JP2007084245A - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一昇降路内で稼動する複数の号機の点検モード時の作業の安全確保と作業員の健康管理を図る。
【解決手段】エレベータのかご2A,2Bが通常稼動範囲と特定稼動範囲とを有する昇降路1と、かご2A,2Bが昇降路1内の特定稼動範囲内に位置しているか否かを検出する検出手段13と、これにより検出された検出結果に基づいて特定稼動範囲内に位置するかご2A,2Bを点検モードで制御する制御手段15とを備え、昇降路内に設置された複数のかご2A,2Bと、複数のかごのそれぞれに設けられると共に隣接する第1かご2Aがこの第1かご2Aに設定された第1かご2Aの通常稼動範囲以外の第1かご2Aの特定稼動範囲内に位置している場合に第2かご2Bの稼動範囲の如何に拘わらず、この第2かご2Bの昇降動作に対して特定の制限を付加するような隣接かご点検モードで第2かご2Bを制御する制御手段15A,15Bと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇降路内を昇降する複数のエレベータかごをそれぞれ任意の位置で昇降・停止させるエレベータ装置に関する。
特許文献1には、予め定められた、エレベータかごの通常稼動範囲およびこの通常稼動範囲に連続する特定稼動範囲(通常稼動範囲の最上階または最下階を越える範囲)を有する昇降路と、かごが昇降路内の特定稼動範囲内に位置するか否かを検出する検出手段と、この検出手段による検出結果に基づいて特定の稼動範囲に位置して点検モードにあるかごの稼動を制御する制御手段とを具備するエレベータが開示されている。
従来のエレベータ装置においては、制御すべき対象としてのエレベータのかごが1台の場合については、安全スイッチを点検作業員が手動でオンオフすることにより、エレベータの稼動範囲を通常稼動範囲から特定稼動範囲に変更して保守運転モードでエレベータを駆動することにより、作業員の安全を確保しながら、そのかごの点検作業を行なうことができる。これにより、例えば、かごの上部に搭乗した点検作業員は、昇降路内の最上階乗り場よりも上方の箇所で例えば清掃等の作業を行なうことができ、例えば、展望ガラスが昇降路の上端部にまで設けられている場合でもこの展望ガラスの上端部の内側を良好に清掃することが可能となっていた。
特開2004−284763号公報
しかしながら、従来のエレベータ装置によれば、同一の昇降路内でそれぞれ稼動される複数の号機が設けられている場合、1つの号機に設けられている制御装置はその号機の通常運転モードと点検運転モードとを切り替えてそれぞれのモードでの制御を行なうだけであり、点検作業員は自分が点検を行なっている号機の点検作業に関しては、特許文献1の技術により、安全が確保されていたとしても、作業をしている号機に隣接する号機が通常運転モードで稼動している状況では、隣接する号機の昇降に伴って巻き起こされる風や昇降路内堆積された塵埃の飛翔等によって保守点検の際の点検作業員の健康や安全を損なう虞があるという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、1つの昇降路内で複数の号機が稼動している場合に、点検モードで運転している当該号機の特定稼動範囲に対応する稼動範囲で運転している隣接号機の稼動を制御することにより、同一昇降路内で稼動する複数の号機のうち何れかの号機における点検モードの際の保守点検作業の安全の確保と作業員の健康管理とを実現することのできるエレベータ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の基本構成に係るエレベータ装置は、エレベータのかごが通常の昇降動作をする範囲について予め設定可能な通常稼動範囲とこの通常稼動範囲に連続する範囲である特定稼動範囲とを有する昇降路と、前記かごが前記昇降路内の前記特定稼動範囲内に位置しているか否かを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された検出結果に基づいて前記特定稼動範囲内に位置する前記かごを点検モードで制御する制御手段とを備えるエレベータ装置において、前記昇降路内に設置された複数のかごと、前記複数のかごのそれぞれに設けられると共に隣接する第1かごがこの第1かごに設定された第1かご通常稼動範囲以外の第1かご特定稼動範囲内に位置している場合に第2かごの稼動範囲の如何に拘わらず、この第2かごの昇降動作に対して特定の制限を付加するような隣接かご点検モードで前記第2かごを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記基本構成に係るエレベータ装置において、前記制御手段は、前記第1かごの前記検出手段が前記第1かご通常稼動範囲の上限と前記昇降路の最上端との間の第1かご特定稼動範囲に前記第1かごが位置していることを検出した際に前記第2かごを前記隣接かご点検モードで制御することを特徴としても良い。
