JP2003258443A - 電子機器用の防水ケース - Google Patents

電子機器用の防水ケース

Info

Publication number
JP2003258443A
JP2003258443A JP2002060414A JP2002060414A JP2003258443A JP 2003258443 A JP2003258443 A JP 2003258443A JP 2002060414 A JP2002060414 A JP 2002060414A JP 2002060414 A JP2002060414 A JP 2002060414A JP 2003258443 A JP2003258443 A JP 2003258443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
electronic device
resin
groove
resin case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002060414A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4020662B2 (ja
JP2003258443A5 (ja
Inventor
Shinji Sakamoto
信次 坂本
Tsuguhisa Ishii
嗣久 石井
Yasuyuki Watanabe
保幸 渡辺
Norihiko Hatanaka
則彦 畑中
Ritsu Katsuoka
律 勝岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2002060414A priority Critical patent/JP4020662B2/ja
Publication of JP2003258443A publication Critical patent/JP2003258443A/ja
Publication of JP2003258443A5 publication Critical patent/JP2003258443A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4020662B2 publication Critical patent/JP4020662B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境温度変化があっても、金属ケースと樹脂
ケースのシール材にクラックが発生しない信頼性の高い
電子機器用の防水ケースを提供する。 【解決手段】 電子機器4が組み込まれる金属製ケース
1と、この金属製ケース1に取り付けられて内部の電子
機器4を密封する樹脂製ケース2とからなる電子機器用
の防水ケース10において、金属製ケース1の開口側縁
部の全周に、樹脂製ケース2の開口側縁部23の全周を
受け入れる所定の深さを有する溝部13を設け、溝部1
3の溝幅は、樹脂製ケース2の縁部23の肉厚よりも大
きく形成すると共に、コーナー部は所定の曲率で湾曲さ
せ、樹脂製ケース2の縁部23のコーナー部は、溝部1
3のコーナー部の曲率よりも大きな曲率で湾曲させ、溝
部13に樹脂製ケース2の縁部23を挿入した後に、溝
部13にシール材を充填して電子機器4を封止するよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器用の防水ケ
ースに関し、特に、車両等に搭載する電子機器を風雨等
から保護することができる電子機器用の防水ケースに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用のレーダ装置等のように、
車両に搭載する電子機器の種類が増大している。このよ
うな車両に搭載される電子機器は屋外使用されるため
に、風雨の影響を受けることが多く、水分が機器内に浸
入すると電子機器に不良が発生する。そこで、屋外使用
される電子機器全体を防水性のあるケースで覆って、内
部の電子機器を保護することが行われている。
【0003】図1(a)から(d)は電子機器4を金属
製ケース1と樹脂製ケース2とから構成される防水ケー
ス5で保護する従来の方法を説明するものである。従来
の方法では、まず、(a)に示すように、金属製ケース
1の中に図示しないフレーム等を用いて電子機器4を取
り付けて(b)に示す状態とする。次に、金属製ケース
1の接続部11に樹脂製ケース2を被せて(c)の状態
とし、接続部11をシール材でシールする。
【0004】ここで、従来の金属製ケース1と樹脂製ケ
ース2との接続部11の詳細な構成について、図1
(d)を用いて説明する。図1(d)は(c)のD‐D
線の部位を拡大して示すものである。金属製ケース1の
開口側の接続部11には、その全周に渡って樹脂製ケー
ス2の開口側の縁部23を受け入れる所定の深さを有す
る溝部13が設けられている。この溝部13は内壁14
と外壁15とから構成されており、その溝幅は、樹脂製
ケース2の縁部23の肉厚よりも大きく形成されてい
て、溝部13内に樹脂製ケース2の縁部23が完全に受
け入れられるようになっている。そして、溝部13内に
樹脂製ケース2の縁部23が完全に受け入れられた状態
で、外側から溝部13内にシール材7が充填され、樹脂
製ケース2が金属製ケース1に接合される。なお、一般
に、樹脂製ケース2の縁部23の先端にはエッジ24が
設けられており、樹脂製ケース2が溝部13から抜け難
いようになっている。
【0005】図2(a)は、図1で説明した金属製ケー
ス1を平面視したものである。この図に示すように、溝
部13は金属製ケース1の接続部11の全周に渡って形
成されており、コーナー部Cは所定の曲率で湾曲して形
成されている。図中に二点鎖線で示す位置に樹脂製ケー
ス2が取り付けられ、その後に、樹脂製ケース2と接続
11の外壁15との間にシール材7が充填されるように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来技術の防水ケース5では、この防水ケース5
が車両に搭載された場合、車両の走行環境によって温度
が大きく異なる状況にさらされると、金属製ケース1が
熱膨張、熱収縮を繰り返すことになる。このような場
合、金属製ケース1と樹脂製ケース2の熱膨張係数が異
なると、温度変化によって接続部11にストレスが発生
する。このストレスは特にコーナー部Cにおいて大き
く、このストレスにより、図2(b)に示すように、コ
ーナー部Cにおいてシール材7にクラック(割れ)9が
発生するおそれがある。そして、シール材6にクラック
9が発生すると、金属製ケース1と樹脂製ケース2との
シールが不良となり、金属ケース1内の電子機器4がケ
ース内に浸入した水分によって異常となることがある。
【0007】そこで、本発明は前記従来の電子機器用の
防水ケースの有する課題を解消し、環境温度変化があっ
ても、金属製ケースと樹脂製ケースとをシールするシー
ル材にクラックが発生せず、信頼性の高い電子機器用の
防水ケースを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の形態の電子機器用の防水ケースは、電子機器
が内部に固定される箱型の金属製ケースと、この金属製
ケースに取り付けられて内部の電子機器を密封する樹脂
製ケースとからなる電子機器用の防水ケースにおいて、
金属製ケースの前記樹脂製ケースとの接続部に、樹脂製
ケースの縁部全周を受け入れる所定の深さを有する溝部
を設け、溝部の溝幅は、樹脂製ケースの縁部の肉厚より
も大きく形成すると共に、コーナー部は所定の曲率で湾
曲させ、樹脂製ケースの縁部のコーナー部は、溝部のコ
ーナー部の曲率よりも大きな曲率で湾曲させ、溝部に樹
脂製ケースの縁部を挿入した後に、溝部にシール材を充
填して電子機器を封止するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0009】第1の形態では、溝部のコーナー部の溝幅
を、その他の部位の溝幅よりも大きくすることができ
る。また、溝部のコーナー部内側の壁部を、縦方向と横
方向の壁部を斜めに接続する斜面として構成することも
できる。更に、溝部のコーナー部外側の壁部を外側に膨
出させて構成することもできる。これに加えて、溝部又
は樹脂製ケースの縁部に、樹脂製ケースの縁部の溝部内
