JP2003246005A - 金属板貼合せ成形加工用白色ポリエステルフィルム - Google Patents

金属板貼合せ成形加工用白色ポリエステルフィルム

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JP2003246005A JP2002047641A JP2002047641A JP2003246005A JP 2003246005 A JP2003246005 A JP 2003246005A JP 2002047641 A JP2002047641 A JP 2002047641A JP 2002047641 A JP2002047641 A JP 2002047641A JP 2003246005 A JP2003246005 A JP 2003246005A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形加工性に優れ、耐熱性、耐レトルト性、
保味保香性、金属板の密着性、耐衝撃性、耐磨耗性、隠
蔽性、美麗性および印刷適性に優れる缶を製造すること
ができる金属板貼合せ成形加工用ポリエステルフィルム
を提供する。 【解決手段】 平均粒径0.1〜0.5μmのルチル型
酸化チタンを1.1〜7重量%含有し、融点が210℃
〜245℃、固有粘度が0.48〜0.80である共重
合ポリエステルの層(A層)と、平均粒径0.1〜0.
5μmのルチル型酸化チタンを10〜45重量%含有
し、融点が210℃〜245℃、固有粘度が0.46〜
0.66である共重合ポリエステルの層(B層)とを積
層したポリエステルフィルムであって、A層とB層の厚
みおよびルチル型酸化チタン濃度が特定の関係を満たす
ことを特徴とする金属板貼り合せ成形加工用白色ポリエ
ステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属板貼合せ成形加
工用白色ポリエステルフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】金属缶には内外面の腐食防止を目的に一
般に塗装を施されている。最近、工程簡素化、衛生性向
上、公害防止等の目的で有機溶剤を使用せずに防錆性を
付与することが試みられ、その方法として、熱可塑性樹
脂フィルムによる被覆が試みられている。即ち、ブリ
キ、ティンフリースチール、アルミニウム等の金属板に
熱可塑性樹脂フィルムをラミネートした後、絞り加工等
により製缶する方法の検討が進められている。この熱可
塑性樹脂フィルムとしてポリオレフィンフィルムやポリ
アミドフィルムが試みられたが、成形加工性、耐熱性、
保香性のすべてを満足するものでない。
【0003】そこでポリエステルフィルム、特にポリエ
チレンテレフタレートフィルムがバランスのとれた特性
を有するとして注目され、これをベースとしたいくつか
の提案がなされている。すなわち次のような提案が行わ
れている。
【0004】(A)2軸配向ポリエチレンテレフタレー
トフィルムを金属板にラミネートし、製缶材料として用
いる(特開昭56−10451号公報、特開平1−19
2546号公報)、(B)非晶性もしくは極めて低結晶
性の芳香族ポリエステルフィルムを金属板にラミネート
し、製缶材料として用いる(特開平1−192545号
公報、特開平2−57339号公報)、(C)低配向
で、熱固定された2軸配向ポリエチレンテレフタレート
フィルムを金属板にラミネートし、製缶材料として用い
る(特開昭64−22530号公報)、(D)平均粒径
が0.1〜0.5μmのルチル型酸化チタンを含む2軸
配向共重合積層フィルムを金属板にラミネートし、製缶
材料として用いる(特開平10−226032号公
報)。
【0005】しかし、本発明者らの検討では、いずれも
充分な特性が得られず、それぞれ次の問題のあることが
明らかとなった。
【0006】(A)については、2軸配向ポリエチレン
テレフタレートフィルムは耐熱性、保香性に優れるが、
成形加工性が不充分であり、大きな変形を伴う製缶加工
