JP2003260284A - ミシンの糸切り装置 - Google Patents

ミシンの糸切り装置

Info

Publication number
JP2003260284A
JP2003260284A JP2002111361A JP2002111361A JP2003260284A JP 2003260284 A JP2003260284 A JP 2003260284A JP 2002111361 A JP2002111361 A JP 2002111361A JP 2002111361 A JP2002111361 A JP 2002111361A JP 2003260284 A JP2003260284 A JP 2003260284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
looper
cutting
sewing
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002111361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4007042B2 (ja
Inventor
Masahiro Nakada
雅博 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd
Original Assignee
Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd filed Critical Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd
Priority to JP2002111361A priority Critical patent/JP4007042B2/ja
Priority to TW092104482A priority patent/TWI264482B/zh
Priority to CNB031243770A priority patent/CN100473773C/zh
Priority to US10/385,110 priority patent/US6817306B2/en
Publication of JP2003260284A publication Critical patent/JP2003260284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4007042B2 publication Critical patent/JP4007042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B65/00Devices for severing the needle or lower thread
    • D05B65/06Devices for severing the needle or lower thread and for disposing of the severed thread end ; Catching or wiping devices for the severed thread
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B73/00Casings
    • D05B73/04Lower casings
    • D05B73/12Slides; Needle plates
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2207/00Use of special elements
    • D05D2207/02Pneumatic or hydraulic devices
    • D05D2207/04Suction or blowing devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の糸切り装置はそのまま活用し、極く簡
単な構成を付加するのみで、縫目の始端におけるルーパ
糸端部の残存長さの著しい短縮化が図れるようにする。 【解決手段】 縫製動作終了後に糸掛け部10Aを有す
る可動糸掛け部材10と固定メス部材11とにより切断
されたルーパ糸T2の切断端部を可動糸掛け部材10と
糸挟み部材12との間に挟持させ、この状態での次の縫
製動作開始直後の生地送りに伴い、その切断端部挟持箇
所と生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分T2a
を摺接切断する刃体40をその切断刃縁40aが針落ち
部5に臨む状態で針板4に固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば下着のウエ
スト部などのような縫製物の環状部にゴム紐などを挿入
して縫製する場合に用いられるミシンの糸切り装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば多本針ミシンによって、図10に
示すように、下着等の縫製物50のウエスト部(環状
部)51にゴム紐を挿入しながら縫製するときは、ミシ
ンベッドの内部に配備されたルーパ糸端部保持装置を介
してルーパ糸の端部を保持させた状態で、ウエスト部5
1を矢印A方向に移動させながら縫製動作を行なうこと
により、複数の縫目52がウエスト部51の全周に亘っ
