JP2003246245A - ドア用給電プロテクタとそれを用いた回路体配索構造 - Google Patents

ドア用給電プロテクタとそれを用いた回路体配索構造

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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用スライドドア内の回路体の干渉等を
防止する。 【解決手段】 ドア用給電プロテクタ1は、ドア2内で
回路体を湾曲した状態に収容するプロテクタ本体1’
と、プロテクタ本体の外壁5に設けられ、プロテクタ本
体の外側に位置する回路体15を保持する回路体収容部
11とを備えている。回路体保持部11は補助プロテク
タであってもよい。補助プロテクタ11は少なくとも一
対の対向する保持壁12,13を備えている。保持壁1
2に回路体飛び出し防止用の可撓性の保持片19又は係
止可能なカバーが設けられている。ドア用給電プロテク
タ1を用いて車両ボディ側からプロテクタ本体1’内に
回路体を導入し、プロテクタ本体から導出した回路体の
一部15を回路体保持部又は補助プロテクタ11内に収
容してドア2内の補機に向けて配索した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のス
ライドドアに設けたプロテクタ本体内に車両ボディ側か
らの給電用のワイヤハーネス(回路体)を収容させる構
造において、スライドドア内でプロテクタ本体の外側の
ワイヤハーネス(回路体)をも保護することのできるド
ア用給電プロテクタとそれを用いた回路体配索構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ワンボックスカーやワゴン車といった自
動車のスライドドアには、パワーウィンドユニットやド
アロックユニット、スピーカ、自動ドア開閉ユニットと
いった各種の補機類が搭載されており、これらの補機に
車両ボディ側のバッテリ等から電源電流や信号電流をス
ライドドアの開閉状態に関係なく常時供給するために、
車両ボディ側からスライドドアにワイヤハーネス(複数
本の電線)やキャブタイヤケーブルといった回路体が配
索されている。
【0003】これら回路体は、スライドドア内に設けら
れた合成樹脂製のプロテクタ内に湾曲した状態に収容し
て、スライドドアの開閉に伴う回路体の弛みを吸収させ
るようにしている。これは、スライドドアの開閉途中や
全開時おいて回路体がスライドドアと車両ボディとの間
で垂れ下がって挟み込まれることのないようにするため
である。この際、プロテクタの内部で板ばね等の弾性部
材で回路体を上向きに付勢して弛みを矯正的に吸収させ
ることも提案されている。
【0004】また、スライドドアに限らず、例えばセダ
ンタイプの自動車の回動式のドアについても、ドア内に
設けたプロテクタ内にワイヤハーネス等の回路体を湾曲
した状態に収容する構造が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スライ
ドドア内でプロテクタの外側に沿って配索される電線等
の回路体については、例えば回路体の長さが規定よりも
短い場合等、長さの誤差によって回路体がスライドドア
内のパネルや周囲の構造物や補機等に干渉し、車両走行
時の振動等によって摩耗したり破損したりするという心
配があった。これはドア内の構造物や補機等の取付位置
が規定よりもずれて回路体に干渉する場合にも起こり得
るものである。
【0006】また、スライドドアに限らず、回動式のド
アにおいても、ドア内に回路体保護用のプロテクタを設
けた場合には、プロテクタ外の電線等の回路体が上記同
様の摩耗等の問題を生じる懸念があった。
【0007】本発明は、上記した点に鑑み、ドア内に回
路体の弛み吸収用のプロテクタを設けた場合に、プロテ
クタの外側に配索される電線やワイヤハーネス等の回路
体と外部との干渉等を防ぐことのできるドア用給電プロ
テクタとそれを用いた回路体配索構造を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るドア用給電プロテクタは、
ドア内で回路体を湾曲した状態に収容するプロテクタ本
体と、該プロテクタ本体の外壁に設けられ、該プロテク
タ本体の外側に位置する回路体を保持する回路体保持部