ではフィルムに微少なクラックが発生し、極端な場合に
は破断が発生する。
【0007】(B)については、非晶性もしくは極めて
低結晶性の芳香族ポリエステルフィルムであるため成形
加工性は良好であるが保香性が劣り、また製缶後の印
刷、レトルト殺菌等の後処理、さらには長期保存により
脆化しやすく、缶外部からの衝撃により割れやすいフィ
ルムに変質する恐れがある。
【0008】(C)については、上記(A)と(B)の
中間領域で効力を発揮せんとするものであるが、未だ製
缶加工に適用可能な低配向には達していない。
【0009】(D)については、製缶加工に適用可能な
低配向は達成しているが、製膜性がやや不十分で、未だ
安定した高い生産性に達成していない。
【0010】また、金属容器の外面には印刷が施される
のが一般的である。印刷時にあらかじめ遮光の目的で白
色の塗料を下塗りしその後印刷される。金属板にラミネ
ートする熱可塑性樹脂フィルムを白色遮光性のフィルム
とすることにより、白色塗料の下塗りを省略することが
できるが、上記(A)〜(D)の方法において、白色顔
料を添加して製造される白色フィルムでは、それぞれの
欠点が解消されず、缶外面の目的も達成されない。ま
た、ルチル型酸化チタンを含有させた従来のフィルムで
は表面光沢度が低く、印刷した図柄が映えないために、
金属板にラミネートする熱可塑性樹脂フィルム上にさら
に白色塗料をほどこさねばなら場合があり、コストがか
さむという欠点がある。さらに、隠蔽性向上のため酸化
チタンを高濃度に含有する単層の白色フィルムは、製膜
時の搬送ロールなどの傷および削れが問題となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属板と貼
り合せて絞り加工などの製缶加工をする際優れた成形加
工性を示し、かつ耐熱性、耐レトルト性、保味保香性、
金属板の密着性、耐衝撃性、耐磨耗性、隠蔽性、美麗性
および印刷適性に優れる金属缶、例えば飲料缶、食品缶
を製造することができ、製缶に際して磨耗が起こりにく
い、金属板貼合せ成形加工用ポリエステルフィルムを提
供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、平
均粒径0.1〜0.5μmのルチル型酸化チタンを1.
1〜7重量%含有し、融点が210℃〜245℃、固有
粘度が0.48〜0.80である共重合ポリエステルの
層(A層)と、平均粒径0.1〜0.5μmのルチル型
酸化チタンを10〜45重量%含有し、融点が210℃
〜245℃、固有粘度が0.46〜0.66である共重
合ポリエステルの層(B層)とを積層したポリエステル
フィルムであって、A層とB層の厚みおよびルチル型酸
化チタン濃度が下記式の関係を全て満たすことを特徴と
する金属板貼合せ成形加工用白色ポリエステルフィルム
である。
【0013】
【数2】
【0014】(ただし、xはA層の厚み(μm)、yはB
層の厚み(μm)、aはA層のルチル型酸化チタン濃度
(重量%)、bはB層のルチル型酸化チタン濃度(重量
%)である。) 以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】[層構造]本発明の金属板貼り合せ成形加
工用白色ポリエステルフィルムは、A層とこれに積層さ
れたB層からなる。A層は、平均粒径0.1〜0.5μ
mのルチル型酸化チタンを1.1〜7重量%含有し、融
点が210℃〜245℃、固有粘度が0.48〜0.8
0である共重合ポリエステルからなる。B層は、平均粒
径0.1〜0.5μmのルチル型酸化チタンを10〜4
5重量%含有し、融点が210℃〜245℃、固有粘度
が0.46〜0.66である共重合ポリエステルのから
なる。ポリエステルフィルムが共重合ポリA層のみで構
成されていると隠蔽性が不十分であり、B層のみで構成
されていると保香性、防錆性が悪化する。
【0016】[共重合ポリエステル]A層の共重合ポリ
エステルおよびB層の共重合ポリエステルは、ともに融
点が210〜245℃、好ましくは215〜240℃の
