JP2003258076A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2003258076A
JP2003258076A JP2002058767A JP2002058767A JP2003258076A JP 2003258076 A JP2003258076 A JP 2003258076A JP 2002058767 A JP2002058767 A JP 2002058767A JP 2002058767 A JP2002058767 A JP 2002058767A JP 2003258076 A JP2003258076 A JP 2003258076A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドアーム上のウェハを固定する動作やそ
の固定を解除する動作を簡単な機構で実現する搬送装置
を提供する。 【解決手段】 ヘッドアーム63の先端部の固定部材8
0,81に対してウェハWを押圧し固定できる押圧部材
100が,ヘッドアーム63上に配置される。この押圧
部材100は,第2アーム62の偏心シャフトTに回転
自在に取り付けられる。偏心シャフトTは,平面から見
て第3回転軸Fよりも少し第2回転軸E側にずれた偏心
軸G上を通るように設けられている。ヘッドアーム63
と第2アーム63との回転により,偏心シャフトTとヘ
ッドアーム63の保持位置Pとの距離が変動し,押圧部
材100がY方向にスライドする。このスライド動作を
利用して,ヘッドアーム63上のウェハWの固定,解除
動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,基板の搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスに
おけるフォトリソグラフィー工程では,基板表面にレジ
スト液を塗布するレジスト塗布処理,露光された基板を
現像する現像処理,レジスト塗布処理後,現像処理前後
に行われる熱処理等が行われ,基板に所定の回路パター
ンを形成する。
【0003】これらの一連の処理は,各種処理装置が多
数搭載された塗布現像処理システムで行われる。塗布現
像処理システムは,通常,このシステムに対して基板を
搬入出するためのカセットステーション,前記各種処理
装置が設置されている処理ステーション,露光処理装置
との間で基板を受け渡しするためのインターフェイス部
等で構成されている。
【0004】カセットステーションには,複数の基板を
収容できるカセットを載置するカセット載置部と,この
カセット載置部に載置されたカセットと処理ステーショ
ンとの間で基板を搬送する搬送装置とが備えられてい
る。
【0005】この搬送装置には,図20に示すように支
柱130から直列的に連結された3つのアーム131〜
133と,各アームの回転軸134〜136とを備え
た,いわゆる3軸の搬送装置が用いられている。この3
軸の搬送装置は,各アーム131〜133が各回転軸1
34〜136を中心に連動して回転することにより,基
板を保持したヘッドアーム131が所定方向に進退し
て,基板を搬送できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで,ヘッドアー
ム131で基板を搬送している際中は,基板の落下を防
止するため基板をしっかりと保持している方が望まし
い。また,搬送中基板が固定されていないと,基板がヘ
ッドアーム131上で激しく振動し,基板の破損,パー
ティクルの発生等の原因に成り兼ねない。一方,ヘッド
アーム131が基板を搬送先に受け渡す際には,基板は
ヘッドアーム131上でフリーの状態になっている必要
がある。
【0007】そこで,かかる問題を解決するために,例
えばヘッドアーム131に,シリンダ等の駆動部によっ
てヘッドアーム131上をスライドして,基板を押圧し
て固定する押圧部材を設けることが提案できる。この押
圧部材によれば,基板の搬送中にヘッドアーム131上
の基板を押圧して固定し,基板を受け渡すときに基板の
固定を解除することができる。
【0008】しかしながら,この押圧部材のシリンダ等
の駆動部を駆動させるためには,センサ等の配線,エア
等の配管等が必要になる。この配管,配線は,搬送装置
の回転運動等を考慮すると,搬送装置の各回転軸付近を
通すのが理にかなっている。また,この際,各回転軸内
を通した配線,配管のねじれや擦れを考慮する必要があ
る。こうなると,各回転軸に配線,配管を通すための大
口径の通路を設けなければならず,搬送装置全体が大型
化し,また,搬送装置の構造が複雑になる。さらに,搬
送装置の大型化,複雑化に伴い搬送装置を構成する各部
品のコストが高くなる。
【0009】本発明は,かかる点に鑑みてなされたもの
であり,搬送の際の基板の固定,解除をより単純な構成
で,かつより安価に実現する搬送装置を提供することを
その目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば,基板を所定の保持位置に保持する保持アームと,そ
の保持アームに直列的に連結された補助アームとを少な
くとも備え,前記保持アームは,前記補助アームとの連
結部における鉛直方向の回転軸を中心に前記補助アーム
に対して回転自在であり,前記保持アームが前記補助ア
ームに対して相対的に回転し,基板の受け渡し位置まで
移動することによって,基板を搬送する搬送装置であっ
て,前記保持アームに載置された基板を前記回転軸側か
ら前記保持位置側に向かう所定方向に押圧する押圧部材
と,前記押圧部材に押された基板が押し付けられ,固定
される固定部材と,を備え,前記押圧部材は,前記回転
軸から所定距離ずれた,前記補助アームの偏心部に回転
自在に取り付けられ,前記保持アームには,前記押圧部
材を前記所定方向に移動させるためのガイド部材が設け
られ,前記保持アームが前記受け渡し位置にあるときに
は,前記押圧部材が前記保持アームの保持位置から離
れ,前記保持アームが前記受け渡し位置から離れると,
前記押圧部材が前記保持位置に近づくにように前記偏心
部の位置は定められていることを特徴とする搬送装置が
提供される。
【0011】この発明によれば,押圧部材が,補助アー
