JP2013217328A - ダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの天井壁にセンサー取付プラグを固着する場合、圧力脈動緩和機能を減少させず、固着部の応力集中を防止し、低コストの固着構造を可能とする。
【解決手段】上部ケース20と下部ケース30を嵌合固着した箱状の燃料デリバリパイプ10の天井壁は、長手方向一方端部Eを除く大部分に前壁21aが高く後壁21bが低くなる傾斜壁24を形成、傾斜壁と前壁を連結する凸湾曲壁22aの最高部で長手方向の嶺線Rを形成。傾斜壁を一方端部手前で後壁側に湾曲させ嶺線を真直に延びる部分Raと後壁側に離れる部分に分岐し両部分と一方の端部の間に嶺線と同じ高さの頂部平面壁を形成、一方端壁側及び前壁側となる位置に一段下がったプラグ取付中間平面壁26を形成、中間平面壁の前縁と一方の側縁は前壁と一方の端壁に連結し、後縁と他方の側縁は上面視でL字の立上り壁27を介し頂部平面壁に連結。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子制御燃料噴射式エンジンに燃料を供給するのに使用する燃料デリバリパイプに関する。
この種の燃料デリバリパイプには、例えば下記特許文献1に開示されたように、プレス加工により成形された上部ケース(上分割体)と下部ケース(下分割体)を一体的に接合し、下部ケースに燃料噴射弁(インジェクタ)が連結される複数個のソケット(インジェクタ挿入凹部)を所定の間隔で形成したものがある。この燃料デリバリパイプは、下部ケースに設けた複数のソケットを、多気筒エンジンの各燃料噴射弁に液密に連結して使用され、燃料ポンプから燃料供給管を介して燃料デリバリパイプ内に供給された所定圧の燃料は、コントロールユニットにより各燃料噴射弁を開閉制御することにより、作動条件に応じた最適な量がエンジンに供給されるようになっている。このような燃料デリバリパイプを含む燃料配管系では、各燃料噴射弁の周期的開閉に伴い燃料デリバリパイプの内部の燃料圧力が脈動することにより燃料噴射量のばらつきが生じて空燃比を目標範囲内に保つことができなくなるという問題がある。しかしこの問題は燃料デリバリパイプの各板部の厚さを薄くして脈動する燃料圧力に対して各壁面が板厚方向に変位しやすくし、内部空間の容積を変動しやすくして圧力脈動を緩和させることにより解決することが可能である。また上部ケースの天井壁の平面部分を傾斜させてこの平面部分の面積を広げれば壁面は板厚方向に一層変位しやすくなり、さらにこの傾斜した平面部分を凹湾曲壁または凹屈曲壁とすれば壁面の面積がさらに広がるので壁面はさらに一層変位しやすくなり、これらにより圧力脈動をさらに一層緩和させることも可能である。
なお引用文献1では、燃料デリバリパイプの共振周波数の周期がアイドリング回転数の周期未満となるようにその板厚及び形状の設定がなされているので共振現象が生じることはなく、共振により燃料デリバリパイプ内の圧力脈動の振幅が増幅されることはない。これによっても燃料圧力の脈動による燃料噴射量のばらつきは減少されるので、空燃比を目標範囲内に保つことができる。
特許第3538798号公報(段落〔0005〕、段落〔0011〕、段落〔0031〕、図3及び図4参照)。
この種の燃料デリバリパイプでは、その内部の燃料圧力を検出するセンサーが設けられることがあるが、そのようなセンサーを取り付けるためのプラグは、燃料デリバリパイプの何れか一方の端面に液密に固着するのが普通であった。しかしながら搭載性の理由でこのプラグを燃料デリバリパイプの上面に取り付けることが要望されることがあり、そのような場合には例えば図5〜図8に示すような構造の比較例が考えられる。なお図5〜図8では、縮尺の都合で右半分のみを示したが、左半分は後に図1〜図4で説明する本発明の実施形態と実質的に同一である。
