JP2003251241A - 周面浸漬型のグラビアコータ - Google Patents

周面浸漬型のグラビアコータ

Info

Publication number
JP2003251241A
JP2003251241A JP2002054587A JP2002054587A JP2003251241A JP 2003251241 A JP2003251241 A JP 2003251241A JP 2002054587 A JP2002054587 A JP 2002054587A JP 2002054587 A JP2002054587 A JP 2002054587A JP 2003251241 A JP2003251241 A JP 2003251241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
coating liquid
coating
gravure roll
doctor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002054587A
Other languages
English (en)
Inventor
Tahei Okazaki
太平 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKAZAKI KIKAI KOGYO KK
Original Assignee
OKAZAKI KIKAI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OKAZAKI KIKAI KOGYO KK filed Critical OKAZAKI KIKAI KOGYO KK
Priority to JP2002054587A priority Critical patent/JP2003251241A/ja
Publication of JP2003251241A publication Critical patent/JP2003251241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラビアロールのセル内に留まっている気泡
を積極的に排出でき、しかも気泡を含む塗液がセルに充
填されるのを解消して、常に適正な塗工を行える周面浸
漬型のグラビアコータを提供する。 【解決手段】 グラビアロール2と、塗工ブロック3
と、チャンバー4内に塗液を強制送給する塗液供給装置
5とを備えている。チャンバー4内には、塗液流をせき
止めるインナードクタ15を設けて、チャンバー4内を
前段室22と後段室23とに区分する。インナードクタ
15のナイフ部17をグラビアロール2の外周面に近接
対向させて、前段室22から後段室23へ流れる塗液を
ナイフ部17でせき止めるので、塗液は微少隙間Eを通
過する間にインナードクタ15でセル内に強制的に充填
される。セル内に留まっていた気泡は充填された塗液に
押出されて除去される。従って、気泡を含まない状態で
適正な塗工を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラビアロールの
外周面の一部が、塗工ブロックのチャンバー内に溜めら
れた塗液中に浸漬される周面浸漬型のグラビアコータに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来装置に特開2001−22
4995号公報がある。そこでは、塗工ブロックの一側
にチャンバー(塗液溜)を凹み形成し、チャンバーに溜
めた塗液をグラビアロールを介してウェブに塗工してい
る。チャンバーの上下端とグラビアロールの外周面との
間は、それぞれドクタとシール体とで密閉してある。チ
ャンバーには設定塗工量より多い量の塗液がポンプで連
続的に加圧送給されており、消費されなかった余分な塗
液は排液通路を介して回収タンクに回収される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】グラビアロールは、そ
の外周面に設けた一群の微少セルに塗液を充填したの
ち、ドクタで掻きとって塗工するが、塗工後のセル内の
空気がチャンバー内に取り込まれやすい。そのため、チ
ャンバー内の塗液に気泡を生じやすく、気泡を含む塗液
がセルに充填され、あるいは微少気泡をセル内に閉じ込
めた状態のままで塗工されて、塗工むらを生じることが
ある。ポンプによる塗液の送給圧を高めてチャンバーの
内圧を高めると、気泡が充填されるのをある程度までは
解消できる。しかし、内圧が高くなるとドクタやシール
体のグラビアロールとの接触部から塗液が漏出しやす
く、とくにドクタ側から漏出した塗液がドクタの外面で
固化すると、固化した塗液塊によってグラビアロールの
外周面が擦られるため、ウェブに筋状の塗布疵を生じて
しまう。
【0004】本発明のグラビアコータにおいては、チャ
ンバーの内部にグラビアロールのセル内に塗液を充填し
て気泡をセル外へ排出するインナードクタを設ける。こ
のようにチャンバーの内部に塗液の流れを制御する部材
を配置することは、特開平8−58069号公報のグラ
ビア印刷機に公知である。そこでは、図5に示すよう
に、チャンバー35内のグラビアロール36の外周面の
近傍に規制部材37を設けて、規制部材37の突起38
をグラビアロール36の外周面に近接対向させている。
規制部材37の背面側のチャンバー内面には、凹部39
