JP2003261801A - インクジェット記録用水性インク及びインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録用水性インク及びインクジェット記録方法

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JP2003261801A
JP2003261801A JP2002064299A JP2002064299A JP2003261801A JP 2003261801 A JP2003261801 A JP 2003261801A JP 2002064299 A JP2002064299 A JP 2002064299A JP 2002064299 A JP2002064299 A JP 2002064299A JP 2003261801 A JP2003261801 A JP 2003261801A
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Hideto Yamazaki
秀人 山崎
Tatsunosuke Hoshi
達之介 星
Shigemi Koga
成美 古賀
Kazuo Kobayashi
和夫 小林
Yoshito Toyoda
嘉人 豊田
Michiko Aoyama
美千子 青山
Mayuko Okada
真由子 岡田
Hideaki Ohira
英朗 大平
Kazuma Goto
数摩 後藤
Hiromitsu Sago
宏充 左合
Masaya Fujioka
昌也 藤岡
Shunichi Higashiyama
俊一 東山
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Brother Industries Ltd
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    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットヘッド内の金属を腐食しない
インクジェット記録用水性インク及びインクジェット記
録方法を提供する。 【解決手段】 インクジェットヘッド内に金属を用いた
インクジェット記録用装置において用いられるインクジ
ェット記録用水性インクであって、参照電極を銀−塩化
銀、対極を白金、作用極を前記インクジェットヘッド内
に用いられる金属として陽分極測定したときに、−60
0〜+300mVの電位範囲における電流密度が100
μA/cm以下であるインクジェット記録用水性イン
ク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録用水性インク及びインクジェット記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方法は、例えば、静
電吸引方式;圧電素子を用いてインクに機械的振動又は
変位を与える方式;インクを加熱することにより気泡を
発生させ、その時に発生する圧力を利用する方式等の種
々のインク吐出方式によりインク小滴を形成し、それら
の一部又は全部を紙等の被記録材に付着させて記録を行
うものである。なかでも、圧電素子を用いてインクに機
械的振動又は変位を与える方式は、比較的消費電力が少
なく、かつ、インクに熱がかからないのでインクの熱に
対する安定性を考慮する必要がない点において優れてい
る。
【0003】このようなインクジェット記録方法に使用
するインクとしては、各種の水溶性染料又は顔料を、水
又は水と水溶性有機溶剤とからなる液媒体に溶解又は分
散させたものが知られている。上記インクには、インク
ジェット記録方法に使用するのに最適な性能特性が要求
される。具体的には、例えば、長期間使用されなくても
沈澱や凝集を生じないこと、インクジェットプリンター
のインクジェットヘッドの先端部やインク流路内で目詰
まりを起こさないこと、印字品質が良好なこと、耐候性
に優れていること、インクジェットヘッドに使用されて
いる樹脂や金属を汚染しないこと等が要求される。
【0004】圧電素子を用いてインクに機械的振動又は
変位を与える方式において用いられる圧電素子を利用し
たインクジェットプリンターのインクジェットヘッド
は、金属部材が直接インクに接触する構造を有するもの
が多い。具体的には、例えば、特開平7−195685
号公報ではノズルプレートやインク供給プレート材料と
してステンレス鋼が使用されており、特開平10−11
