JP2003237528A - インフレータアッセンブリ - Google Patents

インフレータアッセンブリ

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JP2003237528A JP2002305985A JP2002305985A JP2003237528A JP 2003237528 A JP2003237528 A JP 2003237528A JP 2002305985 A JP2002305985 A JP 2002305985A JP 2002305985 A JP2002305985 A JP 2002305985A JP 2003237528 A JP2003237528 A JP 2003237528A
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pipe holding
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洋士 陶山
Hideo Izeki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全長が短く、製作が容易なインフレータアッ
センブリを提供する。 【解決手段】 パイプ44は、ピストンホルダ48の基
片60のパイプ挿通口66と、第1及び第2パイプ保持
プレート52,54の各パイプ挿通口56,58、並び
にスペーサリング74に挿通されている。該基片60,
スペーサリング74及び各パイプ保持プレート52,5
4は、パイプ44の第1及び第2フランジ72,76間
に係止されている。該ダクトの後端に外嵌したインフレ
ータケーシング40は、内向き鍔部40aがパイプ44
の該第2フランジ76と第3フランジ78の間に係止さ
れている。該第2及び第3フランジ76,78は、パイ
プ44を拡径変形させることにより形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインフレータアッセ
ンブリに係り、例えば、車両等の移動体の座席乗員を車
両衝突時等に保護するためのエアベルト装置のバックル
部分に適用することができるインフレータアッセンブリ
に関する。
【0002】
【従来の技術】エアベルト装置のバックル部分の従来例
(特開平11−334513号)について第10図及び
第11図を参照して説明する。第10図(a)は従来例
に係るエアベルト装置のバックル部分とタング部分を示
す正面図であり、第10図(b)はこのバックル部分の
斜視図である。また、第11図はこのバックル部分とタ
ング部分との係合時の構成図であり、アウターシェルを
取り除いた状態を示している。
【0003】このエアベルト装置は、エアベルト1が後
端側に接続されたタング2と、該タング2が装着される
バックル4と、該バックル4に対しガスを供給するため
のガス発生装置(インフレータ)6等を備えている。
【0004】タング2は、ガス通路(ダクト)8を有し
たタングベース10と、タングベース10に連結された
タングプレート12等を備えて構成されている。このタ
ングベース10の後部にエアベルト1が接続されてい
る。また、該ダクト8内はエアベルト1の内部に連通し
ている。
【0005】タングプレート12はバックル4のタング
プレート挿通口14に挿入され、ラッチ孔16がバック
ル4内のラッチ機構18のラッチ爪によりラッチされ
る。バックル4に設けられたプレスボタン20を押すこ
とによりこのラッチが解除されると共に、バネ(図示
略)によってタングプレート12がバックル4から押し
出される。
【0006】符号22は、タングプレート12がバック
ル4内に深く差し込まれてラッチが完了したことを検知
するためのタング装着検知スイッチを示す。
【0007】バックル4の先端面のタングプレート挿入
口14の側方に、内部がインフレータ6に連通した筒状
のピストン24が突出可能に設けられている。
【0008】第11図の通り、円柱状のインフレータ6
の先端のガス噴出口26にインフレータホルダ28を介
してパイプよりなるガス通路(ダクト)30が連結され
ており、このダクト30の先端にピストンホルダ32の
基端部が固着されている。このピストンホルダ32は、
略円筒状であり、該ダクト30と同軸状に設けられてい
る。
【0009】前記ピストン24は、略円筒状のものであ
り、その先端面はカバー34で閉鎖されている。このカ
バー34には浅い溝よりなるテアライン(図示略)が設
けられており、インフレータ6からのガス圧が加えられ
ると該テアラインに沿ってカバー34が開裂する。
【0010】前記バックル4からは下方にブラケット3
5が突設されており、該ブラケット35に設けられたボ
ルト孔36にボルトを通してバックル4を自動車の車体
側メンバ(図示略)に固定しうるようになっている。
【0011】タング2をこのバックル4に装着すると、
第11図の通りピストン24の先端がダクト8のガス入
口と対峙する。なお、平常時には、ピストン24は該ピ
ストンホルダ32の後端側に保持されている。
【0012】この状態において車両が衝突すると、イン
フレータ6が作動し、ガスはダクト30を通りピストン
24内に供給される。ピストン24は、このガス圧によ