が凹み形成してある。
【0005】このように、チャンバー35内のグラビア
ロール36の周面近傍に規制部材37を設けてあると、
規制部材37の突起38とグラビアロール36の周面側
との間を通る塗液の圧力を増大させて、塗液の付着効率
を向上できるとなっている。しかし、規制部材37とチ
ャンバー背面の凹部39との間に大きな隙間があること
を考慮すると、チャンバー35内に供給された塗液の殆
どは、流動抵抗の小さな凹部39側の隙間を経由して流
動すると思われ、規制部材37を設けたからといって、
突起38とグラビアロール36の外周面との間を通る塗
液の圧力を増大できるとは言い難い。因みに、チャンバ
ー35内の塗液の流量が一定であるとき、塗液の流速と
圧力とは互いに反比例する関係にあり、従って流速が大
きくなるほど圧力は小さくなる。
【0006】本発明の目的は、チャンバー内の塗液に含
まれる気泡がグラビアロールのセル内に充填されるのを
解消できるうえ、セル内に捕捉された気泡を積極的に排
出して、常に適正な塗工を行える周面浸漬型のグラビア
コータを提供することにある。本発明の目的は、ドクタ
やシール体のグラビアロールとの接触部から塗液が漏出
するのを阻止してドクタ外面に塗液塊が形成されるのを
解消し、塗液塊による筋状の塗布疵の発生が一掃できる
周面浸漬型のグラビアコータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のグラビアコータ
は、グラビアロール2と、その外周に配置される塗工ブ
ロック3と、塗工ブロック3のチャンバー4の開口縁を
封止するドクタ8およびシール体10と、塗工ブロック
3のチャンバー4内に塗液を強制送給する塗液供給装置
5とを備えている。チャンバー4の内部には、グラビア
ロール2のセル内に塗液を充填するインナードクタ15
が設けられており、このインナードクタ15は、チャン
バー4内の受座18に固定されて、チャンバー4の内部
を、塗液供給装置5に連なる前段室22と、回収口13
に連なる後段室23とに区分する。かくして、インナー
ドクタ15の突端縁のナイフ部17が、グラビアロール
2の外周面に対して微少隙間Eを以て近接対向するよう
にしたものである。
【0008】具体的には、板状に形成したインナードク
タ15の基部16が、チャンバー4内の受座18と、受
座18に締結固定される押え板19とで挟持固定されて
いる。
【0009】インナードクタ15は、その突端縁のナイ
フ部17が基部16よりグラビアロール2の回転方向下
手側へ向かって突出する状態で斜めに支持されており、
押え板19の突端に、グラビアロール2の外周面に近接
対向する平坦面24を設けることにより、押え板19と
グラビアロール2とナイフ部17との間に、狭隘通路T
が形成されている。
【0010】
【発明の作用効果】本発明のグラビアコータでは、チャ
ンバー4の内部に設けたインナードクタ15をチャンバ
ー4内の受座18に固定することにより、チャンバー4
の内部を前段室22と後段室23とに区分し、前段室2
2から後段室23へ向かって流れる塗液をインナードク
タ15でせき止めて塗工を行う。インナードクタ15で
せき止められた塗液は、ナイフ部17とグラビアロール
2との間の微少隙間Eを他の部分より速い流速で通り抜
け、その間に流速の大きな塗液がロール周面のセルに作
用する。つまり、せき止められた塗液はインナードクタ
15で強制的にセル内に充填され、セル内に留まってい
た微少気泡を充填塗液で強制的に排除できる。従って、
セル内に気泡が捕捉されていたとしても確実に脱泡で
き、全てのセルに塗液が充填された適正な状態で塗工を
行える。
【0011】インナードクタ15を板状体で形成して、
その基部16が、チャンバー4内の受座18と、受座1
8に締結固定される押え板19とで挟持固定される形態
にすると、押え板19を受座18から取り外すだけでイ
ンナードクタ15を分離できるので、弾性率や厚み等が
異なる多種のインナードクタ15を用意しておくことに
より、塗材の違いや塗材粘度の違いなどに応じて最適の
インナードクタ15を使用できるうえ、インナードクタ
15を交換する際の一連の作業が簡単にしかも速やかに
行える。
【0012】インナードクタ15は、これのナイフ部1
7が基部16よりグラビアロール2の回転方向下手側へ
突出する状態で斜めに支持されていると、ポンプ27の
異常などによってチャンバー4内の圧力が瞬間的に上昇
するような場合に、ナイフ部17をロール周面から離れ
る側へ逃がして、ナイフ部17がロール周面に押し付け
られるのを防止し、塗工不良に陥ることを未然に防止で
きる。さらに、押え板19の突端に設けた平坦面24を
グラビアロール2の外周面に近接対向させて、押え板1
9とグラビアロール2とナイフ部17との間に、狭隘通
路Tが形成されていると、前段室22から狭隘通路Tを
介してナイフ部17に至る塗液の速度変化を円滑化でき
るので、給液通路29内の脈動の影響を緩和してセル内
への塗液の充填を確実化し、気泡に由来する塗工むらを
解消して適正な塗工品質を維持できる。
【0013】
【実施例】図1ないし図3は、本発明に係る周面浸漬型
のグラビアコータの実施例を示す。図2においてグラビ
アコータは、ウェブWを一方向へ送給案内するバックア
ップロール1と、バックアップロール1の下面側に配置
されてウェブWの下面に圧接するグラビアロール2と、
グラビアロール2の外周一側面に配置した塗工ブロック