とを備えたことを特徴とする。上記構成により、プロテ
クタ本体に収容されない回路体ないし回路体の収容され
ない部分が回路体保持部で保持されるから、外部との干
渉等を起こすことがなくなる。プロテクタ本体を迂回さ
せないで、回路体を回路体保持部に配索することで、プ
ロテクタ本体を例えば横断して目的の補機まで最短距離
で回路体を配索することができる。
【0009】請求項2に係るドア用給電プロテクタは、
請求項1記載のドア用給電プロテクタにおいて、前記回
路体保持部が、前記回路体を収容する補助プロテクタで
あることを特徴とする。上記構成により、プロテクタ本
体に収容されない回路体ないし回路体の収容されない部
分が補助プロテクタに収容されて外部からの干渉等から
安全に保護される。また、プロテクタ本体を迂回させな
いで、回路体を補助プロテクタ内に通すことで、プロテ
クタ本体を例えば横断して目的の補機まで最短距離で回
路体を配索することができる。また、補助プロテクタに
よってプロテクタ本体の剛性が高まり、プロテクタ本体
の外壁の撓み変形等が防止される。
【0010】請求項3に係るドア用給電プロテクタは、
請求項2記載のドア用給電プロテクタにおいて、前記補
助プロテクタが少なくとも一対の対向する保持壁を備え
ていることを特徴とする。上記構成により、プロテクタ
本体の外側の回路体が一対の保持壁の間で例えば水平方
向に収容保持される。一対の保持壁の間の回路体挿入開
口はドアパネルやドアトリム等で塞ぐことができる。
【0011】請求項4に係るドア用給電プロテクタは、
請求項2記載のドア用給電プロテクタにおいて、前記補
助プロテクタが断面フック状に屈曲した保持壁で構成さ
れたことを特徴とする。上記構成により、回路体がプロ
テクタ本体の外側の回路体が断面フック状の保持壁とプ
ロテクタ本体の外壁とで囲まれた空間内に回路体の自重
で安定に収容され、回路体の自重で補助プロテクタから
の飛び出しが防止される。
【0012】請求項5に係るドア用給電プロテクタは、
請求項3又は4記載のドア用給電プロテクタにおいて、
前記保持壁に回路体飛び出し防止用の可撓性の保持片又
は係止可能なカバーが設けられたことを特徴とする。上
記構成により、回路体が補助プロテクタ外へ飛び出そう
としても保持片やカバーに当接して飛び出しが確実に防
止される。補助プロテクタ内への回路体の挿着は保持片
を撓ませたり、あるいはカバーを開いて容易に行うこと
ができる。請求項2記載の保持壁と保持片との組み合わ
せにより、回路体の仮保持を保持片で行わせることもで
き、それにより組付作業性が向上する。
【0013】請求項6に係るドア用給電プロテクタは、
請求項3〜5の何れか1項に記載のドア用給電プロテク
タにおいて、前記保持壁が回路体挿入開口を狭めて撓み
可能であることを特徴とする。上記構成により、補助プ
ロテクタの狭い回路体挿入開口によって回路体の飛び出
しが防止される。補助プロテクタ内に回路体を挿着する
際は、回路体が保持壁を外側に撓ませつつ保持壁内に容
易に挿入される。
【0014】請求項7に係るドア用給電プロテクタを用
いた回路体配索構造は、請求項1〜6の何れか1項に記
載のドア用給電プロテクタを用いて車両ボディ側からプ
ロテクタ本体内に回路体を導入し、該プロテクタ本体か
ら導出した該回路体の一部を前記回路体保持部又は前記
補助プロテクタに保持させてドア内の補機に向けて配索
したことを特徴とする。上記構成により、車両ボディ側
からプロテクタ本体を通った給電用の回路体の一部が最
短距離でドア内の目的の補機に向けて配索される。これ
により、回路体の長さが短縮されつつ、回路体が外部と
の干渉等から安全に保護される。
【0015】請求項8に係るドア用給電プロテクタを用
いた回路体配索構造は、請求項7記載のドア用給電プロ
テクタを用いた回路体配索構造において、前記ドアが自
動車のスライドドアであることを特徴とする。上記構成
により、スライドドアの開閉に伴う回路体の弛みがプロ
テクタ本体内で吸収され、スライドドアと車両ボディと
の間への回路体の挟み込みやそれによる破損等が防止さ
れる。従って、プロテクタ本体及び回路体保持部や補助
プロテクタに沿う回路体の給電の信頼性が高まる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係るスラ
イドドア用給電プロテクタを用いた回路体配索構造、図
