JP2003252544A - エレベータの保守運転操作装置 - Google Patents
エレベータの保守運転操作装置Info
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- JP2003252544A JP2003252544A JP2002060778A JP2002060778A JP2003252544A JP 2003252544 A JP2003252544 A JP 2003252544A JP 2002060778 A JP2002060778 A JP 2002060778A JP 2002060778 A JP2002060778 A JP 2002060778A JP 2003252544 A JP2003252544 A JP 2003252544A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータの複数の部位で保守運転操作を行
なえるとともに、運転操作者が安心して保全作業に専念
できるエレベータの保守運転操作装置の提供。 【解決手段】 エレベータ制御部3に接続される通信線
9に着脱可能に設けられる複数の接続端子12と、乗か
ご1の操作制御信号を出力する操作制御手段13と、各
操作制御手段13に割当てられる識別情報を認識する情
報認識手段14とを備え、特定の識別情報を認識した際
に上記の操作制御信号に応じてエレベータ制御部3を作
動させるとともに、情報認識手段14が2種類以上の識
別信号を認識した際にエレベータ制御部3が上記の操作
制御信号に応答しないようにした。
なえるとともに、運転操作者が安心して保全作業に専念
できるエレベータの保守運転操作装置の提供。 【解決手段】 エレベータ制御部3に接続される通信線
9に着脱可能に設けられる複数の接続端子12と、乗か
ご1の操作制御信号を出力する操作制御手段13と、各
操作制御手段13に割当てられる識別情報を認識する情
報認識手段14とを備え、特定の識別情報を認識した際
に上記の操作制御信号に応じてエレベータ制御部3を作
動させるとともに、情報認識手段14が2種類以上の識
別信号を認識した際にエレベータ制御部3が上記の操作
制御信号に応答しないようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの保守
運転操作装置に関する。
運転操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開2000−11889
9号公報に記載されているように、乗場呼び入力装置の
内部に保守運転用接続端子を設け、前記の乗場呼び入力
装置が取外されたことを検出し乗場呼び指令を継続して
生成するエレベータの保守運転操作装置が提案されてい
る。この保守運転操作装置は、乗場呼び入力装置を取外
して保守運転用接続端子に接続された状態でエレベータ
保守運転を行なうようになっている。
9号公報に記載されているように、乗場呼び入力装置の
内部に保守運転用接続端子を設け、前記の乗場呼び入力
装置が取外されたことを検出し乗場呼び指令を継続して
生成するエレベータの保守運転操作装置が提案されてい
る。この保守運転操作装置は、乗場呼び入力装置を取外
して保守運転用接続端子に接続された状態でエレベータ
保守運転を行なうようになっている。
【0003】また、実開昭60−183773号公報に
記載されているように、昇降路下部のピット内あるいは
乗かご底部に脱着可能な保守運転用接続端子を設け、こ
の接続端子を介して保守運転手段を接続してエレベータ
保守運転を行なう方法が提案されている。
記載されているように、昇降路下部のピット内あるいは
乗かご底部に脱着可能な保守運転用接続端子を設け、こ
の接続端子を介して保守運転手段を接続してエレベータ
保守運転を行なう方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術にあっては、エレベータの保全作業の際にピッ
ト、乗場、および乗かご上部などの複数の部位でエレベ
ータ保守運転を操作できるので作業性が良好であるが、
1台のエレベータに複数の保守運転操作装置を接続した
場合に複数の運転操作者がいずれの保守運転操作装置か
らも操作でき、一部の運転操作者の意に反した保守運転
が行なわれるという懸念があるため、作業上危険性が高
くなり、運転操作者が安心してエレベータの保全作業に
専念することが難しいという問題がある。
来技術にあっては、エレベータの保全作業の際にピッ
ト、乗場、および乗かご上部などの複数の部位でエレベ
ータ保守運転を操作できるので作業性が良好であるが、
1台のエレベータに複数の保守運転操作装置を接続した
場合に複数の運転操作者がいずれの保守運転操作装置か
らも操作でき、一部の運転操作者の意に反した保守運転
が行なわれるという懸念があるため、作業上危険性が高
くなり、運転操作者が安心してエレベータの保全作業に
専念することが難しいという問題がある。
【0005】本発明は、このような従来技術における実
情に鑑みてなされたもので、その目的は、エレベータの
保全作業の際にエレベータの複数の部位で保守運転操作
を行なえるとともに、運転操作者が安心してエレベータ
の保全作業に専念することのできるエレベータの保守運
転操作装置を提供することにある。
情に鑑みてなされたもので、その目的は、エレベータの
保全作業の際にエレベータの複数の部位で保守運転操作