3と、塗工ブロック3のチャンバー4内へ塗液を送給す
る塗液供給装置5と、チャンバー4内の余剰塗液を回収
する塗液回収通路6および回収タンク7などで構成す
る。ウェブWは紙、フィルム、金属箔などのウェブから
なり、図外の送給ローラで矢印方向へ所定の速度で連続
的に送給される。
【0014】図3において塗工ブロック3は、本体部3
aと、本体部3aの左右両側に固定される側板3bとで
構成してあり、本体部3aのグラビアロール2と向き合
う面にチャンバー4が凹み形成されている。図1および
図2に示すように、チャンバー4の上縁に隣接する傾斜
面には板状のドクタ8をボルト9で固定し、さらにチャ
ンバー4の下縁に隣接する傾斜面にはシール体10をボ
ルト11で固定して、チャンバー4の開口縁とグラビア
ロール2の外周面との間を封止している。チャンバー4
の左右は、先の側板3bに設けたシール材で封止する。
塗工ブロック3の幅方向中央の下部には、図2に示すご
とくチャンバー4に連通する給液口12を1個ないし数
個設け、塗工ブロック3の上部の幅方向数箇所には、塗
液回収通路6に連通する回収口13を設けてある。
【0015】グラビアロール2のセル内に留まる気泡を
取り除くために、チャンバー4の内部にインナードクタ
15を設ける。インナードクタ15はプラスチック板
材、鋼板、あるいはステンレス鋼板等を素材にして左右
横長の帯板状に形成し、その基部16をチャンバー4内
に設けた受座18に押え板19で固定する。詳しくは図
1に示すように、受座18にインナードクタ15と押え
板19とを当てがい、受座18にねじ込まれるボルト2
0で押え板19を締結してインナードクタ15を挟持固
定する。この固定状態において、インナードクタ15の
全体は斜めに傾斜する姿勢で支持されており、その突端
縁のナイフ部17が、基部16よりグラビアロール2の
回転方向下手側に向かって突出している。ナイフ部17
は、ロール周面に対して微少隙間Eをあけて近接対向し
ている。微少隙間Eの値は、塗材の違いや粘度の違い、
あるいはグラビアロール2に形成されるセルの大きさの
違いなど塗工条件に応じて、0〜10mmの範囲で調整す
ればよいが、例えば、図1に示すように1mm前後とす
る。
【0016】上記のように、チャンバー4の内部にイン
ナードクタ15を設けることによって、チャンバー4の
内部はナイフ部17より下側の前段室22と、ナイフ部
17より上側の後段室23とに区分される。先に説明し
た給液口12は前段室22に連通し、回収口13は後段
室23に連通する。インナードクタ15による脱泡作用
を促進するために、押え板19の突端にグラビアロール
2と対向する平坦面24を形成し、グラビアロール2と
平坦面24とナイフ部17との三者によって狭隘通路T
が形成されている。この実施例では、平坦面24とグラ
ビアロール2との対向間隔を4mm前後とした。なお、平
坦面24の上下中心はグラビアロール2の中心を通る水
平中心線の近傍にあり、従ってナイフ部17は先の水平
中心線より上方においてロール周面に対向している。
【0017】図2において塗液供給装置5は、塗液タン
ク26内の塗液を加圧送給するポンプ27と、ポンプ2
7を駆動するモータ28と、モータ28の運転状態を制
御する制御装置(図示していない)と、ポンプ27と給
液口12とを連通接続する給液通路29などで構成す
る。塗液供給装置5による塗液送給量は、基本的にグラ
ビアロール2の消費量より多く設定されていて、チャン
バー4内が塗液で常に充満されるようにする。チャンバ
ー4内の余剰塗液は、回収口13と塗液回収通路6とを
介して塗液回収タンク7に回収される。
【0018】運転状態においてチャンバー4内に送給さ
れた塗液は、前段室22側から後段室23へ流動する
が、チャンバー4内にインナードクタ15が設けられて
いるので、塗液は微少隙間Eを介して後段室23へ流入
する。チャンバー4への塗液の送給量が一定であると
き、塗液はナイフ部17でせき止められて、他の部分よ
り速い流速でナイフ部17を通り抜け、その間に流速の
大きな塗液がグラビアロール2のセルに作用する。その
ため、塗液はインナードクタ15によって強制的にセル
内に充填され、セル内に留まっていた微少気泡をも塗液
で押し出して除去できる。従ってセル内に気泡が捕捉さ
れていていても確実に脱泡して、全てのセルに塗液が充
填され、適正な状態で塗工を行える。
【0019】インナードクタ15の厚み寸法が一定値以
下になると、塗液が微少隙間Eを通り抜ける際に、流量
や圧力の僅かな変動によってナイフ部17が不規則に弾
性変形し振動することがある。こうしたナイフ部17の
不規則な変形や振動は、セル内の気泡を揺すって分離を
促進することに役立つが、本発明では、先に述べたよう
に塗液を充填することによって気泡を押し出して除去す
る点に主眼がある。ナイフ部17より上手側に狭隘通路
Tが形成されていると、塗液の流れを前段室22からナ
イフ部17へ向かって絞り込みながら指向させることが
できるので、前段室22からナイフ部17に至る間の塗
液の速度変化を円滑化し塗液流を安定化できるので塗液
の充填を確実化できる。
【0020】インナードクタ15による脱泡作用を確認
するために、上記の実施例で説明したグラビアコータを
試験運転して、グラビアロール2の外周面における脱泡
状況と、塗工後のウェブWの塗工状態とを確認した。比
較のために、インナードクタ15および受座18が省略