図5〜図8に示す比較例の燃料デリバリパイプは、圧力センサーを取り付けるためのプラグ3を上面に液密に固着した上部ケース2と、複数のソケット5とブラケット6を固着した下部ケース4により構成されている。上部ケース2は、前壁2a1と後壁2a2と左右の端壁(右側の端壁2a3のみを示す)からなる外周壁2aと、各凸湾曲壁を介して前記外周壁2aの上縁に一体的に連結されてその上側を閉じる天井壁2bよりなり、下側が開放された細長い箱状である。図5及び図6において上部ケース2の右端部を除く範囲では、図7に示すように前壁2a1の高さは後壁2a2の高さより大であり、この範囲の天井壁2bは、図7に示すように前壁2a1側が高く後壁2a2側が低くなる傾斜壁2dを有している。この傾斜壁2dは凹湾曲壁であり、図5に示すように燃料デリバリパイプ1の後壁2a2の一部に長手方向に沿って形成された凹部の範囲を除く大半の位置においては、傾斜壁2dの裾部は水平な基礎平面壁2cになだらかに連なっている。図6に示すようにこの基礎平面壁2cは上部ケース2の右端部まで延びており、これに対し傾斜壁2dは燃料デリバリパイプ1の右端の手前で中断されて立上り壁2eにより基礎平面壁2cに連結されている。これにより基礎平面壁2cの右端部は、図5において下向きに折れ曲がった先端部2c1となっており、プラグ3はこの先端部2c1上に固着されている。この先端部2c1の横幅はプラグ3の固着が可能な最少寸法またはそれより多少大きい程度であり、先端部2c1の縦幅はそれよりも大である。
下部ケース4は底壁4aとその四周から立ち上がる外周フランジ4bからなり、底壁4aの下面には燃料噴射弁が連結される4個のソケット5(図6には2個のみを図示)と、取付穴6a有する2個のブラケット6(図6には1個のみを図示)が固着されている。下部ケース4はその外周フランジ4bの外面が上部ケース2の外周壁2aの内面に嵌合挿入されて、液密にろう付け固着される。
図5〜図8に示す比較例の燃料デリバリパイプ1では、その内部の圧力脈動の緩和に最も貢献する傾斜壁2dの面積が基礎平面壁2cの先端部2c1の横幅の分だけ減少するので圧力脈動の緩和機能が減少するが、プラグ3が固着される先端部2c1は平坦な基礎平面壁2cの面積が増大されるので、その減少は殆ど回復される。先端部2c1とこれに続く基礎平面壁2cの一部は平坦に連続されて広い平面となり、燃料デリバリパイプ1内の圧力脈動による撓みが大きくなるので、剛性が大きいプラグ3との固着部の付近に応力集中が生じる。そのためプラグ3を上部ケース2の基礎平面壁2cの先端部2c1にろう付けあるいは抵抗溶接によって固着したのでは充分な疲労強度が確保できず、TIG溶接やMIG溶接などの溶接棒を使用した溶接による固着が必要となるので、製造コストが増大するという問題がある。最近は燃料消費率の向上及びアルコール燃料への対応のため、燃料供給系の圧力が高くなる傾向にあるので、上述の問題は重要なものになっている。本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
このために、請求項1に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプは、コントロールユニットにより制御されて開閉される燃料噴射弁が連結される複数のソケットが底壁に設けられて上側が開放された細長い箱状の下部ケースと、前壁、後壁及び左右の端壁よりなる外周壁と、各凸湾曲壁を介して外周壁の上縁に一体的に連結されてその上側を閉じる天井壁を備え、下側が開放された細長い箱状の上部ケースよりなり、上部ケースは下部ケースの上側を覆って液密にろう付け固着されて、同下部ケースとの間に燃料ポンプから供給される所定圧の燃料が充満される空間を形成し、上部ケースの天井壁には空間内の燃料圧力を検出するセンサーを取り付けるためのプラグが液密に固着され、燃料噴射弁の開閉による空間内の燃料圧力の脈動に応じて両ケースの壁面の少なくとも一部を撓ませて空間の容積を変動させることにより同空間内の燃料圧力の脈動を緩和させるようにしたダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、上部ケースの天井壁の長手方向における少なくとも一方の端部を除く大部分には前壁側が高く後壁側が低くなる傾斜壁が形成されるとともに、この傾斜壁と前壁を連結する凸湾曲壁の最高部により長手方向に沿って延びる嶺線が形成され、左右の端壁のうち一方の端部側にあるものを一方の端壁とし、傾斜壁を