ムの前記回転軸から所定距離ずれた偏心部に取り付けら
れているので,保持アームと補助アームとが相対的に回
転した場合に,保持アームの保持位置と偏心部の位置と
の距離が変動し,押圧部材が保持アームの保持位置に対
して相対的に移動する。また,押圧部材は,前記補助ア
ームに回転自在に取り付けられ,さらに保持アームに
は,ガイド部材が設けられているため,押圧部材は,保
持アームが回転しても,当該保持アームと共に回転し,
保持アーム上からずれることない。したがって,押圧部
材は,保持アームの補助アームに対する回転に伴い,保
持アーム上を前記所定方向にのみスライドできる。さら
に,押圧部材の取り付けられた偏心部の位置を,保持ア
ームが基板の受け渡し位置にあるときに押圧部材が保持
位置から離れるように定めるので,基板の受け渡しの際
に基板が押圧部材により固定されることなく,保持アー
ムの基板の受け渡しをスムーズに行うことができる。ま
た,前記保持アームが受け渡し位置から離れると,押圧
部材が保持アームの保持位置に近づくようにしたので,
基板の搬送中に基板を押圧し,固定することができる。
つまり,この搬送装置は,搬送中には基板を固定し,受
け渡すときにはその固定を解除することができる。さら
に,この搬送装置では,押圧部材を保持アーム上で所定
方向に移動させる際に,シリンダ等の駆動部が用いられ
ないので,搬送装置内に配線や配管を通す必要がなく,
構造が単純で,かつ安価な搬送装置を実現できる。
【0012】前記固定部材は,前記保持アームの先端部
に設けられていてもよい。また,前記ガイド部材は,前
記所定方向の直角方向であって前記押圧部材の両隣に設
けられた,前記押圧部材の前記直角方向の移動を規制す
る規制部材であってもよい。さらに,前記ガイド部材
は,前記押圧部材を前記所定方向に直線的に移動させる
ための直動ガイドであってもよい。
【0013】前記押圧部材は,支持体によって前記補助
アームに回転自在に取り付けられており,前記保持アー
ムには,前記支持体が貫通する貫通孔が設けられていて
もよい。この場合,支持体が保持アームを迂回しないの
で,支持体を含めた保持アーム回りが小型化され,ひい
ては搬送装置全体の小型化が図られる。
【0014】前記固定部材は,基板の側面の形状に適合
する垂直面と,前記回転軸側から前記垂直面の下部に向
かって次第に高くなる傾斜面と,を備えていてもよい。
この場合,押圧部材に押された基板が前記傾斜部に沿っ
て誘導され,やがて基板側面が垂直面に適合した状態で
当該垂直面に押し付けられる。したがって,保持アーム
上の載置された基板を適切に固定することができる。
【0015】前記保持アームは,前記保持位置の基板の
回転軸側を支持するための支持部材を備え,前記支持部
材は,前記回転軸側から前記保持位置に向かって次第に
低くなる傾斜部と,前記押圧部材により当該傾斜部に沿
って誘導された基板が落とし込まれる載置部と,を備え
るようにしてもよい。このように基板が載置部に落とし
込まれるので,基板をより確実に基板を保持できる。
【0016】前記支持部材は,前記基板を支持した際に
当該基板に対して遊びができるように形成されていても
よい。このように基板に対する遊びが形成されることに
よって,基板の固定が解除された際に,基板が遊動でき
るようになる。この場合,例えばカセットのように基板
の受け渡し位置が厳密に定まっていない時でも,基板が
多少動くことができるので,基板を適切に受け渡すこと
ができる。
【0017】前記押圧部材の基板との接触部は,二股に
形成されていてもよい。このとき押圧部材は,基板を2
箇所で押圧できる。したがって,例えば円形の基板であ
っても,基板の移動方向がずれることなく基板を保持位
置に適切に移動させることができる。
【0018】前記搬送装置は,前記押圧部材の前記所定
方向への移動を制限するストッパを備えていてもよい。
かかる場合,押圧部材が基板を必要以上に前記固定部材
に押し付けて基板を破損させることを防止できる。
【0019】前記固定部材の材質には,セラミックスが
用いられてもよい。また,前記押圧部材の基板と接触す
る部分の材質には,基板よりも耐摩耗性及び/又は弾性
に優れた樹脂が用いられていてもよい。
【0020】前記保持アームに連結された前記補助アー
ムには,さらに他の補助アームが直列的に連結され,当
該他の補助アームと補助アームとは,当該連結部におい
て鉛直方向の回転軸を中心に回転自在であり,この他の
補助アームは,さらに支柱に連結され,当該支柱を通る
鉛直方向の回転軸を中心に回転自在であり,前記直列的
に連結された前記保持アーム,補助アーム及び他の補助
アームがそれぞれ連動して各回転軸を中心に所定のタイ
ミングで回転し,結果的に前記保持アームが前記支柱か
ら所定方向に進退できるようになっていてもよい。この
ような3つの回転軸を備えた搬送装置は,アームの移動
機構等により構造が複雑になりやすいので,この発明の
ようにシリンダ等の駆動部を必要としない押圧部材で基
板の固定,解除を行うことにより,搬送装置全体のこれ
以上の複雑化が回避できる。したがって,押圧部材のた
めのシリンダ等の駆動部を取り付けた搬送装置に比べる
と,構造が簡単で安価な搬送装置を実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態について説明する。図1は,本実施の形態にかかる搬
送装置が搭載された塗布現像処理システム1の構成の概
略を示す平面図であり,図2は,塗布現像処理システム
1の正面図であり,図3は,塗布現像処理システム1の
背面図である。
【0022】塗布現像処理システム1は,図1に示すよ
うに,例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部か
ら塗布現像処理システム1に対して搬入出したり,カセ
ットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットス
テーション2と,塗布現像処理工程の中で枚葉式に所定
の処理を施す各種処理装置を多段配置してなる処理ステ
ーション3と,この処理ステーション3に隣接して設け
られている図示しない露光装置との間でウェハWの受け
渡しをするインターフェイス部4とを一体に接続した構
