JP2003254167A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給装置

Info

Publication number
JP2003254167A
JP2003254167A JP2002052732A JP2002052732A JP2003254167A JP 2003254167 A JP2003254167 A JP 2003254167A JP 2002052732 A JP2002052732 A JP 2002052732A JP 2002052732 A JP2002052732 A JP 2002052732A JP 2003254167 A JP2003254167 A JP 2003254167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion engine
delivery pipe
fuel
fuel delivery
temperature sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002052732A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Toyama
武 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2002052732A priority Critical patent/JP2003254167A/ja
Publication of JP2003254167A publication Critical patent/JP2003254167A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ガス温度センサ等の燃料補機を設
ける位置の自由度を増加し、最適な場所に設置可能とす
るとともに、CNG内燃機関とガソリン内燃機関とにお
いて、共通な部分が共有化し易く、部品点数の削減や部
品管理工数の削減に貢献できることを目的としている。 【構成】 このため、複数の気筒を備えた内燃機関に燃
料を供給するために、気筒列方向に沿って、複数の気筒
に対応したインジェクタが組み付けられたフューエルデ
リバリパイプを設けた内燃機関の燃料供給装置におい
て、ガス温度センサが上面に設けられたアッパケース
と、インジェクタ挿入孔が下面に設けられたロアケース
とからなるフューエルデリバリパイプを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内燃機関の燃料供
給装置に係り、特にガス温度センサ等の燃料補機を設け
る位置の自由度を増加し、最適な場所に設置可能とする
とともに、CNG内燃機関とガソリン内燃機関とにおい
て、共通な部分が共有化し易く、部品点数の削減や部品
管理工数の削減に貢献できる内燃機関の燃料供給装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両においては、圧縮した天然ガス
(「CNG」ともいう)等の気体燃料(「ガス燃料」と
もいう)を使用する内燃機関(「CNG内燃機関」とも
いう)を搭載するものがある。
【0003】内燃機関の燃料供給装置としては、特開2
000−345942号公報に開示されるものがある。
この公報に開示される燃料供給装置は、エンジンに装備
されるデリバリーパイプの側面に複数のインジェクタを
嵌合するインジェクタホールを設けるとともに燃料供給
口を設け、デリバリーパイプの一端面に燃料温度センサ
を、他端面に燃料圧力センサを配設し、デリバリーパイ
プの機能を高め、且つ装着を容易としている。
【0004】また、実開平2−144661号公報に開
示されるものがある。この公報に開示されるフューエル
デリバリパイプは、内部に燃料通路を有しその断面が角
形に形成されている主管と、この主管に固定されその一
端で燃料噴射ノズルの導入軸を受け入れる複数のインジ
ェクタホルダーとを備えてなるフューエルデリバリパイ
プにおいて、インジェクタホルダーが筒形部分とフラン
ジ部分と一対の脚部とを有し、フランジ部分の底面が主
管の側壁の一面上に着座し、一対の脚部の夫々が主管の
一面に隣接する対向側壁上に着座し且つ夫々の先端に設
けられた爪状突起が主管の縁に係合して保持され、フラ
ンジ部分の底面と主管との間にシール部材が挿入されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の内燃
機関の燃料供給装置において、CNG内燃機関は、気体
である燃料の温度によりその体積が大きく変化してしま
うものである。
【0006】このため、燃料通路の途中にガス温度セン
サを取り付けて燃料温度を監視し、制御手段(「EC
U」ともいう)にフィードバックして燃料噴射手段であ