一方の端部の手前で後壁側に湾曲させることにより嶺線を一方の端部側に真直に延びる部分とそれから後壁側に離れる部分とに分岐させてこの両部分と一方の端部の間となる天井壁に嶺線と同じ高さの頂部平面壁が形成され、この頂部平面壁の一方の端壁側及び前壁側となる角部には、上部ケースの長手方向と直交する方向の縦幅が上部ケースの前壁と後壁の間の距離よりも狭くかつプラグを固着するのに必要な最小幅またはそれより多少大きい程度の中間平面壁が、頂部平面壁より一段下がった位置に形成され、この中間平面壁の前壁側及び一方の端壁側となる各端縁は各凸湾曲壁を介して前壁及び一方の端壁に連結されるとともに、同中間平面壁の前壁及び一方の端壁と反対側となる各端縁と頂部平面壁は上側から見て略L字状の立上り壁を介して上部ケースの天井壁に連結され、プラグは中間平面壁にろう付けまたは抵抗溶接により固着したことを特徴とするものである。
請求項1に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、中間平面壁の縦幅方向と直交する方向の横幅も縦幅と同一とすることが好ましい。
請求項1または請求項2に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、傾斜壁は凹湾曲壁または凹屈曲壁とすることが好ましい。
請求項1〜3の何れか1項に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、頂部平面壁の一方の端部側となる先端部は少なくともその一部の幅を0としてもよい。
請求項1〜4の何れか1項に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、プラグには燃料デリバリパイプ内の空間に連通されるねじ穴が同軸的に貫通して形成されていることが好ましい。
請求項1に記載の発明によれば、上部ケースの天井壁の長手方向における少なくとも一方の端部を除く大部分には前壁側が高く後壁側が低くなる傾斜壁が形成されるとともに、この傾斜壁と前壁を連結する凸湾曲壁の最高部により長手方向に沿って延びる嶺線が形成され、左右の端壁のうち一方の端部側にあるものを一方の端壁とし、傾斜壁を一方の端部の手前で後壁側に湾曲させることにより嶺線を一方の端部側に真直に延びる部分とそれから後壁側に離れる部分とに分岐させてこの両部分と一方の端部の間となる天井壁に嶺線と同じ高さの頂部平面壁が形成され、この頂部平面壁の一方の端壁側及び前壁側となる角部には、上部ケースの長手方向と直交する方向の縦幅が上部ケースの前壁と後壁の間の距離よりも狭くかつプラグを固着するのに必要な最小幅またはそれより多少大きい程度の中間平面壁が、頂部平面壁より一段下がった位置に形成され、この中間平面壁の前壁側及び一方の端壁側となる各端縁は各凸湾曲壁を介して前壁及び一方の端壁に連結されるとともに、同中間平面壁の前壁及び一方の端壁と反対側となる各端縁と頂部平面壁は上側から見て略L字状の立上り壁を介して上部ケースの天井壁に連結され、プラグは中間平面壁にろう付けまたは抵抗溶接により固着されている。
このような請求項1の発明によれば、剛性の大きいプラグが固着される中間平面壁は、上部ケースの長手方向と直交する方向の縦幅がプラグを固着するのに必要な最小幅またはそれより多少大きい程度であり、プラグより外側となる部分は少ないので剛性が高く、しかも頂部平面壁より一段下がった中間平面壁の2つの外周縁は各凸湾曲壁を介して上部ケースの前壁及び一方の端壁が一体的に連結されて補強され、残る2つの外周縁も上側から見て略L字状の立上り壁を介して上部ケースの頂部平面壁が連結されて補強されているので、剛性がきわめて大となる。従って燃料デリバリパイプ内の圧力脈動による中間平面壁の撓みはわずかとなり、これによりプラグとの固着部の付近に生じる応力集中もわずかとなるのでTIG溶接やMIG溶接などの溶接棒を使用した溶接は不要となり、ろう付けあるいは抵抗溶接で必要な強度が得られる。従って製造コストを削減することができる。