における熱伸縮を抑制する、熱伸縮抑制部材を設けるこ
ともできる。
【0010】本発明の第1の形態の電子機器用の防水ケ
ースによれば、樹脂製ケースの縁部のコーナー部が溝部
のコーナー部の曲率よりも大きな曲率で湾曲しているの
で、樹脂製ケースと溝部のコーナー部が熱収縮した時の
シール材に加わるストレスを分散させることができ、シ
ール材のクラックを防止することができる。
【0011】また、前記目的を達成する本発明の第2の
形態の電子機器用の防水ケースは、電子機器が内部に固
定される箱型の金属製ケースと、この金属製ケースに取
り付けられて内部の電子機器を密封する樹脂製ケースと
からなる電子機器用の防水ケースにおいて、金属製ケー
スの前記樹脂製ケースとの接続部に、樹脂製ケースの縁
部全周を受け入れる所定の深さを有する溝部を設け、溝
部の溝幅は、樹脂製ケースの縁部の肉厚よりも大きく形
成し、溝部又は樹脂製ケースの縁部に、樹脂製ケースの
縁部の溝部内における熱伸縮を抑制する、熱伸縮抑制部
材を設け、溝部に樹脂製ケースの縁部を挿入した後に、
溝部にシール材を充填して電子機器を封止するようにし
たことを特徴としている。
【0012】以上の形態における熱伸縮抑制部材は、
(1)溝部又は樹脂製ケースの縁部の所定位置に突設し
た突起、(2)樹脂製ケースの縁部の端面に取り付けた
金属製枠、或いは金属の膨張率に近い樹脂で作られた樹
脂枠、(3)樹脂製ケースの縁部の端面に、樹脂製ケー
スと一体成形した金属製枠、或いは金属の膨張率に近い
樹脂で作られた樹脂枠、(4)樹脂製ケースの縁部の外
周面に突設された突起と、この突起に隣接させて樹脂製
ケースにはめ込まれた金属製枠、或いは金属の膨張率に
近い樹脂で作られた樹脂枠、或いは、(5)樹脂製ケー
スの外周部の長さが底面部に比べて開口部側が大きく形
成されている場合の、樹脂製ケースの縁部の外周面には
め込まれた金属製枠、或いは金属の膨張率に近い樹脂で
作られた樹脂枠として構成することができる。
【0013】本発明の第2の形態の電子機器用の防水ケ
ースによれば、溝部又は樹脂製ケースの縁部に熱伸縮抑
制部材が設けられているので、樹脂製ケースの縁部の溝
部内における熱伸縮が抑制され、熱によるシール材のク
ラックの発生を抑えることができる。
【0014】更に、前記目的を達成する本発明の第3の
形態の電子機器用の防水ケースは、電子機器が内部に固
定される箱型の金属製ケースと、この金属製ケースに取
り付けられて内部の電子機器を密封する樹脂製ケースと
からなる電子機器用の防水ケースにおいて、金属製ケー
スの前記樹脂製ケースとの接続部に、樹脂製ケースの縁
部全周を受け入れる所定の深さを有する溝部を設け、溝
部の溝幅は、樹脂製ケースの縁部の肉厚よりも大きく形
成し、溝部内に、樹脂製ケースの縁部の溝部内における
熱伸縮を抑制するためのシール材を充填し、溝部に樹脂
製ケースの縁部を挿入した際に、にシール材が縁部の両
側に位置するようにしたことを特徴としている。
【0015】第3の形態では、樹脂製ケースの縁部の端
面の、内面側或いは外面側に、縁部のシール材への挿入
時の負荷を軽減する面取り加工を施すことができる。ま
た、面取り加工の寸法は、端面の内面側と外面側とで異
ならせることができる。更に、縁部の外面側の端部近傍
に、樹脂ケースの溝部からの脱落を防止するエッジを設
けることもできる。更にまた、金属製ケースと樹脂製ケ
ースとの間に、縁部の端面の溝の底面からの高さを規定
するスペーサを設けても良い。
【0016】本発明の第3の形態の電子機器用の防水ケ
ースによれば、溝部内の樹脂製ケースの縁部の両側にシ
ール材があるので、熱による樹脂製ケースの収縮が抑え
られ、シール材にクラックが発生するのを抑えることが
できる。
【0017】一方、以上すべての形態において、溝内に
挿入される部分の樹脂製ケースの肉厚を、溝内に挿入さ
れない部分の肉厚よりも小さく構成することができる。
また、溝内に挿入される樹脂製ケースの材料を柔軟な合
成樹脂から構成し、2色成形により樹脂製ケースを形成
することもできる。更にまた、少なくともコーナー部分
に充填するシール材として、溝部の底部側に硬質のシー
ル材を使用し、これに重ねて軟質のシール材を使用して
も良い。
【0018】以上のように、本発明によれば、環境温度
変化があっても、金属ケースと樹脂ケースとをシールす
るシール材にクラックが発生せず、信頼性の高い電子機
器用の防水ケースを提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を使用して本発明
における電子機器用の防水ケースの実施の形態を、具体
的な実施例として車両(自動車)50に搭載されるレー
ダ装置10に基づいて詳細に説明する。
【0020】図3(a) は車両(自動車)50に搭載
されるレーダ装置10の位置を示すものである。この例
では、車両50のフロントバンパ51の背後に、本発明
のレーダ装置10が搭載されている。図3(b) は
(a)のレーダ装置10の第1の形態における第1の実
施例の外観を示すものである。本発明のレーダ装置10
は、シャーシとしての金属製ケース1とこれをカバーす
る樹脂製ケース2とから構成されている。樹脂製ケース
2は金属製ケース1の開口部側の拡幅された接続部11
に取り付けられ、風雨が内部に入らないようにシール材
7で密封される。接続部11の周囲には、レーダ装置1
0を車両50に固定するための取付片12が突設されて
いる。レーダ装置10は、この取付片12に挿入された
ネジ又はボルトによって直接車両50に直接取り付けら
れるか、或いは、図示しないブラケットを介して車両5
0にネジ(ボルト)止めされるかの何れかの方法で車両
50に搭載される。
【0021】図4(a)は図3(b)に示した本発明の
第1の形態における第1の実施例のレーダ装置10から
樹脂製ケースを取り外した状態を示すものである。この
図から分かるように、金属製ケース1の内部には電子機
器4として、電波の送信、及び受信を行うアンテナ3を
備えたレーダが設けられている。金属製ケース1の接続
部11には溝部13が形成されており、この溝部13に
樹脂製ケース2の開口側の縁部23が挿入されて樹脂製
ケース2が金属製ケース1に取り付けられる。レーダ装
置10は、金属製ケース1に樹脂製ケース2が取り付け
られた状態で、取付片12とグロメット6により車両に
取り付けられる。そして、この溝部13内に図示しない
シール材を充填させておくことにより、溝部13にはめ
込まれた樹脂製ケース2により金属製ケース1の中の電
子機器(レーダ)4が、外気から密封される。
【0022】図4(b)は(a)の金属製ケース1のみ
を平面視したものである。金属製ケース1の内部には、
電子機器を取り付けるためのリブ16があり、開口側の
接続部11には内壁14と外壁15で挟まれた溝部13
が全周に渡って設けられている。この実施例では、金属
製ケース1の接続部11のコーナー部Cにおける外壁1
5は略直角に曲げられているが、内壁14は所定の曲率
で湾曲している。そして、この溝部13に挿入される樹
脂製ケース2の縁部23(2点鎖線で示す)は、このコ
ーナー部Cにおいて、内壁14の曲率よりも大きな曲率
で湾曲させられている。
【0023】図5は図4(b)に示した金属製ケース1
のコーナー部Cにおける溝部13、内壁14及び外壁1
5と、樹脂製ケース2の縁部23との形状の関係を詳細
に示すものである。この実施例では、金属製ケース1の
接続部11のコーナー部Cにおける外壁15は略直角に
曲げられているが、内壁14はコーナー部Cにおいて所
定の曲率(半径R1)で湾曲している。そして、この溝
部13に挿入される2点鎖線で示す樹脂製ケース2の縁
部23は、このコーナー部Cにおいて、内壁14の曲率
よりも大きな曲率(半径R2>R1)で湾曲させられて
いる。この状態で、樹脂製ケース2の縁部23と外壁1
5との間の溝部13にシール材7が充填される。
【0024】図6(a),(b)はレーダ装置10の第
1の実施形態における第2の実施例の構成を示すもので
ある。第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、金属
製ケース1の接続部11の形状のみである。よって、第
2の実施例のレーダ装置10における、第1の実施例と
同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略す