された、樋形断面状のチャンバーを備えた塗工ブロック
を用いて、同じ条件で塗工を行った。いずれの場合に
も、グラビアロールの直径値とセルの容積を同じにし、
同じ塗液を同じ作業条件下で塗工した。グラビアロール
2の外周面における脱泡状況は、ドクタ8とウェブWと
の間のロール周面の一定面積において、気泡を含むセル
の出現状況を確認した。塗工後のウェブWの塗工状態
は、ウェブをグラビアロールの1回転に相当する長さに
切断して、気泡に起因する塗工不良個所の有無を確認し
た。表1はその結果を示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1から明らかな通り、比較例のグラビア
コータでは、グラビアロール2の外周面における脱泡状
況と、ウェブWの塗工状態とのいずれの場合にも、気泡
の存在が確認されたが、本発明のグラビアコータによれ
ば、グラビアロール2の外周面における脱泡状況と、ウ
ェブWの塗工状態とのいずれの場合にも、気泡は発見さ
れず良好な塗工結果が得られた。
【0023】なお、本発明のインナードクタ15は板材
で形成する必要はなく、ウェブ幅方向へ長い棒状のブロ
ックで形成することができる。例えば、図4に示すよう
にインナードクタ15をT字状の鋼ブロックで形成し、
これを受座18にボルト20で直接に締結固定してもよ
い。
【0024】上記の実施例以外に、塗材によっては塗液
回収通路6を介して回収した塗液を塗液タンク26に戻
してもよい。チャンバー4の断面形状や内部構造は、実
施例で説明した形状や構造に限定されず、任意の形状や
構造に設定できる。要は、チャンバー4内に塗液を溜め
ることができ、その中途部に設けたインナードクタ15
で塗液流をせき止めてセル内に塗液を充填できればよ
い。塗工ブロック3は、グラビアロール2の正横に配置
する必要はなく、ロール周面の任意の位置に配置でき
る。インナードクタ15は塗工ブロック3に設けた調整
機構で、そのナイフ部17がグラビアロール2に対して
接離できるように位置調整可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗工ブロックの断面図
【図2】グラビアコータを概念的に示す原理説明図
【図3】塗工ブロックの一部破断斜視図
【図4】別実施例を示す断面図
【図5】従来例の断面図
【符号の説明】
2 グラビアロール 3 塗工ブロック 4 チャンバー 5 塗液供給装置 8 ドクタ 10 シール体 13 回収口 15 インナードクタ 16 インナードクタの基部 17 インナードクタのナイフ部 18 受座 19 押え板 22 前段室 23 後段室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラビアロール2と、その外周に配置さ
    れる塗工ブロック3と、塗工ブロック3のチャンバー4
    の開口縁を封止するドクタ8およびシール体10と、塗
    工ブロック3のチャンバー4内に塗液を強制送給する塗
    液供給装置5とを備えており、 チャンバー4の内部に、グラビアロール2のセル内に塗
    液を充填するインナードクタ15が設けられており、 インナードクタ15は、チャンバー4内の受座18に固
    定されて、チャンバー4の内部を塗液供給装置5に連な
    る前段室22と、回収口13に連なる後段室23とに区
    分しており、 インナードクタ15の突端縁のナイフ部17が、グラビ
    アロール2の外周面に対して微少隙間Eを以て近接対向
    していることを特徴とする周面浸漬型のグラビアコー
    タ。
  2. 【請求項2】 板状に形成したインナードクタ15の基
    部16が、チャンバー4内の受座18と、受座18に締
    結固定される押え板19とで挟持固定されている請求項
    1記載の周面浸漬型のグラビアコータ。
  3. 【請求項3】 インナードクタ15は、その突端縁のナ
    イフ部17が基部16よりグラビアロール2の回転方向
    下手側に向かって突出する状態で斜めに支持されてお
    り、 押え板19の突端に、グラビアロール2の外周面に近接
    対向する平坦面24を設けることにより、押え板19と
    グラビアロール2とナイフ部17との間に、狭隘通路T
    が形成されている請求項1または2記載の周面浸漬型の
    グラビアコータ。
JP2002054587A 2002-02-28 2002-02-28 周面浸漬型のグラビアコータ Pending JP2003251241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002054587A JP2003251241A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 周面浸漬型のグラビアコータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002054587A JP2003251241A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 周面浸漬型のグラビアコータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003251241A true JP2003251241A (ja) 2003-09-09

