JP2003238375A - 香料組成物及び化粧料 - Google Patents

香料組成物及び化粧料

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JP2003238375A JP2002031834A JP2002031834A JP2003238375A JP 2003238375 A JP2003238375 A JP 2003238375A JP 2002031834 A JP2002031834 A JP 2002031834A JP 2002031834 A JP2002031834 A JP 2002031834A JP 2003238375 A JP2003238375 A JP 2003238375A
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Miho Okui
美保 奥井
Ryoichi Komaki
亮一 駒木
Akihiro Kuroda
章裕 黒田
Takeshi Takaba
武史 鷹羽
Hiroki Takada
洋樹 高田
Takashi Kuriki
隆 栗木
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Ezaki Glico Co Ltd
Kanebo Ltd
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Ezaki Glico Co Ltd
Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】香りの持続性(残香性)、安定性に優れた香料
組成物、並びに該効果を有する化粧料を提供する。 【解決手段】内分岐環状構造部分と外分岐構造部分とを
有する、重合度が50から5000の範囲にあるグルカ
ンであって、ここで、内分岐環状構造部分とはα−1,
4−グルコシド結合とα−1,6−グルコシド結合とで
形成される環状構造部分であり、そして外分岐構造部分
とは、該内分岐環状構造部分に結合した非環状構造部分
であるグルカンに、香料を含浸させたことを特徴とする
香料組成物、並びに該香料組成物を含有することを特徴
とする化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、香りの持続性(残
香性)と安定性に優れた香料組成物に関するものであ
り、さらに詳しくは、内分岐環状構造部分と外分岐構造
部分とを有する、重合度が50から5000の範囲にあ
るグルカンであって、ここで、内分岐環状構造部分とは
α−1,4−グルコシド結合とα−1,6−グルコシド
結合とで形成される環状構造部分であり、そして外分岐
構造部分とは、該内分岐環状構造部分に結合した非環状
構造部分であるグルカン(以下、未精製のものを「高度
分岐環状デキストリン」、精製したものを「精製高度分
岐環状デキストリン」と呼ぶ)に香料を含浸させたこと
を特徴とする香料組成物及び該香料組成物を含有する化
粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に化粧水、クリーム等の基礎化粧
料、口紅、ファンデーション等のメーキャップ化粧料、
シャンプー・リンス、スタイリング剤等のヘアケア化粧
料、ボディソープやスリミング剤等のボディ関連の化粧
料には、化粧品の魅力的イメージを作り上げたり、使用
中の心地良さを付与したり、また原料臭をマスキングす
るために香料組成物が配合されている。また、近年では
香りの持つ生理的心理的作用に関する研究が進んでお
り、香りをまとうことにより心や身体に働きかけ、外面
だけではなく心理面、生理面に化粧の効果を与えていく
ことも提唱されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
香料組成物及びそれを含有した化粧料は肌への塗布時は
香気が楽しめるが、短時間で香料が揮散してしまうこと
があり、香りの持続性(残香性)に問題があった。中で
も清涼感、みずみずしさをもつライトな香りやフレッシ
ュな香りは特に持続性が期待できない。香りの持続性を
持たせるためには、香料成分自体を調整する必要があ
り、香りの持続力を目的として香料を高配合すると色や
けを起こしたり、高温安定性が悪くなる等の欠点を有し
ていた。また、一般的に香料組成物及びそれを含有した