を行なえるとともに、運転操作者が安心してエレベータ
の保全作業に専念することのできるエレベータの保守運
転操作装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る発明は、エレベータ制御部
に接続される通信線に着脱可能に設けられる複数の接続
端子と、乗かごおよび乗場の少なくとも一方に設置さ
れ、前記乗かごの走行・停止動作を制御する操作制御信
号を前記接続端子を介して前記エレベータ制御部へ出力
する操作制御手段とを備えたエレベータの保守運転操作
装置において、前記接続端子を介して前記操作制御手段
が接続された場合、当該操作制御手段のそれぞれに割当
てられる識別情報を認識する情報認識手段を備え、この
情報認識手段により前記識別情報のうちのあらかじめ指
定される特定の識別情報を認識した際に、前記操作制御
手段から出力される操作制御信号に応じて前記エレベー
タ制御部を作動させる構成にしてある。
に、本発明の請求項1に係る発明は、エレベータ制御部
に接続される通信線に着脱可能に設けられる複数の接続
端子と、乗かごおよび乗場の少なくとも一方に設置さ
れ、前記乗かごの走行・停止動作を制御する操作制御信
号を前記接続端子を介して前記エレベータ制御部へ出力
する操作制御手段とを備えたエレベータの保守運転操作
装置において、前記接続端子を介して前記操作制御手段
が接続された場合、当該操作制御手段のそれぞれに割当
てられる識別情報を認識する情報認識手段を備え、この
情報認識手段により前記識別情報のうちのあらかじめ指
定される特定の識別情報を認識した際に、前記操作制御
手段から出力される操作制御信号に応じて前記エレベー
タ制御部を作動させる構成にしてある。
【0007】このように構成した本発明の請求項1に係
る発明では、エレベータ制御部に接続される通信線に、
接続端子を介して操作制御手段を接続したとき、この操
作制御手段に割当てられる識別情報を情報認識手段によ
り認識する。そして、この情報認識手段により前記の識
別情報のうちのあらかじめ指定される特定の識別情報を
認識した際に、操作制御手段から出力される操作制御信
号に応じてエレベータ制御部を作動させて、乗かごの走
行・停止動作を制御する。これによって、エレベータの
保全作業の際に、前記の特定の識別情報を割当てられた
操作制御手段を用いてエレベータの複数の部位で保守運
転操作を行なえる。一方、上述した特定の操作制御手段
とは異なる操作制御手段を用いてもエレベータ制御部が
作動しないので、運転操作者が安心してエレベータの保
全作業に専念することができる。
る発明では、エレベータ制御部に接続される通信線に、
接続端子を介して操作制御手段を接続したとき、この操
作制御手段に割当てられる識別情報を情報認識手段によ
り認識する。そして、この情報認識手段により前記の識
別情報のうちのあらかじめ指定される特定の識別情報を
認識した際に、操作制御手段から出力される操作制御信
号に応じてエレベータ制御部を作動させて、乗かごの走
行・停止動作を制御する。これによって、エレベータの
保全作業の際に、前記の特定の識別情報を割当てられた
操作制御手段を用いてエレベータの複数の部位で保守運
転操作を行なえる。一方、上述した特定の操作制御手段
とは異なる操作制御手段を用いてもエレベータ制御部が
作動しないので、運転操作者が安心してエレベータの保
全作業に専念することができる。
【0008】また、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1に係る発明において、前記情報認識手段が2種類
以上の識別信号を認識した場合、前記エレベータ制御部
がいずれの前記操作制御手段から出力される操作制御信
号にも応答しない構成にしてある。
求項1に係る発明において、前記情報認識手段が2種類
以上の識別信号を認識した場合、前記エレベータ制御部
がいずれの前記操作制御手段から出力される操作制御信
号にも応答しない構成にしてある。
【0009】このように構成した本発明の請求項2に係
る発明では、複数の操作制御手段が接続されている場合
に操作制御手段によるエレベータ保守運転を禁止するの
で、一部の運転操作者の意に反した保守運転が行なわれ
ることを防止でき、この点からも運転操作者が安心して
エレベータの保全作業に専念することができる。
る発明では、複数の操作制御手段が接続されている場合
に操作制御手段によるエレベータ保守運転を禁止するの
で、一部の運転操作者の意に反した保守運転が行なわれ
ることを防止でき、この点からも運転操作者が安心して
エレベータの保全作業に専念することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータの保守
運転操作装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
運転操作装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態に係るエレベー
タの保守運転操作装置を示す図、図2は本実施形態に設
けられる操作制御手段で保守運転を行なう状態を示す
図、図3は本実施形態によりエレベータ保守運転を行な
う際の処理手順を説明するフローチャートである。
タの保守運転操作装置を示す図、図2は本実施形態に設
けられる操作制御手段で保守運転を行なう状態を示す