り押し上げられ、ダクト8のガス入口内に前進する。次
いで、このガス圧によりカバー34が開裂し、ガスがダ
クト8を通ってエアベルト1内に流入し、該エアベルト
1を膨張させる。
【0013】このエアベルト装置においては、インフレ
ータ6,ダクト30,ピストン24,ピストンホルダ3
2及びインフレータホルダ28等からなるインフレータ
アッセンブリが設けられている。以下に、このインフレ
ータアッセンブリについてより詳細に説明する。なお、
以下の説明において、先端側とはインフレータ6からの
ガス流の下流側をいい、後端側とは該ガス流の上流側を
いう。
【0014】インフレータ6は略円柱形状のものであ
り、先端側の側周面にガス噴出口26を有している。イ
ンフレータホルダ28は略円筒形状のものであり、該イ
ンフレータ6の先端側に外嵌してこれを保持している。
【0015】該インフレータ6からのガスをタング2側
に案内するためのダクト(パイプ)30の後端側は、該
インフレータホルダ28に設けられた略円筒状のダクト
連結部39内にねじ込まれることにより、或いは該後端
側が該ダクト連結部39内に挿入され、溶接等により該
ダクト連結部39と一体化されることにより、該インフ
レータホルダ28と連結されている。また、該ダクト3
0の先端側は、該ピストンホルダ32の後端側にねじ込
まれることにより、或いは、該ダクト30の先端側が該
ピストンホルダ32の後端側に挿入され、溶接等により
該ピストンホルダ32と一体化されることにより、該ピ
ストンホルダ32と連結されている。
【0016】このインフレータアッセンブリは、該イン
フレータホルダ28に設けられたブラケット37を介し
てボルト38等によりバックル4に固着されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のインフレータア
ッセンブリにあっては、ダクト(パイプ)30の後端側
及び先端側に、前記ダクト連結部39及びピストンホル
ダ32の後端側へのねじ込み代又は挿入代等の連結代を
設ける必要があるため、該ダクト30の全長が大きい。
そのため、インフレータ6が作動すると、該インフレー
タ6の振動や該インフレータ6からのガス噴出圧等によ
り該ダクト30の先端側が振動するおそれがある。
【0018】また、このインフレータアッセンブリにあ
っては、ダクト(パイプ)30をインフレータホルダ2
8のダクト連結部39やピストンホルダ32の後端側に
ねじ込むためのねじ部を形成したり、ダクト30を該ダ
クト連結部39やピストンホルダ32の後端側に挿入し
た後溶接する必要があるので、製作に手間がかかる。
【0019】なお、上記のインフレータアッセンブリで
は、ダクト(パイプ)30の全長が大きいために、イン
フレータ6及び該ダクト30の軸心線に沿う該インフレ
ータアッセンブリ全体の長さも相当に大きなものとなっ
ており、バックル4の長手方向に該インフレータアッセ
ンブリを延在させると、インフレータ6が該バックル4
の後端側から突き出してしまうおそれがある。そのた
め、第10,11図に示すように、該インフレータ6
は、その長手方向がバックル4の長手方向と交叉するよ
うに延在されている。
【0020】しかしながら、インフレータ6をバックル
4と交叉するように配置すると、該インフレータ6がバ
ックル4の幅方向に大きく張り出し、ブラケット35の
下端側のボルト孔36を回動中心とする該バックル4の
回動範囲が大幅に規制されてしまう。
【0021】本発明は、このような問題点を解消し、全
長が短く、且つ製作も容易なインフレータアッセンブリ
を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)のイ
ンフレータアッセンブリは、内部にガス発生剤が充填さ
れる円筒状のインフレータケーシングと、該インフレー
タケーシングに接続されたガス噴出用のパイプと、該パ
イプを保持しているブラケットとを有するインフレータ
アッセンブリであって、該ブラケットは、パイプ保持プ
レートを有し、該パイプ保持プレートには前記パイプが
挿通される開口が設けられており、前記パイプは、先端
側に第1フランジを有しており、該パイプは後端側から
該パイプ保持プレートの開口に挿通されており、該パイ
プ保持プレートを挟んで第1フランジと反対側において
該パイプが拡径変形されて第2フランジが形成されてお
り、前記パイプ保持プレートが該第1フランジと第2フ
ランジとの間に係止されており、該パイプの前記後端側
が前記インフレータケーシングの先端に内嵌され係止さ
れていることを特徴とするものである。
【0023】かかる請求項1のインフレータアッセンブ
リにあっては、パイプに形成された第1フランジと第2
フランジとの間にパイプ保持プレートを挟み付けるよう
に係止してこれらを一体化させるため、ブラケットとパ
イプとの連結代が非常に小さくて済み、該パイプの長さ
は著しく短くて足りる。このため、該インフレータアッ
センブリの全長を極めて短く抑えることが可能となる。
【0024】なお、パイプを拡径変形させる方法とし
て、該パイプを全長方向に圧縮するなどしてかしめる方
法を用いると、該パイプに簡単に第2フランジを形成す
ることができ、該インフレータアッセンブリの製作が極
めて容易なものとなる。
【0025】この請求項1のインフレータアッセンブリ