成を有している。
【0023】カセットステーション2には,カセット載
置台5が備えられ,このカセット載置台5上の所定の位
置には,複数のカセットCをX方向(図1中の上下方
向)に一列に載置できる。そして,このカセット配列方
向(X方向)に沿って搬送路6が敷設されており,この
搬送路6には,搬送装置としてのウェハ搬送体7が搬送
路6に沿って移動自在に備えられている。ウェハ搬送体
7は,各カセットCと後述する処理ステーション3のエ
クステンション装置32にアクセス自在であり,カセッ
トステーション2と処理ステーション3間でウェハWを
搬送できる。なお,ウェハ搬送体7の構成の詳細は,後
述する。
【0024】処理ステーション3では,その中心部に主
搬送装置13が設けられており,この主搬送装置13の
周辺には各種処理装置が多段に配置されて処理装置群を
構成している。当該塗布現像処理システム1において
は,4つの処理装置群G1,G2,G3,G4が配置されてお
り,第1及び第2の処理装置群G1,G2は塗布現像処理シ
ステム1の正面側に配置され,第3の処理装置群G3は,
カセットステーション2に隣接して配置され,第4の処
理装置群G4は,インターフェイス部4に隣接して配置さ
れている。さらにオプションとして破線で示した第5の
処理装置群G5を背面側に別途配置可能となっている。前
記主搬送装置13は,これらの処理装置群G1,G2,G3,
G4,G5内に配置されている後述する各種処理装置に対し
て,ウェハWを搬入出可能である。なお,処理装置群の
数や配置は,ウェハWに施される処理の種類によって異
なり,処理装置群の数は,1つ以上であれば任意に選択
可能である。
【0025】第1の処理装置群G1では,例えば図2に示
すようにウェハWにレジスト液を塗布するレジスト塗布
装置17と,露光後にウェハWを現像処理する現像処理
装置18とが下から順に2段に配置されている。第2の
処理装置群G2にも同様に,レジスト塗布装置19と,現
像処理装置20とが下から順に2段に配置されている。
【0026】第3の処理装置群G3では,例えば図3に示
すように,ウェハWを冷却処理するクーリング装置3
0,レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのア
ドヒージョン装置31,ウェハWの受け渡しを行うため
のエクステンション装置32,レジスト液中の溶剤を蒸
発させるためのプリベーキング装置33,34,現像処
理後の加熱処理を行うポストベーキング装置35が下か
ら順に例えば6段に積み重ねられている。
【0027】第4の処理装置群G4では,例えばクーリン
グ装置40,載置したウェハWを自然冷却させるエクス
テンション・クーリング装置41,エクステンション装
置42,クーリング装置43,露光後の加熱処理を行う
ポストエクスポージャーベーキング装置44,45,ポ
ストベーキング装置46が下から順に例えば7段に積み
重ねられている。
【0028】インターフェイス部4の中央部には,図1
に示すように例えばウェハ搬送体50が設けられてい
る。このウェハ搬送体50はX方向(図1中の上下方
向),Z方向(鉛直方向)の移動とθ方向(Z軸を中心
とする回転方向)の回転が自在に構成されており,第4
の処理装置群G4に属するエクステンション・クーリング
装置41,エクステンション装置42,周辺露光装置5
1及び図示しない露光装置に対してアクセスして,各々
に対してウェハWを搬送できるように構成されている。
【0029】次に,ウェハ搬送体7の構成について詳し
く説明する。ウェハ搬送体7は,図4に示すように多関
節の搬送ロボットであり,支柱60に取り付けられた第
1アーム61と,第1アーム61に直列的に連結された
第2アーム62と,第2アーム62に直列的に連結さ
れ,ウェハWを保持するヘッドアーム63を備えてい
る。他の補助アームとしての第1アーム61は,支柱6
0を通る鉛直方向の第1回転軸D周りに回転できる。補
助アームとしての第2アーム62は,第1アーム61と
の連結部分にある鉛直方向の第2回転軸Eを中心にし
て,第1アーム61に対して回転できる。保持アームと
してのヘッドアーム63は,第2アーム62との連結部
分において第2アーム62と第3回転軸Fを共有し,第
2アーム62に対して第3回転軸Fを中心に回転でき
る。また,第1回転軸Dから第2回転軸Eまでの距離と
第2回転軸Eから第3回転軸Fまでの距離が等しくなる
ように,第1アーム61と第2アーム62の長さが調整
されている。
【0030】第1アーム61には,例えば図5に示すよ
うにモータ等の駆動部Mが設けられており,この駆動部
Mによって第1アーム61は,第1回転軸Dを中心に支
柱60に対して回転できる。この第1アーム61内に
は,第1回転軸Dを軸に回転する第1プーリ70が支柱
60に固定されて設けられている。第1アーム61内に
は,第2回転軸Eを軸に第1アーム61に対して自由に
回転できる第2プーリ71が設けられている。この第2
プーリ71と第1プーリ70は,第1ベルト72によっ
て連結されており,第1プーリ70と第2プーリ71の
プーリ比は,2:1に保たれている。また,第2プーリ
71は,第2アーム62に固定されており,第2アーム
62は,第2プーリ71と一体となって回転する。した
がって,第1アーム61が支柱60に対して回転する
と,第1ベルト72を介して第2プーリ71が回転し,
第2アーム62も回転する。
【0031】第2アーム62内には,第2プーリ71と
同軸上にあり,かつ前記第1アーム61に固定された第
3プーリ73が設けられている。また,第2アーム62
内には,第3回転軸Fを軸に第2アーム62に対して自
由に回転できる第4プーリ74が設けられている。第2
アームの第3回転軸Fには,軸シャフトSが設けられて
おり,前記第4プーリ74は,この軸シャフトSを中心
に回転できる。第4プーリ74は,第2ベルト75によ
って第3プーリ73に連結されており,第3プーリ73
と第4プーリ74とのプーリ比は,1:2に保たれてい
る。第4プーリ74は,ヘッドアーム63に固定されて
おり,ヘッドアーム63は,第4プーリ74と一体とな
って回転する。したがって,第2アーム62が第1アー
ム61に対して回転すると,第3プーリ73が回転し,