て形成される。
【0003】このような縫製動作において、上記ウエス
ト部51の全周に亘る縫製が終了した時点で、ルーパ糸
は針板の針落ち部下方へ進出している可動糸掛け部材の
先端に形成の糸掛け部に引掛けられ、この状態で可動糸
掛け部材が針落ち部に対して縫製進行方向に直交する側
方へ退避移動することに伴い上記糸掛け部に引掛けられ
たルーパ糸は予め設定された位置に引寄せられ、この設
定位置で可動糸掛け部材と固定メス部材との相対摺接作
用により切断されるとともに、その切断されたルーパ糸
の切断端部付近が上記ルーパ糸端部保持装置を構成する
可動糸掛け部材と糸挟み部材との間で挟持されて次の縫
製に備える状態となる。
【0004】ところで、上記のような糸切り装置を備え
たミシンにおいては、縫製動作終了時にルーパ糸の切断
端部付近が上記ルーパ糸端部保持装置を構成する可動糸
掛け部材と糸挟み部材との間で挟持されたままで次の縫
製動作が開始されるために、縫目52の始端52aには
いわゆるケバと呼ばれるルーパ糸の端部52cが長く
(通常5〜7cm程度)残存することになる。この長い
ルーパ糸端部52c、つまり、ケバを無くするためには
縫製動作終了毎に作業者がハサミなどを使って手作業に
より切り取らなければならず、このケバの手切りに無駄
な手間を要し縫製能率の低下、縫製コストの上昇を招く
だけに止まらず、多量の縫製物を次々と連続縫製する場
合、作業者の手に多大な負担をかけるという問題があ
る。また、ケバ切りを省くために長く残存したルーパ糸
の端部52cの一部を縫目52の終端52bと始端52
aとの重ね縫いにより縫目52中に縫い込むようにする
ことも考えられるが、この場合は、ルーパ糸端部52c
が非常に不安定な状態にあるため、縫い込み時にふらつ
きやすくて縫目52にうまく添わず、その結果、縫製仕
上がりが悪く、不良品を発生しやすいことから、一般的
には、無駄な手間を要するとともに、作業者の手に多大
な負担をかける手切りによるケバ処理が採用されてい
る。
【0005】このような手切りによるケバ処理を不要化
する手段として、従来、特公平7−34838号公報
に開示されているように、下糸(ルーパ糸)保持装置を
構成する可動糸掛け部材と糸挟み部材とによりルーパ糸
の切断端部付近を挟持した状態での縫製動作の開始と同
時に、またはその直後に、固定メス部材と糸挟み部材
を、針落ち部の側方へ退避した設定位置から針落ち部に
対して遠ざかる方向に更に退避移動させて可動糸掛け部
材と糸挟み部材とによるルーパ糸切断端部の挟持を解除
させることによって、ルーパ糸の切断端部を縫目中に引
き込んで縫目の始端から突出するルーパ糸の端部長さを
短くするように構成したものや、特開平11−290
571号公報(本出願人による先願発明)に開示されて
いるように、縫製動作の開始と同時に、またはその直後
に、可動糸掛け部材を予め規定された量だけ針落ち部側
に近接移動させて該可動糸掛け部材と糸挟み部材とによ
るルーパ糸切断端部の挟持を解除させることによって、
ルーパ糸の切断端部は縫目中に引き込まれ縫目の始端か
ら突出するルーパ糸の端部長さを短くするように構成し
たもの、が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記及びで示した
ような構成の従来のミシンの糸切り装置では、縫目の始
端から突出状態で延びるルーパ糸端部の長さを短くする
ことにより、手切りによるケバ処理の不要化を図ったも
のであるが、の装置では、縫製動作終了時におけるル
ーパ糸の切断及びその切断されたルーパ糸の端部を次の
縫製に備えるために挟持する糸端挟持といった糸切り装
置本来の動作機能のほかに、縫製動作の開始と同時また
はその直後に、ルーパ糸の切断端部に対する挟持を解除
し、かつ、その切断端部に張力を作用させて該ルーパ糸
の端部を縫目中に引き込むために可動糸掛け部材を設定
位置に保ったままで固定メス部材と糸挟み部材をその設
定位置から針落ち部に対して遠ざかる方向に更に退避移
動させるといった特殊な動作機能を追加することが必要
となり、そうするためには既存の糸切り装置全体の構造
を全面的に改造しなければならず、構造が非常に複雑で
あり、装置全体がコストアップする。また、の装置
は、既存の糸切り装置はそのまま活用することが可能で
の装置よりは構造簡単かつ低コスト化しやすいもの
の、この既存糸切り装置に、固定メス部材及び糸挟み部
材は設定位置に固定保持したままで可動糸掛け部材のみ
を予め規定された量だけ針落ち部側に近接移動させるた
めの構成を追加する必要があり、装置全体のコストアッ
プは免れ得ない。
【0007】加えて、従来の糸切り装置は、、のい
ずれにしても、針落ち部からその側方に離れた位置でル
ーパ糸の切断端部を挟持解除して縫目中に引き込むもの
であるから、縫目の始端に、手切りを要さないまでも、
相当な長さを持ったルーパ糸(ケバ)が突出状態で残存
することは避けられず、高級縫製品である場合や縫製品
の種類によっては、その糸残り長さの一段の短縮化が要
望されている。
【0008】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、既存の糸切り装置はそのまま活用し、極く簡
単な構成を付加するのみで、縫目の始端におけるルーパ
糸端部の残存長さを著しく短縮することができるミシン
の糸切り装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るミシンの糸切り装置は、縫製
動作終了直後に、針板の針落ち部に対して縫製進行方向