る。
【0025】第1の実施例では、金属製ケース1の接続
部11のコーナー部Cにおける外壁15は略直角に曲が
っているが、第2の実施例では、外壁15も所定の曲率
で湾曲している。そして、この溝部13に挿入される樹
脂製ケース2の縁部23(2点鎖線で示す)は、このコ
ーナー部Cにおいて、少なくとも内壁14の曲率よりも
大きな曲率で湾曲させられている。このコーナー部Cに
おける樹脂製ケース2の縁部23の曲率は、外壁15の
曲率よりも大きな曲率で湾曲させられていても良いもの
である。
【0026】図7(a)〜(c)は、本発明のレーダ装
置10の第1の形態における第3〜第5の実施例におけ
る金属製ケース1の溝部13の構造を略記したものであ
る。第3〜第5の実施例が第2の実施例と異なる点は、
金属製ケース1の接続部11における溝部13の形状、
即ち、内壁14と外壁15の形状のみである。よって、
第3〜第5の実施例のレーダ装置10における、第2の
実施例と同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を
省略し、第2の実施例との差異についてのみ説明する。
【0027】図7(a)に示す第3の実施例では、コー
ナー部Cにおける内壁14と外壁15は共に湾曲してい
るが、内壁14の曲率の方が外壁の曲率よりも大きく形
成されており、コーナー部Cにおける溝部13の溝幅が
大きくなっている。第3の実施例でも、溝部13に挿入
する樹脂製ケースの縁部の曲率は、内壁14の曲率より
も大きくすることができる。
【0028】図7(b)に示す第4の実施例では、コー
ナー部Cにおける外壁15は湾曲しているが、内壁14
には斜面(面取り形状)が形成されている点が異なる。
内壁14が斜面17に形成されていることにより、コー
ナー部Cにおける溝部13の溝幅が大きくなっている。
第4の実施例でも、溝部13に挿入する樹脂製ケースの
縁部の曲率は、外壁15の曲率よりも大きくすることが
できる。
【0029】図7(c)に示す第5の実施例では、コー
ナー部Cにおける内壁14は湾曲しているが、外壁15
にはコーナー部Cの溝幅を拡大するための膨出部18が
形成されている。第5の実施例では、溝部13に挿入す
る樹脂製ケースの縁部の曲率は、内壁14の曲率よりも
大きくすれば良い。
【0030】図8は、樹脂製ケース2のコーナー部Cに
おける曲率を大きくした本発明の電子機器用の防水ケー
スの第1の形態の効果を説明するものである。(a)は
金属製ケース1のコーナー部Cにおいて環境温度が変化
した時にシール材のストレスを測定するポイントの位置
を示しており、(b)は(a)に示した部位における温
度変化に伴う従来構造のレーダ装置のシール材に発生す
る応力の分布であり、(c)は(a)に示した部位にお
ける温度変化に伴う本発明のレーダ装置のシール材に発
生する応力の分布である。
【0031】この図から分かるように、従来構造のレー
ダ装置では、コーナー部Cの中心にある測定ポイントQ
における応力の発生が著しいが、本発明の構造のレーダ
装置では、コーナー部Cの中心にある測定ポイントQに
おける発生応力の値が低く、ストレスのピークをコーナ
ー部Cの中心部からずらすことができる。よって、本発
明の構造のレーダ装置によれば、温度変化があっても、
コーナー部Cの中心に不要な応力が発生しない分だけ、
シール材にクラックが発生する可能性が低い。
【0032】このように、本発明の第1の形態の電子機
器用の防水ケースを備えたレーダ装置10によれば、樹
脂製ケース2の縁部23のコーナー部Cの曲率が溝部1
3のコーナー部の曲率よりも大きいので、金属製ケース
1と樹脂製ケース2との間の熱収縮があっても、溝部1
3のコーナー部におけるシール材に加わるストレスが分
散されるので、シール材のクラックを防止することがで
きる。
【0033】図9から図12は本発明における電子機器
の防水ケースとしてのレーダ装置の第2の形態を示すも
のである。本発明の第2の形態は、図4(a)に示した
レーダ装置10の金属製ケース1の溝部13と、樹脂製
ケース2の縁部23との接続部11に熱伸縮抑制部材を
設けたものであり、熱伸縮抑制部材の構造の実施例を以
下に説明する。
【0034】図9(a)は接続部11における第1の実
施例の構成を示すものである。第1の実施例では、金属
製ケース1の内壁14と外壁15の所定個所に、溝部1
3内に突出する突起21が設けられている。第1の実施
例では、突起21の形状は半球状である。突起21が設
けられる個所は、(C)に示すように、例えば、コーナ
ー部Cの両側である。この図に示すように、内壁14に
設けられる突起21と外壁15に設けられる突起21は
対向する位置にはなく、少し離れた位置に設けられてい
る。この結果、(a)に示すように、溝部13に挿入さ
れた樹脂製ケース2の縁部23は、その溝部13内の動
きが突起21によって規制されることになる。シール材
7は樹脂製ケース2と外壁15との間に充填される。
【0035】図9(b)は接続部11における第2の実
施例の構成を示すものである。第2の実施例では、樹脂
製ケース2の縁部23の両側の所定個所に、内壁14と
外壁15に向かって突出する突起22が設けられてい
る。突起22の形状は突起21と同様で良い。突起22
が設けられる個所は、第1の実施例と同様に、例えば、
樹脂製ケース2のコーナー部Cの両側である。第2の実
施例においても、縁部23の内壁14側に設けられる突
起22と外壁15側に設けられる突起21は対向する位
置にはなく、少し離れた位置に設けられている。この結
果、(b)に示すように、溝部13に挿入された樹脂製
ケース2の縁部23は、その溝部13内の動きが突起2
2によって規制されることになる。シール材7は樹脂製
ケース2と外壁15との間に充填される。
【0036】図10(a),(b)は接続部11におけ
る第3の実施例の構成を示すものである。第3の実施例
では、金属製ケース1の内壁14と外壁15の所定個所
に、溝部13内に突出する突起25が設けられている。
突起25の形状は、第1の実施例と異なり、(b)に示
すように半円柱状であり、開口側が先細形状になってい
る。突起25が設けられる個所は前述の突起21と同じ
場所で良く、互いに対向しない位置である。この結果、
(a)に示すように、溝部13に挿入された樹脂製ケー
ス2の縁部23は、その溝部13内の動きが突起25に
よって規制されることになる。シール材7は樹脂製ケー
ス2と外壁15との間に充填される。
【0037】以上2つの実施例では、半球状の突起21
と半円柱状の突起22を説明したが、突起の形状はこれ
らの形状に限定されるものではない。
【0038】図11(a)は接続部11における第4の
実施例の構成を示すものである。第4の実施例では、樹
脂製ケース2の縁部23の端面26に、樹脂製ケース2
の縁部23の溝部13内での動きを規制する枠27が取
り付けられている。枠27は金属や金属の膨張率に近い
樹脂(例えばガラス入りPBT)で構成される。この結
果、温度変化時の枠27の変形と金属製ケース1の内壁
14と外壁15の変形の割合が同様になり、シール材7
に応力が加わらなくなる。また、樹脂製ケース2の膨張
も枠27によって規制される。
【0039】図12(a)は、この枠27の樹脂製ケー
ス2の端面26への取り付けの一例を示すものである。
この例では、樹脂製ケース2の縁部23の端面26の所
定個所に係合ピン28を設けておき、一方の枠27に
は、係合ピン28に対応する位置に係合孔29を設けて
おく。この構造によれば、両者の結合により枠27が樹
脂製ケース2の縁部23の端面26に取り付けられる。
【0040】図11(b)は接続部11における第5の
実施例の構成を示すものである。第5の実施例では、樹
脂製ケース2の縁部23の外面に第4の実施例と同様の
枠27が取り付けられている。枠27は金属や金属の膨
張率に近い樹脂(例えばガラス入りPBT)で構成され
る。また、枠27が樹脂製ケース2の縁部23の外面の
所定位置で止まるように、枠27が樹脂製ケース2の縁
部23の外面には、枠27を係止するための突起20が
設けられている。この結果、温度変化時の枠27の変形
と金属製ケース1の内壁14と外壁15の変形の割合が
同様になり、シール材7に応力が加わらなくなる。ま
た、樹脂製ケース2の膨張も枠27によって規制され
る。
【0041】図12(b)は、この枠27の樹脂製ケー