範囲にある。共重合ポリエステルの融点は、Du Po
nt Instruments 910 DSCを用
い、20mgのサンプルについて、昇温速度20℃/分
で融解ピークを求める方法により測定された数値であ
る。融点が210℃未満では耐熱性が劣ることがあり、
245℃を超えるとポリマーの結晶性が大きすぎて成形
加工性が損なわれることがある。他方、共重合ポリエス
テルの融点が上記の範囲であれば優れた成形加工性を示
す。
【0017】A層の共重合ポリエステルおよびB層の共
重合ポリエステルとしては、優れた成形加工性、耐熱
性、保味保香性、隠蔽性、美麗性、印刷適性および生産
性を有することから、エチレンテレフタレートを主たる
繰り返し単位とする共重合ポリエステルを使用する。
【0018】この共重合ポリエステルの共重合成分とし
て、ジカルボン酸成分およびジオール成分のいずれの成
分も使用することができる。ジカルボン酸成分として
は、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸の如き芳香族ジカルボン酸;アジピン酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸の如き脂肪
族ジカルボン酸;シクロヘキサンジカルボン酸の如き脂
環族ジカルボン酸を例示することができる。ジオール成
分としては、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、ジエチレングリコールの如き脂肪族ジオー
ル;1,4−シクロヘキサンジメタノールの如き脂環族
ジオール;ビスフェノールAの如き芳香族ジオールを例
示することができる。これらは単独で使用してもよく2
種以上を使用してもよい。
【0019】これらの共重合成分のうち、保味保香性、
特にレトルト処理後の保味保香性を改善することができ
ることから、イソフタル酸および/または2,6−ナフ
タレンジカルボン酸が特に好ましい。すなわち、イソフ
タル酸共重合ポリエチレンテレフタレートおよび/また
は2,6−ナフタレンジカルボン酸共重合ポリエチレン
テレフタレートが好ましい。
【0020】共重合成分の共重合割合は、結果としてポ
リマーの融点が210〜245℃、好ましくは215〜
240℃の範囲になる割合である。共重合成分としてイ
ソフタル酸を用いる場合には、全ジカルボン酸成分に対
して2〜18モル%であり、2,6−ナフタレンジカル
ボン酸を用いる場合には2〜18モル%である。
【0021】[ポリエステルの固有粘度]A層のポリエ
ステルの固有粘度(オルトクロロフェノール、35℃)
は、好ましくは0.48〜0.80、さらに好ましくは
0.50〜0.70、特に好ましくは0.50〜0.6
5である。固有粘度が0.48未満では耐衝撃性が不足
することがあり、0.80を超えると成形加工性が損な
われて好ましくない。
【0022】B層のポリエステルの固有粘度(オルトク
ロロフェノール、35℃)は、好ましくは0.46〜
0.66、さらに好ましくは0.48〜0.64、特に
好ましくは0.50〜0.63である。固有粘度が0.
46未満では製膜性が低下することがあり、0.66を
超えると過剰品質で不経済であり好ましくない。
【0023】[層の厚みとルチル型酸化チタンの濃度]
本発明では、平均粒径が0.1〜0.5μmのルチル型
酸化チタンを用いる。平均粒径が0.1μm未満では白
色顔料の分散性が悪くなり、0.5μmを超えると製膜
性が劣るようになる。
【0024】ルチル型酸化チタンはA層およびB層に含
有されるが、A層およびB層のルチル型酸化チタンの含
有割合ならびにA層およびB層の層厚みは、下記式
(1)乃至(6)を全てを満たすことが必要である。
【0025】
【数3】
【0026】(ただし、xはA層の厚み(μm)、yはB
層の厚み(μm)、aはA層のルチル型酸化チタン濃度
(重量%)、bはB層のルチル型酸化チタン濃度(重量
%)である。)
【0027】式(1)について、A層の厚みとB層の厚
みの和は10〜45μmである。A層とB層の厚みの和