に直交する側方の設定位置にルーパ糸を引き寄せて切断
する糸切断装置を備えてなるミシンの糸切り装置におい
て、上記糸切断装置により切断されたルーパ糸の切断端
部を上記設定位置付近で一時的に挟み保持する手段を有
し、この手段でルーパ糸切断端部が挟み保持された状態
での縫製動作開始直後の生地送りに伴い上記挟み保持手
段と生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分を摺接
切断可能な刃体をその切断刃縁が針落ち部に臨む状態で
針板に固定していることを特徴とするものである。
【0010】上記構成の請求項1の発明によれば、縫製
動作終了直後において針落ち部側方の設定位置に引き寄
せられたルーパ糸が糸切断装置により切断されるととも
に、その切断されたルーパ糸の切断端部が挟み保持手段
により上記設定位置付近で一時的に挟み保持される。こ
の状態で縫製動作が開始されて生地が送られると、挟み
保持手段と生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分
が針板に固定された刃体の針落ち部に臨む切断刃縁に摺
接して切断されることになる。このように縫製動作終了
後におけるルーパ糸の切断には、従来からミシンに装備
されている既存の糸切断装置をそのまま活用しながら、
上記設定位置付近の挟み保持手段と生地との間に亘り掛
け渡されているルーパ糸部分の次の縫製動作開始直後に
おける切断には、針板に固定された刃体の針落ち部に臨
む刃縁を用いて縫目の始端に非常に近い箇所で摺接切断
することが可能であるから、縫目の始端から突出状態に
残存するルーパ糸の端部長さの著しい短縮化が可能とな
り、縫製動作終了毎の作業者自身の手切りによるケバ処
理を不要化できる。また、従来装置、でみられるよ
うに、縫い始め箇所のルーパ糸の端部長さを短くするた
めに、糸切断装置に余分な動作機能を持たせる必要は全
くなく、針板に刃体を固定するだけでよいから、従来装
置、に比べて装置全体の構造を簡単にしてコストダ
ウンを実現することが可能である。
【0011】また、上記と同様な目的を達成するため
に、請求項2の発明に係るミシンの糸切り装置は、縫製
動作終了直後に針板の針落ち部下方へ進出してルーパ糸
を引掛ける糸掛け部を先端に有し、この糸掛け部を針落
ち部に対して縫製進行方向に直交する側方へ退避させて
該糸掛け部に引掛けたルーパ糸を設定位置に引き寄せる
可動糸掛け部材と、この可動糸掛け部材により上記設定
位置に引寄せられたルーパ糸を上記糸掛け部との相対摺
接作用により切断する固定メス部材と、上記両部材によ
り切断されたルーパ糸の切断端部付近を上記可動糸掛け
部材との間で挟持する糸挟み部材とを、具備してなるミ
シンの糸切り装置において、上記可動糸掛け部材と糸挟
み部材との間にルーパ糸の切断端部付近が挟持された状
態での縫製動作開始直後の生地送りに伴い上記挟持箇所
と生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分を摺接切
断可能な刃体をその切断刃縁が針落ち部に臨む状態で針
板に固定していることを特徴とするものである。
【0012】上記構成の請求項2の発明によれば、縫製
動作終了直後に可動糸掛け部材が針落ち部下方へ進出し
てその先端糸掛け部にルーパ糸を引掛けた状態で縫製進
行方向に直交する側方へ退避移動することにより、ルー
パ糸が針落ち部側方の設定位置に引き寄せられた後、糸
掛け部と固定メス部材との相対摺接作用により切断され
るとともに、その切断されたルーパ糸の切断端部は上記
設定位置付近で可動糸掛け部材と糸挟み部材との間に挟
持される。この状態で縫製動作が開始されて生地が送ら
れると、可動糸掛け部材と糸挟み部材とによる挟持箇所
と生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分が針板に
固定された刃体の針落ち部に臨む切断刃縁に摺接して切
断されることになる。このように縫製動作終了後におけ
るルーパ糸の切断及びその切断端部の挟持には、可動糸
掛け部材、固定メス部材及び糸挟み部材からなり、従来
のミシンが装備している既存の糸切り装置をそのまま活
用しながら、切断端部挟持箇所と生地との間に亘り掛け
渡されているルーパ糸部分の次の縫製動作開始直後にお
ける切断には、請求項1の発明と同様に、針板に固定さ
れた刃体の針落ち部に臨む刃縁を用いて縫目の始端に非
常に近い箇所で摺接切断し縫目の始端から突出状態に残
存するルーパ糸の端部長さを非常に短くすることが可能
となり、縫製動作終了毎に作業者自身の手切りによるケ
バ処理を不要化できる。また、従来装置、でみられ
るように、縫い始め箇所のルーパ糸の端部長さを短くす
るために、既存の糸切り装置に余分な動作機能を持たせ
るための構造部品を付加する必要は全くなく、針板に刃
体を固定するだけでよいから、従来装置、に比べて
装置全体の構造を簡単にしてコストダウンを実現するこ
とが可能である。
【0013】特に、本発明は、請求項3に記載のよう
に、針板の針落ち部が縫製進行方向に直交する方向に複
数個並列して形成され、これら複数列の針落ち部に対応
する複数個のルーパが縫製進行方向に直交する方向に往
復運動自在に構成されている多本針ミシンの糸切り装置
に有効に適用することができる。すなわち、複数個のル
ーパが縫製進行方向に直交する方向に往復運動する、い
わゆるルーパ横振り形式の多本針ミシンの場合は、糸切
り装置がルーパの運動範囲を避けて側方へ退避した設定
