で形
成してもよいものである。 【0008】さらに説明すると、屋根材Aは長尺板状で
あり、図2(a)に示すように水平面状の化粧面1と、
化粧面1の幅方向の両側端縁に形成した雄型連結部2
と、雌型連結部3よりなるものである。 【0009】雄型連結部2は、化粧面1の一端縁を上方
に突出した立ち上がり面4と、立ち上がり面4の先端を
外側方に突出した支持面5と、支持面5のい先端を下方
に垂下した係止面6と、立ち上がり面4と支持面5と係
止面6とから形成した嵌合溝7とから形成したものであ
る。 【0010】雌型連結部3は、化粧面1の他端縁を上方
に突出した立ち上がり片8と立ち上がり片8の先端を外
側方に突出した係合片9と、化粧面1の先端をさらに外
側方に突出した固定片10とから形成したものである。 【0011】立ち上がり面4と立ち上がり片8は、図2
(b)に示すように雄型連結部2雌型連結部3を連結し
てはぜ折りすることにより、雪止部Pを形成し、屋根を
無落雪式屋根構造に形成するものである。 【0012】屋根材A同士の連結は図4(a)〜(c)
に示すものであり、図4(a)に示すように固定片10
が固定具により固定された下段の屋根材Aの雌型連結部
3の立ち上がり面4に、上段の屋根材Aの雄型連結部2
の嵌合溝7を挿入し、図4(b)に点線矢印で示すよう
にはぜ折りし、図4(c)に示すように連結固定される
ものである。また、屋根材Aは水切り用(水勾配)に1
/50〜1/100程度の傾斜を有して施工されるもの
である。 【0013】立ち上がり面4の高さが、雪の落雪を防止
する樋状部11を形成するために、立ち上がり面4の高
さが雪止能力を決定する部分である。 【0014】勿論、その地域の降雪量を考慮して立ち上
がる面4の高さは決定されるものである。 【0015】融雪部材Hは樋状部11内に形成するもの
であり、例えば三角形状の金属製パネルH1内に融雪ヒ
ータH2を内蔵したものであり、図示しないがユニット
化された融雪部材Hを複数個コネクターにより接続し、
融雪ヒータH2に通電して融雪ヒータH2を発熱させ、
この熱により屋根に積もった雪Sを溶かし、排水するも
のである。勿論、スイッチは家屋内の配電盤により制御
でき、手動、あるいは降雪センサー、積雪量感知センサ
ー、等のセンサーを利用して作動させるものである。 【0016】以上説明したのは本発明に係る屋根構造の
一実施例であり、図5、図6に示すように形成すること
もできる。 【0017】図5は、軒先とケラバ部分に融雪部材Hを
形成した屋根構造を示すものである。勿論この場合に
は、融雪部材Hを形成したケラバ部分に傾斜して屋根材
Aが施工されているものである。 【0018】図6は、屋根を2分割に形成した屋根構造
を示すものである。 【0019】図7(a)〜(d)は屋根材Aのその他の
実施例を示すものであり、(b)図は(a)図の、
(d)図は(c)図の施工状態を示す説明図である。特
に(c)、(d)図は吊子により固定するようにした屋
根材Aである。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る屋根
構造によれば、落雪の危険性が無い。雪降ろしの危
険性を排除できる。雪降ろしの重労働を排除できる。
既存の屋根材の上に施工できる。施工時に雪止部が
足場となるために施工性がよい。等の特徴、効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る屋根構造の代表的一例を示す説明
図である。 【図2】本発明に係る屋根構造の代表的一例を示す説明
図である。 【図3】本発明に係る屋根構造の施工状態を示す斜視図
である。 【図4】本発明に係る屋根構造の施工状態を示す説明図
である。 【図5】本発明に係る屋根構造のその他の実施例を示す
説明図である。 【図6】本発明に係る屋根構造のその他の実施例を示す
説明図である。 【図7】本発明に係る屋根構造のその他の実施例を示す
説明図である。 【符号の説明】 α 下地 β 固定具 A 屋根材 B 防水材 H 融雪部材 H1 金属製パネル H2 融雪ヒータ P 雪止部 S 雪 1 化粧面 2 雄型連結部 3 雌型連結部 4 立ち上がり面 5 支持面 6 係止面 7 嵌合溝 8 立ち上がり片 9 係合片 10 固定片 11 樋状部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 幅方向の側端縁に雄雌連結構造を形成
    し、該雄雌連結構造により上部に立ち上がった雪止部を
    形成し凹状の樋状部を設けた屋根材の雪止部を、屋根の
    稜線に対して略平行になるようにして屋根材を下地に固
    定し、該樋状部には融雪部材が形成されていることを特
    徴とする屋根構造。
JP2002063299A 2002-03-08 2002-03-08 屋根構造 Pending JP2003262014A (ja)

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