JPS6336114Y2 - - Google Patents

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JPS6336114Y2
JPS6336114Y2 JP18194681U JP18194681U JPS6336114Y2 JP S6336114 Y2 JPS6336114 Y2 JP S6336114Y2 JP 18194681 U JP18194681 U JP 18194681U JP 18194681 U JP18194681 U JP 18194681U JP S6336114 Y2 JPS6336114 Y2 JP S6336114Y2
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kasagi
main pillar
fence
bolt
tubular
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は主として建物の屋上等のパラペツト頂部
等に使用する笠木と柵とを組合せてなる柵付笠木
に関する。
従来、建物の屋上を歩行用とするには、周囲の
パラペツトを墜落防止のための手摺として一定の
高さ以上にするか、又は、パラペツトを低く設け
る場合には、パラペツト頂部に手摺としての柵を
設けたり、パラペツトからずらした屋上の床に柵
を設けていた。
パラペツト頂部に柵を設けると、そこに防水層
が施工されるところであり、柵があると防水層の
施工が極めてむずかしく、且、不良施工になりや
すく、漏水事故の因となる。
パラペツトからずらして屋上の床に手摺を設け
ると、ずらした分だけ屋上の使用有効面積が少く
なり特に少面積の屋上ではそれが甚しい。
又、防水層の改修工事の際に、防水層の上にあ
る本来は防水層改修に不必要な柵やその基礎を解
体、撤去しなければならない。
しかも、防水層改修後に再び柵を設置しなけれ
ばならない等の、本来は不必要な作業をしなけれ
ばならず、その費用も少くないといつた欠点があ
つた。
一方、パラペツト頂部には、防水層を保護し、
且、建物の意匠性からも近年金属性の笠木を設け
るようになつた。
笠木は文字通り笠の役目をするものであり、笠
木に直接物を取付けることは、笠木に、取付具そ
の他の為の穴をあけることになり、防水上極めて
不良であるが、それにもかかわらず、上記の理由
上からと考えられるが、近年、笠木の上に直接に
柵を設置したいとの要望が多くなつた。
しかし、笠木の上に柵を設けることは、上記の
ように、 (イ) 柵の支柱と笠木との接点あたりの防水が不良
となり漏水の因となる。
(ロ) いかなる防水層も、建物本体のようには長持
ちしないので、一定の年限に至れば改修をしな
ければならず、その際に、少くとも笠木を解体
撤去しなければ防水層の改修ができないのであ
るが、この作業が極めてめんどうで且、経費が
多くかかる。
即、笠木上には柵があるのであるから、笠木
を解体するには、まず柵を笠木から取りはずさ
なければならない。
更に、屋上は防水層の改修作業をする場所で
あるから、解体した柵等を仮に置くこともでき
ず、地上等におろさなければならない。更に、
防水層改修後に又屋上へ荷上げしなければなら
ない。
これらの作業は、本来、防水層改修作業には
不必要なものであるのに行わなければならな
い。
(ハ) 笠木に直接柵を取付けることは、笠木を支え
として柵を設置することであるが、笠木そのも
のが薄い金属板で笠木としての強度は十分で
も、柵を支える為の強度は不十分で、柵が人命
を守る為の重要性からも極めて危険である。
又、従来工法の、パラペツト頂部に笠木だけ
を設置することにも以下の欠点があつた。
即、笠木取付けの従来工法は、パラペツト頂
部に1内至1.5M間隔で笠木の受金具を木ネジ
等で取付け、それに約4Mの笠木ではさみこん
で取付けるので、笠木の水平調整を笠木自体で