位置と針落ち部との間の距離が大きくなる関係から、生
地とルーパ糸切断端部の挟持箇所との間に掛け渡される
ルーパ糸部分の長さが必然的に長くなり、従来装置、
でみられるような動作機能を持たせたとしても、ルー
パ糸の端部残存長さの短縮には自ずと限界があるのに対
して、本発明では、針板の針落ち部に臨む箇所で切断す
るので、ルーパ横振り形式の多本針ミシンであっても、
ルーパ糸の端部残存長さの著しい短縮化を実現すること
ができる。
【0014】また、上記構成のミシンの糸切り装置にお
いて、請求項4に記載のように、固定刃体の切断刃縁
を、例えば細い長孔状の針落ち部を斜めに横断するよう
に配置して掛け渡しルーパ糸部分をその切断刃縁に沿い
滑らせながら引き千切り切断する切断幅を有するものに
構成することによって、固定刃による引き千切り切断で
ありながらルーパ糸をミスなく確実に切断することがで
きる。
【0015】さらに、上記構成のミシンの糸切り装置に
おいて、請求項5に記載のように、固定刃体により切断
されるルーパ糸部分を切断前後に亘って所定位置に吸引
保持する糸吸引装置及び上記ルーパ糸部分を引掛けて糸
吸引装置による吸引口付近に引き寄せる糸掛け引寄せ装
置を含む切断ルーパ糸処理装置を付設することによっ
て、殊に多数本ミシンのように、複数本のルーパ糸を固
定刃体で一括切断する時の切断もれ等のミスを無くして
複数本のルーパ糸を確実に一括切断できるとともに、そ
の切断によって発生する糸くずを吸引集合させて特定箇
所に回収し廃棄処理することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明を適用した多本針
ミシンの概略外観斜視図、図2はその多本針ミシンにお
ける糸切り装置を示す拡大平面図である。多本針ミシン
1は、縫製進行方向Yに直交する方向に沿い多数本(図
面上では4本で示すが、2本以上であればよい)の針2
を有し、それら針2は上糸(針糸)T1が挿通されて鉛
直な運動経路に沿って上下に往復駆動移動自在に構成さ
れている。これら針2は針糸T1とともにミシンベッド
部3に固定の針板4に縫製進行方向Yに直交する方向に
並列して形成された複数列の長孔状の針落ち部5を挿通
して下降し該針落ち部5下方にそれぞれ設けられている
複数個のルーパ6(図2、図5参照)により上記針糸T
が捕らえられ、この針糸T1が上記針2の上昇動作に伴
いミシンベッド部3の下方へ供給されるルーパ糸T2に
係合することで、例えば図10に示すような縫製物50
のウエスト部51に縫目52が形成され、この縫目52
の間にゴム紐などが環状に縫い込まれるように構成され
ている。
【0017】上記ルーパ6は縫製進行方向Yに直交する
方向に往復運動自在な横振り形式に構成されていると共
に、ルーパ糸T2は、図1及び図5に示されているよう
に、ルーパ糸繰りカム装置7および複数のルーパ糸道8
を経て上記ルーパ6に供給されるように構成されてい
る。また、この多本針ミシン1に備えられ、上記ルーパ
6へ供給されたルーパ糸T2を縫製終了時に自動切断す
る糸切り装置9は、次のように構成されている。
【0018】すなわち、糸切り装置9は、基本的に、そ
の先端部にルーパ糸T2を引掛ける糸掛け部10Aが形
成され、縫製動作終了直後に針落ち部5の下方へ進出さ
れて上記糸掛け部10Aにルーパ糸T2を引掛ける状態
と上記針落ち部5の下方から縫製進行方向Yに直交する
側方へ退避させて上記糸掛け部10Aに引掛けたルーパ
糸T2を予め設定された位置に引寄せる状態(図2の状
態)とに移動切替自在に構成された可動糸掛け部材10
と、この可動糸掛け部材10により上記設定位置に引寄
せられたルーパ糸T2を先端の糸掛け部10Aとの相対
摺接作用により切断するように可動糸掛け部材10の表
面側に近接配置された固定メス部材11と、その切断さ
れたルーパ糸T2の切断端部付近を上記可動糸掛け部材
10との間で挟持すべく可動糸掛け部材10の裏面側に
弾性的に当接させて配置された板ばねからなる糸挟み部
材12(図2及び図5の点線で示す)とを有してなり、
これら固定メス部材11および糸挟み部材12を上記可
動糸掛け部材10の側方への退避移動時に上記設定位置
に弾性的に位置変更させることが可能な糸切断挟持手段
13が設けられている。
【0019】上記糸切断挟持手段13は、水平姿勢に固
定設置されたほぼ矩形状の基台14の上面に載置され、
この基台14に固定されたメス台ガイド15,16と軸
部材17およびこの軸部材17に嵌合するように形成さ
れた傾斜案内長孔18を介して固定メス台ストッパー2
8により制限される位置まで上記針落ち部5側に近接す
る方向D1および針落ち部5側から離間する方向D2に
摺動変位自在に構成された枠状の固定メス台19を有
し、この枠状固定メス台19の前端側上面に上記固定メ
ス部材11が、また、下面に上記糸挟み部材12が固定
されており、上記枠状固定メス台19を上記基台14と
の間に張設されたばね22を介して上記針落ち部5側に
近接する方向D1に移動付勢して構成されている。
【0020】また、上記可動糸掛け部材10は、上記枠
状固定メス台19に形成されている平面視形状が略L字
形の溝23内に嵌り込む状態で上記基台14の上面に支
持され、この基台14に固定された軸部材24およびこ
の軸部材24に嵌合するように上記傾斜案内長孔18と
平行に形成された傾斜案内長孔25を介して上記枠状固
定メス台19に形成のストッパー部26で制限される位
置まで上記針落ち部5側に近接する方向D1および針落
ち部5側から離間する方向D2で可動メス台ストッパー