においては、前記ブラケットは、前記パイプ保持プレー
トとして、相対向した1対の第1及び第2のパイプ保持
プレートを有し、該第1及び第2パイプ保持プレートに
はそれぞれ前記パイプが挿通される開口が設けられてお
り、該第1及び第2パイプ保持プレート同士の間に該開
口と同軸状にスペーサリングが配置されており、前記パ
イプは、後端側から該第1パイプ保持プレートの開口、
該スペーサリング、及び第2パイプ保持プレートの開口
に挿通されており、該第2パイプ保持プレートの外側に
おいて該パイプが拡径変形されて前記第2フランジが形
成されており、前記第1パイプ保持プレートと第2パイ
プ保持プレートとが前記第1フランジと該第2フランジ
との間に係止されていることが好ましい(請求項2)。
【0026】かかる請求項2の構成にあっては、パイプ
に形成された第1フランジと第2フランジとの間に、ス
ペーサを介して配置された第1及び第2パイプ保持プレ
ートを挟み付けるように係止してこれらを一体化させる
ことにより、パイプとブラケットとの連結代をさほど大
きくすることなく、該パイプが1対のパイプ保持プレー
トとスペーサリングとによって極めて安定性良く保持さ
れるようになる。
【0027】また、この請求項1のインフレータアッセ
ンブリにおいては、前記インフレータケーシングは、先
端側に内向き鍔部を有しており、前記パイプの前記後端
側が該インフレータケーシングの先端に内嵌され且つ該
パイプの後端を拡径変形させて第3フランジが形成さ
れ、該第3フランジが該インフレータケーシングの前記
内向き鍔部に係止されていることが好ましい(請求項
3)。
【0028】このように構成した場合には、パイプに形
成された第2フランジと第3フランジとの間に、インフ
レータケーシングの内向き鍔部を挟み付けるように係止
してこれらを一体化させるため、パイプとインフレータ
ケーシングとの連結代も非常に小さくて済む。これによ
り、該インフレータアッセンブリの全長をより一層短く
抑えることが可能となる。
【0029】本発明(請求項4)のインフレータアッセ
ンブリは、内部にガス発生剤が充填される円筒状のイン
フレータケーシングと、該インフレータケーシングに接
続されたガス噴出用のパイプと、該パイプを保持してい
るブラケットとを有するインフレータアッセンブリであ
って、該ブラケットは、パイプ保持プレートを有し、該
パイプ保持プレートには前記パイプが挿通される開口が
設けられており、前記パイプは、先端側にフランジを有
しており、該パイプは、後端側から該パイプ保持プレー
トの開口に挿通された後、該後端側が前記インフレータ
ケーシングの先端に内嵌され係止されていることを特徴
とするものである。
【0030】かかる請求項4のインフレータアッセンブ
リは、上記請求項1のインフレータアッセンブリにおい
て、パイプ保持プレートとインフレータケーシングの先
端との間に設けられる第2フランジを省略し、パイプの
先端側の第1フランジと該パイプの後端が係止されたイ
ンフレータケーシングの先端との間に該パイプ保持プレ
ートを狭持した構成となっている。(この請求項4のフ
ランジは、請求項1の該第1フランジに相当する。)こ
のように構成された請求項4のインフレータアッセンブ
リにあっては、該第2フランジを形成する手間が省ける
ため、該インフレータアッセンブリの製作工程がより簡
略化され、作業効率の向上とコストの低減が図られる。
また、請求項1のインフレータアッセンブリに比べて第
2フランジの厚み分だけインフレータアッセンブリの長
さを短くすることができる。
【0031】この請求項4のインフレータアッセンブリ
においては、前記ブラケットは、前記パイプ保持プレー
トとして、相対向した1対の第1及び第2のパイプ保持
プレートを有し、該第1及び第2パイプ保持プレートに
はそれぞれ前記パイプが挿通される開口が設けられてお
り、該第1及び第2パイプ保持プレート同士の間に該開
口と同軸状にスペーサリングが配置されており、前記パ
イプは、後端側から該第1パイプ保持プレートの開口、
該スペーサリング、及び第2パイプ保持プレートの開口
に挿通された後、該後端側が前記インフレータケーシン
グの先端に内嵌され係止されていることが好ましい(請
求項5)。
【0032】かかる請求項5の構成にあっては、パイプ
に形成されたフランジとインフレータケーシングの先端
との間に、スペーサを介して配置された第1及び第2パ
イプ保持プレートを挟み付けるように係止してこれらを
一体化させることにより、パイプとブラケットとの連結
代をさほど大きくすることなく、該パイプが1対のパイ
プ保持プレートとスペーサリングとによって極めて安定
性良く保持されるようになる。
【0033】また、この請求項4のインフレータアッセ
ンブリにおいては、前記インフレータケーシングは先端
側に内向き鍔部を有しており、前記パイプの前記後端側
が該インフレータケーシングの先端に内嵌され且つ該パ
イプの後端を拡径変形させることによりエンドフランジ
が形成され、該エンドフランジが該インフレータケーシ
ングの前記内向き鍔部に係止されていることが好ましい
(請求項6)。
【0034】このように構成した場合には、パイプに形
成されたフランジとエンドフランジとの間に、インフレ
ータケーシングの内向き鍔部を挟み付けるように係止し
