JP6064827B2 - 燃料レール - Google Patents
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レール部は、長尺状に形成され、燃料供給源からの燃料が流れる燃料流路を有している。
加熱室形成部は、レール部の長手方向に沿って複数設けられ、加熱室、燃料流路内の燃料を加熱室内に導く入口開口部、および、加熱室内の燃料を燃料噴射弁に導く出口開口部を有している。
接続カップは、一端が加熱室形成部の出口開口部に接続し、他端に燃料噴射弁が接続される。
本発明では、加熱室形成部は、燃料流路の外側に設けられている。
また、加熱室形成部および加熱装置は、レール部の長手方向に対し垂直な特定の方向から見たとき、レール部のシルエット内に収まるよう設けられている。
レール部は、平面状の上平面部、上平面部に当接する平面状の下平面部、ならびに、上平面部および下平面部に形成された出口穴部を有している。接続カップは、一端が出口穴部を経由して出口開口部に接続している。
本発明の第1実施形態による燃料レール、および、その一部を図1〜3に示す。
図1に示すように、第1実施形態の燃料レール1は、内燃機関(以下、「エンジン」という)2の近傍に取り付けられる。エンジン2は、4つの気筒3を有する4気筒エンジンである。各気筒3には、燃焼室4が形成されている。エンジン2は、例えばエタノール等のアルコール燃料、または、アルコールとガソリンとの混合燃料を燃料として駆動する。各燃焼室4には、吸気ポート5が接続されており、当該吸気ポート5を経由して燃焼室4に吸気が導入される。吸気ポート5は、インテークマニホールド6に形成されている。
燃料レール1は、レール部20、加熱室形成部50および加熱装置60等を備えている。
図4に示すように、上部材30および下部材40は、例えば金属により長尺の板状に形成されている。ここで、上部材30と下部材40との長手方向の長さ、および、短手方向の長さは、概ね同じである。
下部材40は、上部材30に対し長手方向および短手方向が対応するよう、かつ、板厚方向で重なるよう上部材30に接合している(図1参照)。また、下部材40は、一方の面41が上部材30の他方の面32に対向するよう上部材30に接合している(図3参照)。
入口穴部33は、上部材30の一方の面31と他方の面32とを接続するよう、すなわち、上部材30を板厚方向に貫くよう形成されている。本実施形態では、入口穴部33は、取り付けられる燃料噴射弁10に対応するよう4つ形成されている。
上部材30には、長手方向の一端に燃料入口21が形成されている(図2、4参照)。燃料入口21は、上部材30の一方の面31と他方の面32とを接続するよう、すなわち、上部材30を板厚方向に貫くよう形成されている。
出口穴部43は、下部材40の一方の面41と他方の面42とを接続するよう、すなわち、下部材40を板厚方向に貫くよう形成されている。本実施形態では、出口穴部43は、取り付けられる燃料噴射弁10に対応するよう4つ形成されている。ここで、出口穴部43は、下部材40を上部材30に接合させた状態で、上部材30の出口穴部34に対応する位置に形成されている。
本体51は、略矩形柱状に形成されている。取付部52は、略矩形柱状に形成され、長手方向が本体51の長手方向と略一致するよう、本体51と一体に形成されている。ここで、加熱室形成部50は、全体としては、長い矩形柱状(ブロック状)に形成されている(図1参照)。加熱室形成部50は、長手方向がレール部20の長手方向に沿うよう、かつ、6つの外壁のうち1つが上部材30に当接するよう設けられている。
本体61は、略円筒状に形成されている。発熱部62は、例えば金属により長い円柱状に形成されている。発熱部62は、本体61と同軸となるよう本体61に設けられている。発熱部62は、電力を供給されることにより発熱する。これにより、発熱部62は、周囲の媒体(気体または液体等)を加熱することができる。
発熱部62は、加熱室500を入口開口部54が含まれる領域である入口領域510と出口開口部55が含まれる出口領域520とに分けたとき、一端が入口領域510側に位置し、他端が出口領域520側に位置するよう設けられている(図3参照)。
本実施形態では、発熱部62は、特定上壁面501に対し軸が平行になるよう設けられている。