27により制限される位置まで摺動変位自在に構成され
た可動メス台29を有し、この可動メス台29の前部寄
り上面部に上記可動糸掛け部材10が固定されていると
ともに、上記可動メス台29の後端部には、上記基台1
4にその長手方向の中間部が軸31を介して枢支されて
図示省略の複動シリンダにより矢印E1−E2方向に揺
動自在に取り付けられた揺動レバー32の一端部が長孔
33と軸部材34を介して連動連係されており、複動シ
リンダ(図示省略)の伸縮動作に伴う揺動レバー32の
揺動により上記可動メス台29を上記両方向D1,D2
に駆動移動させて可動糸掛け部材10をその先端糸掛け
部10Aにルーパ糸T2を引掛ける状態とその引掛けた
ルーパ糸T2を上記設定位置に引寄せる状態とに移動切
替自在に構成している。
【0021】一方、針板4の裏面側で各針落ち部5に対
応する箇所には、図3及び図4に明示するように、肉薄
の刃体40をその切断刃縁40aが針落ち部5を斜めに
横断して長い切断幅で針落ち部5の臨む状態で刃押え4
1及び止めネジ42を介して交換可能に固定されてい
る。これら刃体40は、縫製動作終了後の糸切り装置9
によるルーパ糸切断作用で切断されたルーパ糸T2の切
断端部が図6に示すように、上記可動糸掛け部材10と
糸挟み部材12との間に挟持されている状態での縫製動
作の開始に伴い生地Wが図7に示すように、縫製進行方
向Yに送られたとき、可動糸掛け部材10と糸挟み部材
12による端部挟持箇所と生地Wとの間に亘り掛け渡さ
れたルーパ糸部分T2aを切断刃縁40aに沿い滑り移
動させながら針落ち部5内で引き千切り切断するもので
ある。
【0022】上記構成に加えて、針落ち部5の縫製進行
方向Yに直交する側方位置には、固定刃体40により切
断されるルーパ糸部分T2aを切断前後の一定時間に亘
って一箇所、すなわち、開放する吸引口部43a付近に
吸引して集束保持する糸吸引管(糸吸引装置)43と上
記ルーパ糸部分T2aを先端引掛部44aで引掛けて吸
引管43の吸引口部43a付近に引き寄せる糸掛け引寄
せシリンダ(糸掛け引寄せ装置)44と上記糸吸引管4
3の吸引停止時にルーパ糸部分T2aが散乱しないよう
にそのルーパ糸部分T2aを図8に示すように糸吸引管
43の内面壁43bに押圧する糸押え具45a及び該糸
押え具45aを押え位置と押え解除位置とに切替え移動
させるシリンダ45bからなるルーパ糸押え装置45と
からなる切断ルーパ糸処理手段が設けられている。
【0023】なお、上記針板4の上部で針2に接近した
箇所には、ルーパ糸切断と同時にエアーを吹き出して針
糸T1をはね上げるエアワイパー47(図1参照)が設
けられている。
【0024】次に、上記のような構成の多本針ミシンの
糸切り装置の動作について、図2および図5〜図7を参
照しながら、図9のタイミングチャートに沿って説明す
る。図2は、縫製動作終了直後に糸切り装置9の可動糸
掛け部材10が針落ち部5の下方へ進出して先端の糸掛
け部10Aに引掛けたルーパ糸T2が可動糸掛け部材1
0の側方への退避移動により設定位置に引き寄せられる
とともに、先端糸掛け部10と固定メス部材11との相
対摺接作用により切断された後のルーパ糸T2の切断端
部付近が上記可動糸掛け部材10と糸挟み部材12の間
に挟持され、かつ、その挟持箇所と生地Wとの間に亘り
掛け渡されたルーパ糸部分T2aが糸切り装置9の動作
開始から設定時間t5経過後の設定時間t6に亘り作動
する糸掛け引寄せシリンダ44により糸吸引管43の吸
引口部43a付近に引き寄せられている状態を示す。
【0025】この状態からミシンが回転しペダルを踏み
込むことによって次の縫製動作が開始されるが、この縫
製動作開始から設定時間t1経過後に糸吸引管43が設
定時間t2に亘り吸引動作する一方、ルーパ糸押え装置
45の糸押え具45aは糸吸引管43が動作開始してか
ら設定時間t3経過するまで押え解除位置に保たれてい
る。この時点、すなわち、縫製動作の開始に伴い生地W
が図7に示すように、ある程度まで縫製進行方向Yに送
られると、上記のルーパ糸部分T2aが針板4に固定さ
れた刃体40の針落ち部5に臨む切断刃縁40aに沿い
滑り移動して図5に示すように引き千切り状態に切断さ
れる。その切断されたルーパ糸部分T2aは糸吸引管4
3内に吸い込まれるとともに、ルーパ糸押え装置45の
糸押え具45aが押え位置に作動することにより、図8
に示すように、糸吸引管43の内面壁43bに押圧され
て保持されることになる。
【0026】この状態での縫製が続けられて生地Wの終
端部にまで達した縫製動作の終了時点でペタルを踏み返
すことにより、糸切り装置9が動作開始して可動糸掛け
部材10が針落ち部5に向けて進出移動し、その進出移
動に伴い可動糸掛け部材10と糸挟み部材12の間に挟
持されていたルーパ糸部分T2aの切断端部の挟持が解
除される。そして、この糸切り装置9の可動糸掛け部材
10が針落ち部5の下方まで進出しルーパ糸T2を引掛
けた後、側方の設定位置に退避移動するまでの間に、つ
まり、糸切り装置9の動作開始から設定時間t4経過後
にルーパ糸押え装置45の糸押え具45aが押え解除さ
れるとともに、糸吸引管43が再び吸引動作して両端が
切断されたルーパ糸部分、すなわち、糸くずは糸吸引管
43内に吸引集合されて特定箇所に回収され廃棄処理さ
れることになる。
【0027】上述したように、針落ち部5側方の設定位
置付近で可動糸掛け部材10と糸挟み部材12とによる
挟持箇所と生地Wとの間に亘り掛け渡されているルーパ
