JP2003239646A - 開閉体 - Google Patents

開閉体

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JP2003239646A
JP2003239646A JP2002106800A JP2002106800A JP2003239646A JP 2003239646 A JP2003239646 A JP 2003239646A JP 2002106800 A JP2002106800 A JP 2002106800A JP 2002106800 A JP2002106800 A JP 2002106800A JP 2003239646 A JP2003239646 A JP 2003239646A
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portions
corner
opening
end surface
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JP2002106800A
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Yoshimasa Matsuda
好正 松田
Noriyuki Kurikawa
典幸 栗川
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Murakoshi Manufacturing Corp
Original Assignee
Murakoshi Manufacturing Corp
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Publication date
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    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/96Corner joints or edge joints for windows, doors, or the like frames or wings
    • E06B3/9624Corner joints or edge joints for windows, doors, or the like frames or wings with means specially adapted for aligning the frontal surfaces of adjacent frame member ends
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
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    • E06B3/96Corner joints or edge joints for windows, doors, or the like frames or wings
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
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    • E06B3/96Corner joints or edge joints for windows, doors, or the like frames or wings
    • E06B3/964Corner joints or edge joints for windows, doors, or the like frames or wings using separate connection pieces, e.g. T-connection pieces
    • E06B3/9645Mitre joints

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より製造性を向上できる扉体を提供する。 【解決手段】 縦フレーム17の端部16の取付凹部13にコ
ーナーカバー体31の嵌挿突部37を嵌挿する。縦フレーム
17の当接部19に横フレーム25の当接部29を当接させて接
続する。コーナーカバー体31の内側面35,36が縦フレー
ム17および横フレーム25の露出端面部18,28を覆う。縦
フレーム17および横フレーム25の露出端面部18,28のバ
リなどをコーナーカバー体31にて容易に覆うことができ
る。縦フレーム17および横フレーム25の各端部16を高精
度に加工する必要がなくなる。縦フレーム17および横フ
レーム25の製造性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のフレーム体
の端部間を接続させて構成される開閉体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の開閉体としての扉体は、
矩形平板状の板体としてのガラス板の各縁部に取り付け
られ、これら縁部の略全体を覆う細長棒状のフレーム体
としての複数、例えば4本のフレーム部材を備えてい
る。これら各フレーム部材の長手方向における両端部に
設けられた端面部のそれぞれは、ガラス板のいずれかの
縁部に取り付けられた際に、この縁部の両側に位置する
縁部に取り付けられた他のフレーム部材の端面部に当接
する。
【0003】さらに、いずれか一のフレーム部材の各端
面部は、いずれか他のフレーム部材の端面部に当接した
状態で、ねじ止めなどにより互いに接続固定されて、ガ
ラス板の外周部に位置する各縁部を保持する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、上記
フレーム部材は、一本の長いフレーム部材をガラス板の
サイズに合わせて切断し、さらに必要な加工などを施す
ことによって製造される。そして、扉体は、これらフレ
ーム部材の端面部を互いに当接させて接続することによ
り、ガラス板の各縁部を覆っている。
【0005】ところが、各フレーム部材の互いの端面部
を切断したままの状態ではバリが生じているため、この
バリが生じたままのフレーム体で製造した扉体では使用
者が使用する際に手などを損傷してしまうおそれがあ
る。
【0006】このため、これらフレーム部材の端面部を
切断した後、これら端面部のバリを研磨し、さらには、
これら端面部に表面処理などを施し、使用者の手の損傷
を防止する処置をする場合には、これらフレーム部材の
製造コストがさらに必要となるので、これらフレーム部
材の製造性の向上が容易ではないという問題を有してい
る。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、より製造性を向上できる開閉体を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の開閉体
は、互いの端面部が角度を持って接続される複数のフレ
ーム体と、これら複数のフレーム体の端面部間に取り付
けられて、これらフレーム体それぞれの端面部を覆うコ
ーナー体とを具備しているものである。
【0009】そして、複数のフレーム体の端面部間を角
度を持って接続する際に、これらフレーム体の端面部に