はできず、その下地である受金具の取付けを、
正しく水平にすることのみによつて笠木の水平
が得られるのであるが、この受金具の水平調整
取付けが極めてむずかしく不可能に近い。
即、コンクリート等のパラペツト頂部は、ほ
とんど非水平状態が普通であり、尚その上に防
水層を施すので非水平状態が更に悪化してしま
う。
防水層を傷つけての水平調整は絶対に不可で
あるので、防水層の上に取付ける上記受金具の
下にパツキング材を挿入して高さを調整しての
水平調整となり、甚だ不正確で不完全なことで
あり、時には、パツキング材が厚くて受金具を
止める木ねじの先端がパラペツトのコンクリー
トに埋込んだ木ねじ受具に届かなくなり、パツ
キングを薄くして非水平を承知の上で、そのま
ま笠木を取付けてしまう不良作業になる。
上記は笠木の長手方向の水平についてであるが
笠木の幅方向の水平調整も上記と同じ理由で不完
全な取付けになることが多かつた。
本案は、以上のような従来の欠点を補う為のも
のでその主なる目的は、 A パラペツト頂部の防水層をおおつて笠木を設
け、更に笠木上に柵を設けることで屋上の使用
有効面積を減少させず、 B 防水層の改修の際に柵を解体することなく、
笠木のみを解体取りはずし、それを再使用可能
にする。
C 取付けの簡単化と工期の短縮化。
D 柵の支柱の根本部と笠木との接点あたりから
の漏水の無い、より完全な防水。
E 笠木や柵の長手方向、幅方向の水平調整が簡
単で確実にできるように。
F 笠木も柵も、形状寸法を任意にしても取付け
られるように。
G 保安上の柵として十分な強度が得られるよう
に。
等であり、従来の工法の欠点を一挙に改良するも
のである。
本案の構成を以下に述べる。
建物の屋上等のパラペツト等に、所要の間隔で
立設する支柱を支えとした柵と笠木とを組合せて
なる柵付笠木において、 非埋込部分が直線状の主柱ボルトに笠木受台を
螺合した上に、 主柱ボルトを外挿できる穴を設け、その穴をは
さんで笠木の長手方向端部を対向状態に載置でき
る広さを持ち、且、笠木の内側に入り得る形状寸
法の笠木受を、主柱ボルトに外挿して載置した上
に、笠木の長手方向端部を主柱ボルトを間にして
対向状態に載置する。
更に、上記対向状態の笠木の端部相互に懸け渡
して載置できる広さを持ち、且、その面に主柱ボ
ルトを外挿できる貫通穴をもつ管状凸部をもうけ
た笠木押えを、その管状凸部で主柱ボルトを外挿
して、笠木の長手方向端部相互を懸け渡して載置
した上に、 下方を笠木押えの管状凸部を外挿できる筒状に
開口した台部とその上方に主柱ボルトに螺合する
めねじ山をもつ水切凸部とそれを外挿した水切補
足管とからなる笠木締付具を、主柱ボルトに螺合
して載置締付ける。
更に、めねじ山を設けたパイプと、その上端に
設けたキヤツプとからなる管状主柱を、笠木締付
具の上端を外挿して、主柱ボルトに螺合した主柱
継ぎ材を介して主柱ボルトに取付ける。
上記笠木締付具と管状主柱と主柱継ぎ材との組
合せを、管状主柱下端内に、そこに内挿した笠木
締付具の上端が笠木の高さ以上の距離を上昇でき
るスペースをもたせたものにする。
以上のように組合せた管状主柱に、穴をあける
ことなく柵を取付けてなる柵付笠木である。
本案は以上のような構成であるので、本案を上
記パラペツト頂部等に上記のように設置すると、
主柱ボルトに螺合した笠木受台を上下することに
より、パラペツト上に所要の間隔で立設した各主
柱ボルトに取付けた各笠木受台は、全体を通して
高さを同一にでき、且、パラペツトの幅方向にお
ける笠木受台の水平は、主柱ボルトを垂直に立設
することで得られる。
上記の笠木受台上に載置した笠木受とそれに載
置した笠木は当然水平となる。
一般に笠木は設置した状態で、笠木上面にいわ
ゆる水勾配をもうけてあるので、笠木の幅方向は
一見水平ではないようであるが、これは笠木自体
上面の勾配であり、笠木本体は下地即建物本体に