2は同じくスライドドア用給電プロテクタの一実施形態
をそれぞれ示すものである。
【0017】図1の如く、スライドドア用給電プロテク
タ(以下単にプロテクタと言う)1はスライドドア(ド
ア)2の金属製のドアパネル(インナパネル)3に固定
され、プロテクタ1の室内寄りの外壁4に対向してドア
パネル3に合成樹脂製のドアトリム(図示せず)が取り
付けられる。
【0018】プロテクタ1は合成樹脂で形成され、図2
の如く略半円状の部分6と後方の延長部7とで成り、広
い面積で対向する表裏の垂直な各壁部(外壁)4,5
と、各壁部4,5の前側と上部側を連結して覆う幅狭な
周壁8と、前端側の略筒状の第一のハーネス導出口9
と、下端側の前後に長いスリット状の第二のハーネス導
出口10とを有している。表側の壁部4は例えば合成樹
脂製のケースに形成され(ケースの一部であり)、裏側
の壁部5は例えばカバーに形成され(カバーの一部であ
り)、ケースとカバーとが合体してプロテクタ1が構成
されている。
【0019】そして、本発明の特徴部分として、プロテ
クタ1のドアパネル寄りの壁部5(図2では手前側、図
1では奥側の壁部)の外面に、補助プロテクタ(回路体
保持部)11としての上下一組の対向する合成樹脂製の
細長板状の保持壁12,13が一体に突出形成され、一
組の保持壁12,13の間に樋状の回路体挿通空間14
が形成され、挿通空間14に、プロテクタ本体1’内に
収容されない部分のワイヤハーネス(回路体)15が配
索されている。プロテクタ本体1’とはプロテクタ1か
ら補助プロテクタ11を除いた部分である。
【0020】補助プロテクタ11は上下平行な一組の保
持壁12,13とプロテクタ本体1’の正面側の垂直な
壁部5とで断面略コの字状に形成され、各保持壁12,
13は壁部5の外面と直角に交差し、且つプロテクタ本
体1’の高さ方向中間部においてプロテクタ本体1’の
壁部5を前後に横断する如く水平方向に真直(直線的)
に延長形成され、各保持壁12,13の前端はプロテク
タ本体1’のほぼ前端に位置し、各保持壁12,13の
後端はプロテクタ本体1’の湾曲状の周縁8に達してい
る。各保持壁12,13の突出高さはプロテクタ本体
1’の厚さとほぼ同程度である。
【0021】本形態のプロテクタ1においては略半円状
の部分6の中央付近に、プロテクタ本体1’の剛性を高
めるべく略環状の壁部16がプロテクタ厚さ方向に貫通
して設けられ、略環状の壁部16の内側に垂直な隔壁と
凹部空間(共に符号17で示す)とが形成され、凹部空
間17を横断して各保持壁12,13が平行に配置され
ている関係で、上側の保持壁12は略環状の壁部16の
上部に沿って円弧状に湾曲し、下側の保持壁13は凹部
空間17上で切欠されている。
【0022】略環状の壁部16に続いて各保持壁12,
13が一体に設けられたことでプロテクタ1の剛性がア
ップし、プロテクタ1の垂直な壁部5の内側ないし外側
への撓み変形が防止されている。これにより、プロテク
タ1の内側空間へのワイヤハーネス18(図1)の収容
が引っ掛かりなくスムーズに行われる。
【0023】また、各保持壁12,13がプロテクタ本
体1’の壁部5を横断してリブ状に設けられたことで、
各保持壁12,13が補強壁として作用し、プロテクタ
本体1’の剛性がアップし、プロテクタ本体1’の曲が
り変形や壁部5の撓み変形等が防止される。この作用効
果はたとえ略環状の壁部16を設けない場合においても
発揮される。
【0024】一対の平行な保持壁12,13の配設位置
は略環状の壁部16よりも上方であってもよく、あるい
は下方であってもよい。ワイヤハーネス(回路体)5の
配索形態によっては、一対の保持壁12,13を水平で
はなく斜め方向に真直に配置したり、あるいは垂直方向
に真直に配置したり、あるいは真直ではなく湾曲状や略
への字状等に屈曲させて配置することも可能である。
【0025】一組の保持壁12,13の突出先端側のス
リット状の開口(符号14で代用する)の内縁には、ワ
イヤハーネス15の脱落やはみ出しを防止するための合
成樹脂製の可撓性の保持片19が一体に突出形成されて
いる。図3にも示す如く、保持片19は保持壁12,1
3の内面とほぼ直角に交差し、保持片19の先端は対向
する保持壁12,13の内面との間にハーネス挿入用の
隙間20を存して位置している。本例で保持片19は各