てこれらを一体化させるため、パイプとインフレータケ
ーシングとの連結代も非常に小さくて済む。これによ
り、該インフレータアッセンブリの全長をより一層短く
抑えることが可能となる。
【0035】本発明(請求項7)のインフレータアッセ
ンブリは、内部にガス発生剤が充填される円筒状のイン
フレータケーシングと、該インフレータケーシングと一
体に該インフレータケーシングの先端の内周側から突設
されたガス噴出用のパイプと、該パイプを保持している
ブラケットとを有するインフレータアッセンブリであっ
て、該ブラケットは、パイプ保持プレートを有し、該パ
イプ保持プレートには前記パイプが挿通される開口が設
けられており、前記パイプは、先端側から該パイプ保持
プレートの開口に挿通されており、該パイプ保持プレー
トを挟んで前記インフレータケーシングの先端と反対側
において該パイプが拡径変形されてフランジが形成され
ており、前記パイプ保持プレートが該インフレータケー
シングの先端と該フランジとの間に係止されていること
を特徴とするものである。
【0036】かかる請求項7のインフレータアッセンブ
リにあっては、インフレータケーシングとパイプとが一
体となっていることから、該インフレータアッセンブリ
の製作途中でこれらを別々に保持しておくことが不要で
ある。また、パイプ保持プレートが該インフレータケー
シングの先端とパイプの先端側に形成されたフランジと
の間に挟持されることから、フランジを形成する工程が
一回で済む。これにより、該インフレータアッセンブリ
の製作における作業効率がきわめて高いものとなってい
る。しかも、パイプが非常に短いものであっても、イン
フレータケーシングを保持して容易に該パイプをパイプ
保持プレートの開口に挿通できるので、作業性もきわめ
て良好である。
【0037】この請求項7のインフレータアッセンブリ
においては、前記ブラケットは、前記パイプ保持プレー
トとして、相対向した1対の第1及び第2のパイプ保持
プレートを有し、該第1及び第2パイプ保持プレートに
はそれぞれ前記パイプが挿通される開口が設けられてお
り、パイプ保持プレート同士の間に該開口と同軸状にス
ペーサリングが配置されており、前記パイプは、先端側
から該第2パイプ保持プレートの開口、該スペーサリン
グ、及び第1パイプ保持プレートの開口に挿通されてお
り、該第1パイプ保持プレートの外側において該パイプ
が拡径変形されて前記フランジが形成されており、前記
第1パイプ保持プレートと第2パイプ保持プレートとが
前記インフレータケーシングの先端と該フランジとの間
に係止されていることことが好ましい(請求項8)。
【0038】かかる請求項8の構成にあっては、インフ
レータケーシングの先端とパイプに形成されたフランジ
との間に、スペーサを介して配置された第1及び第2パ
イプ保持プレートを挟み付けるように係止してこれらを
一体化させることにより、パイプとブラケットとの連結
代をさほど大きくすることなく、該パイプが1対のパイ
プ保持プレートとスペーサリングとによって極めて安定
性良く保持されるようになる。
【0039】なお、上記の請求項3及び5にあっても、
インフレータケーシングの内向き鍔部に係止されるフラ
ンジを形成するためにパイプを拡径変形させる方法とし
て、該パイプを全長方向に圧縮するなどしてかしめる方
法を用いると、該フランジを該パイプに簡単に形成する
ことができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0041】第1図は本発明の実施の形態に係るインフ
レータアッセンブリの斜視図、第2図はこのインフレー
タアッセンブリの分解斜視図である。第3図はこのイン
フレータアッセンブリの分解斜視図であって第5〜6図
の組み立て途中の状況を示しており、第4〜7図はそれ
ぞれこのインフレータアッセンブリの組み立て途中の状
況を示す断面図である。また、第8図はこのインフレー
タアッセンブリのバックルへの取付構造を示す分解斜視
図、第9図(a)はこのインフレータアッセンブリを備
えたバックルの正面図であり、第9図(b)は第9図
(a)のB−B線に沿う断面図である。なお、以下の説
明において、先端側とはインフレータからのガス流の下
流側をいい、後端側とは該ガス流の上流側をいう。
【0042】このインフレータアッセンブリは、先端側
に内向き鍔部40aを有した円筒状のインフレータケー
シング40と、該インフレータケーシング40内に収容
されたガス発生剤を点火させるためのイニシエータ42
と、該インフレータケーシング40の先端側に連結され
たパイプ(ダクト)44と、該パイプ44の先端にピス
トン46(第8図)を保持するためのピストンホルダ4
8と、これらを一体にバックル4A(第8,9図)に連
結するためのプレート状のブラケット50を有してい
る。該インフレータケーシング40と該パイプ44と
は、該ブラケット50の側辺に沿って互いに同軸状に配
置されている。
【0043】該インフレータケーシング40と、該イン
フレータケーシング40内に収容されたガス発生剤と、
このガス発生剤を点火させるためのイニシエータ42と
によってインフレータが構成されている。
【0044】この実施の形態では、第2図に示すよう
に、該ブラケット50の側辺部から1対の第1及び第2
パイプ保持プレート52,54が立設されている。該第