コーナー体を取り付けて、このコーナー体でフレーム体
それぞれの端面部を覆うことにより、これらフレーム体
の端面部に形成されるおそれのあるバリなどをコーナー
体で容易に覆うことができるから、これらフレーム体の
各端面部を高精度に加工などする必要がなくなり、これ
らフレーム体の製造性が向上する。
【0010】請求項2記載の開閉体は、互いの端部の角
度を持った接続で当接する当接部、およびこれら当接部
間の当接で露出する端面部を備えたフレーム体と、これ
ら複数のフレーム体の端面部間に取り付けられて、これ
らフレーム体それぞれの端面部を覆うコーナー体とを具
備しているものである。
【0011】そして、複数のフレーム体の端部間を角度
を持って接続する際に、これらフレーム体の端面部にコ
ーナー体を取り付けた後、これらフレーム体の当接部を
当接させると、これらフレーム体の当接部を互いに当接
させた際に露出する端面部間をコーナー体が覆うので、
これらフレーム体の端面部に形成されるおそれのあるバ
リなどをコーナー体で容易に覆うことができるから、こ
れらフレーム体の各端面部を高精度に加工などする必要
がなくなり、これらフレーム体の製造性が向上する。ま
た、各フレーム体の端面部間のみをコーナー体が覆うの
で、このコーナー体自体の大きさを小さくすることが可
能となり、このコーナー体を目立たなくできる。
【0012】請求項3記載の開閉体は、請求項2記載の
開閉体において、フレーム体の各当接部には、これら当
接部の当接で外部に連通する開口部を形成させる空隙部
が設けられ、コーナー体には、前記フレーム体の開口部
より大きく、このフレーム体の空隙部に嵌挿可能な基部
が突設されているものである。
【0013】そして、フレーム体の各当接部に設けた空
隙部にコーナー体の基部を嵌挿させた後、これらフレー
ム体の当接部を当接させることにより、これらフレーム
体の空隙部にて外部に連通した開口部が形成される。こ
のとき、コーナー体の基部をフレーム体の開口部より大
きくしたので、このコーナー体がフレーム体の間から外
れなくなる。
【0014】請求項4記載の開閉体は、請求項2または
3記載の開閉体において、各フレーム体の端面部は、互
いに等しく形成されているものである。
【0015】そして、各フレーム体の端面部を互いに等
しく形成することにより、コーナー体における各フレー
ム体の端面部に当接する一対の面が互いに等しくなる。
このため、このコーナー体をフレーム体の端面部間に取
り付けて、これらフレーム体の当接部間を接続した際の
見栄えが向上する。
【0016】請求項5記載の開閉体は、請求項1ないし
4いずれか記載の開閉体において、フレーム体の端面部
は、このフレーム体の長手方向に対して直交する直交面
およびこの長手方向に対して傾斜した傾斜面のいずれか
一方で、コーナー体は、前記フレ−ム体の直交面および
傾斜面のいずれか一方の間に取り付けられ、これらフレ
ーム体それぞれの直交面および傾斜面のいずれか一方を
覆うものである。
【0017】そして、フレーム体の長手方向に対して直
交する直交面およびこの長手方向に対して傾斜した傾斜
面のいずれか一方の端面部にコーナー体を取り付けるこ
とにより、このコーナー体がフレーム体の端面部間を覆
うので、フレーム体の端面部が長手方向に対して直交す
る直交面およびこの長手方向に対して傾斜した傾斜面の
いずれでも、コーナー体を変更することなくフレーム体
の端面部間を覆うことができる。よって、このコーナー
体の使い勝手が向上する。
【0018】請求項6記載の開閉体は、互いの端面部が
角度を持って接続される複数のフレーム体と、これら複
数のフレーム体の端面部間に取り付けた際に、これらフ
レーム体のいずれか一方の端面部に係合する係合部を備
え、これら複数のフレーム体の端面部を接続させた状態
で、これら端面部間に取り付けられてこれら端面部のそ
れぞれを覆うコーナー体とを具備しているものである。
【0019】そして、複数のフレーム体の互いの端面部
を角度を持って接続させた後、これらフレーム体の端面
部のいずれか一方にコーナー体の係合部を係合させるこ
とにより、これらフレームのそれぞれの端面部をコーナ
ー体で覆うことができるので、複数のフレームの端面部
間にコーナー体を取り付けてこれらフレーム体の端面部
間を接続させる際の作業効率が向上するので、より製造
性が向上する。
【0020】請求項7記載の開閉体は、請求項6記載の
開閉体において、コーナー体は、フレーム体の端面部に
係合させる際における係合部の弾性変形を容易にする凹
部を備えているものである。
【0021】そして、複数のフレーム体の互いの端面部
を接続させた後、これらフレーム体の端面部のいずれか
一方にコーナー体の係合部を係合させる際に、この係合
部を凹部にて容易に弾性変形できるので、この係合部を
フレーム体の端面部に係合させる作業が容易になるか
ら、より製造性が向上する。
【0022】請求項8記載の開閉体は、請求項1ないし
7いずれか記載の開閉体において、コーナー体は、フレ
ーム体の端面部間に取り付けた際に、これらフレーム体
それぞれの端面部の角部を覆う被覆部を備えているもの
である。
【0023】そして、複数のフレーム体の端面部間を接
続する際に、これらフレーム体の端面部にコーナー体を
取り付けて、このコーナー体でフレーム体それぞれの端
面部を覆うことにより、このコーナー体の被覆部がフレ
ーム体それぞれの端面部の角部を覆うから、コーナー体
とフレーム体の端面部との間に生じ得る隙間が目立たな
くなり、フレーム体の加工精度を厳しく管理する必要が
なくなるので、より製造性が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の開閉体の第1の実
施の形態の構成を図1ないし図4を参照して説明する。
【0025】図1ないし図4において、1は開閉体とし
ての扉体で、この扉体1は、図示しない建物の廊下と部
屋を間仕切るドア体や、建物の部屋の窓部に開閉可能に
取り付けられる窓体などである。
【0026】また、この扉体1は、矩形平板状の板状体
としての扉基材2を備えており、この扉基材2は、例え
ばガラス板、木板またはステンレス板などにて構成され
ている。すなわち、この扉基材2は、使用する箇所や使
用者の希望に応じて変更可能である。
【0027】さらに、この扉基材2の長手方向における
両端縁、および、この扉基材2の幅方向における両側縁
のそれぞれには、これら両端縁および両側縁の縁部を構
成する枠材としてのフレーム体である複数、例えば4本
のフレーム部材3が取り付けられている。これらフレー
ム部材3は、例えばアルミニウムなどの剛性を有する材
質で成形されており、表面の腐蝕を防止し強度を確保す
るために、表面にアルマイト処理が施されている。ま
た、このフレーム部材3は、互いの端部が角度を持っ
て、例えば直角に連結されることにより扉体1の枠部を
構成する。
【0028】そして、これらフレーム部材3は、断面略
長方形の細長角柱状に形成された本体枠部4を備えてい
る。この本体枠部4の一側面における幅方向の一側縁に
は、この本体枠部4の厚さ方向に向けて突出した後、こ
の本体枠部4の内側に向けて面方向に沿って突出した断
面L字状の取付部としての係合凹部5が長手方向に沿っ
て一体的に設けられている。この係合凹部5は、扉基材
2の厚さ寸法に略等しい幅寸法を有し、この扉基材2の
一側縁が嵌合される。すなわち、この係合凹部5は、フ
レーム部材3の厚さ方向における一端面と、このフレー
ム部材3の幅方向における外側部との間に、扉基材2の
いずれかの縁部を嵌合させる。
【0029】また、この係合凹部5に対向した本体枠部
4内の幅方向における他側部には、この本体枠部4の長
手方向における端面からねじ体6が揉み込まれて、この
ねじ体6が固定されるタッピングホール7を中央部に開
口させる断面C字状の第1のねじ止め部8が、この本体
枠部4の長手方向に沿って一体的に形成されている。
【0030】さらに、この第1のねじ止め部8に対向す
る本体枠部4内の幅方向における一側部から他側部に向
けて離間した一内側面には、この本体枠部4の長手方向
における端面からねじ体6が揉み込まれて、このねじ体
6が固定されるタッピングホール9を中央部に開口さ
せ、第1のねじ止め部8と同形である断面略C字状の第
2のねじ止め部10が、本体枠部4の長手方向に沿って一
体的に形成されている。
【0031】そして、この第2のねじ止め部10の基端側
の外側面11と、本体枠部4の幅方向における一端側に位
置する内端面12との間には、断面凹状の空隙部としての
取付凹部13が形成されている。また、第2のねじ止め部
10が形成された内側面に対向する本体枠部4内における
厚さ方向の内側面には、断面L字状の爪部14が、この本
体枠部4の長手方向に沿って形成されている。この爪部
14は、本体枠部4の内側面の幅方向における略中間部に
設けられており、この内側面に対して垂直に突出した
後、第2のねじ止め部10側に向けて屈曲している。
【0032】また、本体枠部4の内端面12の幅方向にお
ける中間部には、この内端面12に対して垂直に突出した
係合片部15が、本体枠部4の長手方向に沿って形成され
ている。この係合片部15は、本体枠部4の取付凹部13の
一辺を形成する。
【0033】ここで、フレーム部材3の長手方向におけ
る両端部16を、このフレーム部材3の幅方向に沿って平
坦であるとともに、このフレーム部材3の長手方向に直
交する直交面に形成することにより、このフレーム部材
3が縦枠材としての縦フレーム17となる。ここで、この
縦フレーム17の端部16における係合凹部5および取付凹
部13にて構成される、この縦フレーム17の幅方向におけ
る一端側が端面部としての露出端面部18となり、この露
出端面部18以外の縦フレーム17の幅方向における一端側
が当接部19となる。
【0034】また、縦フレーム17における係合凹部5が
突出した一主面に対向する他主面には、例えば2つの円
形状のヒンジ取付凹部21が開口されている。これらヒン
ジ取付凹部21は、縦フレーム17の長手方向に沿って離間
された位置に設けられており、これら各ヒンジ取付凹部
21における縦フレーム17の長手方向に沿った両側には、
内周面に雌ねじが螺刻されたねじ孔部22が穿設されてい
る。そして、これら各ヒンジ取付凹部21には、図示しな
いヒンジ体の基端部に設けられた嵌合部が嵌合されて、
この嵌合部に挿通された図示しないねじ体をねじ孔部22
にねじ止め固定することにより、このヒンジ取付凹部21
にヒンジ体を位置決め固定させる。
【0035】さらに、フレーム部材3の長手方向におけ
る両端部16を、このフレーム部材3の係合凹部5が形成
された側である幅方向における一側面および係合凹部5
を残してL字状に形成して接続片部24とすることによ
り、このフレーム部材3が横枠材としての横フレーム25
となる。この横フレーム25の接続片部24は、本体枠部4
の幅寸法から縦フレーム17の露出端面部18の厚さ寸法を
減じた長手寸法を有している。また、この接続片部24の
係合凹部5の先端部の長手方向における端部16には、矩
形状に切り欠かれた切欠凹部26が形成されている。この
切欠凹部26は、横フレーム25の接続片部24を縦フレーム
17の端部16に接続する際に、この縦フレーム17の係合凹
部5の先端部に嵌合する。
【0036】また、横フレーム25の接続片部24には、こ
の接続片部24を縦フレーム17の当接部19に当接させると
ともに、この接続片部24の切欠凹部26に縦フレーム17の
係合凹部5の端部を嵌合させた際に、この縦フレーム17
の当接部19の第1のねじ止め部8および第2のねじ止め
部10のいずれかのタッピングホール7,9に連通する一
対のねじ挿通孔27が穿設されている。これらねじ挿通孔
27は、横フレーム25の長手方向に沿って離間されてい
る。
【0037】ここで、横フレーム25の接続片部24の先端
面が縦フレーム17の露出端面部18と同形の端面部として
の露出端面部28となり、この接続片部24の内側面が縦フ
レーム17の当接部19に当接する当接部29となる。この当
接部29は、フレーム部材3の長手方向に直交した直交面
である。また、この横フレーム25の露出端面部28と、縦
フレーム17の露出端面部18とは、互いに等しい形状に形
成されており、等しい高さ寸法を有している。さらに、
これら縦フレーム17および横フレーム25それぞれの露出
端面部18,28の高さ寸法は、1mm以上10mm未満に
設定されている。
【0038】そして、縦フレーム17の当接部19に横フレ
ーム25の当接部29を当接させて、これら縦フレーム17お
よび横フレーム25との端部16間を接続して、これら縦フ
レーム17および横フレーム25を直角に連結する際には、
これら縦フレーム17および横フレーム25の露出端面部1
8,28間に取り付けられてこれら露出端面部18,28のそれ
ぞれを覆うコーナー体としてのコーナー部材であるコー
ナーカバー体31が取り付けられる。このコーナーカバー
体31は、アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン樹脂
(Acrylonitrile Butadiene Styrene resin:ABS樹脂)
などの合成樹脂にて成形されている。また、このコーナ
ーカバー体31は、断面略扇形の細長柱状であるカバー部
32を備えている。
【0039】このカバー部32の湾曲した円弧状の外側面
33には、このカバー部32の幅方向に沿って突出した一対
の接触片部34が設けられている。これら一対の接触片部
34は、カバー部32の外側面33の長手方向に沿って離間さ
れた位置に設けられている。また、これら一対の接触片
部34は、外側面33の長手方向における中間部から互いに
等間隔離間された位置にそれぞれ形成されている。
【0040】さらに、カバー部32の対をなす内側面35,3
6それぞれは、縦フレーム17および横フレーム25のいず
れかの露出端面部18,28に当接して、これら露出端面部1
8,28間に取り付けられる。このため、このカバー部32の
各内側面35,36は、縦フレーム17および横フレーム25そ
れぞれの露出端面部18,28に略等しい幅寸法および厚さ
寸法を有する略等しい形状に形成されている。
【0041】また、このカバー部32の一方の内側面35に
おける長手方向の中央部には、この内側面35に対して垂
直に突出した柱状の基部としての嵌挿突部37が設けられ
ている。この嵌挿突部37は、断面略円弧状であり、フレ
ーム部材3の取付凹部13より若干小さく形成され、この
取付凹部13に嵌挿可能である。さらに、この嵌挿突部37
は、カバー部32の内側面35よりこの内側面35とは異なる
内側面36側に向けて突出している。また、この嵌挿突部
37は、カバー部32の長手方向における中心部を通過する
垂線に対して線対称に形成されている。
【0042】すなわち、この嵌挿突部37は、縦フレーム