ス2の外面への取り付けの一例を示すものである。この
例では、樹脂製ケース2の縁部23の外面の所定個所に
突起20を設けておき、枠27を樹脂製ケース2の外面
に嵌め込む。この構造によれば、枠27が突起20に係
合することによって樹脂製ケース2の縁部23の外面2
6に取り付けられる。
【0042】図11(c)は接続部11における第6の
実施例の構成を示すものである。第6の実施例では、樹
脂製ケース2の縁部23の外面に第5の実施例と同様の
枠27が取り付けられている。枠27は金属や金属の膨
張率に近い樹脂(例えばガラス入りPBT)で構成され
る。また、枠27が樹脂製ケース2の縁部23の外面の
所定位置で止まるように、第6の実施例では、樹脂製ケ
ース2の縁部23側の外径が底部側に比べて大きくなっ
ている。よって、第6の実施例では、枠27を単に樹脂
製ケース2の底部側から縁部23側に嵌め込むだけで良
い。この結果、温度変化時の枠27の変形と金属製ケー
ス1の内壁14と外壁15の変形の割合が同様になり、
シール材7に応力が加わらなくなる。また、樹脂製ケー
ス2の膨張も枠27によって規制される。
【0043】このように、本発明の第2の形態の電子機
器用の防水ケースを備えたレーダ装置10によれば、溝
部13又は樹脂製ケース2の縁部23に熱伸縮抑制部材
が設けられているので、樹脂製ケース2の縁部23の溝
部13内における熱伸縮が抑制され、熱によるシール材
7のクラックの発生を抑えることができる。
【0044】図13から図15は本発明における電子機
器の防水ケースとしてのレーダ装置の第3の形態を示す
ものである。本発明の第3の形態は、図4(a)に示し
たレーダ装置10の金属製ケース1の溝部13内に、樹
脂製ケース2の縁部23を挿入する前に予めシール材を
充填しておく場合の、樹脂製ケース2の縁部23の構造
であり、その実施例を以下に説明する。
【0045】図13(a)は接続部11における第1の
実施例の構成を示すものである。第1の実施例では、金
属製ケース1の内壁14と外壁15の間の溝部13内
に、予め充填しておいたシール材7の中に樹脂製ケース
2の縁部23を挿入しただけのものである。樹脂製ケー
ス2の縁部23の端面26は平坦なままである。この結
果、溝部13に挿入された樹脂製ケース2の縁部23
は、その両側に充填されたシール材7によって溝部13
内の動きが突起21によって規制される。
【0046】図13(b)は接続部11における第2の
実施例の構成を示すものである。第2の実施例が第1の
実施例と異なる点は、樹脂製ケース2の縁部23の端面
26に面取り加工を施し、端面26を先細形状にした点
のみである。よって、第1の実施例と同じ構成部材につ
いては同じ符号を付してその説明を省略する。第2の実
施例における面取り加工は、(b)に示すように、縁部
23の内面側と外面側を均等に傾斜させたものである
が、面取り加工は縁部23の内面側か外面側の何れか一
方側に施しても良いものである。第2の実施例では、第
1の実施例に比べて、シール材7が充填された溝部13
への挿入が容易になる。
【0047】図13(c)は接続部11における第3の
実施例の構成を示すものである。第3の実施例が第2の
実施例と異なる点は、第2の実施例における面取り加工
を、面取り寸法を変えて縁部23の内面側と外面側を不
均等に行ったものである。このように面取り加工を不均
等に行うと、樹脂製ケース2の縁部23をシール材7が
充填された溝部13に挿入する際のシール材7の縁部2
3の両側への回り込み両を変更することができる。その
他の点については第2の実施例と同じであるので、以前
の実施例と同じ構成部材については同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
【0048】図13(d)は接続部11における第4の
実施例の構成を示すものである。第4の実施例が第2の
実施例と異なる点は、第2の実施例における樹脂製ケー
ス2の縁部23における端面26の外壁15側に、リブ
31を設けた点のみである。第4の実施例では、リブ3
1は端面の面取り加工に連続して設けているが、リブ3
1は端面26から離れた位置に設けても良いものであ
る。このように縁部23の外壁15側の面にリブ31を
形成すると、樹脂製ケース2を金属製ケース1に結合し
た後に、樹脂製ケース2に外力が加わった場合でも、樹
脂製ケース2が金属製ケース1から脱落しにくくなる。
その他の点については第2の実施例と同じであるので、
以前の実施例と同じ構成部材については同じ符号を付し
てその説明を省略する。
【0049】図13(e)は接続部11における第5の
実施例の構成を示すものである。第5の実施例は第4の
実施例と同じ構成を有するものである。第5の実施例が
第4の実施例と異なる点は、樹脂製ケース2を金属製ケ
ース11に取り付ける際に、樹脂製ケース2の縁部23
における端面26を、金属製ケース1の溝部13の底面
19から浮かせて取り付けた点のみである。金属製ケー
ス1の溝部13の底面19から浮かせる場合には、端面
26または溝部13の底面19に後述するスペーサを設
ければ良い。その他の点については第4の実施例と同じ
であるので、以前の実施例と同じ構成部材については同
じ符号を付してその説明を省略する。
【0050】図13(f)は接続部11における第6の
実施例の構成を示すものである。第6の実施例は、第5
の実施例における樹脂製ケース2の縁部23にある角部
に面取り加工を行って端面26に角部を無くして滑らか
にしたものである。第6の実施例の樹脂製ケース2はシ
ール材7が充填された溝部13内への挿入が一層楽にな
る。その他の点については第5の実施例と同じであるの
で、以前の実施例と同じ構成部材については同じ符号を
付してその説明を省略する。
【0051】図14(a)は図13(e),(f)に示
した第3の形態の第5と第6の実施例におけるスペーサ
30の設置位置を説明するものであり、例えば、金属製
ケース1の溝部13の底面19を示すものである。スペ
ーサ30は樹脂製ケース2の縁部23の端面26の同様
の位置に設けても良いものである。図14(b)は図1
3(e)に示した第5の実施例におけるスペーサ30を
示すものであり、図14(c)は図13(f)に示した
第6の実施例におけるスペーサ30を示すものである。
スペーサ30は、樹脂製ケース2の端面26に突設する
か、或いは、金属製ケース1の溝部13の底面に突設す
れば良い。スペーサ30を突設する位置は、図14
(a)に示すように数カ所で十分である。
【0052】図15は接続部11における第7の実施例
の構成を示すものである。第7の実施例は、第1の実施
例における樹脂製ケース2の縁部23を、柔軟な材料の
合成樹脂、例えば、ゴム系樹脂で構成し、樹脂製ケース
2自体を2色成形によって形成したものである。縁部2
3が柔軟な材料で形成されていれば、樹脂製ケース2の
熱伸縮をこの部分で吸収することができる。その他の点
については第1の実施例と同じであるので、第1の実施
例と同じ構成部材については同じ符号を付してその説明
を省略する。
【0053】第3の形態によれば、樹脂製ケース2の縁
部23の両側にシール材が充填されているので、温度変
化によってシール材にクラックが生じ難い。
【0054】図16は本発明における電子機器の防水ケ
ースとしてのレーダ装置10の第4の形態を示すもので
ある。本発明の第4の形態は、図4(a)に示したレー
ダ装置10の樹脂製ケース2の縁部23の肉厚を、その
他の部分の肉厚に比べ薄くし、樹脂製ケース2の温度変
化による伸縮を、この部分で吸収するようにしたもので
ある。図16に示す実施例には、縁部23の先端部に従
来例と同様のエッジ24が設けられているが、このエッ
ジ24はあっても無くても良いものである。
【0055】また、この第4の形態は、樹脂製ケース2
の縁部23の肉厚をその他の部分の肉厚に比べて薄くす
る構成であるので、前述の第1から第3の形態の全ての
実施例に対して適用が可能である。
【0056】図17と図18は本発明における電子機器
の防水ケースとしてのレーダ装置の第5の形態を示すも
のである。本発明の第5の形態は、図4(a)に示した
レーダ装置10の金属製ケース1の溝部13内に充填す
るシール材7の構成を変えたものであり、その実施例を
以下に説明する。
【0057】図17(a),(b)は第5の形態の接続
部11における第1の実施例の構成を示すものである。
