JP2003241476A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003241476A
JP2003241476A JP2002043598A JP2002043598A JP2003241476A JP 2003241476 A JP2003241476 A JP 2003241476A JP 2002043598 A JP2002043598 A JP 2002043598A JP 2002043598 A JP2002043598 A JP 2002043598A JP 2003241476 A JP2003241476 A JP 2003241476A
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JP2002043598A
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Nobuo Nakazawa
伸夫 中沢
Keizo Takura
慶三 田倉
Masami Kawada
正美 河田
Masashi Fukuda
正史 福田
Kazukiyo Akashi
和清 明石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデム型の画像形成装置において、ブラッ
ク単色の画像形成時間を短縮する。 【解決手段】 ブラックの画像形成ユニット30BK
を、カラー画像形成時には、感光体1BKが転写ローラ
6BKに対向する位置に移動し、ブラック単色画像形成
時には、図2に示す位置に移動させる。また、転写ロー
ラ7を、カラー画像形成時にはバックアップローラ33
に対向して中間転写ベルト31に接触する位置に配置
し、ブラック単色画像形成時には図2に示す感光体1B
Kに接触する位置に配置する。ブラック単色画像形成時
には、中間転写ベルト31を利用しないで、感光体1B
K上のトナー像を転写ローラ7によって、直接、転写材
Pに転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の普及
に伴いカラー文書が増加し、カラー複写機やカラープリ
ンタが要望され、それらの画像形成装置の高速性が求め
られている。
【0003】複数の感光体を並列に配置した、いわゆる
タンデム型のカラー画像形成装置は、画像形成速度が速
くこの種の画像形成装置の提案が多数なされている。特
に中間転写体を用いたタンデム型の画像形成装置は、転
写材(例えば紙、透明フィルム)の種類の制約が少な
く、優れた方法とされている。
【0004】一方、カラー画像形成装置のランニングコ
ストと従来の白黒画像形成装置のランニングコストとを
比較するとカラー画像形成装置のランニングコストの方
が高いという問題がある。特にタンデム型のカラー画像
形成装置で白黒画像を大量にとるという状況において
は、大きな問題となる。また、ブラック単色画像形成時
には、カラー画像形成時よりも早く画像形成を行いたい
という要求もあるがタンデム型のカラー画像形成装置に
おいてはこれらに対応するのが難しかった。
【0005】そこで従来、特開平8−272173号公
報、特開平11−231592号公報、特開平11−2
3169号公報等に、給紙や排紙位置(給紙部や定着装
置)をブラックの画像形成時とカラーの画像形成時とで
別に設けるようにする構成の提案がなされている。また
特開平9−281770号公報には、ブラックの画像形
成時に感光ドラムのスピードをアップさせたり、画像比
率で感光ドラムの回転速度を変更したりする提案がなさ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例のように定着装置や給紙部を別々に持つものは、
装置のコストが上がるという問題点がある。また、ブラ
ックの画像形成時においても、転写材を担持搬送する搬
送ベルトや、中間転写体(中間転写ベルト、中間転写ド
ラム)を用いる場合、搬送ベルトや中間転写体の寿命は
カラー画像形成時と変わらないためブラックの画像形成
時のランニングコストの低減にはならない。
【0007】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、カラーの画像形成は高速で行い、しかもブラッ
クの画像形成はランニングコストを低下させるようにし
た画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数の像担持体のそれぞれに異なる色のトナー像を形成
し、これら複数色のトナー像を中間転写体に順次に転写
して重ね合わせ、前記中間転写体上の複数色のトナー像