化粧料は時間経過で各々の香料の揮発時間の差や空気中
の酸素や製品基材等との諸反応によって香りが変化して
しまうこともあり、一定の香りを長期間持続させること
が難しいという問題があった。すなわち、本発明の目的
は、香りの持続性(残香性)、安定性に優れた香料組成
物、並びに該効果を有する化粧料を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な事情に鑑み、上記のような欠点を解決し、香りの持続
性(残香性)かつ安定性に優れた香料組成物及び化粧料
を得るため研究を重ねた結果、高度分岐環状デキストリ
ンに香料を含浸させることにより、上記の課題を解決で
きることを見出した。
【0005】すなわち、本発明の請求項1は、内分岐環
状構造部分と外分岐構造部分とを有する、重合度が50
から5000の範囲にあるグルカンであって、ここで、
内分岐環状構造部分とはα−1,4−グルコシド結合と
α−1,6−グルコシド結合とで形成される環状構造部
分であり、そして外分岐構造部分とは、該内分岐環状構
造部分に結合した非環状構造部分であるグルカンに、香
料を含浸させたことを特徴とする香料組成物である。
【0006】本発明の請求項2は、請求項1記載の香料
組成物を含有することを特徴とする化粧料である。
【0007】本発明の請求項3は、内分岐環状構造部分
と外分岐構造部分とを有する、重合度が50から500
0の範囲にあるグルカンであって、ここで、内分岐環状
構造部分とはα−1,4−グルコシド結合とα−1,6
−グルコシド結合とで形成される環状構造部分であり、
そして外分岐構造部分とは、該内分岐環状構造部分に結
合した非環状構造部分であるグルカンが、分子量100
00以下の成分を除去してあることを特徴とする請求項
1記載の香料組成物。
【0008】本発明の請求項4は、請求項3記載の香料
組成物を含有することを特徴とする化粧料である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる高度分岐環状
デキストリンは、特開平8−134104号公報記載の
方法に従い、1,4−α−グルカン分岐酵素(枝作り酵
素、Q酵素)、4−α−グルカノトランスフェラーゼ
(D酵素、アマロマルターゼ、不均化酵素)、サイクロ
デキストリングルカノトランスフェラーゼ(CGTag
e)等の枝作り酵素を澱粉(ワキシーコーンスターチが
好ましい)に作用させて得られる。これらの酵素は、内
分岐環状構造部分と外分岐構造部分とを有する、重合度
が50から5000の範囲にあるグルカンであって、こ
こで、内分岐環状構造部分とはα−1,4−グルコシド
結合とα−1,6−グルコシド結合とで形成される環状
構造部分であり、そして外分岐構造部分とは、該内分岐
環状構造部分に結合した非環状構造部分であるグルカン
を生成する能力を持っている。本発明では、酵素として
は特にα−1,4−グルカン分岐酵素(EC2.4.
1.18)を用いることが好ましい。本発明で用いる高
度分岐環状デキストリとしては、江崎グリコ(株)のク
ラスターデキストリン(商標)が入手容易であり、量的
な供給安定性に優れることから好ましい。
【0010】また、本発明請求項3及び4で用いられる
高度分岐環状デキストリンは、上記高度分岐環状デキス
トリンに入っている低分子成分を除去するために、これ
を精製して得られた精製高度分岐環状デキストリンであ
る。高度分岐環状デキストリンの精製方法としては、限
外ろ過膜を用いる方法、ゲルろ過を行う方法が挙げられ
るが、工業的に容易な限外ろ過膜を用いることが好まし
い。本発明では分子量10000以下、より好ましくは
30000以下の成分を除去し、これらの成分が1.0
質量%以下になるように精製することが好ましい。この
操作により、例えばグルコースなど、製剤の高温での安
定性に影響を与える低分子成分が除去されるため、製品
の安定性をより高めることができる。
【0011】本発明の香料組成物、または化粧料に配合
する香料組成物において、香料を高度分岐環状デキスト
リンまたは精製高度分岐環状デキストリンに含浸させた
ものを化粧料に用いて配合することが、特に長期間にお
ける香りの持続性のために必要である。本発明の香料組
成物で用いる香料含浸高度分岐環状デキストリン、香料
含浸精製高度分岐環状デキストリンは以下の方法で得る
ことができる。本発明はこれに限定されるものではな