9263号公報ではノズルプレート材料として電鋳工法
によるニッケルが使用されており、特開2000−43
253号公報では振動板材料としてニッケル、また、チ
ャンバープレート、ノズルプレート及びインク供給プレ
ート材料としてステンレス鋼が使用されており、特開2
002−36545号公報ではインク供給プレート材料
としてニッケル合金鋼板が使用されている。
【0005】このように圧電素子を利用したインクジェ
ットプリンターのインクジェットヘッド等において、金
属とインクとが直接接触する構造であり、特にインクが
水性インクである場合には、金属がインクによって腐食
され、目詰まりや不吐出の重大な原因となることがある
という問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたものであり、インクジェ
ットヘッド内の金属を腐食しないインクジェット記録用
水性インク及びインクジェット記録方法を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクジェッ
トヘッド内に金属を用いたインクジェット記録用装置に
おいて用いられるインクジェット記録用水性インクであ
って、参照電極を銀−塩化銀、対極を白金、作用極を前
記インクジェットヘッド内に用いられる金属としてアノ
ード分極測定したときに、50〜70℃での−600〜
+300mVの電位範囲における電流密度が100μA
/cm以下であるインクジェット記録用水性インクで
ある。以下に本発明を詳述する。
【0008】本発明のインクジェット記録用水性インク
は、インクジェットヘッド内に金属を用いたインクジェ
ット記録用装置において用いられるものである。かかる
インクジェットヘッド内に金属を用いたインクジェット
記録用装置としては特に限定されず、例えば、インクジ
ェットヘッドに金属部材を用いた圧電素子を利用したイ
ンクジェットプリンター等を挙げることができる。上記
金属部材としては特に限定されず、例えば、鉄−ニッケ
ル合金;電鋳ニッケル;ニッケル合金;SUS304、
316、420、430等のステンレス鋼;銅;チタン
合金等の金属からなるノズルプレート、インク供給プレ
ート、振動板及びチャンバープレート等を挙げることが
できる。
【0009】本発明のインクジェット記録用水性インク
は、参照電極を銀−塩化銀、対極を白金、作用極を上記
インクジェットヘッド内に用いられる金属としてアノー
ド分極測定したときに、−600〜+300mVの電位
範囲における電流密度が100μA/cm以下であ
る。−600〜+300mVの電位範囲における電流密
度が100μA/cm以下であれば、上記インクジェ
ットヘッド内に用いられる金属がインクジェット記録用
水性インクによって腐食されることがなく、インクジェ
ット記録用装置の目詰まりや不吐出を防止することがで
きる。
【0010】上記アノード分極測定は、具体的には、参
照電極である銀−塩化銀を飽和塩化カリウム溶液中に浸
漬し、対極である白金及び作用極である上記インクジェ
ットヘッド内に用いられる金属を50〜70℃に設定し
た測定対象であるインクジェット記録用水性インク中に
浸漬し、上記作用極の雰囲気を還元雰囲気から酸化雰囲
気に連続的に変化させて、電流密度の挙動を測定するこ
とにより行う。
【0011】上記参照電極としては、銀−塩化銀を使用
する。一般に参照電極としては、例えば、銀−塩化銀電
極、水素電極、カロメル電極、水銀−酸化水銀電極、水
銀−硫酸水銀電極等を挙げることができるが、使いやす
さや安全性から、銀−塩化銀電極が一般的に用いられて
いる。
【0012】上記対極としては、白金を使用する。一般
に対極としては、不活性物質が使用され、例えば、白
金、金、パラジウム、ロジウム、カーボン等を挙げるこ
とができるが、汎用性やコスト等の面で白金が優れてい
る。
【0013】上記作用極としては、上記インクジェット
記録用装置のインクジェットヘッド内に用いられる金属
を使用する。具体的には、例えば、鉄−ニッケル合金;
電鋳ニッケル;ニッケル合金;SUS304、316、
420、430等のステンレス鋼;銅;チタン合金等を
挙げることができる。
【0014】上記アノード分極測定の具体的方法として
は特に限定されず、例えば、電気化学測定システム(北
斗電工社製、HZ−3000)を使用した図1に示した
装置を用いて行う方法等を挙げることができる。図1に
示した装置は、参照電極2を浸漬した飽和塩化カリウム