保持壁12,13ごとに交互に近接して配置されてい
る。
【0026】また、保持壁12,13の長手方向の両端
部に合成樹脂製のバンド部材21(図2)が一体に設け
られ、バンド部材21によってワイヤハーネス15が結
束固定されている。これによってもワイヤハーネス15
の脱落が確実に防止されている。バンド部材21は一方
の保持壁12の端部に一体に形成してもよく、あるいは
プロテクタ本体1’の壁部5や周壁8に一体に形成して
もよい。ワイヤハーネス15の脱出を防ぐ保持片19と
バンド部材21との何れかを選択的に用いてもよい。
【0027】各保持片19は、図3に示す如く、ワイヤ
ハーネス15に沿って先端側がやや湾曲した形状になっ
ており、ワイヤハーネス15を引っ掛けるようにして保
持し、ワイヤハーネス15の外部への飛び出し等を確実
に防止する。なお、保持片19を真直に形成した場合で
もハーネス保持性は発揮される。保持片19の長さは保
持壁12,13の突出長さよりも短いことがワイヤハー
ネス15の挿入性の観点から好ましい。保持片19は保
持壁12,13にほぼ直交し、弾性的な復元性を有す
る。保持片19に内向きの弾性力を付与させて、補助プ
ロテクタ11内のワイヤハーネス15を矯正的に押え付
けるようにすることも可能である。
【0028】また、保持片19を設けない場合でも、一
組の保持壁12,13の間のハーネス挿入用の開口14
を図1のドアパネル3やドアトリム(図示せず)で塞ぐ
ようにすれば、補助プロテクタ11からのワイヤハーネ
ス15の飛び出しが防止される。
【0029】各保持壁12,13は、外側面の付根部に
形成した補強片22(図2)でプロテクタ本体1’の壁
部5にしっかりと固定されている。補強片22によって
長い保持壁12,13の倒れや変形が防止され、ハーネ
ス挿通空間14が真直に且つ幅広に確保されている。
【0030】プロテクタ本体1’の垂直な壁部4,5に
はドアパネル3に固定するための係止クリップ23やボ
ルト孔24(図2)が要所に設けられている。係止クリ
ップ23は可撓性の爪部を有したもので、プロテクタ1
をドアパネル3に押し付けることでワンタッチで仮固定
させることができ、次いでボルトで強固にプロテクタ1
をドアパネル3に本固定させる。これら固定手段は選択
的に適宜設定可能である。
【0031】図1においてプロテクタ1の下部開口10
から導出されたワイヤハーネス部分18はスライドドア
2との間の渡り部を経て図示しない車両ボディ側(バッ
テリ側等)に配索されて、車両ボディ側のワイヤハーネ
ス(図示せず)にコネクタ接続される。プロテクタ1内
でワイヤハーネス18は図示しない板ばね(弾性部材)
で上向きに付勢されつつ湾曲状に屈曲され、前端の導出
口9から上向きにスライドドア2内の補機に向けて導出
され、各補機にコネクタ接続される。
【0032】前側の導出口9から導出されたワイヤハー
ネス25の一部15はプロテクタ1の裏側(ドアパネル
3とプロテクタ本体1’の垂直な壁部5との間)で前記
補助プロテクタ11の内部に配索されている。
【0033】このように、ワイヤハーネス18を車両ボ
ディ側から一方の開口10を経てプロテクタ本体1内に
湾曲状に配索して、スライドドア2の開閉に伴う弛みを
吸収させつつ、他方の導出口9からワイヤハーネス25
をスライドドア2の所要部に分岐(分割)して配索し、
分岐したワイヤハーネス25の一部15をプロテクタ裏
側の補助プロテクタ11内に挿通させることで、一々プ
ロテクタ本体1’の外周に沿ってワイヤハーネス15を
冗長に配索することなく、スライドドア内の目的の補機
に向けて直線的に配索することができ、補機に電源電流
や信号電流を効率的に供給することができる。
【0034】ワイヤハーネス15を最短距離で給電可能
としたことで、ワイヤハーネス15の配索長さが短縮さ
れ、スライドドア内の省スペース化やワイヤハーネス1
5の軽量化・低コスト化が達成される。ワイヤハーネス
15を補助プロテクタ11内に収容することで、外部
(ドア内の構造物や補機等)との干渉が防止され、ワイ
ヤハーネス15の摩耗や破損等が防止されることは言う
までもない。
【0035】図1の例で補助プロテクタ11内に配索さ
れたワイヤハーネス15の一部はスライドドア内の補機
である例えば自動ドア開閉ユニットのモータ26にコネ
クタ接続されている。スライドドア内のその他の補機と
してはスピーカやパワーウィンドモータやドアロックモ
