JP2005314082A - エレベータ点検装置 - Google Patents

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賢治 遠藤
Masakazu Kin
政和 金
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Abstract

【課題】エレベータの自動点検運転を行う際にも、一般利用者の利便性を阻害しないで点検作業を行うことを可能とするエレベータ点検装置を提供する。
【解決手段】保守装置10から、エレベータ制御部3または監視装置9へ点検運転指令が発せられるに応じて点検運転を開始し、この点検運転中にエレベータ1が呼びに応答できない状態で乗り場呼び登録装置7a,7bを押された場合、そのときの入力信号を乗り場呼び登録装置7a,7bで応答できる状態になるまで保持する。
【選択図】図3

Description

本発明は、エレベータの点検を行うエレベータ点検装置に関する。
従来、エレベータの点検は専門技術者が行い、点検を行う前に各階の乗り場近傍に点検中の点検札を掲示してエレベータが点検中は使用できないことを示していた。
これは、各階のかご停止位置やドアの開閉状態などの点検を測定器や五感にて点検するために一般利用者による点検作業の妨害を防ぐためであった。
また、一般に、専門技術者は点検のみでなく、各階のエレベータドアの清掃作業やかご内の清掃作業も行っていたため、従来の方法ではエレベータの点検作業、清掃作業時は時間がかかり、一般利用者は、その間エレベータを使用できなくなり、一般利用者へ多大な不便をかける結果となっていた。
よって近年では、エレベータに自動点検運転を行わせることでエレベータの不稼動時間を低減し、かご呼び、乗り場呼びを検出したときに自動点検運転を中断する機能を有することで、利便性を向上させる技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許3041095号公報(段落番号、、、図4、図6)
ところで、上記従来技術にあって、特許文献1で提案されているものでは、エレベータの自動点検を中断する際には、エレベータが乗り場呼びに応答できる状態を前提としている。しかし、点検運転には各種状態があり、ブレーキや塔内の安全装置の動作状態及び位置を点検する場合には低速運転に切り替える必要がありこのときエレベータは乗り場呼びが入力されても応答しない状態にあり、入力された信号は消去されてしまう。
このように乗り場呼びに応答しない状態で自動点検運転を実施している場合は、乗り場呼びの入力を検出して点検運転を中断しても乗り場呼びが登録されていないため、再度乗り場呼びの入力を行わなければならず、一般利用者の利便性を考慮したものとはいえなかった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、その目的は、エレベータの自動点検運転を行う際に乗り場呼びに応答しない状態で乗り場呼びが入力されたときに、乗り場呼びの入力装置で信号を保持することにより、自動点検運転において一般利用者の利便性を阻害しないで点検作業を行うことを可能とするエレベータ点検装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明では、エレベータを制御する制御装置と、前記制御装置に接続されかご内に設置されるかご内運転盤と、乗り場に設置され前記制御装置に接続されかごの停止位置を表示する乗り場表示装置と、乗り場に設置され前記制御装置と接続されたかごを呼び寄せる乗り場呼び登録装置と、前記制御装置と接続されエレベータを監視する監視装置と、前記制御装置または前記監視装置に接続されエレベータの保守を行う保守装置と、前記監視装置と接続される電話回線と、前記電話回線を介して接続される監視センタからなるエレベータ点検装置において、前記保守装置もしくは前記かご内運転盤から、前記制御装置または前記監視装置へ点検運転指令が発せられるに応じて点検運転を開始し、前記点検運転によるエレベータの状態に従い乗り場呼びに対する応答が不可となった場合、乗り場呼び登録装置により乗り場呼び入力指令を保持することにより、エレベータの状態にかかわらず前記乗り場呼び登録装置の表示を保持し、エレベータが乗り場呼びに応答可能な状態になったときに前記制御装置に入力指令を送信することを特徴とする。
本発明によれば、このように自動点検運転中でエレベータが乗り場呼びに応答できない状態で乗り場呼び登録装置を押した場合でも、一般利用者は平常状態と同様の使い勝手で利便性を阻害されることなくいつでも快適にエレベータを利用可能である。
本発明では、エレベータの自動点検運転による点検運転状態にかかわらず、乗り場呼び釦が押された場合の表示や応答状態を同一にすることにより、一般利用者に不便をかけることがない点検運転を提供できる。
以下、本発明のエレベータ点検装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係わるエレベータ点検装置を表すブロック図、図2は本発明であるエレベータ点検装置の動作を示したフローチャート、図3はエレベータ点検装置の点検動作中断時の動作を示したフローチャートである。
図1に示す、エレベータ1は、図示しない昇降路内を昇降する乗りかご2と、この乗りかご2などの制御を行うエレベータ制御部3とを有している。乗りかご2内にかご内運転盤4が設置され、下方の乗り場5aに、乗りかご2の停止位置を表示する乗り場表示部6aと、乗りかご2を呼び寄せる乗り場呼び指令を出力する乗り場呼び登録装置7aとが設置され、上方の乗り場5bにも乗りかご2の停止位置を表示する乗り場表示部6bとが乗りかご2を呼び寄せる乗り場呼び指令を出力する乗り場呼び登録装置7bとが設置されており、これらのかご内運転盤4、乗り場表示部6a、6b、及び乗り場呼び登録装置7a、7bがそれぞれエレベータ制御部3と接続されている。