ヘッドアーム63が回転する。なお,第2プーリ71と
第3プーリ73とのプーリ比は,2:1に保たれてい
る。
【0032】このように構成されたウェハ搬送体7の動
作原理について説明すると,例えば図5,図6に示すよ
うに駆動部Mにより第1アーム61が角度αだけ時計回
りに回転した場合,第1プーリ70が支柱60に固定さ
れているので,第1ベルト72を通じて第2プーリ71
が反時計回りに回転する。これにより,第2プーリ71
に固定された第2アーム62が反時計回りに回転する。
このとき,第1プーリ70と第2プーリ71のプーリ比
が2:1であるので,第2アーム62は,反時計回りに
角度2αだけ回転する。
【0033】また,第2アーム62が反時計回りに回転
すると,第3プーリ73が第1アーム61に固定されて
いるので,第2ベルト75を通じて第4プーリ74が時
計回りに回転する。これにより,第4プーリ74に固定
されたヘッドアーム63が時計回りに回転する。このと
き,第3プーリ73と第4プーリ74とのプーリ比が,
2:1であるので,ヘッドアーム63は,第2アーム6
2に対して時計回りに角度αだけ回転する。この結果,
ヘッドアーム63は,支柱60のある第1回転軸Dから
外方向に常に一定方向を向いて直線動作する。つまり,
ウェハ搬送体7は,図1に示すようにヘッドアーム63
の先端部を常にY方向(図1の左右方向)に向けた状態
で,ヘッドアーム63を直線的に進退することができ
る。
【0034】なお,ウェハ搬送体7のアーム61〜63
が折り畳まれた時,例えばヘッドアーム63が支柱60
上に位置した時の位置がこのウェハ搬送体7のホーム位
置Hになっている。したがって,ヘッドアーム63は,
このホーム位置Hを起点にY方向に進退する。なお,こ
のように構成されたウェハ搬送体7では,ヘッドアーム
63と第1アーム61とのなす角は,ヘッドアーム63
がホーム位置Hにある時に小さく,ヘッドアーム63が
Y方向に進むにつれて180°に近づく。
【0035】また,ウェハ搬送体7は,図4に示すよう
に支柱60を昇降させたり,回転させたりするモータや
シリンダ等の備えた駆動部76を備えている。こうする
ことによって,ウェハ搬送体7は,支柱60をZ方向
(鉛直方向)に昇降させて,ヘッドアーム63をウェハ
Wの受け渡し位置の高さに合わせることができる。ま
た,ウェハ搬送体7をθ方向(第1回転軸Dを中心とし
た回転方向)に回転させ,ウェハ搬送体7全体の向きを
変えて,カセットステーション2のカセットC側と処理
ステーション3側にウェハWを搬送することができる。
【0036】ヘッドアーム63は,図7に示すように略
U字形でウェハWの保持位置Pのあるヘッド部63a
と,そのヘッド部63aの根元部分でヘッド部63aを
支えるアーム部63bから構成されている。ヘッド部6
3aには,ウェハWを保持するための固定部材80,8
1と支持部材82,83が取り付けられている。固定部
材80,81は,ヘッド部63aの先端部Aに,支持部
材82,83は,ヘッド部63aのアーム部63b側に
設けられている。
【0037】固定部材80,81は,例えば図8に示す
ようにアーム部63b側に面した垂直面85と,当該垂
直面85の下端部に向かって次第に高くなる傾斜面86
を有している。垂直面85は,例えばウェハWの厚みよ
り僅かに高い,例えば1mm程度の高さに形成されてい
る。垂直面85は,平面から見ると図7に示すようにウ
ェハWの側面の形状に適合するように円弧状に湾曲して
いる。傾斜面86は,例えば水平面に対し4°〜6°程
度の角度に形成されている。かかる構成から,後述する
押圧部材100によりアーム部63b側から押されたウ
ェハWが,ウェハWの裏面との擦れる面積が少ないよう
に傾斜面86に沿って誘導され,最終的に垂直面85に
到達し,垂直面85に適合する。なお,固定部材80,
81の材質は,例えば耐摩耗性の優れたセラミックス,
PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等の樹脂が用
いられる。
【0038】支持部材82,83は,図8に示すように
保持位置Pに向かって低くなる第1傾斜部90と,第1
傾斜部90の下端に繋がる垂直部91と,この垂直部9
1の下端からヘッド63aの先端部A側に向かって低く
なる載置部としての第2傾斜部92とを備えている。第
1傾斜部90は,例えば水平面に対し4°〜6°程度の
角度に形成されており,後述する押圧部材100により
押されたウェハWは,この第1傾斜部90に沿って誘導
され,第2傾斜部92に落とし込まれる。なお,第2傾
斜部92も水平面に対し4°〜6°程度の角度に形成さ
れている。
【0039】垂直部91は,その下端が上述の固定部材
80,81の垂直面85の下端より少し高くなるように
形成され,例えば後述する押圧部材100により押され
たウェハWの先端部A側の側面が垂直面85に合致した
時に,ウェハWが水平に支持されるようになっている。
【0040】垂直部91と垂直面85は,保持位置Pに
ウェハWを支持した際に,このウェハWに対して例えば
0.3mm程度の遊び,つまりウェハWと垂直部91及
び垂直面85との間に所定の隙間ができるように形成さ
れる。こうすることにより,ウェハWが第2傾斜部92
上に落とし込まれた時にも,ウェハWは保持位置P内で
遊動できる。垂直部91は,図7に示すようにウェハW
の形状に合わせて,平面から見て円弧状に設けられてい
る。なお,この支持部材82,83の材質には,例えば
PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等の樹脂が用
いられる。
【0041】ヘッドアーム63のアーム部63b上に
は,ヘッド部63a上のウェハWを押圧するための押圧
部材100が配置されている。この押圧部材100は,
例えば図9に示すように可動板101と,押圧部材10
0の接触部としてのウェハガイド部材102とを備えて
いる。ウェハガイド部材102は,ウェハWの側面を,
例えば2箇所で点接触で押圧できるように二股に分かれ
ている。ウェハガイド部材102のウェハWとの接触部
分102aは,例えばPEEK(ポリエーテルエーテル
ケトン)等の樹脂により形成されている。ウェハガイド
部材102と可動板101とは,ピン103によってピ