溶液7の入った参照電極槽6からなる部分と、作用極3
及び対極4を浸漬したインクジェット記録用水性インク
10の入ったビーカー11とビーカー11を一定温度に
保つための恒温水槽9とからなる部分と、各電極と電気
的に接続された装置本体1からなる部分とからなり、イ
ンクジェット記録用水性インク10と飽和塩化カリウム
溶液7とは、塩化カリウム塩橋5で接続されている。図
1に示した装置を用いた上記アノード分極測定の測定手
順としては特に限定されず、例えば、手順(1)〜
(5)に従うことにより測定することができる。 (1)インクジェット記録用水性インク10をビーカー
11に入れ、このビーカー11を50〜70℃に設定し
た恒温水槽9中に30〜60分間浸してインクジェット
記録用水性インク10の温度を50〜70℃とする。 (2)作用極3に用いる金属片を50〜70℃のアルカ
リ洗浄液(奥野製薬社製、エースクリーン850)に5
分間浸漬した後、純水で洗浄する。 (3)装置本体1と電気的に接続した作用極3に用いる
金属片及び対極4に用いる白金板を、ビーカー11に入
れたインクジェット記録用水性インク10に浸漬する。 (4)装置本体1と電気的に接続した参照電極2に用い
る銀−塩化銀板を、塩化カリウム塩橋5によりビーカー
11に入れたインクジェット記録用水性インク10と接
続された参照電極槽6に入れた飽和塩化カリウム溶液7
に浸漬する。 (5)−600〜+300mVの電位範囲において電位
を連続的に変化させて電流密度を測定する。
【0015】本発明のインクジェット記録用水性インク
は、インクジェットヘッド内に金属を用いたインクジェ
ット記録用装置と組み合わせて用いられるものであり、
参照電極を銀−塩化銀、対極を白金、作用極を上記金属
としてアノード分極測定したときに、−600〜+30
0mVの電位範囲における電流密度が100μA/cm
以下であることにより、上記金属がインクによって腐
食されることがなく、上記インクジェット記録用装置の
目詰まりや不吐出を防止することができる。
【0016】本発明のインクジェット記録用水性インク
は、上述の特性を有するものであれば特に限定されず、
一般的には、色材、溶媒等を含有するものである。上記
色材としては、染料又は顔料のいずれであってもよい。
上記染料としては特に限定されず、例えば、直接染料、
酸性染料、塩基性染料、反応性染料等の水溶性染料を挙
げることができる。なかでも、鮮明性、水溶性、安定性
及び耐光性等の性能を満たす特に好適なものとしては、
具体的には、例えば、C.I.ダイレクトブラック1
7、19、32、51、71、108、146、15
4、168;C.I.ダイレクトブルー6、22、2
5、71、86、90、106、199;C.I.ダイ
レクトレッド1、4、17、28、83、227;C.
I.ダイレクトイエロー12、24、26、86、9
8、132、142;C.I.ダイレクトオレンジ3
4、39、44、46、60;C.I.ダイレクトバイ
オレット47、48;C.I.ダイレクトブラウン10
9;C.I.ダイレクトグリーン59;C.I.アシッ
ドブラック2、7、24、26、31、52、63、1
12、118;C.I.アシッドブルー9、22、4
0、59、93、102、104、117、120、1
67、229、234;C.I.アシッドレッド1、
6、32、37、51、52、80、85、87、9
2、94、115、180、256、289、315、
317;C.I.アシッドイエロー11、17、23、
25、29、42、61、71;C.I.アシッドオレ
ンジ7、19;C.I.アシッドバイオレット49;
C.I.ベーシックブラック2;C.I.ベーシックブ
ルー1、3、5、7、9、24、25、26、28、2
9;C.I.ベーシックレッド1、2、9、12、1
3、14、37;C.I.ベーシックバイオレット7、
14、27;C.I.フードブラック1、2等を挙げる
ことができる。
【0017】上記染料の本発明のインクジェット記録用
水性インクにおける配合量は特に限定されず、一般には
本発明のインクジェット記録用水性インク全量に対して
0.1〜20重量%であるが、20重量%以上であって
も安定性を示し、かつ、沈澱物を生じない。
【0018】上記顔料としては特に限定されず、無機顔
料又は有機顔料のいずれであってもよい。上記顔料のう
ち白黒での記録に好適なものとしては、例えば、ファー
ネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、
