JP3746238B2 - 半導体装置の製造方法ならびにフリップチップボンディング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は半導体チップなどの電子部品を基板に実装する工程を有する半導体装置の製造方法ならびにフリップチップボンディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子部品としての半導体チップを基板に実装する実装装置としてフリップチップボンダが知られている。フリップチップボンダは、ウエハステージ上のチップをピックアップ反転ツールによってピックアップする。
【0003】
ピックアップ反転ツールにより反転されたチップはボンディングヘッドのボンディングツールに受け渡す。ボンディングヘッドはヘッドテーブルにX、Y、Z、θ方向に対して駆動されるよう設けられている。ボンディングヘッドに保持されたチップは部品認識カメラで撮像し、その撮像結果からチップの位置ずれを検出する。
【0004】
ボンディングステージ上の基板は基板認識カメラで撮像し、その撮像結果から基板の位置ずれを求める。基板及びチップの位置ずれの結果からボンディング位置の補正量を求め、ボンディングヘッドを相対的に移動させて位置を補正した後、チップを基板にボンディングするようにしている。
【0005】
上記部品認識カメラと上記基板認識カメラとはカメラテーブルに設けられている。カメラテーブルはX、Y方向に駆動される。それによって、上記部品認識カメラはボンディングツールに保持されたチップを撮像し、上記基板認識カメラは基板を撮像することができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のボンディングにおいては、上記部品認識カメラと基板認識カメラとで認識された基板に対するチップのずれ量を、そのままボンディングヘッドの補正量として用いていた。
【0007】
上記カメラテーブルのX、Y方向の動きは、ボンディングヘッドが設けられたヘッドテーブルのX、Y方向の動きと精密に一致していないことがある。その場合、これらテーブルの分解能の誤差や直交誤差が上記ボンディングヘッドの位置補正に影響するため、上記チップの上記基板に対する位置決め精度の低下を招くということがあった。
【0008】
この発明は、ヘッドテーブルとカメラテーブルとの分解能の誤差や直交誤差を考慮して電子部品を基板に対して位置決めすることで、位置決め精度を向上させることができるようにした半導体装置の製造方法ならびにフリップチップボンディング装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明は、ボンディングヘッドをヘッドテーブルによってXY方向に移動させる工程と、
前記ボンディングヘッドが保持する部品をカメラによって撮像する工程と、
前記カメラをカメラテーブルによってXY方向に移動させる工程と、
前記カメラテーブルを固定して前記ヘッドテーブルを動かし、前記ヘッドテーブルを動かそうとした量とカメラの画素数との関係を把握させ、かつ、前記ヘッドテーブルを固定して前記カメラテーブルを動かし、前記カメラテーブルを動かそうとした量とカメラの画素数との関係を把握させることにより、把握させた前記動かそうとした量とカメラの画素数との関係から前記ヘッドテーブルの座標系と前記カメラテーブルの座標系との相関係数を導出し、前記部品を実装するに当たり前記ヘッドテーブルを動かそうとする移動量を前記相関係数を用いて変換することによって、実際に前記ヘッドテーブルに与える指令値を求める工程と
を具備したことを特徴とする半導体装置の製造方法にある。
【0010】
請求項2に記載されたこの発明は、ボンディングヘッドと、
このボンディングヘッドをXY方向に移動させるヘッドテーブルと、
前記ボンディングヘッドが保持する部品を撮像するカメラと、
前記カメラをXY方向に移動させるカメラテーブルと、
前記カメラテーブルを固定して前記ヘッドテーブルを動かすことにより、前記ヘッドテーブルを動かそうとした量と前記カメラの画素変位との関係を把握し、かつ、前記ヘッドテーブルを固定して前記カメラテーブルを動かすことにより、前記カメラテーブルを動かそうとした量と前記カメラの画素による変位量との関係を把握させることにより、把握させた前記動かそうとした量とカメラの画素数との関係から前記ヘッドテーブルの座標系と前記カメラテーブルの座標系との相対関係を導出し、前記部品を実装するに当たり前記ヘッドテーブルを動かそうとする移動量を前記相関関係数を用いて変換することによって、実際に前記ヘッドテーブルに与える指令値を求める制御装置と
を具備したことを特徴とするフリップチップボンディング装置にある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら発明の実施の形態を説明する。
【0012】
図1はこの発明の一実施の形態に係るボンディング装置を示す。このボンディング装置は電子部品の供給部としてのウエハステージ1を備えている。このウエハステージ1は、ベース2上に順次設けられたXテーブル3、Yテーブル4及びθテーブル5を有し、θテーブル5上には電子部品としての多数のチップ6に分割された半導体ウエハ7が載置される載置テーブル8が設けられている。
【0013】
上記チップ4はピックアップ反転ツール11によって取り出される。このピックアップ反転ツール11はL字状をなし、支軸12を支点として180度の範囲で回転駆動されるとともに、先端部にチップ6を真空吸着するノズル13が設けられている。
【0014】
上記ベース2には、上記ウエハステージ1と対向する位置に架台15が設けられている。この架台15の上面には、上記ウエハステージ1側に一端部を突出させて第1の載置盤16が水平に設けられている。この第1の載置盤16の他端部側の上面にはステージテーブル17が設けられている。
【0015】
このステージテーブル17はYテーブル18と、このYテーブル18上に設けられ上記ウエハステージ1に対して接離するX方向に駆動されるXテーブル19及びこのXテーブル19上に設けられ上記X方向と交差するY方向に駆動されるボンディングステージ20を有する。このボンディングステージ20は上記X、Y方向がなす平面に対して直交するZ方向に駆動されるようになっている。
【0016】
上記ボンディングステージ20の上方には搬送ガイド21が設けられている。この搬送ガイド21には、上記ピックアップ反転ツール11によって上記載置テーブル7から取り出されたチップ6が後述するごとくボンディングされる基板22が搬送される。
【0017】
上記第1の載置盤16の一端部には第1のスペーサ24を介して第2の載置盤25が一端部を固定して水平に設けられている。この第2の載置盤25の他端部上面にはカメラテーブル26が設けられている。このカメラテーブル26はYテーブル27を有する。このYテーブル27上にはX方向に駆動されるXテーブル28が設けられている。このXテーブル28上には上記X方向と直交するY方向に駆動される取付け部材29が設けられている。
【0018】
上記取付け部材29にはカメラ用筐体31が設けられている。このカメラ用筐体31内には、図2に示すように上記搬送ガイド21に沿って搬送される基板22を撮像するCCDからなる基板認識カメラ32と、上記ピックアップ反転ツール11から後述するボンディングツール49に受け渡されたチップ6を撮像するCCDからなる部品認識カメラ33とが設けられている。
【0019】
上記カメラ用筐体31の先端部の上面と下面とにはそれぞれ透過窓36が形成されている。カメラ用筐体31の先端部内には上記透過窓36に対して45度の角度で傾斜した2つの反射面37を有するミラー38が収容されている。
【0020】
下側の透過窓36から入射して一方の反射面37で反射した光は上記基板認識カメラ32を形成するCCDに入射し、上側の透過窓36から入射して他方の反射面37で反射した光は上記部品認識カメラ33を形成するCCDに入射する。
【0021】
各カメラ32,33からの撮像信号は制御装置(図示せず)に設けられた画像処理部(図示せず)で処理されてデジタル信号に変換されるようになっている。
【0022】
上記第2の載置盤25の一端部の上面には第2のスペーサ41が設けられている。この第2のスペーサ41には第3の載置盤42が一端部を固定して水平に設けられている。
【0023】
第3の載置盤42の上面にはヘッドテーブル43が設けられている。このヘッドテーブル43はYテーブル44を有する。このYテーブル44の上面にはX方向に駆動されるXテーブル45が設けられている。このXテーブル45の上面にはY方向と直交するX方向に駆動される取付け体46が設けられている。
【0024】
この取付け体46の前端面にはZテーブル47が設けられ、このZテーブル47には上記X方向とY方向とがなす平面に対して直交するZ方向に駆動されるボンディングヘッド48が設けられている。上記ボンディングヘッド48の先端には上記ボンディングツール49が設けられている。
【0025】
上記ピックアップ反転ツール11が上記載置テーブル8からチップ6を取り出すと、このピックアップ反転ツール11は支軸12を中心にして図1に矢印で示す方向に約180度回転し、チップ6を保持したノズル13を上方に向ける。
【0026】
その状態で、上記ヘッドテーブル43が作動してボンディングツール49がノズル13の上方に位置決めされる。ついで、ピックアップ反転ツール11が上昇することで、このボンディングツール49に上記ノズル13に吸着保持されたチップ6が受け渡されることになる。
【0027】
つぎに、上記構成の実装装置によってチップ6を基板22に実装する手順を図3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0028】
チップ6を基板22に実装する工程は、実装に先立って行なわれるS1 〜S 8 に示すティーチング工程と、S 9 〜S 14 で示す実装工程からなる。S1 ではヘッドテーブル43の原点位置決めが行なわれ、S2 ではステージテーブル17の原点位置決めが行なわれる。S3 ではカメラテーブル26の原点位置決めが行なわれる。
【0029】
ヘッドテーブル43とステージテーブル17との原点位置決めは、図4(a)に示すように基板22を搬送する搬送ガイド21に治具51を設ける。この治具51には搬送ガイド21の中心に対応する位置決め孔52が形成されている。
【0030】
上記治具51を所定の位置に位置決めしたならば、上記位置決め孔52の中心にボンディングステージ20の中心と、ボンディングツール49の中心を位置決めする。その位置を、ヘッドテーブル43とステージテーブル17との原点位置とする。なお、ヘッドテーブル43の原点位置をHd(0,0)とする。
【0031】
カメラテーブル26の原点位置は、図4(b)、(c)に示すように上記ボンディングステージ20の上端面の中心に設けられたマーク53を基板認識カメラ32で撮像し、その視野の中心に上記マーク53の中心を一致させ、その位置をカメラテーブル26の原点位置Ca(0,0)とする。
【0032】
S4 では基板認識カメラ32の1画素当たりのこの基板認識カメラ32のXY方向の移動量(倍率)が求められ、S5 では部品認識カメラ33の1画素当たりのこの部品認識カメラ33のXY方向の移動量(倍率)が求められる。
【0033】
すなわち、S4 は、図5(a)に示すように搬送ガイド21に倍率登録用の治具54を設ける。この治具54はたとえば透明なガラス板によって形成され、中心部には十字状の認識マーク55が設けられている。
【0034】
基板認識カメラ32(カメラテーブル26)をXY方向に駆動し、図5(b)に示すようにその視野56の中心に上記認識マーク55を一致させ、その位置をBD.Pix(0,0)として登録する。
【0035】
つぎに、図6(a)〜(d)に示すようにBD.Pix(0,0)の位置からカメラテーブル26を右、左、上、下にそれぞれ同じ距離だけ順次移動させ、そのときのXY座標を検出する。つまり、右、左、上、下の座標は、(Pix[0].x,Pix[0].y)、(Pix[1].x,Pix[1].y)、(Pix[2].x,Pix[2].y)、(Pix[3].x,Pix[3].y)となる。
ここで、( Pix[ 0 ]. x, Pix[ 0 ]. y)は(X [ 0 ] ,Y[0])、( Pix[ 1 ]. x, Pix[ 1 ]. y)は(X [ 1 ] ,Y[1])、( Pix[ 2 ]. x, Pix[ 2 ]. y)は(X [ 2 ] ,Y[2])、( Pix[ 3 ]. x, Pix[ 3 ]. y)は(X [ 3 ] ,Y[3])である。
【0036】
一方、カメラテーブル26を BD.Pix (0,0)を原点として右、左、上、下に動かすときに、カメラテーブル26に対して指示する移動量(mm)をそれぞれX[0]、X[1]、Y[2]、Y[3]とおく。また、このときの基板認識カメラ32のX方向の移動量x、Y方向の移動量yを、それぞれ
x=X[1]−X[0](mm)
y=Y[3]−Y[2](mm)
とおく。
【0037】
基板認識カメラ32がX方向とY方向とに1mm移動したときのこの基板認識カメラ32の画素数は、X方向においては、
PixX.x=(Pix[1].x−Pix[0].x)/x
となり、そのときのY方向へのずれ量PixX.yは、
PixX.y=(Pix[1].y−Pix[0].y)/x
となる。
【0038】
同様に、Y方向においては、
PixY.y=(Pix[3].y−Pix[2].y)/y
となり、そのときのX方向へのずれ量PixY.xは、
PixY.x=(Pix[3].x−Pix[2].x)/y
となる。
【0039】
以上より、X方向1画素当たりの基板認識カメラ32のX方向の移動量BD.MagX.x(mm)は、
BD.MagX.x=PixY.y/(PixX.x・PixY.y−PixX.y・PixY.x)
となり、X方向1画素当たりの基板認識カメラ32のY方向の移動量BD.MagX.y(mm)は、
BD.MagX.y=−PixX.y/(PixX.x・PixY.y−PixX.y・PixY.x)
となる。
【0040】
同様に、Y方向1画素当たりの基板認識カメラ32のY方向の移動量BD.MagY.y(mm)は、
BD.MagY.y=PixX.x/(PixX.x・PixY.y−PixX.y・PixY.x)
となり、Y方向1画素当たりの基板認識カメラ32のx方向の移動量BD.MagY.x(mm)は、
BD.MagY.x=−PixY.x/(PixX.x・PixY.y−PixX.y・PixY.x)
となる。
【0041】
S5 では、図7に示すようにボンディングツール49にチップ6を吸着し、このチップ6に付けられたチップの認識マークが部品認識カメラ32の視野に入るよう、この部品認識カメラ33(カメラテーブル26)を手動で動かす。そして、その位置をICPix(0,0)とする。
【0042】
つぎに、上記部品認識カメラ33を、S4 のときと同様、右、左、上、下の順に移動し、各位置での画像を取り込み、マークを検出してその位置を求める。以上より、基板認識カメラ32のときと同様、X方向1画素当たりの部品認識カメラ33のX方向の移動量ICAagX.x(mm)は、
ICMagX.x=PixY.y/(PixX.x・PixY.y−PixX.y・PixY.x)
となり、X方向1画素当たりの部品認識カメラ33のY方向の移動量ICMagX.y(mm)は、
ICMagX.y=−PixX.y/(PixX.x・PixY.y−PixX.y・PixY.x)
となる。
【0043】
同様に、Y方向1画素当たりの部品認識カメラ33のY方向の移動量ICMagY.y(mm)は、
BD.MagY.y=PixX.x/(PixX.x・PixY.y−PixX.y・PixY.x)
となり、Y方向1画素当たりの部品認識カメラ33のx方向の移動量ICMagY.x(mm)は、
ICMagY.x=−PixY.x/(PixX.x・PixY.y−PixX.y・PixY.x)
となる。
【0044】
S6 ではヘッドテーブル43と、カメラテーブル26との相関関係が登録される。この登録は、まず、ヘッドテーブル43をS1 で設定した原点Hd(0,0)に移動し、カメラテーブル26をS3 で設定した原点Ca(0,0)に移動する。
【0045】
つぎに、図8(a)に示すように、原点から所定方向に所定距離離間させて配置した認識マーク[0]〜[3]に対してカメラテーブル26を移動し、図8(b)に示すように部品認識カメラ33の視野57の中心に、ボンディングツール49に吸着されたチップ6の認識マーク6aの中心を一致するよう手動で微調整する。そして、認識マーク6aの画像を登録する。
【0046】
つぎに、図9(a)に示す座標においてヘッドテーブル43を左下の認識マーク[0]の位置、たとえば原点0からx=−10mm、y=−15mmの位置に移動する。つぎに、カメラテーブル26をヘッドテーブル43と同様、x=−10mm、y=−15mm移動させる。図9(b)に示すように部品認識カメラ33でこれらの移動のずれ量Δx、Δyを求め、図9(c)に示すようにそのずれ量がなくなるようカメラテーブル26を補正移動する。最終的に、ずれ量Δx、Δyが図9(c)に示すようにカメラテーブル26の分解能の1/2以下になるまで、カメラテーブル26の補正を繰り返す。
【0047】
ずれ量Δx、Δyがなくなったカメラテーブル26の位置をCa[0].x,yとして登録し、ヘッドテーブル43の位置をHd[0].x,yとして登録する。
【0048】
同様に、ヘッドテーブル43を右下の[1]の位置、右上の[2]の位置、左上の[3]の位置に順次移動し、それぞれの位置でカメラテーブル26とヘッドテーブル43とのずれ量量Δx、Δyがカメラテーブル26の分解能の1/2以下になるまで、カメラテーブル26の補正を繰り返し、その位置を登録する。
【0049】
つまり、右下の[1]の位置では、Ca[1].x,y、Hd[1].x,yとなり、右上の[2]の位置では、Ca[2].x,y、Hd[2].x,y、左上の[3]の位置では、Ca[3].x,y、Hd[3].x,yとなる。
【0050】
つぎに、カメラテーブル26の4点の座標をヘッドテーブル43の4点の座標に変換する変換式、つまりカメラテーブル26とヘッドテーブル43との相関関係を求める。
【0051】
図10(a)はヘッドテーブル43の4点の座標Hd[0]〜[3]x,yが直交していると仮定した状態を示し、図10(b)はカメラテーブル26の4点の座標Ca[0]〜[3]x,yを結ぶと平行四辺形になると仮定した状態を示す。
【0052】
図10(a)に示すヘッドテーブル43の4点の座標がなす四角形と、図10(b)に示すカメラテーブル26の4点の座標がなす平行四辺形を、図11(a)、(b)に示すように第1象限に移して考えると、図11(c)に示すようにヘッドテーブル43のX軸に対してカメラテーブル26のX軸はθx傾いていることになるから、その傾きθxを求める。
【0053】
カメラテーブル26の座標をθx回転させると、図11(d)に示すようにX軸が一致し、ヘッドテーブル43のY軸に対してカメラテーブル26のY軸がθY傾くから、この傾きθyを求め、カメラテーブル26の座標をθy回転させる。
【0054】
図11(e)に示すように、カメラテーブル26とヘッドテーブル43とのX軸とY軸とを一致させたならば、つぎに、カメラテーブル26のX軸とヘッドテーブル43のX軸の長さの比、及びY軸の長さの比を求める。
【0055】
つまり、X軸の長さの比は、
CaHd・kx=Hd´[1].x/Ca´[1].x
となり、Y軸の長さの比は、
CaHd・ky=Hd´[2].x/Ca´[2].x
となる。なお、kは定数である。
【0056】
以上より、ヘッドテーブル43のX軸に対するカメラテーブル26の傾きθxを相関係数CaHd・Tx、ヘッドテーブル43のXY軸とカメラテーブル26のXY軸の直交誤差θyを相関係数CaHd・Txとする。
【0057】
さらに、カメラテーブル26のX軸に対するヘッドテーブル43のX軸の長さの比率を相関係数CaHd・kxとし、カメラテーブル26のY軸に対するヘッドテーブル43のY軸の長さの比率を相関係数CaHd・kyとする。
【0058】
これによって、ヘッドテーブル43とカメラテーブル26との相関係数の登録が終了する。
【0059】
S7 では基板認識カメラ32と部品認識カメラ33とのオフセットを登録する。つまり、最初に図12(a)に示すように上下から十字状の認識マーク61見えるガラス製の治具62をボンディングステージ20に供給したならば、図12(b)に示すように上記認識マーク61に基板認識カメラ32のピントを合わせる。
【0060】
つぎに、図12(c)に示すようにカメラテーブル26を退避させてボンディングツール49を下降させ、治具62を吸着する。治具62を吸着したならば、図12(d)に示すようにボンディングツール49を上昇させるとともにカメラテーブル26を進入させ、部品認識カメラ33のピントをボンディグツール49に吸着された治具62の認識マーク61に合わせ、この認識マーク61を登録する。
【0061】
ついで、カメラテーブル26を後退させ、ボンディングツール49を下降させて治具62をボンディングステージ20に吸着させたならば、その治具62を図12(e)に示すように基板認識カメラ32により、部品認識カメラ33で登録した認識マーク61を使って検出する。それによって、検出結果(Pix.x,Pix.y)が得られる。これがカメラオフセットである。
【0062】
このようにして求めたカメラオフセットは画素単位であるから,それをmm単位に直す。つまり、検出結果(Pix.x,Pix.y)からカメラテーブル26のX,Y座標(CaPos.x,CaPos.y)を以下のように算出する。
【0063】
CaPos.x=Pix.x・BD.MagX.x+Pix.y・BD.MagY.x
CaPos.y=Pix.x・BD.MagX.y+Pix.y・BD.MagY.y
となる。つまり、カメラテーブル26を移動すれば、基板認識カメラ32で治具62を見たとき、画面の中心に認識マーク61が位置することになる。
【0064】
S8 ではボンディングツール49の回転中心の登録が行なわれる。この登録では、まず、ボンディングツール49を部品認識カメラ33の上方に移動させ、そこでボンディングツール49を−α度回転させたのち、図13(a)に示すように上記部品認識カメラ33の視野65の中心Oに上記ボンディングツール49の角部が一致するよう、部品認識カメラ33をXY方向に移動させる。このときの部品認識カメラ33のXY座標をC1 とする。
【0065】
つぎに、ボンディングツール49を+α度回転させた後、図13(b)に示すよう、ボンディングツール49の角部が視野65の中心Oに一致するよう部品認識カメラ33をXY方向に移動させる。このときの部品認識カメラ33のXY座標をC2 とする。
【0066】
つぎに、上記部品認識カメラ33の各座標C1 、C2 をボンディングツール49の相対座標に変換すると、
C1 …Hd・C1
C2 …Hd・C2
となる。この変換座標とボンディングツール49の回転中心P0 (Hd・C)との関係は図13(c)に示すようになるから、以下に示す式によって回転中心P0 のX座標(P0 x)と、Y座標(P0 y)とを求めることができる。
【0067】
である。
【0068】
以上でティーチング工程が終了する。
【0069】
つぎに、チップ6を基板22に実装する場合についてS9 〜S14に基づいて説明する。
【0070】
まず、S9 ではチップ6の認識座標をボンディングツール49の座標に変換して登録する。すなわち、図14に示すようにチップ6に設けられた2つの認識マークIC1 、IC2 を部品認識カメラ33で撮像し、そのときの座標を求め、その座標をS4 で求めたヘッドテーブル43とカメラテーブル26との相関関係の式からヘッドテーブル43の座標に変換する。つまり、IC1 をHd1 に変換し、IC2 をHd2 に変換する。
【0071】
S10では基板22の2つの認識マークBd1 、Bd2 を以下の手順でヘッドテーブル43の座標に変換する。まず、図15(a)に示すように基板認識カメラ32によって2つの認識マークBd1 、Bd2 を撮像し、この座標をS7 で登録された基板認識カメラ32と部品認識カメラ33とのオフセット量に基づき、部品認識カメラ33で見た座標(CaPos)に変換する。
【0072】
つぎに、図15(b)に示すように、部品認識カメラ33で見た座標(CaPos)をS6 で登録したヘッドテーブル43とカメラテーブル26との相関関係からヘッドテーブル43の座標H1 、H2 に変換する。
【0073】
このようにしてチップ6の認識マークの座標IC1 、IC2 と、基板22の認識マークBd1 、Bd2 の座標とを登録したならば、S11ではIC1 とBd1 、IC2 とBd2 とが一致するよう、目合わせでボンディングツール49を移動させ、一致したときの座標を登録する。
【0074】
S12〜S14ではS9 〜S11で登録された座標に対し、実際に搬送位置決めされた基板22の認識マークBd1 、Bd2 の座標と、チップ6の認識マークの座標IC1 、IC2 とのずれ量から、補正量を算出し、その補正量に基づいて位置を補正して基板22にチップ6がボンディングされることになる。
【0075】
S12では、まず、図16に示すように、基板認識カメラ32によって基板22の第1の視野71と、第2の視野72とを認識し、これらの視野71,72の中心座標をS10で登録した基板認識座標と比較する。つまり、第1の視野71における認識座標α(BD.C1 x,BD.C1 y)が座標α´(BD.C1 ´x,BD.C2 ´y)にずれ、第2の視野72における認識座標β(BD.C2 x,BD,C2 y)が座標β´(BD.C2 ´x,BD.C2 ´y)にずれることになる。
【0076】
したがって、第1の視野71のずれ画素は、(ΔBD.px1 ,ΔBD.py1 )となり、第2の視野72のずれ画素は、(ΔBD.px2 ,ΔBD.py2 )となる。(なお、pはPixの略である。)
第1の視野71のX座標とY座標とを、S4 でのティーチングに基づいて画素座標からmm座標に変換すると、
BD.C1 ´x=BD.C1 x+ΔBD.px1 ×BD.magX.x+ΔBD.py1 ×BD.magY.x
となる。同様に、
BD,C1 ´y=BD.C1 y+ΔBD.px1 ×BD.magX.y+BD.py1 ×BD.magY.y
となる。第2の視野72のX座標とY座標とを、S4 でのティーチングに基づいて画素座標からmm座標に変換すると、
BD.C2 ´x=BD.C2 x+ΔBD.px2 ×BD.magX.x+ΔBD.py2 ×BD.magY.x
となる.同様に、
BD,C2 ´y=BD.C2 y+ΔBD.px2 ×BD.magX.y+ΔBD.py2 ×BD.magY.y
となる。
【0077】
つぎに、S7 でティーチングしたオフセット量に基づき、第1の視野71と第2の視野72との画素座標からmm座標に変換された座標を、基板認識カメラ32の座標系から部品認識カメラ33の座標系に変換すると、第1の視野71の座標は、
(BD.C1 ´x−Capos.x,BD.C1 ´y−Capos.y)
となり、第2の視野72の座標は、
(BD.C2 ´x−Capos.x,BD.C2 ´y−Capos.y)
となる。
【0078】
つぎに、各視野の中心座標を、S6 での登録に基づき、部品認識カメラ33の座標からヘッドテーブル43の座標系に変換する。つまり、第1の視野71の中心座標を(BD.H1 ´x,BD.H1 ´y)とすると、
BD.H1 ´x=F・(BD.C1 ´x−Capos.x)
BD.H1 ´y=F・(BD,C1 ´y−Capos.y)
となる。同様に,第2の視野72の座標を(BD.H2 ´x,BD.H2 ´y)とすると、
BD.H2 ´x=(BD.C2 ´x−Capos.x)
BD.H2 ´y=(BD,C2 ´y−Capos.y)
となる。
【0079】
なお、上記各式におけるFは、
【数1】
である。
【0080】
つぎに、図17に示すように、部品認識カメラ33によってチップ6の第1の視野75と第2の視野76とを認識し,これらの視野75,76の中心座標をS9 で登録したチップ認識座標と比較する。つまり、第1の視野75における認識座標M(IC.C1 x,IC,C1 y)が座標M´(IC.C1 ´x,IC.C2 ´y)にずれ、第2の視野72における認識座標N(IC.C2 x,IC.C2 y)が座標N´(IC.C2 ´x,IC.C2 ´y)にずれることになる。
【0081】
したがって、第1の視野75のずれ画素は、(ΔIC.px1 ,ΔIC.py1 )となり、第2の視野76のずれ画素は、(ΔIC.px2 ,ΔIC.py2 )となる。
【0082】
第1の視野75のX座標とY座標とを、S5 でのティーチングに基づいて画素座標からmm座標に変換すると、
IC.C1 ´x=IC.C1 x+ΔIC.px1 ×IC.magX.x+ΔIC.py1 ×IC.magY.x
となる。同様に、
IC,C1 ´y=IC.C1 y+ΔIC.px1 ×IC.magX.y+ΔIC.py1 ×IC.magY.y
となる。第2の視野76のX座標とY座標とを、S5 でのティーチングに基づいて画素座標からmm座標に変換すると、
IC.C2 ´x=IC.C2 x+ΔIC.px2 ×IC.magX.x+ΔIC.py2 ×IC.magY.x
となる.同様に、
IC,C2 ´y=IC.C2 y+ΔIC.px2 ×IC.magX.y+ΔIC.py2 ×IC.magY.y
となる。
【0083】
つぎに、各視野75,76の座標を、S6 での登録に基づき、部品認識カメラ33の座標からヘッドテーブル43の座標系に変換する。つまり、第1の視野75の座標Mを(ICH1 ´x,ICH1 ´y)とすると、座標M´は、
IC.H1 ´x=F・(IC.C1 ´x)
IC.H1 ´y=F・(IC.C1 ´y)
となる。同様に、第2の視野の座標Nを(ICH2 ´x,ICH2 ´y)とすると、座標N´は、
IC.H2 ´x=F・(IC.C2 ´x)
IC.H2 ´y=F・(IC.C2 ´y)
となる。
【0084】
つぎに、S13で示す基板22とチップ6との位置合わせが行なわれる。この位置合わせは、第1の視野と第2の視野との中心の各座標の中点を一致させるように計算される。すなわち、基板22を基準にしてチップ6の補正量を計算する。
【0085】
補正量の計算は、基板22とチップ6との2点間の中点を一致させるよう、チップ6の移動量を計算する。つまり、図18に示すように基板22の第1、第2の視野71,72の中心座標α、α´をBDH1 ´、BDH2 ´とし、チップ6の第1、第2の視野75,76の中心座標M、M´をICH1 ´、ICH2 ´とすると、基板22の第1、第2の視野71,72の中心座標α、α´の中点Pの座標(BD.Hcx´,BD.Hcy´)は、
BD.Hcx´=(BD.H1 ´x+BD.H2 ´x)/2
BD.Hcy´=(BD.H1 ´y+BD.H2 ´y)/2
となり、この基板22の中点の傾き(BD.Hcθ´)は、
BD.Hcθ´=tan−1{(BD.H2 ´y−BD.H1 ´y)/(BD.H2 ´x−BD.H1 ´x)
となる。
【0086】
同様に、チップ6の第1、第2の視野75,76の中心座標M、M´の中点P´の座標(ICHcx´、ICHcy´)は、
ICHcx´=(IC.H1 ´x+IC.H2 ´x)/2
ICHcy´=(IC.H1 ´y+IC.H2 ´y)/2
となり、このチップ6の中点の傾き(IC.Hcθ´)は、
IC.Hcθ´=tan−1{(IC.H2 ´y−IC.H1 ´y)/(IC.H2 ´x−IC.H1 ´x)}
となる。
【0087】
このようにして、基板22とチップ6との中点P、P´の座標と傾き角度を求めたら、図19に示す基板22とチップ6との傾き角度のずれ量Δθを下記式によって求める。
【0088】
Δθ=BD.Hcθ´−IC.Hcθ´
そして、この式に基づいてボンディングツール49をその中心座標Vを中心にしてΔθ回転させチップ6の中心P´をP´´に移動し、このチップ6の中心P´´の傾き角度を基板22の中点P´の傾きに一致させる。
【0089】
ついで、ボンディングツール49の中心座標(Hd.cx,Hd.cy)を中心にしてチップ6をΔθ回転させたときのチップ6の中心座標(ICHcx´´,ICHcy´´)を求める。
【0090】
つぎに、基板22とチップ6との中点のXY座標のずれ量(Δx,Δy)を求める。
【0091】
Δx=BD.Hcx´−ICHcx´´
Δy=BD.Hcy´−ICHcy´´
以上より、Δx,Δy及びΔθの補正量に基づき、基板22に対してチップ6の位置を補正すれば、カメラテーブル26とヘッドテーブル43との直交度や分解能に誤差があっても、その誤差を補正してチップ6を基板22に実装することができる。
【0092】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、ヘッドテーブルとカメラテーブルとの直交度や分解能に誤差があっても、その誤差を補正して電子部品を基板に実装することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る実装装置の概略的構成図。
【図2】基板認識カメラと部品認識カメラとの構成を示す説明図。
【図3】ティーチング工程とボンディング工程とを示すフローチャート。
【図4】ヘッドとテーブル、ボンディングステージ及びカメラテーブルの原点合わせの説明図。
【図5】1画素当たりの基板認識カメラの移動量を求めるための説明図。
【図6】1画素当たりの基板認識カメラの移動量を求めるための説明図。
【図7】1画素当たりの部品認識カメラの移動量を求めるための説明図。
【図8】ヘッドテーブルとカメラテーブルとの相関関係を求めるための説明図。
【図9】同じくヘッドテーブルとカメラテーブルとの相関関係を求めるための説明図。
【図10】同じくヘッドテーブルとカメラテーブルとの相関関係を求めるための説明図。
【図11】同じくヘッドテーブルとカメラテーブルとの相関関係を求めるための説明図。
【図12】基板認識カメラと部品に認識カメラとのオフセットを求めるための説明図。
【図13】ボンディングツールの回転中心を求めるための説明図。
【図14】チップの認識座標をヘッドテーブルの座標系に変換して登録する説明図。
【図15】基板の認識座標をヘッドテーブルの座標系に変換して登録する説明図。
【図16】登録された基板の座標と撮像された基板の座標とのずれ量をヘッドテーブルの座標系に変換する説明図。
【図17】登録されたチップの座標と撮像されたチップの座標とのずれ量をヘッドテーブルの座標系に変換する説明図。
【図18】ヘッドテーブルの座標系に変換された基板とチップとを位置合わせするための説明図。
【図19】同じくヘッドテーブルの座標系に変換された基板とチップとを位置合わせするための説明図。
【符号の説明】
6…チップ(電子部品)
22…基板
26…カメラテーブル
32…基板認識カメラ
33…部品認識カメラ
43…ヘッドテーブル
48…ボンディングヘッド
49…ボンディングツール
Claims (2)
- ボンディングヘッドをヘッドテーブルによってXY方向に移動させる工程と、
前記ボンディングヘッドが保持する部品をカメラによって撮像する工程と、
前記カメラをカメラテーブルによってXY方向に移動させる工程と、
前記カメラテーブルを固定して前記ヘッドテーブルを動かし、前記ヘッドテーブルを動かそうとした量とカメラの画素数との関係を把握させ、かつ、前記ヘッドテーブルを固定して前記カメラテーブルを動かし、前記カメラテーブルを動かそうとした量とカメラの画素数との関係を把握させることにより、把握させた前記動かそうとした量とカメラの画素数との関係から前記ヘッドテーブルの座標系と前記カメラテーブルの座標系との相関係数を導出し、前記部品を実装するに当たり前記ヘッドテーブルを動かそうとする移動量を前記相関係数を用いて変換することによって、実際に前記ヘッドテーブルに与える指令値を求める工程と
を具備したことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - ボンディングヘッドと、
このボンディングヘッドをXY方向に移動させるヘッドテーブルと、
前記ボンディングヘッドが保持する部品を撮像するカメラと、
前記カメラをXY方向に移動させるカメラテーブルと、
前記カメラテーブルを固定して前記ヘッドテーブルを動かすことにより、前記ヘッドテーブルを動かそうとした量と前記カメラの画素変位との関係を把握し、かつ、前記ヘッドテーブルを固定して前記カメラテーブルを動かすことにより、前記カメラテーブルを動かそうとした量と前記カメラの画素による変位量との関係を把握させることにより、把握させた前記動かそうとした量とカメラの画素数との関係から前記ヘッドテーブルの座標系と前記カメラテーブルの座標系との相関係数を導出し、前記部品を実装するに当たり前記ヘッドテーブルを動かそうとする移動量を前記相関係数を用いて変換することによって、実際に前記ヘッドテーブルに与える指令値を求める制御装置と
を具備したことを特徴とするフリップチップボンディング装置。
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