るインジェクタの作動時間を制御し、空燃比を管理する
必要がある。
【0007】そして、上述した制御をより正確に行うた
めには、前記インジェクタに対してガス温度センサをで
きるだけ近くに配設し、CNG内燃機関の燃焼室内に実
際に噴射する直前の燃料温度を測定する必要がある。
【0008】このような状況から、前記ガス温度センサ
をフューエルデリバリパイプに取り付け、フューエルデ
リバリパイプ内の燃料温度を測定するようにしている。
【0009】現在、CNG内燃機関を搭載する車両の市
場はまだまだ小さいため、専用にCNG内燃機関を開発
することはコストや開発期間等多くの面でできない状態
にある。
【0010】このため、CNG内燃機関では、そのほと
んどの部品をガソリン内燃機関と共通化しているのが現
状である。
【0011】そして、ガソリン内燃機関では、エンジン
サイズをよりコンパクトなものとするために、ガソリン
内燃機関に取り付けられる部品の間にはほとんど空間が
ないような状態となっている。
【0012】この結果、フューエルデリバリパイプにガ
ス温度センサを取り付けるためには、フューエルデリバ
リパイプ周辺に残された非常に少ない空間の中にガス温
度センサをレイアウトする必要がある。
【0013】また、ガス通路内にガス温度センサの一部
が入るため、このガス温度センサの一部がガス通路を閉
塞しないようにする必要がある。
【0014】しかし、従来のCNG内燃機関用のフュー
エルデリバリパイプ102は、図8及び図9に示す如
く、角パイプによって構成されているため、ガス温度セ
ンサ108のセンサ部分である一部によってガス通路S
を閉塞しないようにするために、ガス温度センサ108
の取付位置をフューエルデリバリパイプ102の燃料ホ
ース取付部116から離間しているインジェクタ挿入孔
110よりも更に下流側、つまり離間させるように設定
するか、あるいはレイアウト上、止むを得ない場合に
は、ガス通路Sがガス温度センサ108の一部によって
多少閉塞されてしまうが、フューエルデリバリパイプ1
02の途中に設定することとなる。
【0015】このとき、角パイプ製のフューエルデリバ
リパイプ102の途中にガス温度センサ108を設定す
ると、図9に示す如く、ガス温度センサ108の取付高
さ位置が高くなってしまい、ガス温度センサ108の設
定場所の制約となるという不都合がある。
【0016】また、従来のCNG内燃機関において、図
10に示す如く、インジェクタ挿入孔110をフューエ
ルデリバリパイプ102に設置すると、設定場所の制約
となってしまうものであり、この制約を抑えるために、
図11に示す如く、インジェクタ挿入孔110をフュー
エルデリバリパイプ102内に設置すると、インジェク
タ挿入孔110がフューエルデリバリパイプ102内の
ガス通路Sを閉塞することとなり、改善が望まれてい
た。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、複数の気筒を備えた内燃機
関に燃料を供給するために、気筒列方向に沿って、前記
複数の気筒に対応したインジェクタが組み付けられたフ
ューエルデリバリパイプを設けた内燃機関の燃料供給装
置において、ガス温度センサが上面に設けられたアッパ
ケースと、インジェクタ挿入孔が下面に設けられたロア
ケースとからなるフューエルデリバリパイプを備えてい
ることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
フューエルデリバリパイプは、ガス温度センサが上面に
設けられたアッパケースと、インジェクタ挿入孔が下面
に設けられたロアケースとを備え、ガス温度センサ等の
燃料補機を設ける位置の自由度を増加し、最適な場所に
設置可能とするとともに、CNG内燃機関とガソリン内
燃機関とにおいて共通な部分を共有化し易くし、部品点
数の削減や部品管理工数の削減に貢献している。
【0019】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0020】図1〜図7はこの発明の実施例を示すもの
である。図1において、2は圧縮した天然ガスであるC
NG等の気体燃料を使用する内燃機関、例えば図示しな
いCNG内燃機関に使用されるフューエルデリバリパイ
プ、4はアッパケース、6はロアケースである。
【0021】前記フューエルデリバリパイプ2には、前
記CNG内燃機関の複数の気筒(図示せず)に対応した
図示しないインジェクタが組み付けられる。
【0022】すなわち、前記フューエルデリバリパイプ
2は、ガス温度センサ8が上面4aに設けられたアッパ
ケース4と、インジェクタ挿入孔10が下面6bに設け
られたロアケース6とからなる構成を有する。
【0023】詳述すれば、前記フューエルデリバリパイ
プ2は、断面形状がL字状断面に形成される。つまり、
フューエルデリバリパイプ2の内部に、L字状断面を有