第5の形態では、金属製ケース1の溝部13の形状及び
樹脂製ケース2の縁部23の形状は、従来技術及び本発
明の第1から第4の形態の実施例の形状を問わず、特に
限定されるものではない。よって、ここでは図1(d)
で説明した従来の樹脂製ケース2と図2(a)で説明し
た従来の金属製ケース1を用いて第5の形態を説明す
る。
【0058】図17(a)に示すように、第5の形態の
第1の実施例では、金属製ケース1の溝部13に樹脂製
ケース2の縁部23を挿入した後、シール材7として、
最初に弾性の高いシール材7Aを充填する。次いで、
(b)に示すように、この弾性の高いシール材7Aの上
に、弾性の低い別のシール材7Bを充填し、同時に硬化
させる。この結果、第5の形態の第1の実施例では、弾
性が高く、剛性のあるシール材7Aで樹脂製ケース2を
保持させ、弾性が低く、柔軟性のあるシール材7Bで機
密性を保持させる。この結果、接合部11の機械的な保
持と気密性を同時に達成することができる。その他の点
については従来技術と同じであるので、同じ構成部材に
ついては同じ符号を付してその説明を省略する。
【0059】なお、第5の形態の第1の実施例の構成
は、コーナー部Cのみにおいて実施し、その他の部位に
は通常のシール材7のみを充填するようにしても良いも
のである。
【0060】図18は本発明における電子機器の防水ケ
ースの第5の形態の第2の実施例の構成を示すものであ
る。第2の実施例では、第3の形態と同様に、金属製ケ
ース1の溝部13に樹脂製ケース2の縁部23を挿入す
る前に、シール材7を溝部13に充填する。ところが、
このシール材7の溝部13への充填の際に、溝部13の
コーナー部Cにのみ、弾性の低い別のシール材7Bを充
填し、その他の部位には弾性の高いシール材7Aを充填
し、同時に硬化させる。この結果、第5の形態の第2の
実施例では、弾性が高く、剛性のあるシール材7Aで樹
脂製ケース2を保持させ、弾性が低く、柔軟性のあるシ
ール材7Bでコーナー部Cの機密性を保持させる。この
結果、接合部11の機械的な保持と気密性を同時に達成
することができる。その他の点については従来技術と同
じであるので、同じ構成部材については同じ符号を付し
てその説明を省略する。
【0061】このように、第5の形態は、シール材の変
更のみにてレーダ装置10のコーナー部Cの気密性を、
周囲温度の変化に対して保持することができる。
【0062】なお、以上説明した実施例では、電子機器
用の防水ケースとして、レーダ装置10における金属性
ケース1と樹脂性ケース2を説明したが、電子機器とし
てはレーダ装置に限定されるものではなく、本発明は広
く他の電子機器用の防水ケースの構造に適用できるもの
である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子機器
用の防水ケースによれば、樹脂製ケースの縁部のコーナ
ー部を溝部のコーナー部の曲率よりも大きな曲率で湾曲
させたものでは、樹脂製ケースと溝部のコーナー部が熱
収縮した時のシール材に加わるストレスを分散させるこ
とができ、溝部又は樹脂製ケースの縁部に熱伸縮抑制部
材が設けられたものでは、樹脂製ケースの縁部の溝部内
における熱伸縮が抑制され、溝部内の樹脂製ケースの縁
部の両側にシール材を設けたものにあってはシール材の
強度が升ので、熱によるシール材にクラックが発生しに
くい。
【0064】以上のように、本発明によれば、環境温度
変化があっても、金属製ケースと樹脂製ケースとをシー
ルするシール材にクラックが発生せず、信頼性の高い電
子機器用の防水ケースを提供することができるという効
果がある。また、樹脂製ケースを自由に選択でき、製品
設計の自由度が向上し、開発期間の短縮や汎用のシール
材を使用できるため、材料コスト、加工コストを抑制す
ることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は従来の金属製ケースに電子機器を収
容する状態を示す組立斜視図、(b) は電子機器を収
容した金属製ケースに樹脂製ケースを被せる状態を示す
組立斜視図、(c)は電子機器を収納した金属製ケース
を樹脂製ケースで密封した状態を示す斜視図、(d)は
(c)のD−Dにおける部分拡大断面図である。
【図2】(a)は図1(a)に示した従来の金属製ケー
スの溝部を拡大して示す平面図、(b)は従来の電子機
器の防水ケースにおける問題点を説明する図である。
【図3】(a)は本発明における電子機器用の防水ケー
スの、一実施例としての車載レーダの車両への搭載位置
を示す斜視図、(b)は(a)の電子機器の防水ケース
の第1の実施形態における第1の実施例を示す斜視図で
ある。
【図4】(a)は図3(b)に示した電子機器の防水ケ
ースの接合前の状態を示す組立斜視図、(b)は(a)
の金属製ケースから電子機器であるレーダ装置を取り去
った状態の平面図である。
【図5】図4(b)に示した金属製ケースとこれに挿入
される樹脂製ケースのコーナー部における曲率を比較し
て示す説明図である。
【図6】(a)は本発明の電子機器の防水ケースの第1
の実施形態における第2の実施例の構成を示す斜視図、
(b)は(a)の金属製ケース単体の平面図である。
【図7】(a)は本発明の電子機器の防水ケースの第1
の形態における第3の実施例における金属製ケースの構
造を略記した図、(b)は本発明の電子機器の防水ケー
スの第1の形態における第4の実施例における金属製ケ
ースの構造を略記した図、(c)は本発明の電子機器の
防水ケースの第1の形態における第5の実施例における
金属製ケースの構造を略記した図である。
【図8】(a)は金属製ケースのコーナー部において環
境温度が変化した時にシール材のストレスを測定するポ
イントの位置を示す図、(b)は(a)に示した部位に
おける温度変化に伴う従来の金属製シャーシに発生する
応力の分布を示す図、(c)は(a)に示した部位にお
ける温度変化に伴う本発明の金属製シャーシに発生する
応力の分布を示す図である。
【図9】本発明における電子機器の防水ケースの第2の
形態を示すものであり、(a)は金属製ケースと樹脂製
ケースの接続部分の第1の実施例の構成を示す部分拡大
断面図、(b)は同部分の第2の実施例の構成を示す部
分拡大断面図、(c)は(a)の実施例における金属製
ケースの平面図である。
【図10】本発明における電子機器の防水ケースの第2
の形態を示すものであり、(a)は金属製ケースと樹脂
製ケースの接続部分の第3の実施例の構成を示す部分拡
大断面図、(b)は(a)の突起の部分拡大斜視図であ
る。
【図11】本発明における電子機器の防水ケースの第2
の形態を示すものであり、(a)は金属製ケースと樹脂
製ケースの接続部分の第4の実施例の構成を示す部分拡
大断面図、(b)は同部分の第5の実施例の構成を示す
部分拡大断面図、(c)は同部分の第6の実施例の構成
を示す部分拡大断面図である。
【図12】本発明における電子機器の防水ケースの第2
の形態を示すものであり、(a)は樹脂製ケースの縁部
の第4の実施例の構成を示す組立斜視図、(b)は同部
分の第5の実施例の構成を示す組立斜視図である。
【図13】本発明における電子機器の防水ケースの第3
の形態を示すものであり、(a)は金属製ケースと樹脂
製ケースの接続部分の第1の実施例の構成を示す部分拡
大断面図、(b)は同部分の第2の実施例の構成を示す
部分拡大断面図、(c)は同部分の第3の実施例の構成
を示す部分拡大断面図、(d)は同部分の第4の実施例
の構成を示す部分拡大断面図、(e)は同部分の第5の
実施例の構成を示す部分拡大断面図、(f)は同部分の
第6の実施例の構成を示す部分拡大断面図である。
【図14】(a)は図13(e),(f)に示した第3
の形態の第5と第6の実施例におけるスペーサの設置位
置を説明する、金属製ケースの溝部、或いは樹脂製ケー
スの縁部の端面を示す図、(b)は図13(e)に示し
た第5の実施例におけるスペーサを示す部分拡大断面
図、(c)は図13(f)に示した第6の実施例におけ
るスペーサを示す部分拡大断面図である。
【図15】本発明における電子機器の防水ケースの第3
の形態の金属製ケースと樹脂製ケースの接続部分の第7
の実施例の構成を示す部分拡大断面図である。
【図16】本発明における電子機器の防水ケースの第4
の形態の金属製ケースと樹脂製ケースの接続部分の構成
を示す断面図である。