図、図3は本実施形態によりエレベータ保守運転を行な
う際の処理手順を説明するフローチャートである。
【0012】図1に示すエレベータは、昇降路7を昇降
する乗かご1と、この乗かご1を駆動する駆動手段2
と、この駆動手段2を制御するエレベータ制御部3とを
有している。複数の乗場4のそれぞれには、乗かご1の
呼び指令を入力する乗場入力手段5と、乗かご1の位置
や移動方向を表示する表示手段6とが設置されており、
同様に、乗かご1にも、乗かご1の制御指令を入力する
かご入力手段5aと、乗かご1の位置を表示するかご表
示手段6aとが設置されている。昇降路7の所定高さ位
置には、乗かご1の位置信号などを入力する信号入力手
段8が設けられている。
する乗かご1と、この乗かご1を駆動する駆動手段2
と、この駆動手段2を制御するエレベータ制御部3とを
有している。複数の乗場4のそれぞれには、乗かご1の
呼び指令を入力する乗場入力手段5と、乗かご1の位置
や移動方向を表示する表示手段6とが設置されており、
同様に、乗かご1にも、乗かご1の制御指令を入力する
かご入力手段5aと、乗かご1の位置を表示するかご表
示手段6aとが設置されている。昇降路7の所定高さ位
置には、乗かご1の位置信号などを入力する信号入力手
段8が設けられている。
【0013】乗場4の乗場入力手段5および表示手段6
には端末側通信手段10が接続されており、この端末側
通信手段10は、接続した機器の種類で決定する機器識
別情報を記憶し、通信線9を介して乗場入力手段5およ
び表示手段6の機器識別情報および動作信号をエレベー
タ制御部3へ送信するとともに、このエレベータ制御部
3から送信される機器識別情報および制御信号を受信す
るようになっている。同様に、乗かご1のかご入力手段
5aとかご表示手段6a、および信号入力手段8にもそ
れぞれ端末側通信手段10が接続されている。エレベー
タ制御部3には、通信線9を介して端末側通信手段10
と通信を行なう制御側通信手段11が接続されている。
には端末側通信手段10が接続されており、この端末側
通信手段10は、接続した機器の種類で決定する機器識
別情報を記憶し、通信線9を介して乗場入力手段5およ
び表示手段6の機器識別情報および動作信号をエレベー
タ制御部3へ送信するとともに、このエレベータ制御部
3から送信される機器識別情報および制御信号を受信す
るようになっている。同様に、乗かご1のかご入力手段
5aとかご表示手段6a、および信号入力手段8にもそ
れぞれ端末側通信手段10が接続されている。エレベー
タ制御部3には、通信線9を介して端末側通信手段10
と通信を行なう制御側通信手段11が接続されている。
【0014】そして、本実施形態の保守運転操作装置
は、端末側通信手段10および通信線9の間に脱着可能
に設けられる複数の接続端子12と、接続端子12およ
び端末側通信手段10を介して通信線9に接続され、保
守低速運転およびエレベータ機能の操作および変更を行
なう操作制御手段13と、エレベータ制御部3に接続さ
れ、接続端子12を介して操作制御手段13が接続され
た際に当該操作制御手段13のそれぞれに割当てられる
識別情報を認識する情報認識手段14とから構成されて
いる。操作制御手段13は、各操作制御手段13にあら
かじめ設定される個別識別情報を記憶する記憶手段15
を有している。
は、端末側通信手段10および通信線9の間に脱着可能
に設けられる複数の接続端子12と、接続端子12およ
び端末側通信手段10を介して通信線9に接続され、保
守低速運転およびエレベータ機能の操作および変更を行
なう操作制御手段13と、エレベータ制御部3に接続さ
れ、接続端子12を介して操作制御手段13が接続され
た際に当該操作制御手段13のそれぞれに割当てられる
識別情報を認識する情報認識手段14とから構成されて
いる。操作制御手段13は、各操作制御手段13にあら
かじめ設定される個別識別情報を記憶する記憶手段15
を有している。
【0015】情報認識手段14は、前記の識別情報のう
ちのあらかじめ指定される特定の識別情報を認識した際
に、操作制御手段13から出力される操作制御信号に応
じてエレベータ制御部3が作動し、また、情報認識手段
14が2種類以上の識別信号を認識した場合に、エレベ
ータ制御部3がいずれの操作制御手段13から出力され
る操作制御信号にも応答しないようになっている。
ちのあらかじめ指定される特定の識別情報を認識した際
に、操作制御手段13から出力される操作制御信号に応
じてエレベータ制御部3が作動し、また、情報認識手段
14が2種類以上の識別信号を認識した場合に、エレベ
ータ制御部3がいずれの操作制御手段13から出力され
る操作制御信号にも応答しないようになっている。
【0016】この実施形態の保守運転操作装置では、図
3に示す処理手順にしたがってエレベータの保守運転を
行なうようになっている。すなわち、例えば図2に示す
ように所定の乗場4に設けられる乗場入力手段5、表示
手段6および端末側通信手段10を1つの接続端子12
から外した後、手順S1として前記の接続端子12を介
して通信線9に操作制御手段13を接続すると、手順S
2として操作制御手段13の記憶手段15から個別識別
情報が出力されるとともに、端末側通信手段10から機
器識別情報が出力され、これらの識別情報が接続端子1
2、通信線9、他の接続端子12および制御側通信手段
11を介してエレベータ制御部3に送信される。
3に示す処理手順にしたがってエレベータの保守運転を