上記基本構成に係るエレベータ装置において、前記制御手段は、前記第1かごの前記検出手段が前記第1かご通常稼動範囲の下限と前記昇降路の最下端との間の第1かご特定稼動範囲に前記第1かごが位置していることを検出した際に前記第2かごを前記隣接かご点検モードで制御することを特徴としても良い。
上記基本構成に係るエレベータ装置において、前記制御手段は、前記隣接かご点検モードの際に前記第1かご特定稼動範囲における前記第2かごの稼動を停止させるように前記第2かごを制御することを特徴としても良い。
上記基本構成に係るエレベータ装置において、前記制御手段は、前記隣接かご点検モードの際に前記第1かご特定稼動範囲における前記第2かごを低速で稼動させるように前記第2かごを制御することを特徴としても良い。
上記基本構成に係るエレベータ装置において、前記制御手段は、前記第1かごが点検モードにより前記第1かご特定稼動範囲にある場合の運転信号を前記第2かごに入力させて前記第2のかごの稼動を停止させるように前記第2かごを制御することを特徴としても良い。
上記基本構成に係るエレベータ装置において、前記制御手段は、前記第1かごが点検モードにより前記第1かご特定稼動範囲にある場合の運転信号を前記第2かごに入力させて前記第2かごを前記第1かご特定稼動範囲外のみで通常運転させるように前記第2かごを制御することを特徴としても良い。
上記基本構成に係るエレベータ装置において、前記第1かごに設けられた第1かご制御手段が前記第1かごを点検モードで制御すると共に前記第2かごに設けられた第2かご制御手段が前記第2かごを隣接かご点検モードで制御しているときに、ホールインジケータおよび監視盤表示器を含む稼動状態表示手段に対して前記第1および第2かごの現在の状態を表示させるように制御する表示制御部をさらに備えることを特徴としても良い。
本発明によるエレベータ装置によれば、同一の昇降路において第1かごが点検モードでその特定稼動範囲で点検作業が行なわれている時に、その特定稼動範囲に対応する範囲で昇降する第2かごの運転に特定の制限を付して稼動するように制御するので、第1かごの点検作業を行なう点検作業員の安全と健康管理を確保することができる。また、点検作業が行なわれていることをエレベータ利用者にも知らせるように構成することにより、点検作業の実施を利用者に広く知らせることができ、点検作業員ばかりでなく多くの利用者に点検作業の情報を提供することが可能となり、エレベータ駆動システム全体としての安全性の向上を図ることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るエレベータ装置の実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
まず、図1ないし図4を用いて、本発明の第1実施形態によるエレベータ装置を説明する。第1実施形態の基本構成を示す図1において、エレベータの昇降路1には展望ガラス1aが設けられ、この昇降路1内をA号機とB号機の2台のエレベータのかご2Aおよび2Bが昇降する。これらのかご2Aおよび2Bを駆動する方式は、ロープ3を介してシーブ4a,4bによりカウンタウェイト5の釣り合いによって昇降される釣合昇降方式でも良く、例えば、油圧昇降方式やリニア昇降方式などの他の方式であっても良い。
図1の左側に示されたA号機においては、昇降路1の最上階6a付近に、強制減速リミットスイッチ7aが設けられ、このスイッチ7aからかご2A側面に設けられた渦巻カム10の寸法に合わせて、強制減速リミットスイッチ7aのオン状態が途切れないように複数の強制減速リミットスイッチ7cが一定の間隔で設置されている。方向制限リミットスイッチ8aおよびファイナルリミットスイッチ9aは、昇降路1の上端の天井に近い箇所に設置されている。昇降路1の各種スイッチ取り付け壁面に対向するかご2A,2Bの側面には、各スイッチの接触子に接触する渦巻カム10が設けられている。昇降路1の底面には、昇降路1最下端でかご2Aおよび2Bを受け止めるかごバッファ11aと、カウンタウェイト5の下降を受け止めるカウンタウェイトバッファ11bとがA号機用とB号機用の2対それぞれ設けられている。