い。容器に高度分岐環状デキストリンまたは精製高度分
岐環状デキストリンを一定量取り、攪拌させながら香料
を少しずつ滴下させ、十分に攪拌した後、香料含浸高度
分岐環状デキストリンまたは香料含浸精製高度分岐環状
デキストリンを得る。または、高度分岐環状デキストリ
ンまたは精製高度分岐環状デキストリンを水、アルコー
ル等の溶媒に溶解した液に香料を添加し、必要によって
はタンパク質や乳化剤等を添加し、その後通常の乾燥方
法にて溶媒を除去し、香料含浸高度分岐環状デキストリ
ンまたは香料含浸精製高度分岐環状デキストリンを得る
ことができる。本発明はこれに限定されるものではな
い。高度分岐環状デキストリンまたは精製高度分岐環状
デキストリンに含浸させる香料の割合としては、含浸さ
せようとする高度分岐環状デキストリンまたは精製高度
分岐環状デキストリンに対し1〜50質量%が好まし
く、特に好ましくは5〜30質量%である。
【0012】本発明に用いられる香料は、特に限定され
るものではなく、通常一般に用いられる香料のうち単独
または2種以上混合して使用できる。その配合量は香料
組成物中、好ましくは0.1〜90質量%、特に好まし
くは10〜70質量%が配合される。
【0013】本発明の化粧料における上記香料組成物の
配合量は、化粧料の総量に対して、好ましくは0.00
01〜10質量%、特に好ましくは0.001〜5質量
%である。
【0014】本発明の香料組成物には、高度分岐環状デ
キストリンまたは精製高度分岐環状デキストリンに含浸
させた香料組成物以外に、高度分岐環状デキストリンま
たは精製高度分岐環状デキストリンに含浸させたもので
ない香料、エンハンサー、酸化防止剤、保留剤、紫外線
吸収剤、酸素吸収剤、金属封鎖剤、溶媒等を本発明の効
果を損なわない範囲で適宜配合して香料組成物とするこ
ともできる。また、本発明の化粧料においても上記香料
組成物以外に、その効果を損なわない範囲で必要に応じ
て他の成分、例えばアルコール、保留剤、油分、保湿
剤、界面活性剤、湿潤剤、油脂、炭化水素、脂肪酸、水
溶性高分子、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、薬
剤、色剤、その他一般に化粧品業界で汎用されている成
分を配合することが出来る。本発明に係る香料組成物、
それを含有する化粧料の剤型は任意であり、溶解系、可
溶化系、乳液・クリーム等の乳化系、分散液、ゲル状、
粉末等の固形状、シート等の剤型をとることができる。
【0015】本発明の化粧料としては、化粧水、クリー
ム等の基礎化粧料、口紅、ファンデーション等のメーキ
ャップ化粧料、シャンプー・リンス、スタイリング剤等
のヘアケア化粧料、ボディソープやスリミング剤等のボ
ディ化粧料、入浴剤等が挙げられる。
【0016】
【実施例】次に、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明する。本発明はこれにより限定されるものではな
い。配合量は質量%である。本発明の各種化粧料に配合
される香料組成物(調合香料)としての香料を含浸させ
た精製高度分岐環状デキストリン(以後、「香料含浸高
度分岐環状デキストリン」と呼ぶ)は以下の方法で製造
した。容器に下記の方法で製造した精製高度分岐環状デ
キストリンを一定量取り、攪拌させながら下記表1〜3
の各調合香料(精製高度分岐環状デキストリンに対し1
5質量%)を少しずつ滴下させ、十分に攪拌した後、香
料含浸高度分岐環状デキストリンを得た。
【0017】[高度分岐環状デキストリンの製造]高度
分岐環状デキストリンの製造は、基本的に特開平8−1
34104に開示される方法にしたがって以下のように
行った。市販のワキシーコーンスターチ5kgを25リ
ットルのリン酸ナトリウム緩衝液(pH7程度)に懸濁
し、加熱糊化させた。約50℃まで放冷後、2,00
0,000単位の枝作り酵素(EC. 2.4.1.18)を作用さ
せた。反応終了後、加熱により枝作り酵素を失活させて
除去し、脱塩、脱色後、乾燥して、粉末の高度分岐環状
デキストリン約4kgを得た。枝作り酵素は、バチルス
ステアロサーモフィラスTRBE14株(寄託番号P−
13916)の菌体抽出液より精製したものを用いた。
これを限外ろ過膜を用いて分子量30000以下の成分
を除去し、精製高度分岐環状デキストリンを得た。この
工程により、精製前に含まれていたグルコース量が4.