ン結合されており,互いに回動自在である。なお,接触
部分102aは,ウェハWの素材であるシリコンよりも
柔らかく,耐摩耗性の優れたものであればよく,例えば
耐摩耗性の優れた弾性体であってもよい。
【0042】この押圧部材100は,第3回転軸F側か
ら保持位置P側に向かう所定方向(本実施の形態ではY
方向)にヘッドアーム63に対してスライド自在に構成
されている。特に,ヘッドアーム63がY方向に進行し
ウェハWの受け渡し位置にある時に,押圧部材100は
保持位置Pから後退し,ヘッドアーム63が受け渡し位
置Pにない,例えばウェハWの搬送中に,押圧部材10
0は保持位置P側に移動するようになっている。以下,
この押圧部材100のY方向のスライド機構について説
明する。
【0043】第2アーム62に固定された軸シャフトS
の側面には,図10に示すように偏心部としての偏心シ
ャフトTが取り付けられている。偏心シャフトTは,例
えば軸シャフトSから水平方向に進み,直角に曲がって
上方に延びる略L字型を有している。この偏心シャフト
Tは,軸シャフトSから第2回転軸E側に所定距離ずれ
た位置,例えば図11に示すように第2アーム62の水
平方向の中心線R上であって平面から見て第3回転軸F
から3.5mm程度ずれた偏心軸G上を通るように形成
されている。一方,押圧部材100の可動板101は,
支持体としての垂直支持棒105により支持されてい
る。この垂直支持棒105は,ヘッドアーム63に設け
られた貫通孔としてのガイド穴106を貫通し,偏心軸
G上にある偏心シャフトTに連結されている。垂直支持
棒105と偏心シャフトTは,例えば図示しない転がり
軸受け等を介して連結されており,垂直支持棒105
は,偏心シャフトTに対して回転自在になっている。つ
まり,垂直支持棒105に支持された押圧部材100
は,第2アーム62の偏心軸G上の偏心シャフトTに回
転自在に取り付けられている。この結果,ヘッドアーム
63が第2アーム62に対して第3回転軸Fを中心に回
転し,例えば図11に示すようにヘッドアーム63と第
2アーム62とが直線状になるにつれて,偏心シャフト
T(偏心軸G)と保持位置Pとの距離Lは長くなり,図
12に示すようにヘッドアーム63と第2アーム62と
のなす角が小さくなるにつれ,距離Lは短くなる。
【0044】また,ヘッドアーム63上の押圧部材63
の両脇には,図7に示すように押圧部材100のX方向
(Y方向の直角方向)への移動を規制するガイド部材及
び規制部材としてのピン107が立てられている。これ
により,ヘッドアーム63の回転に伴って押圧部材10
0が強制的に回転させられ,押圧部材100を常にヘッ
ドアーム63と同じY方向側に向けておくことができ
る。したがって,押圧部材100は,ほぼY方向にのみ
スライドする。
【0045】かかる構成からヘッドアーム63と第2ア
ーム62とが直線状に近づき,より遠くにあるウェハW
の受け渡し位置に近づくと,偏心シャフトTに取り付け
られている押圧部材100がY方向の第3回転軸F側に
スライドする。そして,ヘッドアーム63と第2アーム
62との角度が小さくなり,ヘッドアーム63が受け渡
し位置から離れると,押圧部材100がY方向の保持位
置P側にスライドする。
【0046】そして,この押圧部材100のスライド動
作を利用して,ヘッドアーム63がウェハWの受け渡し
位置に到達したときに,丁度押圧部材100が保持位置
PのウェハWから離れ,ヘッドアーム63が受け渡し位
置から離れたときに,押圧部材100が保持位置Pのウ
ェハWを押圧し,前記固定部材80,81に押しつける
ように偏心軸G,つまり偏心シャフトTの位置は定めら
れている。
【0047】なお,ガイド穴106は,例えば第3回転
軸Fを中心とし,平面から見て偏心軸Gを通過する円弧
状に形成される。これにより,ヘッドアーム63は,垂
直支持棒105を貫通した状態で第2アーム62に対し
て回転できる。
【0048】ウェハ搬送体7は,以上のように構成され
ており,次にその動作について,塗布現像処理システム
1で行われるフォトリソグラフィー工程のプロセスと共
に説明する。先ず,ウェハ搬送体7によりカセットCか
ら未処理のウェハWが1枚取り出され,第3の処理装置
群G3に属するエクステンション装置32に搬送される。
次いでウェハWは,主搬送装置13によってアドヒージ
ョン装置31に搬送され,例えばHMDS等の処理液が塗布
された後,クーリング装置30に搬送され,所定の温度
に冷却される。所定温度に冷却されたウェハWは,主搬
送装置13によって,レジスト塗布装置17に搬送さ
れ,レジスト塗布処理が行われた後,プリベーキング装
置34,エクステンション・クーリング装置41に順次
搬送される。その後ウェハ搬送体50によって周辺露光
装置51,露光装置(図示せず)に順次搬送され,露光
処理の終了したウェハWは,エクステンション装置42
に戻される。その後,主搬送装置13によってポストエ
クスポージャーベーキング装置44,クーリング装置4
3,現像処理装置19,ポストベーキング装置46及び
クーリング装置30に順次搬送され,各装置において所
定の処理が施される。その後,ウェハWは,エクステン
ション装置32に搬送され,エクステンション装置32
からウェハ搬送体7によりカセットCに戻されて,一連
のフォトリソグラフィー工程が終了する。
【0049】次に,上述のウェハ搬送体7の動作につい
て詳しく説明する。ウェハWの受け渡し位置であるカセ
ットCからウェハWを取り出す際には,先ず,ウェハ搬
送体7が搬送路6に沿ってX方向に移動し,カセットC
に対向する位置まで移動する。次いで,ウェハ搬送体7
がZ方向に移動し,ヘッドアーム63の高さが調節され
る。その後,ヘッドアーム63がホーム位置Hからカセ
ットCに向かってY方向正方向に移動する。この際,駆
動部Mによってヘッドアーム63,第1アーム61及び
第2アーム62が稼動し,上述したようにヘッドアーム
63が直線的に移動する。
【0050】Y方向正方向側に移動してカセットC内に
進入したヘッドアーム63は,下方からウェハWを持ち
上げ,ヘッド部63a上にウェハWを支持する。このと
き,図13に示すようにヘッドアーム63が受け渡し位
置Kに到達し,偏心軸Gが保持位置Pから遠ざかるの