図1に示された例では、A号機のかご2Aの上に点検の作業員12が搭乗して点検作業を行なう間にB号機が作業員12に対する安全を考慮して昇降する場合を示しているが、A号機とB号機とで逆の動作状態となることもあり得るので、かご2Bの上にも安全スイッチ13が設けられている。B号機の最上階6aはA号機の最上階6aよりも上方にあるのでこの第1実施形態は上方段違いの例を示しており、B号機のスイッチ類が設けられている昇降路1の右側の側壁に記載されているのは、上からB号機の最上階6a、A号機の最上階6ab、A号機とB号機に共通の最下階6bである。B号機は、自号機の通常稼動範囲である図1の昇降路1右側の通常稼動範囲6a〜6bでは通常に稼動してもよいはずであるが、A号機が保守点検作業中である場合には、A号機の特定稼働範囲である6a〜6ab間を隣接号機特定角範囲であるものと判断して、かご2Bの停止や低速運転等の制限的な稼動を行なうように制御される。
以上の基本的な構成を備える第1実施形態に係るエレベータ装置は、エレベータのかご2Aまたは2Bが通常の昇降動作をする範囲について予め設定可能な通常稼動範囲(6aと6bの間)とこの通常稼動範囲に連続する範囲である特定稼動範囲(6aより上方か6bより下方)とを有する昇降路1と、かご2Aまたは2Bが昇降路1内の特定稼動範囲内に位置しているか否かを検出する検出手段7aと、検出手段7aにより検出された検出結果に基づいて特定稼動範囲内(6aより上方)に位置するかご2Aまたは2Bを点検モードで制御する制御手段15を備えるエレベータ装置において、昇降路1内に設置された複数のかご2A,2Bと、複数のかご2A,2Bのそれぞれに設けられると共に隣接する第1かごがこの第1かご2Aに設定された第1かご通常稼動範囲以外の第1かご特定稼動範囲内(6aより上方)に位置している場合に第2かご2Bの稼動範囲の如何に拘わらずこの第2かご2Bの昇降動作に特定の制限を付加するような隣接かご点検モードで第2かご2Bを制御する制御手段15Bを備える。
エレベータ制御装置15は、A号機制御部15AとB号機制御部15Bとより構成されている。A号機制御部15Aは、A号機がその特定稼動範囲内で運転されていることを示す運転信号20をB号機制御部15Bに出力し、B号機制御部15Bは、B号機がその特定稼動範囲内で運転されていることを示す運転信号21をA号機制御部15Aに出力している。
図1の第1実施形態においては、通常稼動範囲が上方段違いとなったB号機用の強制減速リミットスイッチ7a、方向制限リミットスイッチ8a、ファイナルリミットスイッチ9aの取り付け位置は、B号機の最上階6aの上下にそれぞれ位置しているが、強制減速リミットスイッチ7aと方向制限リミットスイッチ8aとの間にA号機のような複数の強制減速リミットスイッチ7cを設けるようにしても良い。
次に、第1実施形態の動作を説明するためのフローチャートを示す図2を参照しながら図1のエレベータ装置の動作を説明する。図2のフローチャートは、A号機の動作を中心にして記載されており、このエレベータの昇降動作においてかご2Aは最上階乗り場6aに対して下方側から上方側へと稼動しているものとする。図2において、まず、作業員12がA号機のかご2Aの上の安全スイッチ13を押下して保守点検モードを設定すると、エレベータの制御装置15のA号機制御部15Aに点検信号13aが出力され、A号機制御部15Aは現在の運転モードが通常運転モードであるか保守運転モードであるかを判別する(ステップS101)。
この判別の結果、現在の運転モードが通常運転モードであるものと判別された場合、ステップS130で隣接号機すなわちこの場合B号機が保守運転モードであるか否かが判断され、B号機が保守運転モードで運転されているときには図4を用いて後述する隣接かご点検モードで運転する。ステップS130で隣接かごが保守運転モードでないものと判断されたときには、エレベータの制御装置15は、通常運転モード用の所定の速度(例えば毎分90メートル)によりかご2Aの運転を行なう(ステップS109)。また、ステップS101で現在の運転モードが通常運転モードに設定されているものと判別された場合には、かご2Aの昇降速度を保守運転モード用の所定の低速度(例えば毎分15メートル)になるように減速させる(ステップS102)。かご2Aの稼動によって、渦巻カム10が強制減速リミットスイッチ7aと接触した場合には、このスイッチ7aがオン状態となり(ステップS103)、その後、ステップS120で隣接する号機があるか否かが判別され、隣接する号機がある場合には図3で後述する処理を行なう。隣接号機がないものと判別された場合、かご2Aはそのまま昇降路1内を上方に向かって最上階の上方へと稼動する(ステップS104)。