1及び第2パイプ保持プレート52,54にはそれぞれ
開口(パイプ挿通口)56,58が設けられており、該
パイプ挿通口56,58に該パイプ44が挿通されてい
る。なお、該パイプ保持プレート52,54は、所定間
隔をおいて互いに平行に延在されており、該第1パイプ
保持プレート52が該パイプ44の先端寄りに配置さ
れ、該第2パイプ保持プレート54が該パイプ44の後
端寄りに配置されている。また、該パイプ挿通口56,
58は、互いに同軸状に配置されていると共に、各々の
中心を結ぶ軸線の延在方向が該ブラケット50の側辺の
延在方向に平行となっている。
【0045】前記ピストンホルダ48は、該第1パイプ
保持プレート52の外面(第2パイプ保持プレート54
との対向面と反対側の面)に沿って配置された基片60
と、該基片60の両サイドからパイプ44を挟むように
該パイプ44の先端側に向って突設された1対の対向片
62,64を有している。該基片60には、各パイプ保
持プレート52,54のパイプ挿通口56,58と同軸
状にパイプ挿通口66が設けられている。また、該対向
片62,64には、それぞれ前記ピストン46の移動を
案内するための案内溝68,70が設けられている。
【0046】該パイプ44の先端側の側周面には第1フ
ランジ72が設けられている。該パイプ44は、この第
1フランジ72が該ピストンホルダ48の基片60と当
接するように前記の各パイプ挿通口66,56,58に
挿通されている。なお、この実施の形態では、前記第1
及び第2パイプ保持プレート52,54間には該パイプ
挿通口56,58と同軸状にスペーサリング74が介在
されており、これら第1及び第2パイプ保持プレート5
2,54間において該パイプ44に外嵌されている。
【0047】また、該パイプ44の後端側の側周面に
は、第2パイプ保持プレート54の外面(第1パイプ保
持プレートとの対向面と反対側の面。)に沿って拡径変
形により第2フランジ76が形成されている。この第2
フランジ76と前記第1フランジ72とにより、ピスト
ンホルダ48の基片60と各パイプ保持プレート52,
54並びにスペーサリング74が挟み付けられるように
して一体に係止されている。
【0048】前記インフレータケーシング40は、先端
側の内向き鍔部40aが該第2フランジ76と当接する
ように該パイプ44の後端側に外嵌している。該パイプ
44の後端部には、拡径変形により該内向き鍔部40a
に沿って第3フランジ78が形成されており、この第3
フランジ78と該第2フランジ76との間に該内向き鍔
部40aが係止されている。
【0049】なお、前記ブラケット50の後端側には、
該インフレータケーシング40が各パイプ挿通口66,
56,58と同軸状に配置されるように該インフレータ
ケーシング40をサポートするサポート板80が設けら
れている。該インフレータケーシング40は、該サポー
ト板80により位置決めされて該ブラケット50にセッ
トされている。
【0050】前記イニシエータ42は、このインフレー
タケーシング40の後端側から該インフレータケーシン
グ40内に挿嵌されている。該インフレータケーシング
40の後端側は、縮径変形等により、該イニシエータ4
2を固定するように閉鎖されている。
【0051】次に、このインフレータアッセンブリの製
作方法について第4〜7図を参照して説明する。
【0052】まず、第4図に示すように、パイプ44の
後端側を各パイプ挿通口(開口)66,56,58に順
に挿通する。この際、予めスペーサリング74を第1及
び第2パイプ保持プレート52,54間に介在させてお
き、該パイプ保持プレート52,54間において該スペ
ーサリング74をパイプ44に外嵌させる。
【0053】そして、第5図に示すように、ピストンホ
ルダ48の基片60を第1パイプ保持プレート52の外
面に沿わせた状態で該パイプ44の第1フランジを該基
片60に当接させると共に、該パイプ44の後端側の途
中部分を第2パイプ保持プレート54の外面に沿って拡
径変形させ、第2フランジ76を形成する。
【0054】次に、第6図に示すように、該第2フラン
ジ76に内向き鍔部40aの外側面が当接するようにイ
ンフレータケーシング40の先端側を該パイプ44の後
端側に外嵌させる。この際、該インフレータケーシング
40はブラケット50のサポート板80上にセットされ
る。この後、該内向き鍔部40aの内側面に沿って該パ
イプ44の後端側を拡径変形させ、第3フランジ(エン
ドフランジ)78を形成する。
【0055】その後、該インフレータケーシング40内
にガス発生剤を収容し、さらに該インフレータケーシン
グ40の後端側にイニシエータ42を挿嵌し、該インフ
レータケーシング40の後端部を縮径変形等により閉鎖
する。これにより、該インフレータアッセンブリの製作
が完了する。
【0056】なお、パイプ44を拡径変形させる方法と
して、該パイプ44を長手方向(筒軸方向)に圧縮して
拡径方向にかしめる方法を用いることが好ましい。この
ような方法であれば、非常に簡単にパイプ44に第2及
び第3フランジ76,78を形成することができる。
【0057】このインフレータアッセンブリは、ブラケ
ット50を介してバックル4Aに取り付けられる。該ブ
ラケット50は、第8図に示すように、その先端側から