が10μm未満では隠蔽性が不十分であり、45μmを
超えるとフィルムが厚すぎて不経済である。
【0028】式(2)について、B層の単位厚みあたり
の酸化チタン濃度からA層の単位厚みあたりの酸化チタ
ン濃度を引いた値は−2.5〜+3.5である。この値
が−2.5未満では加工具の摩耗が発生し、3.5を超
えるとA層とB層との配向差が大きく製膜性が著しく損
なわれる。
【0029】式(3)について、A層の共重合ポリエス
テルは、フィルムの隠蔽性を向上させる目的で平均粒径
0.1〜0.5μmのルチル型酸化チタンを1.1〜7
重量%、好ましくは1.1〜5重量%、さらに好ましく
は1.1〜3重量%含有する。A層においてルチル型酸
化チタンの含有量が1.1重量%未満ではA層とB層と
の配向差が大きく製膜性が著しく損なわれ、7重量%を
越えると加工具の摩耗が発生して好ましくない。
【0030】式(4)について、B層の共重合ポリエス
テルは、フィルムの隠蔽性を向上させる目的で平均粒径
0.1〜0.5μmのルチル型酸化チタンを10〜45
重量%、好ましくは15〜40重量%、さらに好ましく
は20〜40重量%含有する。B層においてルチル型酸
化チタンの含有量が10重量%未満では白色隠蔽性が不
十分であり、45重量%を越えると白色隠蔽性が飽和し
てより一層の効果の向上が見られず、かえってフィルム
延伸時のフィルム破断が多くなり、得られた二軸配向白
色ポリエステルフィルムを金属板に貼合せた後、容器に
成形する時破断を生じやすい。
【0031】式(5)について、A層の厚みは0.1〜
12μmである。A層の厚みが0.1μm未満であると
加工具の摩耗が発生し、12μmを超えると隠蔽度が不
足して好ましくない。
【0032】式(6)について、B層の厚みは9.9〜
33μmである。B層の厚みが9.9μm未満であると
隠蔽度が不足し、33μmを超えると過剰品質で好まし
くない。
【0033】本発明のフィルムの厚みは、好ましくは1
0〜45μm、さらに好ましくは10〜40μm、特に
好ましくは10〜35μmである。厚みが10μm未満
では加工時に破れなどが生じ易くなり、45μmを超え
ると過剰品質であって不経済であり好ましくない。
【0034】ルチル型酸化チタンは純度が95%以上の
ものが好ましい。純度が95%未満であると高濃度で添
加した場合分散性が劣り、またポリエステルの分子量を
著しく低下させるため好ましくない。
【0035】ルチル型酸化チタンは、共重合ポリエステ
ルへ添加する前に、精製プロセスを用いて、粒径調整、
粗大粒子除去を行うことが好ましい。精製プロセスの工
業的手段としては、粉砕手段としては例えば乾式もしく
は湿式遠心分離機を用いることができる。これらの手段
は2種類以上を併用して段階的に精製してもよい。
【0036】共重合ポリエステルにルチル型酸化チタン
を添加して含有させるためには各種の方法を用いること
ができる。代表的な方法として、下記のような方法を挙
げることができる。 (ア)共重合ポリエステル合成時のエステル交換反応も
しくはエステル化反応の終了前に添加、もしくは重縮合
反応開始前に添加する方法。 (イ)共重合ポリエステルに添加し、溶融混練する方
法。 (ウ)上記(ア)または(イ)の方法において、ルチル
型酸化チタンを多量に添加したマスターペレットを製造
し、該酸化チタンを含有しない共重合ポリエステルと混
練して所定量のルチル型酸化チタンを含有させる方法。
【0037】なお、(ア)の方法を用いる場合には、ル
チル型酸化チタンをグリコールに分散したスラリーとし
て反応系に添加することが望ましい。
【0038】印刷性の観点から、A層の表面の接触粗さ
Raは50〜120nmであることが好ましい。
【0039】[添加剤]A層および/またはB層は、ア
ルミナ、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫化亜鉛、硫酸
バリウム、アナターゼ型酸化チタン、シリカを含有して
もよい。
【0040】滑り性の観点からA層は、アスペクト比
(長径/短径)1.0〜1.2、平均粒径0.5〜3.