17の一方の端部16の当接部19の取付凹部13に嵌挿された
状態で、この縦フレーム17の一方の端部16の当接部19に
横フレーム25の当接部29を当接させてこれら当接部19,2
9間を連結させた際に、これら縦フレーム17および横フ
レーム25それぞれの当接部19,29の取付凹部13にて形成
される外部に連通した開口部40に嵌合される。
【0043】さらに、この嵌挿突部37が設けられた内側
面35とは異なるカバー部32の他方の内側面36側に位置す
るこの嵌挿突部37の内側面には、フレーム部材3の第2
のねじ止め部10の外側面11に嵌合される断面凹弧状の嵌
合凹部38が形成されている。この嵌合凹部38は、第2の
ねじ止め部10の外側面11に対応した凹弧状に形成されて
いる。さらに、このカバー部32の内側面35における嵌挿
突部37の両側には、フレーム部材3の第2のねじ止め部
10が形成された側の一主面の外側と、このフレーム部材
3の係合片部15の外側とに係合する一対の係合突部39
が、この内側面35に対して垂直に突出している。これら
一対の係合突部39は、カバー部32の内側面36に対して面
一であり、このカバー部32の長手方向における中心部を
通過する垂線に対して線対称に形成されている。
【0044】そして、この嵌挿突部37が設けられた内側
面35とは異なるカバー部32の他方の内側面36における長
手方向の中央部には、この内側面36の幅方向における一
側縁から、この内側面36に対して垂直に突出した平板状
の抜止板部41が設けられている。この抜止板部41は、縦
フレーム17と横フレーム25との当接部19,29間に挟持さ
れて、これら縦フレーム17および横フレーム25からのコ
ーナーカバー体31の抜け、すなわち離脱を防止する。
【0045】また、この抜止板部41の先端部には、カバ
ー部32の嵌挿突部37をフレーム部材3の取付凹部13に嵌
挿させた際に、このフレーム部材3の第2のねじ止め部
10に連通する凹弧状の連通凹部42が切り欠き形成されて
いる。この連通凹部42は、フレーム部材3の第2のねじ
止め部10にねじ体6を螺合させる際に、このねじ体6に
より第2のねじ止め部10に挟持固定される。
【0046】さらに、この抜止板部41の両側であるとと
もに、カバー部32の互いの内側面35,36が接触する位置
には、断面矩形状に切り欠かれた一対の凹溝部43がそれ
ぞれ切り欠き形成されている。これら凹溝部43は、扉基
材2の角部を避けるために設けられている。
【0047】次に、上記第1の実施の形態の組み立て動
作を説明する。
【0048】まず、フレーム部材3の長手方向における
両端部16を垂直に切断して、露出端面部18および当接部
19が両端部16に形成された一対の縦フレーム17を設け
る。
【0049】次いで、これら各縦フレーム17の係合凹部
5が形成された一主面に対向する他主面に複数のヒンジ
取付凹部21を開口するとともに、このヒンジ取付凹部21
の両側にねじ孔部22を穿設する。
【0050】また、フレーム部材3の長手方向における
両端部16を、このフレーム部材3の係合凹部5が形成さ
れた側である幅方向における一側面および係合凹部5を
残してL字状に切断して接続片部24を形成して、一対の
横フレーム25を設ける。
【0051】次いで、これら各横フレーム25の各接続片
部24における係合凹部5の先端部を凹状に切り欠いて切
欠凹部26を形成する。
【0052】また、これら各接続片部24のそれぞれに縦
フレーム17の端部16の第1のねじ止め部8および第2の
ねじ止め部10それぞれのタッピングホール7,9に連通
する一対のねじ挿通孔27をそれぞれ穿設する。
【0053】この後、一方の縦フレーム17の係合凹部5
を扉基材2の幅方向における一側縁に係合させるととも
に、この扉基材2の幅方向における他側縁に他方の縦フ
レーム17の係合凹部5を係合させる。
【0054】この状態で、これら各縦フレーム17の端部
16の取付凹部13のそれぞれに、コーナーカバー体31の嵌
挿突部37を嵌挿させるとともに、これら各コーナーカバ
ー体31の係合突部39を縦フレーム17の端部16の係合片部
15およびこの縦フレーム17の一主面に係合させて、これ
ら縦フレーム17の各端部16にコーナーカバー体31を取り
付ける。
【0055】このとき、各コーナーカバー体31のカバー
部32の内側面35が縦フレーム17の端部16の露出端面部18
に当接して、これら縦フレーム17それぞれの露出端面部
18を各コーナーカバー体31のカバー部32の内側面35にて
覆っている。
【0056】そして、これらコーナーカバー体31が各端
部16に取り付けられた各縦フレーム17のそれぞれの当接
部19に横フレーム25の接続片部24の当接部29を当接させ
るとともに、これら横フレーム25の接続片部24それぞれ
のねじ挿通孔27を、縦フレーム17の端部16の第1のねじ
止め部8および第2のねじ止め部10のタッピングホール
7,9に連通させる。
【0057】この状態で、各横フレーム25の接続片部24
のねじ挿通孔27のそれぞれにねじ体6を挿通させて、こ
れら各ねじ体6を縦フレーム17の第1のねじ止め部8お
よび第2のねじ止め部10のタッピングホール7,9に揉
み込んで、これら横フレーム25の当接部29と縦フレーム
17の当接部19と連結させる。
【0058】このとき、各コーナーカバー体31のカバー
部32の内側面36が横フレーム25の端部16の露出端面部28
に当接して、これら横フレーム25それぞれの露出端面部
28を各コーナーカバー体31のカバー部32の内側面36にて
覆った状態で、これら横フレーム25の当接部29と縦フレ
ーム17の当接部19とが隙間なく直角に連結される。
【0059】上述したように、上記第1の実施の形態に
よれば、横フレーム25の端部16と縦フレーム17の端部16
とを直角に接続する際に、これら縦フレーム17および横
フレーム25の端部16間にコーナーカバー体31を取り付け
て、これら縦フレーム17および横フレーム25の露出端面
部18,28を覆うことにより、フレーム部材3を切断した
際に形成されるおそれがある縦フレーム17および横フレ
ーム25の露出端面部18,28のバリなどをコーナーカバー
体31で容易に覆うことができる。
【0060】このため、これら縦フレーム17および横フ
レーム25の端部16に触れることが無くなるので、これら
縦フレーム17および横フレーム25の端部16を露出させた
場合などにより生じる使用者の手の損傷などを防止でき
るとともに、これら縦フレーム17および横フレーム25を
フレーム部材3から製造する際に、このフレーム部材3
の端部16を高精度に加工などする必要がなくなるので、
このフレーム部材3から縦フレーム17および横フレーム
25を製造する際の製造性を向上できる。
【0061】また、縦フレーム17および横フレーム25の
露出端面部18,28の間にコーナーカバー体31を取り付け
て、これら縦フレーム17および横フレーム25の露出端面
部18,28のみをコーナーカバー体31のカバー部32の内側
面35,36で覆うので、縦フレーム17および横フレーム25
の端部16全体をコーナーカバー体31で覆う場合に比べ、
このコーナーカバー体31自体の大きさを小さくできる。
このため、このコーナーカバー体31を小さくすることに
より、このコーナーカバー体31自体が目立たなくなるの
で、扉体1のデザイン性、すなわち見栄えを向上でき
る。
【0062】さらに、縦フレーム17および横フレーム25
の露出端面部18,28の間にコーナーカバー体31を取り付
けて、これら縦フレーム17および横フレーム25の端部16
間を連結させた際に、これら縦フレーム17および横フレ
ーム25の端部16の互いの取付凹部13にて構成される開口
部40よりも、コーナーカバー体31の嵌挿突部37の外形を
大きくしたので、このコーナーカバー体31による縦フレ
ーム17および横フレーム25の端部16からの抜け、すなわ
ち離脱を防止できる。
【0063】また、縦フレーム17および横フレーム25の
露出端面部18,28を互いに等しい形状にすることによ
り、コーナーカバー体31の内側面35,36もまた互いに等
しい形状にする必要が生じる。このため、縦フレーム17
および横フレーム25の露出端面部18,28を互いに等しい
形状にするとともに、コーナーカバー体31の内側面35,3
6を互いに等しい形状にすることにより、縦フレーム17
および横フレーム25の露出端面部18,28間にコーナーカ
バー体31を取り付けた際の見栄えを向上できる。
【0064】さらに、コーナーカバー体31の嵌挿突部37
の嵌合凹部38をフレーム部材3の第2のねじ止め部10の
外側面11に対応した凹弧状に形成したことにより、フレ
ーム部材3の取付凹部13にコーナーカバー体31の嵌挿突
部37を嵌挿させた際に生じる、このコーナーカバー体31
によるフレーム部材3の厚さ方向へのずれを防止でき
る。
【0065】また、コーナーカバー体31の嵌挿突部37の
両側に一対の係合突部39を形成したので、これら係合突
部39をフレーム部材3の一主面の外側と、このフレーム
部材3の係合片部15の外側とに係合させつつ、コーナー
カバー体31の嵌挿突部37をフレーム部材3の取付凹部13
に嵌挿させることにより、このコーナーカバー体31によ
るフレーム部材3の厚さ方向へのずれや、このコーナー
カバー体31の嵌挿突部37を回転中心とした回転を防止で
きる。
【0066】次に、本発明の第2の実施の形態の構成を
図5ないし図7を参照して説明する。
【0067】この図5ないし図7に示す扉体1は、基本
的には図1ないし図4に示す扉体1の構成と同様である
が、フレーム部材3の各端部16を斜めに切断して当接部
19,29とし、これら当接部19,29を互いに当接させて各フ
レーム部材3の端部16間を連結させたものである。
【0068】そして、フレーム部材3の当接部19,29
は、このフレーム部材3の端部16を、このフレーム部材
3の幅方向における一側面側を先端として、この一側面
側から他側面側に亘って、このフレーム部材3の長手方
向における中間部側に向けて斜め45°に傾斜させて切
断した傾斜面である。さらに、これら当接部19,29の先
端には、フレーム部材3の幅方向に沿って平坦な、例え
ば3mm程度の厚さ寸法を有する露出端面部18,28が切
削形成されている。
【0069】ここで、フレーム部材3の各端部16に当接
部19,29および露出端面部18,28のそれぞれを形成するこ
とにより、縦フレーム17および横フレーム25が製造され
る。これら縦フレーム17および横フレーム25は、扉基材
2の高さ寸法および幅寸法に応じた長手寸法を有してい
る。
【0070】さらに、これら縦フレーム17および横フレ
ーム25の端部16には、平面視L字状の平板体である連結
部材51の一端が接続される。この連結部材51の両片52の
幅方向における中央部には、内周面にねじ溝が螺刻され
た複数、例えば2つの雌ねじ部53が穿設されている。ま
た、これら雌ねじ部53は、連結部材51の各片52の長手方
向に沿って離間されている。
【0071】また、連結部材51の両片52の基端側である
裏面の屈曲部54には、一方の片52から他方の片52に向け
て屈曲したL字状の突出部55が形成されている。この突
出部55は、連結部材51の各片52の幅方向における中心部
に設けられている。また、この突出部55の両側は、連結
部材51の各片52の裏面から徐々に突出したテーパ状に形
成されている。
【0072】さらに、この連結部材51の両片52は、幅方
向における一側縁がフレーム部材3の爪部14に係合し、
幅方向における他側縁が、このフレーム部材3の係合片
部15に係合する幅寸法および厚さ寸法を有している。
【0073】一方、縦フレーム17および横フレーム25そ
れぞれにおける係合凹部5が突出した一主面に対向する
他主面には、ねじ体6が挿通されるねじ挿通孔56がそれ
ぞれ穿設されている。これらねじ挿通孔56は、縦フレー
ム17および横フレーム25それぞれの端部16から、これら
縦フレーム17および横フレーム25の長手方向における中
間部側に向けて離間した位置に設けられている。また、
これらねじ挿通孔56は、縦フレーム17および横フレーム
25それぞれの端部16に連結部材51の一片52を係合させた
際に、この連結部材51の一片52のいずれかの雌ねじ部53
に連通するように開口されている。
【0074】次に、上記第2の実施の形態の組み立て動
作を説明する。
【0075】まず、連結部材51の突出部55を縦フレーム
17の他主面側に向けて、この連結部材51の一片52を縦フ
レーム17の端部16の爪部14と係合片部15との間に係合さ
せるとともに、この縦フレーム17の端部16の取付凹部13
にコーナーカバー体31の嵌挿突部37を嵌挿させる。
【0076】この後、この縦フレーム17の端部16に一片
52を係合させた連結部材51の他片52を横フレーム25の端
部16の爪部14と係合片部15との間に係合させて、この横
フレーム25の当接部29を縦フレーム17の当接部19に当接
させる。
【0077】この状態で、これら縦フレーム17および横
フレーム25の各ねじ挿通孔56にねじ体6を挿通させて、
これらねじ体6を連結部材51のいずれかの雌ねじ部53に
螺合させることにより、これら縦フレーム17および横フ
レーム25の露出端面部18,28がコーナーカバー体31の内
側面35,36にて覆われた状態で、これら縦フレーム17お
よび横フレーム25の端部16間が隙間なく直角に連結され
るので、図1ないし図4に示す扉体1と同様の作用効果
を奏することができる。
【0078】さらに、フレーム部材3の端部16を垂直に
切断した縦フレーム17および横フレーム25、あるいはこ
のフレーム部材3の端部16を傾斜させて切断した縦フレ
ーム17および横フレーム25のいずれであっても、コーナ
ーカバー体31を変更などすることなく、同一のコーナー
カバー体31でこれら縦フレーム17および横フレーム25の
端部16の露出端面部18,28間を覆って、これら縦フレー
ム17および横フレーム25の端部16間を連結できるので、
このコーナーカバー体31の使い勝手を向上できる。
【0079】また、連結部材51の両片52の基端側である
屈曲部54にL字状の突出部55を形成したことにより、縦
フレーム17および横フレーム25の当接部19,29に若干の
歪みが生じていても、この突出部55が形成された側の面
を扉体1の裏面となる側に向けた状態で、縦フレーム17
および横フレーム25の端部16間を連結させることによ
り、少なくともこれら縦フレーム17および横フレーム25
の表面側での当接部19,29間の隙間の形成を防止でき
る。
【0080】さらに、連結部材51の両片52に複数の雌ね
じ部53を穿設したことにより、縦フレーム17または横フ