突設された突片50aが該バックル4Aの突片係合部8
2に差し込まれ、該バックル4Aのボルト挿通孔84及
び該ブラケット50のボルト挿通孔86にボルトが挿通
され、該ボルト86にナット(図示略)が締め込まれる
ことにより該バックル4Aに固定される。
【0058】このインフレータアッセンブリの取り付け
に際し、ピストンホルダ48にピストン46がセットさ
れる。該ピストン46は略円筒状のものであり、パイプ
44の先端側に外嵌する。このピストン46の先端側は
カバー88によって閉鎖されている。該カバー88に
は、中央付近から放射状にテアライン88aが設けられ
ており、該カバー88に所定ガス圧が加えられると、該
カバー88は該テアライン88aに沿って開裂して該ピ
ストン46の先端側を開放する。
【0059】また、該ピストン46の後端側の側周面か
らは1対の突片90,92が突設されており、該突片9
0,92がそれぞれ該ピストンホルダ48の各対向片6
2,64に設けられた案内溝68,70に係合する。該
突片90,92が該案内溝68,70内を移動すること
により、該ピストン46はピストンホルダ48に対し相
対的に進退する。このピストン46は、前述の第10,
11図のインフレータアッセンブリのピストン24と同
様の作用効果を奏するものである。
【0060】なお、このバックル4Aの構成は、インフ
レータアッセンブリの取付構造以外は前述の第10,1
1図のバックル4と基本的に同一のものであり、このバ
ックル4Aの構成については第10,11図の説明を参
照するものとする。
【0061】このインフレータアッセンブリにあって
は、パイプ44の第1フランジ72と第2フランジ76
との間、及び該第2フランジ76と第3フランジ(エン
ドフランジ)78との間にピストンホルダ48の基片6
0や各パイプ保持プレート52,54、スペーサリング
64及びインフレータケーシング40の内向き鍔部40
aを挟持し、これらを一体化しているため、パイプ44
に設けられる各部の連結代が非常に短くて済み、該パイ
プ44の全体の長さは著しく短くて足りる。
【0062】これにより、インフレータケーシング40
や該パイプ44の軸心線に沿うインフレータアッセンブ
リの全長も極めて短いものとなっており、第9図に示す
ように、該インフレータアッセンブリをバックル4Aの
長手方向に延在するように取り付けても、インフレータ
ケーシング40の後端側が該バックル4Aの後端側から
突き出すことがない。そのため、インフレータケーシン
グ40をバックル4Aに対し斜交させる必要が全くない
ので、該インフレータケーシング40等がバックル4A
の幅方向に大きく張り出すことがなく、該バックル4A
の可動範囲が狭められることもない。
【0063】なお、この実施の形態では2枚のパイプ保
持プレート52,54と、該パイプ保持プレート52,
54間に介在されたスペーサリング74とによってパイ
プ44が保持されており、これにより該パイプ44の安
定性が極めて高いものとなっているが、本発明において
は、スペーサリングを省略し、パイプ保持プレートを1
枚だけ設けた構成としてもよい。このように構成して
も、本発明のインフレータアッセンブリにあってはダク
トが著しく短く、インフレータからのガス噴出圧等によ
り生じるダクトの振動及び振幅等は極めて微小であるた
め、該ダクトの安定性が良い。
【0064】また、この実施の形態では、第1フランジ
72と第2フランジ76との間にピストンホルダ48の
基片60と第1及び第2パイプ保持プレート52,54
とを挟持し、さらに該第2フランジ76と第3フランジ
(エンドフランジ)78との間にインフレータケーシン
グ40の内向き鍔部40aを挟持した構成となっている
が、第12図のインフレータアッセンブリのように、該
第2フランジ76を省略し、第2パイプ保持プレート5
4に該内向き鍔部40aを重ね合わせてフランジ72と
エンドフランジ78との間に該基片60、第1及び第2
パイプ保持プレート52,54並びに該内向き鍔部40
aを一体に挟持するようにしてもよい。このように構成
することにより、インフレータアッセンブリの製作工程
がより簡略化され、作業効率の向上とコストの低減が図
られる。また、該第2フランジ76の分だけパイプ44
の長さを短かくすることができ、インフレータアッセン
ブリがより安定した構造となる。
【0065】なお、第12図のインフレータアッセンブ
リのその他の構成は、第1〜9図のインフレータアッセ
ンブリと同一であり、第12図において第1〜9図と同
一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0066】本発明のインフレータアッセンブリにあっ
ては、第13図及び第14図のインフレータアッセンブ
リのように、インフレータケーシングとパイプ(ダク
ト)とを一体に設けてもよい。
【0067】第13図及び第14図のインフレータアッ
センブリにあっては、インフレータケーシングを兼ねる
略円筒状のインフレータケーシング40’の先端側の内
向き鍔部40a’の内周側からパイプ44’が一体に突
設されている。このパイプ44’はインフレータケーシ
ング40’と略同心状に配置されている。
【0068】このインフレータアッセンブリの製作にあ
たっては、該パイプ44’の先端側を第2フランジ5