本発明の第2実施形態による燃料レール、および、その一部を図5、6に示す。第2実施形態は、加熱室形成部の形状等が第1実施形態と異なる。
本発明の第3実施形態による燃料レール、および、その一部を図7、8に示す。第3実施形態は、加熱室の形状等が第2実施形態と異なる。
上述の実施形態では、加熱室形成部がレール部の上部材に接続するよう設けられる例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、加熱室形成部は、レール部の下部材に接続するよう設けられていてもよい。すなわち、加熱室形成部は、レール部に対し鉛直方向下側に設けられていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、加熱室の容積は、5〜9cm3に限らず、5〜9cm3以外の大きさでもよい。
また、本発明の他の実施形態では、加熱装置および発熱部は、どのような形状に形成されていてもよい。また、加熱装置は、本体を備えていなくてもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
20 ・・・・レール部
50 ・・・・加熱室形成部
54 ・・・・入口開口部
55 ・・・・出口開口部
60 ・・・・加熱装置
62 ・・・・発熱部
400 ・・・燃料流路
500 ・・・加熱室
Claims (5)
- 内燃機関(2)に燃料を供給する複数の燃料噴射弁(10)とともに前記内燃機関または前記内燃機関近傍に取り付けられ、燃料供給源(7)からの燃料を前記燃料噴射弁に分配する燃料レール(1)であって、
前記燃料供給源からの燃料が流れる燃料流路(400)を有する長尺状のレール部(20)と、
前記レール部の長手方向に沿って複数設けられ、加熱室(500)、前記燃料流路内の燃料を前記加熱室内に導く入口開口部(54)、および、前記加熱室内の燃料を前記燃料噴射弁に導く出口開口部(55)を有する加熱室形成部(50)と、
発熱可能な発熱部(62)を有し、当該発熱部が前記加熱室内に位置するよう前記加熱室形成部に設けられ、前記加熱室内の燃料を前記発熱部により加熱可能な加熱装置(60)と、
一端が前記加熱室形成部の前記出口開口部に接続し、他端に前記燃料噴射弁が接続される接続カップ(23)と、を備え、
前記加熱室形成部は、前記燃料流路の外側に設けられ、
前記加熱室形成部および前記加熱装置は、前記レール部の長手方向に対し垂直な特定の方向から見たとき、前記レール部のシルエット内に収まるよう設けられ、
前記燃料噴射弁は、前記特定の方向から見たとき、前記加熱室形成部および前記加熱装置とともに前記レール部のシルエット内に収まるよう前記接続カップに接続され、
前記レール部は、平面状の上平面部(35)、前記上平面部に当接する平面状の下平面部(45)、ならびに、前記上平面部および前記下平面部に形成された出口穴部(34、43)を有し、
前記接続カップは、一端が前記出口穴部を経由して前記出口開口部に接続していることを特徴とする燃料レール。 - 前記加熱装置は、長尺状に形成され、長手方向が前記レール部の長手方向に対し傾斜するよう設けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料レール。
- 前記加熱室は、前記燃料レールが前記内燃機関または前記内燃機関近傍に取り付けられた状態において、前記加熱室を形成する壁面のうち前記発熱部に対し鉛直方向上側の壁面である特定上壁面(501)が鉛直方向に対し傾斜するよう形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料レール。
- 前記発熱部は、棒状に形成され、前記燃料レールが前記内燃機関または前記内燃機関近傍に取り付けられた状態において、前記加熱室を形成する壁面のうち前記発熱部に対し鉛直方向上側の壁面である特定上壁面(501)に対し軸が平行になるよう設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料レール。
- 前記発熱部は、棒状に形成され、一端が前記入口開口部の近傍に位置するよう設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料レール。
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