JP4348229B2 - エレベーターの保守点検システム - Google Patents

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本発明は、エレベーターの保守点検システムに関するものである。
従来、エレベーターの保守点検作業をする場合は、その作業開始前にエレベーターの各階床の乗り場に、「点検中」という点検札を掲示した後、エレベーターの保守点検を専門に行う技術者(以下、専門技術者という)が、各階床の乗りかご停止位置や乗りかご及び乗り場のドアの開閉状態などの点検を、測定器や人間の五感によって行うようにし、しかも、乗りかご及び乗り場のドアなどの清掃作業も一緒に行うようにしていた。
そのために、エレベーターの保守点検の作業時間が長くなり、その保守点検が終了するまで、そのエレベーターを使用することができないので、そのエレベーターを利用している一般利用者に多大な不便をかける結果となっていた。
そこで、エレベーターを制御する制御盤内の制御基板に設けたメモリに予め格納された保守運転動作プログラムに従って、エレベーターの保守点検運転を自動的に行うことで、保守点検作業が効率よく行われるようにしたエレベーター制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、保守点検スイッチなどの保守切り替え動作と連動して、エレベーターの各階床の乗り場に設置されて乗りかごの停止位置を表示する乗り場位置表示器(かご位置表示器)に、保守点検中であることが自動的に表示されるようにすることにより、エレベーターの各階床の乗り場に、「点検中」という点検札を掲示する作業を省くことで、保守点検の作業時間を短縮化するようにしたエレベーター制御システムが開発されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−355471号公報(段落番号0019〜段落番号0024、図2) 特開平9−165154号公報(段落番号0006〜段落番号0009、図1)
しかしながら、上述した特開2000−355471号公報に記載のエレベーター制御装置であっても、エレベーターの保守点検運転中は、一般利用者がエレベーターを利用することができず、エレベーターの保守点検が終了するのを待ってからエレベーターを利用するしかなく、一般利用者の不便さを十分に解消することができないという問題があった。
さらに、上述した特開平9−165154号公報に記載のエレベーター制御システムは、単に保守点検中であることを自動的に乗り場位置表示器(かご位置表示器)に案内しているにすぎず、エレベーターの保守点検運転中は、一般利用者がエレベーターを利用することができないものであって、やはり、エレベーターの保守点検が終了するのを待ってからエレベーターを利用するしかなく、一般利用者の不便さを十分に解消することができないという問題があった。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、エレベーターの保守点検中でも、一般利用者がエレベーターを利用することを可能にするエレベーターの保守点検システムを提供するにある。
上記目的は、エレベーターを制御する制御盤と、この制御盤に接続されかつ乗りかご内に設置された乗りかご内運転盤と、前記制御盤に接続されかつ乗り場に設置される乗り場表示装置と、前記制御盤に接続されかつ乗り場に設置されて前記乗りかごを呼び寄せる乗り場呼び釦と、前記制御盤に接続されてエレベーターを監視する監視装置と、この監視装置若しくは前記制御盤のいずれか一方若しくは両方に接続されてエレベーターの保守点検を行う保守点検装置と、前記監視装置に通信回線で接続された監視センターを、少なくとも備えたエレベーターの保守点検システムにおいて、前記保守点検装置若しくは前記乗りかご内運転盤から前記監視装置若しくは前記制御盤に保守点検運転指令を送信させることで、前記乗りかごが保守点検運転を開始させると共に、その保守点検運転に対応するところの、前記乗り場呼び釦が押された場合における呼びの応答内容を、前記乗り場表示装置に表示するように構成し、前記保守点検装置により実施される保守点検運転は、前記乗り場呼び釦の押し操作に応答して前記乗りかごを呼び寄せることが可能な点検運転モードと、前記乗り場呼び釦の押し操作にかかわらず前記乗りかごを呼び寄せることができない点検運転モードとを含み、前記監視装置は、前記保守点検装置により実施される保守点検運転が、前記乗り場呼び釦の押し操作に応答して前記乗りかごを呼び寄せることが可能な点検運転モードか、前記乗り場呼び釦の押し操作にかかわらず前記乗りかごを呼び寄せることができない点検運転モードかを判断し、前記乗り場呼び釦の押し操作に応答して前記乗りかごを呼び寄せることが可能な点検運転モードと判断したときに、前記乗りかごを前記乗り場呼び釦の押し操作に応答させる処理を行なうことにより、達成できる。