ータ等が挙げられる。これらの補機に、プロテクタ1を
経て二分割されたワイヤハーネス15,25の何れか近
い方が選択的に接続される。
【0036】プロテクタ1を経ずにスライドドア2に沿
って前後に配索されたワイヤハーネス(図示せず)を補
助プロテクタ11内に収容させることも無論可能であ
る。この場合、ワイヤハーネスは補助プロテクタ11を
介して例えば前後二つの補機に分岐接続され、各補機に
電源電流を供給する。
【0037】スライドドア2へのプロテクタ1の実装に
際しては、予めプロテクタ本体1’内にワイヤハーネス
18を湾曲状に収容し、且つ補助プロテクタ11内に分
岐用のワイヤハーネス15を配索収容しておくことが好
ましい。ワイヤハーネスW(符号15,18,25を含
むハーネス全体)とプロテクタ1とを一つの組立体とし
ておくことで、スライドドア2へのワイヤハーネス組立
体の装着が容易化する。プロテクタ1をスライドドア2
に組み付ける際にワイヤハーネスWをプロテクタ本体
1’内に収容しつつ補助プロテクタ11内に配索するこ
とも可能である。
【0038】また、図1でプロテクタ本体1’の裏側で
はなく表側(ドアトリム側)の垂直な壁部4に補助プロ
テクタ11を配設することも可能である。この場合、プ
ロテクタ1をドアパネル3に固定した後でも、ワイヤハ
ーネス15を補助プロテクタ11に沿って容易に配索可
能である。また、補助プロテクタ11内を通るワイヤハ
ーネス15がプロテクタ1をドアパネル3側に押し付け
るから、プロテクタ1の固定強度が増し、且つプロテク
タ1の振動等が防止される。
【0039】また、補助プロテクタ11をプロテクタ本
体1’の表裏両方の壁部(外壁)4,5にそれぞれ設け
ることも可能である。また、補助プロテクタ11を複数
並列にあるいは交差してプロテクタ本体1’の壁部4,
5に配置することも可能である。これらにより、ワイヤ
ハーネスWの分岐数やジョイント数が増し、一層多くの
補機や回路に対応することができる。
【0040】図3の補助プロテクタ11のワイヤハーネ
ス脱出防止用の保持片19に代えて、図4に示す如く、
一方の保持壁12に薄肉のヒンジ27を介してカバー2
8を回動自在に一体に設け、他方の保持壁13に、カバ
ー28の係止爪片29に対する係合用の枠部30を一体
に設けてもよい。以下の各形態において図2と同一の構
成部分には同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。
【0041】カバー28は一対の保持壁12,13の開
口14を少なくとも横断方向に塞ぐ寸法に形成されてい
る。カバー28を保持壁12の所要部分に複数配置する
ことも可能であり、あるいはカバー28の全長に渡って
カバー28を延長形成することも可能である。係止爪片
29の先端側の爪部29aは可撓性を有し、枠部30内
を貫通して枠部30の縁に係合する。このカバー28と
係止手段29,30とによって、補助プロテクタ30内
のワイヤハーネス15(図3参照)が強く曲げ方向に引
っ張られたりした場合でも抜け出す心配がなくなる。係
止手段は係止突起と係合凹部等、種々の形態のものが適
宜用いられる。
【0042】また、図5に示す如くプロテクタ本体の垂
直な壁部5から断面略L字状に屈曲した保持壁31を突
設して、断面フック状の補助プロテクタ32を構成させ
ることも可能である。この保持壁31はプロテクタ本体
の壁部5に直交する水平な底壁31aと、底壁31aに
直交する垂直な側壁31bとで構成される。ワイヤハー
ネス15は自重によって補助プロテクタ32の上部開口
33からの抜け出しが防止されるから、保持片19(図
3)やカバー28(図4)がなくともワイヤハーネス1
5の保持が可能である。勿論、保持壁31の側壁部分3
1bに保持片19やカバー28を設けることも可能であ
る。
【0043】また、図6に示す如く、プロテクタ本体の
垂直な壁部5から断面略S字状に屈曲した保持壁34を
突設して、断面フック状の補助プロテクタ35を構成さ
せることも可能である。この保持壁34は、垂直な壁部
5に交差して続く内向きに湾曲した断面略円弧状の下側
(基部側)の壁部34aと、下側の壁部34aから外向
きに湾曲して続く略円弧状の上側の壁部34bとで一体
に形成されている。少なくとも上側の壁部34bは可撓
性を有して、上部開口(回路体挿入開口)36の幅を開