【図17】(a),(b)は本発明における電子機器の
防水ケースの第5の形態の金属製ケースと樹脂製ケース
の接続部分の第1の実施例の構成を示す部分拡大断面図
である。
【図18】本発明における電子機器の防水ケースの第5
の形態の第2の実施例の構成を示す部分拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1…金属製ケース 2…樹脂製ケース 4…電子機器 5…従来の防水ケース 7…シール材 10…レーダ装置 11…接続部 13…溝部 14…内壁 15…外壁 20,21,22,25…突起 23…端部 27…枠 30…スペーサ C…コーナー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 保幸 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 畑中 則彦 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 勝岡 律 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 4E360 AB02 AB13 AB33 BA08 BA12 BC06 BC07 BD03 CA02 EA03 EA18 EA27 ED02 ED22 ED27 EE08 FA08 FA09 GA29 GB93 GB94 5G361 AA06 AC03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器が内部に固定される箱型の金属
    製ケースと、この金属製ケースに取り付けられて内部の
    電子機器を密封する樹脂製ケースとからなる電子機器用
    の防水ケースにおいて、 前記金属製ケースの前記樹脂製ケースとの接続部に、前
    記樹脂製ケースの縁部全周を受け入れる所定の深さを有
    する溝部を設け、 前記溝部の溝幅は、前記樹脂製ケースの縁部の肉厚より
    も大きく形成すると共に、コーナー部は所定の曲率で湾
    曲させ、 前記樹脂製ケースの縁部のコーナー部は、前記溝部のコ
    ーナー部の曲率よりも大きな曲率で湾曲させ、 前記溝部に前記樹脂製ケースの縁部を挿入した後に、前
    記溝部にシール材を充填して前記電子機器を封止するよ
    うにしたことを特徴とする電子機器用の防水ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子機器用の防水ケー
    スであって、前記溝部のコーナー部の溝幅を、その他の
    部位の溝幅よりも大きくしたことを特徴とする電子機器
    用の防水ケース。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子機器用の防水ケー
    スであって、前記溝部のコーナー部の内壁部を、縦方向
    と横方向の壁部を斜めに接続する斜面として構成したこ
    とを特徴とする電子機器用の防水ケース。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の電子機器用の防水ケー
    スであって、前記溝部のコーナー部の外壁部を外側に膨
    出させて構成したことを特徴とする電子機器用の防水ケ
    ース。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1項に記載の電
    子機器用の防水ケースであって、前記溝部又は前記樹脂
    製ケースの縁部に、前記樹脂製ケースの縁部の前記溝部
    内における熱伸縮を抑制する熱伸縮抑制部材を設けたこ
    とを特徴とする電子機器用の防水ケース。
  6. 【請求項6】 電子機器が内部に固定される箱型の金属
    製ケースと、この金属製ケースに取り付けられて内部の
    電子機器を密封する樹脂製ケースとからなる電子機器用
    の防水ケースにおいて、 前記金属製ケースの前記樹脂製ケースとの接続部に、前
    記樹脂製ケースの縁部全周を受け入れる所定の深さを有
    する溝部を設け、 前記溝部の溝幅は、前記樹脂製ケースの縁部の肉厚より
    も大きく形成し、 前記溝部又は前記樹脂製ケースの縁部に、前記樹脂製ケ
    ースの縁部の前記溝部内における熱伸縮を抑制する熱伸
    縮抑制部材を設け、 前記溝部に前記樹脂製ケースの縁部を挿入した後に、前
    記溝部にシール材を充填して前記電子機器を封止するよ
    うにしたことを特徴とする電子機器用の防水ケース。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の電子機器用の防
    水ケースであって、 前記熱伸縮抑制部材が、前記溝部又は前記樹脂製ケース
    の縁部の所定位置に突設した突起であることを特徴とす
    る電子機器用の防水ケース。
  8. 【請求項8】 請求項5又は6に記載の電子機器用の防
    水ケースであって、 前記熱伸縮抑制部材が、前記樹脂製ケースの縁部の端面
    に取り付けた金属製枠、或いは金属の膨張率に近い樹脂
    で作られた樹脂枠であることを特徴とする電子機器用の
    防水ケース。
  9. 【請求項9】 請求項5又は6に記載の電子機器用の防
    水ケースであって、 前記熱伸縮抑制部材が、前記樹脂製ケースの縁部の端面
    に、前記樹脂製ケースと一体成形した金属製枠、或いは
    金属の膨張率に近い樹脂で作られた樹脂枠であることを
    特徴とする電子機器用の防水ケース。
  10. 【請求項10】 請求項5又は6に記載の電子機器用の
    防水ケースであって、 前記熱伸縮抑制部材が、前記樹脂製ケースの縁部の外周
    面に突設された突起と、この突起に隣接させて前記樹脂
    製ケースにはめ込まれた金属製枠、或いは金属の膨張率
    に近い樹脂で作られた樹脂枠であることを特徴とする電
    子機器用の防水ケース。
  11. 【請求項11】 請求項5又は6に記載の電子機器用の
    防水ケースであって、 前記樹脂製ケースの外周部の長さが底面部に比べて開口
    部側が大きく形成されており、前記熱伸縮抑制部材が、
    前記樹脂製ケースの縁部の外周面にはめ込まれた金属製
    枠、或いは金属の膨張率に近い樹脂で作られた樹脂枠で
    あることを特徴とする電子機器用の防水ケース。
  12. 【請求項12】 電子機器が内部に固定される箱型の金
    属製ケースと、この金属製ケースに取り付けられて内部
    の電子機器を密封する樹脂製ケースとからなる電子機器
    用の防水ケースにおいて、 前記金属製ケースの前記樹脂製ケースとの接続部に、前
    記樹脂製ケースの縁部全周を受け入れる所定の深さを有
    する溝部を設け、 前記溝部の溝幅は、前記樹脂製ケースの縁部の肉厚より
    も大きく形成し、 前記溝部内に、前記樹脂製ケースの縁部の前記溝部内に
    おける熱伸縮を抑制するためのシール材を充填し、前記
    溝部に前記樹脂製ケースの縁部を挿入した際に、前記に
    シール材が前記縁部の両側に位置するようにしたことを
    特徴とする電子機器用の防水ケース。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の電子機器用の防水
    ケースであって、 前記樹脂製ケースの縁部の端面の、内面側或いは外面側
    に、前記縁部の前記シール材への挿入時の負荷を軽減す
    る面取り加工が施されていることを特徴とする電子機器
    用の防水ケース。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の電子機器用の防水
    ケースであって、 前記面取り加工の寸法が、前記端面の内面側と外面側と
    で異なることを特徴とする電子機器用の防水ケース。
  15. 【請求項15】 請求項12から14の何れか1項に記
    載の電子機器用の防水ケースであって、 前記縁部の外面側の端部近傍に、前記樹脂ケースの前記
    溝部からの脱落を防止するエッジが設けられていること
    を特徴とする電子機器用の防水ケース。
  16. 【請求項16】 請求項12から15の何れか1項に記
    載の電子機器用の防水ケースであって、前記金属製ケー