本発明によれば、エレベーターの保守点検中であっても、乗り場表示装置に表示された呼びの応答内容を見て、乗り場呼び釦を押すことで、乗りかごを呼び寄せることができる場合には、一般利用者が乗りかごに乗って所望の階床に移動することができるようになり、一般利用者の不便さを大幅に解消することのできるエレベーターの保守点検システムを提供できた。
以下、本発明に係るエレベーターの保守点検システムの一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示すエレベーターの保守点検システム全体の機能ブロック図である。図2は本発明の一実施形態に係わるエレベーターの保守点検手順例を示すフローチャートである。
図1に示すエレベーターの保守点検システムは、エレベーターを制御する制御盤1と、この制御盤1に接続されかつ乗りかご2内に設置された乗りかご内運転盤3と、制御盤1に接続されかつ各乗り場4、4Aに設置されて乗りかご2の停止位置を表示する各乗り場表示装置5、5Aと、制御盤1に接続されかつ各乗り場4、4Aに設置されて乗りかご2を呼び寄せる各乗り場呼び釦6、6Aと、制御盤1に接続されてエレベーターを監視する監視装置7と、この監視装置7及び制御盤1に接続されてエレベーターの保守点検を行う保守点検装置8と、監視装置7に通信回線9で接続された監視センター10と、乗り場4、4Aに設置されかつ監視装置7若しくは制御盤1に乗り場表示装置5、5Aを介して接続された音声装置11、11Aを、少なくとも備えている。
乗りかご2は、建物などに立設させた昇降路内に収納されてその昇降路内を走行するものである。制御盤1は、乗り場呼び釦6、6Aなどの入力を検出して、電動機(図示せず)の回転を制御することで、乗りかご2を昇降路内の所定に位置に走行させる機能を有している。乗りかご内運転盤3は、第1のコード13により、制御盤1に接続されている。昇降路に形成した乗り場4の側壁には、乗り場表示装置5、乗り場呼び釦6及び音声装置11が設けられている。昇降路に形成した乗り場4Aには、乗り場表示装置5A、乗り場呼び釦6A及び音声装置11Aが設けられている。乗り場呼び釦6、6Aは、第2のコード14により、制御盤1に接続されている。乗り場表示装置5、5A及び音声装置11、11Aは、第3のコード15により、制御盤1に接続されている。
監視装置7は、適時若しくは常時、エレベーターを監視して、そのエレベーターに異常が発生すると、その異常を、通信回線9を介して監視センター10に通報する機能を有している。保守点検装置8は、エレベーターの保守点検時に監視装置7及び制御盤1に接続して、その監視装置7及び制御盤1に、保守点検運転指令を送信することにより、乗りかご2を走行させるなどしてエレベーターの保守点検運転を実行させる。監視センター10は、エレベーターを監視する監視装置7から遠く離れた場所に設けられており、その監視センター10内には、監視センター用端末装置12が備えられている。監視センター用端末装置12は、監視装置7から各種の監視データを、適宜に、通信回線9を介して適宜に入手することができる。通信回線9としては、有線回路若しくは無線回路が用いられている。
エレベーターの保守点検運転状態には、各種の保守点検運転状態がある。例えば、昇降路内に設置した安全装置の動作状態及び動作位置を点検する場合は、乗りかご2を低速走行させるので、その乗りかご2がドアゾーン外を走行しているときに、乗り場呼び釦6、6Aが押されても、すぐにその呼びに応答せず、一旦、保守点検運転を中断してから応答させる必要があり、通常よりも応答に時間がかかってしまう。一旦、保守点検運転を中断するタイミングは、各保守点検運転の進行状況によって決定するものとし、必ず、乗り場呼び釦6、6Aが押されて、すぐには中断することとはせず、保守点検運転の再開が容易なように、予め中断の区切りを決めておくようにする。なお、上述したように、通常よりも、応答に時間がかかる保守点検運転状態を、ここでは、点検運転モード2と称することとする。
さらに、乗りかご2の走行状態やドア(かごドア及び乗り場ドア)の開閉状態を点検する場合には、通常運転に近い状態で、乗りかご2を走行させるため、乗り場呼び釦6、6Aが押されると、すぐにその呼びが、通常運転とほとんど変わらない時間で応答する。このように、通常運転とほとんど変わらない時間で応答する保守点検運転状態を、ここでは、点検運転モード3と称することとする。