4,第1フランジ52及びピストンホルダ48の基片6
0の各パイプ挿通口(開口)58,56,66に順に挿
通した後、該内向き鍔部40a’を第2パイプ保持プレ
ート54に沿わせ、なおかつ該基片60を第1パイプ保
持プレート52に沿わせた状態で、第14図に示すよう
に、該パイプ44’の先端側を該基片60に沿って拡径
変形させ、フランジ72’を形成する。これにより、該
基片60並びに第1及び第2パイプ保持プレート52,
54が該フランジ72’とインフレータケーシング4
0’の内向き鍔部40a’との間に挟持され、これらが
一体化される。
【0069】このように構成されたインフレータアッセ
ンブリにあっては、インフレータケーシング40’とパ
イプ44’とが一体となっていることから、該インフレ
ータアッセンブリの製作途中でこれらを別々に保持して
おくことが不要である。また、ピストンホルダ48の基
片60並びに第1及び第2パイプ保持プレート52,5
4が該インフレータケーシング40’の内向き鍔部40
a’とパイプ44’の先端側に形成されたフランジ7
2’との間に挟持されることから、フランジを形成する
工程が一回で済む。これにより、該インフレータアッセ
ンブリの製作における作業効率がきわめて高いものとな
っている。しかも、パイプ44’が非常に短いものであ
っても、インフレータケーシング40’を保持して容易
に該パイプ44’を各パイプ挿通口(開口)58,5
6,66に挿通できるので、作業性もきわめて良好であ
る。
【0070】なお、第13,14図のインフレータアッ
センブリのその他の構成は、第1〜9図のインフレータ
アッセンブリと同一であり、第13,14図において第
1〜9図と同一の部分には同一の符号を付して説明を省
略する。
【0071】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によると、全
長が短く、容易に製作することが可能なインフレータア
ッセンブリが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るインフレータアッセンブリの
斜視図である。
【図2】実施の形態に係るインフレータアッセンブリの
分解斜視図である。
【図3】実施の形態に係るインフレータアッセンブリの
組み立て途中の状況を示した分解斜視図である。
【図4】実施の形態に係るインフレータアッセンブリの
組み立て途中の状況を示す断面図である。
【図5】実施の形態に係るインフレータアッセンブリの
組み立て途中の状況を示す断面図である。
【図6】実施の形態に係るインフレータアッセンブリの
組み立て途中の状況を示す断面図である。
【図7】実施の形態に係るインフレータアッセンブリの
組み立て途中の状況を示す断面図である。
【図8】実施の形態に係るインフレータアッセンブリの
バックルへの取付構造を示す分解斜視図である。
【図9】実施の形態に係るインフレータアッセンブリを
備えたバックルの正面図と断面図である。
【図10】従来例に係るエアベルト装置のタング部分の
正面図と斜視図である。
【図11】従来例に係るバックル部分とタング部分の係
合時の構成図である。
【図12】本発明の別の実施の形態に係るインフレータ
アッセンブリの断面図である。
【図13】本発明のさらに別の実施の形態に係るインフ
レータアッセンブリの断面図である。
【図14】第13図のインフレータアッセンブリの分解
斜視図である。
【符号の説明】
40,40’ インフレータケーシング 40a,40a’ 内向き鍔部 42 イニシエータ 44,44’ パイプ(ダクト) 48 ピストンホルダ 50 ブラケット 52 第1パイプ保持プレート 54 第2パイプ保持プレート 56,58,66 パイプ挿通口(開口) 60 基片 72 第1フランジ 74 スペーサリング 76 第2フランジ 78 第3フランジ(エンドフランジ)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にガス発生剤が充填される円筒状の
    インフレータケーシングと、該インフレータケーシング
    に接続されたガス噴出用のパイプと、該パイプを保持し
    ているブラケットとを有するインフレータアッセンブリ
    であって、 該ブラケットは、パイプ保持プレートを有し、該パイプ
    保持プレートには前記パイプが挿通される開口が設けら
    れており、 前記パイプは、先端側に第1フランジを有しており、該
    パイプは後端側から該パイプ保持プレートの開口に挿通
    されており、 該パイプ保持プレートを挟んで第1フランジと反対側に
    おいて該パイプが拡径変形されて第2フランジが形成さ
    れており、前記パイプ保持プレートが該第1フランジと
    第2フランジとの間に係止されており、 該パイプの前記後端側が前記インフレータケーシングの
    先端に内嵌され係止されていることを特徴とするインフ
    レータアッセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ブラケットは、
    前記パイプ保持プレートとして、相対向した1対の第1
    及び第2のパイプ保持プレートを有し、該第1及び第2
    パイプ保持プレートにはそれぞれ前記パイプが挿通され
    る開口が設けられており、 該第1及び第2パイプ保持プレート同士の間に該開口と
    同軸状にスペーサリングが配置されており、 前記パイプは、後端側から該第1パイプ保持プレートの
    開口、該スペーサリング、及び第2パイプ保持プレート
    の開口に挿通されており、 該第2パイプ保持プレートの外側において該パイプが拡
    径変形されて前記第2フランジが形成されており、前記
    第1パイプ保持プレートと第2パイプ保持プレートとが
    前記第1フランジと該第2フランジとの間に係止されて
    いることを特徴とするインフレータアッセンブリ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記インフレ
    ータケーシングは、先端側に内向き鍔部を有しており、 前記パイプの前記後端側が該インフレータケーシングの
    先端に内嵌され且つ該パイプの後端を拡径変形させて第
    3フランジが形成され、該第3フランジが該インフレー
    タケーシングの前記内向き鍔部に係止されていることを
    特徴とするインフレータアッセンブリ。
  4. 【請求項4】 内部にガス発生剤が充填される円筒状の
    インフレータケーシングと、該インフレータケーシング
    に接続されたガス噴出用のパイプと、該パイプを保持し
    ているブラケットとを有するインフレータアッセンブリ
    であって、 該ブラケットは、パイプ保持プレートを有し、該パイプ
    保持プレートには前記パイプが挿通される開口が設けら
    れており、 前記パイプは、先端側にフランジを有しており、該パイ
    プは、後端側から該パイプ保持プレートの開口に挿通さ
    れた後、該後端側が前記インフレータケーシングの先端
    に内嵌され係止されていることを特徴とするインフレー
    タアッセンブリ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記ブラケットは、
    前記パイプ保持プレートとして、相対向した1対の第1
    及び第2のパイプ保持プレートを有し、該第1及び第2
    パイプ保持プレートにはそれぞれ前記パイプが挿通され
    る開口が設けられており、 該第1及び第2パイプ保持プレート同士の間に該開口と
    同軸状にスペーサリングが配置されており、 前記パイプは、後端側から該第1パイプ保持プレートの
    開口、該スペーサリング、及び第2パイプ保持プレート
    の開口に挿通された後、該後端側が前記インフレータケ
    ーシングの先端に内嵌され係止されていることを特徴と
    するインフレータアッセンブリ。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、前記インフレ
    ータケーシングは先端側に内向き鍔部を有しており、 前記パイプの前記後端側が該インフレータケーシングの
    先端に内嵌され且つ該パイプの後端を拡径変形させるこ
    とによりエンドフランジが形成され、該エンドフランジ
    が該インフレータケーシングの前記内向き鍔部に係止さ
    れていることを特徴とするインフレータアッセンブリ。
  7. 【請求項7】 内部にガス発生剤が充填される円筒状の
    インフレータケーシングと、該インフレータケーシング
    と一体に該インフレータケーシングの先端の内周側から
    突設されたガス噴出用のパイプと、該パイプを保持して
    いるブラケットとを有するインフレータアッセンブリで
    あって、 該ブラケットは、パイプ保持プレートを有し、該パイプ
    保持プレートには前記パイプが挿通される開口が設けら
    れており、 前記パイプは、先端側から該パイプ保持プレートの開口
    に挿通されており、 該パイプ保持プレートを挟んで前記インフレータケーシ
    ングの先端と反対側において該パイプが拡径変形されて
    フランジが形成されており、前記パイプ保持プレートが
    該インフレータケーシングの先端と該フランジとの間に
    係止されていることを特徴とするインフレータアッセン
    ブリ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記ブラケットは、
    前記パイプ保持プレートとして、相対向した1対の第1
    及び第2のパイプ保持プレートを有し、該第1及び第2
    パイプ保持プレートにはそれぞれ前記パイプが挿通され
    る開口が設けられており、 パイプ保持プレート同士の間に該開口と同軸状にスペー
    サリングが配置されており、 前記パイプは、先端側から該第2パイプ保持プレートの
    開口、該スペーサリング、及び第1パイプ保持プレート
    の開口に挿通されており、 該第1パイプ保持プレートの外側において該パイプが拡
    径変形されて前記フランジが形成されており、前記第1
    パイプ保持プレートと第2パイプ保持プレートとが前記
    インフレータケーシングの先端と該フランジとの間に係
    止されていることを特徴とするインフレータアッセンブ
    リ。
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