かご2Aはさらに上方に稼動して、渦巻カム10が方向制限リミットスイッチ8aと接触した場合には、このスイッチ8aがオン状態となり(ステップS105)、かご2A内の図示しない昇降操作ボタンによって上方への稼動を指示する操作が無効となりA号機の上方稼動が禁止される(ステップS106)。かご2Aがさらに上方へ稼動して、渦巻カム10がファイナルリミットスイッチ9aに接触した場合には、このスイッチ9aがオン状態となり、スイッチ9aがオンと判別されたときには(ステップS107)、かご2Aの昇降動作は強制的に停止させられて(ステップS108)、処理動作が終了する。
一方、通常運転モード(ステップS109)において、機器の異常等によってかご2Aが最上階乗り場6aの着床位置よりも上方に稼動し、渦巻カム10が強制減速リミットスイッチ7aと接触した場合には、かご2Aの昇降速度が毎分45メートル以下となるように減速される(ステップS110〜S111)。かご2Aがさらに上方に稼動して渦巻カム10がファイナルリミットスイッチ9aと接触したか否かを判別して(ステップS112)、接触した場合には運転が停止され(ステップS113)、処理が終了する。
以上のような動作によれば、方向制限スイッチ8aおよびファイナルリミットスイッチ9aをA号機の最上階乗り場6aの着床位置に対して上方に設置しているので、かご2Aを最上階乗り場6aの着床位置よりも上方に稼動させてもA号機のかごの運転を継続することができる。これにより、かご2Aの上面に搭乗した作業員12は、昇降路1内の最上階乗り場6aよりも上方の箇所で点検作業を行なうことができ、例えば昇降路1の展望ガラス1aが昇降路1内の上端部にまで設けられている場合であっても、展望ガラス1a等の清掃を行なうことができる。
図3は、図2のA号機の保守運転モードの際のステップS120以降の処理動作を示すフローチャートであり、同図において、A号機のかご2Aが最上階6aを超える特定稼動範囲で運転中であるか否かを判別して(ステップS121)、かご2Aが特定稼動範囲で運転中である場合、隣接する号機、この場合B号機に対して、A号機がその特定稼動範囲内で運転されていることを示す運転信号20を出力している(ステップS122)。A号機は、自機のかご2Aが特定稼動範囲内で稼動している間は、常にこのステップS121の判別を繰り返している。ステップS121での判別によりA号機のかご2Aがその特定稼動範囲内で運転中ではないものと判別された場合には、隣接号機すなわちB号機に対して出力していたA号機の特定稼動範囲での運転を示す運転信号20の出力を停止する(ステップS123)。
保守運転モードで稼動しているA号機の制御に対して、図4はB号機の制御を示すフローチャートであり、図2の全体的な動作の流れがB号機にも適用されるとすると、図2のステップS130の判別により隣接号機すなわちA号機が保守運転モードであるものと判別された場合に、A号機からの特定稼動範囲で運転していることを示す運転信号20が入力中であるか否かを判別する(ステップS131)。A号機がその特定稼動範囲で運転中であるものと判別された場合、B号機はエレベータの運転を停止させる(ステップS132)が、A号機から特定稼動範囲での運転信号20を入力していないものと判別された場合にはB号機のエレベータは通常の運転を行なう(ステップS133)。
なお、第1実施形態は、引用文献1に記載された従来のエレベータ装置に対して、隣接号機に特定稼動範囲(最上階を超える範囲)での運転信号20を出力して、図3および図4のフローチャートに示すような処理を付加した点が異なっており、このような第1実施形態の構成によれば、かご2Aが昇降路1における通常稼動範囲に連続する特定稼動範囲内に位置した場合に、保守運転モードで保守点検作業を行なっているときに、隣接する号機であるB号機のかご2Bの昇降を停止させて作業の安全を図るものである。
[第2実施形態]