閉方向に変化させることができる。
【0044】上側の壁部34bによって補助プロテクタ
35の上部開口36が狭められ、補助プロテクタ35内
のワイヤハーネス15が上部開口36から飛び出さない
ようになっている。上部開口36すなわち上側の壁部3
4bとプロテクタ本体の壁部5との間の隙間はワイヤハ
ーネス15の外径よりも小さく設定されている。少なく
とも上側の壁部34bは外側に撓み可能であり、それに
よってワイヤハーネス15を上部開口36から保持壁3
4内に容易に挿入(収容)することができる。図5の保
持壁31の先端側に図6の可撓性の上側の壁部34bと
同様な可撓壁部を一体に形成することも可能である。ま
た、図2の一対の対向する保持壁12,13を図6のよ
うな可撓性の保持壁34としてワイヤハーネス15の飛
び出し(離脱)を防ぐことも可能である。
【0045】また、図4〜図6に示す各補助プロテクタ
30,32,35は図2〜図3の補助プロテクタ11と
同様に、プロテクタ本体1’に複数配置したり、複数交
差して配置したり、あるいは異なる形態の補助プロテク
タ30,32,35を設置場所に応じて適宜組み合わせ
て配置したり、各補助プロテクタ30,32,35を水
平ではなく垂直に配置したり、真直ではなく屈曲させて
配置することも可能である。
【0046】また、図2〜図6に示す補助プロテクタ1
1,30,32,35をプロテクタ本体1’とは別体に
略コの字状等に樹脂成形して、プロテクタ本体1’に係
止クリップ等の係止手段やボルト等の固定手段で固定す
ることも可能である。
【0047】また、回路体保持部として、補助プロテク
タ11に代えて棒状の突部を複数並列にあるいは二列に
配設することも可能である。この場合、複数の棒状の突
部が補助プロテクタ11の保持壁12,13の作用をし
てワイヤハーネスWを安定に支持ないし保持する。棒状
の突部を図3,図5,図6の如く略L字状やフック状等
に屈曲させてワイヤハーネスWを保持させるようにして
もよい。このように回路体保持部はワイヤハーネスWを
収容する補助プロテクタ11に限るものではない。
【0048】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、プロテクタ本体の外側の回路体が回路体保持部で保
持されることで、ドア内の構造物や補機等との干渉等を
起こすことがなくなるから、回路体の摩耗や破損等が防
止され、車両ボディからドアへの給電の信頼性が向上す
る。また、プロテクタ本体を迂回させないで、回路体を
回路体保持部に沿って目的の補機まで最短距離で配索す
ることができるから、回路体の全長が短縮され、省スペ
ース化・低コスト化・軽量化が達成される。
【0049】請求項2記載の発明によれば、プロテクタ
本体の外側の回路体が補助プロテクタに収容されてドア
内の構造物や補機等との干渉等から安全に保護されるか
ら、回路体の摩耗や破損等が防止され、車両ボディから
ドアへの給電の信頼性が向上する。また、プロテクタ本
体を迂回させないで、回路体を補助プロテクタに沿って
目的の補機まで最短距離で配索することができるから、
回路体の全長が短縮され、省スペース化・低コスト化・
軽量化が達成される。また、補助プロテクタによってプ
ロテクタ本体の剛性が高まり、プロテクタ本体の外壁の
撓み変形等が防止されるから、ドアの開閉に伴ってプロ
テクタ本体内に回路体が引っ掛かりなくスムーズに収容
され、回路体の弛み吸収性が高まる。
【0050】請求項3記載の発明によれば、プロテクタ
本体の外側の回路体を一対の保持壁の間で例えば水平方
向に収容し、ドアパネルやドアトリムで飛び出しなく保
持させることができ、それにより補助プロテクタの構造
が簡素化され、製造が容易化・低コスト化される。
【0051】請求項4記載の発明によれば、回路体の自
重を利用して断面フック状の保持壁内に回路体を安定に
収容することができ、補助プロテクタの構造が簡素化、
低コスト化される。請求項5記載の発明によれば、保持
片やカバーによって補助プロテクタ内での回路体の保持
を一層確実に行うことができ、車両の振動等による回路
体の不意な飛び出しを確実に防止できる。
【0052】請求項6記載の発明によれば、保持壁を広
げ方向撓ませて回路体をワンタッチで容易に挿入できる
から、回路体の挿着作業性が向上すると共に、保持壁が
狭め方向に復元することで、回路体の飛び出しが防止さ