0μmの球状無機粒子を0.01〜1重量%含有するこ
とが好ましい。
【0041】[抽出量]本発明のフィルムは、特に食品
缶または飲料缶に用いられるものであるから、該フィル
ムより溶出あるいは飛散する物質が少ないほど良いが、
それらの物質を全くなくすことは困難である。食品缶ま
たは飲料缶用途に使用するために許容できるという観点
から、イオン交換水で121℃、2時間抽出したときの
フィルム1cm2当りの抽出量として0.08mg以下
であることが好ましく、0.02mg以下であることが
さらに好ましい。
【0042】[金属板]本発明のフィルムが貼合せられ
る金属板として、特に製缶用金属板としては、ブリキ、
ティンフリースチール、アルミニウムの板が適切であ
る。
【0043】金属板へのポリエステルフィルムの貼合せ
は、例えば下記、の方法で行うことができる。
【0044】 金属板をフィルムの融点以上に加熱し
ておいてフィルムを貼合せた後冷却し、金属板に接する
フィルムの表層部(薄層部)を非晶化して密着させる。
【0045】 フィルムに予め接着剤層をプライマー
コートしておき、この面と金属板を貼合せる。接着剤層
としては公知の樹脂接着剤、例えばエポキシ系接着剤、
エポキシ−エステル系接着剤、アルキッド系接着剤等を
用いることができる。
【0046】なお、本発明のフィルムを金属板へ貼り合
せる場合には、耐衝撃性を高める観点から、衝撃を受け
る側にB層が位置するように貼り合せるのが好ましい。
例えば、缶の内側に本発明のフィルムを貼り合せる場合
には、ポリエステルB層を缶に貼り合せるようにすれば
よい。また、金属板との密着性を向上させる観点から
も、2層フィルムの高濃度酸化チタン含有層のB層が金
属板に貼り合わされることが好ましい。
【0047】[製造方法]本発明において、A層および
B層に用いる共重合ポリエステルは、その製法によって
限定されることはない。例えば、テレフタル酸、エチレ
ングリコールおよび共重合成分をエステル化反応させ、
ついで得られた反応生成物を目的とする重合度になるま
で重縮合反応させてポリエステルとする方法、あるいは
テレフタル酸ジメチルエステル、エチレングリコールお
よび共重合成分をエステル交換反応させ、ついで得られ
た反応生成物を目的とする重合度になるまで重縮合反応
させてポリエステルとする方法を好ましく挙げることが
できる。また、上記の方法(溶融重合)により得られた
ポリエステルは、必要に応じて固相状態での重合方法
(固相重合)により、さらに重合度の高いポリマーとす
ることができる。
【0048】ポリエステルの製造においては、必要に応
じて、酸化防止剤、熱安定剤、粘度調整剤、可塑剤、色
相改良剤、滑剤、核剤、紫外線吸収剤などの添加剤を加
えることができる。
【0049】A層の共重合ポリエステルおよびB層の共
重合ポリエステルに含有されるアルカリ金属元素、アン
チモン元素およびゲルマニウム元素の総量は、好ましく
は5ppm以下、さらに好ましくは3ppm以下であ
り、アンチモン元素およびゲルマニウム元素の総量は好
ましくは1ppm未満である。アルカリ金属元素、アン
チモン金属元素およびゲルマニウム金属元素の総量が5
ppmを超えると、保味保香性、特にレトルト処理後の
保味保香性が劣ることになり好ましくない。
【0050】なお、アルカリ金属元素の量は、原子吸光
分析により定量されるLi、Na、K元素のppm濃度
の和である。アンチモン元素量およびゲルマニウム元素
の量は、蛍光X線分析により定量する。
【0051】A層の共重合ポリエステルおよびB層の共
重合ポリエステルは、重縮合反応触媒として、アンチモ
ン化合物およびゲルマニウム化合物以外の化合物を用い
て製造されることが好ましい。
【0052】重縮合触媒として好ましい化合物として、
具体的には、カルシウム化合物、マグネシウム化合物、
チタン化合物を挙げることができる。なかでも、特に保
味保香性に優れることからチタン化合物を用いることが
好ましい。
【0053】チタン化合物としては、チタンテトラブト
キシド、酢酸チタンが好ましい。チタン化合物を用いる
場合には、共重合ポリエステル中のチタン金属元素濃度
が2〜50ppmの範囲であることが好ましい。2pp
m未満であるとポリエステルの重縮合反応の速度が低下
し、所定の固有粘度を有するポリエステルが製造できな