このエレベータ制御部3は、エレベータ1の平常運転時にかご内運転盤4および乗り場呼び登録装置7a、7bからの出力信号を検出して、図示していないモータやロープを制御して乗かご2を昇降させるとともに、乗り場表示部6a、6bに乗かご2の位置を表示しながらエレベータ1の運行制御を行っている。
そして、本実施形態のエレベータ点検装置8は、エレベータ制御部3に接続され、エレベータ1を監視する監視部9と、これらのエレベータ制御部3および監視部9に接続され、エレベータ1の保守を行う保守部10を備えている。
また、エレベータ制御部3には、監視部9の機能を制御するソフトウェアが組み込まれるとともに、かご内運転盤4または保守部10から出力される点検運転指令に応じて、エレベータ点検運転を開始する図示しない運転制御手段が設けられている。この運転制御手段の制御により、エレベータ点検運転中に、乗り場呼び登録装置7a、7bから乗り場呼び指令が出力された場合、エレベータ点検運転を中断して平常運転を行い、この平常運転の終了後にエレベータ点検運転を自動的に再開するようになっている。
監視部9には、電話回線11を介して監視センタ12が接続されており、エレベータ1の異常が発生した場合、監視部9は電話回線11を介して監視センタ12に通報する。さらに、監視部9にてエレベータ点検運転の結果からエレベータ1の状態を解析し、この解析結果を電話回線11を介して監視センタ12に通報するようになっている。
また、近年のエレベータはマイコン化されているため、専門技術者13は保守部10をエレベータ制御部3および監視部9の少なくとも一方に接続してエレベータ1の異常状態を確認するようになっている。
この実施形態にあっては、図2に示す処理手段にしたがってエレベータ1の点検を行うようになっている。図2に示すフローチャートによる処理は周期的に、例えば1秒毎に実行される。まずエレベータ点検運転の指令がない場合に平常運転を行い、手順S1として専門技術者13が保守部10を監視部9に接続して保守部10より点検運転指令を指示すると、監視部9は点検運転スタートであることをチェックし、手順S2としてエレベータ制御部3によりエレベータ点検運転をスタートして各乗り場5a、5bの階床レベルや、図示しないドアの開閉状況などを点検し、手順S3としてエレベータ点検運転が終了したかを確認する。
その結果、エレベータ点検運転が終了したとき、平常運転に復帰する。一方、エレベータ点検運転が終了していない場合、手順S4として乗り場呼び登録装置7a、7bの操作をチェックし、このときに例えば乗り場呼び登録装置7aが操作されると、手順S5としてエレベータ点検運転を中断し、手順S6として平常運転を行い呼びに応答する。次に、手順S7として利用客の有無により平常運転が終了したかをチェックし、この平常運転の終了後に、手順S2に戻りエレベータ点検運転を再開するようになっている。
このようにしてエレベータ点検運転を終了したならば、監視部9はエレベータ制御部3より点検運転結果を読み出して正常・異常を解析し、専門技術者14が監視部9に保守部10を接続して上記の点検運転の解析結果を読み出し点検運転結果の確認を行う。このとき、エレベータ1に異常が発生し、監視部9で解析した結果が異常である場合には、監視部9より電話回線4を介して監視センタに通報するとともに、専門技術者14は適切な処置を行うようになっている。
次に図3に示すフローチャートにより手順5のエレベータ点検運転の中断処理の詳細
を説明する。まず手順S4において乗り場呼びを検出したとき、手順51としてエレベータ1が乗り場呼びに応答できる場合は、エレベータ制御部3に対して手順S53として点検中断指令を出力し、手順S54として乗り場呼び指令を送信する。
点検運転には各種状態があり、図示しないブレーキや塔内の安全装置の動作状態及び位置を点検する場合には低速運転に切り替える必要があり、このときエレベータ制御部1は乗り場呼び登録装置7a、7bから乗り場呼び指令が入力されても応答しない状態にある。
手順S4において乗り場呼びを検出したとき、手順51として低速運転中で乗り場呼びに応答できない状態にある場合は、手順S54として乗り場呼び登録装置7aによる入力指令を保持した後、手順S55としてエレベータ制御部3に対して点検中断指令を出力する。それにより平常運転になって乗り場呼びに応答できる状態になったか否かを手順S56として判断し、平常運転になった場合は手順S53としてエレベータ制御部3に対して手順S54にて保持した乗り場呼び指令を送信する。
なお、手順S54で乗り場呼び指令を保持している間は乗り場釦を点灯させておくことで、利用客に対して通常の運転状態と同様の使い勝手を提供する。
以上説明したように、本実施の形態では点検運転中でエレベータが乗り場呼びに応答できない状態でも、乗り場呼び登録装置で入力信号を保持することにより、点検運転を中断したあと、再度乗り場呼びを登録する必要がなく、利用者の利便性を考慮した点検運転を行うことができる。
本発明の一実施の形態を表すブロック図である。 本発明の一実施の形態を表すフローチャートである。 本発明の一実施の形態を表すフローチャートである。
符号の説明
1 エレベータ
2 乗りかご
3 エレベータ制御部
4 かご内運転盤
5a,5b 乗り場
6a,6b 乗り場表示部
7a,7b 乗り場呼び登録装置
8 エレベータ点検装置
9 監視部
10 保守部
11 電話回線
12 監視センタ
13 専門技術者