    スと樹脂製ケースとの間に、前記縁部の端面の前記溝の
    底面からの高さを規定するスペーサが設けられているこ
    とを特徴とする電子機器用の防水ケース。
  17. 【請求項17】 請求項1から16の何れか1項に記載
    の電子機器用の防水ケースであって、前記溝内に挿入さ
    れる部分の前記樹脂製ケースの肉厚が、前記溝内に挿入
    されない部分の肉厚よりも小さく構成されていることを
    特徴とする電子機器用の防水ケース。
  18. 【請求項18】 請求項1から17の何れか1項に記載
    の電子機器用の防水ケースであって、前記溝内に挿入さ
    れる前記樹脂製ケースの材料が柔軟な合成樹脂から構成
    され、2色成形により前記樹脂製ケースが形成されるこ
    とを特徴とする電子機器用の防水ケース。
  19. 【請求項19】 請求項1から18の何れか1項に記載
    の電子機器用の防水ケースであって、少なくともコーナ
    ー部分に充填するシール材として、前記溝部の底部側に
    硬質のシール材を使用し、これに重ねて軟質のシール材
    を使用したことを特徴とする電子機器用の防水ケース。
  20. 【請求項20】 請求項1から18の何れか1項に記載
    の電子機器用の防水ケースであって、コーナー部分に軟
    質のシール材を充填し、その他の部分に硬質のシール材
    を充填したことを特徴とする電子機器用の防水ケース。
JP2002060414A 2002-03-06 2002-03-06 電子機器用の防水ケースおよび電子機器用の防水ケースを備えた車載用レーダ装置 Expired - Fee Related JP4020662B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002060414A JP4020662B2 (ja) 2002-03-06 2002-03-06 電子機器用の防水ケースおよび電子機器用の防水ケースを備えた車載用レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002060414A JP4020662B2 (ja) 2002-03-06 2002-03-06 電子機器用の防水ケースおよび電子機器用の防水ケースを備えた車載用レーダ装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003258443A true JP2003258443A (ja) 2003-09-12
JP2003258443A5 JP2003258443A5 (ja) 2005-08-25
JP4020662B2 JP4020662B2 (ja) 2007-12-12

Family

ID=28669783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002060414A Expired - Fee Related JP4020662B2 (ja) 2002-03-06 2002-03-06 電子機器用の防水ケースおよび電子機器用の防水ケースを備えた車載用レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4020662B2 (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007009426A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Tostem Corp 連通口を有する網戸
WO2008012885A1 (fr) * 2006-07-26 2008-01-31 Panasonic Corporation Carte circuit et dispositif électronique portable
JP2010048910A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Canon Inc シール構造及びプロセスカートリッジ
JP2010224363A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 収容器および現像器
CN102313015A (zh) * 2010-07-01 2012-01-11 中国江南航天工业集团林泉电机厂 一种小型结构的密封方法及密封结构
JP2012095460A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2013005675A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Yazaki Corp 箱体
JP2013004551A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Denso Corp 電子制御装置
CN103687394A (zh) * 2012-09-21 2014-03-26 日立汽车系统株式会社 电子控制装置
JP2014197620A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 アール・ビー・コントロールズ株式会社 電子装置
JP2015059699A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 パナソニック株式会社 冷蔵庫
CN104039108B (zh) * 2013-03-08 2017-01-04 欧姆龙株式会社 电子设备
JP2017108000A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 電子装置
JP2017530502A (ja) * 2015-09-08 2017-10-12 李峰 防水実装構造およびその一体成型処理工程
JP2018113342A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 日東工業株式会社 電気機器収納箱
JP2019088107A (ja) * 2017-11-07 2019-06-06 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP2019097119A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 アンテナ装置
JP2020047641A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 株式会社デンソー 電子装置
JP2020167762A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 日本電産株式会社 モータ
JP2020167761A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 日本電産株式会社 モータ
JP2020167816A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 古河電気工業株式会社 電気接続箱
CN113169645A (zh) * 2018-12-20 2021-07-23 罗伯特·博世有限公司 用于配送密封物质的方法和设备以及用于电机的壳体
CN114667025A (zh) * 2022-04-24 2022-06-24 山东鹰格信息工程有限公司 一种机场短波通讯设备的定位装置

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007009426A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Tostem Corp 連通口を有する網戸
WO2008012885A1 (fr) * 2006-07-26 2008-01-31 Panasonic Corporation Carte circuit et dispositif électronique portable
JP2010048910A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Canon Inc シール構造及びプロセスカートリッジ