チャンネルブラック等のカーボンブラック類;酸化チタ
ン等の金属酸化物;オルトニトロアニリンブラック等の
有機顔料等を挙げることができる。
【0019】上記顔料のうちカラーでの記録に好適なも
のとしては、例えば、トルイジンレッド、パーマネント
カーミンFB、ファーストイエローAAA、ジスアゾオ
レンジPMP、レーキレッドC、ブリリアントカーミン
6B、フタロシアニンブルー、キナクリドンレッド、ジ
オキサンバイオレット、ピクトリアピュアブルー、アル
カリブルートナー、ファーストイエロー10G、ジスア
ゾイエローAAOT、ジスアゾイエローAAMX、ジス
アゾイエローHR、ジスアゾイエローAAOA、黄色酸
化鉄、オルトニトロアニリンオレンジ、ジニトロアニリ
ンオレンジ、バルカンオレンジ、トルイジンレッド、塩
素化パラレッド、ブリリアントファーストカーレット、
ナフトールレッド23、ピラゾロンレッド、バリウムレ
ッド2B、カルシウムレッド2B、ストロンチウムレッ
ド2B、マンガンレッド2B、バリウムリソームレッ
ド、ピグメントスカーレッド3Bレーキ、レーキボルド
ー10B、アンソシン3Bレーキ、アンソシン5Bレー
キ、ローダミン6Gレーキ、エオシンレーキ、ベンガ
ラ、ファフトールレッドFGR、ローダミンBレーキ、
メチルバイオレッドレーキ、ジオキサジンバイオレッ
ド、ベーシックブルー5Bレーキ、ベーシックブルー6
Gレーキ、ファーストスカイブルー、アルカリブルーR
トナー、ピーコックブルーレーキ、紺青、群青、レフレ
ックスブルー2G、レフレックスブルーR、ブリリアン
トグリーンレーキ、ダイアモンドグリーンチオフラビン
レーキ、フタロシアニングリーンG、グリーンゴール
ド、フタロシアニングリーンY、酸化鉄、さびこ、亜鉛
華、酸化チタン、炭酸カルシウム、クレー、硫酸バリウ
ム、アルミナホワイト、アルミニウム、ブロンズ、昼光
蛍光顔料、パール顔料、ナフトールカーミンFB、ナフ
トールレッドM、パーマネントカーミンFB、ファース
トイエローG、ジスアゾイエローAAA、アルカリブル
ーGトナー等及び顔料の表面を特定の官能基で処理した
表面改質顔料等を挙げることができる。
【0020】上記顔料の本発明のインクジェット記録用
水性インクにおける配合量は、所望される印字濃度や色
彩により異なるが、一般には本発明のインクジェット記
録用水性インク全量に対して、1〜20重量%、好まし
くは1〜15重量%である。10重量%以下でも充分な
着色力と高い鮮明性とを得ることはできる。
【0021】本発明のインクジェット記録用水性インク
は、上記顔料を含有している場合には、必要に応じて分
散剤が添加されていてもよい。上記分散剤としては特に
限定されないが、例えば、高分子量ポリウレタン;ポリ
エステル;カルボニル基及びアミノ基等の顔料に強い親
和性のある官能基を含む高分子共重合体等が好適に使用
される。
【0022】本発明のインクジェット記録用水性インク
は、溶媒として、水と水溶性有機溶媒との混合溶媒を含
有することが好ましい。
【0023】上記水としては、種々のイオンを含有する
一般の水ではなく、脱イオン水を使用することが好まし
い。上記水の本発明のインクジェット記録用水性インク
における配合量は、上記水溶性有機溶媒の種類や組成、
所望のインク特性に応じて広い範囲で決定されるが、本
発明のインクジェット記録用水性インク全量に対して一
般に10〜95重量%、好ましくは10〜70重量%、
より好ましくは20〜70重量%である。
【0024】上記水溶性有機溶媒は、主としてインクジ
ェットヘッドの先端部におけるインクの乾燥防止効果を
有するものと、紙面上での乾燥速度を速くするものとに
分類される。上記インクの乾燥防止効果を有する水溶性
有機溶媒としては特に限定されず、例えば、メチルアル
コール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、
イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、se
c−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等
の低級アルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアル
コール等のケトン類又はケトアルコール類;テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレ
ングリコール類;エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ト
リプロピレングリコール、チオジグリコール、ヘキシレ
ングリコール等のアルキレングリコール類;グリセリ
ン;2−ピロリドン;N−メチル−2−ピロリドン;
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等を挙げるこ
とができる。なかでも、アルキレングリコール類、グリ
セリン等の多価アルコール類が好適である。
【0025】上記インクの乾燥防止効果を有する水溶性
有機溶媒の本発明のインクジェット記録用水性インクに
おける配合量は、本発明のインクジェット記録用水性イ
ンク全量に対して、一般には0〜95重量%、好ましく
は10〜80重量%、より好ましくは10〜50重量%
である。
【0026】上記紙面上での乾燥速度を速くする水溶性
有機溶媒としては特に限定されず、例えば、エチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエー
テル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノプロピルエーテル、トリエチレングリコール
モノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノプロピルエー
テル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリ
コールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコール
モノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエー
テル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、
トリプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプ
ロピレングリコールモノプロピルエーテル等のグリコー
ル系エーテル類を挙げることができる。
【0027】上記紙面上での乾燥速度を速くする水溶性
有機溶媒の本発明のインクジェット記録用水性インクに
おける配合量は、一般には本発明のインクジェット記録
用水性インク全量に対して0〜20重量%、好ましくは
0.1〜15重量%、より好ましくは1〜10重量%で
ある。配合量が過剰であると、インクの紙への浸透性が
高くなりすぎて滲みの原因となってしまうことがある。
【0028】本発明のインクジェット記録用水性インク
は、更に必要に応じて、粘度調整剤、表面張力調整剤、
防黴剤等の従来公知の添加剤を含有していてもよい。上
記粘度調整剤としては特に限定されず、例えば、ポリビ
ニルアルコール、セルロース類、水溶性樹脂等を挙げる
ことができる。
【0029】本発明のインクジェット記録用水性インク
は、インクジェットヘッド内に金属を用いたインクジェ
ット記録用装置と組み合わせて用いられるものであり、
参照電極を銀−塩化銀、対極を白金、作用極を上記金属
としてアノード分極測定したときに、−600〜+30
0mVの電位範囲における電流密度が100μA/cm
以下であることにより、上記金属がインクによって腐
食されることがなく、上記インクジェット記録用装置の
目詰まりや不吐出を防止することができる。
【0030】インクジェットヘッド内に金属を用いたイ
ンクジェット記録用装置を用いるインクジェット記録方
法であって、本発明のインクジェット記録用水性インク
を用いるインクジェット記録方法もまた本発明の1つで
ある。
【0031】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。
【0032】<インクの作製>純水41.3重量部、グ
リセリン25重量部、ジプロピレングリコールモノプロ
ピルエーテル0.5重量部、ノニオン系界面活性剤(三
洋化成社製、商品名:ナロアクティ100)0.2重量
部を10分間攪拌混合してインク溶媒を作製した。この
インク溶媒に、ブラック顔料分散体(キャボット社製、
商品名:CABO−JET300)33重量部を投入し
て30分間撹拌した後に、孔径1μmのメンブランフィ
ルターにて濾過し、ブラックインクK1を得た。
【0033】純水41.2重量部、グリセリン25重量
部、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル0.