するガス通路Sが形成されることとなる。
【0024】そして、前記フューエルデリバリパイプ2
は、図2に示す如く、ガス温度センサ8先端が挿入され
る深皿部12と、インジェクタ挿入孔10が下面6bに
設けられた浅皿部14とからなるロアケース6を備えて
いる。
【0025】また、前記フューエルデリバリパイプ2の
アッパケース4には、図1に示す如く、一端側に燃料ホ
ース取付ボス16が設けられるとともに、ほぼ中央部位
にセンサ取付ボス18が設けられ、上面4aに2個の第
1ブラケット20−1、20−2が設けられており、前
記センサ取付ボス18によってガス温度センサ8がアッ
パケース4のほぼ中央部位に設置されることとなる。
【0026】そして、前記燃料ホース取付ボス16に、
圧力センサ22を取り付けたレギュレータホース24が
取り付けられる。
【0027】更に、前記フューエルデリバリパイプ2の
ロアケース6には、図1に示す如く、前記CNG内燃機
関の複数の気筒(図示せず)に対応した図示しないイン
ジェクタを組み付けるために、ロアケース6の下面6b
の浅皿部14に複数のインジェクタ挿入孔10が設けら
れるとともに、ロアケース6の下面6bに第2及び第3
ブラケット26、28が設けられる。
【0028】ここで、参考までに、ガソリン内燃機関に
ついて説明する。このガソリン内燃機関において、前記
CNG内燃機関と共通化される構成部品には、符号に記
号「A」を付加して説明し、共通化できない構成部品に
は、新たな符号に記号「A」を付加して説明する。
【0029】前記ガソリン内燃機関においては、図6及
び図7に示す如く、フューエルデリバリパイプ2Aを、
板金プレス製の最中構造とするとともに、その断面形状
がL字状断面のものを使用している。
【0030】そして、フューエルデリバリパイプ2Aの
アッパケース4Aには、図6に示す如く、ほぼ中央部位
に燃料ホース取付ボス30Aが設けられるとともに、こ
の燃料ホース取付ボス30Aにプレッシャレギュレータ
32Aが取り付けられ、上面には2個の第1ブラケット
20A−1、20A−2が設けられる。
【0031】また、前記フューエルデリバリパイプ2A
のロアケース6Aには、図6に示す如く、図示しないイ
ンジェクタを組み付けるための複数のインジェクタ挿入
孔10Aが設けられるとともに、第2及び第3ブラケッ
ト26A、28Aが設けられる。
【0032】このため、ガソリン内燃機関とCNG内燃
機関とにおいて共通化できる構成部品としては、インジ
ェクタ挿入孔10、10Aや第1ブラケット20−1、
20A−1、20−2、20A−2、第2及び第3ブラ
ケット26、26A、28、28Aがあげられるととも
に、ロアケース6、6Aも考慮することが可能である。
【0033】次に作用を説明する。
【0034】先ず、前記フューエルデリバリパイプ2の
断面形状を、L字状断面に形成する。
【0035】そして、前記フューエルデリバリパイプ2
のアッパケース4には、図1に示す如く、一端側に燃料
ホース取付ボス16を介して圧力センサ22を取り付け
たレギュレータホース24を取り付けるとともに、ほぼ
中央部位に設けたセンサ取付ボス18にガス温度センサ
8を設置する。
【0036】また、前記フューエルデリバリパイプ2の
ロアケース6には、図1に示す如く、前記CNG内燃機
関の複数の気筒(図示せず)に対応した図示しないイン
ジェクタを組み付けるために、下面6bの浅皿部14に
設けられる複数のインジェクタ挿入孔10に図示しない
インジェクタを組み付ける。
【0037】そして、前記フューエルデリバリパイプ2
のアッパケース4の上面4aに設けられる個の第1ブラ
ケット20−1、20−2と、前記ロアケース6の下面
6bに設けられる第2及び第3ブラケット26、28と
によって、フューエルデリバリパイプ2を所定位置に固
定する。
【0038】このとき、前記フューエルデリバリパイプ
2の断面形状をL字状断面に形成したことによって、図
2に示す如く、図示しないインジェクタとガス温度セン
サ8とのフューエルデリバリパイプ2への取付位置が距
離Lだけオフセットされることとなり、図示しないイン
ジェクタとガス温度センサ8とを高さ方向でオーバラッ
プさせることが可能となり、トータルでガス温度センサ
8の取付高さが低く抑えられる。
【0039】また、前記フューエルデリバリパイプ2が
板金プレス製であることから、形状の自由度が高く、ガ
ス温度センサ8のセンサ取付ボス18の構成を変更し
(図4及び図5参照)、ガス通路Sの断面積を拡大する
ことが可能となり、ガス温度センサ8をガス通路S内に
挿入した際に減少するガス通路Sの断面積を十分に確保
できる。
【0040】これにより、前記アッパケース4とロアケ
ース6とからなるフューエルデリバリパイプ2を用いて
いるため、ガス温度センサ8等の燃料補機を設ける位置
の自由度が増加し、最適な場所に設置可能となり、実用