次に、図5を参照しながら、第2実施形態に係るエレベータ装置について説明する。この第2実施形態は、第1実施形態におけるB号機の動作について、図4に示すように、A号機が特定稼動範囲での運転信号を出力しているときにB号機の運転を停止させていたのに対して、図5に示すように、B号機をA号機特定稼動範囲以外でのみ通常運転するようにしたものである。
図1ないし図3に示された構成および処理の流れは第1実施形態のエレベータ装置と同様なので重複説明を省略する。図2のフローチャートをB号機の動作に適用した場合において、B号機は保守運転モードでないのでステップS101からステップS130に進んで隣接号機すなわちA号機が保守運転モードであるか否かが判別され、A号機は保守運転モードであるので、図5のフローチャートへと進んで、B号機における処理動作が開始される。
ステップS141で、B号機がA号機から特定稼動範囲での運転信号20を入力しているか否かが判別され、この運転信号20がA号機から出力されている間はB号機をA号機特定稼動範囲以外で通常運転するようにしている(ステップS142)。また、A号機から特定稼動範囲での運転信号20が入力されていないものと判別された場合、ステップS143でB号機は通常の運転を行なう。
以上のように、第2実施形態によれば、第1実施形態のようにA号機が点検モードの場合にB号機の稼動を完全に停止させるのではなく、A号機の特定稼動範囲内のみ停止させてA号機の特定稼動範囲以外の範囲では通常運転をさせるようにしているので、複数の号機のうちの1つの号機が保守点検モードの場合でも他の号機は保守点検モードの号機の保守作業を妨げることのない範囲で通常運転を行なうことができる。
なお、第1および第2実施形態においては、A号機がその特定稼動範囲にある場合に運転信号20を出力し、B号機はこの運転信号20を入力している間は、稼動を完全に停止するか、A号機の特定稼動範囲外のみを通常運転させるものとして説明したが、本発明はこれに限定されず、隣接かごすなわちA号機点検モードの際にA号機の特定稼動範囲における第2かご2Bの稼動を停止させるように第2かご2Bを制御しても良い。また、隣接かご点検モードの際にA号機の特定稼動範囲における前記第2かご2Bを停止させずに低速で稼動させるようにしても良い。
[第3実施形態]
次に、図6および図7を参照しながら第3実施形態に係るエレベータ装置について説明する。第1および第2実施形態は、A号機の通常稼動範囲に対してB号機の通常稼動範囲が上方に段違いとなっていたが、この第3実施形態では、A号機の通常稼動範囲に対してB号機の通常稼動範囲が下方へ段違いになっている例である。
図6において、A号機の通常稼動範囲は、最上階6aから最下階6bの間である。A号機、B号機ともに、かご2A,2Bは、ロープ3を介してシーブ4a、4bによりカウンタウェイト5との釣り合いにより昇降されている。昇降路1の最下階6b付近には、強制減速リミットスイッチ7bからかご2Aに設けられている渦巻カム10の寸法に合わせて強制減速スイッチ7bが途切れることのないように、複数の強制減速スイッチ7dが一定の間隔で配置されている。また、方向制限スイッチ8bおよびファイナルリミットスイッチ9bも昇降路1の下方側に位置がずれさせられて設けられている。
図6におけるB号機は、その通常稼動範囲がA号機の通常稼動範囲よりも昇降路1の下方側に位置ずれしており、B号機の最上階6aはA号機の最上階6aと同じであるが、B号機の最下階6bは、A号機の最下階に相当する6abよりも下方側に段違いに位置がずれている。強制減速リミットスイッチ7b、方向制限リミットスイッチ8bおよびファイナルリミットスイッチ9b等の位置は通常のエレベータ装置と変わらない。
図7は第3実施形態に係るエレベータ装置の処理動作を説明するためのフローチャートであり、このエレベータの昇降動作において、かご2Aは最下階乗り場6bに対して上方位置から下方位置へと稼動しているものとする。まず、作業員12がA号機のかご2Aの上面に設けられた安全スイッチ13を押下することにより、点検用の保守運転モードが設定されると、A号機制御部15Aに点検信号13aが出力され、A号機制御部15Aは現在の運転モードが通常運転モードに設定されているか保守運転モードに設定されているかを判別する(ステップS101)。
ステップS101の判別の結果、現在の運転モードが通常運転モードであるものと判別された場合、ステップS130で隣接号機すなわちこの場合B号機が保守運転モードであるか否かが判断され、B号機が保守運転モードで運転されているときには図4を用いて前述した隣接かご点検モードで運転する。
ステップS130で隣接かごが保守運転モードでないものと判断されたときには、エレベータの制御装置15は、通常運転モード用の所定の速度(例えば毎分90メートル)によりかご2の運転を行なう(ステップS109)。
また、ステップS101で現在の運転モードが保守運転モードに設定されているものと判別された場合には、かご2Aの昇降速度を保守運転モード用の所定の低速度(例えば毎分15メートル)になるように減速させる(ステップS102)。かご2Aの稼動により渦巻カム10が強制減速リミットスイッチ7bと接触した場合には、このスイッチ7bがオン状態となり(ステップS103)、その後、ステップS120で隣接する号機があるか否かが判別され、隣接する号機がある場合には、前述した図3の処理を行なう。隣接号機がないものと判別された場合、かご2Aはそのまま昇降路1内を下方に向かって最下階よりも下方へ稼動する(ステップS104)。
かご2Aはさらに下方に稼動して、渦巻カム10が方向制限リミットスイッチ8bと接触した場合には、このスイッチ8bがオン状態となり(ステップS105)、かご2A内の図示しない昇降操作ボタンによって下方への稼動を指示する操作が無効となりA号機の下方稼動が禁止される(ステップS106)。かご2Aがさらに下方へ稼動して、渦巻カム10がファイナルリミットスイッチ9bに接触した場合には、このスイッチ9bがオン状態となり、スイッチ9bがオンと判別されたときには(ステップS107)、かご2Aの昇降動作は強制的に停止させられて(ステップS108)、処理動作が終了する。
一方、通常運転モード(ステップS109)において、機器の異常等によってかご2Aが最下階乗り場6bの着床位置よりも下方に稼動し、渦巻カム10が強制減速リミットスイッチ7bと接触した場合には、かご2Aの昇降速度が毎分45メートル以下となるように減速される(ステップS110〜S111)。かご2Aがさらに下方に稼動して渦巻カム10がファイナルリミットスイッチ9bと接触したか否かを判別して(ステップS112)、接触した場合には運転が停止され(ステップS113)、処理が終了する。
このような構成によれば、方向制限リミットスイッチ8bおよびファイナルリミットスイッチ9bは最下階乗り場6bの着床位置に対して下方に設けられているので、かご2Aを最下階乗り場6bの着床位置に対して下方に稼動させても、当該A号機のかごの運転を継続させることができる。これにより、A号機のかご2Aの上部に乗った作業員12は、昇降路1内の最下階乗り場6bよりも下方の箇所で保守点検作業を行なうことができ、例えば昇降路1の展望ガラス1aが昇降路1の最下端部分にまで設けられている場合でもこの展望ガラス1aの最下端部分を清掃することができる。
このときの第3実施形態に係るエレベータ装置における処理動作の流れは図3に示す第1実施形態における動作の流れと同じである。図3は、図2のA号機の保守運転モードの際のステップS120以降の処理動作を示すフローチャートであり、同図において、A号機のかご2Aが最下階6bを超える特定稼動範囲で運転中であるか否かを判別して(ステップS121)、かご2Aが特定稼動範囲で運転中である場合、隣接する号機、この場合B号機に対してA号機がその特定稼動範囲内で運転されていることを示す運転信号20を出力している(ステップS122)。A号機は、自機のかご2Aが特定稼動範囲内で稼動している間は常にこのステップS121の判別を繰り返している。ステップS121での判別によりA号機のかご2Aがその特定稼動範囲内で運転中ではないものと判別された場合には、隣接号機すなわちB号機に対して出力していたA号機が特定稼動範囲で運転していることを示す運転信号の出力を停止する(ステップS123)。
保守運転モードで稼動しているA号機の制御に対して、図4はB号機の制御を示すフローチャートであり、図2の全体的な動作の流れがB号機にも適用されるとすると、図2のステップS130の判別により隣接号機すなわちA号機が保守運転モードであるものと判別された場合に、A号機からの特定稼動範囲で運転していることを示す運転信号が入力中であるか否かを判別する(ステップS131)。A号機がその特定稼動範囲で運転中であるものと判別された場合、B号機はエレベータの運転を停止させる(ステップS132)が、A号機から特定稼動範囲での運転信号を入力していないものと判別された場合にはB号機のエレベータは通常の運転を行なう(ステップS133)。
なお、第1実施形態は、引用文献1に記載された従来のエレベータ装置に対して、隣接号機に特定稼動範囲(最下階を超える範囲)での運転信号20を出力して、図3および図4のフローチャートに示すような処理を付加した点が異なっており、このような第3実施形態の構成によれば、かご2Aが昇降路1における通常稼動範囲に連続する特定稼動範囲内に位置した場合に、保守運転モードで点検作業を行なっているときに、隣接する号機を停止させて作業の安全を図るものである。なお、図7の処理ステップS130において、隣接号機この場合B号機が保守運転モードであるか否かの判断は、B号機のかご2Bの上面に設けられた安全スイッチ13が押下されて点検信号13aがB号機制御部15Bに出力され、B号機制御部15BよりA号機制御部15AにB号機がその特定稼動範囲内で運転されていることを示す運転信号21が出力されることにより、処理が行なわれている。
なお、重複説明を省略するが、この第3実施形態においても、第1実施形態に対する第2実施形態のように、B号機において図5のような制御を行なうことが可能である。すなわち、B号機制御部15BがA号機のかご2Aの特定稼動範囲内での運転信号20を入力中であるか否かを判別して、A号機のかご2Aが特定稼動範囲で運転している場合には、B号機のかご2Bの稼動をA号機の特定稼動範囲以外でのみ通常運転させ、A号機のかご2Aが特定稼動範囲内で運転しておらず通常運転をしている場合には、B号機も通常運転をするように制御されている。
[第4実施形態]
最後に本発明の第4実施形態に係るエレベータ装置について図8を用いて説明する。第4実施形態に係るエレベータ装置は、第1ないし第3実施形態で説明したように、隣接する号機を有するエレベータ装置において特定の号機が特定稼動範囲での保守運転モードで稼動されている間の隣接号機の運転を点検作業員の安全を確保できるような稼動状態で稼動させる構成に加えて、特定(A)号機が保守運転モードであり、隣接(B)号機はA号機の特定稼動範囲で稼動停止またはセーブ運転を行なっていることを、エレベータの利用者に対して報知する構成を備えたものである。
図8を用いて詳細に説明する。図8は、第4実施形態に係るエレベータ装置の構成を示す説明図であり、図1、図6と同一符号を付したものは第1および第3実施形態のエレベータ装置と同様の構成要素を示すものとして重複説明を省略する。図8において、図中左側に記載されたA号機側の展望ガラス1aの強制減速スイッチ7aと複数個の強制減速リミットスイッチ7cとの間に、かご位置検出スイッチ14を設け、このスイッチ14が設けられた箇所にA号機のかご2Aが位置したときにこれを検出してかご位置信号14aをA号機制御部15Aに出力する。かご位置検出スイッチ14およびかご位置信号14aはB号機側の展示ガラス1a側にも設けられる。
なお、図示説明は控えるが複数設けられた強制減速リミットスイッチ7cのそれぞれの間、または最上部のリミットスイッチ7cと方向制限リミットスイッチ8aの間およびこの方向制限リミットスイッチ8aとファイナルリミットスイッチ9aとの間にかご位置検出スイッチ14を設けるようにしても良い。また、かご位置検出スイッチ14は、展望ガラス1aの下方側に設けられていても良い。
また、図8において、A号機制御部15AおよびB号機制御部15Bは、ホールインジケータ16および監視盤表示器17に接続され、自号機のかご2が特定稼動範囲にある場合にかご位置検出信号14aにより送信されたかご位置がホールインジケータ16や監視盤表示器17に表示される。なお、この第4実施形態も隣接号機に対して特定稼動範囲での保守運転モードにおける運転信号20(または21)を出力して、図3,図4,図5に示すような処理を行っている点で従来のエレベータ装置と異なっている。このような構成によれば、昇降路1における通常の稼動範囲(6aと6bの間)以外の箇所に何れかの号機のかご2Aまたは2Bが位置しているときにそのかご位置を表示することができ、エレベータの利用者に対して保守点検作業が行なわれていることを広く知らせることができると共に利用者の理解を得ることもできる。
また、A号機で保守点検作業が行なわれ、B号機を停止させているときに、この第4実施形態のようにホールインジケータ16や監視盤表示器17、あるいは図示されないホール報知装置などに、例えば、「現在、昇降路展望ガラスの清掃中です。使用できるまでしばらくお待ち下さい。」等の内容を報知することにより、利用者の不快感を低減することもできる。