対しては水平に取付けるのが正しい取付けとされ
ている。
近年は笠木の上面を、水平に見えるように水勾
配を小さくして、笠木の幅方向の、建物の外側方
の端部を土手状に高くしてから下方へのばした形
のものが多くなつたが、これも広義の水勾配であ
り笠木本体は水平に取付けられている。
本案における笠木は、これに載置された笠木押
えの上から笠木締付具により締付けられて定着さ
れる。
この状態で笠木はパラペツト上で長手方向も幅
方向も水平に取付けられる。
前後の凹凸は、前もつて所要の間隔で立設する
主柱ボルトを一直線上に設置することで無くする
ことができる。
少しの凹凸は笠木受や笠木を前後に調整して修
正できる。
この状態で笠木締付具の外側に達した雨水は、
水切状の笠木締付具の外側に伝わつて下降し、笠
木押えの外側を経て笠木上面に達し、その作用で
パラペツトの内側下方の、屋上の防水層を施した
上に排水される。又、隣接する笠木の隙間から下
降した雨水は、笠木受が樋同様に受けてその作用
で上記の屋上に排水される。
上記のように、本案によれば、笠木相互の接点
あたりからの漏水が無い。
上記のように取付けた笠木締付具の上方に設置
される管状主柱は、その下端が笠木締付具の上端
を外挿しているので、管状主柱の外側を下降する
雨水は必ず笠木締付具の外側に排水されるので、
この部分からの漏水も無い。
管状主柱には防水的にキヤツプがあり、穴等を
あけなければ漏水しない。
管状主柱に柵を取付ける際に、穴等をあけるこ
となく安定取付けることは従来の諸取付け方法で
十分である。
以上が本案の防水性能上の作用である。
次に防水層の改修の際に柵を解体することなく
笠木のみを解体できる作用の説明をする。
上記のように取付けられた笠木締付具を緩める
と、その上部が管状主柱下端内にて上昇し、更に
限度一杯上昇させると、その上昇した距離が笠木
の高さ以上になるので、笠木の上方にある柵に当
ることなく笠木を取りはずせる。
笠木を取りはずせば、笠木受は主柱ボルトに螺
合させた笠木受台を上昇させることで、パラペツ
ト頂部の防水層を改修できるスペースが得られ
る。
防水層改修後の笠木の取付けは、解体の逆の手
順の作業を行うことで再使用が簡単にできる。
管状主柱の定着は、主柱ボルトに螺合定着させ
た主柱継ぎ材に管状主柱のめねじ山を螺合させて
定着させる。
管状主柱の上部は主柱ボルトに取付けた主柱継
ぎ材により定着させる。
キヤツプの一部を主柱ボルトに螺合するめねじ
山として管状主柱を主柱ボルトに定着させること
もできる。
以下に図面により本案の実施例を説明する。
第1図、第2図、第5図、第6図、第7図の各
図に示すように、パラペツトAに所要の間隔で主
柱ボルト1を垂直に、且、一直線に凹凸なく立設
する。
次に防水層BをパラペツトAの頂部まで施工す
る。
主柱ボルト1は防水層Bを施工後に立設しても
よく、この場合は前もつてパラペツトAに主柱ボ
ルト1用のインサート、即、受具を埋込んでお
く。
受具内にセメントモルタル等が流れ込まないよ
うにする。
次に笠木受台2を主柱ボルト1に螺合させて取
付けるのであるが、その前に、防水層Bがパラペ
ツトから剥離しないように、第1図に示すように
防水層押え板13を主柱ボルト1に外挿して載置
した上から、防水層押え板締付ナツト14を主柱
ボルト1に螺合して締付けて防水層Bを押えると
よい。
笠木受台2を主柱ボルト1に螺合させ、同様に
した各主柱ボルト1の笠木受台2を、全体を通し
て水平に調整する。この場合、笠木受台2をなる
べく下方に位置させることが望ましい。
笠木受台2は第21図に示すようなナツト状の
ものでよい。
主柱ボルトは第20図イに示すような直棒状ボ
ルトや第20図ロに示したような下端を折曲げた
形のボルト等でもよい。
主柱ボルト1は全ねじにすると、防水層Bの施
工後にパラペツトAに埋込んで置いたインサート
に螺合取付けに便利である。