5重量部、ノニオン系界面活性剤(三洋化成社製、商品
名:ナロアクティ100)0.2重量部、ベンゾトリア
ゾール0.1重量部を10分間攪拌混合してインク溶媒
を作製した。このインク溶媒に、ブラック顔料分散体
(キャボット社製、商品名:CABO−JET300)
33重量部を投入して30分間撹拌した後に、孔径1μ
mのメンブランフィルターにて濾過し、ブラックインク
K2を得た。
【0034】純水71重量部、C.I.ダイレクトイエ
ロー132を4重量部、トリエチレングリコール18重
量部、トリエチレングリコールモノブチルエーテル7重
量部を添加し、30分間撹拌した後に孔径0.7μmの
メンブランフィルターにて濾過し、イエローインクYを
得た。
【0035】純水64.2重量部、C.I.ベーシック
レッド1を0.8重量部、2−ピロリドン15重量部、
ポリエチレングリコール#200を15重量部、テトラ
エチレングリコールモノブチルエーテル5重量部を添加
し、30分間撹拌した後に孔径0.7μmのメンブラン
フィルターにて濾過し、マゼンタインクMを得た。
【0036】純水69重量部、C.I.ダイレクトブル
ー199を5重量部、グリセリン11重量部、ジプロピ
レングリコール15重量部を添加し、30分間撹拌した
後に孔径0.7μmのメンブランフィルターにて濾過
し、シアンインクCを得た。
【0037】得られたインクについて、それぞれ以下の
方法により評価した。 <評価1>電気化学測定システム(北斗電工社製、HZ
−3000)、及び、表1に示した電極を使用し、図1
に示した構成により、下記の方法でアノード分極測定を
行った。なお、表1における鉄−ニッケル合金とは、4
2%ニッケル含有のいわゆる42合金である。また、ニ
ッケル−リン合金とは、リンを含んだニッケルメッキ処
理液で42合金表面をメッキ処理したものである。
【0038】
【表1】
【0039】以下にアノード分極測定の具体的な測定方
法を示した。 (1)インクジェット記録用水性インク10をビーカー
11に入れ、このビーカー11を60℃に設定した恒温
水槽9中に30〜60分間浸してインクジェット記録用
水性インク10の温度を60℃とした。 (2)作用極3に用いる金属片を60℃のアルカリ洗浄
液(奥野製薬社製、エースクリーン850)に5分間浸
漬した後、純水で洗浄した。 (3)装置本体1と電気的に接続した作用極3に用いる
金属片及び対極4に用いる白金板を、ビーカー11に入
れたインクジェット記録用水性インク10に浸漬した。 (4)装置本体1と電気的に接続した参照電極2に用い
る銀−塩化銀板を、塩化カリウム塩橋5によりビーカー
11に入れたインクジェット記録用水性インク10と接
続された参照電極槽6に入れた飽和塩化カリウム溶液7
に浸漬した。 (5)−600〜+300mVの電位範囲において電位
を連続的に変化させて電流密度を測定した。
【0040】上記アノード分極測定の結果はグラフとし
て図2〜5に示した。測定電位範囲における各インクの
最大電流密度については、表2に示した。
【0041】
【表2】
【0042】<評価2>作用極に用いる金属片と同じ金
属片をインクに浸漬し、密閉して60℃で2週間放置し
た。放置後、取り出した金属片を純水で洗浄し、表面状
態を確認した。表面が腐食されていなかった場合には○
とし、表面が腐食されていた場合には×とした。更に、
浸漬していたインクをプラズマ発光分析装置(島津製作
所社製、ICP−1000IV)にて分析し、溶出元素
を調べた。何も検出されなかった場合には、−とした。
上記インクに浸漬した金属片の表面状態については表3
に、プラズマ発光分析装置による分析で検出された溶出
元素については表4に確認結果を示した。
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】<評価3>特開2002−36545号公
報に開示されているインクジェットヘッドと同様の構造
のインクジェットヘッドにおいて、ノズルプレートとし
て評価1で作用極に用いた金属片を使用して連続吐出性
確認及び間欠吐出性確認を行った。上記連続吐出性確認
では、5℃、20℃、40℃の各雰囲気温度でそれぞれ
24時間連続して吐出を行った。上記間欠吐出性確認で
は、1分間の吐出100回繰り返し行うことと、任意の
吐出を行った後、2ヶ月間放置し、再度吐出がされるか
どうかの確認を行った。どちらの吐出性確認においても
インクジェットヘッドの先端部で目詰まりすることなく
吐出が安定し、良好な印刷が出来た場合を○とし、吐出
が不安定になって良好な印刷が出来なかった場合を×と
した。結果を表5及び6に示した。
【0046】
【表5】
【0047】