上有利である。
【0041】また、前記フューエルデリバリパイプ2が
上下分割タイプとなっていることにより、CNG内燃機
関とベースとなるガソリン内燃機関とにおいて、共通な
部分が共有化し易く、部品点数の削減や部品管理工数の
削減に貢献できる。
【0042】更に、前記フューエルデリバリパイプ2の
断面形状をL字状断面に形成したことにより、L字を構
成する水平部分と垂直部分とを用途に応じた方向にレイ
アウト可能となり、設計の自由度を増加させることがで
き、共通のフューエルデリバリパイプ2を多種の内燃機
関に搭載可能である。
【0043】更にまた、前記フューエルデリバリパイプ
2が、ガス温度センサ8先端が挿入される深皿部12
と、インジェクタ挿入孔10が下面6bに設けられた浅
皿部14とからなるロアケース6を備えていることによ
り、ガス温度センサ8とインジェクタ挿入孔10とが断
面方向でオフセットされて取り付けられることとなり、
ガス温度センサ8の上方への張り出し量を抑制すること
ができるとともに、挿入量の大きいガス温度センサ8を
深さ量の大きい深皿部12へ、そして挿入量の小さいイ
ンジェクタ挿入孔10を深さ量の小さい浅皿部14へレ
イアウトしたので、コンパクトなフューエルデリバリパ
イプ2及び燃料系配置が実施可能である。
【0044】また、前記フューエルデリバリパイプ2の
アッパケース4のほぼ中央部位にガス温度センサ8を設
けたことにより、気筒列方向に長いフューエルデリバリ
パイプ2のほぼ中央部位にガス温度センサ8を搭載する
ことができ、ガス温度の精度を高めることが可能であ
る。
【0045】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0046】例えば、この発明の実施例においては、フ
ューエルデリバリパイプのアッパケースのほぼ中央部位
にガス温度センサを設ける際に、アッパケースの上面に
対して直交すべく取り付ける構成としたが、少なくとも
ガス温度センサの先端部位をアッパケースの上面に対し
て傾斜させて取り付ける特別構成とすることも可能であ
る。
【0047】すなわち、ガス温度センサ全体、あるいは
ガス温度センサの先端部位のみを、アッパケースの上面
に対して傾斜、例えばレイアウト上有利、またはフュー
エルデリバリパイプ内のガスの流れに有利な側に傾斜さ
せるように取り付けるものである。
【0048】さすれば、ガス温度センサ全体を、アッパ
ケースの上面に対して傾斜させた場合には、全体の高さ
寸法を抑えることができ、レイアウト上有利であり、し
かもガス温度センサの先端部位とフューエルデリバリパ
イプのロアケース内面との間に大なる間隙が生じ、フュ
ーエルデリバリパイプ内のガスの流れに有利であるとと
もに、ガス温度センサの先端部位のみを、アッパケース
の上面に対して傾斜させた場合には、ガス温度センサの
先端部位とフューエルデリバリパイプのロアケース内面
との間に大なる間隙が生じ、フューエルデリバリパイプ
内のガスの流れに有利であるという著効を奏する。
【0049】また、この発明の実施例においては、フュ
ーエルデリバリパイプのロアケース内面を平坦に形成し
たが、ガス温度センサの先端部位に対峙する部位のみを
外側方向に湾曲させ、凹部を形成する特別構成とするこ
とも可能である。
【0050】さすれば、フューエルデリバリパイプのロ
アケース内面において、ガス温度センサの先端部位に対
峙する部位に形成した凹部によって、ガス温度センサの
先端部位とフューエルデリバリパイプのロアケースに形
成した凹部との間に間隙を生じさせることができ、この
間隙によりフューエルデリバリパイプ内のガスの流れを
円滑化し得て、実用上有利である。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの本発明によ
れば、複数の気筒を備えた内燃機関に燃料を供給するた
めに、気筒列方向に沿って、複数の気筒に対応したイン
ジェクタが組み付けられたフューエルデリバリパイプを
設けた内燃機関の燃料供給装置において、ガス温度セン
サが上面に設けられたアッパケースと、インジェクタ挿
入孔が下面に設けられたロアケースとからなるフューエ
ルデリバリパイプを備えているので、ガス温度センサ等
の燃料補機を設ける位置の自由度が増加し、最適な場所
に設置可能となり、実用上有利であるとともに、前記フ
ューエルデリバリパイプが上下分割タイプとなっている
ため、CNG内燃機関とベースとなるガソリン内燃機関
とにおいて、共通な部分が共有化し易く、部品点数の削
減や部品管理工数の削減に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すCNG内燃機関のフュ
ーエルデリバリパイプの組付図である。
【図2】フューエルデリバリパイプにガス温度センサと
インジェクタとを取り付けた状態の取り付け部位の断面