笠木受台2上に載置する笠木受3の基本的な構
造は第22図に示すように、上面に主柱ボルト1
を外挿できる穴3aをもうけ、全体の形が笠木4
の内側に入いり得るものである。
上記の穴3aの外側にそれをはさんで、対向状
態に笠木4の長手方向端部を載置できる広さをも
つものである。
笠木受3は、又、その上面に達した雨水を、主
に屋上に排水できる能力のあるものが望ましく、
第23図、第24図、第25図に示したように、
上面に排水溝3bを設けるとよい。
又、雨水が屋上側に排水されるように、上面に
水勾配をもたせた笠木4の場合の笠木受3は、そ
れに合わせて上面に水勾配をもたせた笠木受3に
したり、勾配調整をするとよい。
笠木受3の長手方向は笠木4の幅方向であり、
その端部は笠木4の幅方向端部の形に合せて、下
方へ曲げた形であるが、ある種の形の笠木用とし
ては第23図に示すように、笠木受3の長手方向
のパラペツトAの外側方向の端部を下方に曲げた
形のものも必要であるが、これらはすべて笠木4
の形に合せての笠木受3の形であり本案の基本的
構成が変るものではない。
上記の笠木受3を主柱ボルト1に外挿して笠木
受台2に載置した上に、笠木4の長手方向端部を
主柱ボルト1を間にして、第2図、第6図、第7
図に示すように対向状態に載置する。
上面に排水溝3bの無い笠木受3の場合は、笠
木受3と主柱ボルト1との隙間からの漏水防止
上、防水性シーリングをするとよい。
笠木4の長手方向の他端は隣接の主柱ボルト1
に取付けてある笠木受3に同様に載置し、連続し
てパラペツトA上に設置する。
笠木4と主柱ボルト1とは、笠木4上面の雨水
が主柱ボルト1に伝わらないように、第7図に示
すように笠木4の端部を主柱ボルト1から少し放
して設置する。
この隙間を大きくし過ぎると、笠木4どうし間
の隙間が大きくなり見苦しくなるので注意する。
但し、この隙間が大きくなつても、笠木受3の
排水能力による防水的に排水されるので、防水上
の心配がない。
次に、笠木4の長手方向端部相互を懸け渡して
笠木押え7を、その管状凸部7aを上にして主柱
ボルト1を外挿しつつ載置し笠木4の上記端部相
互を押える。
以上により笠木4は笠木受3と笠木押え7とに
はさまれた状態となり、笠木押え7を上方に笠木
4の高さ以上あげれば、笠木4を取りはずせる状
態になる。
笠木4どうしの隙間をかくしたい場合は、笠木
4と笠木押え7との間に、上記隙間を覆える第8
図や第9図に示すようなジヨイントカバー6を第
14図に示すように使用するとよい。
ジヨイントカバー6は必要不可欠のものではな
く、これを用いることを条件としない。
更に、ジヨイントカバー6と笠木4との間に軟
性のパツキング等を使用することも、上記の場合
よいことである。
又、第11図に示すように、笠木押え7の押え
板7b部分を笠木4の長手方向端部相互間の隙間
の全部を覆えるように拡大した笠木押えとして使
用することも本案の基本的構成に変りがない。
次に第6図、第7図に示すように、笠木押え7
の管状凸部7aを笠木締付具8の台部8bで外挿
し、上部の水切凸部8c内側のめねじ山8aを主
柱ボルト1に螺合させてこれを下方へ締付ける
と、笠木押え7と笠木4と笠木受3とが、笠木受
台2と笠木締付具8との間で締付けられて笠木4
が定着する。
上記定着した笠木4が大陽熱等による伸縮の力
を逃がせるような締付けにする。
次に管状主柱10の取付けであるが、先ず、主
柱ボルト1に主柱継ぎ材9のめねじ山9aを螺合
取付け、主柱継ぎ材9のおねじ山9bに管状主柱
110のめねじ山10aを螺合取付ける。
この場合、主柱ボルト1と笠木締付具8と主柱
継ぎ材9と管状主柱10との組合せを、 管状主柱10下端で笠木締付具8の上端を外挿
し、且、管状主柱10内の主柱継ぎ材9下方に、
笠木締付具8が笠木4の高さ以上の距離を上昇で
きるスペースをもたせたものにする。
管状主柱10のパイプは1本に限定するもので