くなり、50ppmを超えるとポリエステルの耐熱性が
低下して好ましくない。
【0054】本発明の金属缶貼り合せ成形加工用白色ポ
リエステルフィルムは、A層とB層とを積層した構造を
有するが、かかる二層構造のフィルムは従来公知の方法
を適用して製造することができる。
【0055】例えば、A層を構成する共重合ポリエステ
ルとB層を構成する共重合ポリエステルとを別々に溶融
してダイより共押出し、固化前に積層融着させた後、二
軸延伸、熱固定する方法により製造することができる。
また、A層とB層の共重合ポリエステルを別々に溶融、
押出して未延伸フィルムとし、未延伸の状態でまたは延
伸してから、A層とB層とを積層融着させる方法により
製造することができる。延伸においては二軸延伸を適用
することができ、逐次二軸延伸を適用することもでき
る。
【0056】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明す
る。なお、実施例において各種特性は下記の方法で測定
した。
【0057】(1)ポリエステルの固有粘度 オルトクロロフェノール中、35℃で測定する。
【0058】(2)ポリエステルの融点 Du Pont Instruments 910 D
SCを用い、昇温速度20℃/分で、20mgのサンプ
ルについて融解ピークを求める方法による。
【0059】(3)ポリエステル中のアルカリ金属元素
の総量 フィルムサンプルをオルトクロロフェノールに溶解し、
0.5規定塩酸で抽出操作を行った。この抽出液につい
て原子吸光分析により、Na、K、Liの定量を各元素
ごとに行い、それらの和から求める。
【0060】(4)アンチモン元素量およびゲルマニウ
ム元素量 フィルムサンプルを240℃に加熱溶融して円形デイス
クを作成し、蛍光X線分析により、アンチモン元素量お
よびゲルマニウム元素量を定量する。
【0061】(5)重合触媒チタン金属元素濃度 フィルムサンプルに解重合を実施し、遠心分離器にて白
色顔料粒子を除去し、上澄み液をICP発光分光分析に
より、Ti元素の定量を行う。
【0062】(6)深絞り加工性 ポリエステルの融点以上に加熱した板圧0.25mmの
ティンフリースチールの両面にフィルムを貼合せ、水冷
した後150mm径の円板状に切り取り、絞りダイスと
ポンチを用いて4段階で深絞り加工し、55mm径の側
面無継目容器(以下「缶」と略す)を作成した。この缶
について以下の観察および試験を行い、各々下記の基準
で評価する。 深絞り加工性−1 ○:フィルムに異常なく、加工されたフィルムに白化や
破断が認められない。 △:缶上部のフィルムに白化が認められる。 ×:フィルムの一部に破断が認められる。 深絞り加工性−2 ○:異常なく加工される。缶内フィルム面の防錆性試験
(1%NaCl水溶液を缶内に入れ、電極を挿入し、缶
体を陽極にして6Vの電圧をかけた時の電流値を測定す
る。以下「ERV試験」と略す)において0.2mA以
下を示す。 ×:フィルムに異常はない。ERV試験では電流値が
0.2mAを超えており、通電箇所を拡大観察するとフ
ィルムの粗大滑剤を起点としたピンホール状の割れが認
められる。
【0063】(7)耐衝撃性 深絞り成形が良好な缶について、水を満注し、0℃に冷
却した後、各テストにつき10個ずつを高さ30cmか
ら塩ビタイル床面に落とした後、缶内のERV試験を行
う。結果を下記の基準で評価する。 ○:全10個について0.2mA以下である。 △:1〜5個について0.2mAを超えている。 ×:6個以上について0.2mAを超えているか、ある
いは落下後既にフィルムのひび割れが認められる。
【0064】(8)耐熱脆化性 深絞り成形が良好な缶について、200℃×5分間加熱
保持した後、各テストにつき10個ずつを高さ30cm
から塩ビタイル床面に落とした後、缶内のERV試験を
行う。結果を下記の基準で評価する。 ○:全10個について0.2mA以下である。 △:1〜5個について0.2mAを超えている。 ×:6個以上について0.2mAを超えているか、ある
いは200℃×5分間加熱後既にフィルムのひび割れが
認められる。
【0065】(9)耐レトルト性 深絞り成形が良好な缶について、水を満注し、蒸気滅菌
器で120℃、1時間レトルト処理を行い、しかる後、