図である。
【図3】フューエルデリバリパイプの第1の例の底面図
である。
【図4】フューエルデリバリパイプの第2の例の底面図
である。
【図5】フューエルデリバリパイプにガス温度センサを
取り付けた状態の取り付け部位の断面図である。
【図6】ガソリン内燃機関のフューエルデリバリパイプ
の組付図である。
【図7】ガソリン内燃機関のフューエルデリバリパイプ
ガス温度センサ取付状態を示す断面図である。
【図8】この発明の従来技術を示すCNG内燃機関のフ
ューエルデリバリパイプの組付図である。
【図9】フューエルデリバリパイプのガス温度センサ取
付状態を示す断面図である。
【図10】インジェクタ挿入部位の第1の例を示す断面
図である。
【図11】インジェクタ挿入部位の第2の例を示す断面
図である。
【符号の説明】
2 フューエルデリバリパイプ 4 アッパケース 6 ロアケース 8 ガス温度センサ 10 インジェクタ挿入孔 12 深皿部 14 浅皿部 16 燃料ホース取付ボス 18 センサ取付ボス 20−1、20−2 第1ブラケット 22 圧力センサ 24 レギュレータホース 26 第2ブラケット 28 第3ブラケット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 55/02 350 F02M 55/02 350Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の気筒を備えた内燃機関に燃料を供
    給するために、気筒列方向に沿って、前記複数の気筒に
    対応したインジェクタが組み付けられたフューエルデリ
    バリパイプを設けた内燃機関の燃料供給装置において、
    ガス温度センサが上面に設けられたアッパケースと、イ
    ンジェクタ挿入孔が下面に設けられたロアケースとから
    なるフューエルデリバリパイプを備えていることを特徴
    とする内燃機関の燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記フューエルデリバリパイプは、断面
    形状をL字状断面としたことを特徴とする請求項1に記
    載の内燃機関の燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記フューエルデリバリパイプは、ガス
    温度センサ先端が挿入される深皿部と、インジェクタ挿
    入孔が下面に設けられた浅皿部とからなるロアケースを
    備えていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関
    の燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記ガス温度センサは、フューエルデリ
    バリパイプのアッパケースのほぼ中央部位に設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料
    供給装置。
JP2002052732A 2002-02-28 2002-02-28 内燃機関の燃料供給装置 Pending JP2003254167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002052732A JP2003254167A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 内燃機関の燃料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002052732A JP2003254167A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 内燃機関の燃料供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003254167A true JP2003254167A (ja) 2003-09-10

Family

ID=28664348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002052732A Pending JP2003254167A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 内燃機関の燃料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003254167A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010014947A1 (de) * 2010-04-14 2011-12-01 Audi Ag Kraftstoffverteileinrichtung für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zum Fertigen einer Kraftstoffverteileinrichtung