はなく、第16図に示すように複数のパイプを継
いだものとしてもよい。
管状主柱10のキヤツプ10bは、前もつては
ずしておき、主柱ボルト1に管状主柱10をのパ
イプを取付けてから元にもどす。
管状主柱10のキヤツプ10b内に第4図に示
すような、主柱ボルト1に螺合するめねじ山10
baをもうけることも、キヤツプが主柱ボルト1
と管状主柱10を継ぐに便利である。
特に重要なことは、管状主柱に漏水の原因とな
る穴や傷等をつけないことである。
その一例としては、第18図に示すような柵取
付具12を使用して柵を取付ける。
先ず柵取付具12の外側取付板12Aを管状主
柱10の外側から当て、次に内側取付板12Bで
管状主柱10をはさんで各取付板12A,12B
の取付端板12a,12bのビス穴12cにビ
ス、ナツト12dを使用して締付け取付ければ、
管状主柱10に穴等をあけることなく柵取付具1
2が取付けられる。
次に外側取付端板12aに柵11の胴縁端板1
1Bを当て、そのビス穴11Baと上記外側取付
端板12aのビス穴12cとをビス・ナツト12
dで継ぎ締付ける。
柵取付具12は管状主柱10の両端に取付け、
柵11の寸法に合せて取付ける。
柵11の取付けは上記に限らず、又、柵11の
形状も任意である。
以上のようにして管状主柱10に柵11を取付
ける。
以上のようにしてパラペツトA頂部に笠木4と
柵11とが組合せて取付けられ、連設される。
尚、笠木4とパラペツトAとの隙間に、小鳥等
の小動物が入いれないように、笠木受3の長手方
向端部を利用して上記隙間を塞ぐものを取付ける
ことができる。
取付けてある笠木4の解体は上述のとおりであ
る。
柵11の解体は取付けの逆の手順で行えばよ
く、再使用も上記取付けと同様でよい。
本案の形状寸法は任意である。
以上のように用いることで、本案は (a) パラペツト上に笠木と柵とを一体に組合せて
設置できるので、屋上の使用有効面積を減少さ
せない。
(b) 防水層改修の際、柵を解体することなく笠木
を解体取りはずせ、更に再取付けの際も柵に手
をつけずにできる。
(c) 上記により工事の簡略・短縮ができる。
(d) 柵を支持する主柱の根本部や笠木と主柱との
取合せ部分からの漏水を完全に防止できる。
(e) 主柱ボルトに螺合した笠木受台2を昇降し
て、笠木の長手方向の水平を簡単に調節でき
る。
(f) 笠木の幅方向の水平調整も、主柱ボルトを垂
直に立設することで簡単に得られる。
(g) パラペツトに深く埋込み立設した主柱ボルト
を支持基本体としての、笠木や柵の取付けであ
るので、従来品の笠木を支持基礎体とするもの
に比べて、取付け強度も大であり、屋上周囲の
保安上の安全がより大である。等の大きな効果
があり、社会に益するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案取付例の一部切欠き上面斜視図。
第2図は本案取付例の一部切欠き一部省略一部縦
断側面図。第3図は管状主柱上端部の組合せ例の
一部切欠き一部縦断正面図。第4図は管状主柱上
端部の組合せ例の一部切欠き一部縦断正面図。第
5図は本案組合せ例の一部切欠き一部省略一部縦
断正面図。第6図は笠木と管状主柱との組合せを
示す例の一部切欠き一部省略一部縦断側面図。第
7図は第6図における例の一部切欠き一部省略一
部縦断正面図。第8図はジヨイントカバーの例の
上面斜視図。第9図はジヨイントカバー別例の上
面斜視図。第10図は笠木押えの例の上面斜視
図。第11図は笠木押え別例の側面縦断面図。第
12図は笠木締付具の例の一部縦断側面図。第1
3図は主柱継ぎ材の例の一部縦断側面図。第14
図は笠木を取付けた状態を示す例の一部切欠き上
面斜視図。第15図は笠木を取付けた別例の一部
切欠き上面斜視図。第16図は管状主柱別例の一
部省略一部縦断側面図。第17図イは柵の例の一
部省略正面図。第17図ロは柵の胴縁端板の一部