JP2010224363A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 収容器および現像器
CN102313015A (zh) * 2010-07-01 2012-01-11 中国江南航天工业集团林泉电机厂 一种小型结构的密封方法及密封结构
JP2012095460A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2013004551A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Denso Corp 電子制御装置
JP2013005675A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Yazaki Corp 箱体
CN103687394A (zh) * 2012-09-21 2014-03-26 日立汽车系统株式会社 电子控制装置
US20140085839A1 (en) * 2012-09-21 2014-03-27 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Electronic control device
JP2014061821A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
CN104039108B (zh) * 2013-03-08 2017-01-04 欧姆龙株式会社 电子设备
JP2014197620A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 アール・ビー・コントロールズ株式会社 電子装置
JP2015059699A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 パナソニック株式会社 冷蔵庫
JP2017530502A (ja) * 2015-09-08 2017-10-12 李峰 防水実装構造およびその一体成型処理工程
JP2017108000A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 電子装置
JP2018113342A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 日東工業株式会社 電気機器収納箱
JP2019088107A (ja) * 2017-11-07 2019-06-06 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP7058107B2 (ja) 2017-11-07 2022-04-21 日立Astemo株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP2019097119A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 アンテナ装置
JP7155786B2 (ja) 2018-09-14 2022-10-19 株式会社デンソー 電子装置
JP2020047641A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 株式会社デンソー 電子装置
CN113169645B (zh) * 2018-12-20 2024-04-30 罗伯特·博世有限公司 用于配送密封物质的方法和设备以及用于电机的壳体
US11735987B2 (en) 2018-12-20 2023-08-22 Robert Bosch Gmbh Method and device for dispensing sealing compound, and housing for an electric machine
CN113169645A (zh) * 2018-12-20 2021-07-23 罗伯特·博世有限公司 用于配送密封物质的方法和设备以及用于电机的壳体
JP2022514358A (ja) * 2018-12-20 2022-02-10 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング シーリング材のディスペンシングのための方法および装置ならびに電気機械用ハウジング
JP2020167762A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 日本電産株式会社 モータ
US11677291B2 (en) 2019-03-28 2023-06-13 Nidec Corporation Motor including sealing structure between a cover and a housing
JP2020167761A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 日本電産株式会社 モータ
JP7157696B2 (ja) 2019-03-29 2022-10-20 古河電気工業株式会社 電気接続箱
JP2020167816A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 古河電気工業株式会社 電気接続箱
CN114667025A (zh) * 2022-04-24 2022-06-24 山东鹰格信息工程有限公司 一种机场短波通讯设备的定位装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4020662B2 (ja) 2007-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003258443A (ja) 電子機器用の防水ケース
US7144275B2 (en) Water-resistant casing structure for electronic control device
JP6295100B2 (ja) 電子制御装置
US7488900B1 (en) Gaskets for providing environmental sealing and/or electromagnetic interference (EMI) shielding
US20140065877A1 (en) Seal structure for electronic control apparatus
US7020931B1 (en) Grommet and retainer
JP2003258443A5 (ja)
JP5105814B2 (ja) 車両用ドアの被覆部材
JP4521162B2 (ja) 電子回路基板の収容ケース
US20200076117A1 (en) Grommet
KR20050024608A (ko) 차량용 배터리의 고정 구조
JP3210260B2 (ja) コネクタハウジングの取り付け構造
US7714703B2 (en) Radio communication module and method for installing radio communication module on license plate
US5111617A (en) End structure of weather-strip
JP2002307952A (ja) ドアウエザストリップの取付構造
JP2000142228A (ja) ドアミラー用ステー
JP3629170B2 (ja) ワイヤーハーネスの車体貫通構造
US6760957B2 (en) Grommet
JP4470632B2 (ja) 電子基板筐体
JPH10318220A (ja) 樹脂成型品のブラケット
JP2004242434A (ja) 電気接続箱の防水構造
KR100535545B1 (ko) 루프랙 장착구조
JP3293511B2 (ja) シール構造
JPS6382814A (ja) 自動車用窓装置
CN210725721U (zh) 一种密封装置及其胶条结构

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070925

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees