JP2003243453A - 半導体装置の製造方法ならびにフリップチップボンディング装置 - Google Patents
半導体装置の製造方法ならびにフリップチップボンディング装置Info
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- JP2003243453A JP2003243453A JP2002039078A JP2002039078A JP2003243453A JP 2003243453 A JP2003243453 A JP 2003243453A JP 2002039078 A JP2002039078 A JP 2002039078A JP 2002039078 A JP2002039078 A JP 2002039078A JP 2003243453 A JP2003243453 A JP 2003243453A
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Abstract
との直交誤差や分解能の誤差を補正する半導体装置の製
造方法を提供することにある。 【解決手段】 第1の撮像系と第2の撮像系とが一体に
載置されるカメラテーブルのX、Y軸の交差角度の誤
差、ボンディングヘッドを駆動するヘッドテーブルの
X、Y軸の交差角度の誤差、カメラテーブルとヘッドテ
ーブルとの倍率の相対誤差、第1、第2の撮像系とにお
けるカメラオフセット、ヘッドテーブルに設けられボン
ディングヘッドをボンディングヘッドのZ軸を中心に回
動させるΘ軸の回転中心の誤差をそれぞれティーチング
して、ボンディングヘッドにより保持するチップとボン
ディングステージに載置される配線基板との位置決めを
行なう際に、第2の撮像系による配線基板の撮像結果を
用いて半導体チップの位置を相対位置決めするための位
置補正量を算出するパラメータを決定する工程を有す
る。
Description
の電子部品を基板に実装する工程を有する半導体装置の
製造方法ならびにフリップチップボンディング装置に関
する。
実装する実装装置としてフリップチップボンダが知られ
ている。フリップチップボンダは、ウエハステージ上の
チップをピックアップ反転ツールによってピックアップ
する。
チップはボンディングヘッドのボンディングツールに受
け渡す。ボンディングヘッドはヘッドテーブルにX、
Y、Z、θ方向に対して駆動されるよう設けられてい
る。ボンディングヘッドに保持されたチップは部品認識
カメラで撮像し、その撮像結果からチップの位置ずれを
検出する。
カメラで撮像し、その撮像結果から基板の位置ずれを求
める。基板及びチップの位置ずれの結果からボンディン
グ位置の補正量を求め、ボンディングヘッドを相対的に
移動させて位置を補正した後、チップを基板にボンディ
ングするようにしている。
とはカメラテーブルに設けられている。カメラテーブル
はX、Y方向に駆動される。それによって、上記部品認
識カメラはボンディングツールに保持されたチップを撮
像し、上記基板認識カメラは基板を撮像することができ
るようになっている。
来のボンディングにおいては、上記部品認識カメラと基
板認識カメラとで認識された基板に対するチップのずれ
量を、そのままボンディングヘッドの補正量として用い
ていた。
は、ボンディングヘッドが設けられたヘッドテーブルの
X、Y方向の動きと精密に一致していないことがある。
その場合、これらテーブルの分解能の誤差や直交誤差が
上記ボンディングヘッドの位置補正に影響するため、上
記チップの上記基板に対する位置決め精度の低下を招く
ということがあった。
ブルとの分解能の誤差や直交誤差を考慮して電子部品を
基板に対して位置決めすることで、位置決め精度を向上
させることができるようにした半導体装置の製造方法な
らびにフリップチップボンディング装置を提供すること
にある。
の発明は、ボンディングヘッドに対向する第1の撮像系
とボンディングステージに対向する第2の撮像系とが一
体に載置されるカメラテーブルのX軸及びY軸の交差角
度の誤差、前記ボンディングヘッドを駆動するヘッドテ
ーブルのX軸及びY軸の交差角度の誤差、前記カメラテ
ーブルと前記ヘッドテーブルとの倍率の相対誤差、前記
第1の撮像系と前記第2の撮像系とにおけるカメラオフ
セット、ならびに前記ヘッドテーブルに設けられ前記ボ
ンディングヘッドを前記ボンディングヘッドのZ軸を中
心に回動させるΘ軸の回転中心の誤差をそれぞれティー
チングして、前記ボンディングヘッドにより保持する半
導体チップと前記ボンディングステージに載置される配
線基板との位置決めを行なう際に、前記第2の撮像系に
よる前記配線基板の撮像結果を用いて前記半導体チップ
の位置を相対位置決めするための位置補正量を算出する
ためのパラメータを決定する工程を有することを特徴と
する半導体装置の製造方法にある。
ィングヘッドに対向する第1の撮像系とボンディングス
テージに対向する第2の撮像系とが一体に載置されるカ
メラテーブルのX軸及びY軸の交差角度の誤差、前記ボ
ンディングヘッドを駆動するヘッドテーブルのX軸及び
Y軸の交差角度の誤差、前記カメラテーブルと前記ヘッ
ドテーブルとの倍率の相対誤差、前記第1の撮像系と前
記第2の撮像系とにおけるカメラオフセット、ならびに
前記ヘッドテーブルに設けられ前記ボンディングヘッド
を前記ボンディングヘッドのZ軸を中心に回動させるΘ
軸の回転中心の誤差がそれぞれティーチングされること
により、前記第2の撮像系による前記配線基板の撮像結
果を用いて前記半導体チップの位置を相対位置決めする
ための位置補正量を算出することを特徴とするフリップ
チップボンディング装置にある。
実施の形態を説明する。
ディング装置を示す。このボンディング装置は電子部品
の供給部としてのウエハステージ1を備えている。この
ウエハステージ1は、ベース2上に順次設けられたXテ
ーブル3、Yテーブル4及びθテーブル5を有し、θテ
ーブル5上には電子部品としての多数のチップ6に分割
された半導体ウエハ7が載置される載置テーブル8が設
けられている。
1によって取り出される。このピックアップ反転ツール
11はL字状をなし、支軸12を支点として180度の
範囲で回転駆動されるとともに、先端部にチップ6を真
空吸着するノズル13が設けられている。
と対向する位置に架台15が設けられている。この架台
15の上面には、上記ウエハステージ1側に一端部を突
出させて第1の載置盤16が水平に設けられている。こ
の第1の載置盤16の他端部側の上面にはステージテー
ブル17が設けられている。
8と、このYテーブル18上に設けられ上記ウエハステ
ージ1に対して接離するX方向に駆動されるXテーブル
19及びこのXテーブル19上に設けられ上記X方向と
交差するY方向に駆動されるボンディングステージ20
を有する。このボンディングステージ20は上記X、Y
方向がなす平面に対して直交するZ方向に駆動されるよ
うになっている。
搬送ガイド21が設けられている。この搬送ガイド21
には、上記ピックアップ反転ツール11によって上記載
置テーブル7から取り出されたチップ6が後述するごと
くボンディングされる基板22が搬送される。
スペーサ24を介して第2の載置盤25が一端部を固定
して水平に設けられている。この第2の載置盤25の他
端部上面にはカメラテーブル26が設けられている。こ
のカメラテーブル26はYテーブル27を有する。この
Yテーブル27上にはX方向に駆動されるXテーブル2
8が設けられている。このXテーブル28上には上記X
方向と直交するY方向に駆動される取付け部材29が設
けられている。
が設けられている。このカメラ用筐体31内には、図2
に示すように上記搬送ガイド21に沿って搬送される基
板22を撮像するCCDからなる基板認識カメラ32
と、上記ピックアップ反転ツール11から後述するボン
ディングツール49に受け渡されたチップ6を撮像する
CCDからなる部品認識カメラ33とが設けられてい
る。
面とにはそれぞれ透過窓36が形成されている。カメラ
用筐体31の先端部内には上記透過窓36に対して45
度の角度で傾斜した2つの反射面37を有するミラー3
8が収容されている。
面37で反射した光は上記基板認識カメラ32を形成す
るCCDに入射し、上側の透過窓36から入射して他方
の反射面37で反射した光は上記部品認識カメラ33を
形成するCCDに入射する。
装置39に設けられた画像処理部(図示せず)で処理さ
れてデジタル信号に変換されるようになっている。
第2のスペーサ41が設けられている。この第2のスペ
ーサ41には第3の載置盤42が一端部を固定して水平
に設けられている。
ル43が設けられている。このヘッドテーブル43はY
テーブル44を有する。このYテーブル44の上面には
X方向に駆動されるXテーブル45が設けられている。
このXテーブル45の上面にはY方向と直交するX方向
に駆動される取付け体46が設けられている。
47が設けられ、このZテーブル47には上記X方向と
Y方向とがなす平面に対して直交するZ方向に駆動され
るボンディングヘッド48が設けられている。上記ボン
ディングヘッド48の先端には上記ボンディングツール
49が設けられている。
置テーブル8からチップ6を取り出すと、このピックア
ップ反転ツール11は支軸12を中心にして図1に矢印
で示す方向に約180度回転し、チップ6を保持したノ
ズル13を上方に向ける。
動してボンディングツール49がノズル13の上方に位
置決めされる。ついで、ピックアップ反転ツール11が
上昇することで、このボンディングツール49に上記ノ
ズル13に吸着保持されたチップ6が受け渡されること
になる。
プ6を基板22に実装する手順を図3のフローチャート
を参照しながら説明する。
装に先立って行なわれるS1 〜S 6 に示すティーチ
ング工程と、S7 〜S12で示す実装工程からなる。
S1 ではヘッドテーブル43の原点位置決めが行なわ
れ、S2 ではステージテーブル17の原点位置決めが
行なわれる。S3 ではカメラテーブル26の原点位置
決めが行なわれる。
7との原点位置決めは、図4(a)に示すように基板2
2を搬送する搬送ガイド21に治具51を設ける。この
治具51には搬送ガイド21の中心に対応する位置決め
孔52が形成されている。
ならば、上記位置決め孔52の中心にボンディングステ
ージ20の中心と、ボンディングツール49の中心を位
置決めする。その位置を、ヘッドテーブル43とステー
ジテーブル17との原点位置とする。なお、ヘッドテー
ブル43の原点位置をHd(0,0)とする。
(b)、(c)に示すように上記ボンディングステージ
20の上端面の中心に設けられたマーク53を基板認識
カメラ32で撮像し、その視野の中心に上記マーク53
の中心を一致させ、その位置をカメラテーブル26の原
点位置Ca(0,0)とする。
32のXY方向の移動量(倍率)が求められ、S5 で
は1画素当たりの部品認識カメラ33のXY方向の移動
量(倍率)が求められる。
うに搬送ガイド21に倍率登録用の治具54を設ける。
この治具54はたとえば透明なガラス板によって形成さ
れ、中心部には十字状の認識マーク55が設けられてい
る。
6)をXY方向に駆動し、図5(b)に示すようにその
視野56の中心に上記認識マーク55を一致させ、その
位置をBD.Pix(0,0)として登録する。
BD.Pix(0,0)の位置からカメラテーブル26を右、
左、上、下にそれぞれ同じ距離だけ順次移動させ、その
ときのXY座標を検出する。つまり、右、左、上、下の
座標は、(Pix[0].x,Pix[0].y)、(Pix[1].x,
Pix[1].y)、(Pix[2].x,Pix[2].y)、(Pix
[3].x,Pix[3].y)となる。
向の移動量xは、 x=X[1]−X[0](mm) となり、Y方向の移動量yは、 y=Y[3]−Y[2](mm) となる。
1mm移動するための画素数は、X方向においては、 PixX.x=(Pix[1].x−Pix[0].x)/x となり、そのときのY方向へのずれ量PixX.yは、 PixX.y=(Pix[1].y−Pix[0].y)/x となる。
カメラ32のX方向の移動量BD.MagX.x(mm)は、 BD.MagX.x=PixY.y/(PixX.x・PixY.y−Pix
X.y・PixY.x) となり、X方向1画素当たりの基板認識カメラ32のY
方向の移動量BD.MagX.y(mm)は、 BD.MagX.y=−PixX.y/(PixX.x・PixY.y−Pix
X.y・PixY.x) となる。
メラ32のY方向の移動量BD.MagY.y(mm)は、 BD.MagY.y=PixX.x/(PixX.x・PixY.y−Pix
X.y・PixY.x) となり、Y方向1画素当たりの基板認識カメラ32のx
方向の移動量BD.MagY.x(mm)は、 BD.MagY.x=−PixY.x/(PixX.x・PixY.y−Pix
X.y・PixY.x) となる。
グツール49にチップ6を吸着し、このチップ6に付け
られたチップの認識マークが部品認識カメラ32の視野
に入るよう、この部品認識カメラ33(カメラテーブル
26)を手動で動かす。そして、その位置をICPix
(0,0)とする。
4 のときと同様、右、左、上、下の順に移動し、各位
置での画像を取り込み、マークを検出してその位置を求
める。以上より、基板認識カメラ32のときと同様、X
方向1画素当たりの部品認識カメラ33のX方向の移動
量ICAagX.x(mm)は、 ICMagX.x=PixY.y/(PixX.x・PixY.y−Pix
X.y・PixY.x) となり、X方向1画素当たりの部品認識カメラ33のY
方向の移動量ICMagX.y(mm)は、 ICMagX.y=−PixX.y/(PixX.x・PixY.y−Pix
X.y・PixY.x) となる。
メラ33のY方向の移動量ICMagY.y(mm)は、 BD.MagY.y=PixX.x/(PixX.x・PixY.y−Pix
X.y・PixY.x) となり、Y方向1画素当たりの部品認識カメラ33のx
方向の移動量ICMagY.x(mm)は、 ICMagY.x=−PixY.x/(PixX.x・PixY.y−Pix
X.y・PixY.x) となる。
テーブル26との相関関係が登録される。この登録は、
まず、ヘッドテーブル43をS1 で設定した原点Hd
(0,0)に移動し、カメラテーブル26をS3 で設
定した原点Ca(0,0)に移動する。
ら所定方向に所定距離離間させて配置した認識マーク
[0]〜[3]に対してカメラテーブル26を移動し、
図8(b)に示すように部品認識カメラ33の視野57
の中心に、ボンディングツール49に吸着されたチップ
6の認識マーク6aの中心を一致するよう手動で微調整
する。そして、認識マーク6aの画像を登録する。
ッドテーブル43を左下の認識マーク[0]の位置、たと
えば原点0からx=−10mm、y=−15mmの位置
に移動する。つぎに、カメラテーブル26をヘッドテー
ブル43と同様、x=−10mm、y=−15mm移動
させる。図9(b)に示すように部品認識カメラ33で
これらの移動のずれ量Δx、Δyを求め、図9(c)に
示すようにそのずれ量がなくなるようカメラテーブル2
6を補正移動する。最終的に、ずれ量Δx、Δyが図9
(c)に示すようにカメラテーブル26の分解能の1/
2以下になるまで、カメラテーブル26の補正を繰り返
す。
ブル26の位置をCa[0].x,yとして登録し、ヘッ
ドテーブル43の位置をHd[0].x,yとして登録す
る。
の位置、右上の[2]の位置、左上の[3]の位置に順次移
動し、それぞれの位置でカメラテーブル26とヘッドテ
ーブル43とのずれ量量Δx、Δyがカメラテーブル2
6の分解能の1/2以下になるまで、カメラテーブル2
6の補正を繰り返し、その位置を登録する。
[1].x,y、Hd[1].x,yとなり、右上の[2]の位
置では、Ca[2].x,y、Hd[2].x,y、左上の
[3]の位置では、Ca[3].x,y、Hd[3].x,yと
なる。
をヘッドテーブル43の4点の座標に変換する変換式、
つまりカメラテーブル26とヘッドテーブル43との相
関関係を求める。
の座標Hd[0]〜[3]x,yが直交していると仮定した
状態を示し、図10(b)はカメラテーブル26の4点
の座標Ca[0]〜[3]x,yを結ぶと平行四辺形になる
と仮定した状態を示す。
4点の座標がなす四角形と、図10(b)に示すカメラテ
ーブル26の4点の座標がなす平行四辺形を、図11
(a)、(b)に示すように第1象限に移して考える
と、図11(c)に示すようにヘッドテーブル43のX
軸に対してカメラテーブル26のX軸はθx傾いている
ことになるから、その傾きθxを求める。
ると、図11(d)に示すようにX軸が一致し、ヘッド
テーブル43のY軸に対してカメラテーブル26のY軸
がθY傾くから、この傾きθyを求め、カメラテーブル
26の座標をθy回転させる。
ル26とヘッドテーブル43とのX軸とY軸とを一致さ
せたならば、つぎに、カメラテーブル26のX軸とヘッ
ドテーブル43のX軸の長さの比、及びY軸の長さの比
を求める。
するカメラテーブル26の傾きθxを相関係数CaHd
・Tx、ヘッドテーブル43のXY軸とカメラテーブル
26のXY軸の直交誤差θyを相関係数CaHd・Tx
とする。
るヘッドテーブル43のX軸の長さの比率を相関係数C
aHd・kxとし、カメラテーブル26のY軸に対する
ヘッドテーブル43のY軸の長さの比率を相関係数Ca
Hd・kyとする。
ラテーブル26との相関係数の登録が終了する。
カメラ33とのオフセットを登録する。つまり、最初に
図12(a)に示すように上下から十字状の認識マーク
61見えるガラス製の治具62をボンディングステージ
20に供給したならば、図12(b)に示すように上記
認識マーク61に基板認識カメラ32のピントを合わせ
る。
テーブル26を退避させてボンディングツール49を下
降させ、治具62を吸着する。治具62を吸着したなら
ば、図12(d)に示すようにボンディングツール49
を上昇させるとともにカメラテーブル26を進入させ、
部品認識カメラ33のピントをボンディグツール49に
吸着された治具62の認識マーク61に合わせ、この認
識マーク61を登録する。
ボンディングツール49を下降させて治具62をボンデ
ィングステージ20に吸着させたならば、その治具62
を図12(e)に示すように基板認識カメラ32によ
り、部品認識カメラ33で登録した認識マーク61を使
って検出する。それによって、検出結果(Pix.x,Pix.
y)が得られる。これがカメラオフセットである。
画素単位であるから,それをmm単位に直す。つまり、検
出結果(Pix.x,Pix.y)からカメラテーブル26の
X,Y座標(CaPos.x,CaPos.y)を以下のように算出
する。
・BD.MagY.x CaPos.y=Pix.x・BD.MagX.y+Pix.y・BD.MagY.y となる。つまり、カメラテーブル26を移動すれば、基
板認識カメラ32で治具62を見たとき、画面の中心に
認識マーク61が位置することになる。
中心の登録が行なわれる。この登録では、まず、ボンデ
ィングツール49を部品認識カメラ33の上方に移動さ
せ、そこでボンディングツール49を−α度回転させた
のち、図13(a)に示すように上記部品認識カメラ3
3の視野65の中心Oに上記ボンディングツール49の
角部が一致するよう、部品認識カメラ33をXY方向に
移動させる。このときの部品認識カメラ33のXY座標
をC1 とする。
回転させた後、図13(b)に示すよう、ボンディング
ツール49の角部が視野65の中心Oに一致するよう部
品認識カメラ33をXY方向に移動させる。このときの
部品認識カメラ33のXY座標をC2 とする。
C1 、C2 をボンディングツール49の相対座標に
変換すると、 C1 …Hd・C1 C2 …Hd・C2 となる。この変換座標とボンディングツール49の回転
中心P0 (Hd・C)との関係は図13(c)に示す
ようになるから、以下に示す式によって回転中心P0
のX座標(P0 x)と、Y座標(P0 y)とを求め
ることができる。
x+HdC1 .y−HdC2 .y)+cosθ(cosθ×HdC
1 .x−HdC1 .x−HdC2 .x)+HdC2 .x}
/V P0 y={sinθ×(HdC2 .x−HdC2 .x+sin
θ×HdC1 .y)+cosθ(cosθ×HdC1 .y−Hd
C1 .y−HdC2 .y)+HdC2 .y}/V ただし、V=(sinθ)2 +(cosθ−1)2=2−2
cosθ である。
合についてS9 〜S14に基づいて説明する。
ンディングツール49の座標に変換して登録する。すな
わち、図14に示すようにチップ6に設けられた2つの
認識マークIC1 、IC2 を部品認識カメラ33で
撮像し、そのときの座標を求め、その座標をS4 で求
めたヘッドテーブル43とカメラテーブル26との相関
関係の式からヘッドテーブル43の座標に変換する。つ
まり、IC1 をHd 1 に変換し、IC2 をHd
2 に変換する。
d1 、Bd2 を以下の手順でヘッドテーブル43の
座標に変換する。まず、図15(a)に示すように基板
認識カメラ32によって2つの認識マークBd1 、B
d2 を撮像し、この座標をS7 で登録された基板認
識カメラ32と部品認識カメラ33とのオフセット量に
基づき、部品認識カメラ33で見た座標(CaPos)
に変換する。
認識カメラ33で見た座標(CaPos)をS6 で登
録したヘッドテーブル43とカメラテーブル26との相
関関係からヘッドテーブル43の座標H1 、H2 に
変換する。
標IC1 、IC2 と、基板22の認識マークBd
1 、Bd2 の座標とを登録したならば、S11では
IC1 とBd1 、IC2 とBd2 とが一致するよ
う、目合わせでボンディングツール49を移動させ、一
致したときの座標を登録する。
された座標に対し、実際に搬送位置決めされた基板22
の認識マークBd1 、Bd2 の座標と、チップ6の
認識マークの座標IC1 、IC2 とのずれ量から、
補正量を算出し、その補正量に基づいて位置を補正して
基板22にチップ6がボンディングされることになる。
基板認識カメラ32によって基板22の第1の視野71
と、第2の視野72とを認識し、これらの視野71,7
2の中心座標をS10で登録した基板認識座標と比較す
る。つまり、第1の視野71における認識座標α(B
D.C1 x,BD.C1 y)が座標α´(BD.C1´
x,BD.C2 ´y)にずれ、第2の視野72における
認識座標β(BD.C2 x,BD,C2 y)が座標β´
(BD.C2 ´x,BD.C2 ´y)にずれることにな
る。
は、(ΔBD.px1 ,ΔBD.py 1 )となり、第
2の視野72のずれ画素は、(ΔBD.px2 ,ΔB
D.py 2 )となる。(なお、pはPixの略である。) 第1の視野71のX座標とY座標とを、S4 でのティ
ーチングに基づいて画素座標からmm座標に変換する
と、 BD.C1 ´x=BD.C1 x+ΔBD.px1 ×BD.magX.x +ΔBD.py1 ×BD.magY.x となる。同様に、 BD,C1 ´y=BD.C1 y+ΔBD.px1 ×BD.magX.y +BD.py1 ×BD.magY.y となる。第2の視野72のX座標とY座標とを、S4
でのティーチングに基づいて画素座標からmm座標に変
換すると、 BD.C2 ´x=BD.C2 x+ΔBD.px2 ×BD.magX.x +ΔBD.py2 ×BD.magY.x となる.同様に、 BD,C2 ´y=BD.C2 y+ΔBD.px2 ×BD.magX.y +ΔBD.py2 ×BD.magY.y となる。
ット量に基づき、第1の視野71と第2の視野72との
画素座標からmm座標に変換された座標を、基板認識カ
メラ32の座標系から部品認識カメラ33の座標系に変
換すると、第1の視野71の座標は、 (BD.C1 ´x−Capos.x,BD.C1 ´y−Capos.y) となり、第2の視野72の座標は、 (BD.C2 ´x−Capos.x,BD.C2 ´y−Capos.y) となる。
登録に基づき、部品認識カメラ33の座標からヘッドテ
ーブル43の座標系に変換する。つまり、第1の視野7
1の中心座標を(BD.H1 ´x,BD.H1 ´y)
とすると、 BD.H1 ´x=F・(BD.C1 ´x−Capos.x) BD.H1 ´y=F・(BD,C1 ´y−Capos.y) となる。同様に,第2の視野72の座標を(BD.H
2 ´x,BD.H2 ´y)とすると、 BD.H2 ´x=(BD.C2 ´x−Capos.x) BD.H2 ´y=(BD,C2 ´y−Capos.y) となる。
メラ33によってチップ6の第1の視野75と第2の視
野76とを認識し,これらの視野75,76の中心座標
をS 9 で登録したチップ認識座標と比較する。つま
り、第1の視野75における認識座標M(IC.C
1 x,IC,C1 y)が座標M´(IC.C1 ´x,
IC.C2 ´y)にずれ、第2の視野72における認識
座標N(IC.C2 x,IC.C2 y)が座標N´(I
C.C2 ´x,IC.C2 ´y)にずれることになる。
は、(ΔIC.px1 ,ΔIC.py 1 )となり、第
2の視野76のずれ画素は、(ΔIC.px2 ,ΔI
C.py 2 )となる。
5 でのティーチングに基づいて画素座標からmm座標
に変換すると、 IC.C1 ´x=IC.C1 x+ΔIC.px1 ×IC.magX.x+ ΔIC.py1 ×IC.magY.x となる。同様に、 IC,C1 ´y=IC.C1 y+ΔIC.px1 ×IC.magX.y+ ΔIC.py1 ×IC.magY.y となる。第2の視野76のX座標とY座標とを、S5
でのティーチングに基づいて画素座標からmm座標に変
換すると、 IC.C2 ´x=IC.C2 x+ΔIC.px2 ×IC.magX.x +ΔIC.py2 ×IC.magY.x となる.同様に、 IC,C2 ´y=IC.C2 y+ΔIC.px2 ×IC.magX.y +ΔIC.py2 ×IC.magY.y となる。
6 での登録に基づき、部品認識カメラ33の座標から
ヘッドテーブル43の座標系に変換する。つまり、第1
の視野75の座標Mを(ICH1 ´x,ICH1 ´
y)とすると、座標M´は、 IC.H1 ´x=F・(IC.C1 ´x) IC.H1 ´y=F・(IC.C1 ´y) となる。同様に、第2の視野の座標Nを(ICH2 ´
x,ICH2 ´y)とすると、座標N´は、 IC.H2 ´x=F・(IC.C2 ´x) IC.H2 ´y=F・(IC.C2 ´y) となる。
との位置合わせが行なわれる。この位置合わせは、第1
の視野と第2の視野との中心の各座標の中点を一致させ
るように計算される。すなわち、基板22を基準にして
チップ6の補正量を計算する。
2点間の中点を一致させるよう、チップ6の移動量を計
算する。つまり、図18に示すように基板22の第1、
第2の視野71,72の中心座標α、α´をBDH1
´、BDH2 ´とし、チップ6の第1、第2の視野7
5,76の中心座標M、M´をICH1 ´、ICH
2 ´とすると、基板22の第1、第2の視野71,7
2の中心座標α、α´の中点Pの座標(BD.H
cx´,BD.Hcy´)は、 BD.Hcx´=(BD.H1 ´x+BD.H2 ´x)/2 BD.Hcy´=(BD.H1 ´y+BD.H2 ´y)/2 となり、この基板22の中点の傾き(BD.Hcθ´)は、 BD.Hcθ´=tan−1{(BD.H2 ´y−BD.H1 ´y)/ (BD.H2 ´x−BD.H1 ´x) となる。
5,76の中心座標M、M´の中点P´の座標(ICH
cx´、ICHcy´)は、 ICHcx´=(IC.H1 ´x+IC.H2 ´x)/2 ICHcy´=(IC.H1 ´y+IC.H2 ´y)/2 となり、このチップ6の中点の傾き(IC.Hcθ´)は、 IC.Hcθ´=tan−1{(IC.H2 ´y−IC.H1 ´y)/ (IC.H2 ´x−IC.H1 ´x)} となる。
中点P、P´の座標と傾き角度を求めたら、図19に示
す基板22とチップ6との傾き角度のずれ量Δθを下記
式によって求める。
の中心座標Vを中心にしてΔθ回転させチップ6の中心
P´をP´´に移動し、このチップ6の中心P´´の傾
き角度を基板22の中点P´の傾きに一致させる。
標(Hd.cx,Hd.cy)を中心にしてチップ6をΔ