さらに、乗り場呼び釦6、6Aが押されると、すぐにその呼びが、通常運転とほとんど変わらない時間で応答できる保守点検運転状態であるにもかかわらず、実行中の保守点検運転を定められた時間までに終了させなければならない場合には、乗り場呼び釦6、6Aが押されも、すぐにその呼びに応答しない。このように、乗り場呼び釦6、6Aの呼びにすぐに応答できるのに、すぐにその呼びに応答しない保守点検運転状態を、ここでは、点検運転モード1と称することとする。これら点検運転モード1、点検運転モード2及び点検運転モード3は、専門技術者Mが保守点検装置8を使用して、切り替え設定することができるようにしてある。
次に、上記実施形態のエレベーターの保守点検システムによる保守点検手順例を、図2に基づいて、詳説する。
まず、保守点検装置8を監視装置7及び制御盤1に接続して、その保守点検装置8から監視装置7に保守点検運転指令を送信させると、図2に示す手順S1に示すように、保守点検運転スタートであるか否かにつき、監視装置7により、判断される。そして、図2に示す手順S1において、保守点検運転スタートであると判断された場合に、監視装置7から制御盤1に保守点検運転指令が送信されて、図2に示す手順S2に進む。
図2に示す手順S2においては、制御盤1に保守点検運転指令が送信されると、制御盤1によって、エレベーターの保守点検運転が行われると共に、そのエレベーターの保守点検運転状態が点検運転モード1であるか否かにつき、監視装置7により、判断される。
図2に示す手順S2において、エレベーターの保守点検運転状態が点検運転モード1であると判断された場合には、監視装置7から制御盤1を介して、乗り場表示装置5、5Aに案内表示1の指令が、かつ、音声装置11、11Aに案内放送1の指令が送信されるので、図2に示す手順S3のように、「点検中。今、呼びに応答できません。しばらくしてから釦を、押してください。」との表示が、乗り場表示装置5、5Aになされると共に、同じく、「点検中。今、呼びに応答できません。しばらくしてから釦を、押してください。」との放送が、音声装置11、11Aによって行われ、しかも、図2に示す手順S4のように、エレベーターの保守点検運転が継続して実行される。
上述した案内表示1による表示及び案内放送1による放送が行われることにより、エレベーターを利用しようとして乗り場4、4Aに待機している一般利用者は、点検札が掲示されていなくとも、乗り場表示装置5、5Aに表示された内容と音声装置11、11Aによる放送の内容によって、乗りかご2を呼び寄せることができないこと確実に知ることができる。
図2に示す手順S2において、エレベーターの保守点検運転状態が点検運転モード1でないと判断された場合には、図2に示す手順S5に進み、エレベーターの保守点検運転状態が点検運転モード2であるか否かにつき、監視装置7により、判断される。図2に示す手順S5において、エレベーターの保守点検運転状態が点検運転モード2であると判断された場合には、監視装置7から制御盤1を介して、乗り場表示装置5、5Aに案内表示2の指令が、かつ、音声装置11、11Aに案内放送2の指令が送信されるので、図2に示す手順S6のように、「点検中。釦を押してください。点検を中断し応答します。」との表示が、乗り場表示装置5、5Aになされると共に、同じく、「点検中。釦を押してください。点検を中断し応答します。」との放送が、音声装置11、11Aによって行われ、しかも、乗り場呼び釦6、6Aが押された場合にエレベーターの保守点検運転を一旦中断できる状態で、昇降路内の安全装置などの点検が制御盤1によって、図2の手順S7に示すように、実行される。
上述した案内表示2による表示及び案内放送2による放送が行われることにより、エレベーターを利用しようとして乗り場4、4Aに待機している一般利用者は、エレベーターが保守点検運転中であっても、乗り場呼び釦6、6Aを押すことで、乗りかご2を呼び寄せることができることを知ることができるので、その乗り場呼び釦6、6Aをして乗りかご2に乗ることができる。
次に、図2に示す手順S5において、エレベーターの保守点検運転状態が点検運転モード2でないと判断された場合には、図2に示す手順S8に進み、エレベーターの保守点検運転状態が点検運転モード3であるか否かにつき、監視装置7により、判断される。
図2に示す手順S8において、エレベーターの保守点検運転状態が点検運転モード3であると判断された場合には、監視装置7から制御盤1を介して、乗り場表示装置5、5Aに案内表示3の指令が、かつ、音声装置11、11Aに案内放送3の指令が送信されるので、図2に示す手順S9のように、「点検中。釦を押してください。応答します。」との表示が、乗り場表示装置5、5Aになされると共に、同じく、「点検中。釦を押してください。応答します。」との放送が、音声装置11、11Aによって行われる。