行なうようになっている。すなわち、例えば図2に示す
ように所定の乗場4に設けられる乗場入力手段5、表示
手段6および端末側通信手段10を1つの接続端子12
から外した後、手順S1として前記の接続端子12を介
して通信線9に操作制御手段13を接続すると、手順S
2として操作制御手段13の記憶手段15から個別識別
情報が出力されるとともに、端末側通信手段10から機
器識別情報が出力され、これらの識別情報が接続端子1
2、通信線9、他の接続端子12および制御側通信手段
11を介してエレベータ制御部3に送信される。
【0017】次いで、手順S3として情報認識手段14
により上記の識別情報があらかじめ指定される特定の識
別情報であるかどうか判断する。その結果、上記の識別
情報が特定の識別情報であると判断した場合に、手順S
4として、上記の識別情報に基づいて複数の操作制御手
段13が接続端子12を介し接続されているかどうかを
判断する。その結果、1つのみの操作制御手段13が接
続されている場合に1つのみの個別識別情報を情報認識
手段15で受信するので、手順S5として、操作制御手
段13によるエレベータ保守運転を許可し、操作制御手
段13から出力される操作制御信号に応じてエレベータ
制御部3を作動させて乗かご1の走行・停止動作を制御
する。
により上記の識別情報があらかじめ指定される特定の識
別情報であるかどうか判断する。その結果、上記の識別
情報が特定の識別情報であると判断した場合に、手順S
4として、上記の識別情報に基づいて複数の操作制御手
段13が接続端子12を介し接続されているかどうかを
判断する。その結果、1つのみの操作制御手段13が接
続されている場合に1つのみの個別識別情報を情報認識
手段15で受信するので、手順S5として、操作制御手
段13によるエレベータ保守運転を許可し、操作制御手
段13から出力される操作制御信号に応じてエレベータ
制御部3を作動させて乗かご1の走行・停止動作を制御
する。
【0018】一方、手順S3で上記の識別情報が特定の
識別情報でないと判断した場合に、手順S6として操作
制御手段13によるエレベータ保守運転をエレベータ制
御部3で禁止し、エレベータ制御部3がいずれの操作制
御手段13から出力される操作制御信号にも応答しな
い。また、手順S4で複数の操作制御手段13が接続さ
れている場合に、異なる複数の個別識別情報を情報認識
手段15で認識するので複数の操作制御手段13の接続
を検出し、手順S6に進んで操作制御手段13によるエ
レベータ保守運転をエレベータ制御部3で禁止するよう
になっている。
識別情報でないと判断した場合に、手順S6として操作
制御手段13によるエレベータ保守運転をエレベータ制
御部3で禁止し、エレベータ制御部3がいずれの操作制
御手段13から出力される操作制御信号にも応答しな
い。また、手順S4で複数の操作制御手段13が接続さ
れている場合に、異なる複数の個別識別情報を情報認識
手段15で認識するので複数の操作制御手段13の接続
を検出し、手順S6に進んで操作制御手段13によるエ
レベータ保守運転をエレベータ制御部3で禁止するよう
になっている。
【0019】このように構成した実施形態にあっては、
エレベータの保全作業の際に、特定の識別情報を割当て
られた操作制御手段13を用いてエレベータの複数の部
位で保守運転操作を行なえる。一方、上述した特定の操
作制御手段13とは異なる操作制御手段を用いてもエレ
ベータ制御部が作動しないので、運転操作者が安心して
エレベータの保全作業に専念することができる。
エレベータの保全作業の際に、特定の識別情報を割当て
られた操作制御手段13を用いてエレベータの複数の部
位で保守運転操作を行なえる。一方、上述した特定の操
作制御手段13とは異なる操作制御手段を用いてもエレ
ベータ制御部が作動しないので、運転操作者が安心して
エレベータの保全作業に専念することができる。
【0020】また、この実施形態にあっては、複数の操
作制御手段13が接続されている場合に操作制御手段1
3によるエレベータ保守運転を禁止するので、一部の運
転操作者の意に反した保守運転が行なわれることを防止
でき、この点からも運転操作者が安心してエレベータの
保全作業に専念することができる。
作制御手段13が接続されている場合に操作制御手段1
3によるエレベータ保守運転を禁止するので、一部の運
転操作者の意に反した保守運転が行なわれることを防止
でき、この点からも運転操作者が安心してエレベータの
保全作業に専念することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、エレベ
ータの保全作業の際にエレベータの複数の部位で保守運
転操作を行なえるとともに、運転操作者が安心してエレ
ベータの保全作業に専念することができる。
ータの保全作業の際にエレベータの複数の部位で保守運
転操作を行なえるとともに、運転操作者が安心してエレ
ベータの保全作業に専念することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るエレベータの保守運
転操作装置を示す図である。
転操作装置を示す図である。
【図2】本実施形態に設けられる操作制御手段で保守運
転を行なう状態を示す図である。
転を行なう状態を示す図である。
【図3】本実施形態によりエレベータ保守運転を行なう
際の処理手順を説明するフローチャートである。