θ回転させたときのチップ6の中心座標(ICHcx´
´,ICHcy´´)を求める。
量(Δx,Δy)を求める。
22に対してチップ6の位置を補正すれば、カメラテー
ブル26とヘッドテーブル43との直交度や分解能に誤
差があっても、その誤差を補正してチップ6を基板22
に実装することができる。
テーブルとカメラテーブルとの直交度や分解能に誤差が
あっても、その誤差を補正して電子部品を基板に実装す
ることが可能となる。
的構成図。
す説明図。
フローチャート。
カメラテーブルの原点合わせの説明図。
るための説明図。
るための説明図。
るための説明図。
を求めるための説明図。
関関係を求めるための説明図。
相関関係を求めるための説明図。
相関関係を求めるための説明図。
セットを求めるための説明図。
の説明図。
に変換して登録する説明図。
変換して登録する説明図。
標とのずれ量をヘッドテーブルの座標系に変換する説明
図。
の座標とのずれ量をヘッドテーブルの座標系に変換する
説明図。
チップとを位置合わせするための説明図。
基板とチップとを位置合わせするための説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 ボンディングヘッドに対向する第1の撮
像系とボンディングステージに対向する第2の撮像系と
が一体に載置されるカメラテーブルのX軸及びY軸の交
差角度の誤差、前記ボンディングヘッドを駆動するヘッ
ドテーブルのX軸及びY軸の交差角度の誤差、前記カメ
ラテーブルと前記ヘッドテーブルとの倍率の相対誤差、
前記第1の撮像系と前記第2の撮像系とにおけるカメラ
オフセット、ならびに前記ヘッドテーブルに設けられ前
記ボンディングヘッドを前記ボンディングヘッドのZ軸
を中心に回動させるΘ軸の回転中心の誤差をそれぞれテ
ィーチングして、前記ボンディングヘッドにより保持す
る半導体チップと前記ボンディングステージに載置され
る配線基板との位置決めを行なう際に、前記第2の撮像
系による前記配線基板の撮像結果を用いて前記半導体チ
ップの位置を相対位置決めするための位置補正量を算出
するためのパラメータを決定する工程を有することを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 ボンディングヘッドに対向する第1の撮
像系とボンディングステージに対向する第2の撮像系と
が一体に載置されるカメラテーブルのX軸及びY軸の交
差角度の誤差、前記ボンディングヘッドを駆動するヘッ
ドテーブルのX軸及びY軸の交差角度の誤差、前記カメ
ラテーブルと前記ヘッドテーブルとの倍率の相対誤差、
前記第1の撮像系と前記第2の撮像系とにおけるカメラ
オフセット、ならびに前記ヘッドテーブルに設けられ前
記ボンディングヘッドを前記ボンディングヘッドのZ軸
を中心に回動させるΘ軸の回転中心の誤差がそれぞれテ
ィーチングされることにより、前記第2の撮像系による
前記配線基板の撮像結果を用いて前記半導体チップの位
置を相対位置決めするための位置補正量を算出すること
を特徴とするフリップチップボンディング装置。
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JP2002039078A JP3746238B2 (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 半導体装置の製造方法ならびにフリップチップボンディング装置 |
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-
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- 2002-02-15 JP JP2002039078A patent/JP3746238B2/ja not_active Expired - Fee Related
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