また、このような請求項1の発明によるダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプでは、その内部の圧力脈動の緩和に最も貢献するのは面積が広い傾斜壁であるが、この請求項1の発明ではプラグを設ける中間平面壁は上部ケースの一方の端部側で、前壁側に寄せて形成しているのに対し、前壁側に寄せて設けた傾斜壁は上部ケースの一方の端部の手前で後壁側に湾曲させて中間平面壁と干渉するのを避けているので、長手方向に延びる傾斜壁の長さが短くなる程度は少なくなる。従って中間平面壁及びプラグを設けることに起因する、傾斜壁による圧力脈動の緩和に対する貢献度の低下はわずかである。
前項に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、中間平面壁の縦幅方向と直交する方向の横幅も縦幅と同一とした請求項2の発明によれば、中間平面壁の横幅もプラグを固着するのに必要な最小幅またはそれより多少大きい程度となり、プラグより外側の部分は一層少なくなって中間平面壁の剛性は一層高くなる。従って燃料デリバリパイプ内の圧力脈動による中間平面壁の撓みは一層少なくなり、プラグとの固着部付近となる中間平面壁に生じる応力集中も少なくなるので、ろう付けあるいは抵抗溶接で必要な強度が得られ、製造コストを削減することができる。
前2項に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、傾斜壁は凹湾曲壁または凹屈曲壁とした請求項3の発明によれば、長手方向と直交する方向における傾斜壁の長さが増大するので受圧面積が増大し、脈動する燃料圧力に対する燃料デリバリパイプ10の容積の変位量を増大させることができる。これにより燃料デリバリパイプ内の圧力脈動は一層緩和されるので、プラグとの固着部付近となる中間平面壁に生じる応力も一層小さくなる。
前3項に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、頂部平面壁の一方の端部側となる先端部は少なくともその一部の幅を0とした請求項4の発明によれば、上部ケースの後壁とプラグの間に位置して中間平面壁の剛性を補強する立上り壁及びその後に続く頂部平面壁の先端部及び凸湾曲壁による盛り上がり部の前後幅を減少させることができるので、燃料デリバリパイプの前後幅が小さい場合及び、太いプラグを必要とする場合における本発明の適用範囲を拡大することができる。
前4項に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、プラグには燃料デリバリパイプ内の空間に連通されるねじ穴が同軸的に貫通して形成されている請求項5の発明によれば、プラグの内部構造が簡単となりその外径を小さくできるので、燃料デリバリパイプの前後幅が小さい場合における本発明の適用範囲を拡大することができる。
本発明によるダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの一実施形態の全体構造を示す平面図である。 図1に示す実施形態の正面図である。 図2の3−3断面図である。 図2の4−4断面図である。 ダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの比較例の全体構造を示す平面図である 図5に示す比較例の正面図である。 図6の7−7断面図である。 図6の8−8断面図である。
以下に、図1〜図4に示す実施形態より、本発明によるダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの説明をする。この実施形態の燃料デリバリパイプ10は、図1及び図2に示すように、横方向に細長く下側が開放された上部ケース20と、同様に横方向に細長く上側が開放された下部ケース30と、燃料圧力検出用センサーを取り付けるためのプラグ28と、ポンプからの加圧された燃料が供給される燃料供給管29と、燃料噴射弁が連結される4個のソケット35と、取り付け用の2個のブラケット36により構成されている。各部材20,28,29,30,35,36は鋼材よりなるもので、防錆のためにニッケルメッキが施されており、銅ろうなどによるろう付けにより液密に一体的に固着されている。図1の平面図に示すように、燃料デリバリパイプ10の前面は一平面状であるが、後面には3箇所に大きい凹部21b1が形成され、最も右側の凹部21b1よりも右側となる部分の前後幅が最大となっている。