レーム25の長さ寸法が大きい場合であっても、この連結
部材51の両片52の先端側に位置する雌ねじ部53を利用す
れば、これら縦フレーム17および横フレーム25の端部16
間を確実に連結できる。
【0081】次に、本発明の第3の実施の形態の構成を
図8を参照して説明する。
【0082】この図8に示す扉体1は、基本的には図1
ないし図4に示す扉体1の構成と同様であるが、フレー
ム部材3の係合凹部5を、本体枠部4の幅方向における
他側面に設け、この本体枠部4の両主面の形状を等しく
したものである。
【0083】この結果、フレーム部材3の係合凹部5に
扉基材2の一側縁を係合させることにより、このフレー
ム部材3にて扉基材2の枠部を構成できるので、図1な
いし図4に示す扉体1と同様の作用効果を奏することが
できる。
【0084】さらに、フレーム部材3の厚さ方向におけ
る両主面の形状を等しくしたことにより、このフレーム
部材3にて構成される扉体1の表面側および裏面側から
の見た目を略同じにできるから、このフレーム部材3の
使い勝手を向上できる。
【0085】次に、本発明の第4の実施の形態の構成を
図9を参照して説明する。
【0086】この図9に示すコーナーカバー体31は、基
本的には図1ないし図4に示すコーナーカバー体31の構
成と同様であるが、互いに連結された縦フレーム17およ
び横フレーム25の露出端面部18,28間に取り付けた際
に、この横フレーム25の露出端面部28の内縁である内端
面12に係合して抜け止め保持される係合部としての係止
突起である抜止突部61を嵌挿突部37の外側面に設けたも
のである。
【0087】そして、この抜止突部61は、嵌挿突部37が
設けられた内側面35とは異なるカバー部32の他方の内側
面36における長手方向の中央部に設けられており、弾性
変形可能である。また、この抜止突部61は、嵌挿突部37
の先端側から基端側に向けて徐々に傾斜して突出したガ
イドとしてのテーパ状の外側面62を有している。そし
て、この外側面62の基端縁には、嵌挿突部37の外側面に
対して垂直な面方向を有する係合面63が形成されてい
る。
【0088】ここで、嵌挿突部37は、縦フレーム17およ
び横フレーム25の当接部19,29間を連結させた際に形成
される開口部40の幅寸法および長手寸法に略等しい幅寸
法および長手寸法を有する断面矩形状に形成されてい
る。また、この嵌挿突部37の先端部には、この先端部の
各角部をテーパ状に面取りした面取部としての傾斜部64
が形成されている。この傾斜部64は、縦フレーム17の取
付凹部13への嵌挿突部37の先端部による嵌挿を容易にさ
せる。
【0089】さらに、コーナーカバー体31のカバー部32
の内側面35における凹溝部43の外縁には、縦フレーム17
の本体枠部4の両側面における内縁に係合する一対の係
合突部65が、この内側面35に対して垂直に突設されてい
る。これら一対の係合突部65は、カバー部32の内側面36
に対して面一であり、このカバー部32の長手方向におけ
る中心部を通過する垂線に対して線対称に形成されてい
る。
【0090】この結果、各縦フレーム17のそれぞれの当
接部19に横フレーム25の接続片部24の当接部29を当接さ
せて、これら縦フレーム17および横フレーム25の当接部
19,29間を直角に連結させる。この後、縦フレーム17お
よび横フレーム25の露出端面部18,28間に形成される開
口部40を介してこの縦フレーム17の取付凹部13にコーナ
ーカバー体31の嵌挿突部37を嵌挿させることにより、こ
れら縦フレーム17および横フレーム25それぞれの露出端
面部18,28を覆った状態で、これら露出端面部18,28間に
コーナーカバー体31を取り付けることができるので、図
1ないし図4に示すコーナーカバー体31と同様の作用効
果を奏することができる。
【0091】さらに、横フレーム25の当接部29に当接部
19が連結された縦フレーム17の取付凹部13にコーナーカ
バー体31の嵌挿突部37を嵌挿させると、このコーナーカ
バー体31の抜止突部61の外側面62が横フレーム25の露出
端面部28に当接する。そこで、この抜止突部61を弾性変
形させて撓らせながら、この抜止突部61の係合面63が横
フレーム25の露出端面部28の内縁に係合してこの抜止突
部61による弾性変形が復元するまで、このコーナーカバ
ー体31の嵌挿突部37を嵌挿させる。すると、このコーナ
ーカバー体31の嵌挿突部37が抜止保持された状態で、縦
フレーム17および横フレーム25の露出端面部18,28間に
コーナーカバー体31を取り付けることができる。
【0092】よって、縦フレーム17および横フレーム25
を連結させて扉体1を形成した後に、これら縦フレーム
17および横フレーム25の露出端面部18,28間にコーナー
カバー体31を取り付けることができるから、縦フレーム
17の当接部19に横フレーム25の当接部29を当接させて連
結させる際に、これら縦フレーム17および横フレーム25
の露出端面部18,28間からコーナーカバー体31が外れて
脱落するといった組み付け作業効率を向上させる妨げと
なる現象の発生を無くすことができる。
【0093】このため、縦フレーム17および横フレーム
25の露出端面部18,28間にコーナーカバー体31を取り付
けて、これら縦フレーム17および横フレーム25の当接部
19,29間を連結させる際における組み付け作業効率を向
上できるので、これら縦フレーム17および横フレーム25
にて構成される扉体1の製造性をより向上できる。
【0094】次に、本発明の第5の実施の形態の構成を
図10ないし図12を参照して説明する。
【0095】この図10ないし図12に示すコーナーカ
バー体31は、基本的には図9に示すコーナーカバー体31
の構成と同様であるが、カバー部32の各内側面35,36そ
れぞれの外周縁にこれら内側面35,36に対して垂直に突
出したフランジ状の被覆部としての嵌合縁部67を設けた
ものである。
【0096】そして、この嵌合縁部67は、図11および
図12に示すように、互いの当接部19,29を当接させて
連結した縦フレーム17および横フレーム25それぞれの露
出端面部18,28に、カバー部32の各内側面35,36のそれぞ
れを当接させた際に、これら縦フレーム17および横フレ
ーム25それぞれの露出端面部18,28の角部の外側が内側
に嵌合される。よって、この嵌合縁部67におけるカバー
部32の幅方向に沿った内寸法は、縦フレーム17および横
フレーム25それぞれの幅寸法に等しい。
【0097】さらに、この嵌合縁部67の外側面には、基
端側から先端側に向かって傾斜したテーパ状の傾斜面部
68が形成されている。これら傾斜面部68は、嵌合縁部67
の幅方向に亘って等間隔に設けられており、この嵌合縁
部67を縦フレーム17および横フレーム25それぞれの露出
端面部18,28に嵌合させた際に、これら縦フレーム17お
よび横フレーム25それぞれの外側面に略連続する。
【0098】この結果、互いの当接部19,29を連結した
縦フレーム17および横フレーム25の露出端面部18,28間
の取付凹部13にコーナーカバー体31の嵌挿突部37を嵌挿
させて、このコーナーカバー体31の抜止突部61の係合面
63を横フレーム25の露出端面部28に係合させることによ
り、これら縦フレーム17および横フレーム25の露出端面
部18,28間にコーナーカバー体31を取り付けることがで
きるので、図9に示すコーナーカバー体31と同様の作用
効果を奏することができる。
【0099】さらに、図12に示すように、互いの当接
部19,29を連結した縦フレーム17および横フレーム25の
露出端面部18,28間にコーナーカバー体31を取り付けた
際に、このコーナーカバー体31の嵌合縁部67のそれぞれ
が縦フレーム17および横フレーム25の露出端面部18,28
に嵌合するので、これら露出端面部18,28とコーナーカ
バー体31のカバー部32の内側面35,36との当接箇所の外
側を嵌合縁部67で覆うことができる。
【0100】このため、縦フレーム17および横フレーム
25の露出端面部18,28とコーナーカバー体31のカバー部3
2の内側面35,36との間に生じ得る隙間を覆って隠すこと
ができるので、この隙間を目立たなくできる。よって、
縦フレーム17および横フレーム25それぞれの露出端面部
18,28の加工精度を厳しく管理する必要がなくなるの
で、これら縦フレーム17および横フレーム25にて構成さ
れる扉体1の製造性をより向上できる。
【0101】また、コーナーカバー体31の嵌合縁部67の
外側面に傾斜面部68を設けたので、このコーナーカバー
体31の嵌合縁部67を縦フレーム17および横フレーム25そ
れぞれの露出端面部18,28に嵌合させた際に、このコー
ナーカバー体31の嵌合縁部67の先端部が縦フレーム17お
よび横フレーム25それぞれの外側面に略連続した状態と
なる。
【0102】このため、縦フレーム17および横フレーム
25の露出端面部18,28間にコーナーカバー体31を取り付
けた際におけるこのコーナーカバー体31の見た目を向上
できるとともに、これら縦フレーム17および横フレーム
25の露出端面部18,28間からのコーナーカバー体31の脱
落の原因となる段部が、これら縦フレーム17および横フ
レーム25の外側面とコーナーカバー体31の嵌合縁部67の
外側面との間にできにくくなるから、これら縦フレーム
17および横フレーム25の露出端面部18,28間からのコー
ナーカバー体31の脱落をより確実に防止できる。
【0103】次に、本発明の第6の実施の形態の構成を
図13を参照して説明する。
【0104】この図13に示すコーナーカバー体31は、
基本的には図9に示すコーナーカバー体31の構成と同様
であるが、嵌挿突部37を二重にしてこの嵌挿突部37の基
端縁を折り曲げることにより抜止突部61を構成したもの
である。
【0105】そして、このコーナーカバー体31の嵌挿突
部37は、カバー部32の内側面35の幅方向における中央部
から垂直に突出した細長平板状の嵌挿片部71を備えてい
る。また、嵌挿片部71におけるカバー部の内側面36側に
位置する側面部の長手方向であるカバー部32の内側面35
の法線方向における中間部には、幅方向に沿ったヒンジ
部72が設けられている。
【0106】よって、嵌挿突部37は、嵌挿片部71のヒン
ジ部72より先端側を、このヒンジ部72を介してカバー部
32の内側面36側に向けて180°折り曲げて二重にする
ことにより構成されている。また、この嵌挿片部71にお
ける二重にした部分の中心部には、この嵌挿片部71の互
いに接触した側面間を圧着にて連結させる圧着部73が設
けられている。ここで、この嵌挿突部37の先端部の湾曲
した部分が傾斜部64となっている。
【0107】一方、カバー部32の幅方向における中心部
である嵌挿片部71の内側面36側には、この嵌挿片部71の
先端部が嵌合される断面凹溝状の嵌合凹部74が設けられ
ている。また、抜止突部61は、嵌合凹部74に嵌合された
嵌挿片部71の先端部を、この嵌合凹部74からカバー部32
の内側面36側に向けて約10°の角度で湾曲させて、こ
の傾いた状態を常体姿勢とすることに構成されている。
よって、嵌合凹部74は、互いの当接部19,29を連結した
縦フレーム17および横フレーム25の露出端面部18,28間
の取付凹部13に嵌挿突部37を嵌挿させる際における抜止
突部61の弾性変形による移動を許容する空間となり、こ
の抜止突部61による弾性変形を容易にさせる。
【0108】この結果、互いの当接部19,29を連結した
縦フレーム17および横フレーム25の露出端面部18,28間
の取付凹部13にコーナーカバー体31の嵌挿突部37を嵌挿
させて、このコーナーカバー体31の係合面63を横フレー
ム25の露出端面部28に係合させることにより、これら縦
フレーム17および横フレーム25の露出端面部18,28間に
コーナーカバー体31を取り付けることができるので、図
9に示すコーナーカバー体31と同様の作用効果を奏する
ことができる。
【0109】さらに、縦フレーム17の取付凹部13に、コ
ーナーカバー体31の嵌挿突部37を嵌挿させた際における
横フレーム25の露出端面部28への当接にて生じる抜止突
部61の弾性変形を、嵌挿片部71の先端部を弾性変形させ
て嵌合凹部74内へと湾曲させることにより吸収できる。
このため、この抜止突部61を横フレーム25の露出端面部
28の内縁に係合させる際の抵抗を低減できるので、嵌挿
突部37を縦フレーム17の取付凹部13に嵌挿させて、抜止
突部61を横フレーム25の露出端面部28の内縁に係合させ
る際における組立作業をより容易にでき、これら横フレ
ーム25および縦フレーム17にて構成される扉体1の製造
性をより向上できる。
【0110】なお、上記第6の実施の形態では、コーナ
ーカバー体31の製造コストを削減させるために、このコ
ーナーカバー体31と一体に抜止突部61を成形したが、こ
の抜止突部61を、例えば板ばねなどにて構成して、コー
ナーカバー体31に対して別体とすることもできる。
【0111】また、上記第4ないし6の実施の形態で
は、コーナーカバー体31の抜止突部61の係合面63を横フ
レーム25の露出端面部28の内縁に係合させたが、この横
フレーム25に取付凹部13を設け、この取付凹部13にコー
ナーカバー体31の嵌挿突部37を嵌挿させて、このコーナ
ーカバー体31の抜止突部61の係合面63を横フレーム25の
露出端面部28の内縁に係合させることもできる。
【0112】さらに、上記各実施の形態では、矩形平板
状の扉基材2の縁部にフレーム部材3を嵌合させたが、
矩形平板状以外の平板状の扉基材であっても対応させて
利用することができる。
【0113】また、各フレーム部材3の端部16間を互い
に直角に連結した矩形状の扉体1について説明したが、
矩形以外の多角形、例えば五角形などの扉体であって
も、これらフレーム部材3の端部16間を適時の角度で連
結することにより、上記各実施の形態と同様の作用効果
を奏することができる。
【0114】
【発明の効果】請求項1記載の開閉体によれば、フレー
ム体の端面部にコーナー体を取り付けて、このコーナー
体でフレーム体の端面部を覆えば、これらフレーム体の
端面部に形成され得るバリなどをコーナー体で容易に覆
うことができるから、これらフレーム体の各端面部を高
精度に加工などする必要がなくなり、これらフレーム体
の製造性を向上できる。
【0115】請求項2記載の開閉体によれば、端面部に
コーナー体を取り付けたフレーム体の当接部を当接させ
れば、これらフレーム体の端面部に形成され得るバリな
どをコーナー体で容易に覆うことができるから、これら
フレーム体の各端面部を高精度に加工などする必要がな
くなり、これらフレーム体の製造性を向上できるととも
に、このコーナー体自体を小さくできるので、このコー
ナー体を目立たなくできる。