50℃で30日間保存する。得られた缶を各テストにつ
き10個ずつを高さ50cmから塩ビタイル床面に落と
した後、缶内のERV試験を行う。結果を下記の基準で
評価する。 ○:全10個について0.2mA以下である。 △:1〜5個について0.2mAを超えている。 ×:6個以上について0.2mAを超えているか、ある
いは落下後既にフィルムのひび割れが認められる。
【0066】(10)保味保香性−1 深絞り成形が良好な缶について、イオン交換水を充填
し、20℃で2ヶ月間保管する。その浸漬液を用いて3
0人のパネラーにて試飲テストを行い、比較用のイオン
交換水と比較し、下記基準で評価する。 ◎:30人中3人以下が比較液と比べて味、香りの変化
を感じる。 〇:30人中4人〜6人が比較液と比べて味、香りの変
化を感じる。 △:30人中7人〜9人が比較液と比べて味、香りの変
化を感じる。 ×:30人中10人以上が比較液と比べて味、香りの変
化を感じる。
【0067】(11)保味保香性−2 深絞り成形が良好な缶について、イオン交換水を充填
し、蒸気滅菌器で120℃、1時間レトルト処理を行
い、20℃で2ヶ月間保管する。その浸漬液を用いて3
0人のパネラーにて試飲テストを行い、比較用のイオン
交換水と比較し、下記基準で評価する。 ◎:30人中3人以下が比較液と比べて味、香りの変化
を感じる。 〇:30人中4人〜6人が比較液と比べて味、香りの変
化を感じる。 △:30人中7人〜9人が比較液と比べて味、香りの変
化を感じる。 ×:30人中10人以上が比較液と比べて味、香りの変
化を感じる。
【0068】(12)製缶後缶白度 17種の白色フィルムとティンフリースチールとを貼合
せる前に製缶後に缶外面となるティンフリースチール面
に、烏口を用いて、長さ50mm幅がそれぞれ0.2m
m、1.4mmの黒線(A)、(B)を記入しておいて
製缶後、白色フィルムを通して黒線を観察する。下記基
準で評価する。 ○:黒線(A)、(B)ともに見えない。 △:一方はかすかに見えるが、片方は見えない。 ×:一方は見え、片方もかすかに見える。
【0069】(13)製膜性 表1記載のフィルムについて、実施例の方法に基づいて
製膜を実施し、下記基準で評価する。 ○:切断が全く発生しない。 △:1〜2回/日切断が発生する。 ×:3回/日以上切断が発生する。
【0070】(14)美麗性 12種の白色フィルムとティンフリースチールとを貼合
せ、白色フィルムが外面となるように製缶し、缶表面を
観察して下記基準で評価する。 ○:缶表面が粗れておらず実用上問題ないレベルであ
る。 ×:缶表面が粗れており実用上問題があるレベルであ
る。
【0071】(15)ラミネート適性 12種類の白色フィルムをティンフリースチールと貼合
せた後、ティンフリースチール表面の観察を行い、下記
基準で評価する。 ○:フィルムにシワが入らず、実用上問題ないレベルで
ある。 ×:フィルムにシワが入りやすく、実用上問題あるレベ
ルである。
【0072】(16)密着性 12種類の白色フィルムをティンフリースチールと貼り
あわせた後、100℃×60分の熱処理をしたときのフ
ィルムの剥離状態を観察する。下記基準で評価した。 ○:フィルムが剥離が小さく、実用上問題ないレベルで
ある。 ×:フィルムが剥離が大きく、実用上使用できないレベ
ルである。
【0073】[実施例1〜5および比較例1〜7]表1
に示す成分を共重合成分とし、重縮合触媒としてチタン
テトラブトキシドを使用して製造した共重合ポリエチレ
ンテレフタレート(固有粘度0.64で、酸化チタンを
表1のように含有、平均粒径1.8μm、粒径比1.0
9、相対標準偏差0.08の真球状単分散シリカ0.0
6重量%含有)を常法により乾燥し、280℃で溶融し
た後、互いに隣接したダイから共押出して、積層、融着
させ、急冷固化して未延伸積層フィルムを得た。次い
で、この未延伸フィルムを115℃、3.2倍で縦延伸
した後、125℃、3.4倍で横延伸し、更に160℃
で熱固定して二軸延伸フィルムを得た。
【0074】これらの各フィルムを、フィルムの融点+
5℃に加熱した板厚0.25mmのティンフリースチー
ルの両面に貼合せ、水冷した後、55mm径の側面無継
目容器(缶)を作成した。これらの缶の評価結果を表2
に示す。
【0075】
【表1】
【0076】表1において、C層はA層とは反対側でB