Claims (2)

  1. エレベータを制御する制御部と、前記制御部に接続され、電話回線を介して監視センタに接続される監視部と、これらのエレベータ制御部および監視部の少なくとも一方に接続され、エレベータの保守を行う保守部と、乗かご内に設置されるかご内運転盤または前記保守部から出力される点検運転指令に応じて、エレベータ点検運転を開始し、前記エレベータ点検運転中に、乗り場に設けられる乗り場呼び登録装置から呼び指令が入力された場合、前記エレベータ点検運転を中断して平常運転を行い、この平常運転の終了後に前記エレベータ点検運転を再開する点検運転手段を備えたエレベータ点検装置とを有するエレベータシステムにおいて、
    前記エレベータ点検運転中に、前記エレベータ制御部が乗り場呼びに応答しない運転状態にあるときに、前記乗り場呼び登録装置から呼び指令が入力された場合に、前記乗り場呼び指令の入力により前記エレベータ点検運転を中断する手段と、前記乗り場呼び指令の入力を保持する手段と、前記エレベータが乗り場呼びに応答可能な運転状態になったときにエレベータに入力信号を送信する手段を備えたエレベータの乗り場呼び入力装置を備えたことを特徴とするエレベータ点検装置。
  2. 前記乗り場に、前記エレベータ点検運転中であることを表示するとともに、前記乗り場呼び指令が入力されたときから前記エレベータ点検運転を中断し、平常運転になるまで、入力された呼びに応答する旨を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ点検装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518863A (ja) * 2004-11-09 2008-06-05 インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト エレベータまたはエスカレータ装置のメンテナンス方法および装置
JP2009208954A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータシステム
JP2020152578A (ja) * 2020-06-24 2020-09-24 フジテック株式会社 エレベータの遠隔監視システム

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