【0116】請求項3記載の開閉体によれば、請求項2
記載の開閉体の効果に加え、フレーム体の当接部を当接
させた際に形成される開口部よりも、コーナー体の基部
を大きくしたので、フレーム体の空隙部にコーナー体の
基部を嵌挿させることにより、このコーナー体によるフ
レーム体の間からの外れを防止できる。
【0117】請求項4記載の開閉体によれば、請求項2
または3記載の開閉体の効果に加え、各フレーム体の端
面部を互いに等しく形成することにより、コーナー体に
おける各フレーム体の端面部に当接する一対の面が互い
に等しくなるので、このコーナー体をフレーム体の端面
部間に取り付けて、これらフレーム体の当接部間を接続
した際の見栄えを向上できる。
【0118】請求項5記載の開閉体によれば、請求項1
ないし4いずれか記載の開閉体の効果に加え、フレーム
体の長手方向に対する直交面およびこの長手方向に対す
る傾斜面のいずれかの端面部にコーナー体を取り付けて
も、このコーナー体がフレーム体の端面部間を覆うの
で、このコーナー体の使い勝手を向上できる。
【0119】請求項6記載の開閉体によれば、複数のフ
レーム体の端面部間を接続させた後、これらフレーム体
の端面部のいずれか一方にコーナー体の係合部を係合さ
せることにより、これらフレームの端面部をコーナー体
で覆うことができるので、複数のフレームの端面部間に
コーナー体を取り付けてこれらフレーム体の端面部間を
接続させる際の作業効率を向上でき、より製造性を向上
できる。
【0120】請求項7記載の開閉体によれば、請求項6
記載の開閉体の効果に加え、複数のフレーム体の端面部
間を接続させた後、これらフレーム体の端面部のいずれ
か一方にコーナー体の係合部を係合させる際に、この係
合部を凹部にて容易に弾性変形できるので、この係合部
をフレーム体の端面部に係合させる作業を容易にでき、
より製造性を向上できる。
【0121】請求項8記載の開閉体によれば、請求項1
ないし7いずれか記載の開閉体の効果に加え、複数のフ
レーム体の端面部間を接続する際に、これらフレーム体
の端面部にコーナー体を取り付けて、このコーナー体で
フレーム体それぞれの端面部を覆うことにより、このコ
ーナー体の被覆部がフレーム体の端面部の角部を覆うか
ら、フレーム体の加工精度を厳しく管理する必要がなく
なり、より製造性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉体の第1の実施の形態を示す分解
断面図である。
【図2】同上開閉体のフレーム部の一部およびコーナー
体を示す分解斜視図である。
【図3】同上コーナー体を示す斜視図である。
【図4】同上フレーム体の一部およびコーナー体を示す
分解斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の開閉体の一部を示
す分解斜視図である。
【図6】同上開閉体の一部を示す分解斜視図である。
【図7】同上開閉体の組み立て状態の一部を示す平面図
である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の開閉体の一部を示
す断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態の開閉体のコーナー
体を示す斜視図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態の開閉体のコーナ
ー体を示す斜視図である。
【図11】同上コーナー体をフレーム体に取り付ける前
の状態を示す断面図である。
【図12】同上コーナー体をフレーム体に取り付けた状
態を示す断面図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態の開閉体のコーナ
ー体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 開閉体としての扉体 3 フレーム体としてのフレーム部材 13 空隙部としての取付凹部 16 端部 18,28 端面部としての露出端面部 19,29 当接部 31 コーナー体としてのコーナーカバー体 37 基部としての嵌挿突部 40 開口部 61 係合部としての抜止突部 67 被覆部としての嵌合縁部 74 凹部としての嵌合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E014 AA02 AA03 BA02 BB05 BC01 BC03 BC04 BC05 2E035 AA04 AA05 BA05 CA02 CA03 CB03 DA02 DA03 DB01 DC01 EA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いの端面部が角度を持って接続される
    複数のフレーム体と、 これら複数のフレーム体の端面部間に取り付けられて、
    これらフレーム体それぞれの端面部を覆うコーナー体と
    を具備していることを特徴とした開閉体。
  2. 【請求項2】 互いの端部の角度を持った接続で当接す
    る当接部、およびこれら当接部間の当接で露出する端面
    部を備えたフレーム体と、 これら複数のフレーム体の端面部間に取り付けられて、
    これらフレーム体それぞれの端面部を覆うコーナー体と
    を具備していることを特徴とした開閉体。
  3. 【請求項3】 フレーム体の各当接部には、これら当接
    部の当接で外部に連通する開口部を形成させる空隙部が
    設けられ、 コーナー体には、前記フレーム体の開口部より大きく、
    このフレーム体の空隙部に嵌挿可能な基部が突設されて
    いることを特徴とした請求項2記載の開閉体。
  4. 【請求項4】 各フレーム体の端面部は、互いに等しく
    形成されていることを特徴とした請求項2または3記載
    の開閉体。
  5. 【請求項5】 フレーム体の端面部は、このフレーム体
    の長手方向に対して直交する直交面およびこの長手方向
    に対して傾斜した傾斜面のいずれか一方で、コーナー体
    は、前記フレ−ム体の直交面および傾斜面のいずれか一
    方の間に取り付けられ、これらフレーム体それぞれの直
    交面および傾斜面のいずれか一方を覆うことを特徴とし
    た請求項1ないし4いずれか記載の開閉体。
  6. 【請求項6】 互いの端面部が角度を持って接続される
    複数のフレーム体と、 これら複数のフレーム体の端面部間に取り付けた際に、
    これらフレーム体のいずれか一方の端面部に係合する係
    合部を備え、これら複数のフレーム体の端面部を接続さ
    せた状態で、これら端面部間に取り付けられてこれら端
    面部のそれぞれを覆うコーナー体とを具備していること
    を特徴とした開閉体。
  7. 【請求項7】 コーナー体は、フレーム体の端面部に係
    合させる際における係合部の弾性変形を容易にする凹部
    を備えていることを特徴とした請求項6記載の開閉体。
  8. 【請求項8】 コーナー体は、フレーム体の端面部間に
    取り付けた際に、これらフレーム体それぞれの端面部の
    角部を覆う被覆部を備えていることを特徴とした請求項
    1ないし7いずれか記載の開閉体。
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