第1実施形態によるエレベータ装置の構成を示す説明図。 第1実施形態の動作を説明するフローチャート。 A号機の動作を説明するフローチャート。 B号機の動作の一例を説明するフローチャート。 第2実施形態としてのB号機動作の他の一例を説明するフローチャート。 第3実施形態によるエレベータ装置の構成を示す説明図。 第3実施形態の動作を説明するフローチャート。 第4実施形態によりエレベータ装置の構成を示す説明図。
符号の説明
1 昇降路
2A A号機のかご(第1かご)
2B B号機のかご(第2かご)
15 エレベータ制御装置(制御手段)
15A A号機制御部(制御手段)
15B B号機制御部(制御手段)
6a 最上階乗り場
6b 最下階乗り場
6ab 隣接号機最上/下階乗り場
12 点検作業員
13 安全スイッチ
13a 点検信号

Claims (8)

  1. エレベータのかごが通常の昇降動作をする範囲について予め設定可能な通常稼動範囲とこの通常稼動範囲に連続する範囲である特定稼動範囲とを有する昇降路と、前記かごが前記昇降路内の前記特定稼動範囲内に位置しているか否かを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された検出結果に基づいて前記特定稼動範囲内に位置する前記かごを点検モードで制御する制御手段と、を備えるエレベータ装置において、
    前記昇降路内に設置された複数のかごと、前記複数のかごのそれぞれに設けられると共に隣接する第1かごがこの第1かごに設定された第1かご通常稼動範囲以外の第1かご特定稼動範囲内に位置している場合に第2かごの稼動範囲の如何に拘わらずこの第2かごの昇降動作に特定の制限を付加するような隣接かご点検モードで前記第2かごを制御する制御手段と、を備えることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1かごの前記検出手段が前記第1かご通常稼動範囲の上限と前記昇降路の最上端との間の第1かご特定稼動範囲に前記第1かごが位置していることを検出した際に前記第2かごを前記隣接かご点検モードで制御することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1かごの前記検出手段が前記第1かご通常稼動範囲の下限と前記昇降路の最下端との間の第1かご特定稼動範囲に前記第1かごが位置していることを検出した際に前記第2かごを前記隣接かご点検モードで制御することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  4. 前記制御手段は、前記隣接かご点検モードの際に前記第1かご特定稼動範囲における前記第2かごの稼動を停止させるように前記第2かごを制御することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  5. 前記制御手段は、前記隣接かご点検モードの際に前記第1かご特定稼動範囲における前記第2かごを低速で稼動させるように前記第2かごを制御することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1かごが点検モードにより前記第1かご特定稼動範囲にある場合の運転信号を前記第2かごに入力させて、前記第2のかごの稼動を停止させるように前記第2かごを制御することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1かごが点検モードにより前記第1かご特定稼動範囲にある場合の運転信号を前記第2かごに入力させて、前記第2かごを前記第1かご特定稼動範囲外のみで通常運転させるように前記第2かごを制御することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  8. 前記第1かごに設けられた第1かご制御手段が前記第1かごを点検モードで制御すると共に前記第2かごに設けられた第2かご制御手段が前記第2かごを隣接かご点検モードで制御しているときに、ホールインジケータおよび監視盤表示器を含む稼動状態表示手段に対して前記第1および第2かごの現在の状態を表示させるように制御する表示制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
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