を一括で転写材に転写する画像形成装置において、ブラ
ックのトナー像が形成される像担持体を含むブラックの
画像形成ユニットを移動可能に構成し、ブラック単色の
画像形成時には、前記ブラックの像担持体上に形成した
ブラックのトナー像を、前記中間転写体に転写すること
なく、前記ブラックの像担持体から転写材に直接、転写
する、ことを特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
画像形成装置において、前記ブラックの画像形成ユニッ
トは、カラー画像形成位置と、ブラック単色画像形成位
置との間を移動可能に配設され、前記カラー画像形成位
置に配置されたときには前記ブラックの像担持体が前記
中間転写体に接触し、前記ブラック単色画像形成位置に
配置されたときには前記ブラックの像担持体が前記中間
転写体から離間される、ことを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の画像形成装置において、前記中間転写体からトナ
ー像が転写された転写材、及び前記ブラックの像担持体
から直接、トナー像が転写された転写材との双方を定着
する同一の定着装置を備える、ことを特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記中
間転写体上のトナー像を前記転写材に転写する転写部材
と、前記像担持体上のトナー像を前記転写材に転写する
転写部材とが同一である、ことを特徴とする。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項4に記載の
画像形成装置において、前記転写部材は、前記中間転写
体に接触して前記中間転写体上のトナー像を転写材に転
写させる位置と、前記ブラックの像担持体に接触して前
記ブラックの像担持体上のトナー像を転写材に転写する
位置との間の移動が可能である、ことを特徴とする。
【0013】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
画像形成装置において、前記転写部材は、前記中間転写
体上のトナー像を転写材に転写させるときと、前記ブラ
ックの像担持体上のトナー像を転写材に転写するときと
で回転方向が逆転する転写ローラである、ことを特徴と
する。
【0014】請求項7に係る発明は、請求項3ないし6
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記ト
ナー像転写後の転写材を前記定着装置に導く移動可能な
定着入口ガイドを備え、前記定着入口ガイドは、前記カ
ラー画像形成時とブラック単色画像形成時とで異なる位
置に配設される、ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。なお、各図面において、同
一の符号を付したものは、同様の構成又は作用を有する
ものであり、これらについての重複説明は適宜省略する
ものとする。
【0016】<実施の形態1>図1〜図7に、本発明に
係る画像形成装置の一例を示す。
【0017】図1,図2に示すように、この画像形成装
置は、画像形成部1の上方に原稿読取り部2が柱3に支
持されて取り付けられている複合型の画像形成装置であ
る。原稿読取り部2は、光源と画像読取り用CCDを持
った読取りユニット21を矢印方向に移動させて原稿D
を読み取り、この信号を画像信号処理装置(不図示)に
送る一般的なカラー画像読取り装置である。本発明は特
に画像形成部1に特徴があり、図1にカラーの画像形成
時の画像形成装置の配置を示し、図2にブラック単色の
画像形成時の配置を示した。
【0018】図1において、画像形成部1は、4つのド
ラム型の感光体(感光ドラム)を用いたタンデム型のカ
ラー画像形成部を構成しており、中間転写ベルト31を
用いている。この中間転写ベルト31は、駆動ローラ3
2と転写位置のバックアップローラ33とテンションロ
ーラ34によって弛みや蛇行なく回転駆動される。転写
位置のバックアップローラ33及びクリーニング位置の
駆動ローラ32は固定位置となりクリーニング及び転写
を良好に行えるようになっている。またテンションロー
ラ34は、ばね(不図示)によって上方に吊り上げられ
ている。この中間転写ベルト31の下部には、4つの感
光体1Y,1M,1C,1BK、が、この中間転写ベル
ト31に接触して配置されている。
【0019】これら感光体1Y,1M,1C,1BKの
周りには、電子写真方式で画像形成を行うために、クリ
ーニング装置2Y,2M,2C,2BK、帯電ローラ3
Y,3M,3C,3BK、露光装置(LEDヘッド)4
Y,4M,4C,4BK、現像装置(二成分現像器)5
Y,5M,5C,5BKが配設されている。これらの装
置により感光体上に、イエロー,マゼンタ,シアン,ブ
ラックのトナー像を形成することができる。各感光体上
に形成されたトナー像を中間転写ベルト31上に転写す
るために転写ローラ6Y,6M,6C,6BKが、中間
転写ベルト31の内側に感光体1Y,1M,1C,1B
Kと対向して配置されている。感光体上のトナー像は、
中間転写ベルト31上に重ねて転写され、フルカラー画
像となる。また、中間転写ベルト31は、矢印方向(時
計周り)に回転移動して画像形成を行う。この中間転写
ベルト31上のトナー像は、転写部材としての転写ロー
ラ(二次転写ローラ)7により転写材P(例えば、紙、
透明フィルム)上に転写され、定着装置8に送り込まれ
定着され、排紙ローラ9により排出され、排紙トレイ1
0上に積み重ねられていく。なお、定着装置8は、後述
のように、カラー画像形成時にも、またブラック単色画
像形成時にも使用される。これにより、複数の定着装置
を設ける場合に比して画像形成装置全体の構成を簡略化
することができる。
【0020】画像形成部1の下部に配置された給紙カセ
ット11は、転写材Pを収納している。転写材Pは、給
紙カセット11から給紙ローラ12により給紙され、レ
ジストローラ13によりタイミングがとられて二次転写
を行う二次転写ローラ7と中間転写ベルト31との間の
ニップ部に送り込まれるようになっている。また、中間
転写ベルト31上に残った転写残トナーは、同図中の右
端部の、中間転写ベルト31上をクリーニングするクリ
ーニング装置14によって除去される。
【0021】ブラック(黒色)の画像形成部分は、ユニ
ット化されてブラックの画像形成ユニット30BKとし
て移動可能に構成されている。この画像形成ユニット3
0BKの左壁(左端部)には、転写材Pの転写ガイド1
5がこの画像形成ユニット30BKと一体に構成されて
おり、転写材Pは、転写ガイド15と画像形成ユニット
30BKの左壁との間を通過する。また、画像形成ユニ
ット30BKの右壁(右端部)には、転写ガイド16が
一定間隔を保ち一体に形成されており、この間を転写材
Pが通過可能である。これら転写ガイド15,16は、
画像形成ユニット30BKと一体となって移動する。
【0022】図2は、ブラックのトナー像のみ(ブラッ
ク単色)の画像形成が行われる場合の画像形成装置の配
置を示している。同図においてブラックの画像形成ユニ
ット30BKは、図1での位置に比較して左側に移動し
ている。この場合、給紙カセット11から転写材Pが給
紙ローラ12により給紙され、レジストローラ13を通
り、転写ガイド16と画像形成ユニット30BKの右壁
の間を通過する。転写ローラ7は、下方に移動し、次に
感光体1BKに圧接し、転写材Pは転写ローラ7と感光
体1BKの間のニップを通過し、定着装置8に導かれ
る。ブラック単色の画像形成時には中間転写ベルト31
及びイエロー,マゼンタ,シアンの画像形成部30Y,
30M,30Cは、すべて停止している。また、転写ロ
ーラ7は、図1と図2の対比からわかるように圧接位置
が、中間転写ベルト31との圧接と、感光体1BKとの
圧接との2つの位置をとるとともにその回転方向が逆転
することになる。
【0023】つづいて、ブラックの画像形成ユニット3
0BKの移動方法と、転写ローラ7の移動と回転制御に
ついて説明する。
【0024】図3,図4にブラックの画像形成ユニット
30BKのスライドレール35を示す。スライドレール
35は、後述するように前スライドレール35aと後ス
ライドレール35bとによって構成されており、これら
の図中の左側が少し下方に傾斜していて、ブラックの画
像形成ユニット30BKの移動時に感光体1BKと転写
位置のバックアップローラ33とがぶつからないように
なっている。このスライドレール35は、画像形成装置
本体の前側板及び後側板のそれぞれに取り付けられてお
り、転写材Pの通紙を妨げないようになっている。スラ
イドレール35と、ブラックの画像形成ユニット30B
Kの移動方法とを説明するためこれらを図3の矢印H方
向から見た一部を図5に示す。
【0025】図5において、右側には前側板51が、ま
た左側には後側板52が配設されている。スライドレー
ル35は、前側板51に取り付けられた前スライドレー
ル35aと後側板52に取り付けられた後スライドレー
ル35bとが対になってブラックの画像形成ユニット3
0BKの底板53を両端で平行に支えている。底板53
は位置決め駆動装置54に連結されており、ブラックの
画像形成ユニット30BKがスライドレール35に沿っ
て移動する。
【0026】また、ブラックの画像形成ユニット30B