上部ケース20は図1及び図2において左右方向に延び、前壁21a、後壁21b及び左右の各端壁21c,21dよりなる外周壁21と、周囲に形成した各凸湾曲壁22a〜22dを介して外周壁21の上縁に一体的に連結されてその上側を閉じる天井壁22よりなり、下側が開放された細長い箱状で、プレス加工により一体的に成形されている。左右の端壁21c,21dのうち、図1及び図2において上部ケース20の右側となる一方の端部E側にあるのが一方の端壁21cである。図3及び図4に示すように、上部ケース20の外周壁21の下縁20aは外向きに湾曲され、湾曲の途中より外側の部分はトリミングにより除去されている。また外周壁21の下縁20aから所定距離上方となる位置には、次に述べる下部ケース30の外周フランジ32の上縁に当接して上部ケース20に対する下部ケース30の位置決めを行う複数の内向き突起21eが形成されている。
この上部ケース20は、左右の両端部を除く大部分の範囲では、図3に示すように前壁21aの高さが後壁21bの高さより大であり、また天井壁22は前壁21a側が高く後壁21b側が低くなる傾斜壁24に形成されている。この傾斜壁24は上部ケース20の長手方向と直交する断面において曲率半径が大きい凹湾曲壁よりなるもので、その前縁は凸湾曲壁22aを介して前壁21aに一体的に連結されている。傾斜した凹湾曲壁24の後縁は、後壁21bに凹部21b1が形成されていない範囲では、なだらかに連続される裾部平面壁23及び凸湾曲壁22bを介して後壁21bに連結される。後壁21bに凹部21b1が形成された範囲では、凹湾曲壁24の後縁は裾部平面壁23を介することなく凸湾曲壁22bを介して後壁21bに連結される。なお凹湾曲壁24は、図示のように曲率半径が大きい1つの円弧状に湾曲させる代わりに、大きい角度で屈曲された2つの平板の交差部を、凹湾曲壁24の曲率半径よりも小さい凸湾曲壁で結んだ緩い凹屈曲壁24で置き換えたものとしてもよい。前壁21aと凹湾曲壁24を連結する凸湾曲壁22aの最高部には長手方向に沿って延びる嶺線Rが形成される。
図1に示す平面図において、前壁21a側に寄せて形成された凹湾曲壁24は上部ケース20の右側となる一方の端部Eの手前で、符号24aに示すように後壁21b側に向けて湾曲され、これにより天井壁22の嶺線Rは上部ケース20の一方の端部E側に真直に延びる部分Raとそれから後壁21b側に離れる部分Rbとに分岐される。前壁21aと凹湾曲壁24を連結する凸湾曲壁22aの嶺線Rより後側の部分22a2は、分岐される部分Rbとともに後壁21b側に向けて湾曲され、両部分Ra,Rbと上部ケース20の一方の端部Eの間となる天井壁22に嶺線Rとほゞ同じ高さの頂部平面壁25が形成される。
この頂部平面壁25には、図1及び図2において右側となる上部ケース20の一方の端壁21c側及び前壁21a側となる角部で一段下がった位置に、中間平面壁26が形成されている。この中間平面壁26の、上部ケース20の長手方向と直交する方向の縦幅w及びこれと直交する方向の横幅w1は、上部ケース20の前壁21aと後壁21bの間の距離よりも狭く、かつ燃料圧力センサー取付用のプラグ28を固着するのに必要な最小幅またはそれより多少大きい程度である。この中間平面壁26の、前壁21a側及び一方の端壁21c側となるその各端縁は各凸湾曲壁22a1,22cを介して前壁21a及び一方の端壁21cに連結され、またこの前壁21a及び一方の端壁21cと反対側となるその各端縁は、上側から見て略L字状の立上り壁27を介して頂部平面壁25に連結されている。立上り壁27と頂部平面壁25及び中間平面壁26は、それぞれ小さい曲率半径の凸湾曲壁27a及び凹湾曲壁27bを介して一体的に連結されている。中間平面壁26の中央にはプラグ28のための取付穴26aが設けられている。また、略L字状の立上り壁27の縦向き部分と横向き部分は、取付穴26aと同心の円弧状部27cにより連結されている。