Family

ID=28665702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002054587A Pending JP2003251241A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 周面浸漬型のグラビアコータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003251241A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044646A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Canon Inc 液体塗布装置およびインクジェット記録装置
JP2009254367A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Hauni Maschinenbau Ag 煙草加工産業の材料帯の貼り付け
CN102642392A (zh) * 2011-02-17 2012-08-22 富士机械工业株式会社 凹版涂装装置
JP5116471B2 (ja) * 2005-08-15 2013-01-09 キヤノン株式会社 液体塗布装置およびインクジェット記録装置
JP2014097630A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Toppan Printing Co Ltd 印刷装置および印刷方法
WO2014188671A1 (ja) * 2013-05-24 2014-11-27 富士機械工業株式会社 両面塗工装置
WO2014188640A1 (ja) * 2013-05-24 2014-11-27 富士機械工業株式会社 グラビアキス塗工装置
JP2015027658A (ja) * 2013-06-24 2015-02-12 日本ゼオン株式会社 グラビア塗工装置
JP2017001035A (ja) * 2016-08-10 2017-01-05 富士機械工業株式会社 塗工装置
WO2020194779A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 日本製鉄株式会社 ドクターチャンバーコーター及び塗工物の製造方法
WO2023133920A1 (zh) * 2022-01-12 2023-07-20 湖州金洁包装有限公司 一种用于铝箔表面涂覆装置的刮刀