Kの独立モータM3は、画像形成ユニット30BKの奥
側に配置されている。
【0027】後側板52の外側には、本体駆動ユニット
Gが配置されており、定着装置8、中間転写ベルト3
1、レジストローラ13、給紙ローラ12などの回転制
御を行っている。また、転写ガイド15は、ブラックの
画像形成ユニット30BKに連結されていて一体に移動
する。ブラック単色の画像形成時には、転写材Pはレジ
ストローラ13によって上方に搬送され、転写ガイド1
6にガイドされ、転写ローラ7を通過してトナー像が転
写され、その後、定着装置8に導かれる。
【0028】次に転写ローラ7の離間・圧接(接離動
作)について説明する。図6は、正面から見た転写ロー
ラ7の離間・圧接を説明する図である。中間転写ベルト
31に圧接していた転写ローラ7は、ブラックの画像形
成ユニット30BKが左方向に移動し、ブラック単色の
画像形成位置に移動した後に位置を移動させる。
【0029】転写ローラ7は、図5に示すように回転円
盤61,62に両端部を回転自在に支持されており、こ
の回転円盤61,62の回転によって図6に示す位置A
から位置Bにその位置を変更する。また、転写ローラの
回転を制御するモータM2が回転円盤61上に取り付け
られており転写ローラ7の回転を制御するようになって
いる。
【0030】図5に戻って側面部分から見たときの転写
ローラ7の離間・圧接について説明すると、回転円盤6
1,62は、前側板51側と後側板52側にあってモー
タM2によって回転可能になっている。このモータM2
の回転制御により位置A(中間転写体と圧接)から位置
B(感光体1BKと圧接)に転写ローラ7を移動させ
る。
【0031】図7に示すように、回転円盤61,62
は、前後でねじれずに回転するようにその上部で連結板
金71,72,73によって連結されている。これら、
連結板金71,72,73は、転写ローラ7の位置Aか
ら位置B、また位置Bから位置Aへの往復運動において
中間転写ベルト31に当たらない位置に取り付けられて
いる。またこの連結板金71,72,73は、回転によ
って紙ガイド及び中間転写ベルトカバーになる。
【0032】以上のように構成された画像形成装置にお
いてブラック単色画像とカラー画像の形成方法について
説明する。
【0033】ブラック単色画像とカラー画像の選択は、
画像形成装置のユーザによって選択される。例えば、画
像読込み装置の操作パネル(公知のカラー複写機のパネ
ルと同様のため不図示)にカラー画像又はブラック単色
画像の選択キーがあり、カラーキーが選択されている場
合、又はプリンタとして使用される場合は、コンピュー
タからのモノクロ(ブラック)単色画像であるかカラー
画像であるかの判断信号を受けてカラー画像信号である
場合、又は電源スイッチが入れられた初期の位置は、図
1に示されるように、通常のタンデム型の中間転写ベル
トを用いたカラー画像形成装置の配置をしている。この
状態から、ユーザによりブラック単色キーが選択されて
押される、又はコンピュータからのブラック単色画像で
あるという判断信号を受けると、位置決め駆動装置54
が動き出し、ブラックの画像形成ユニット30BKは中
間転写ベルト31から離れて左側のブラック単色画像形
成位置に移動する。
【0034】ポジション検知センサ(不図示)からのこ
の移動完了信号を受け、次にモータM2が回転し回転円
盤61,62が回転を行う。そして、所定量の回転によ
り、転写ローラ7が中間転写ベルト31に当接した位置
から感光体1BKに当接して停止する。次にカラーキー
が選択されると、まず、回転円盤61,62が逆転し、
転写ローラ7を感光体1BKと当接した状態から、中間
転写ベルト31に当接する。次に、位置決め駆動装置5
4が動き出し、ブラックの画像形成ユニット30BKが
ブラック単色画像形成位置からカラー画像形成位置に移
動する。
【0035】以上のような繰り返しによって、ブラック
単色画像とカラー画像とが1個の画像形成装置で形成さ
れる。なお、ブラックの画像形成ユニット30BK上に
形成される静電潜像及びトナー像は、中間転写ベルト3
1への転写時に対して鏡像に形成されるが、これは、公
知の方法で自在に作ることができるので特にここでは述
べない。また、転写ローラ7の回転は、カラー画像形成
時とブラック単色画像形成時とで逆回転となる。しか
し、本画像形成装置においては、転写ローラ駆動モータ
M1を独立に設けて正逆回転可能なモータを用いること
で問題なく画像形成を行うことができる。
【0036】以上説明したように、本発明の画像形成装
置においては、ブラックの画像形成ユニット30BKを
中間転写ベルト31に対して離間・圧接するように構成
し、ブラックの画像形成時には中間転写ベルト31を使
わないようにしたので、ブラックの画像形成時のランニ
ングコストを大幅に削減することができる。また、中間
転写ベルト31を使用する場合に比して、短時間でブラ
ックの画像形成を行うことができる。さらに、中間転写
ベルト31の寿命を延長することができる。
【0037】<実施の形態2>上述の実施の形態1にお
いて、転写材Pに画像形成を行うと、定着後の転写材P
に紙しわや画像こすれが発生することがあった。これ
は、転写材Pにおけるカラー画像が転写される面とブラ
ック単色画像が転写される面とが逆であるため、定着装
置8への転写材Pの案内が良好に行われないためであ
る。
【0038】そこで、本実施の形態においては、この問
題を解決すべく定着入口ガイドを可動式のものとした。
【0039】図8,図9に可動式の定着入口ガイドを採
用した画像形成装置の例を示す。定着入口ガイド81,
82は、それぞれ定着装置8の定着ローラ83,84の
回転軸のまわりに回転可能に構成されている。
【0040】図10は、定着入口ガイドの動かし方を説
明するために一部を拡大したものである。定着ローラ8
4は、中央部にヒータ(不図示)を内包していて、アル
ミニウム等の金属でできた円筒状の芯金(不図示)の外
周にシリコーンゴム等の耐熱ゴムやフッ素樹脂等を被覆
して構成されている。円筒状の芯金の両端は円筒外径が
絞られて小径となっている。耐熱樹脂でできたすべり軸
受けに定着入口ガイド82が一体で取り付けられてお
り、この定着入口ガイド82を定着ローラ83の回転中
心82aの周りに回転可能に取り付けている。そして、
定着入口ガイド82の基端部87は、ラッチソレノイド
86に連結されており、このラッチソレノイド86に信
号を与えることにより定着入口ガイド82を退避位置と
セット位置とに移動させるようになっている。画像形成
装置本体側に配置されたストッパ88に対して、定着入
口ガイド82側に配置された係止部89が図10中の左
方から当接することにより、定着入口ガイド82のセッ
ト位置が正確に位置決めされるようになっている。な
お、他方の定着入口ガイド81もほぼ同様な構成である
のでその説明は省略する。
【0041】次に図8,図9を参照して、定着入口ガイ
ド81,82の動作について説明する。図8は、ブラッ
ク単色の画像形成の場合の画像形成装置の配置を示して
いる。給紙カセット11から給紙された転写材Pはレジ
ストローラ13により上方に運ばれ、感光体1BK上の
トナーが転写ローラ7によって転写される。このためト
ナーは、感光体1BK側である転写材Pの左側の面に付
着している。定着入口ガイド82は、転写材Pのトナー
付着面をこすらないように退避位置に配置される。一
方、定着入口ガイド81は、せり出してセット位置に配
置され、転写材Pのトナーが付着していない右側の面に
接触して転写材Pの先端部を定着ローラ84側に案内す
る。これにより、トナー汚れやしわの発生がなく定着す
ることが可能である。
【0042】これに対して、図9は、カラー画像の形成
時の画像形成装置の配置を示している。給紙カセットト
11から給紙された転写材Pはレジストローラ13によ
り上方に運ばれ、中間転写ベルト31上に形成されたカ
ラー画像が転写ローラ7によって中間転写ベルト31側
である転写材Pの右側の面に転写される。定着入口ガイ
ド81は、転写材Pのトナー付着面をこすらないように
退避位置に配置される。一方、定着入口ガイド82は、
せり出してセット位置に配置され、転写材Pのトナーが
付着していない左側の面に接触し、転写材Pの先端部を
定着ローラ83側に案内する。これにより、カラー画像
形成時においても、トナー汚れやしわを発生させること
なく定着することが可能である。
【0043】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、カラー画像形成時に中間転写ベルト31を用い、
ブラック単色画像形成時においてブラックの画像形成ユ
ニット30BKを中間転写ベルト31離間させて画像形
成を行う画像形成装置において、定着装置8の定着入口
ガイド81,82を可動式とすることで、紙しわや画像
こすれといった不良の発生を有効に防止して、画像形成
を行うことができる。
【0044】<実施の形態3>上述の実施の形態1,2
においては、転写部材として転写ローラ7を使用した
が、これに代えて転写ベルトやコロナ帯電器等の転写部
材を用いることもできる。ブラックの画像形成ユニット
30BKから定着装置8までの距離が大きい場合に、転
写ベルトを使用することで、定着装置8に対する転写材
Pの案内が容易となる。
【0045】<実施の形態4>前述の実施の形態1にお