糸部分T2aを次の縫製動作開始直後において針板4に
固定された刃体40の針落ち部5に臨む刃縁40aを用
いて縫目の始端に非常に近い箇所で摺接切断することに
より、ルーパ横振り形式の多本針ミシンであっても、縫
目の始端から突出状態に残存するルーパ糸の端部長さを
著しく短縮化して、縫製動作終了毎の作業者自身の手切
りによるケバ処理を不要化することが可能となる。
【0028】また、糸吸引管(糸吸引装置)43と糸掛
け引寄せシリンダ(糸掛け引寄せ装置)44とルーパ糸
押え装置45とからなる切断ルーパ糸処理手段が設けら
れているので、複数本のルーパ糸を固定刃体40で一括
切断する時の切断もれ等のミスを無くして複数本のルー
パ糸を確実に一括して切断できるとともに、その切断に
よって発生する糸くずを糸吸引管43内に吸引集合させ
て特定箇所に回収し廃棄処理することができる。
【0029】なお、上記実施の形態では、縫製動作終了
直後に可動糸掛け部材10の先端糸掛け部10Aと固定
メス部材11とにより切断されたルーパ糸T2の切断端
部の挟み保持手段として、可動糸掛け部材10と板ばね
からなる糸挟み部材12との間に挟持させる形式のもの
を使用したが、これに代えて、切断ルーパ糸処理手段を
構成する糸吸引管43、糸掛け引寄せシリンダ44及び
ルーパ糸押え装置45を利用する形式を用いてもよい。
すなわち、切断されたルーパ糸T2の切断端部を糸吸引
管43内に吸い込ませた上、ルーパ糸押え装置45の糸
押え具45aを図8に示すように、押え位置に作動させ
て該糸押え具45aと糸吸引管43の内面壁43bとの
間にルーパ糸T2の切断端部を一時的に挟み保持させる
ように構成してもよい。この場合は、糸切り装置9側に
糸挟み部材12を設ける必要がないとともに、糸くず処
理手段で切断端部の一時的な挟み保持手段を兼用するこ
とが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1及び請求項2の
発明によれば、縫製動作終了後には、従来のミシンが装
備している既存の糸切り装置をそのまま活用してルーパ
糸切断または切断及びその切断端部の挟持を行いなが
ら、次の縫製動作開始直後には切断端部挟持箇所と生地
との間に亘り掛け渡されているルーパ糸部分を、針板に
固定された刃体の針落ち部に臨む刃縁を用いて縫目の始
端に非常に近い箇所で摺接切断することができるので、
縫目の始端から突出して延びるルーパ糸の端部長さを非
常に短くすることができ、縫製動作終了毎の作業者自身
の手切りによるケバ処理を不要化できる。しかも、縫い
始め箇所のルーパ糸の端部長さを短くするために、既存
の糸切り装置に余分な動作機能を持たせる必要が全くな
く、針板に刃体を固定するだけでよいから、従来装置
、に比べて装置全体の構造を簡単にしてコストダウ
ンを実現することができるという効果を奏する。
【0031】特に、本発明は、請求項3に記載のような
ルーパ横振り形式の多本針ミシンであっても、ルーパ糸
の端部残存長さの著しい短縮化を実現することができ
る。
【0032】また、請求項4に記載のような構成を採用
することにより、固定刃による引き千切り切断でありな
がらルーパ糸をミスなく確実に切断することができる。
【0033】さらに、請求項5に記載のような切断ルー
パ糸処理装置を付設することによって、殊に多数本ミシ
ンのように、複数本のルーパ糸を固定刃体で一括切断す
る時の切断もれ等のミスを無くして複数本のルーパ糸を
確実に一括切断できるとともに、その切断によって発生
する糸くずを吸引集合させて特定箇所に回収し廃棄処理
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した多本針ミシンの概略外観斜視
図である。
【図2】同多本針ミシンにおける糸切り装置で切断され
た複数本のルーパ糸の切断端部を挟持し、かつ、それら
ルーパ糸部分を寄せ集めた状態を示す要部の拡大平面図
である。
【図3】針板への刃体の固定状態を説明する要部の拡大
分解斜視図である。
【図4】刃体が固定された針板の拡大底面図である。
【図5】同刃体によりルーパ糸部分が切断された状態を
示す要部の拡大平面図である。
【図6】多本針ミシンによる縫製動作開始前の針落ち部
付近の状態を示す要部の拡大縦断面図である。
【図7】多本針ミシンによる縫製動作開始直後の針落ち
部付近の状態を示す要部の拡大縦断面図である。
【図8】多本針ミシンに付設された切断ルーパ糸処理手
段における糸吸引管及びルーパ糸押え装置の動作状況を
説明する一部断面要部の拡大側面図である。
【図9】多本針ミシンの糸切り装置の動作を説明するタ
イミングチャートである。
【図10】環状部の縫製動作を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 多本針ミシン 2 針 4 針板 5 針落ち部 6 ルーパ 9 糸切り装置 10 可動糸掛け部材 10A 糸掛け部 11 固定メス部材 12 糸挟み部材 13 糸切断挟持手段 40 固定刃体 40a 切断刃縁 43 糸吸引管(糸吸引装置) 44 糸掛け引寄せシリンダ(糸掛け引寄せ装置) 45 ルーパ糸押え装置 T1 針糸 T2 ルーパ糸 T2a 掛け渡しルーパ糸部分 W 生地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製動作終了直後に、針板の針落ち部に
    対して縫製進行方向に直交する側方の設定位置にルーパ
    糸を引き寄せて切断する糸切断装置を備えてなるミシン