際の処理手順を説明するフローチャートである。
1 乗かご
3 エレベータ制御部
4 乗場
10 端末側通信手段
11 制御側通信手段
12 接続端子
13 操作制御手段
14 情報認識手段
15 記憶手段
Claims (2)
- 【請求項1】 エレベータ制御部に接続される通信線に
着脱可能に設けられる複数の接続端子と、乗かごおよび
乗場の少なくとも一方に設置され、前記乗かごの走行・
停止動作を制御する操作制御信号を前記接続端子を介し
て前記エレベータ制御部へ出力する操作制御手段とを備
えたエレベータの保守運転操作装置において、 前記接続端子を介して前記操作制御手段が接続された場
合、当該操作制御手段のそれぞれに割当てられる識別情
報を認識する情報認識手段を備え、 この情報認識手段により前記識別情報のうちのあらかじ
め指定される特定の識別情報を認識した際に、前記操作
制御手段から出力される操作制御信号に応じて前記エレ
ベータ制御部を作動させるようにしたことを特徴とする
エレベータの保守運転操作装置。 - 【請求項2】 前記情報認識手段が2種類以上の識別信
号を認識した場合、前記エレベータ制御部がいずれの前
記操作制御手段から出力される操作制御信号にも応答し
ないようにしたことを特徴とする請求項1に記載のエレ
ベータの保守運転操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002060778A JP2003252544A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | エレベータの保守運転操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002060778A JP2003252544A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | エレベータの保守運転操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003252544A true JP2003252544A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28670017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002060778A Pending JP2003252544A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | エレベータの保守運転操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003252544A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007057950A1 (ja) * | 2005-11-16 | 2007-05-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータ装置 |
KR100901224B1 (ko) | 2007-05-18 | 2009-06-08 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 장치 |
JP6552755B1 (ja) * | 2018-05-22 | 2019-07-31 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターの制御装置および制御方法 |
WO2020213148A1 (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-22 | 株式会社日立製作所 | エレベーター保守システム |
CN114644262A (zh) * | 2022-03-17 | 2022-06-21 | 上海三菱电梯有限公司 | 电梯系统与电梯系统控制方法 |
-
2002
- 2002-03-06 JP JP2002060778A patent/JP2003252544A/ja active Pending
Cited By (10)
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WO2019224914A1 (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターの制御装置および制御方法 |
CN112119026A (zh) * | 2018-05-22 | 2020-12-22 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 电梯的控制装置和控制方法 |
CN112119026B (zh) * | 2018-05-22 | 2021-09-28 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 电梯的控制装置和控制方法 |
WO2020213148A1 (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-22 | 株式会社日立製作所 | エレベーター保守システム |
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