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044646A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Canon Inc 液体塗布装置およびインクジェット記録装置
JP4508978B2 (ja) * 2005-08-11 2010-07-21 キヤノン株式会社 液体塗布装置およびインクジェット記録装置
JP5116471B2 (ja) * 2005-08-15 2013-01-09 キヤノン株式会社 液体塗布装置およびインクジェット記録装置
JP2009254367A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Hauni Maschinenbau Ag 煙草加工産業の材料帯の貼り付け
CN102642392A (zh) * 2011-02-17 2012-08-22 富士机械工业株式会社 凹版涂装装置
JP2014097630A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Toppan Printing Co Ltd 印刷装置および印刷方法
US9669421B2 (en) 2013-05-24 2017-06-06 Fuji Kikai Kogyo Co., Ltd. Gravure kiss coater
WO2014188671A1 (ja) * 2013-05-24 2014-11-27 富士機械工業株式会社 両面塗工装置
JP2014226638A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 富士機械工業株式会社 両面塗工装置
JP2014226637A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 富士機械工業株式会社 グラビアキス塗工装置
WO2014188640A1 (ja) * 2013-05-24 2014-11-27 富士機械工業株式会社 グラビアキス塗工装置
CN104520014A (zh) * 2013-05-24 2015-04-15 富士机械工业株式会社 凹版吻式涂敷装置
CN104520014B (zh) * 2013-05-24 2016-11-30 富士机械工业株式会社 凹版吻式涂敷装置
KR101793808B1 (ko) * 2013-05-24 2017-11-03 후지 기카이 고교 가부시키가이샤 양면 도공장치
US9604246B2 (en) 2013-05-24 2017-03-28 Fuji Kikai Kogyo Co., Ltd. Double-sided coating device
JP2015027658A (ja) * 2013-06-24 2015-02-12 日本ゼオン株式会社 グラビア塗工装置
JP2017001035A (ja) * 2016-08-10 2017-01-05 富士機械工業株式会社 塗工装置
WO2020194779A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 日本製鉄株式会社 ドクターチャンバーコーター及び塗工物の製造方法
JP2020163371A (ja) * 2019-03-26 2020-10-08 日鉄日新製鋼株式会社 ドクターチャンバーコーター及び塗工物の製造方法
TWI803675B (zh) * 2019-03-26 2023-06-01 日商日本製鐵股份有限公司 密閉式塗布機以及塗敷物的製造方法
JP7397246B2 (ja) 2019-03-26 2023-12-13 日本製鉄株式会社 ドクターチャンバーコーター及び塗工物の製造方法
WO2023133920A1 (zh) * 2022-01-12 2023-07-20 湖州金洁包装有限公司 一种用于铝箔表面涂覆装置的刮刀

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003251241A (ja) 周面浸漬型のグラビアコータ
US6478483B2 (en) Apparatus for processing photosensitive material
KR101905902B1 (ko) 그라비아 도공장치
US4396648A (en) Paper coating apparatus and method
JP2965736B2 (ja) 輪転印刷機のためのインキ装置
US3348526A (en) Coating apparatus for coating webs
JPH0858069A (ja) グラビア印刷機のインク供給装置
JPH08276567A (ja) 印刷機におけるインキング装置
JP2012030193A (ja) 間欠塗工装置及び間欠塗工方法
US5791248A (en) Liquid supply unit for roll applicator and method
JP2001224995A (ja) 側面浸漬型のロールコータ
JP2000117168A (ja) ダイコータ型の塗工装置
JP4606156B2 (ja) ダイヘッド
US20020174830A1 (en) Apparatus for coating a web
JPH0640014A (ja) アニロックスローラのためのインキ付与装置
JP2021011064A (ja) グラビア輪転印刷機
JPH08216373A (ja) グラビアシリンダのコーティングフィーダ
JP4606157B2 (ja) ダイヘッド
JPH10244653A (ja) 印刷機
JP3546258B2 (ja) 塗工装置
JP2781894B2 (ja) カーテンコータ
US6582515B2 (en) Element for deflecting excess liquid from a coating surface
JP3302170B2 (ja) 竪型電解処理装置
JP2000084453A (ja) 版胴に対する塗布液の供給装置
JP4098878B2 (ja) コーティング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050225

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070505

A977 Report on retrieval

Effective date: 20071004

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20071026

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080305