    の糸切り装置において、 上記糸切断装置により切断されたルーパ糸の切断端部を
    上記設定位置付近で一時的に挟み保持する手段を有し、
    この手段でルーパ糸切断端部が挟み保持された状態での
    縫製動作開始直後の生地送りに伴い上記挟み保持手段と
    生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分を摺接切断
    可能な刃体をその切断刃縁が針落ち部に臨む状態で針板
    に固定していることを特徴とするミシンの糸切り装置。
  2. 【請求項2】 縫製動作終了直後に針板の針落ち部下方
    へ進出してルーパ糸を引掛ける糸掛け部を先端に有し、
    この糸掛け部を針落ち部に対して縫製進行方向に直交す
    る側方へ退避させて該糸掛け部に引掛けたルーパ糸を設
    定位置に引き寄せる可動糸掛け部材と、 この可動糸掛け部材により上記設定位置に引寄せられた
    ルーパ糸を上記糸掛け部との相対摺接作用により切断す
    る固定メス部材と、 上記両部材により切断されたルーパ糸の切断端部付近を
    上記可動糸掛け部材との間で挟持する糸挟み部材とを、
    具備してなるミシンの糸切り装置において、 上記可動糸掛け部材と糸挟み部材との間にルーパ糸の切
    断端部付近が挟持された状態での縫製動作開始直後の生
    地送りに伴い上記挟持箇所と生地との間に亘り掛け渡さ
    れたルーパ糸部分を摺接切断可能な刃体をその切断刃縁
    が針落ち部に臨む状態で針板に固定していることを特徴
    とするミシンの糸切り装置。
  3. 【請求項3】 上記針板の針落ち部が、縫製進行方向に
    直交する方向に複数個並列して形成されており、これら
    複数列の針落ち部に対応する複数個のルーパが、縫製進
    行方向に直交する方向に往復運動自在に構成されている
    請求項2に記載のミシンの糸切り装置。
  4. 【請求項4】 上記固定刃体の切断刃縁は、上記の掛け
    渡しルーパ糸部分を滑らせながら引き千切り切断する切
    断幅を有するものである請求項1ないし3のいずれかに
    記載のミシンの糸切り装置。
  5. 【請求項5】 上記固定刃体により切断されるルーパ糸
    部分を切断前後に亘って所定位置に吸引保持する糸吸引
    装置及び上記ルーパ糸部分を引掛けて上記糸吸引装置に
    よる吸引口部付近に引き寄せる糸掛け引寄せ装置を含む
    切断ルーパ糸処理手段が付設されている請求項1ないし
    3のいずれかに記載のミシンの糸切り装置。
JP2002111361A 2002-03-08 2002-03-08 ミシンの糸切り装置 Expired - Fee Related JP4007042B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002111361A JP4007042B2 (ja) 2002-03-08 2002-03-08 ミシンの糸切り装置
TW092104482A TWI264482B (en) 2002-03-08 2003-03-04 Thread cutting device for sewing machine
CNB031243770A CN100473773C (zh) 2002-03-08 2003-03-08 缝纫机切线装置
US10/385,110 US6817306B2 (en) 2002-03-08 2003-03-10 Thread cutting device for sewing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002111361A JP4007042B2 (ja) 2002-03-08 2002-03-08 ミシンの糸切り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003260284A true JP2003260284A (ja) 2003-09-16
JP4007042B2 JP4007042B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=28672561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002111361A Expired - Fee Related JP4007042B2 (ja) 2002-03-08 2002-03-08 ミシンの糸切り装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6817306B2 (ja)
JP (1) JP4007042B2 (ja)
CN (1) CN100473773C (ja)
TW (1) TWI264482B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015033996A1 (ja) * 2013-09-05 2017-03-02 Juki株式会社 ミシン

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9828710B2 (en) 2012-11-26 2017-11-28 Abm International, Inc. System and method for capturing thread from an entraining air flow