0質量%から0.02質量%に減少し、分子量3000
0以下のものの合計が10質量%から0.5質量%以下
に減少していた。本発明では、これをさらにスプレード
ライヤーを用いて噴霧乾燥したものを使用した。
【0018】なお、以下の実施例において用いた調合香
料(調合香料A,B,C)の組成を表1〜3に示す。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】また、以下の実施例における各化粧料の組
成を表4〜9に示す。
【0023】実施例1、2 比較例1(シャンプー組成
物) 常法に従って、調合香料A含浸透高度分岐環状デキスト
リンを用い表4に示す処方のシャンプー組成物を調製し
た。また、比較例として単なる調合香料Aを配合したも
のを調製した。
【0024】
【表4】
【0025】実施例3、4 比較例2(ボディシャンプ
ー組成物) 常法に従って、調合香料A含浸高度分岐環状デキストリ
ンを用い表5に示す処方のシャンプー組成物を調製し
た。また、比較例として単なる調合香料Aを配合したも
のを調製した。
【0026】
【表5】
【0027】実施例5及び比較例3(クリーム組成物) 常法に従って、調合香料B含浸高度分岐環状デキストリ
ンを用い表6に示す処方のクリーム組成物を調製した。
また、比較例として単なる調合香料Bを配合したものを
調製した。
【0028】
【表6】
【0029】実施例6及び比較例4(ミルク組成物) 常法に従って、調合香料B含浸高度分岐環状デキストリ
ンを用い表7に示す処方のミルク組成物を調製した。ま
た、比較例として単なる調合香料Bを配合したものを調
製した。
【0030】
【表7】
【0031】実施例7及び比較例5(固形ファンデーシ
ョン組成物) 常法に従って、調合香料C含浸高度分岐環状デキストリ
ンを用い表8に示す処方の固形ファンデーション組成物
を調製した。また、比較例として単なる調合香料Cを配
合したものを調製した。
【0032】
【表8】
【0033】実施例8及び比較例6(リップスティック
組成物) 常法に従って、調合香料C含浸高度分岐環状デキストリ
ンを用い表9に示す処方のリップスティック組成物を調
製した。また、比較例として単なる調合香料Cを配合し
たものを調製した。
【0034】
【表9】
【0035】上記の各実施例及び各比較例の評価結果に
先立ち、香りの持続性(残香性)・安定性についての評
価方法を下記に示す。
【0036】[評価方法] (1)香りの持続性(残香性) 専門パネル10名を用いて、香りの持続性(残香性)の
テストを行った。各試料を各々の使用法に基づき、パネ
ルに使用してもらい(皮膚に塗布、シャンプー・ボディ
シャンプーについては洗い流し後)、直後、30分後、
1時間後、3時間後の香りの強さを5段階評価(+2,
+1,0,−1,−2)で評価し、各試料毎の平均値を
下記評価基準に基づいて示した。BR> +1以上+2以下 : ◎ 0以上 +1未満 : ○ −1以上 0未満 : △ −2以上−1未満 : ×
【0037】(2)香りの安定性専門パネル10名を用
いて、香りの安定性のテストを行った。各試料を室温温
度条件下で保存し、直後、1ヶ月後、半年後、1年後、
各試料を使用した。その使用中の香りの強さと質につい
て作成直後の試料と比較して官能評価を行った。 変化なし : ◎ ほとんど変化なし : ○ 変化あり : △ 大きく変化あり : ×
【0038】[評価結果]実施例1〜8及び比較例1〜
6の評価結果を表10に示す。
【0039】
【表10】
【0040】
【発明の効果】以上のことから、本発明は、内分岐環状
構造部分と外分岐環状構造部分とを有する、重合度が5
0以上のグルカン、またはかつ分子量10000以下の
低分子量成分を除去した上記グルカンに香料を含浸させ
たことを特徴とする香料組成物、並びにそれを含有する
化粧料が、香りの持続性(残香性)、安定性に優れてい
ることは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 章裕 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 カ ネボウ株式会社化粧品研究所内 (72)発明者 鷹羽 武史 兵庫県神戸市北区日の峰4−7−16 (72)発明者 高田 洋樹 兵庫県神戸市灘区楠丘町6丁目5−20− 304 (72)発明者 栗木 隆 大阪府吹田市五月が丘東8番C−512 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB032 AB232 AB242 AB432 AC012 AC022 AC072 AC122 AC182 AC242 AC372 AC422 AC442 AC582 AC642 AC662 AC712 AC792 AC852 AD072 AD092 AD132 AD152 AD211 AD252 AD492 AD512 BB41 CC05 CC12 CC23 CC38 DD21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内分岐環状構造部分と外分岐構造部分と
    を有する、重合度が50から5000の範囲にあるグル
    カンであって、ここで、内分岐環状構造部分とはα−
    1,4−グルコシド結合とα−1,6−グルコシド結合
    とで形成される環状構造部分であり、そして外分岐構造
    部分とは、該内分岐環状構造部分に結合した非環状構造
    部分であるグルカンに、香料を含浸させたことを特徴と
    する香料組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の香料組成物を含有するこ
    とを特徴とする化粧料。
  3. 【請求項3】 内分岐環状構造部分と外分岐構造部分と
    を有する、重合度が50から5000の範囲にあるグル
    カンであって、ここで、内分岐環状構造部分とはα−
    1,4−グルコシド結合とα−1,6−グルコシド結合
    とで形成される環状構造部分であり、そして外分岐構造
    部分とは、該内分岐環状構造部分に結合した非環状構造
    部分であるグルカンが、分子量10000以下の成分を
    除去してあることを特徴とする請求項1記載の香料組成
    物。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の香料組成物を含有するこ
    とを特徴とする化粧料。
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