【表6】
【0048】金属がインクにより腐食されず、インクジ
ェットヘッド内に用いてもインクの吐出性に問題のなか
ったインクと金属材料との組合せでは、いずれも参照電
極を銀−塩化銀、作用極を金属としてインクをアノード
分極測定したときに、−600〜+300mVの電位範
囲における電流密度が100μA/cm以下であっ
た。一方、金属がインクにより腐食され、インクジェッ
トヘッド内に用いたときにインクの吐出性が悪化したイ
ンクと金属材料の組合せでは、いずれも参照電極を銀−
塩化銀、作用極を金属としてインクをアノード分極測定
したときに、−600〜+300mVの電位範囲におけ
る電流密度が100μA/cm以上であった。
【0049】
【発明の効果】本発明は、上述の構成よりなるので、イ
ンクジェットヘッド内の金属が腐食することがなく、安
定した吐出性能が得られるインクジェット記録用水性イ
ンクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例で使用したアノード分極測定装置の模
式図
【図2】 作用極に鉄−ニッケル合金(42合金)を用
いたときの電流密度変化の図
【図3】 作用極にニッケルを用いたときの電流密度変
化の図
【図4】 作用極にニッケル−リン合金を用いたときの
電流密度変化の図
【図5】 作用極に銅を用いたときの電流密度変化の図
【符号の説明】
1 装置本体 2 参照電極 3 作用極 4 対極 5 塩化カリウム塩橋 6 参照電極槽 7 飽和塩化カリウム溶液 8 水 9 恒温水槽 10 インクジェット記録用水性インク 11 ビーカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 成美 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 小林 和夫 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 豊田 嘉人 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 青山 美千子 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 岡田 真由子 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 大平 英朗 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 後藤 数摩 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 左合 宏充 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 藤岡 昌也 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 東山 俊一 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA21 FC02 2H086 BA01 BA02 BA53 BA60 4J039 BC07 BC09 BC13 BE01 BE03 BE04 BE05 BE06 BE12 BE14 BE15 BE33 CA03 CA06 EA10 EA45 EA48 GA24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッド内に金属を用いた
    インクジェット記録用装置において用いられるインクジ
    ェット記録用水性インクであって、参照電極を銀−塩化
    銀、対極を白金、作用極を前記インクジェットヘッド内
    に用いられる金属としてアノード分極測定したときに、
    −600〜+300mVの電位範囲における電流密度が
    100μA/cm以下であることを特徴とするインク
    ジェット記録用水性インク。
  2. 【請求項2】 インクジェットヘッド内に金属を用いた
    インクジェット記録用装置を用いるインクジェット記録
    方法であって、参照電極を銀−塩化銀、対極を白金、作
    用極を前記インクジェットヘッド内に用いられる金属と
    してアノード分極測定したときに、−600〜+300
    mVの電位範囲における電流密度が100μA/cm
    以下であるインクジェット記録用水性インクを用いるこ
    とを特徴とするインクジェット記録方法。
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