れ、簡単な構造で回路体の保持性を確保することができ
る。
【0053】請求項7記載の発明によれば、車両ボディ
側からプロテクタ本体を通った給電用の回路体の一部を
最短距離でドア内の目的の補機に向けて配索することが
できるから、回路体の長さが短縮され、ドア内の省スペ
ース化、回路体の軽量化、低コスト化が達成される。回
路体とドア内の構造物や補機等との干渉が防止され、給
電の信頼性が高まることは言うまでもない。
【0054】請求項8記載の発明によれば、スライドド
アの開閉に伴う回路体の弛みがプロテクタ本体内で吸収
され、スライドドアと車両ボディとの間への回路体の挟
み込みやそれによる破損等が防止されるから、プロテク
タ本体及び回路体保持部や補助プロテクタに沿う回路体
の給電の信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドア用給電プロテクタとそれを用
いた回路体配索構造の一実施形態を示す正面図である。
【図2】同じくドア用給電プロテクタの一形態を示す斜
視図である。
【図3】図2の補助プロテクタを示す縦断面図である。
【図4】補助プロテクタの第二の実施形態を示す要部斜
視図である。
【図5】補助プロテクタの第三の実施形態を示す要部断
面図である。
【図6】補助プロテクタの第四の実施形態を示す要部断
面図である。
【符号の説明】
1 ドア用給電プロテクタ 1’ プロテクタ本体 2 スライドドア(ドア) 4,5 壁部(外壁) 11,30,32,35 補助プロテクタ(回路体保持
部) 12,13,31,34 保持壁 15 外側のワイヤハーネス(回路
体) 19 保持片 28 カバー 36 上部開口(回路体挿入開口) W ワイヤハーネス(回路体)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 11/00 H02G 3/26 H H05K 7/00 3/28 F Fターム(参考) 4E352 AA09 BB15 CC07 GG20 5G357 DA06 DB03 DC12 DD02 DD06 DD14 DE02 DE05 5G363 AA07 BA02 BB01 DA15 DC03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア内で回路体を湾曲した状態に収容す
    るプロテクタ本体と、該プロテクタ本体の外壁に設けら
    れ、該プロテクタ本体の外側に位置する回路体を保持す
    る回路体保持部とを備えたことを特徴とするドア用給電
    プロテクタ。
  2. 【請求項2】 前記回路体保持部が、前記回路体を収容
    する補助プロテクタであることを特徴とする請求項1記
    載のドア用給電プロテクタ。
  3. 【請求項3】 前記補助プロテクタが少なくとも一対の
    対向する保持壁を備えていることを特徴とする請求項2
    記載のドア用給電プロテクタ。
  4. 【請求項4】 前記補助プロテクタが断面フック状に屈
    曲した保持壁で構成されたことを特徴とする請求項2記
    載のドア用給電プロテクタ。
  5. 【請求項5】 前記保持壁に回路体飛び出し防止用の可
    撓性の保持片又は係止可能なカバーが設けられたことを
    特徴とする請求項3又は4記載のドア用給電プロテク
    タ。
  6. 【請求項6】 前記保持壁が回路体挿入開口を狭めて撓
    み可能であることを特徴とする請求項3〜5の何れか1
    項に記載のドア用給電プロテクタ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れか1項に記載のドア
    用給電プロテクタを用いて車両ボディ側からプロテクタ
    本体内に回路体を導入し、該プロテクタ本体から導出し
    た該回路体の一部を前記回路体保持部又は前記補助プロ
    テクタに保持させてドア内の補機に向けて配索したこと
    を特徴とするドア用給電プロテクタを用いた回路体配索
    構造。
  8. 【請求項8】 前記ドアが自動車のスライドドアである
    ことを特徴とする請求項7記載のドア用給電プロテクタ
    を用いた回路体配索構造。
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