この中間平面壁26を形成することにより、頂部平面壁25の右側、すなわち一方の端部E側となる先端部25aの幅は細くなる。図示の実施形態では、この先端部25aは全長にわたりある程度の幅を備えまた頂部平面壁25と同じ高さとしているが、本発明はこれに限られるものではなく、先端部25aの少なくともその一部は幅を0としてもよいし、頂部平面壁25より多少低くまたは多少高くしてもよい。
燃料圧力センサー取付用のプラグ28は短い円柱状で、上面から途中まで同軸的にねじ穴28aが形成され、このねじ穴28aの底部から下方に伸びる連通孔28cの下面への開口部の回りには筒状部28bが一体的に形成されている。このプラグ28は、その筒状部28bを中間平面壁26の取付穴26aに上側から嵌合して位置決めされて、その上面にろう着け固着される。中間平面壁26に対するプラグ28の液密固着はろう付けに限らず、両者の当接面の何れか一方に筒状部28bを囲む環状突起を形成し、これを利用した抵抗溶接により行ってもよい。
また図1に示す平面図において、上部ケース20の左側となる他方の端壁21dの手前で、天井壁22の嶺線Rは後壁21b側に分岐されて、後壁21b及び他方の端壁21dとの間となる天井壁22に嶺線Rとほゞ同じ高さの小さい略三角形の第2の頂部平面壁25bが形成される。この第2の頂部平面壁25bと後壁21b及び他方の端壁21dとの間には小斜面壁22eが形成され、この小斜面壁22eにバーリング加工により形成された内向きフランジを有する開口(図示省略)には燃料供給管29の一端部が挿入されて液密にろう付け固着されている。
上述した上部ケース20の外形は複雑であるが、その形状は平面(前後左右の前壁21a〜21d、裾部平面壁23、頂部平面壁25、中間平面壁26など)、円筒面(凸湾曲壁22a〜22d、凹湾曲壁24など)及びこれらの面を滑らかに接続する曲面(球面、偏球面、ドーナツ状面、その他の立体的曲面の一部。符号は省略)よりなるもので、それらの境界線は細い実線で示した。また図3及び図4では、これらの境界線に相当する部分に小さい黒丸を付して示した。
次に下部ケース30は、図1〜図4に示すように、平坦な底壁31とその全周から立ち上げられた一定高さの外周フランジ32からなる、上側が開放された細長い箱状のプレス加工による一体成形品である。前側及び左右の外周フランジ32と底壁31は小さい曲率半径の凸湾曲壁31aで一体的に連結され、上部ケース20の後壁21bの凹部21b1と対応するような凹部が形成された後側の外周フランジ32と底壁31は、大きい曲率半径の凸湾曲壁31bで一体的に連結されている。底壁31にはソケット35を位置決め固着するための4個の丸い取付穴33が、同一の間隔をおいて形成されている。下部ケース30の外周フランジ32は、その外周面が上部ケース20の外周壁21の内周面にわずかの隙間で嵌合可能な形状となっている。
ソケット35は、主として図3に示すように、有底筒状の本体部35aと、その底面から外向きに突出する本体部35aよりも小径の筒状部35bからなる一体成形品である。このソケット35は、筒状部35bを下部ケース30の底壁31の各取付穴33に下側から挿入し、本体部35aの底面を底壁31の下面に当接して、下部ケース30に液密にろう付け固着される。このように固着されたソケット35の本体部35aの内部は、筒状部35bの内面により形成される開口35cを介して、下部ケース30とその上側を覆う上部ケース20との間に形成された空間Aと連通されている。両外側に位置する各ソケット35よりも中央側となる下部ケース30の底壁31の下面には、取付穴36aを設けたブラケット36がそれぞれ当接されてろう付け固着されている。
上部ケース20は、下部の複数箇所に内向き突起21eを形成した外周壁21を下部ケース30の外周フランジ32の外側に嵌合挿入して下部ケース30の上側全体を覆い、内向き突起21eを外周フランジ32の上縁に当接して挿入位置を決め、液密にろう付け固着して下部ケース30との間に燃料が充填される空間Aを形成する。
上述したような実施形態によれば、剛性の大きいプラグ28がろう付けまたは抵抗溶接により固着される中間平面壁26は、上部ケース20の長手方向と直交する方向の縦幅wがプラグ28を固着するのに必要な最小幅またはそれより多少大きい程度であり、プラグ28より外側となる部分は少ないので剛性が高く、しかも頂部平面壁26より一段下がった中間平面壁26の2つの外周縁は凸湾曲壁22a,22cを介して上部ケース20の前壁21a及び一方の端壁21cが一体的に連結されて補強され、残る2つの外周縁も上側から見て略L字状の立上り壁27を介して上部ケース20の頂部平面壁25が連結されて補強されているので、剛性がきわめて大となる。従って燃料デリバリパイプ10内の脈動する燃料圧力による中間平面壁26の板厚方向の撓みは、燃料供給系の圧力が高い場合であってもわずかとなる。これにより剛性が大きいプラグ28との固着部の付近に生じる応力集中もわずかとなるのでTIG溶接やMIG溶接などの溶接棒を使用した溶接は不要となり、ろう付けあるいは抵抗溶接で必要な強度が得られる。従って製造コストを削減することができる。
またこのようなダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプでは、その内部の圧力脈動の緩和に最も貢献するのは傾斜壁24及び裾部平面壁23であるが、上述した実施形態ではプラグ28を設ける中間平面壁26は上部ケース20の一方の端部E側で、前壁21a側に寄せて形成しているのに対し、前壁21a側に設けられた傾斜壁24は、一方の端部Eの手前で後壁21b側に湾曲させて中間平面壁26と干渉するのを避けており、これにより傾斜壁24の長さが短くなる程度を少なくしてその面積の減少を少なくすることができる。従って中間平面壁26及びプラグ28を設けることによる、傾斜壁24による圧力脈動の緩和に対する貢献度の低下はわずかとなる。
上述した実施形態では、中間平面壁26は縦幅w方向と直交する方向の横幅w1も縦幅wと同一寸法としており、このようにすれば、中間平面壁26の横幅w1もプラグ28を固着するのに必要な最小幅またはそれより多少大きい程度となり、プラグ28より外側の部分は一層少なくなって中間平面壁26の剛性は一層高くなる。従って燃料デリバリパイプ10内の脈動する燃料圧力による中間平面壁26の板厚方向の撓みの変動は一層少なくなり、プラグ28との固着部付近となる中間平面壁26に生じる応力集中も一層少なくなる。従ってろう付けあるいは抵抗溶接で必要な強度が得られ、製造コストを削減することができる。
また上述した実施形態では、傾斜壁24は凹湾曲壁としており、このようにすれば、上部ケース20の長手方向と直交する方向における傾斜壁24の長さが増大するので受圧面積が増大し、脈動する燃料圧力に対する燃料デリバリパイプ10の容積の変位量を増大させることができる。これにより燃料デリバリパイプ内の圧力脈動は一層緩和されるので、剛性が大きいプラグとの固着部付近となる中間平面壁に生じる応力も一層小さくなる。傾斜壁24を凹屈曲壁とした場合も、上部ケース20の長手方向と直交する方向における傾斜壁24の長さが増大して受圧面積が増大するので、同様な作用効果が得られる。
なお上述した実施形態では、頂部平面壁25の一方の端部E側となる先端部25aは全長にわたりある程度の幅を備えたものとしているが、前述のように本発明はこれに限られるものではなく、少なくともその一部の幅を0としてもよく、そのようにすれば、上部ケース20の後壁21bとプラグ28の間に位置して中間平面壁26の剛性を補強する立上り壁27及びその後に続く凸湾曲壁27a、頂部平面壁25の先端部25a及び凸湾曲壁22bによる盛り上がり部の前後幅を減少させることができる。このようにすれば、燃料デリバリパイプ10の前後幅が小さい場合でも、また太いプラグ28を必要とする場合でも、本発明を適用することが可能となる。
さらに上述した実施形態では、プラグ28には空間Aに連通されるねじ穴28aを同軸的に貫通して形成しており、そのようにすればプラグ28の内部構造が簡単となってその外径を小さくできるので、燃料デリバリパイプ10の前後幅が小さい場合でも本発明を適用することが可能となる。