いて、転写ローラ7の回転スピードを、中間転写ベルト
31及び感光体1BKのスピードと等速で回転制御した
ところ、感光体1BKからの転写の場合に、顕著な中抜
け現象が発生した。中抜け現象は、文字等の画像を転写
したとき線の中が転写不良を起こし、いわゆる袋文字の
ようになってしまう現象である。
【0046】この現象を防止する方法としては、従来か
ら、感光体と転写材との間にわずかな速度差(周速差)
を設けることが知られている。
【0047】ところが、この速度差を大きくすると画像
ずれ等の問題が発生し画像品位の低下になる。また、速
度差が大きいと転写ローラと、感光体等の像担持体との
磨耗劣化を早めることになる。また、感光体や中間転写
ベルト等の表面性により上述の現象の出現の仕方が異な
る。そこで、本実施の形態においては、転写ローラの速
度の最適化を行った。
【0048】本出願人らは、次のような条件で検討し
た。画像形成装置の基本的構成は、図1及び図2の構成
において検討した。具体的には、図1において、感光体
1Y,1M,1Cは、直径30mmのOPC感光体であ
り、回転スピードは100mm/secとした。クリー
ニング装置2Y,2M,2Cはウレタンゴムブレードで
形成されたクリーニングブレードを用いた。帯電ローラ
3Y,3M,3Cとしては、外径18mmの帯電ローラ
を使用し、この帯電ローラ3Y,3M,3Cにより感光
体1Y,1M,1C表面は、−650V(暗部電位V
D)に帯電した。露光装置4Y,4M,4Cとしては、
LEDヘッドを用いた。露光後の明部電位VLは−10
0Vとなるようにした。そして、現像は、2成分現像に
よる現像方法によって感光体上の静電潜像の現像を行っ
た。現像バイアスは、ピーク間電圧V PP=1600V
の交流電圧を、直流電圧Vdc=420Vに重畳したも
のを使用して反転現像法でトナー像を形成した。中間転
写ベルト31は、PI樹脂にカーボンを分散させた中抵
抗の樹脂ベルトで表面にフッ素樹脂加工を設けたものを
使用している。そして、その厚みは、50〜300μm
で全体抵抗1は10〜1011Ω・cm程度のものを
使用している。
【0049】中間転写ベルト31は、感光体1Y,1
M,1Cと等速の100mm/Sで図1,図2中の時計
周りに回転するように設定した。そして、ブラックの画
像形成ユニット30BKは、感光体1BKとして直径6
0mmのOPC感光体を用いた。クリーニング装置1B
Kのクリーニングブレード、帯電ローラ2BK、露光装
置(LEDヘッド)4BKは、上述のイエロー,マゼン
タ,シアンと同様のものを用いた。また、ブラックの現
像装置5BKについても二成分現像法を用いている。ブ
ラックの画像形成ユニット30BKの感光体1BKの周
速は、カラー画像形成時及びブラック単色画像形成時の
いずれも100mm/secとした。
【0050】転写ローラ6Y,6M,6C,6BKは、
すべて同じものを使用した。いずれも外径16mmの転
写ローラ6Y,6M,6C,6BKであり、EPDMの
発泡スポンジにカーボンを分散させたものを使用し、ニ
ップ部における抵抗が10Ω程度の中抵抗となるよう
にした。転写バイアスとしては、500V〜3000V
程度で転写効率が良くなるように調整した。
【0051】また、転写ローラ7のバックアップローラ
33は、金属円筒製のもので、ベアリングによりスムー
ズに回転できるようになっており、直接アース又は抵抗
を介してアースされている。
【0052】転写ローラ7は、材質として転写ローラ6
Y,6M,6C,6BKと同様なEPDMの発泡スポン
ジの硬度20〜30°(ASC−C)の中抵抗ローラを
用いており、外径は、やや大きく直径25mmとした。
転写ローラ7は、モータM1により回転速度を変更する
ことができるように構成したので、その速度の検討の結
果を図11に示す。中間転写ベルト(中間転写体)31
の速度(100m/sec)に対して、転写ローラ7の
速度を、100%,100.50%,105%,110
%と変化させて、それぞれ中抜け、画像ずれ、中間転写
体耐久劣化を評価した。
【0053】以上の結果、図11に示すように、転写ロ
ーラ7の速度を中間転写ベルト31の速度よりもわずか
に速い100.50%としたときに、中抜けの発生を防
止し、かつ画像ずれや中間転写体耐久劣化も問題となら
ないことがわかった。
【0054】一方、図2に示すようなブラック単色画像
形成時の構成においては、画像転写時、転写ローラ7
は、感光体1BKと当接している。転写ローラ7は、モ
ータM1により自由に回転速度を変化させることができ
たので、その速度の検討の結果を図12に示す。転写ロ
ーラ7の回転方向は、上述のカラー画像形成時のときと
は逆となる。
【0055】転写ローラ7の速度(100m/sec)
に対して、感光体(感光体ドラム)1BKの速度を、1
00%,100.50%,102%,103%,105
%と変化させて、それぞれ中抜け、画像ずれ、感光体耐
久劣化を評価した。
【0056】以上の結果、図12に示すように、感光体
においては、中抜け現象を防止するためにやや速度比を
大きくしなければいけないことがわかった。これは、中
間転写ベルト31の材質と感光体1BKの材質の違いに
よる差であると考えられる。また、転写ローラ7の製造
時には、外径寸法を出すために研磨を行っているが、こ
の研磨により転写ローラ7には、研磨方向が生じる。転
写ローラ7による転写材Pの搬送力は、このため正転す
る場合と逆転する場合とでは、搬送力に差が生じること
になる。この2つが今回の検討における中抜け現象の発
生レベルの差がでた原因と考えられる。
【0057】以上のように、1つの転写ローラ7を正転
・逆転の2方向に回転させて使う場合、及び1つの転写
ローラ7が2種類の材質の像担持体(中間転写ベルト3
1及び感光体1BK)に用いられる場合には、転写ロー
ラ7の周速を変更する必要が生じる。今回の検討におい
て、カラー画像形成時のように、中間転写ベルト31か
ら転写材Pへ転写が行われる場合と、ブラック単色画像
形成時のように、感光体1BKから転写材Pへ転写が行
われる場合とで、転写ローラ7と、中間転写ベルト31
又は感光体1BKとの速度比を異ならせるほうがよいこ
とがわかった。
【0058】以上のように本実施の形態においては、カ
ラー画像形成時には中間転写ベルト31から転写材Pへ
転写が行われる一方、ブラック単色画像形成時には感光
体1BKから転写材Pへ転写が行われるようにした画像
形成装置において、転写ローラ7の、中間転写ベルト3
1に対する周速比(速度比)と、感光体に対する周速比
(速度比)とが異なるように制御することによって、中
抜けの現象を防止して、しかも中間転写ベルト31や感
光体1BKの寿命を延ばすことができる。
【0059】なお、実施の形態1〜3においては、ブラ
ック単色画像形成時とカラー画像形成時とで、感光体1
BKの速度を同じ速度としたが、特にこれに限ることは
なくカラー画像形成時とブラック単色画像形成時とで、
感光体1BKの速度を変更するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ブラックのトナー像が形成される像担持体を含むブラッ
クの画像形成ユニットを移動可能に構成し、ブラック単
色の画像形成時には、ブラックの像担持体上に形成した
ブラックのトナー像を、前記中間転写体に転写すること
なく、前記ブラックの像担持体から転写材に直接、転写
することにより、カラー画像を形成することのできる装
置でありながら、ブラック単色画像形成時には、短時間
の画像形成を可能として、ランニングコストの低減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成時の画像形成装置の各部材の配
置、特にブラックの画像形成ユニット及び転写ローラの
配置を示す縦断面図である。
【図2】ブラック単色画像形成時の画像形成装置の各部
材の配置、特にブラックの画像形成ユニット及び転写ロ
ーラの配置を示す縦断面図である。
【図3】ブラックの画像形成ユニットの、中間転写ベル
トに対する接離動作を説明する図である。
【図4】ブラックの画像形成ユニットの、中間転写ベル
トに対する接離動作を説明する図である。
【図5】ブラックの画像形成ユニット近傍を図3におけ
る矢印H方向から見た図の一部である。
【図6】ブラックの画像形成ユニット及び転写ローラの
動作を説明する図である。
【図7】転写ローラを移動させるために構成を説明する
斜視図である。
【図8】実施の形態2において、ブラック単色画像形成
時の転写入口ガイドの位置を説明する図である。
【図9】実施の形態2において、カラー画像形成時の転
写入口ガイドの位置を説明する図である。
【図10】転写入口ガイドの動作を説明する拡大図であ
る。
【図11】中間転写ベルト(中間転写体)に対して転写
ローラの速度を変化させたときの、中抜け、画像ずれ、
中間転写体耐久劣化の評価を示す図である。
【図12】感光体(感光ドラム)に対して転写ローラの
速度を変化させたときの、中抜け、画像ずれ、感光体劣