JP6374745B2 (ja) * 2014-09-29 2018-08-15 Juki株式会社 ミシン
JP6530197B2 (ja) * 2015-02-06 2019-06-12 Juki株式会社 ミシン
TWI640668B (zh) * 2017-03-31 2018-11-11 星銳縫紉機股份有限公司 Sewing machine thread cutting device with movable suction pipe
CN116853636B (zh) * 2023-08-31 2023-11-21 福建鼻涕虫护理用品股份有限责任公司 一种消毒湿巾生产设备及其生产工艺

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US104561A (en) * 1870-06-21 Improvement in thread-cutter tor sewing-machine
US757463A (en) * 1903-06-03 1904-04-19 Nat Machine Co Thread-cutting device for sewing-machines
US771653A (en) * 1903-09-01 1904-10-04 Morris Stern Thread-cutter for sewing-machines.
US1145175A (en) * 1912-02-01 1915-07-06 Charles Mcc Chapman Work-supporting plate.
US2345943A (en) * 1942-09-03 1944-04-04 Singer Mfg Co Article attaching machine
JPH0734838B2 (ja) * 1991-07-10 1995-04-19 日本ユニオンスペシャル株式会社 ルーパミシンの下糸把持装置
DE29511402U1 (de) * 1995-07-14 1996-08-08 Schips AG Nähautomation, Tübach Vorrichtung zum selbsttätigen Abschneiden von Fadengebilden in Nähmaschinen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015033996A1 (ja) * 2013-09-05 2017-03-02 Juki株式会社 ミシン

Also Published As

Publication number Publication date
CN100473773C (zh) 2009-04-01
TW200304972A (en) 2003-10-16
TWI264482B (en) 2006-10-21
CN1461836A (zh) 2003-12-17
US6817306B2 (en) 2004-11-16
JP4007042B2 (ja) 2007-11-14
US20030196579A1 (en) 2003-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3841247A (en) Semiautomatic belt loop sewing system
JP2016144492A (ja) ミシン
TWI412642B (zh) Method and device for preventing thread blooming
US20130152838A1 (en) Sewing Machine
JP3372613B2 (ja) 環縫いミシンの空環縫込み装置
JP4007042B2 (ja) ミシンの糸切り装置
JP2017099875A (ja) 短い目標−シーム突出と共にシーム−開始上糸を作成するための方法、並びに、その方法を実行するための構成グループ
JP5057303B2 (ja) 上飾り機構付きミシン
JP2013212344A (ja) 生地の縫製方法及び二重環縫いミシン
JP6441221B2 (ja) ミシン
TWI727017B (zh) 布料之縫製方法及雙環縫合縫紉機
JP6059917B2 (ja) 二重環縫いミシン
JPS6357090A (ja) 衣服にベルトを縫付ける方法及び装置
JP2011125387A (ja) ミシン
JP2011125386A (ja) ミシン
JP2002346266A (ja) ミシンの糸切り装置
JP2003326060A (ja) ミシン
JPH0329693A (ja) 多本針ミシンの上飾り糸切断方法及びその装置
CN213295746U (zh) 一种三刀联动剪线的缝纫机
JP2747765B2 (ja) ミシンの糸切り方法及びその装置
JP6099378B2 (ja) ボタン付けミシン
JP4616512B2 (ja) 扁平縫複数本針ミシンにおける針板構造
JPH0736636Y2 (ja) 多列二重環縫いミシンの糸切り装置
JPH0634873B2 (ja) オーバーロックミシンの空環巻込み装置
JP2641089B2 (ja) ミシン装置における縫い代定規装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070820

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4007042

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees