JP2003246025A - シート及びその成形品 - Google Patents

シート及びその成形品

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JP2003246025A JP2002261213A JP2002261213A JP2003246025A JP 2003246025 A JP2003246025 A JP 2003246025A JP 2002261213 A JP2002261213 A JP 2002261213A JP 2002261213 A JP2002261213 A JP 2002261213A JP 2003246025 A JP2003246025 A JP 2003246025A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】真空成形を経ても外観悪化が少なく、強度物性
に優れ、且つ経済性,リサイクル性に優れた透明シート
及びその成形品を提供すること。 【解決手段】多層構成(A:表層,B:中間層,C:裏
面層)が以下の成分からなる多層シート。 A)、C)スチレン系単量体単位35〜75質量%及び
(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位65〜25質
量%を含有する重合体からなるスチレン系重合体。 B)スチレン単量体単位30〜50質量%とブタジエン
単量体単位70〜50質量%からなるゴム状弾性体から
なる分散相が1〜20質量部であり、スチレン系単量体
単位35〜75質量%及び(メタ)アクリル酸エステル
系単量体単位65〜25質量%を含有する重合体からな
る連続相が99〜80質量部であるゴム変性スチレン系
重合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴム変性スチレン系
重合体を用いたシート及びその成形品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】包装用成形体の材料として、透明性を必
要とするものには塩化ビニル樹脂が使用されている。し
かし、塩化ビニル樹脂は、廃棄物として焼却する際に発
生する塩化水素による焼却炉の腐食間題、大気中に放出
された塩化水素による大気汚染間題に加え、焼却炉で発
生するダイオキシン類の原因物質のひとつとして考えら
れており、このような問題から塩化ビニル樹脂に代わる
材料が求められてきている。これらの問題が生じない代
替材料としてポリカーボネート、透明ABS等が一部市
場で実績はあるものの、両者ともに価格が高く低価格の
塩化ビニル樹脂の代替材料としての実用性に欠ける欠点
があった。、電子部品包装用成形体の材料としては剛
性、耐衝撃性の良好なことも必要とされ、透明で、衝撃
強度に優れ、剛性が高く、低価格の代替材料が望まれて
いた。
【0003】一方、低価格の材料としてスチレン系重合
体が存在する。スチレン系重合体は、透明性、成形性、
剛性に優れた合成樹脂であるところから、家庭用品、電
気製品、包装等の成形材料として広く用いられてきた。
そして、利用分野が拡大するにつれてスチレン系重合体
の衝撃強度向上が強く求められるようになってきた。ス
チレン系重合体の衝撃強度を向上させるために、ゴム状
弾性体を分散粒子として含有するスチレン系重合体、即
ちゴム変性スチレン系重合体があり、バランスに優れた
透明樹脂として知られている。本願発明と関連する出願
としては特開2001−106258号、特開2000
−238878号、特開2000−154257号があ
る。
【0004】、ポリスチレンにスチレン−ブタジエンブ
ロック共重合体をブレンドして衝撃強度を向上させる技
術も知られている。しかし、このスチレン系重合体組成
物は、成形加工時の熱履歴によりスチレン−ブタジエン
ブロック共重合体が架橋し、いわゆるゲル状物質が生成
し、成形品外観を悪化させるという欠点を有している。
さらに、このスチレン系重合体組成物は価格が高いとい
う難点もあり、ゴム状弾性体を分散粒子として含有する
スチレン系重合体、即ちゴム変性スチレン系重合体があ
り、スチレン系樹脂の特徴である優れた成形加工性もあ
いまって広い分野で使用されてきている。
【0005】これらの透明樹脂は用途に応じて各種加工
法により成形加工がなされるが、電子部品や食品等の包
装材料に使用される場合、最終製品の経済性,性能を考
慮し樹脂材料はシート化,熱成形を経て容器となる加工
法が多くみられる。、これらの熱成形加工は予めシート
化された樹脂が加熱,引き延ばしにより賦型される加工
法で熱板成形,圧空成形,真空成形等いくつかの方法が
あるが複雑形状成形品や深い成形絞りを要する容器等で
はオス型のアクションと真空成形が組合わさったプラグ
アシストの真空成形がしばし使用されている。
【0006】透明樹脂を使った真空成形容器では当然な
がら良好な透明性をもった成形品が求められるが、上述
の性能バランスを満足するゴム変性スチレン系重合体で
も良好な賦型品が得られるも、成形時の急激な引き延ば
しにより成形品中のゴム粒子が急激な形状変化を引き起
こし成形品表面に曇りを起こすことが課題とされてき
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な技術状況の基で、透明で、耐衝撃強度に優れ、外観の
良好な真空成形性に優れたシート及びその成形品を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)多層構
成(A:表層,B:中間層,C:裏面層)が以下の成分
からなる多層シート及びそれを用いた成形品である。 A)、C)スチレン系単量体単位35〜75質量%及び
(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位65〜25質
量%を含有する重合体からなるスチレン系重合体。 B)スチレン単量体単位30〜50質量%とブタジエン
単量体単位70〜50質量%からなるゴム状弾性体から
なる分散相が1〜20質量部であり、スチレン系単量体
単位35〜75質量%及び(メタ)アクリル酸エステル
系単量体単位65〜25質量%を含有する重合体からな
る連続相が99〜80質量部であるゴム変性スチレン系
重合体。
【0009】
【発明の実施の形態】(ゴム状弾性体)以下に本発明を
詳しく説明する。ゴム状弾性体とは、スチレンとブタジ
エンを主要な構成成分とするものが好ましく、中でもス
チレン−ブタジエンブロック共重合体が好ましい。スチ
レン−ブタジエンブロック共重合体のスチレン単量体単
位とブタジエン単量体単位の重量比は30〜50:70
〜50であることが好ましい。ポリスチレン部分の重量
平均分子量(Mw)は45,000〜75,000の範
囲にあることが好ましい。重量平均分子量(Mw)の数
平均分子量(Mn)に対する比(Mw/Mn)は1.2
0〜1.80であることが好ましい。これらの範囲にお
いてゴム変性スチレン系重合体の優れた透明性を得るこ
とができる。ポリスチレン部分の分子量は、スチレン−
ブタジエンブロック共重合体を文献「RUBBERCH
EMISTRYAND TECHNOLOGY」、Vo
l.58、P16(Y.Tanaka,et.al.,
1985)に記載の方法でオゾン分解して得たポリスチ
レンをGPCで測定し、各ピークに対応する分子量を標
準ポリスチレンを用いて作成した検量線から求めて算出
することができる。
【0010】(スチレン−ブタジエンブロック共重合
体)スチレン−ブタジエンブロック共重合体は、有機溶
媒中で有機リチウム化合物を開始剤としてスチレン単量
体とブタジエン単量体を特定の条件下に重合することに
よって得られる。有機溶媒としてはブタン、ペンタン、
ヘキサン、イソペンタン、ヘプタン、オクタン、イソオ
クタン等の脂肪族炭化水素、シクロペンタン、メチルシ
クロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサ
ン、エチルシクロヘキサン等の脂環式炭化水素あるいは
ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン等の芳
香族炭化水素等公知の有機溶媒が使用できる。有機リチ
ウム化合物は分子中に1個以上のリチウム原子が結合し
た化合物であり、例えばエチルリチウム、n−プロピル
リチウム、イソプロピルリチウム、n−ブチルリチウ
ム、sec−ブチルリチウム、t−ブチルリチウム等が
使用できる。スチレン−ブタジエンブロック共重合体の
ポリスチレン部分の重量平均分子量(Mw)は、スチレ
ン単量体とブタジエン単量体の添加量に対する開始剤の
添加量割合を調整することにより制御される。スチレン
−ブタジエンブロック共重合体のポリスチレン部分の重
量平均分子量(Mw)の数平均分子量(Mn)に対する
比(Mw/Mn)は、酢酸、ステアリン酸のような有機
酸、エタノール、ブタノールのようなアルコールあるい
は水等の失活剤を、重合途中に使用量あるいは添加時期
を調整して添加することにより制御することができる。
【0011】(スチレン系単量体、(メタ)アクリル酸
エステル系単量体)スチレン系単量体とは、スチレン、
α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−t−ブ
チルスチレン等を挙げることができるが、好ましくはス
チレンである。これらスチレン系単量体は、単独で用い
てもよいが二種類以上を併用してもよい。(メタ)アク
リル酸エステル系単量体とは、メチルメタクリレート、
エチルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルア
クリレート、n−ブチルアクリレート、2−メチルヘキ
シルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、
オクチルアクリレート等があげられるが、好ましくはメ
チルメタクリレートはn−ブチルアクリレートである。
これらの(メタ)アクリル酸エステル系単量体は単独で
用いてもよいが二種類以上を併用してもよい。必要に応
じてこれらの単量体と共重合可能なビニル系単量体、例
えば、アクリル酸、メタアクリル酸、アクリロニトリ
ル、N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレ
イミド等を共重合させることもできる。
【0012】ゴム変性スチレン系重合体の性能を損なわ
ない範囲で、高級脂肪酸金属塩及び/は高級脂肪酸エス
テル及び/又はポリエチレンワックスを添加することも
できる。透明性の低下を引き起こさない範囲であれば他
種のゴム状弾性体を添加することも可能である。
【0013】(製造方法)ゴム変性スチレン系重合体、
スチレン系重合体の製造には、常用されている塊状重合
法、溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合法等を用いるこ
とができる。回分式重合法、あるいは連続式重合法のい
ずれの方法も用いることができる。これらの重合法は、
重合開始剤としてアゾビスブチロニトリル、アゾビスシ
クロヘキサンカルボニトリル等のアゾ化合物や、ベンゾ
イルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゾエー
ト、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキ
サイド、エチル−3,3−ジ−(t−ブチルパーオキ
シ)ブチレート等の有機過酸化物を用いることができ
る。、分子量調節剤としてt−ドデシルメルカプタン、
n−ドデシルメルカプタン、4−メチル−2,4−ジフ
ェニルペンテン−1を、、可塑剤としてブチルベンジル
フタレート等を必要に応じて添加してもよい。
【0014】(スチレン系重合体)シートの表層(A及
びC)はスチレン系単量体単位35〜75質量%及び
(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位65〜25質
量%を含有する重合体からなるスチレン系重合体である
ことが好ましい。透明性等の性能を損なわずに少量であ
ればゴム状弾性体を添加することができる。この場合ゴ
ム変性スチレン系重合体と同様の組成となるが、その構
成もゴム状弾性体が分散相となり、スチレン系単量体単
位及び(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位を含有
する重合体が連続相となる。ゴム状弾性体の添加量は3
質量部以下が好ましく、連続相は100質量部未満97
質量部以上となる。
【0015】(ゴム変性スチレン系重合体)ゴム変性ス
チレン系重合体に含まれるゴム状弾性体は1〜20質量
部である。ゴム状弾性体が1質量部未満では優れた衝撃
強度を得ることができず、20質量部を越えると透明
性、成形性が低下し好ましくない。ゴム変性スチレン系
重合体の連続相を形成するスチレン系単量体単位と、
(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位の質量比は3
5〜75:65〜25であり、好ましくは42〜59:
58〜41である。スチレン系単量体単位と(メタ)ア
クリル酸エステル系単量体単位の質量比が35〜75:
65〜25の範囲外では、ゴム変性スチレン系重合体及
びゴム変性スチレン系樹脂組成物の透明性が低下する。
スチレン系単量体単位及び(メタ)アクリル酸エステル
系単量体単位を含有する重合体の添加量は90〜80質
量部である。
【0016】多層構成とは異種のシート材料を重ね合わ
せて作られるものである。シートを製造する方法には特
に制限はなく、従来公知の多層シートの製造方法を採用
することができる。ラミネートが可能な種々の樹脂成形
装置、例えば、カレンダー装置あるいはTダイ押出機で
のラミネート融着や表層と中層を同時に押出成形できる
フィードブロックを持ったシート押出機等を用いて通常
のシート化条件において製造することができる。
【0017】各構成層の材料には、これまでに説明した
本発明を発現する構成以外に酸化防止剤、耐候剤、滑
剤、可塑剤、着色剤、帯電防止剤、あるいは鉱油等の添
加剤を、本発明のゴム変性スチレン系樹脂組成物の性能
を損なわない範囲で配合してもよい。配合する時期につ
いては重合開始前、重合反応途中、重合体の後処理、重
合体の造粒、成形、加工等の任意の段階を適宜選べる。
【0018】シートは成形して各種包装容器に好適に使
用することができる。例えば圧空成形、プレス成形、真
空成形等がある。なかでも真空成形が好ましい。深い絞
り形状では賦型補助が可能なプラグアシストによる成形
方式等が多く用いられる。プラグアシストによる成形方
式としては、例えばプラグアシストフォーミング、プラ
グアシストリバースドローフォーミング、プラグアシス
ト−エアスリップフォーミング等による成形方式が挙げ
られる。
【0019】海島構造でゴム補強した透明樹脂は、表面
での急激な伸びと急冷による白化現象を引き起こす。
A、C層のゴム状弾性体が3重量部を超えると上記の理
由から得られた成形品はシート成形品に比べ著しい透明
性低下を示すので好ましくない。
【0020】生産性,経済性からシート生産ではスクラ
ップ材のリターンが一般的に行われる。その際に最終シ
ートの透明性を維持するには基材となる透明スチレン系
樹脂(B)と相溶性が良く、屈折率の近い材料を表層
A,Cには選定するとよい。25℃における材料Aの屈
折率=材料Bの屈折率±0.01、材料Cの屈折率=材
料Bの屈折率±0.01とするとよい。屈折率をあわせ
ることによりシート及びその成形品は、表層,基材を分
別回収することなくそのまま回収して溶融成形しても透
明な成形体を得ることができるので環境にも優しいリサ
イクルにも適応した透明シートとして用いられる。
【0021】A、C層は、0.005〜0.05mmの
範囲であることが好ましい。0.005mm未満の表層
では、シート加工時の多層化で安定した均一構造を得る
ことが難しく、0.05mmを超えるとゴム分の少ない
表層では、ノッチ効果からシートの物性やシートの生産
性の低下を引き起こすので好ましくない。
【0022】中間層には、シートの透明性、強度物性等
の要求性能を満足する範囲であれば、異なる樹脂層を適
宜追加することも可能である。
【0023】成形品は、ICマガジンやキャリアテープ
等の産業部品包装容器やアイスクリーム、飲料等のカッ
プといった食品包装容器など真空成形を行う多岐にわた
った製品分野で好適に用いられる。シートおよび成形品
は電子部品包装容器にも好適に使用することができる。
電子部品包装容器とは、電子部品を包装するための容器
であり、真空成形トレー、キャリアテープ(エンボスキ
ャリアテープ)等がある。それらはシートを真空成形、
圧空成形、プレス成形することにより製造することがで
きる。本発明のシートはエンボスキャリアテープに特に
好適に用いることができる。電子部品としては特に限定
されない。例えばIC、LED(発行ダイオード)、抵
抗、液晶、コンデンサー、トランジスター、圧電素子レ
ジスター、フィルター、水晶発振子、水晶振動子、ダイ
オード、コネクター、スイッチ、ボリュウム、リレー、
インダクタ等がある。ICの形式は特に限定されない。
例えばSOP、HEMT、SQFP、BGA、CSP、
SOJ、QFP、PLCC等がある。電子部品包装体と
は電子部品を電子部品包装容器により包装したものを意
味する。電子部品は真空成形トレー、キャリアテープ
(エンボスキャリアテープ)等の電子部品包装容器に収
納され使用に供される。キャリアテープでは電子部品を
収納した後にカバーテープにより蓋をしたものを含む。
【0024】
【実施例】次に実施例をもって本発明を更に説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
尚、以下記載中に「部」,「%」とあるのはそれぞれ
「質量部」,「質量%」を意味する。
【0025】最初に、実施例及び比較例で使用したスチ
レン系重合体の製造について述べる。
【0026】ゴム変性スチレン系重合体−1 スチレン58.5部、メチルメタクリレート36.0部
及びn−ブチルアクリレート5.5部のモノマー混合物
に、スチレン−ブタジエンブロック共重合体A(スチレ
ン単量体単位含量40%、ポリスチレン部分のMw6
2,500、Mw/Mn=1.52)を10.0部溶解
し、重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド0.0
4部、連鎖移動剤としてt−ドデシルメルカプタン0.
2部を添加し、撹拌しながら90℃で8時間加熱した
後、冷却して塊状重合を停止した。ついで該反応混合液
に新たに重合開始剤としてジクミルパーオキサイドを
0.2部を添加した。純水200部にドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウムを0.001部、第三リン酸カル
シウム0.5部を懸濁安定剤として添加し、撹拌しなが
ら混合液を分散させた。そしてこの混合液を100℃で
2時間、115℃で3.5時間、130℃で2.5時間
加熱重合させた。反応終了後、洗浄、脱水ならびに乾燥
してビーズ状のゴム変性スチレン系重合体(共重合体−
1)を得た。次に得られたビーズ状の重合体を2軸押出
機(東芝機械社製TEM−35B)にてシリンダー温度
220℃で押出を行いペレット化したゴム変性スチレン
系重合体(P1)を得た。P1の組成を表1に示した。
その材料物性を表2に示した。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】スチレン系重合体−2 スチレン54部、メチルメタクリレート46.0部のモ
ノマー混合物に、重合開始剤としてベンゾイルパーオキ
サイド0.04部、連鎖移動剤としてt−ドデシルメル
カプタン0.2部を添加し、撹拌しながら90℃で8時
間加熱した後、冷却して塊状重合を停止した。以下P1
作成時と同様に操作し、ビーズ状の変性スチレン系重合
体,更に2軸押出機(東芝機械社製TEM−35B)に
てシリンダー温度220℃で押出を行うことでペレット
化したスチレン系重合体(P2)を得た。スチレン系重
合体(P2)を得た。得られたP2の組成を表1に、そ
の物性を表2に示した。
【0030】スチレン系重合体−3 MS樹脂デンカTXポリマー 商品名:TX−400−
300LをP3として試験に使用した。P3の組成を表
1に、その物性を表2に示した。
【0031】ゴム変性スチレン系重合体−4 ブタジエン39部、スチレン26部、純水150部、オ
レイン酸カリウム0.5部、t−ブチルハイドロパーオ
キサイド0.13部、ロンガリット0.03部、硫酸第
一鉄0.002部、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリ
ウム塩0.003部ピロリン酸ナトリウム0.1部、t
−ドデシルメルカプタン1.0部を撹拌機付きオートク
レーブに仕込み温度45℃にて17時間重合した。得ら
れたスチレン−ブタジエンゴムラテックスの数平均粒子
径は0.08umであった。ラテックスにナトリウムス
ルホサクシネート0.005部を加えて安定化させた。
このラテックスに撹拌下で塩化水素水溶液を加えること
でラテックス粒子を凝集肥大化させ、数平均粒子径0.
2umのゴムラテックスを得た。このラテックスにスチ
レン19.5部、MMA13.5部、n−ブチルアクリ
レート2部、ジビニルベンゼン0.04部、t−ブチル
フェノール0.5部、ジラウリルチオプロピオネート
0.5部を添加した後、塩酸により共重合体を析出し、
中和洗浄、脱水乾燥して粉末状の共重合体−2を得た。
次に、共重合体1と共重合体−2とを80/20の比率
で均一混合し2軸押出機(東芝機械社製TEM−35
B)にてシリンダー温度220℃で押出を行うことでペ
レット化したゴム変性スチレン系重合体(P4)を得
た。得られたP4の組成を表1に、その物性を表2に示
した。
【0032】スチレン系重合体−5 ポリスチレン樹脂(GPPS)デンカスチロール 商品
名:MW−1−301をP5として試験に使用した。P
5の組成を表1に、その物性を表2に示した。
【0033】次に多層シートの作成について述べる。上
述のスチレン系樹脂(P1〜P5)をサンプルとして、
T−ダイ方式の多層押出機を用い各構成の多層シートを
作成した。尚、多層押出機はメインの中芯用が65mm
φのフルフライトスクリューの単軸押出機1台,表層用
に30mmφのフルフライトスクリューの単軸押出機を
2台からなり各々の溶融樹脂がフィードブロックで合流
多層化される試験押出機を使用した。尚、シート化にお
ける各シリンダー温度は230℃にて運転、成形した。
【0034】真空成形 試作したシートはプラグアシスト方式の浅野製作所製の
真空成形機を使って図1の形状に成形した。尚、シート
はA層側をプラグ側となるよう真空成形機に取り付け、
成形条件はシート加熱によりシート表面が120℃に達
した時点で真空成形を開始した。
【0035】エンボスキャリアテープ成形 試作シートは幅27mmにスリットし、EDG社製のエ
ンボスキャリアテープ圧空成形機を用いてエンボスキャ
リアテープ(W24mm,P16mm,A11.25
mm,B14.8mm,K5.8mm)の成形を行
った。
【0036】リサイクル試験 試作したシートは粉砕機を用い押出機に供給可能なサイ
ズまで粉砕し、多層シートを作成時と同様な条件で65
mmφのフルフライトスクリュータイプの押出機のみ運
転し、0.8mm厚のシートを作成した。尚、シリンダ
ー温度は230℃で運転、成形した。 ○:リサイクル性良好 ×:リサイクル性不良(白濁)
【0037】各測定方法及び判定基準 ペレットをインラインスクリュー射出成形機(東芝社製
IS−50EP)にてシリンダー温度230℃で射出成
形した試験片を試料に用いて求めた。但し、MFRは上
記ペレットを用いた。各組成値及び各物性値の測定方法
は次の通りである。 (1)アイゾット衝撃強度:ASTMD256に準拠し
て、12.7×64×6.4mm厚の試験片に深さ2.
54mmのノッチを入れ、打撃速度3.46m/秒で測
定した。 (2)MFR:JIS K7210に準拠し、温度20
0℃、荷重5Kgfで測定した。 (3)曇度:ASTM D1003に準拠し、30×9
0×2mm厚の試験片を用いて測定した。 (4)屈折率:30×90×2mm厚の試験片を用いて
測定した。(25℃雰囲気にて測定) (5)組成確認:重合体の組成は熱分解ガスクロマトグ
ラフィーにより標準物質を用いて作成した検量線を使
い、各含有成分の定量を行った。 (6)肉厚測定:全体肉厚はマイクロメータにより測定
した。、多層シートの各層の厚みは、シート断面を砥粒
を使って平滑化したのちに光学顕微鏡で観察し各層の厚
みを算出した。 (7)折り曲げ試験:シート押出によって作ったサンプ
ルシートを引き取り方向、反引き取り方向の2方向に折
り曲げを行いシートの割れの発生を目視観察した。 ○:良好(割れなし) ×:不良(割れあり) (8)インパクト試験:真空成形品を図2の様に置き、
成形品の底面中央部(A部)に500gの錘(先端10
R)を1mの高さから落とし、成形品の割れを観察し
た。 ○:良好(割れなし) ×:不良(割れあり) (9)カップ成形品の透明性:目視により測定した。 ○:良好(曇りなし) ×:不良(表面曇りあり) (10)ゴム変性スチレン系重合体のゴム状弾性体の
量:赤外吸収スペクトル法により予め求めたゴム状弾性
体のスチレンとブタジエンの重量比と赤外吸収スペクト
ル法により求めたゴム変性スチレン系重合体中のブタジ
エンの重量比から、ゴム変性スチレン系重合体中のゴム
状弾性体の量を求めた。赤外吸収スペクトルは日本バイ
オラッドラボラトリーズ社製 FTS−575C型を用
いて測定した。 (11)ゴム変性スチレン系重合体及びゴム非含有スチ
レン系重合体中の連続相の構成単位:ゴム変性スチレン
系重合体及びゴム非含有スチレン系重合体をトルエンに
溶解後、遠心分離を行い、上澄み液を分取しメタノール
を加えスチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合
体を沈殿させた。この沈殿物を乾燥し、これを重クロロ
フォルムに溶解して2%溶液に調整し測定試料とし、F
T−NMR(日本電子製 FX−90Q型)を用いて1
3Cを測定し、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル
系重合体のピーク面積から連続相の構成単位を求めた。 (12)エンボスキャリアテープ成形性:成形により得
られたエンボスキャリアテープの賦形性を目視により評
価した。 ◎:賦形優秀 ○:賦形良好 ×:賦形不十分 (13)キャリアテープ成形品の透明性:ヒーター温度
200℃で圧空成形したエンボスキャリアテープ(W2
4mm,P16mm,A11.25mm,B14.
8mm,K5.8mm)の底面部の透明性をヘーズメ
ーターを用いて評価した。 ○:良好(成形前シートからの底面部のヘーズの増加が
3未満) ×:不良(成形前シートからの底面部のヘーズの増加が
3以上)
【0038】実施例1〜実施例10 スチレン系共重合体P1〜P4の材料を用い、表3、表
4の層構成となるシートを作成した。また、得られたシ
ートは真空成形機により図1のカップ形状品の成形、圧
空成形機によりエンボスキャリアテープ成形を行い、そ
れらシート,成形品の評価結果を表3、表4に示した。
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】比較例1〜比較例8 スチレン系共重合体P1,P2,P4,P5の材料を用
い表5、表6の層構成となるシートを作成した。また、
得られたシートは真空成形機により図1のカップ形状品
の成形、圧空成形機によりエンボスキャリアテープ成形
を行い、それらシート、成形品の評価結果を表5、表6
に示した。
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、真空成形を経ても外観
(透明性)悪化が少なく、強度物性に優れ、且つ経済
性,リサイクル性に優れた透明シートを得ることができ
る。得られた真空成形性に優れた透明シートは、特に食
品包装容器、電子部品包装容器に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で真空成形された成形品の断面図を示
す。
【図2】実施例で真空成形された成形品のインパクト試
験の概略図を示す。
【符号の説明】
A 成形品の底面中央部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08L 25/14 C08L 9:06 9:06) (72)発明者 種市 浩二 千葉県市原市五井南海岸6番地 電気化学 工業株式会社千葉工場内 (72)発明者 江部 和義 千葉県市原市五井南海岸6番地 電気化学 工業株式会社千葉工場内 Fターム(参考) 3E086 AD05 AD09 BA04 BA15 BB85 BB90 CA01 CA31 4F071 AA12 AA22 AA33X AF17 AF30 AH05 BC01 BC07 4F100 AK12A AK12B AK12C AK25A AK25B AK25C AK29A AK29B AK29C AL01A AL01B AL01C BA03 BA06 BA25A BA25B BA25C BA26A BA26B BA26C EH17 GB15 GB23 JK01 JL01 JN01 JN18A JN18B JN18C YY00A YY00B YY00C 4J002 AC082 BC071 GF00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多層構成(A:表層,B:中間層,C:裏
    面層)が以下の成分からなる多層シート。 A)、C)スチレン系単量体単位35〜75質量%及び
    (メタ)アクリル酸エステル系単量体単位65〜25質
    量%を含有する重合体からなるスチレン系重合体。 B)スチレン単量体単位30〜50質量%とブタジエン
    単量体単位70〜50質量%からなるゴム状弾性体から
    なる分散相が1〜20質量部であり、スチレン系単量体
    単位35〜75質量%及び(メタ)アクリル酸エステル
    系単量体単位65〜25質量%を含有する重合体からな
    る連続相が99〜80質量部であるゴム変性スチレン系
    重合体。
  2. 【請求項2】表層と裏面層のスチレン系重合体が、スチ
    レン単量体単位30〜50質量%とブタジエン単量体単
    位70〜50質量%からなるゴム状弾性体からなる分散
    層を3質量部以下と、スチレン系単量体単位及び(メ
    タ)アクリル酸エステル系単量体単位を含有する重合体
    の連続相を100質量部未満97質量部以上とを含有す
    る請求項1のシート。
  3. 【請求項3】厚みがA)、C):0.005〜0.05
    mm、B):0.2〜5.0mmである請求項1は2に
    記載のシート。
  4. 【請求項4】25℃における材料Aの屈折率=材料Bの
    屈折率±0.01、材料Cの屈折率=材料Bの屈折率±
    0.01である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    シート。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシ
    ートを用いた成形品。
  6. 【請求項6】食料品包装容器である請求項5に記載の成
    形品。
  7. 【請求項7】電子部品包装容器である請求項5に記載の
    成形品。
  8. 【請求項8】エンボスキャリアテープである請求項5に
    記載の成形品。
  9. 【請求項9】ソフトトレーである請求項5に記載の成形
    品。
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