化の評価を示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成部 2 画像読取り部 1Y 像担持体(イエローの感光体) 1M 像担持体(マゼンタの感光体) 1C 像担持体(シアンの感光体) 1BK 像担持体(ブラックの感光体) 7 転写部材(二次転写ローラ) 8 定着装置 31 中間転写体(中間転写ベルト) 81,82 定着入口ガイド P 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 5/38 B65H 5/38 G03G 15/00 518 G03G 15/00 518 550 550 15/16 15/16 103 103 (72)発明者 河田 正美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 福田 正史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 明石 和清 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H030 AA06 AA07 AB02 AD04 AD05 AD07 AD16 BB42 BB46 BB63 BB71 2H071 BA04 BA14 BA42 DA09 EA18 2H072 CB08 JA04 2H200 FA16 GA12 GA16 GA23 GA33 GA47 GB12 GB25 GB43 GB44 HA02 HB12 JA02 JA29 JC04 JC07 JC12 LA03 LA12 LA24 LA38 LB02 PA12 3F101 FB07 FE02 FE11 LA02 LA05 LA07 LB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の像担持体のそれぞれに異なる色の
    トナー像を形成し、これら複数色のトナー像を中間転写
    体に順次に転写して重ね合わせ、前記中間転写体上の複
    数色のトナー像を一括で転写材に転写する画像形成装置
    において、 ブラックのトナー像が形成される像担持体を含むブラッ
    クの画像形成ユニットを移動可能に構成し、 ブラック単色の画像形成時には、前記ブラックの像担持
    体上に形成したブラックのトナー像を、前記中間転写体
    に転写することなく、前記ブラックの像担持体から転写
    材に直接、転写する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ブラックの画像形成ユニットは、カ
    ラー画像形成位置と、ブラック単色画像形成位置との間
    を移動可能に配設され、前記カラー画像形成位置に配置
    されたときには前記ブラックの像担持体が前記中間転写
    体に接触し、前記ブラック単色画像形成位置に配置され
    たときには前記ブラックの像担持体が前記中間転写体か
    ら離間される、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記中間転写体からトナー像が転写され
    た転写材、及び前記ブラックの像担持体から直接、トナ
    ー像が転写された転写材との双方を定着する同一の定着
    装置を備える、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記中間転写体上のトナー像を前記転写
    材に転写する転写部材と、前記像担持体上のトナー像を
    前記転写材に転写する転写部材とが同一である、 ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写部材は、前記中間転写体に接触
    して前記中間転写体上のトナー像を転写材に転写させる
    位置と、前記ブラックの像担持体に接触して前記ブラッ
    クの像担持体上のトナー像を転写材に転写する位置との
    間の移動が可能である、 ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転写部材は、前記中間転写体上のト
    ナー像を転写材に転写させるときと、前記ブラックの像
    担持体上のトナー像を転写材に転写するときとで回転方
    向が逆転する転写ローラである、 ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記トナー像転写後の転写材を前記定着
    装置に導く移動可能な定着入口ガイドを備え、 前記定着入口ガイドは、前記カラー画像形成時とブラッ
    ク単色画像形成時とで異なる位置に配設される、 ことを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記
    載の画像形成装置。
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