で,押圧部材100はウェハWから離れた状態にある。
そして,ウェハWを支持したヘッドアーム63は,先程
カセットCに直進した時と同様にホーム位置Hに向かっ
て直線的に後退する。この後退時には,ヘッドアーム6
3と第1アーム61とのなす角が小さくなり,偏心軸G
が保持位置Pに近くなるので,押圧部材100が保持位
置P側にスライドする。このとき,例えば図14に示す
ようにウェハWが支持部材82,83の傾斜部90上に
乗り上げていた場合には,押圧部材100がウェハWを
保持位置P側に押し,ウェハWは,第2傾斜部92に落
とし込まれる。このとき,ウェハWの先端部A側は,固
定部材80,81の傾斜面86に沿って垂直面85側に
誘導される。そしてウェハWは,押圧部材100により
さらに先端部A側に押され,図15に示すように垂直面
85に押さえ付けられ,固定される。これ以降,ウェハ
Wは,押圧部材100によって固定された状態で搬送さ
れる。一方,ウェハWが保持位置Pに適切に載置されて
いた場合にも,ウェハWは,押圧部材100により先端
部A側に押圧され,固定部材80,81に固定される。
【0051】ヘッドアーム63が後退してホーム位置H
に戻ると,例えば支柱60が180°回転し,ウェハ搬
送体7全体が処理ステーション3側に向けられる。その
後ウェハ搬送体7がX方向に移動し,ヘッドアーム63
が次の受け渡し位置であるエクステンション装置32の
正面に移動される。
【0052】続いてヘッドアーム63は,エクステンシ
ョン装置32に向かってY方向負方向に直進し,ウェハ
Wをエクステンション装置32内に搬入する。そして,
ウェハWがエクステンション装置32の受け渡し位置に
到達すると,押圧部材100が押圧していたウェハWか
ら離れ,固定されていたウェハWが自由になる。これに
よって,ウェハWは,保持位置P上で遊動可能になる。
【0053】その後,ヘッドアーム63からエクステン
ション装置32にウェハWが受け渡され,ヘッドアーム
63は,再びホーム位置Hに戻される。
【0054】また,処理ステーション3のエクステンシ
ョン装置32側からカセットCにウェハWを搬送する際
も,上述した例と同様にヘッドアーム63は,Y方向負
方向側に直進し,押圧部材100が保持位置Pから後退
した状態で,ウェハWを保持する。そして,ヘッドアー
ム63がホーム位置Hに向けてY方向正方向側に後退す
ると直ぐに,押圧部材100と固定部材80,81によ
ってウェハWが固定される。その後,ウェハ搬送体7が
カセットステーション2側に向いて,ヘッドアーム63
がY方向正方向側に直進し,ヘッドアーム63がカセッ
トCに到達すると,ウェハWの固定が解除される。その
後ウェハWは,カセットCの所定位置に収容される。
【0055】以上の実施の形態によれば,ヘッドアーム
63と第2アーム62との相対的な回転運動を利用し
て,押圧部材100をヘッドアーム63上においてスラ
イドさせることができる。これにより,ウェハWの搬送
中においては,押圧部材100によりウェハWを押しつ
け固定し,ウェハWを受け渡す際には,ウェハWの固定
を解除することができる。したがって,搬送中にウェハ
Wが微動してウェハWと支持部材82,83等との接触
によるパーティクルの発生が防止できる。また,搬送中
にウェハWが落下することも防止できる。さらに,ウェ
ハWの受け渡しをスムーズに行うことができる。
【0056】かかるウェハWの固定,解除の操作を,ヘ
ッドアーム63の回転を利用してできるので,別途押圧
部材100をスライドさせる駆動機構を取り付ける必要
がなく,かかる操作を,比較的単純な機構で安価に実現
できる。
【0057】ヘッドアーム63の支持部材82,83
に,第1傾斜部90を形成したので,ウェハWがヘッド
部63aに適切に支持されなかった場合にも,押圧部材
100によって当該ウェハWが保持位置Pに適切に誘導
される。
【0058】また,支持部材82,83を,ウェハWが
載置された際に当該ウェハWに対して遊びができるよう
に形成したので,カセットCのように載置位置が厳密に
定まっていないような場合でも,ウェハWの受け渡しを
確実かつ適切に行うことができる。
【0059】ヘッドアーム63に垂直支持棒105を貫
通させるガイド穴106を設けたので,垂直支持棒10
5をヘッドアーム63を迂回させる形状にする必要がな
く,その分ヘッドアーム63周辺の構成を単純化でき
る。押圧部材100のガイド部102を二股にしたの
で,円形のウェハWを2箇所で押し,ウェハWを確実に
先端部Aの方向に押すことができる。固定部材80,8
1の材質を耐摩耗性の優れたセラミックスにしたので,
繰り返しウェハWと接触しても摩耗せず,パーティクル
の発生等を抑制できる。また,固定部材80,81に傾
斜面86を形成したので,ウェハWの裏面と固定部材8
0,81との接触面積が減り,接触によるパーティクル
の発生をさらに効果的に抑えられる。同様に支持部材8
2,83にも,第1傾斜部91,第2傾斜部92を形成
したので,ウェハW裏面との接触を最小限に抑え,パー
ティクルの発生を抑制できる。なお,第1傾斜部91を
形成せず,その部分が平坦であってもよい。
【0060】ヘッドアーム63に,ガイド部材としての
ピン107を設けたので,押圧部材100のヘッドアー
ム63に対する回転を規制し,結果的に押圧部材100
をY方向のみに移動させることができる。
【0061】なお,前記実施の形態で記載した支持部材
82,83の形状は,図16に示すように平面から見て
円形状であってもよい。この場合,支持部材82,83
とウェハWとが点接触になり,接触によるパーティクル
の発生を最小限に抑えることができる。また,支持部材
82,83とウェハWとが点接触なので,面接触の時の
ように接触面の位置調整を必要としない。
【0062】以上の実施の形態で記載したヘッドアーム
63のピン107の代わりに,押圧部材をY方向に直線
的に移動させるための直動ガイドを用いてもよい。図1
7は,かかる一例を示すものであり,ヘッドアーム11
0表面に直動ガイドとしてのレール111が取り付けら
れる。レール111には,例えばへッドアーム110の
Y方向(図17中の左右方向)の中心線Bに沿った溝1
12が形成されている。押圧部材113には,溝112