20…上部ケース、21…外周壁、21a…前壁、21b…後壁、21c…一方の端壁、21d…端壁、22…天井壁、22a〜22d…凸湾曲壁、24…傾斜壁(凹湾曲壁、凹屈曲壁)、25…頂部平面壁、25a…先端部、26…中間平面壁、27…立上り壁、28…プラグ、28a…ねじ穴、30…下部ケース、31…底壁、35…ソケット、A…空間、E…一方の端部、R…嶺線、Ra,Rb…部分、w…縦幅、w1…横幅。

Claims (5)

  1. コントロールユニットにより制御されて開閉される燃料噴射弁が連結される複数のソケットが底壁に設けられて上側が開放された細長い箱状の下部ケースと、
    前壁、後壁及び左右の端壁よりなる外周壁と、各凸湾曲壁を介して前記外周壁の上縁に一体的に連結されてその上側を閉じる天井壁を備え、下側が開放された細長い箱状の上部ケースよりなり、
    前記上部ケースは前記下部ケースの上側を覆って液密にろう付け固着されて、同下部ケースとの間に燃料ポンプから供給される所定圧の燃料が充満される空間を形成し、
    前記上部ケースの天井壁には前記空間内の燃料圧力を検出するセンサーを取り付けるためのプラグが液密に固着され、
    前記燃料噴射弁の開閉による前記空間内の燃料圧力の脈動に応じて前記両ケースの壁面の少なくとも一部を撓ませて前記空間の容積を変動させることにより同空間内の燃料圧力の脈動を緩和させるようにしたダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、
    前記上部ケースの天井壁の長手方向における少なくとも一方の端部を除く大部分には前記前壁側が高く前記後壁側が低くなる傾斜壁が形成されるとともに、この傾斜壁と前記前壁を連結する前記凸湾曲壁の最高部により長手方向に沿って延びる嶺線が形成され、
    前記左右の端壁のうち前記一方の端部側にあるものを一方の端壁とし、
    前記傾斜壁を前記一方の端部の手前で前記後壁側に湾曲させることにより前記嶺線を前記一方の端部側に真直に延びる部分とそれから後壁側に離れる部分とに分岐させてこの両部分と前記一方の端部の間となる前記天井壁に前記嶺線と同じ高さの頂部平面壁が形成され、
    この頂部平面壁の前記一方の端壁側及び前記前壁側となる角部には、前記上部ケースの長手方向と直交する方向の縦幅が前記上部ケースの前壁と後壁の間の距離よりも狭くかつ前記プラグを固着するのに必要な最小幅またはそれより多少大きい程度の中間平面壁が、前記頂部平面壁より一段下がった位置に形成され、この中間平面壁の前記前壁側及び前記一方の端壁側となる各端縁は前記各凸湾曲壁を介して前記前壁及び前記一方の端壁に連結されるとともに、同中間平面壁の前記前壁及び前記一方の端壁と反対側となる各端縁と前記頂部平面壁は上側から見て略L字状の立上り壁を介して前記上部ケースの天井壁に連結され、
    前記プラグは前記中間平面壁にろう付けまたは抵抗溶接により固着したこと
    を特徴とするダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ。
  2. 請求項1に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、前記中間平面壁の前記縦幅方向と直交する方向の横幅も前記縦幅と同一としたことを特徴とするダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ。
  3. 請求項1または2に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、前記傾斜壁は凹湾曲壁または凹屈曲壁としたことを特徴とするダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、前記頂部平面壁の前記一方の端部側となる先端部は少なくともその一部の幅を0としたダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、前記プラグには前記空間に連通されるねじ穴が同軸的に貫通して形成されていることを特徴とするダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ。
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