層に積層された層である。表1において、共重合成分の
IAはイソフタル酸、NDCは2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸、SAはセバシン酸である。顔料の酸化チタン
はルチル型酸化チタンである。
【0077】
【表2】
【0078】表2において、TBTはチタンテトラブト
キシドである。表2の評価結果から明らかなように、本
発明のフィルムは、成形加工性、耐衝撃性、耐熱性、保
味保香性、ラミネート適性に優れたものであった。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、金属板と貼り合せて絞
り加工などの製缶加工をする際優れた成形加工性を示
し、かつ耐熱性、耐レトルト性、保味保香性、金属板の
密着性、耐衝撃性、耐磨耗性、隠蔽性、美麗性および印
刷適性に優れる金属缶、例えば飲料缶、食品缶を製造す
ることができ、製缶に際して磨耗が起こりにくい、金属
板貼合せ成形加工用ポリエステルフィルムを提供するこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 真一郎 神奈川県相模原市小山3丁目37番19号 帝 人デュポンフィルム株式会社相模原研究セ ンター内 Fターム(参考) 4F100 AA21A AA21B AA21H AB01C AB09A AB40A AK41A AK41B AK41J AL01A AL01B BA03 BA07 BA10A BA10C CA23A CA23B DA01 DD07A DE01A DE01B DE01H GB16 JA04A JA04B JB02 JB07 JJ03 JK06 JK09 JK10 JK15A YY00A YY00B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒径0.1〜0.5μmのルチル型
    酸化チタンを1.1〜7重量%含有し、融点が210℃
    〜245℃、固有粘度が0.48〜0.80である共重
    合ポリエステルの層(A層)と、平均粒径0.1〜0.
    5μmのルチル型酸化チタンを10〜45重量%含有
    し、融点が210℃〜245℃、固有粘度が0.46〜
    0.66である共重合ポリエステルの層(B層)とを積
    層したポリエステルフィルムであって、A層とB層の厚
    みおよびルチル型酸化チタン濃度が下記式の関係を全て
    満たすことを特徴とする金属板貼り合せ成形加工用白色
    ポリエステルフィルム。 【数1】 (ただし、xはA層の厚み(μm)、yはB層の厚み
    (μm)、aはA層のルチル型酸化チタン濃度(重量
    %)、bはB層のルチル型酸化チタン濃度(重量%)で
    ある。)
  2. 【請求項2】 A層の表面の接触粗さRaが50〜12
    0nmである、請求項1記載の金属貼合せ成形加工用白
    色ポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】 A層にさらにアスペクト比1.0〜1.
    2、平均粒径0.5〜3.0μmの球状無機粒子を0.
    01〜1重量%含有する、請求項1および2のいずれか
    に記載の金属貼合せ成形加工用白色ポリエステルフィル
    ム。
  4. 【請求項4】 A層およびB層のいずれかを構成する共
    重合ポリエステルに含有されるアルカリ金属元素、アン
    チモン元素およびゲルマニウム元素の総量が5ppm以
    下である、請求項2乃至3のいずれかに記載の金属貼合
    せ成形加工用白色ポリエステルフィルム。
  5. 【請求項5】 共重合ポリエステルの重縮合触媒として
    チタン化合物を使用し、共重合ポリエステル中でのチタ
    ン金属元素濃度が2〜50ppmである、請求項2乃至
    3のいずれかに記載の金属貼合せ成形加工用白色ポリエ
    ステルフィルム。
  6. 【請求項6】 B層が金属板と接着して使用される請求
    項1乃至3および5のいずれかに記載の金属貼合せ成形
    加工用白色ポリエステルフィルム。
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