に適合するガイド114が取り付けられている。ガイド
114は,押圧部材113が垂直支持棒115に従って
回転できるように,溝112との間に隙間ができるよう
に形成されている。かかる構成により押圧部材113
は,レール111に沿ってヘッドアーム110上を直線
的に移動できる。
【0063】また,押圧部材113には,押圧部材11
3と一体となって移動する係止部材116が取り付けら
れている。係止部材116は,例えば略円筒形状に形成
されており,支持棒117により押圧部材113と平行
になるように支持されている。一方,ヘッドアーム11
0には,係止部材116のY方向への移動を制限するス
トッパ118が設けられている。ストッパ118は,係
止部材116に対向する位置に設けられている。したが
って,押圧部材113がヘッドアーム110に対してY
方向にスライドし,所定距離進むと,係止部材116が
ストッパ118に衝突し,押圧部材113を停止させる
ことができる。また,ストッパ118には,例えば係止
部材116との距離を調節できる調節部材であるねじ1
19が設けられている。このねじ119は,例えば回す
とストッパ118がY方向に進退するようになってお
り,ストッパ118と係止部材116との距離を調節で
きる。したがって,このねじ119により押圧部材11
3の移動距離が調整できる。
【0064】そして,例えば押圧部材113が保持位置
P上のウェハWを押し,ウェハWが固定部材80,81
の垂直面85に接触した時に,押圧部材113の移動が
止められるようにストッパ118の位置が調節される。
こうすることによって,押圧部材113が必要以上の力
でウェハWを垂直面85に押しつけてウェハWを歪めた
り,破損させたりすることが抑制できる。
【0065】以上の実施の形態では,押圧部材100を
第2アーム62に回転自在に直接取り付けて,ヘッドア
ーム63と第2アーム62との回転運動を押圧部材10
0の直線運動に変換していたが,ヘッドアーム63と第
2アーム62との回転運動をカム装置等の伝動機構を介
して押圧部材100の直線運動に変換してもよい。例え
ば,図18に示すように第2アーム62の第3回転軸F
側に固定された原節である正面カム120に従節である
押圧部材100を取り付けるようにしてもよい。この場
合,ヘッドアーム63と第2アーム62が直線状になる
ウェハWの受け渡し時に,押圧部材100が第2アーム
62側に後退し,ヘッドアーム63が第2アーム62に
対して所定角度を有するウェハWの搬送時に,押圧部材
100がヘッドアーム63の先端部側に移動するよう
に,正面カム120の溝120aは形成される。なお,
カムは,正面カムに限られず,板カム等の他の種のカム
であってもよい。例えば図19に示すような板カム12
5の場合,押圧部材100を第2アーム62側に付勢す
る付勢部材(図示せず)を取り付けて,押圧部材100
の往復運動を実現してもよい。
【0066】以上の実施の形態では,3つのアームと3
つの回転軸を有するウェハ搬送体7について記載した
が,本発明は,少なくともヘッドアーム63が第2アー
ム62に回転自在に連結されているのもであれば,アー
ム及び回転軸の数は,限定されない。
【0067】以上の実施の形態は,本発明をウェハ搬送
体7に適用したものであったが,本発明を他の搬送装
置,例えば主搬送装置13,ウェハ搬送体50に適用し
てもよい。また,以上の実施の形態は,本発明をウェハ
Wを搬送する搬送装置に適用したものであったが,本発
明は,ウェハW以外の基板例えばLCD基板,マスク基
板,レクチル基板等の搬送装置にも適用できる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば,別途押圧部材の駆動部
を備える必要がないので,搬送装置全体の構成が簡単に
なる。また,それに伴い搬送装置の製造コストが安価に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における塗布現像処理システムの
構成の概略を示す平面図である。
【図2】図1の塗布現像処理システムの正面図である。
【図3】図1の塗布現像処理システムの背面図である。
【図4】ウェハ搬送体の概略を示す斜視図である。
【図5】ウェハ搬送体の構成を示す縦断面の説明図であ
る。
【図6】ウェハ搬送体の動作原理を説明するためのウェ
ハ搬送体の模式図である。
【図7】ヘッドアームの構成を説明するための平面図で
ある。
【図8】ヘッドアームのヘッド部の構成を説明するため
のヘッド部の縦断面の説明図である。
【図9】押圧部材の斜視図である。
【図10】押圧部材と第2アームとの連結部を示す縦断
面の説明図である。
【図11】ヘッドアームと第2アームとが直線状になっ
た状態を示す説明図である。
【図12】ヘッドアームと第2アームとの角度が小さく
なった状態を示す説明図である。
【図13】ウェハ搬送体の伸びた時と,縮んだ時の状態
を示す説明図である。
【図14】ウェハが支持部材上に乗り上がった場合を示
すヘッド部の縦断面の説明図である。
【図15】ウェハが固定部材に固定された状態を示すヘ
ッド部の縦断面の説明図である。
【図16】支持部材が円形状のヘッドアームの構成を説
明するための平面図である。
【図17】押圧部材にストッパを設けた場合のヘッドア
ームのアーム部の平面図である。
【図18】正面カムを用いた押圧部材の移動機構を示す
説明図である。
【図19】板カムを用いた押圧部材の移動機構を示す説
明図である。
【図20】3軸の搬送装置を模式的に現した説明図であ
る。
【符号の説明】
1 塗布現像処理システム 7 ウェハ搬送体 60 支柱 62 第2アーム 63 ヘッドアーム 100 押圧部材 E 第2回転軸 F 第3回転軸 G 偏心軸 T 偏心シャフト W ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 562 (72)発明者 金田 正利 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 3C007 AS14 BS15 BT11 DS01 ES17 EV26 EW00 EW20 NS12 5F031 CA02 CA05 DA01 FA01 FA02 FA07 FA11 FA12 FA15 GA10 GA13 GA14 GA15 GA32 GA43 GA47 GA48 GA49 LA15 MA24 MA26 MA27 MA30 PA26 5F046 CD01 CD05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を所定の保持位置に保持する保持ア
    ームと,その保持アームに直列的に連結された補助アー
    ムとを少なくとも備え,前記保持アームは,前記補助ア
    ームとの連結部における鉛直方向の回転軸を中心に前記
    補助アームに対して回転自在であり,前記保持アームが
    前記補助アームに対して相対的に回転し,基板の受け渡
    し位置まで移動することによって,基板を搬送する搬送
    装置であって,前記保持アームに載置された基板を前記
    回転軸側から前記保持位置側に向かう所定方向に押圧す
    る押圧部材と,前記押圧部材に押された基板が押し付け
    られ,固定される固定部材と,を備え,前記押圧部材
    は,前記回転軸から所定距離ずれた,前記補助アームの
    偏心部に回転自在に取り付けられ,前記保持アームに
    は,前記押圧部材を前記所定方向に移動させるためのガ
    イド部材が設けられ,前記保持アームが前記受け渡し位
    置にあるときには,前記押圧部材が前記保持アームの保
    持位置から離れ,前記保持アームが前記受け渡し位置か
    ら離れると,前記押圧部材が前記保持位置に近づくによ
    うに前記偏心部の位置は定められていることを特徴とす
    る,搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部材は,前記保持アームの先端
    部に設けられていることを特徴とする,請求項1に記載
    の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材は,前記所定方向の直角
    方向であって前記押圧部材の両隣に設けられた,前記押
    圧部材の前記直角方向の移動を規制する規制部材である
    ことを特徴とする,請求項1又は2のいずれかに記載の
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材は,前記押圧部材を前記
    所定方向に直線的に移動させるための直動ガイドである
    ことを特徴とする,請求項1又は2のいずれかに記載の
    搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧部材は,支持体によって前記補
    助アームに回転自在に取り付けられており,前記保持ア
    ームには,前記支持体が貫通する貫通孔が設けられてい
    ることを特徴とする,請求項1,2,3又は4のいずれ
    かに記載の搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記固定部材は,基板の側面の形状に適
    合する垂直面と,前記回転軸側から前記垂直面の下部に
    向かって次第に高くなる傾斜面と,を備えることを特徴
    とする,請求項1,2,3,4又は5のいずれかに記載
    の搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記保持アームは,前記保持位置の基板
    の前記回転軸側を支持するための支持部材を備え,前記
    支持部材は,前記回転軸側から前記保持位置に向かって
    次第に低くなる傾斜部と,前記押圧部材により当該傾斜
    部に沿って誘導された基板が落とし込まれる載置部と,
    を備えることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5
    又は6のいずれかに記載の搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記支持部材は,前記基板を支持した際
    に当該基板に対して遊びができるように形成されている
    ことを特徴とする,請求項7に記載の搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記押圧部材の基板との接触部は,二股
    に形成されていることを特徴とする,請求項1,2,
    3,4,5,6,7又は8のいずれかに記載の搬送装
    置。
  10. 【請求項10】 前記押圧部材の前記所定方向への移動
    を制限するストッパを備えることを特徴とする,請求項
    1,2,3,4,5,6,7,8又は9のいずれかに記
    載の搬送装置。
  11. 【請求項11】 前記固定部材の材質には,セラミック
    スが用いられていることを特徴とする,請求項1,2,
    3,4,5,6,7,8,9又は10のいずれかに記載
    の搬送装置。
  12. 【請求項12】 前記押圧部材の基板に接触する部分の
    材質には,基板よりも耐摩耗性又は/及び弾性に優れた
    樹脂が用いられていることを特徴とする,請求項1,
    2,3,4,5,6,7,8,9,10又は11のいず
    れかに記載の搬送装置。
  13. 【請求項13】 前記保持アームに連結された前記補助
    アームには,さらに他の補助アームが直列的に連結さ
    れ,当該他の補助アームと補助アームとは,当該連結部
    において鉛直方向の回転軸を中心に回転自在であり,こ
    の他の補助アームは,さらに支柱に連結され,当該支柱
    を通る鉛直方向の回転軸を中心に回転自在であり,前記
    直列的に連結された前記保持アーム,補助アーム及び他
    の補助アームがそれぞれ連動して各回転軸を中心に所定
    のタイミングで回転し,結果的に前記保持アームが前記
    支柱から所定方向に進退できることを特徴とする,請求
    項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11又
    は12のいずれかに記載の搬送装置。
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