切欠に拡大正面図。第18図は柵取付具例の分解
上面斜視図。第19図は主柱と柵との組合せを示
す例の一部切欠き一部横断上面図。第20図イは
主柱ボルトの一部省略側面図。第20図ロは主柱
ボルト別例の一部省略側面図。第21図は笠木受
台例の一部縦断側面図。第22図は笠木受の上面
斜視図。第23図は笠木受別例の上面斜視図。第
24図は第23図におけるA−A′切断線の一部
縦断正面図。第25図は第23図におけるB−
B′切断線の縦断面図。第26図イは笠木の例の
一部省略上面斜視図。第26図ロは笠木別例の側
面図。第26図ハは笠木別例の側面図。 A:パラペツト。B:防水層。C:コンクリー
トスラブ。D:防水層下地モルタル。E:防水層
の保護モルタル。F:防水層の押えコンクリー
ト。G:屋上仕上げモルタル。H:伸縮用目地。
1:主柱ボルト。2:笠木受台。2a:笠木受台
のめねじ山。3:笠木受。3a:笠木受の穴。3
b:笠木受の排水溝。4:笠木。6:ジヨイント
カバー。7:笠木押え。7a:笠木押えの管状凸
部。7b:笠木押えの押え板。8:笠木締付具。
8a:笠木締付具のめねじ山。8b:笠木締付具
の台部。8c:笠木締付具の水切凸部。8ca:
笠木締付具の水切補足管。9:主柱継ぎ材。9
a:主柱継ぎ材のめねじ山。9b:主柱継ぎ材の
おねじ山。10:管状主柱。10a:管状主柱の
めねじ山。10b:キヤツプ。10ba:キヤツ
プの主柱ボルト用めねじ山。11:柵。11A:
柵の胴縁。11B:胴縁の端板。11Ba:胴縁
端板のビス穴。12:柵取付具。12A:外側取
付板。12B:内側取付板。12a:外側取付端
板。12b:内側取付端板。12c:取付端板の
ビス穴。12d:ビス・ナツト。13:防水層押
え板。14:防水層押え板締付ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 建物の屋上等のパラペツト等に、所要の間隔
    で立設する柱を支えとした柵と、笠木とを組合
    せてなる柵付笠木において、非埋込部分が直線
    状の主柱ボルトに笠木受台を螺合した上に、主
    柱ボルトを外挿できる穴とその穴をはさんで、
    笠木の長手方向端部を対向状態に載置できる広
    さがあり、且、笠木の内側に入る形状寸法の笠
    木受を主柱ボルトに外挿して載置した上に、笠
    木の長手方向端部を、主柱ボルトを間に対向状
    態に載置する。 更に、上記対向状態の笠木の端部相互に懸け
    渡して載置できる広さがあり、且、そこに、主
    柱ボルトを外挿できる貫通穴をもつ管状凸部を
    もうけた笠木押えを、その管状凸部で主柱ボル
    トを外挿して、笠木の長手方向端部相互を懸け
    渡して載置した上に、下方を上記管状凸部を外
    挿できる筒状に開口した台部とその上方に主柱
    ボルトに螺合するめねじ山をもつ水切凸部とそ
    れを外挿した水切補足管とからなる笠木締付具
    を主柱ボルトに螺合して載置締付ける。 更に、めねじ山をもうけたパイプとその上端
    にもうけたキヤツプとからなる管状主柱を、主
    柱ボルトに螺合した主柱継ぎ材のおねじ山に螺
    合して取付けその下端で上記笠木締付具の上端
    を外挿する。笠木締付具と管状主柱と主柱継ぎ
    材との組合せを、主柱継ぎ材下方の管状主柱内
    に、そこに内挿定着した笠木締付具の上端が笠
    木の高さ以上の距離を上昇できるスペースをも
    たせた組合せにする。以上の管状主柱に柵を取
    付けた柵付笠木。 (2) 前記笠木受の上面に排水溝をもうけた実用新
    案登録請求範囲第1項記載の柵付笠木。 (3) 前記主柱継ぎ材を、その一部を角柱状とした
    実用新案登録請求範囲第1項記載の柵付笠木。
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