上述した案内表示3による表示及び案内放送3による放送が行われることにより、図2に示す手順S10のように、エレベーターの保守点検運転が制御盤1によって実行されていても、乗り場呼び釦6、6Aを押すことで乗りかご2を呼び寄せることができることを、エレベーターを利用しようとして乗り場4、4Aに待機している一般利用者が知ることができるので、その乗り場呼び釦6、6Aをして乗りかご2に乗ることができる。
次いで、エレベーターの保守点検運転が終了したならば、監視装置7では、保守点検運転の結果を制御盤1から読み出して、正常か異常かの解析が行われて、異常の場合には、監視装置7から通信回線9を介して監視センター10に通報される。しかも、その解析の結果を、監視装置7から保守点検装置8に読み出して、専門技術者Mが確認することで、エレベーターに異常が発生している場合には、専門技術者Mがその異常を除去するための適切な処理を施すようにすればよく、その異常の処理を迅速に行うことができる。
以上のように、上記実施形態のエレベーターの保守点検システムによれば、一般利用者は、エレベーターが保守点検運転中であっても、乗りかご2を呼び寄せることができることや乗りかご2を呼び寄せることができないことを、乗り場表示装置5、5Aや音声装置11、11Aによって、難なく確認することができ、エレベーターの利便性を向上されることができる。
さらに、上記実施形態のエレベーターの保守点検システムによれば、エレベーターが保守点検運転中であっても、乗り場呼び釦6、6Aを押すことで、乗りかご2を呼び寄せることができる場合には、一般利用者が乗りかご2に乗って所望の階床に移動することができるようになり、一般利用者の不便さが大幅に解消される。また、エレベーターの保守点検作業開始前にエレベーターの各階床の乗り場に、「点検中」という点検札を掲示するという作業をしなくともよくなるので、エレベーターの保守点検の作業時間の短縮化を図ることができる。
上記実施形態においては、保守点検運転の結果を制御盤1から監視装置7に読み出して、監視装置7にて正常か異常かの解析を行うようにしているが、これに限定されない。制御盤1にて保守点検運転の結果に基づき正常か異常かの解析をも行うようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、制御盤1若しくは監視装置7により、乗り場表示装置5、5Aに表示される内容及び音声装置11、11Aによって放送される内容を設定するようにしているが、これに限定されない。乗り場表示装置5、5Aに表示される内容及び音声装置11、11Aによって放送される内容を、保守点検装置8によって、設定するようにすることも可能である。また、乗り場表示装置5、5Aに表示される表示内容若しくは音声装置11、11Aによって放送される放送内容を、保守点検装置8から変更できるようにしているが、監視センター10の監視センター用端末装置12から変更できるようにすることも可能である。
さらに、上記実施形態においては、保守点検装置8を監視装置7及び制御盤1の両方に接続してエレベーターの保守点検を行うようにしているが、保守点検装置8を監視装置7若しくは制御盤1のいずれか一方に接続してエレベーターの保守点検を行うようにすることも可能である。また、上記実施形態における各乗り場4、4Aの側壁に設けた乗り場表示装置5、5A及び音声装置11、11Aは、別々に設けるようにしているが、乗り場表示装置5、5A内に音声装置11、11Aを組み込んだ構成にすることも可能である。また、保守点検装置8から監視装置7若しくは制御盤1に保守点検運転指令を送信させることで、乗りかご2が保守点検運転を開始するようにしているが、乗りかご内運転盤3から監視装置7若しくは制御盤1に保守点検運転指令を送信させることで、乗りかご2が保守点検運転を開始するようにすることも可能である。また、上記実施形態の乗り場表示装置5、5Aは、乗りかごの停止位置を表示と、乗り場呼び釦6、6Aが押された場合における呼びの応答内容に関する表示とを、一緒に行うようにしているが、別々にして、それぞれ専用の表示装置とすることも可能である。
さらに、上記実施形態においては、乗り場表示装置5、5Aによる表示と音声装置11、11Aによる放送の両方で、乗り場呼び釦6、6Aが押された場合における呼びの応答内容を、エレベーターを利用しようとして乗り場4、4Aに待機している一般利用者に知らしめるようにしているが、乗り場表示装置5、5Aによる表示のみにより、乗り場呼び釦6、6Aが押された場合における呼びの応答内容を、エレベーターを利用しようとして乗り場4、4Aに待機している一般利用者に知らしめるようにしてもよい。
上記実施形態では、監視装置7から制御盤1を介して乗り場表示装置5、5Aに、案内表示指令が送信されると、乗り場表示装置5、5Aに、エレベーターの保守点検運転状態に対応した案内表示1、案内表示2、案内表示3などの表示が、自動的になされるようにしているが、これに限定されない。エレベーターを利用しようとして乗り場4、4Aに待機している一般利用者が乗り場呼び釦6、6Aを押した時にのみ、乗り場表示装置5、5Aに、エレベーターの保守点検運転状態に対応した案内表示1、案内表示2、案内表示3などの表示がなされるようにしてもよい。また、監視装置7から制御盤1を介して音声装置11、11Aに案内放送指令が送信されると、音声装置11、11Aによってエレベーターの保守点検運転状態に対応した案内放送1、案内放送2、案内放送3などの放送が、自動的になされるようにしているが、これに限定されない。エレベーターを利用しようとして乗り場4、4Aに待機している一般利用者が乗り場呼び釦6、6Aを押した時にのみ音声装置11、11Aによって、エレベーターの保守点検運転状態に対応した案内放送1、案内放送2、案内放送3などの放送がなされるようにしてもよい。
本発明の一実施形態を示すエレベーターの保守点検システム全体の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係わるエレベーターの保守点検手順例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 制御盤
2 乗りかご
3 乗りかご内運転盤
4、4A 乗り場
5、5A 乗り場表示装置
6、6A 乗り場呼び釦
7 監視装置
8 保守点検装置
9 通信回線
10 監視センター
11、11A 音声装置
12 監視センター用端末装置
13 第1のコード
14 第2のコード
15 第3のコード

Claims (3)

  1. エレベーターを制御する制御盤と、この制御盤に接続されかつ乗りかご内に設置された乗りかご内運転盤と、前記制御盤に接続されかつ乗り場に設置される乗り場表示装置と、前記制御盤に接続されかつ乗り場に設置されて前記乗りかごを呼び寄せる乗り場呼び釦と、前記制御盤に接続されてエレベーターを監視する監視装置と、この監視装置若しくは前記制御盤のいずれか一方若しくは両方に接続されてエレベーターの保守点検を行う保守点検装置と、前記監視装置に通信回線で接続された監視センターを、少なくとも備えたエレベーターの保守点検システムにおいて、
    前記保守点検装置若しくは前記乗りかご内運転盤から前記監視装置若しくは前記制御盤に保守点検運転指令を送信させることで、前記乗りかごが保守点検運転を開始させると共に、その保守点検運転に対応するところの、前記乗り場呼び釦が押された場合における呼びの応答内容を、前記乗り場表示装置に表示するように構成し
    前記保守点検装置により実施される保守点検運転は、前記乗り場呼び釦の押し操作に応答して前記乗りかごを呼び寄せることが可能な点検運転モードと、前記乗り場呼び釦の押し操作にかかわらず前記乗りかごを呼び寄せることができない点検運転モードとを含み、
    前記監視装置は、前記保守点検装置により実施される保守点検運転が、前記乗り場呼び釦の押し操作に応答して前記乗りかごを呼び寄せることが可能な点検運転モードか、前記乗り場呼び釦の押し操作にかかわらず前記乗りかごを呼び寄せることができない点検運転モードかを判断し、前記乗り場呼び釦の押し操作に応答して前記乗りかごを呼び寄せることが可能な点検運転モードと判断したときに、前記乗りかごを前記乗り場呼び釦の押し操作に応答させる処理を行なうことを特徴とするエレベーターの保守点検システム。
  2. 前記乗り場に、前記監視装置若しくは前記制御盤と接続された音声装置を設けて、この音声装置によって、その保守点検運転に対応するところの、前記乗り場呼び釦が押された場合における呼びの応答内容を、放送するように構成したことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの保守点検システム。
  3. 前記乗り場表示装置に表示される表示内容若しくは前記音声装置によって放送される放送内容を、前記保守点検装置若しくは前記監視センターから変更できるように構成したことを特徴とする請求項1若しくは2記載のエレベーターの保守点検システム。
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