JP2013217328A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Maruyasu Industries Co Ltd ダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ
JP2014199046A (ja) * 2013-03-12 2014-10-23 株式会社デンソー 燃料加熱装置及びそれを備えた燃料レール

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010014947A1 (de) * 2010-04-14 2011-12-01 Audi Ag Kraftstoffverteileinrichtung für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zum Fertigen einer Kraftstoffverteileinrichtung
US8695570B2 (en) 2010-04-14 2014-04-15 Audi Ag Fuel distributor system for a motor vehicle, and method of manufacturing a fuel distributor system
JP2013217328A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Maruyasu Industries Co Ltd ダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ
JP2014199046A (ja) * 2013-03-12 2014-10-23 株式会社デンソー 燃料加熱装置及びそれを備えた燃料レール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6725839B2 (en) Stamped metal fuel rail
US6382182B1 (en) Fuel injector adaptor for conversion of single engines to dual fuel engines
KR100359702B1 (ko) 백본형 자동이륜차의 연료분사 장치
US9217393B2 (en) Independent fuel injection system of CNG engine
US6615801B1 (en) Fuel rail pulse damper
JP2003254167A (ja) 内燃機関の燃料供給装置
EP3604785A1 (en) Engine device
JP2011185228A (ja) 燃料供給系部品の配置構造
US6526952B1 (en) Pre-combustion chamber fuel vaporization and aeration system for internal combustion engines
JPH10331743A (ja) 内燃機関の燃料分配管構造
US20180142649A1 (en) Water vapor supply apparatus for internal combustion engine
JPH02223664A (ja) 燃料噴射装置
JP2003307164A (ja) フユーエルデリバリパイプ
JP2000073772A (ja) 筒内噴射式エンジン
CN218266142U (zh) 一种发动机
JPH0712689Y2 (ja) 噴射式燃料供給装置
CN113825899B (zh) 内燃机
US10527006B2 (en) Mounting structure of water injection device of internal combustion engine
JP3885599B2 (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JP2791386B2 (ja) 燃料供給装置のデリバリパイプ
JP2525751Y2 (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JP2012117450A (ja) デリバリパイプ取付構造
JPH0629496Y2 (ja) プレッシャレギュレ−タの取付構造
KR970007391B1 (ko) 리턴레스 휴얼 시스템용 딜리버리 파이프에서의 증기 배출장치
JPH04234565A (ja) 内燃機関の燃料噴射装置